シャーク・テイル＠映画の森てんこ森

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シャーク・テイル　(2004)

SHARK TALE

幸の観たい度：８つ星　

■映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』のポスター、予告編および映画データ

シャーク・テイル

Links:	Official Web Site
Trailers:	Official Web Site

上映時間 Runtime：	1:30
製作国 Country：	アメリカ　USA
製作会社 Production Company：	DreamWorks Animation [us] DreamWorks SKG [us] Pacific Data Images (PDI) [us]
全米配給会社 Distributer：	DreamWorks Distribution LLC [us]
全米初公開 Release Date：	2004/10/01
日本初公開 R. D. in Japan：	2005/03/05　予定
日本公開情報：	アスミック・エース
ジャンル Genre：	アニメ／コメディ／犯罪 Animation / Comedy / Crime
MPAA Rating 指定：	Rated PG for some mild language and crude humor.
日本語公式サイト
http://www.sharktale.jp/

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』の解説

　映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』は、『シュレック　(2001) SHREK 』『シュレック２　(2004) SHREK 2 』を大ヒットさせたドリーム・ワークスの次なるＣＧアニメーション映画。『シュレック』シリーズと同様、声の出演俳優は超豪華。打倒ディズニー・アニメを成功させた『シュレック』で勢い付くドリーム・ワークスが今回クリエイトした映像の世界は、海の中。『ファインディング・ニモ　(2003) FINDING NEMO 』よりスゴイ海を創り出してみせようじゃないかという気合を感じるかも。〔なんちゃって。〕映画『シャーク・テイル』は、海の中を舞台にした、お魚達のマフィア・ムーヴィーだ。

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■映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』の主なスタッフ

○『シャーク・テイル』の監督：ビーボ・バージェロン

○『シャーク・テイル』の監督：ヴィッキー・ジェンソン
『シュレック　(2001) SHREK 』＜ 2001 年カンヌ国際映画祭出品＞等

○『シャーク・テイル』の製作：アリソン・リオン・セーガン
『プール　(2002) SWIMFAN / SWIMF@N 』等

○『シャーク・テイル』の脚本：ダミアン・シャノン
『フレディＶＳジェイソン　(2003) FREDDY VS. JASON 』等

○『シャーク・テイル』の脚本：マイケル・Ｊ・ウィルソン
『アイス・エイジ　(2002) ICE AGE 』
『タキシード　(2002) THE TUXEDO 』等

○『シャーク・テイル』の製作総指揮：ジェフリー・カッツェンバーグ
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス　(1993) THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS 』(co-producer) (uncredited)
『シュレック　(2001) SHREK 』(producer)
『スピリット　(2002) SPIRIT: STALLION OF THE CIMARRON 』(producer)＜ 2003 年アカデミー長編アニメ賞ノミネート＞
『シンドバッド　７つの海の伝説　(2003) SINBAD: LEGEND OF THE SEVEN SEAS 』(producer)
『シュレック２　(2004) SHREK 2 』等

○『シャーク・テイル』の音楽：ジェフ・ザネリ
『ハンニバル　(2001) HANNIBAL 』(additional music)
『パール・ハーバー　(2001) PEARL HARBOR 』(additional music)
『タイムマシン　(2002) THE TIME MACHINE 』(additional music)
『Ｋ－１９　(2002) K-19: THE WIDOWMAKER 』(additional music)
『リベリオン (2002) EQUILIBRIUM 』(additional music)
『パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち　(2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL 』(additional music)
『マッチスティック・メン　(2003) MATCHSTICK MEN 』(additional music)
『ラストサムライ　(2003) THE LAST SAMURAI 』(additional music)
『シークレット・ウインドウ　(2004) SECRET WINDOW 』
『キャットウーマン　(2004) CATWOMAN 』(additional music)等

○『シャーク・テイル』の音楽：ハンス・ジマー
『レインマン　(1988) RAIN MAN 』＜ 1989 年アカデミー作品賞ノミネート＞
『ライオン・キング　(1994) THE LION KING 』＜ 1995 年アカデミー作品賞受賞＞
『天使の贈りもの　(1996) THE PREACHER'S WIFE 』＜ 1997 年アカデミー音楽賞ノミネート＞
『恋愛小説家　(1997) AS GOOD AS IT GETS 』＜ 1998 年アカデミー音楽賞ノミネート＞
『プリンス・オブ・エジプト　(1998) THE PRINCE OF EGYPT 』＜ 1999 年アカデミー音楽賞ノミネート＞
『シン・レッド・ライン　(1998) THE THIN RED LINE 』＜ 1999 年アカデミー音楽賞ノミネート＞
『Ｍ：Ｉ－２　(2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2 』
『グラディエーター　(2000) GLADIATOR 』＜ 2001 年アカデミー作品賞ノミネート＞
『パール・ハーバー　(2001) PEARL HARBOR 』
『ハンニバル　(2001) HANNIBAL 』
『スピリット　(2002) SPIRIT: STALLION OF THE CIMARRON 』
『マッチスティック・メン　(2003) MATCHSTICK MEN 』
『ティアーズ・オブ・ザ・サン　(2003) TEARS OF THE SUN 』
『パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち　(2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL 』
『ラストサムライ　(2003) THE LAST SAMURAI 』
『恋愛適齢期　(2003) SOMETHING'S GOTTA GIVE 』
『キング・アーサー　(2004) KING ARTHUR 』
『サンダーバード　(2004) THUNDERBIRDS 』等

○『シャーク・テイル』の編集：ニック・フレッチャー
『スピリット　(2002) SPIRIT: STALLION OF THE CIMARRON 』等

○『シャーク・テイル』の編集：ピーター・ロンズデール
『ジャングル・ブック２　(2003) THE JUNGLE BOOK 2 』等

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■『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』の主なキャストとキャラクター紹介

●ウィル・スミス as オスカー
『アリ　(2002) ALI 』＜ 2002 年アカデミー主演男優賞ノミネート＞
『バッドボーイズ２バッド　(2003) BAD BOYS 2 BAD 』
『ふたりにクギづけ　(2003) STUCK ON YOU 』 (special thanks)
『アイ，ロボット　(2004) I, ROBOT 』
『最後の恋のはじめ方　(2005) HITCH 』等

【オスカー】　　早口の小さな底魚〔そこうお：海底または海底に近い所にすむ魚。カレイ・ヒラメ・タラ・アンコウなど。底棲魚。沈み魚。「大辞林」、底魚という意味の英語 bottom feeder/ bottom fish には、最下層民; 〔卑〕ゴミ漁り（のような連中）, 低俗な本能に訴える人という意味がある「EXCEED 英和辞典」〕。ある事でヒーローだと認められたオスカーは、裕福に暮らし始める。しかし、もしオスカーが評判に応える事ができなければ、形勢は再び不利なものとなるだろう。
　オスカーの顔は、ウィル・スミスに似ている。それぞれのキャラクターの顔は、声を務める俳優に似させているように感じるが、このオスカーとサイクスがそれぞれ一番似ていると思う。

●ロバート・デ・ニーロ as ドン・リノ
『ゴッドファーザーＰＡＲＴ II　(1974) THE GODFATHER: PART II 』＜ 1975 年アカデミー助演男優賞受賞＞
『タクシードライバー　(1976) TAXI DRIVER 』＜ 1977 年アカデミー主演男優賞ノミネート＞
『ディア・ハンター　(1978) THE DEER HUNTER 』＜ 1979 年アカデミー主演男優賞ノミネート＞
『レイジング・ブル　(1980) RAGING BULL 』＜ 1981 年アカデミー主演男優賞受賞＞
『未来世紀ブラジル　(1985) BRAZIL 』
『レナードの朝　(1990) AWAKENINGS 』＜ 1991 年アカデミー主演男優賞ノミネート＞
『ケープ・フィアー　(1991) CAPE FEAR 』＜ 1992 年アカデミー主演男優賞ノミネート＞
『ＲＯＮＩＮ　(1998) RONIN 』
『アナライズ・ユー　(2002) ANALYZE THAT 』
『アバウト・ア・ボーイ　(2002) ABOUT A BOY 』（製作）
『ハイド・アンド・シーク／暗闇のかくれんぼ　(2005) HIDE AND SEEK 』等

【ドン・リノ】　　ホオジロザメのリノは、礁〔しょう：海面付近、あるいは水深20メートル以浅にある岩石または珊瑚(さんご)礁などからなる海底の突起部。「大辞林」〕の支配者。リノは 2 人の息子、レニーとフランキーのためにビッグな計画を持っている。ところがオスカーがそれらの計画を邪魔をしたものだから、大変！ドン・リノの頬には、声を務めるロバート・デ・ニーロのようなアザがある。

●レニー・ゼルウィガー as アンジー
『ベティ・サイズモア　(2000) NURSE BETTY 』
『ブリジット・ジョーンズの日記　(2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』＜ 2002 年アカデミー主演女優賞ノミネート＞
『シカゴ　(2002) CHICAGO 』＜ 2003 年アカデミー主演女優賞ノミネート＞
『恋は邪魔者　(2003) DOWN WITH LOVE 』
『コールドマウンテン　(2003) COLD MOUNTAIN 』＜ 2004 年アカデミー助演女優賞ノミネート＞
『ブリジット・ジョーンズの日記　きれそうなわたしの12カ月　(2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』
『シンデレラマン　(2005) CINDERELLA MAN 』等

【アンジー】　　美しいエンゼル・フィッシュのアンジーは、密かにオスカーに首ったけ。取るに足らない魚のオスカーを信じているのはアンジーしかいない。徹底的にヒーローを演じているオスカーを見て、ガッカリせずにはいられないアンジー。アンジーはオスカーにとって本当にエンゼル〔天使〕のような存在で、彼女のお蔭でオスカーは思わず正しいことをしてしまう。

●ジャック・ブラック as レニー
『マーズ・アタック！　(1996) MARS ATTACKS! 』
『ハイ・フィデリティ　(2000) HIGH FIDELITY 』
『愛しのローズマリー　(2001) SHALLOW HAL 』
『アイス・エイジ　(2002) ICE AGE 』
『スクール・オブ・ロック　(2003) THE SCHOOL OF ROCK 』

【レニー】　　レニーはリノの息子のホオジロザメ。でも、海の仲間達を食べるということになると、レニーの顎〔あご〕は全然動かなくなってしまう。つまり、レニーはベジタリアン。〔そんなホオジロザメっているの？〕もしレニーが父リノからの関心を得ようとするなら、時には世の流れに逆らうこともＯＫなんだということをリノに分からせないといけない。

●ピーター・フォーク as ドン・ファインバーグ
『殺人会社　(1960) MURDER INC. 』＜ 1961 年アカデミー助演男優賞ノミネート＞
『ポケット一杯の幸福　(1961) POCKETFUL OF MIRACLES 』＜ 1962 年アカデミー助演男優賞ノミネート＞
『デッドロック　(2002) UNDISPUTED 』等

【ドン・ファインバーグ】　　“刑事コロンボ”が声を務めるのは、初老のホオジロザメのドン・ファインバーグ。ドン・ファインバーグは年老いているかもしれないが、まだまだ老いぼれてはいない。リノが助言を求めると、ドン・ファインバーグは理性的であろうとする。

●マーティン・スコセッシ as サイクス
『タクシードライバー　(1976) TAXI DRIVER 』＜ 1976 年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞＞
『レイジング・ブル　(1980) RAGING BULL 』＜ 1981 年アカデミー監督賞ノミネート＞
『最後の誘惑　(1988) THE LAST TEMPTATION OF CHRIST 』＜ 1989 年アカデミー監督賞ノミネート＞
『グッドフェローズ　(1990) GOODFELLAS 』＜ 1991 年アカデミー監督賞＆脚色賞ノミネート＞
『エイジ・オブ・イノセンス／汚れなき情事　(1993) THE AGE OF INNOCENCE 』＜ 1994 年アカデミー脚色賞ノミネート＞
『ギャング・オブ・ニューヨーク　(2001) GANGS OF NEW YORK 』＜ 2003 年アカデミー監督賞ノミネート＞
『アビエイター　(2004) THE AVIATOR 』等

【サイクス】　　太い眉毛がマーティン・スコセッシ監督にそっくりのサイクスは、熱い空気で膨らむフグ puffer fish 〔ハリセンボン porcupine fish っぽく見えるけど〕。オスカーが働く“ホエイル・ウォッシュ Whale Wash 〔クジラ洗い〕社”のオーナーで、副業として少しビジネスも興している。

●ヴィンセント・パストーレ as ルカ
『デュース・ワイルド　(2002) DEUCES WILD 』
『エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画　(2002) SERVING SARA 』等

【ルカ】　　リノが信頼する部下のタコ。

●マイケル・インペリオリ as フランキー

【フランキー】　フランキーはリノの長男で、短気で冷血なホオジロザメ。忠実な息子であるフランキーは、弟のレニーが本来あるべき姿である殺し屋のサメになれるように最善を尽くす。不幸にもフランキーは古い家族の仕来りに雁字搦〔がんじがら〕めになっていて、時ならぬ運命へと導かれてしまう。

●アンジェリーナ・ジョリー as ローラ
『ボーン・コレクター　(1999) THE BONE COLLECTOR 』
『１７歳のカルテ　(1999) GIRL, INTERRUPTED 』＜2000 年アカデミー助演女優賞受賞＞
『ブロンド・ライフ　(2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』
『トゥームレイダー２　(2003) LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 』
『すべては愛のために　(2003) BEYOND BORDERS 』
『テイキング・ライブス　(2004) TAKING LIVES 』
『スカイキャプテン　ワールド・オブ・トゥモロー　(2004) SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW 』
『アレキサンダー　(2004) ALEXANDER 』等

【ローラ】　　感覚的なドラゴン・フィッシュのローラは、欲しいものを得るために女の武器を使うファム・ファタール femme fatale 〔男性を否応なく危険な状態に導いてしまう魅力的な女性のこと〕。ローラが欲しいのは、礁のニュー・ヒーローであるオスカー。オスカーがローラの言いなりになれば、オスカーは破滅させられるかも…。
　ドラゴン・フィッシュの写真をネット上で見た。どうやってデフォルメすればこんなに妖艶なキャラクターになるのかと不思議に思った。ローラのプックリとした唇が、アンジェリーナ・ジョリーっぽい。

●ダグ・E・ダグ as バーニー
『スパイダーパニック！　(2002) EIGHT LEGGED FREAKS 』等

●ジギー・マーリィ as アーニー

【アーニー＆バーニー】　　ラスタファリアン〔Rastafarian ：〔俗〕髪をドレッドロックス dreadlocks ＜縮らせて編んだ多くの髪束を垂らす髪型＞にしている人「EXCEED 英和辞典」〕な 2 匹のクラゲ、アーニー＆バーニーはサイクスのところで働いていて、とても喜んで仕事をしている。辛辣なユーモアのセンスを持つアーニー＆バーニーが、オスカーにしようとしていることは、本当にショッキング！

●ジョゼフ・シラーヴォ
『メイド・イン・マンハッタン　(2002) MAID IN MANHATTAN 』等

●ケイティ・クーリック as ケイティ・カレント
『オースティン・パワーズ　ゴールドメンバー　(2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER 』等

　1991年 4 月 5 日よりＮＢＣ朝の情報番組「 TODAY 」の共同総合司会者を務めているケイティ・クーリックは、アメリカの有名なＴＶニュース・パーソナリティの一人。

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■映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』のあらすじ
※本作『シャーク・テイル』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『シャーク・テイル』のストーリー。
　オスカー（声：ウィル・スミス）はちっぽけな底魚。フグのサイクス（声：マーティン・スコセッシ）のクジラ洗い会社で口の掃除人として働いている現状とはかけ離れた名声と富を夢見ている。オスカーは、美人の受付係のアンジー（声：レニー・ゼルウィガー）に愛されていることに気付いていない。サイクスに多額の借金があるオスカーが、 5000 ドルの返済を求められた時、アンジーは家宝のピンク・パールをオスカーにあげた。オスカーはそれを売るが、その後、サイクスにお金を返すために行った競馬場で、馬 horse （というか、タツノオトシゴ seahorse ）にそれを賭けてしまう。オスカーが賭けた馬は負けてしまった。窮地に陥ったオスカー。サイクスの手下であるラスタファリアンなクラゲ、バーニー（声：ダグ・E・ダグ）とアーニー（声：ジギー・マーリィ）は、オスカーを痛めつけるために連れ出した。

　一行は二匹のホオジロザメに出くわした。タフ・ガイな兄フランキー（声：マイケル・インペリオリ）と優しい菜食主義の弟レニー（声：ジャック・ブラック）だ。フランキーは殺し方をレニーに教えることになっている。それで二匹の兄弟鮫は、父のドン・リノ（声：ロバート・デ・ニーロ）からファミリー・ビジネスを引き継ぐことができるのだ。ところがフランキーが落ちてきた錨（いかり）に当たって死んでしまい、クラゲたちはオスカーがホオジロザメを殺したと思う。“シャークスレイヤー sharkslayer 〔サメ殺し〕”として家に戻ったオスカー。魚仲間たちはオスカーの話を丸ごとすっかり鵜呑みにし、嘘をついたおかげでオスカーは意外にもヒーローとなり、ついに名声と富を手に入れる。

　サイクスがオスカーのマネージャーとなり、セクシー美女のローラ（声：アンジェリーナ・ジョリー）がお金目当てでオスカーに言い寄ってくる。ビッグになるという夢が実現したオスカーは、上流生活を楽しみ、全ては順調。しかし、“サメ殺し”を探してサメたちがやって来ると雲行きが怪しくなる。その頃、父ドン・リノや他のサメたちのように捕食者になれないレニーは家出をする。レニーとオスカーはお互いの問題を解決する計画を考えた。オスカーがレニーを殺すふりをすれば、サメたちはオスカーを恐れ、オスカーを捕まえようとはしないだろう。それでレニーも新しい生活を始めることができる。これが二匹の計画。しかし、レニーとオスカーはこの計画があんまり良いとは言えないとすぐに気付くことになる…。

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■映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』のトリビア

(^_^;) 　ギャングのサメたちにイタリア系の名前が付いていたり、彼らの台詞の中にイタリア語が使われていたりと、極悪なサメたちのモデルは、イタリアのマフィア・ファミリー。それ対してにイタリア系の市民団体がイタリア人＝マフィアというイメージを広めているとしてブーイング。ドリーム・ワークスに映画内のそういう箇所を削除することなどを求めているそうだ。

(^_^;) 　元々この映画の原題名は“シャークスレイヤー sharkslayer 〔サメ殺し〕”だった。しかし、放映の一年前に製作総指揮のジェフリー・カッツェンバーグがその題名を家族向きでないとして、『シャーク・テイル（サメ物語）』と変更させた。クレジットが流れる前の歌でその題名変更のあとがうかがえるそうだ。

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【『シャーク・テイル』のスタッフとキャスト】

監督：ビーボ・バージェロン　Bibo Bergeron (Directed by)
　　　　ヴィッキー・ジェンソン　Vicky Jenson (Directed by)
製作：ビル・ダマシュケ　Bill Damaschke (producer)
　　　　ジャネット・ヒーリー　Janet Healy (producer)
　　　　アリソン・リオン・セーガン　Allison Lyon Segan (producer)
製作総指揮：ジェフリー・カッツェンバーグ Jeffrey Katzenberg (executive producer)
脚本：ロブ・レターマン　Rob Letterman (Writing credits)
　　　　ダミアン・シャノン　Damian Shannon (Writing credits)
　　　　マーク・スウィフト　Mark Swift (Writing credits)
　　　　マイケル・Ｊ・ウィルソン　Michael J. Wilson (Writing credits)
　　　　マイケル・ウィルソン　Michael Wilson (screenplay)
音楽：ジェフ・ザネリ　Geoff Zanelli (Original Music by)
　　　　ハンス・ジマー　Hans Zimmer (Original Music by)
編集：ニック・フレッチャー　Nick Fletcher (Film Editing by)
　　　　ピーター・ロンズデール　Peter Lonsdale (Film Editing by)
　　　　ジョン・ヴェンゾン　John Venzon (Film Editing by)
美術：ダン・サン・ピエール　Dan St. Pierre (Production Design by)

声の出演：ウィル・スミス　Will Smith as Oscar
　　　　ロバート・デ・ニーロ　Robert De Niro as Don Lino
　　　　レニー・ゼルウィガー　Renee Zellweger as Angie
　　　　ジャック・ブラック　Jack Black as Lenny
　　　　アンジェリーナ・ジョリー　Angelina Jolie as Lola
　　　　マーティン・スコセッシ　Martin Scorsese as Sykes
　　　　ケイティ・クーリック　Katie Couric as Katie Current
　　　　ダグ・E・ダグ　Doug E. Doug as Bernie
　　　　ピーター・フォーク　Peter Falk as Don Feinberg
　　　　トレイシー・グリムショウ　Tracey Grimshaw as Katie Current (Australian Version)
　　　　マイケル・インペリオリ　Michael Imperioli as Frankie
　　　　ジェームズ・マディオ　James Madio as Vinny
　　　　ジギー・マーリィ　Ziggy Marley as Ernie
　　　　ヴィンセント・パストーレ　Vincent Pastore as Luca
　　　　ジョゼフ・シラーヴォ　Joseph Siravo

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　公式サイト（英語版）
　　　　　　　http://www.sharktale.com/

■映画『シャーク・テイル　(2004) SHARK TALE 』の更新記録
2004/08/05新規：ファイル作成
2004/08/08更新：◆解説とネタばれおよび俳優についてリンク
2004/12/06更新： ◆一部テキスト追記と書式変更および再登録
2005/02/25更新： ◆一部テキスト追記
2005/03/30更新： ◆データ追加
2005/09/24更新： ◆データ追加

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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