ブリジット・ジョーンズの日記 | |
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映画の森てんこ森■映画レヴュー | |
ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) | |
BRIDGET JONES'S DIARY | |
映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001)
BRIDGET JONES'S DIARY 』をレヴュー紹介します。 映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』を以下に目次別に紹介する。 ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の解説及びポスター、予告編 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の映画データ ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』のトリビア ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』のスタッフとキャスト ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の結末 ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の感想 ■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の鑑賞評価: 8つ星 | |
■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 BRIDGET JONES'S DIARY 』の解説及びポスター、予告編 | |
ブリジット・ジョーンズの日記 |
■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) 』の解説 映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』は、イギリス発の世界的に大ヒットした、ヘレン・フィールディング原作の同名小説「ブリジット・ジョーンズの日記」の映画化。 2001 年シャロン・マグワイア監督作品。 映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』では、酒ガブガブ、煙草プカプカ、ちょっとおデブの独身女ブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウェガー:『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』等)は 32 歳。このままの状態が続けば、彼女の未来は、獰猛な犬に死体を見つけられる老後か、「危険な情事」のグレン・クローズ。何とかそれは拒否したい。そんな彼女の前に現れた二人のナイス・ガイ。彼女の勤める出版会社の編集長ダニエル・クリーヴァー(ヒュー・グラント:『 トゥー・ウィークス・ノーティス (2002) TWO WEEKS NOTICE 』等)。そして子供の頃彼女と裸で水遊びをしたという現在敏腕人権派弁護士のマーク・ダーシー(コリン・ファース:『 真珠の耳飾りの少女 (2003) GIRL WITH A PEARL EARRING 』等)。果たして彼らの関係はどうなるのか?ブリジットに春は訪れるのか? 『 ブリジット・ジョーンズの日記 』を観て私は思った。在り得ない、こんな話!おデブで冴えない、口のくさい女(ヘビー・ドランカーでスモーカーならそうでしょう)にどうしてそんなカッコいい彼氏ができるの?でも彼女のいいところは度胸があって、いつも前向きなところ。それにしても、うらやましい。『 ブリジット・ジョーンズの日記 』に肖れるチャンスはあるのかしら?続編の『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』が楽しみだ。 |
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』の映画データ | |
上映時間 97分 製作国 アメリカ/イギリス 公開情報 ユニヴァーサル=UIP 初公開年月 2001/09/22 ジャンル コメディ/ドラマ/ロマンス 《公開時コピー》全世界で500万人の女性の心をつかんだ 超ベストセラー待望の映画化!! 未修整。未検閲。未婚。 《米国コピーTagline》It's Monday morning, Bridget has woken up with a headache, a hangover and her boss. |
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■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』のトリビア | |
「映画の森てんこ森」の『 ブリジット・ジョーンズの日記 』のようなロマンス・コメディ映画レヴュー: 『 踊れトスカーナ! (1996) IL CICLONE (原題) / THE CYCLONE (英題) 』 『 理想の結婚 (1999) AN IDEAL HUSBAND 』 『 25年目のキス (1999) NEVER BEEN KISSED 』 『 ハイ・フィデリティ (2000) HIGH FIDELITY 』 『 キューティ・ブロンド (2001) LEGALLY BLONDE 』 『 Kissingジェシカ (2001) KISSING JESSICA STEIN 』 『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』 『 ニューヨークの恋人 (2001) KATE & LEOPOLD 』 『 トゥー・ウィークス・ノーティス (2002) TWO WEEKS NOTICE 』 『 メイド・イン・マンハッタン (2002) MAID IN MANHATTAN 』 『 フル・フロンタル (2002) FULL FRONTAL 』 『 ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION 』 『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』 『 ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED 』 『 ロイヤル・セブンティーン (2003) WHAT A GIRL WANTS 』 『 10日間で男を上手にフル方法 (2003) HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS 』 『 恋は邪魔者 (2003) DOWN WITH LOVE 』 『 ハッピー・フライト (2003) VIEW FROM THE TOP 』 『 キューティ・ブロンド/ハッピーMAX (2003) LEGALLY BLONDE 2: RED, WHITE & BLONDE 』 |
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【『 ブリジット・ジョーンズの日記 』のスタッフとキャスト】 | |
監督: シャロン・マグアイア Sharon Maguire
製作: ティム・ビーヴァン Tim Bevan ジョナサン・カヴェンディッシュ Jonathan Cavendish エリック・フェルナー Eric Fellner 製作総指揮: ヘレン・フィールディング Helen Fielding 原作: ヘレン・フィールディング Helen Fielding 脚本: ヘレン・フィールディング Helen Fielding アンドリュー・デイヴィス[脚本] Andrew Davies リチャード・カーティス Richard Curtis 撮影: スチュアート・ドライバーグ Stuart Dryburgh 音楽: パトリック・ドイル Patrick Doyle 出演: レニー・ゼルウェガー Renee Zellweger ブリジット・ジョーンズ コリン・ファース Colin Firth マーク・ダーシー ヒュー・グラント Hugh Grant ダニエル・クリーヴァー ジム・ブロードベント Jim Broadbent ブリジットの父 ジェマ・ジョーンズ Gemma Jones ブリジットの母 サリー・フィリップス Sally Phillips シャザ シャーリー・ヘンダーソン Shirley Henderson ジュード ジェームズ・キャリス James Callis トム エンベス・デイヴィッツ Embeth Davidtz ナターシャ セリア・イムリー Celia Imrie ジェフリー叔父さんの妻 オナー・ブラックマン Honor Blackman ペニー ジェームズ・フォークナー James Faulkner ジェフリー叔父さん ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |
ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 【ブリジット・ジョーンズの日記 第01段落】 タバコ・お酒大好きのポッチャリ女、ブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウェガー: 『 ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY 』 『 ホワイト・オランダー (2002) WHITE OLEANDER 』 『 シカゴ (2002) CHICAGO 』 『 恋は邪魔者 (2003) DOWN WITH LOVE 』 『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』 『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』 『 シンデレラマン (2005) CINDERELLA MAN 』等) 32 歳。出版会社に勤務。イギリスの典型的な中流家庭で生まれ、女子大[ウェールズ大バンゴール校というところらしい]卒だが、別にバリバリのキャリアウーマンになれるほどの学歴ではない。もちろん独身、彼氏もいない。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第02段落】 今年の寂しいお正月も、恒例のママ(ジェマ・ジョーンズ)のターキー・カレー・パーティーに。また中年の独身男を紹介されるに違いない。ハァー。今年のママのおススメは、子供の頃一緒に裸で水遊びしたというマーク・ダーシー(コリン・ファース: 『 イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT 』 『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』 『 ロイヤル・セブンティーン (2003) WHAT A GIRL WANTS 』 『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』 『 真珠の耳飾りの少女 (2003) GIRL WITH A PEARL EARRING 』 『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』等)。バツイチ。[やっぱりね。]先妻は日本人。[変わり者?]人権派の敏腕弁護士。[へぇー。]素敵な後姿。[もしかして私の運命の人はこの人かも?]げっ、トナカイの柄のセーター![ガックリ。]マークが彼の母親にヒソヒソ話。「おしゃべりで、酒ガブガブ、煙草プカプカの独身女など。」[ふん、これで進展なし!] 【ブリジット・ジョーンズの日記 第03段落】 30 を過ぎた独身女の夜は、お酒と煙草に「 30 歳以上の人へのFM音楽」。あーっ、もうイヤ!私は決意する。日記をつけ、前向きに生きよう。まずは約 10 キロのダイエット、そしてパンツは洗濯籠に入れること、良識のあるボーイフレンドを見つけること。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第04段落】 私の上司で編集長のダニエル・クリーヴァー(ヒュー・グラント: 『 モーリス (1987) MAURICE 』 『 フォー・ウェディング (1994) FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL 』 『 いつか晴れた日に (1995) SENSE AND SENSIBILITY 』 『 ノッティングヒルの恋人 (1999) NOTTING HILL 』 『 トゥー・ウィークス・ノーティス (2002) TWO WEEKS NOTICE 』 『 アバウト・ア・ボーイ (2002) ABOUT A BOY 』 『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』 『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』等)は、プレイボーイ。二日酔いのために遅刻出勤した日、なんと彼から私のデスクにメールが送られてきた。お叱りのメールかと思いきや、「スカートをはき忘れた?」のメッセージ。今日の私のファッションは超ミニスカート。もしかして私に気があるの?だったら、次の日はもっと…!やった!またメールが来た。またまた独身女の悪い癖、かってに甘い夢を見てしまう。ダニエルと結婚だなんて。キャッ。そしてついに明日の新作本の発表会の後に食事に誘ってくれた。どうしよう、友達に相談しなきゃ。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第05段落】 私の悪友3人。新聞記者のシャザ(サリー・フィリップス)。彼女は言葉が汚い。銀行勤めのジュード(シャーリー・ヘンダーソン)。いつも彼氏のことで会社のトイレから私のデスクに泣きながら電話をかけてくる。 80年代にビッグ・ヒット曲を書いたトム(ジェームズ・キャリス)は、もちろんゲイ。そのヒット曲で 90 年代はセックスに不自由しないと1曲限りで引退の一発野郎。彼らからのアドバイス。ジュード「ゴージャスに。」[無駄毛そりしなきゃ。でも難問は、パンツよ。成功の暁にはこのセクシーパンツ。成功にまでもっていくには、こっちの体型矯正用のデカパンツ。よしっ、デカパンで行こう。]トム「知性を発散させる。」[チェチェン問題では…?]シャザ「人の紹介は詳しく。」[こちらダニエルは<女好き>でーす。] 【ブリジット・ジョーンズの日記 第06段落】 新作本の発表会で、ちょっぴりスピーチをする私。それに今日はダニエルと…。髪をセクシーにアップして、露出の多い黒いミニのワンピースなんてどうかしら〜。ハリキッたけど、やっぱりいつもと同じで、ドジばっかり。それに、あのマーク・ダーシーも来てるじゃない。嫌味な上司パーペチュアを彼に紹介しなければ。えーっと、人の紹介は詳しく、詳しく…。ダニエルがこっちを見てる。マークと知り合いなのかな。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第07段落】 スピーチも大失敗。だけど、落ち込んでいる私のところにダニエルが食事に誘いにきてくれた。エヘ。ダニエルとマークはケンブリッジの同窓で、なんとマークはダニエルの婚約者を寝取ったらしい。サイテーのマーク。そして、楽しい食事の後は…。やったわ!私は独りじゃなくなった。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第08段落】 でも一つのことが巧く行くと、もう一方のことが巧くいかなくなる。ママだ。ママは私を呼びつけ、 35 年の結婚生活の不満をぶちまけた挙句に、ホーム・ショッピング番組のホストをするジュリアンという、パパ(ジム・ブロードベント: 『 未来世紀ブラジル (1985) BRAZIL 』 『 リトル・ヴォイス (1998) LITTLE VOICE 』 『 ムーラン・ルージュ (2001) MOULIN ROUGE! 』 『 アイリス (2001) IRIS 』<2002年アカデミー助演男優賞受賞> 『 ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK 』 『 80デイズ (2004) AROUND THE WORLD IN 80 DAYS 』 『 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』等)曰く、胆汁色の顔をした男に走っちゃった。ママはその番組のアシスタントをするんだって。もうっ! 【ブリジット・ジョーンズの日記 第09段落】 嬉しい週末!ダニエルが私を旅行に誘ってくれたの。こういうのって、彼が本気だって証拠じゃない?その上、私の家族が来る仮装パーティにも出てくれる。もう、これは本物の恋。セクシーな恋人ダニエルは素敵なオープンカーで私を迎えにきてくれた。勿論私の今日のファッションは、<グレース・ケリー>よ。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第10段落】 到着したホテルは、結婚式があるらしく、滞在客は私たちを含め4人だけ。なんとその残りの2人というのが、サイテー男のマークとその彼女のいけ好かない女弁護士のナターシャ(エンベス・デイヴィッツ)。彼らも明日仮装パーティに出るんだって。私とダニエルが湖でボート遊びしている横で、彼らもボートの上で仕事の話をしている。遊びに来てるのに、バッカじゃない。それにしても、ダニエルって最高よね。下品だけど楽しいジョークに、意外性のある行動。今日なんて、私のボートへ移ってくるときに、湖にはまっちゃったのよ。カワイイー。その上夜は…。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第11段落】 超幸せのはずだったのに、翌朝ダニエルが急に仕事でロンドンに戻ると言うの。仮装パーティもあるのに、こんな急に絶対おかしい。私のことが嫌になったの?でもダニエルがやさしく慰めてくれたお陰で、私はバニーガールとなってパーティーに出掛けることができたのだけれど、なんでみんな普通の服を着ているのよ!ジェフリー叔父さん(ジェームズ・フォークナー)ッたら、仮装じゃなくなったことを私に連絡してくれなかったのね。その上、いつものセクハラに独身女への嫌味。全くなんてジジイだ。馬鹿みたいな格好をしている私には、このパーティはつらい。ダニエルに会いにロンドンへ戻ろう。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第12段落】 衝撃事件発生!私がダニエルの家に行くと、彼は快く迎えてくれた。うっかりだまされるところの私だったけど、浴室に発見したの、彼の本物の彼女を。もう大ショック!裸のその女は私を見て、落ち着き払って「痩せてる女だと」と一言。ラーラという彼女は、痩せてて、インテリっぽい、NY本社からやってきたヤンキーガール。最悪な私。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第13段落】 会社に出勤しても、ダニエルの部屋にはラーラがいる。だめよ、見ちゃ。でも視線が自然といってしまう。そしてダニエルの口から、最悪の真実が語られる。ラーラとは彼がNYにいた時からの仲、その上二人は婚約したそう。過食とお酒に溺れる惨めな私。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第14段落】 でも私は、獰猛な犬に死体を発見される人生の終焉を選ぶことを拒否した。完全に拒否したい。ダイエットのためにジムに通い、部屋に置くのは男の気持ちを書いた本から女の気持ちを書いた本に変え、新しい職を探した。今度はTV関係の仕事につくわ。メディアとして主流なのは、出版よりもTVよ。人生前向きに、私は負けないわ。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第15段落】 いろいろTV局を回ったけど、転職理由に「上司と寝たから」と真実を話したのが効を奏して、見事就職決定。私を引き止めようとするダニエルに「ここで働くなら、サダム・フセインのお尻を拭くわ。」とガツンと言って辞職した。フン! 【ブリジット・ジョーンズの日記 第16段落】 でもやっぱり人生そんなに甘くないわ。消防署長さんのインタヴューを撮らなきゃならないのに、失敗して私のデカイお尻が全国放送に。イギリス国民の笑いものよ。両親は別居、それに今日は私以外夫婦ばっかりのパーティが。気が重い。パーティには未婚だけどマークとナターシャのカップルも来てる。その上、ほらほら既婚者たちからの可哀想な独身女への嫌味が始まった。耐えられない。帰ろう。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第17段落】 「消防署の中継、楽しんだよ。」何?カップルばかりのパーティーから落ち込んだ気持ちで帰る私にまだ追い討ちをかけるの?マーク・ダーシー!あれ、でも何だかいつもと様子が違うみたい。そして意外なマークの言葉。「 I like you very much, just as yours. ありのままの君が好きなんだ。」 【ブリジット・ジョーンズの日記 第18段落】 今日の私は急遽正義と自由に燃えるジャーナリストに変身。アガニ/ヒーニー事件の判決取材をするのだ。アガニ/ヒーニー事件って何かって?私も知らなかったんだけど、カフィール・アガニはクルドの自由闘士で、エレノア・ヒーニーは彼を支える支援者で妻。アガニは本国に送還されると死刑が待ってるらしくて、その阻止の訴えの判決が今日出るらしいの。ビッグな仕事に緊張した私は、裁判所の前でちょっと煙草を買いに行ったわけ。ところがその間に渦中の二人が帰ってしまった!どうしよう、また失敗だ。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第19段落】 そんな私の危機を救ってくれたのが、煙草を買いに行ったお店で偶然遭遇したマーク。なんと彼はアガニとヒーニーの弁護士だったの。優秀な彼はもちろんこの裁判で勝利したわ。マークは私にアガニとヒーニーの独占インタヴューをさせてくれたの。インタヴューは大成功、私ブリジット・ジョーンズはスターよ。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第20段落】 今日は友人を招いての私の誕生日パーティー。仕事の成功でなせばなることを知った私は、料理にも挑戦!でも何これ?何この料理?おかしいなぁ。私が料理と格闘していたとき、マークが「新しいTVニュースの顔」の記事が載った新聞を持って、突然やって来てくれた。もちろん「新しいTVニュースの顔」って私のことよ。彼と楽しく料理をしている間に、3人の友達がやってきた。みんなマークを見て驚きの顔。だって、彼はありのままの私を好きでいてくれる、私の大嫌いな人だから。皆私のまずい料理を堪能し、楽しいパーティが開けたと思っていた矢先に、ダニエルがやってきた。ラーラに捨てられた彼は、私が独りで寂しい誕生日を過ごしているだろうと思ってやって来たみたい。ダニエルの甘い言葉によろめきかけた私だけど、彼の出現でマークが帰ってしまう。だめよ、だってせっかく…。一度部屋を出たマークはまた戻ってきてダニエルに「外へ出ろ!」と言い放つ。二人の確執は私を超えたところにもある。もうっ、どうしたらいいの? 【ブリジット・ジョーンズの日記 第21段落】 通りで喧嘩する二人。ギリシャ料理店の中まで入っての大乱闘。軍配はマークに上がった。ぶっ倒れるダニエル。ちょっと待ってよ。もともと悪いのはダニエルの婚約者を寝取ったマークでしょ?なのにこんな酷いこと。それで私は言ってやったの「本当に汚い人ね」とか色々。当たり前だけどマークは怒って帰っちゃった。ダニエルは「君とダメなら、他の人ともダメだ」なんて私に言うんだけど、それって欺瞞よね。さようなら、ダニエル。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第22段落】 今年はいつもより寂しいクリスマス。だって、家にはパパと二人きりなんだもの、と思っていたら、ママが戻ってきた。よかった。その翌朝、ママは私をダーシー夫妻の結婚 40 周年パーティーに誘うんだけど、私は行きたくない。イカれ男マークに会いたくないもの。でも、ママから真実を聞いてびっくり。マークの離婚理由は、自分の結婚式の介添人と妻が駆け落ちしたから。その介添人って、ダニエルでしょ。ダニエルの話は嘘で立場が全く逆だったのね。私ったら、マークに何てこと言っちゃったのかしら。早くマークに会って、謝りたい。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第23段落】 私はマークに謝って、マークが私に言ってくれた同じ言葉を彼に返したわ。「ありのままのあなたが好き。」でも、やっぱり物事って巧くいかないものね。彼の両親がみんなの前で発表したの。マークはNYに栄転、一緒に行くナターシャはいつか彼の妻になるって。私思わず叫んでしまった。「 No! 」 ・・・ ▲TOPへ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【ブリジット・ジョーンズの日記 第24段落】 傷心でロンドンに戻ってきた私。前向きに生きなきゃと思うけど、痛手は大きい。そんな私を心配して、例の友人3人が突然のパリ旅行に誘いに来てくれた。さぁ、行こう。でも鍵がないわ。ドアの前で鍵を探す私のところにアメリカから戻ったマークが。私に「君に別れのキスをするのを忘れたから」ですって。ロマンチック!パリはやめ。私の部屋に旅行よ。 【ブリジット・ジョーンズの日記 第25段落】 ちょっと待って、やっぱりこんな時はセクシーなパンツにしなくっちゃ。あれっ?ドアの音?私がパンツを着替えに行っている間に、マークが私の日記を見てしまった!あの日記にはマークの悪口がいっぱい書いてあるのに。マークが行ってしまう。違うのよ。この日記に書いてあることは。早くしないとマークに追いつかなくなっちゃう。モタモタしていられない!セクシーパンツ姿で街を走るわ。マークどこ? 【ブリジット・ジョーンズの日記 第26段落】 私は彼が見つからなくて雪の町の中を呆然としたんだけど、その向かい店からマークが出てきた。出直す為の新しい日記帳を持って。 ▲TOPへ 【映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 』の感想】 つくづく自分が影響され易い人間だと言うことがわかった。『 イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT 』『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』でファインズ兄弟の恋敵役をしたコリン・ファースである。この映画を見るまで、全然無関心の俳優さんだったのだが、マーク・ダーシー役の彼は背も高いし、とてもカッコよかった。意外な発見の心ときめく映画だった。 以上。 <もっと詳しく>からスペースを含まず6854文字/文責:幸田幸 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com |
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■映画『 ブリジット・ジョーンズの日記 BRIDGET
JONES'S DIARY 』の更新記録 2002/08/24新規: ファイル作成 2004/07/09更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式 2005/03/18更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 2005/06/17更新: ◆データ追加 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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