愛しのローズマリー
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愛しのローズマリー (2001)
SHALLOW HAL
 映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』をレヴュー紹介します。

 映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』を以下に目次別に紹介する。
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の解説及びポスター、予告編
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の映画データ
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の主なキャスト
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』のスタッフとキャスト
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 愛しのローズマリー 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の結末
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の感想
■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の更新記録

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幸の鑑賞評価: 8つ星 
■映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』の解説及びポスター、予告編
愛しのローズマリー
愛しのローズマリー
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■映画『 愛しのローズマリー SHALLOW HAL 』の解説

 映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』はポスターのように、超おデブ女性が‘愛しのローズマリー’と感じられるロマコメ。『 愛しのローズマリー 』で、チビで小太りのくせに、父親の遺言を守り、‘愛しのローズマリー’如き外見の美しい女性を追い求め、いつの間にかおじさんになってしまったハル(ジャック・ブラック)。
 『 愛しのローズマリー 』では、ある日彼はエレベーターで心理療法の大家に出会い、心の美しさが外見となって見えるように催眠術をかけられる。ハルは体重 136s の女性ローズマリー(何と『 リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』『 ハッピー・フライト (2003) VIEW FROM THE TOP 』等のスリム美人グウィネス・パルトロウ!)と知り合うが、そんな彼の目には彼女は細身の美女に見えるのだ。だから『 愛しのローズマリー 』。ポスターが巧いなぁ。
 性格も最高のローズマリーにハルはすぐに恋に落ち、‘愛しのローズマリー’と心は弾み、ローズマリーも自分の外見を気にする様子の無いハルに惹かれていくが…。
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』の映画データ
 製作年:2001年
 上映時間:114分
 アメリカ劇場公開:2001年11月9日
 日本劇場公開:2002年6月1日
 公開情報:FOX
 ジャンル:ドラマ/ロマンス/コメディ
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■映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』の主なキャスト
グウィネス・パルトロウ as ‘愛しのローズマリー’ローズマリー・シャナハン
恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE
リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY
デュエット (2000) DUETS
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
抱擁 (2002) POSSESSION
ハッピー・フライト (2003) VIEW FROM THE TOP 』
シルヴィア (2003) SYLVIA
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004) SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW 』等に出演と
イン・ザ・カット (2003) IN THE CUT 』(何らかの貢献 thanks)

●ジャック・ブラック as ハル
マーズ・アタック! (1996) MARS ATTACKS! 』
ハイ・フィデリティ (2000) HIGH FIDELITY
アイス・エイジ (2002) ICE AGE
スクール・オブ・ロック (2003) THE SCHOOL OF ROCK
隣のリッチマン (2003) ENVY
シャーク・テイル (2004) SHARK TALE
キング・コング (2005) KING KONG
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【『 愛しのローズマリー 』のスタッフとキャスト】
監督: ボビー・ファレリー Bobby Farrelly
   ピーター・ファレリー Peter Farrelly
製作: ボビー・ファレリー Bobby Farrelly
   ピーター・ファレリー Peter Farrelly
   ブラッドリー・トーマス Bradley Thomas
   チャールズ・B・ウェスラー Charles B. Wessler
脚本: ショーン・モイナハン Sean Moynihan
   ピーター・ファレリー Peter Farrelly
   ボビー・ファレリー Bobby Farrelly
撮影: ラッセル・カーペンター Russell Carpenter
音楽: アイヴィ Ivy

出演: グウィネス・パルトロウ Gwyneth Paltrow ローズマリー・シャナハン
   ジャック・ブラック Jack Black ハル・ラーソン
   ジェイソン・アレクサンダー Jason Alexander マウリシオ
   ジョー・ヴィテレッリ Joe Vitterelli スティーブ・シャナハン
   リーン・カービー Rene Kirby ウォルト
   スーザン・ウォード Susan Ward ジル
   ブルース・マッギル Bruce McGill ラーソン牧師
   モリー・シャノン Molly Shannon ラーソン夫人
   アンソニー・ロビンス Anthony Robbins アンソニー・ロビンス(本人)

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ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 愛しのローズマリー 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。
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【映画『 愛しのローズマリー 』のストーリー】
【愛しのローズマリー 第01段落】  映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』は、「メリーに首ったけ( THERE'S SOMETHING ABOUT MARY )」( 1998 )、「ふたりの男とひとりの女( ME, MYSELF & IRENE )」( 2000 )の兄ピーター&弟ボビー・ファレリー兄弟のロマンス・コメディ。「メリー…」ではキャメロン・ディアス、「ふたりの男…」ではレニー・ゼルウィガー、そして本作『 愛しのローズマリー 』ではオスカー女優グウィネス・パルトロウがヒロイン。グウィネスはファット・スーツで体重 136s の巨漢女性といつも通りである細身の女性の二役?を演じている。

【愛しのローズマリー 第02段落】  こういう大スター、キャメロン・ディアス Cameron Diaz は
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS
シュレック (2001) SHREK
クリスティーナの好きなコト (2002) THE SWEETEST THING
マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT
ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE
シュレック2 (2004) SHREK 2 』等で。

【愛しのローズマリー 第03段落】  レニー・ゼルウィガー Renee Zellweger は
ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY
ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY
シカゴ (2002) CHICAGO
恋は邪魔者 (2003) DOWN WITH LOVE
コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』等で。

【愛しのローズマリー 第04段落】  そして本作『 愛しのローズマリー 』のヒロインがグウィネス・パルトロウなのである。

【愛しのローズマリー 第05段落】  フランスの女流画家マリー・ローランサン( 1883-1956 )の詩に「退屈した女よりも哀れなのは悲しい女 悲しい女より哀れなのは 不幸な女 不幸な女よりも哀れなのは 病める女 病める女よりも哀れなのは 棄てられた女 棄てられた女よりも哀れなのは この世で一人ぽっちの女 この世で一人ぽっちの女よりも哀れなのは 遠ざけられた女 遠ざけられた女よりも哀れなのは 死んだ女 死んだ女よりも哀れなのは 忘れさられた女」というのがある。

【愛しのローズマリー 第06段落】  この映画のローズマリー・シャナハン(グウィネス・パルトロウ)は、"忘れさられた女"よりもひどい状況だ。忘れる前に覚えてくれることも無い。あまりにもの肥満体に、女性としてどころか人間として見られているかも怪しい。催眠術をかけられたハル以外の人々からの視線は、嘲笑したような冷たい目。ファット・スーツを着てニューヨークのバーを訪れた時の経験をグウィネス・パルトロウはこう語っている。「バーの客は、だれも私と目を合わせようとしないの。あれはとても深刻で悲しい、衝撃的な体験だったわ。」 同じ女性なのに、美しい、美しくないで、人生が全く違うのだ。そんなローズマリーにも転機が訪れる。

【愛しのローズマリー 第07段落】  ハル・ラーソン(ジャック・ブラック)は究極に浅はかな男。タイトルの" SHALLOW HAL "文字通り「浅はかなハル」だ。彼はスーパーモデルや雑誌モデルにしか美しさを見出さない。彼が女性に求めるものはまさに容姿、ルックスだ。完璧なボディ、スマイル、スタイルのセンスを持たない女性とのデートなんてとんでもないといった感じ。自分が冴えない男なのにも拘わらず、そんな浅はかな思想を持っているので、彼はいつもフラれてばかり。クラブで女の子を引っ掛けるために踊りまくっているハルは、気持ち悪い。この映画ではジャック・ブラックはあまり気持ち悪くないけれど、このダンスのシーンは『 ハイ・フィデリティ (2000) HIGH FIDELITY 』のバリー役を思い出させた。ちょっと受け付けられない…。

【愛しのローズマリー 第08段落】  ジャック・ブラック扮するハル・ラーソンの子供時代の役は
アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE 』にも出演の Sasha Neulinger という子役が演じている。ラーソン夫人にはモリー・シャノン(
25年目のキス (1999) NEVER BEEN KISSED
セレンディピティ (2001) SERENDIPITY
サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪 (2002) THE SANTA CLAUSE 2: THE MRS. CLAUSE
アメリカン・スプレンダー (2003) AMERICAN SPLENDOR 』)が扮している。
ラーソン牧師の役は、芸達者なブルース・マッギル(
キャメロット・ガーデンの少女 (1997) LAWN DOGS
アリ (2002) ALI
トータル・フィアーズ (2002) THE SUM OF ALL FEARS
キューティ・ブロンド2 (2003) LEGALLY BLONDE 2: RED, WHITE & BLONDE
マッチスティック・メン (2003) MATCHSTICK MEN
ニューオーリンズ・トライアル (2003) RUNAWAY JURY
コラテラル (2004) COLLATERAL 』)である。

【愛しのローズマリー 第09段落】  " SHALLOW HAL "「浅はかなハル」であるが、心理療法士のアンソニー・ロビンス(アンソニー・ロビンス本人)から即興の催眠術をかけられてからは、ハルの女性観は 180 度転換されてしまった。このトニー(アンソニーの別称)・ロビンスは実際にアメリカでは心理学の第一人者であり、この 20 年間に個人や団体を変化させ、素晴らしい成果を収めさせている。その活躍で 1997 年には国際商工会議所から「世界の傑出した人物」として選ばれた十人の内の一人となった。映画の中でも、催眠術をかけられた後もハルの目には変わらずナイスガイと映っていることから、心身ともにバランスの取れた人物として扱われている。アメリカではとても有名人みたいなので、きっとアメリカ人ならこの人の登場に馬鹿ウケするのだろう。

【愛しのローズマリー 第10段落】  トニーのお陰で、ハルは真実の心の美しさが見えるようになった。実際の外見が醜くても心が美しければ、ハルには美しい人に見えるのだ。そんなハルの前に、平和部隊のボランティアをしている太っちょの女性、ローズマリーが現れる。彼女の巨体といったら凄い。大型のお相撲さんのように贅肉でだぶだぶのお腹とヒップ、超立派な太腿とふくらはぎ、肉付きのよい?顔。でもアメリカではこのくらいの大きさの肥満者は実際ずいぶんいると聞く。グウィネス・パルトロウはよくこんな役を引き受けたなぁと感心してしまう。職業意識に徹していて拍手!

【愛しのローズマリー 第11段落】  ハルには優しさとユーモアを持つローズマリーが絶世の美女に見え、ひと目で彼女に魅了されてしまう。声をかけられて冷やかされているとしか思えないローズマリーは、最初、彼を訝しそうに避ける。きっと今まで嫌な事が山ほどあったに違いない。でも、怯まぬハルの強烈なアタックに遂に心を開いて、彼を受け入れる。そして二人のほんわかとしたロマンスが始まるのだ。人に紹介するたびに、相手は怪訝そうな顔でハルとローズマリーを見比べる。離れた所で露骨にクスクス笑いする者もいる始末だ。軽食レストランで注文を聞くと、普通の女の子がオーダーする皿数と量からかけ離れている。でも今は何でもプラス志向で考える恋するハルは、そんな彼女を褒める。

【愛しのローズマリー 第12段落】  ハルには細身の女性に見えるのに、デートで一緒に乗ったボートは大きくローズマリーの方に傾いていたり、彼女がプールに跳び込むと物凄い水しぶきが上がったり、ベッドで彼女の脱いだ下着が超ビッグだったりと、とても面白い。椅子に座るシーンも数回出てくるが、二度にわたってローズマリーの座る椅子が途中で重さに耐えきれずにつぶれ、ハルはレストランの主人にカンカンになって、質の悪い椅子だと苦情を言うのだ。自動車に乗っても、彼女の座った方のタイヤがペチャンコになる。こういうたわいもない笑いは、きっとアメリカ人に大受けなのだろう。グウィネス・パルトロウの話し方や立ち方が太った人を意識した演技なので、ほっそりとした方の役をしている時でも、だんだん彼女がとても大柄な人のように思えてくから上手い。・・・

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【愛しのローズマリー 第13段落】  超ハッピーな二人だったのに、ハルの催眠術が解かれてしまう。ハルの友人で同じように Shallow なマウリシオ(ジェイソン・アレクサンダー)がトニーから呪文を聞いたのだ。ハルはとても受け入れることのできないローズマリーの事実と立ち向かわなければならなくなる。しかし、心から女性を愛することを経験したハルはもう昔のハルではない。彼は人生の最も大切なことを学んだのだ。ローズマリーへの愛を再認するが、本当のローズマリーの容姿を知らないハルは、レストランで出会ったローズマリーをほとんど無視同然に扱ってしまう。傷つくローズマリー。せっかく自分を好きになってくれる人が現れたと喜んでいたのに…。ローズマリーの気持ちを考えると心が痛い。でも、まぁ、アメリカ映画でハッピーエンドじゃない筈がない。ハルはローズマリーの家を訪れ、皆の前で彼女に愛を告白する。よかったね、ローズマリー。

【愛しのローズマリー 第14段落】  肥満のローズマリーやその友達、障害者のウォルト(リーン・カービー:『 ふたりにクギづけ (2003) STUCK ON YOU 』)、火傷を負った女の子、レストランの受付嬢?の男性が、ハルの目には美しく見える。

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映画『 愛しのローズマリー 』の感想

【愛しのローズマリー 感想 第01段落】  社会的に弱い立場にあっても彼らは美しい心を持っている、という主張は、美の本質とは何かと考えさせられる。脚本は元コンピュータ会社の重役であるというショーン・モイナハン。共通の友人に送ったモイナハンの手紙を面白いと思ったピーター・ファレリーが、彼に脚本を書くように勧めたのだそうだ。ファレリー兄弟と共同で脚本を執筆する。

【愛しのローズマリー 感想 第02段落】  気持ち悪いジャック・ブラック(ファレリー兄弟は当初はハル役に主演クラス級の俳優を考えたのだそうだが、軽薄さに実感がわかないという事で、ジャック・ブラックの起用になったのだそう。まさに彼は Shallow Hal にピッタリ。)と、中身はグウィネス・パルトロウと言えども太りすぎの女の子とのロマンスという、"美人得"の多いハリウッド映画において異質のプロットは、一般人ならではなのかもしれない。また、ローズマリーは容姿的には恵まれていないが、お金持ちのお嬢さんである。ハルは彼女のお父さんスティーブ・シャナハン(ジョー・ヴィテレッリ:
エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画 (2002) SERVING SARA
アナライズ・ユー (2002) ANALYZE THAT 』)のお陰で昇進する。もし、ローズマリーが貧乏だったら映画のストーリーはどうなるのかなぁとちょっと思う。アメリカの実業家による脚本なので、美の本質はお金だということだったらどうしよう。

【愛しのローズマリー 感想 第03段落】  『 愛しのローズマリー 』についてピーター・ファレリーが「悪意のある視点は一切盛り込まないようにした」と言っている様に、社会的弱者の人々に温かい眼差しを感じる映画。これまでの彼らの作品に比べて"お下劣度"が低く面白さにかけるという意見もあるが、私はこの映画『 愛しのローズマリー 』の主題である「人は外見ではなく、内面の美しさを選ぶべきです」という正当なメッセージが好き。

【愛しのローズマリー 感想 第04段落】  『 愛しのローズマリー 』はいい勉強になる。電車の中でカップルの女の子が男の子に「やっぱりカノジョって顔で選ぶの?」と尋ねているのを聞いたことがある。男の子は間髪入れずに「そりゃ、顔だ。性格悪いのは我慢できるけど、ブスは耐えられない」と答えていた。今は私はそのカップルに自信を持って言い返す。「人は心で判断するのよ!」

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず5307文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.shallowhalmovie.com/
■映画『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』の更新記録
2002/06/03新規: ファイル作成
2005/03/15更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/04/29更新: ◆データ追加
2005/09/24更新: ◆データ追加
2005/10/06更新: ◆追記
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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