13デイズ
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13デイズ (2000)
THIRTEEN DAYS
13デイズ
13デイズ

【『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS の解説】
 映画『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』を紹介します。
 映画『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』は、1962 年、世界中を震撼させたキューバ危機とその激動の 13 日間を描いたサスペンス。映画『 13デイズ(13デイズ) 』の主演ケビン・コスナーは、ジョン・F・ケネディ大統領が最も信頼した親友で「キューバ危機」で重要な役割を果たした実在の大統領特別補佐官ケネス・オドネルの役。「ダブル・ジョパディー」「スウィート・ヒアアフター」等のブルース・グリーンウッドがケネディ大統領を演じている。初め似ていないと思ったが、映画『 13デイズ(13デイズ) 』を観ていると雰囲気はまぁまぁ。スティーブン・カルプはロバート・ケネディ生き写しで、「マリリンとノーマ・ジーン」でもロバート役のそっくりさん。
 映画『 13デイズ(13デイズ) 』はスピルバーグ、コッポラなど名だたる八人の監督と映画会社三社が製作したがったいきさつがあるが、結局は主演のケビン・コスナー製作にケリがついた人気作品。映画『 13デイズ(13デイズ) 』の脚本はケネディ大統領自身の会議録音テープや、ロバートの「 13 日間」という回想録、CIA機密文書、元大統領特別補佐官ケネス・オドネル当人への百時間インタビュー等に基づいている。
■『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』の「テキストによる映画の再現」(あらすじとネタばれ)※ご注意:『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
■『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』のデータ
 上映時間 145分
 製作国 アメリカ
 公開情報 日本ヘラルド映画
 初公開年月 2000/12/16
 ジャンル ドラマ/サスペンス
 《米国コピーTagline》
【『 13デイズ(13デイズ) 』のスタッフとキャスト】

監督: ロジャー・ドナルドソン Roger Donaldson
製作: ピーター・O・アーモンド Peter O. Almond
    アーミアン・バーンスタイン Armyan Bernstein
    ケヴィン・コスナー Kevin Costner
    ケヴィン・オドネル Kevin O'Donnell (II)
製作総指揮: トーマス・A・ブリス Thomas A. Bliss
    マイケル・デ・ルカ Michael De Luca
    イロナ・ハーツバーグ Ilona Herzberg
原作: アーネスト・R・メイ Ernest R. May
脚本: デヴィッド・セルフ David Self
撮影: ロジャー・ディーキンス Roger Deakins
 
出演: ケヴィン・コスナー Kevin Costner
    ブルース・グリーンウッド Bruce Greenwood
    スティーヴン・カルプ Steven Culp
    ディラン・ベイカー Dylan Baker
    ルシンダ・ジェニー Lucinda Jenney
    ビル・スミトロヴィッチ Bill Smitrovich
    ケイトリン・ワックス Caitlin Wachs
    ピーター・ホワイト Peter White (I)
<もっと詳しく>
ネタばれ御注意!
 このレヴューは「テキストによる映画の再現」を目指して作文しています。よって、ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。
【 13デイズ(13デイズ) 第01段落】  1962 年 10 月 16 日、アメリカ軍偵察機がキューバに建設中のソ連ミサイル基地を発見、弾道ミサイルが設置されているのを確認した。この衝撃的事実はジョン・F・ケネディ大統領(ブルース・グリーンウッド:『 ダブル・ジョパディー (1999) DOUBLE JEOPARDY 』『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』『 アララトの聖母 (2002) ARARAT 』『 スウェプト・アウェイ (2002) SWEPT AWAY 』『 ビロウ (2002) BELOW 』『 ザ・コア (2003) THE CORE 』『 ハリウッド的殺人事件 (2003) HOLLYWOOD HOMICIDE 』等)の寝室に直ちに知らされた。アメリカから 140 キロメートルしか離れていない隣国キューバはカストロ将軍による社会主義政権下の国である。こんな近くに、ソ連が弾道ミサイルを運び込んでいることが、アメリカの偵察機による上空からの写真撮影で確認されたのだ。もちろんミサイルの標的は北米である。

【 13デイズ(13デイズ) 第02段落】  相手はソ連、ひとつでも決断を間違えれば核戦争になってしまう。ミサイルを取り除くことが絶対必要なわけだが、一歩対応をしくじれば「第三次世界大戦」になってしまう。第三次世界大戦突入を阻止するために大統領は重大な決断を短期間でしなければならない。もし突入していたら、今の地球、今の私たちは存在しないのだから。

【 13デイズ(13デイズ) 第03段落】  「核戦争」の危機にさらされた緊迫の 13 日間が始まった。ケネディ大統領は直ちに閣僚を招集して、意見を激しく交わす。国防長官のマクナマラ(ディラン・ベイカーは「ハピネス」で少年性愛に走る変態的父親役を演じたが、この映画では堅物政府高官におさまっている)たちは、ミサイルが実戦配備される事前に空爆を行うべきだという過激的意見である。

【 13デイズ(13デイズ) 第04段落】  空爆すると第三次世界大戦に突入しかねないから、空爆を避けたい大統領は、弟のロバート・ケネディ司法長官(スティーブン・カルプ)と親友のケネス(愛称ケニー)・オドネル大統領特別補佐官(ケビン・コスナー:『 追いつめられて (1987) NO WAY OUT 』『 アンタッチャブル (1987) THE UNTOUCHABLES 』『 さよならゲーム (1988) BULL DURHAM 』『 ダンス・ウィズ・ウルブズ (1990) DANCES WITH WOLVES 』『 ワイアット・アープ (1994) WYATT EARP 』『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』『 コーリング (2002) DRAGONFLY 』『 ワイルド・レンジ 最後の銃撃 (2003) OPEN RANGE 』等)と相談する。ケニーはケネディの側近中の側近とも言うべき存在で、彼は大統領特別補佐官という立場から常にケネディと行動を共にしていた。この三人、つまりケネディ兄弟とケニー以外の高官たちは戦争大好き人間の集まりなのだ。三人は孤独な中、老練な国連大使やマクナマラ国防長官などを巧みに使って、緊迫の日々を送っていく。世論は平和を求めていた。

【 13デイズ(13デイズ) 第05段落】  ロバート・ケネディ司法長官は、国家安全保障会議執行委員会、通称エクスコム( ExCOM )を設置した。マクナマラ国防長官は代案として海上封鎖を提案してきた。 10 月 22 日、ケネディ大統領は、空爆か封鎖の二者択一を迫られる。戦争をやりたくて仕方ない議員たちは大半が海上封鎖に反対して空爆を支持し、大統領は自信をなくすが、助っ人ケニーは大統領を激励し、大統領は海上封鎖を発表する。

【 13デイズ(13デイズ) 第06段落】  キューバ湾が封鎖されたとき、大統領命令なしに如何なる船舶に対しても発砲してはならないという規則であるのに、戦争大好き軍部は、その規則を無視して発砲行為に出ようともする。ソ連という共産主義の親玉からアメリカを守るのだという表面上はよく聞こえる行為も、核戦争に発展することは明らかなのに、突っ走ってしまおうとするのだ。

【 13デイズ(13デイズ) 第07段落】  そんな折、大統領サイドは、キューバのミサイル基地を低空飛行で撮影してくるようにあるパイロットに指示、しかし何があっても決して撃ち返してはならないと釘をさす。案の定、機銃掃射を浴びながらも指示通り一発も撃たずに無事に戻ってきた。機体に残ったいくつもの銃痕を「鳥(虫?)がぶつかってきたんだ。」と地上の仲間にアッサリと言う。一言でも撃たれたと言えば好戦派の連中を刺激してしまうし、一発でも撃ち返せば、キューバ側に交戦する意志ととられてしまうからだ。

【 13デイズ(13デイズ) 第08段落】  しかし、その頃、キューバはミサイル発射準備にとりかかっていた。大統領は、仕方なくキューバ侵攻の準備を始めざるを得なくなった。同時にキューバ大使との最終交渉のため、最大の信頼を寄せるケニーを指名して、ケニーは大統領の運命を重く背負って国家のために交渉の場へ向かう。

【 13デイズ(13デイズ) 第09段落】  また、歴史的に有名な「U2型機撃墜事件」のエピソードもある。これは、危機がピークの時、大統領サイドの指令でキューバを偵察しに行った勇敢なパイロットが、「絶対、無事で戻ってきてくれ」という悲壮なホワイトハウス・ホットラインからの言葉に「大丈夫です、弾をかわして飛んできますから」というような返事をして飛び立って行くのだが、今回は待ち受けているのはただの発砲ではないのを大統領サイドはわかっていた。だから、悲痛だったのだ。

【 13デイズ(13デイズ) 第10段落】  このパイロットは敵の攻撃を必死に避けようとするが、相手が銃弾ではないのを知って愕然となる。ミサイルだったのだ。機体を執拗に追いかけてくる高速のミサイルにはかなわない。機もろとも撃ち落とされてしまう。しかし、撃ち返すことはしなかった。だから、戦争に突入しなかった。この一人のパイロットがアメリカを、いや地球を救ったと言っても過言ではあるまい。大統領とケニーたちはこの栄誉の勇士に涙を流すのだった。・・・

◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【 13デイズ(13デイズ) 第11段落】  こうして緊迫な日々が日、一日と経っていく。そして、遂に、何とソ連がミサイルを分解して運び去るという幸運な知らせが入るのだ。ここまで来るまでに、ソ連は、現在のロシアのプーチン大統領そっくりの(これもご愛嬌)スパイをよこしたり、フルシチョフ失脚説を流したりして、いろいろジグザグがあり、どこまで信用したらいいのか気を抜けなかった。兎に角、「キューバ危機」は回避され、米ソ間の核戦争、「第三次世界大戦」は回避されたのだ。こうして歴史に残る激動の 13 日間は終わった。

【 13デイズ(13デイズ) 第12段落】  ラストシーンは、ようやく危機を脱して、ホワイトハウスで開催されたパーティ。ジャック(ジョン・F・ケネディ)と弟ボビー(ロバート・ケネディ)は達成感に浸っている。(しかし・・・翌年 1963 年 11 月 22 日、JFKはダラスで狙撃され死ぬ。未だに謎の暗殺。この映画でキューバ危機を詳しく知った今、ひょっとして好戦派が?とも分析できないことはない。また、ボビーも数年後、選挙活動中の 1968 年6月5日、大統領選挙に出馬表明して、暴漢に撃たれ死亡した。これも政治が背景なのか謎のままである。

【 13デイズ(13デイズ) 第13段落】  一人残った老ケネス・オドネルが、キューバ危機の全容を 100 時間のインタビューで語ったのがこの映画のベースとなっているのである。)

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず3203文字/文責:幸田幸
(■解説とネタばれ:2002/08/24アップ ◆俳優についてリンク更新:2004/04/26)
■テキスト内容一部とファイル書式更新:2004/07/07
coda_sati@hotmail.com
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