卒業の朝
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卒業の朝 (2002)
THE EMPEROR'S CLUB
 映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』を紹介します。

 映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の解説
 ネタバレをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の主なスタッフ
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の音楽
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の主なキャスト
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』のあらすじ
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』のスタッフとキャスト
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 卒業の朝 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』のポスター、予告編および映画データ
卒業の朝
卒業の朝
Links:  Official Web Site
Trailers:  Quick Time Small
Quick Time Medium
Quick Time Large
上映時間 Runtime: 1:49
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
Beacon Communications LLC [us]
Fine Line Features [us]
Horsepower Films [gb]
LivePlanet [us]
Longfellow Pictures
Sidney Kimmel Entertainment
全米配給会社 Distributer: MCA/Universal Pictures [us]
Universal Pictures [us]
全米初公開 Release Date: 2002/11/22
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/03/27
日本公開情報 : 東宝東和
ジャンル Genre: ドラマ Drama
MPAA Rating 指定: Rated PG-13 for some sexual content.
日本語公式サイト
http://www.eigafan.com/sotsugyo/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の解説

 映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』は、イーサン・ケイニンの後味爽やかな4編のストーリーが収録された小説集「 The Palace Thief 」のうちの1編を映画化した作品。『 卒業の朝 』は、ロビン・ウィリアムス Robin Williams (『 レナードの朝 (1990) AWAKENINGS 』『 パッチ・アダムス (1998) PATCH ADAMS 』『 ストーカー (2002) ONE HOUR PHOTO 』『 デス・トゥ・スムーチー (2002) DEATH TO SMOOCHY 』等)主演の『 いまを生きる (1989) DEAD POETS SOCIETY 』を髣髴とさせる舞台設定の学園ドラマだけど、内容は一味違う。
 『 卒業の朝 』原題の「エンペラーズ・クラブ」は「皇帝のクラブ」という意味。「エンペラー」「皇帝」と聞くと、フランスで話題の『 皇帝ペンギン (2005) LA MARCHE DE L'EMPEREUR (仏題) / THE EMPEROR'S JOURNEY (英題) 』を思い浮かべる。

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■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の主なスタッフ

○『 卒業の朝 』の監督は
真夏の夜の夢 (1999) WILLIAM SHAKESPEARE'S A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM 』等のマイケル・ホフマン。

○『 卒業の朝 』の製作は
エアフォース・ワン (1997) AIR FORCE ONE 』の製作総指揮
スパイ・ゲーム (2001) SPY GAME 』の製作などで活躍するマーク・エイブラハム。

○『 卒業の朝 』の製作総指揮のショーン・ベイリーは
マッチスティック・メン (2003) MATCHSTICK MEN 』等を製作し、同じく製作総指揮のクーパー・レインと共に
ザ・コア (2003) THE CORE 』にも携わっている。

○『 卒業の朝 』の製作総指揮アーミアン・バーンスタインとトーマス・A・ブリスは
エアフォース・ワン (1997) AIR FORCE ONE
13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS
スパイ・ゲーム (2001) SPY GAME 』等。

○『 卒業の朝 』の撮影は
海の上のピアニスト (1999) THE LEGEND OF 1900
『 太陽の雫 (1999) SUNSHINE 』で European Film Awards を受賞、
マレーナ (2000) MALENA 』でアカデミー撮影賞にノミネートされたラホス・コルタイ。

○『 卒業の朝 』の美術のパトリシア・フォン・ブランデンスタインは、 1984 年アカデミー作品賞『 アマデウス (1984) AMADEUS 』で美術監督・装置賞に輝いている。

○『 卒業の朝 』の衣裳デザインは、
レナードの朝 (1990) AWAKENINGS 』等のシンシア・フリントだ。

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■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の音楽

○『 卒業の朝 』の音楽のジェームズ・ニュートン・ハワードは、5回のアカデミー賞ノミネート、 ASCAP Film and Television Music Awards では 1994 年〜2002 年までずっと常連というスゴイ実力派。エルトン・ジョンとツアーに出るために、南カリフォルニア大学の音楽スクールを中退したという経歴もスゴイ。そんな彼の手掛けた作品で、「映画の森てんこ森」の解説やレヴューにあるのは、
逃亡者 (1993) THE FUGITIVE
シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE
プリティ・ブライド (1999) RUNAWAY BRIDE
アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE
アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS
トレジャー・プラネット (2002) TREASURE PLANET 』『 サイン (2002) SIGNS
ドリームキャッチャー (2003) DREAMCATCHER 』デス。

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■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の主なキャスト

 『 卒業の朝 』で愚鈍な教え子に翻弄される熱心な高校教師ハンダートを演じるのは、『 ワンダとダイヤと優しい奴ら (1988) A FISH CALLED WANDA 』でアカデミー助演男優賞を獲得したケヴィン・クライン。『 ソープディッシュ (1991) SOAPDISH 』『 真夏の夜の夢 (1999) WILLIAM SHAKESPEARE'S A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM 』に続き、ホフマン監督作品への出演は3度目だ。若い頃のセジウィックを演じたエミール・ハーシュは、本作で 2003 年の Young Artist Awards にノミネート。今後の活躍にも期待だ。

 それぞれ大人になった生徒たちの役には、
ジョエル・グレッチ(『 マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』等に出演)がセジウィック、
スティーヴン・カルプ(『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』等に出演)がマーティン、
パトリック・デンプシー(『 メラニーは行く! (2002) SWEET HOME ALABAMA 』等に出演)がルイス、
ラフール・カンナがディーパクとなっている。
13ゴースト (2001) THIR13EN GHOSTS
ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』等のエンベス・デイヴィッツも出演している。

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■映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』のあらすじ
※本作『 卒業の朝 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 卒業の朝 』のストーリー。
 聖ベネディクトゥスは、アメリカ東海岸にある私立の男子高。そこの副校長、ウィリアム・ハンダート(ケヴィン・クライン)は、いわゆる熱血先生だ。彼は教師の役割は生徒の教育だけでなく、人格形成をも担っているという信念を持つ古典の教師であり、ギリシャやローマの哲学者の学習を通して、道徳についても教えていた。彼にとっては、ギリシャ・ローマの歴史は、単なる過去についての教訓以上のものだ。そんな彼は生徒たちに、ギリシャの哲学者ヘラクレイトス Heraclitus の言葉である「 A man's character is his fate. (性格はその人の運命です。)」と言うのが好きだ。

 1972 年の秋、ウェストバージニア州の上院議員の息子である新入生セジウィック・ベル(エミール・ハーシュ:『 ガール・ネクスト・ドア (2004) THE GIRL NEXT DOOR 』等)が聖ベネディクトゥスにやって来た。カリスマ的な魅力と自信に溢れるセジウィックは、神聖な学校の伝統ある規則を公然と無視してハンダートの権威に挑戦し、すぐにクラスメート…パーティー好きのルイス(ジェシー・アイゼンバーグ)、内向的性格のマーティン(ポール・ダノ)、頭は切れるが悪戯好きなディーパク(リシ・メータ)…を引きつける。湖の向こうにある女子校の生徒たちと一緒に素っ裸になったり、ハンダートの敬愛する古代皇帝を7人の小人やビートルズにたとえて悪口を言ったりと、問題行動を起こす。

 セジウィックの態度を見かねたハンダートは、多忙で頑固な彼の父親(ハリス・ユーリン)を訪ねる。絶望的な訪問だった。ハンダートは問題生徒セジウィックを見捨ててはならないと心に決めた。セジウィックに近づくため、ハンダートは親しみをこめて休戦を申し出る。セジウィックに可能性を見出したハンダートは、年に一度開かれる学校の学術的なコンテストに参加するように彼を励ました。優勝者に与えられるミスター・ジュリアス・シーザーのタイトル(だから、『 卒業の朝 』の原題が“エンペラーズ・クラブ(皇帝のクラブ)”なのかな?)を目指して、セジウィックの態度は著しく更正された。

 セジウィックの信頼を得るためにルールを少し曲げ始めていたハンダートは、コンテストの初めの段階で、セジウィックの得点に贔屓(ひいき)する。しかし、ハンダートの信頼は裏切られてしまう。決勝戦の時に、セジウィックの不正が判明してしまったのだ。このときのハンダート選択のために、セジウィックだけでなく他の者の運命も決められてしまった。以後 25 年間、このときの出来事に囚われ続けているハンダートは、当時の生徒たちと再会する…。
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【『 卒業の朝 』のスタッフとキャスト】
監督: マイケル・ホフマン Michael Hoffman (Directed by)
製作: マーク・エイブラハム Marc Abraham (producer)
    アンドリュー・S・カーシュ Andrew S. Karsch (producer)
製作総指揮: ショーン・ベイリー Sean Bailey (executive producer)
    クーパー・レイン Cooper Layne (executive producer)
    アーミアン・バーンスタイン Armyan Bernstein (executive producer)
    トーマス・A・ブリス Thomas A. Bliss (executive producer)
    シドニー・キンメル Sidney Kimmel (executive producer)
    エリック・ニューマン Eric Newman (executive producer)
原作: イーサン・ケイニン Ethan Canin (short story The Palace Thief)
脚本: ニール・トルキン Neil Tolkin (screenplay)
撮影: ラホス・コルタイ Lajos Koltai (Cinematography by)
編集: ハーヴェイ・ローゼンストック Harvey Rosenstock (Film Editing by)
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード James Newton Howard (Original Music by)
美術: パトリシア・フォン・ブランデンスタイン Patrizia von Brandenstein (Production Design by)
衣装デザイン: シンシア・フリント Cynthia Flynt (Costume Design by)

出演: ケヴィン・クライン Kevin Kline as William Hundert
    スティーヴン・カルプ Steven Culp as Older Martin Blythe
    エンベス・デイヴィッツ Embeth Davidtz as Elizabeth
    パトリック・デンプシー Patrick Dempsey as Older Louis Masoudi
    ジョエル・グレッチ Joel Gretsch as Older Sedgewick Bell
    エドワード・ハーマン Edward Herrmann as Headmaster Woodbridge
    エミール・ハーシュ Emile Hirsch as Sedgewick Bell
    ロブ・モロー Rob Morrow as James Ellerby
    ハリス・ユーリン Harris Yulin as Senator Bell
    ポール・ダノ Paul Dano as Martin Blythe
    ジェシー・アイゼンバーグ Jesse Eisenberg as Louis Masoudi
    リシ・メータ Rishi Mehta as Deepak Mehta
    ラフール・カンナ Rahul Khanna as Older Deepak Mehta

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ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語語版)
       http://www.theemperorsclub.com/
■映画『 卒業の朝 』の更新記録
2003/09/05新規: ファイル作成
2004/05/02更新: ◆書式とテキスト一部手直し
2004/07/14更新: ◆テキスト一部とリンクおよびファイル書式
2005/03/05更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/10/13更新: ◆追記
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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