スパイダーマン2
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スパイダーマン2 (2004)
SPIDER-MAN 2
 映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』を紹介します。

 映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の解説
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』アカデミー賞おめでとう!
◆第77回アカデミー賞ノミネートと受賞についてはここをクリック!
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の主なスタッフ
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の主なキャスト〜トビー・マグワイア〜
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のあらすじ
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のトリビア
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のスタッフとキャスト
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 スパイダーマン2 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のポスター、予告編および映画データ
スパイダーマン2
スパイダーマン2
Links:  Official Web Site
Trailers: QuickTime: Teaser, Full Screen
QuickTime: Teaser, High Res
QuickTime: Teaser, Med Res
QuickTime: Teaser, Low Res
上映時間 Runtime: 2:07
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
Marvel Entertainment [us]
Laura Ziskin Productions [us]
Columbia Pictures Corporation [us]
Sony Pictures Entertainment [us]
全米配給会社 Distributer: Sony Pictures Entertainment [us]
Columbia Pictures [us]
全米初公開 Release Date: 2004/07/02
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/07/10
日本公開情報 : SPE
ジャンル Genre: アクション/SF/アドヴェンチャー
Action/ Sci-Fi / Adventure
MPAA Rating 指定: Rated PG-13 for stylized action violence.
日本語公式サイト
http://www.sonypictures.jp/spiderman2/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の解説

 映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』は、アメリカ歴代 5 位の総収入を誇る、 2002 年の大ヒット映画『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』の第2弾アドヴェンチャー!『 スパイダーマン2 』も絶対観たい! 本作『 スパイダーマン2 』でも前作に引き続き、スパイダーマン/ピーター・パーカー役をトビー・マグワイア(『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』)が演じる。『 スパイダーマン2 』のヒロインMJ役をキルステン・ダンスト(『 ウィンブルドン (2004) WIMBLEDON 』等)、ピーターの親友ハリー役をジェームズ・フランコ(『 デュース・ワイルド (2002) DEUCES WILD 』『 ソニー (2002) SONNY 』等)、メイおばさん役をローズマリー・ハリス(『 ギフト (2000) THE GIFT 』等)、デイリー・ビューグル紙編集長の発行者J・ジョナ・ジェイムソン役をJ・K・シモンズ(『 サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES 』『 ギフト (2000) THE GIFT 』等)が演じる。

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■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』アカデミー賞おめでとう!
【受賞部門】
\(*^o^)/視覚効果賞(John Dykstra, Scott Stokdyk, Anthony LaMolinara, John Frazier)
【ノミネートのみ部門】
音響効果賞( Paul N.J. Ottosson )
音響賞( Kevin O'Connell, Greg P. Russell, Jeffrey J. Haboush, Joseph Geisinger )
※第77回アカデミー賞はここをクリック。

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■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の主なスタッフ

 『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の監督はサム・ライミ監督(『 死霊のはらわた (1983) EVIL DEAD 』『 ギフト (2000) THE GIFT 』等)。プロデューサーは、ローラ・ジスキン、スパイダーマンと同様に『 X−メン (2000) X-MEN 』『 デアデビル (2003) DAREDEVIL 』『 X−MEN2 (2003) X-MEN 2 』『 ハルク (2003) THE HULK 』等のヒーローも生み出したマーヴェルのアヴィ・アラッド、製作総指揮は上記マーヴェル・ヒーローの産みの親であるスタン・リーと、ジョセフ・M・カラッチョロ(『 チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』『 Mr.ディーズ (2002) MR. DEEDS 』等も製作総指揮)が担当。

 映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の脚本は、前作の脚本家デヴィッド・コープとアルフレッド・ガフ&マイルズ・ミラーのコンビ(『 シャンハイ・ヌーン (2000) SHANGHAI NOON 』『 シャンハイ・ナイト (2003) SHANGHAI KNIGHTS 』等)による原案に基づいて、アルヴィン・サージェント(『 運命の女 (2002) UNFAITHFUL 』等)とアルフレッド・ガフ&マイルズ・ミラー、マイケル・シェイボンが手掛けた。

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■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の主なキャスト〜トビー・マグワイア〜
◆俳優について映画人(俳優・女優・監督など)のリストへ
トビー・マグワイア Tobey Maguire

 内に秘めた強さを持つ青年役がピッタリのトビー・マグワイアは、ハリウッドの若手俳優の中でも示唆に富んだ俳優の1人である。『アイス・ストーム (1997) THE ICE STORM 』で演じた郊外の崩壊家庭で性的問題をかかえる青年役でも、『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』で演じたオタク・ヒーロー役でも、彼は最小限の演技で最大の効果を出す、ある種のニュアンスを観客に伝えることができる。大親友レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio (『 ロミオ&ジュリエット (1996) WILLIAM SHAKESPEAR'S ROMEO & JULIET / ROMEO + JULIET 』『 タイタニック (1997) TITANIC 』『 仮面の男 (1998) THE MAN IN THE IRON MASK 』『 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002) CATCH ME IF YOU CAN 』等)たちと一緒にパーティに行きまくりながらも、ドラッグやアルコールを拒否。また、ヴェジタリアンでヨガを学んでいるというトビー・マグワイア。実際の彼のそういうストイックな部分が映像に現れて"ある種のニュアンス"となっているのだろう。

 複雑な内面を持つと思われるトビー・マグワイア。それは複雑な生い立ちに起因しているのかもしれない。トビアス・ヴィンセント・マグワイア Tobias Vincent Maguire は 18 歳と 20 歳の若い未婚のカップルの息子として 1975 年 6 月 27 日(蟹座)にカリフォルニア州サンタモニカ Santa Monica, CA で生まれた。父ヴィンセントの職業は IMDb ではコック、Yahoo Movie では建設作業員となっているが、きっと職を転々としていたのだろう。トビーの両親は、彼が2歳の頃に離婚した。まるで絵に書いたようなプアー・ホワイトの家庭だ。

 トビーは主に母ウェンディに育てられたが、親戚の家をたらい回しにされ、西海岸の州を転々としたそうだ。母との暮らしは貧窮していたようで、アメリカ政府が発行する食料品割引券で生活したことや、短期間ではあったがホームレスの人々の為のシェルターに宿泊したこともあったらしい。コックになることが夢だったトビーは、高校の時に家庭科の授業を選択しようとしたが、嘗ては女優を目指したこともある母親が、 100 ドルを出して演技の授業を勧めた。演技のクラスを選択したことに続き、コマーシャルの仕事をするようになったトビーは、 1992 年に短命に終わったTVの連続ホームコメディ『 GREAT SCOTT! 』で主役をはり、 Young Artist Awards にノミネートされる。

 翌年の 1993 年には、大ファンであるロバート・デ・ニーロ Robert De Niro (『 タクシードライバー (1976) TAXI DRIVER 』『 レナードの朝 (1990) AWAKENINGS 』『 RONIN (1998) RONIN 』『 アナライズ・ユー (2002) ANALYZE THAT 』等に出演、『 アバウト・ア・ボーイ (2002) ABOUT A BOY 』製作)と後に大親友となるレオナルド・ディカプリオが出演する『ボーイズ・ライフ (1993) THIS BOY'S LIFE 』で映画デビュー。オーディションで知り合ったトビーとレオは意気投合。主役の座を射止めたのはディカプリオだったが、二人の友情にヒビが入るようなことはなかった。しかし、デビューの年はトビーにとって辛い事件が起きた年でもあった。父ヴィンセントがロサンゼルス Los Angeles 郊外で銀行強盗を働いてしまったのだ。

 貧乏の上に、姉もしくは妹がガンで死亡し、自らもガンであると思い込んでいた父親が、自暴自棄に陥っておこした犯罪だった。武器を携帯していなかったことと、初犯だったことで、刑は軽く、2年の刑期が科せられただけで済んだ。トビーはもちろん深く傷ついてショックを受け、数日間フラフラと町をさ迷っていたそうだ。しかし、この事件がトビーの成功の原動力となる。一生貧乏はしないこと、必ず成功することをトビーは胸に誓ったそうだ。

 1994 年、『 S.F.W. (1994) S.F.W. 』や『 REVENGE OF THE RED BARON (1994) 』に出演。1996 年はアカデミー短編映画賞にノミネートされたTV番組『 THE DUKE OF GROOVE (1996) 』に出演して好評を得る。 1997 年、トビーは2人の高名な映画監督の作品に出演し、スターへの突破口を開く。

 1つは、 1997 年カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した、アン・リー Ang Lee 監督の『 アイス・ストーム (1997) THE ICE STORM 』。ケヴィン・クライン Kevin Kline (『 真夏の夜の夢 (1999) WILLIAM SHAKESPEARE'S A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM 』『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』『 五線譜のラブレター De-Lovely (2004) DE-LOVELY 』等)、シガーニー・ウィーヴァー Sigourney Weaver (『 1492・コロンブス (1992) 1492 CONQUEST OF PARADISE 』『 ギャラクシー・クエスト (1999) GALAXY QUEST 』等)、ジョーン・アレン Joan Allen 、クリスティナ・リッチ Christina Ricci (『 バッファロー'66 (1998) BUFFALO '66 』『 スリーピー・ホロウ (1999) SLEEPY HOLLOW 』『 私は「うつ依存症」の女 (2001) PROZAC NATION 』等)らの素晴らしい演技の中で、トビーも賞賛を勝ち得る。もう1つは、 1998 年アカデミー脚本賞にノミネートされたウディ・アレン Woody Allen 監督の『 地球は女で回ってる (1997) DECONSTRUCTING HARRY 』。ブラックなユーモアと心理描写が絶賛されているウディ・アレン監督の作品に出演したことが、トビーのキャリア・アップに繋がった。

 1998 年も俳優として躍進を続けるトビーは、鬼才テリー・ギリアム Terry Gilliam 監督の『 ラスベガスをやっつけろ (1998) FEAR AND LOATHING IN LAS VEGAS 』でヒッチハイカーの役で登場。また、脚本家として知られていたゲイリー・ロス Gary Ross 監督の初監督作品『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』では主役を演じる。高い評価を受けたこの作品で、トビーはリース・ウィザースプーン Reese Witherspoon (『 リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY 』『 キューティ・ブロンド (2001) LEGALLY BLONDE 』『 メラニーは行く! (2002) SWEET HOME ALABAMA 』『 キューティ・ブロンド2 (2003) LEGALLY BLONDE 2: RED, WHITE & BLONDE 』等)と 50 年代のTV番組の世界に入ってしまう双子の姉弟を演じる。

 多くの若い俳優たちが虚飾の餌食となるハリウッドにおいて、トビーは堅実で有益な俳優の1人として頭角を現していく。そしてラッセ・ハルストレム Lasse Hallstrom 監督のオスカー・ノミネート作品『 サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES 』で主人公を演じたトビーは、さらに評判を得る。共演のマイケル・ケイン Michael Caine (『 リトル・ヴォイス (1998) LITTLE VOICE 』『 デンジャラス・ビューティー (2001) MISS CONGENIALITY 』『 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER 』等)がアカデミー助演男優賞、原作者であるジョン・アーヴィング John Irving がアカデミー脚色賞を受賞したこの映画は、私も本当に感激し、一気にトビー贔屓となった。

 再びアン・リー監督と仕事をした『 楽園をください (1999) RIDE WITH THE DEVIL 』、カーティス・ハンソン Curtis Hanson 監督の『 ワンダー・ボーイズ (2000) WONDER BOYS 』、ディカプリオと共演の『 あのころ僕らは (2000) DON'S PLUM 』等に次々と出演し、ついに大ブレイクの時を迎えるトビー。サム・ライミ Sam Raimi 監督が『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』の主人公ピーター・パーカーにトビーを抜擢したのだ。当初、映画会社の重役はトビーのスーパーヒーローとは言えない体つき(身長も 173cm と小さい)に難色を示していたが、スクリーンテストに逞しい体になってやって来たトビーを見て、ゴーサイン。映画は記録的大ヒットとなり、トビーの起用を頑なに主張していたライミ監督の正しさが証明された。

 『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』で 400 万ドル( 1 ドル= 120 円換算で約 4億 8000万円)のギャラを得たトビーは、2002年 5月、ビバリーヒルズ Beverly Hills に 350 万ドル(約 4億 2000万円)の豪邸を購入。『スパイダーマン』で共演のキルステン・ダンスト Kirsten Dunst (『 若草物語 (1994) LITTLE WOMEN 』『 わたしが美しくなった100の秘密 (1999) DROP DEAD GORGEOUS 』『 ヴァージン・スーサイズ (1999) THE VIRGIN SUICIDES 』等)や、トム・クルーズ Tom Cruise (『 レインマン (1988) RAIN MAN 』『 マグノリア (1999) MAGNOLIA 』『 M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2 』『 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER 』『 マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』『 ラスト・サムライ (2003) THE LAST SAMURAI 』等)との離婚で傷心のニコール・キッドマン Nicole Kidman (『 ムーラン・ルージュ (2001) MOULIN ROUGE! 』『 めぐりあう時間たち (2002) THE HOURS 』『 白いカラス (2003) THE HUMAN STAIN 』『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』等)、若手俳優に食指を伸ばすデミ・ムーア Demi Moore (『 G.I.ジェーン (1997) G.I. JANE 』『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』)等のハリウッド女優とも浮名を流す。

 アメリカン・ドリームを達成したトビーが次に選んだ映画は、再びゲイリー・ロス監督の作品で、人々に希望と感動を与える実話をもとにしたもの。ギャラも 1250 万ドル(約 15 億円)とアップし、一流の仲間入りを果す。世界恐慌時代のアメリカを沸かせた実在の競走馬の物語『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』で、トビーは騎手レッド・ポラードを演じた。役作りのために 25 ポンド(約 11s )減量したトビーだが、子供の頃の栄養不良がたたってか、肉体的に厳しい演技のお陰で背中を痛めてしまった。

 『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の続投が決まっていたトビーは、名声に気をよくしていたのか、映画会社が自分の怪我のために撮影スケジュールを融通してくれると高を括(くく)っていたみたい。しかし、実際そんなに甘くは無かった。トビーは役を降ろされ、代わりにジェイク・ギレンホール Jake Gyllenhaal (『 ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO 』『 ムーンライト・マイル (2002) MOONLIGHT MILE 』『 グッド・ガール (2002) THE GOOD GIRL 』等)の起用が決まる。スパイダーマンの想い人、MJ役のキルステン・ダンストの現恋人であるジェイク・ギレンホールは、トビー似で(私はそう思わない)、トビーのファンにサインを求められることもあるという。因みにトビーはサイン・コレクター専門誌『 AUTOGRAPH COLLECTOR 』で 2001 年にサインを拒絶するスターの順位で1位に輝いている。

 ところが、トビーはこの窮地を乗り切り、役を取り戻す!恋人のジェニファー・マイヤー Jennifer Meyer が、『スパイダーマン』の制作会社であるコロンビア・ピクチャーズの会長などに働きかけてくれたのだ。こんなことができる新恋人の彼女はただ者ではない。彼女は、ユニバーサルの映画やTV事業等を統括する会社 Vivendi UNIVERSAL Entertainment の 社長兼最高執行責任者 President and Chief Operating Officer であるロン・マイヤー Ron Meyer 氏の娘なのだ。トビーはユニバーサル制作・配給の『シービスケット (2003) SEABISCUIT 』に出演したことがきっかけで、彼女と恋に落ちたそうだ。

 ゴタゴタがあったものの、『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のギャラは 1700 万ドル(約 20 億 4000万円)にアップ。両親のお陰で不遇な子供時代を強いられたトビーだが、その両親から可愛らしい容姿を授けてもらい、人生の適切なアドヴァイスを得た(父は反面教師、母はトビーに俳優の道を示した)お陰で、成功を得ることできた。アメリカ社会の底辺から這い上がってきたトビーの出演作品を以下に挙げておく。

『 ボーイズ・ライフ (1993) THIS BOY'S LIFE 』
『 S.F.W. (1994) S.F.W. 』
『 エンパイア・レコード (1995) EMPIRE RECORDS 』
『 地球は女で回ってる (1997) DECONSTRUCTING HARRY 』
『 アイス・ストーム (1997) THE ICE STORM 』
『 ラスベガスをやっつけろ (1998) FEAR AND LOATHING IN LAS VEGAS 』
『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』
『 楽園をください (1999) RIDE WITH THE DEVIL 』
サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES
『 あのころ僕らは (2000) DON'S PLUM 』
『 ワンダー・ボーイズ (2000) WONDER BOYS 』
キャッツ&ドッグス (2001) CATS & DOGS
スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN
シービスケット (2003) SEABISCUIT

以上。
※以下のデータは、CinemaClock.com の許諾を得て引用しています。
Tobey Maguire
Birth Name:  Tobias Vincent Maguire
 
Age:  28 years
Date of Birth:  June 27, 1975
Place of Birth: 

Santa Monica, California, U.S.A.

 
Films:  Seabiscuit (2003)
Spider-Man [2002] (2002)
Cats And Dogs (2001)
Wonder Boys (2000)
Cider House Rules (1999)
Ride With The Devil (1999)
Pleasantville (1998)
The Ice Storm (1997)


= movie playing in theatres this week


Starring in "Cider House Rules"
c Copyright Miramax


 
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■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のあらすじ
※本作『 スパイダーマン2 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 スパイダーマン2 』のストーリー。
 今回スパイダーマンは、アルフレッド・モリナ(『 ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS 』『 ショコラ (2000) CHOCOLAT 』『 フリーダ (2002) FRIDA 』『 死ぬまでにしたい10のこと (2003) MY LIFE WITHOUT ME 』等)が演じる新たな強敵、” Doc Ock ”との対決する。

 『 スパイダーマン2 』では、前作から2年が経ち、穏やかな青年ピーター・パーカーは、スーパーヒーローであるスパイダーマンとしての自分と、大学生としての自分とのバランスを保とうと必死になりながら、新たな苦境に直面する。秘密をかかえることに苦しむピーターは、自分の愛する人々との関係が危うくなっていることに気付く。秘密を明かし、愛を告げたいと思う衝動に抵抗すればするほど、ピーターのMJへの気持ちは強まっていく。父親の死のせいで、スパイダーマンへの復讐を誓う親友ハリーとの関係は複雑になり、大好きなメイおばさんでさえも、ベンおじさんの死後に苦境に陥り、ピーターに対して疑念を抱き始める。

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■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』のトリビア

(^Q^) spiderman をネット辞書(三省堂のEXCEED英和辞典)で調べると、<spider-man 〔英〕 (高層建築などの)高所作業員>ある。2004年11月17日の「トリビアの泉」では「鳶職(とびしょく)」と話題にあった。
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【『 スパイダーマン2 』のスタッフとキャスト】
監督: サム・ライミ Sam Raimi (Directed by)
製作: アヴィ・アラッド Avi Arad (producer)
    ローラ・ジスキン Laura Ziskin (producer)
製作総指揮: ジョセフ・M・カラッチョロ Joseph M. Caracciolo (executive producer)
    スタン・リー Stan Lee (executive producer)
原案: アルフレッド・ガフ Alfred Gough (story)
    デヴィッド・コープ David Koepp (story)
    マイルズ・ミラー Miles Millar (story)
脚本: マイケル・シェイボン Michael Chabon (screenplay)
    アルフレッド・ガフ Alfred Gough (screenplay)
    マイルズ・ミラー Miles Millar (screenplay)
    アルヴィン・サージェント Alvin Sargent (screenplay)
撮影: アネット・ハエルミック Anette Haellmigk (Cinematography by)
    ビル・ポープ Bill Pope (Cinematography by)
編集: ボブ・ムラウスキー Bob Murawski (Film Editing by)
音楽: ダニー・エルフマン Danny Elfman (Original Music by)
美術: ニール・スピサック Neil Spisak (Production Design by)
衣装: ジェームズ・アシェソン James Acheson (Costume Design by)
    ゲイリー・ジョーンズ Gary Jones (Costume Design by) 
    ハー・グエン Ha Nguyen (Costume Design by)

出演: トビー・マグワイア Tobey Maguire as Peter Parker/Spider-Man
    キルステン・ダンスト Kirsten Dunst as Mary Jane Watson
    アルフレッド・モリナ Alfred Molina as Dr. Otto Octavius (Dr. Octopus)
    ジェームズ・フランコ James Franco as Harry Osborn
    ローズマリー・ハリス Rosemary Harris as Aunt May
    J・K・シモンズ J.K. Simmons as J. Jonah Jameson
    エリザベス・バンクス Elizabeth Banks as Betty Brant
    ブルース・キャンベル Bruce Campbell as Snooty Usher
    テッド・ライミ Ted Raimi as Hoffman

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      Yahoo! Movies     
■映画『 スパイダーマン2 (2004) SPIDER-MAN 2 』の更新記録
2003/09/24新規: ファイル作成
2004/05/01更新:◆解説と俳優についてリンク
2004/2004/07/12更新:◆テキスト一部とリンクおよびファイル書式更新
2004/11/14更新:◆テキスト一部追記
2005/03/01更新:◆ファイル変更とアカデミー賞追加
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幸田 幸
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