シン・レッド・ライン
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シン・レッド・ライン (1999)
THE THIN RED LINE
 映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』をレヴュー紹介します。

 映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』を以下に目次別に紹介する。
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の解説及びポスター、予告編
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の映画データ
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』のトリビア
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』のスタッフとキャスト
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 シン・レッド・ライン 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の感想
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』出演のショーン・ペン
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の歴史的背景
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』のストーリー
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の結末
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の更新記録

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幸の鑑賞評価: 8つ星 
■映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』の解説及びポスター、予告編
シン・レッド・ライン
シン・レッド・ライン
■映画『 シン・レッド・ライン THE THIN RED LINE 』の解説

 映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』は、アカデミー撮影賞やカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した『 天国の日々 (1978) DAYS OF HEAVEN 』以来、監督業から遠ざかっていたハリウッドの幻の監督、テレンス・マリックの約 20 年ぶりの作品。映画『 シン・レッド・ライン 』は 1999 年ベルリン国際映画祭金熊賞などを受賞。映画『 シン・レッド・ライン 』の米陸軍ライフル中隊 "チャーリーC中隊"には、ショーン・ペン、『 アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS 』等のジョン・キューザック、ニック・ノルティ、ジョン・トラヴォルタ、ジョージ・クルーニーなどの錚々たるハリウッド・スターが志願し、従軍した。『 モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO 』等のジム・カヴィーゼルは、映画『 シン・レッド・ライン 』の主演に抜擢され一躍脚光を浴び、『 マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE 』『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』等のエイドリアン・ブロディも頑張っている。
 第二次世界大戦のガダルカナルでの日本軍との戦いを描いたジェームズ・ジョーンズ著の映画『 シン・レッド・ライン 』の原作は、『 大突撃 (1964) THE THIN RED LINE 』でも映画化されている。
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』の映画データ
 上映時間:171分
 製作国:アメリカ
 公開情報:松竹富士
 アメリカ初公開年月:1999年1月8日
 日本初公開年月:1999年4月10日
 ジャンル:ドラマ/戦争
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■映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』のトリビア
 「映画の森てんこ森」内にある第二次世界大戦を描いた映画レヴューは:
カサブランカ (1942) CASABLANCA 』 ハンフリー・ボガート主演
イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT 』 レイフ・ファインズ主演
ライフ・イズ・ビューティフル (1998) LA VITA E BELLA / LIFE IS BEAUTIFUL 』 ロベルト・ベニーニ主演
マレーナ (2000) MALENA 』 モニカ・ベルッチ出演
スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』 ジュード・ロウ主演
パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR 』 ベン・アフレック主演
エニグマ (2002) ENIGMA 』 ダグレイ・スコット主演
ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』 ニコラス・ケイジ主演
戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』 エイドリアン・ブロディ主演
等があります。
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【『 シン・レッド・ライン 』のスタッフとキャスト】
監督: テレンス・マリック Terrence Malick
製作: ロバート・マイケル・ゲイスラー Robert Michael Geisler
    グラント・ヒル Grant Hill
    ジョン・ロバデュー John Roberdeau
製作総指揮: ジョージ・スティーヴンス・Jr George Stevens Jr.
原作: ジェームズ・ジョーンズ James Jones
脚本: テレンス・マリック Terrence Malick
撮影: ジョン・トール John Toll
美術: ジャック・フィスク Jack Fisk
音楽: ハンス・ジマー Hans Zimmer

出演: ショーン・ペン Sean Penn エドワード・ウェルシュ曹長
    ジム・カヴィーゼル Jim Caviezel ウィット一等兵
    エイドリアン・ブロディ Adrien Brody ファイフ伍長
    ベン・チャップリン Ben Chaplin ジャック・ベル一等兵
    ジョン・キューザック John Cusack ジョン・ガフ大尉
    イライアス・コティーズ Elias Koteas スタロス大尉
    ニック・ノルティ Nick Nolte ゴードン・トール中佐
    ジョン・サヴェージ John Savage マクローン軍曹
    ジョン・C・ライリー John C. Reilly ストーム軍曹
    ジャレッド・レトー Jared Leto ホワイト少尉
    ウディ・ハレルソン Woody Harrelson ケック軍曹
    ジョージ・クルーニー George Clooney チャールズ・ボッシュ大尉
    ダッシュ・ミホク Dash Mihok ドール一等兵
    ティム・ブレイク・ネルソン Tim Blake Nelson ティルズ一等兵
    ジョン・トラヴォルタ John Travolta クィンタード准将
    ミランダ・オットー Miranda Otto マーティ・ベル
    ポール・グリーソン Paul Gleason ジョージ・バンド陸軍中尉
    ウィル・ウォレス Will Wallace ホーク一等兵
    ペネロープ・アレン Penelope Allen ウィットの母親
    ニック・スタール Nick Stahl エドワード・ビーズ一等兵
    トーマス・ジェーン Thomas Jane アッシュ一等兵
    光石研 Ken Mitsuishi 日本の士官 
    前原一輝 Kazuki Maehara 日本の兵卒
    酒井一圭 Kazuyoshi Sakai 日本人捕虜

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ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 シン・レッド・ライン 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー

【映画『 シン・レッド・ライン 』の感想】

【映画『 シン・レッド・ライン 』の感想 第01段落】  絶対戦争なんかに行きたくない!私は日本人だけど、観客の立場として、アメリカ兵と一緒に蒸し暑いガダルカナル島で草を掻き分け、銃を担いで匍匐(ほふく)前進し、日本軍からの銃弾に身構え、死体の匂い(嗅いだことないけど)に耐えた。観た後すっごく疲れた。さすがテレンス・マリック監督である。本当の戦争なんて経験したことがないので、おこがましいかも知れないが、171分間一兵卒になった気分だった。もう戦争なんかコリゴリだ。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の感想 第02段落】  あまり観ることがない戦争映画だが、いつも洋画ばかり観ているのに、このジャンルでは私にしては結構邦画を観ていると思う。小学生のときに学校の体育館で観た、原爆を描いた映画『 この子を残して (1983) 』とか、祖父と一緒に観に行った『 連合艦隊 (1981) 』『 ビルマの竪琴 (1985) 』( 80 年代一世を風靡したお笑いTV番組「オレたちひょうきん族」のタケちゃんマンのコーナーで取り上げられたことがあったからか、「帰ってこいよ、水島」という台詞が小学校のときクラスで流行った)とか。洋画では『 スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』を観ているけど、日本軍が出てくるのでは、『 戦場のメリークリスマス (1983) MERRY CHRISTMAS, MR. LAWRENCE 』(日本/イギリスだから邦画?)『 太陽の帝国 (1987) EMPIRE OF THE SUN 』『 ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』くらいしか観たことがないかも。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の感想 第03段落】  幻の監督、テレンス・マリックが約 20 年ぶりにメガホンを取ったということで、キャストも豪華である。その豪華なキャスト陣が、ジム・カヴィーゼル(
G.I.ジェーン (1997) G.I. JANE
モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO
アイ・アム・デビッド (2004) I AM DAVID
ハイウェイマン (2003) HIGHWAYMEN
パッション (2004) THE PASSION OF THE CHRIST 』)やエイドリアン・ブロディ(
マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE
戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST
ヴィレッジ (2004) THE VILLAGE 』)といった当時はあまりメジャーではなかった俳優たちの上官役であることや、それぞれの出番がちょっとずつというのが、観客に対して映画をよりリアルに感じさせていると思った。

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映画『 シン・レッド・ライン 』出演のショーン・ペン

【映画『 シン・レッド・ライン 』出演のショーン・ペン 第01段落】  そのキャスト陣の中でも特にいい味を出していたのは、エドワード・ウェルシュ曹長役のショーン・ペン。彼の母親は『 妹の恋人 (1993) BENNY & JOON 』『 マグノリア (1999) MAGNOLIA 』『 スパイダー パニック! (2002) EIGHT LEGGED FREAKS 』等に出演している女優アイリーン・ライアン、父親はディレクターのレオ・ペン。ショーンは、ミュージシャンになった兄のマイケル、同じように俳優になった弟のクリスと一緒に、子供の頃は8ミリで沢山のアマチュア映画を作ったそうだ。『 初体験/リッジモント・ハイ (1982) FAST TIMES AT RIDGEMONT HIGH 』でスターとして注目されるようになり、徐々に俳優としての評価を高めていくが、メディアを騒がせたマドンナとの結婚( 1985 - 1989 )が、彼を混乱させてしまう。

【映画『 シン・レッド・ライン 』出演のショーン・ペン 第02段落】  私にしても、マドンナの夫だった時の悪評(警察沙汰の暴行事件を起こしたり、マドンナへのDVがあったりとか)のせいで、ショーン・ペンのイメージは今まで悪かった。マドンナがショーン・ペンと離婚した 1989 年に発売したアルバム「 Like A Prayer 」に収録されている、二人の壊れた結婚について歌った歌" Till Death Do Us Part "を聞いて、ますます悪い夫のイメージが膨らんでいたけど、ずっとパパラッチに追われていたみたいだし、実際はまだ駆け出しの俳優が世界一有名で刺激的な奥さんを持ってしまったゆえの、仕方がない悲劇だったのではないかなと今は思う。因みに 1986 年の「 True Blue 」はマドンナが当時夫だったショーン・ペンに捧げたアルバムだそうで、彼の好きな言葉がアルバムの題となった。(同名の曲も収録。この曲のプロモーション・ビデオのマドンナは可愛くて、好きだった。)

" True Blue "のサビ
True love
You're the one I'm dreaming of
Your heart fits me like a glove
And I'm gonna be
True blue
Baby I love you

" Till Death Do Us Part "のサビ
Our luck is running out of time
You're not in love with me anymore
I wish that it would change but it won't
'Cause you don't love me no more
人の心って、変わってしまうものなのね。

【映画『 シン・レッド・ライン 』出演のショーン・ペン 第03段落】  しかし、現在の奥さんであるロビン・ライト( 1991 年に同棲 1996 年に結婚、『 フォレスト・ガンプ/一期一会 (1994) FORREST GUMP 』『 アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE 』等に出演)を得てからは、『 デッドマン・ウォーキング (1995) DEAD MAN WALKING 』で 1996 年ベルリン国際映画祭、『 シーズ・ソー・ラヴリー (1997) SHE'S SO LOVELY 』で 1997 年カンヌ国際映画祭、『 キャスティング・ディレクター (1998) HURLYBURLY 』で 1998 年ヴェネチア国際映画祭と、世界三大映画祭の男優賞を制覇、また、監督業にも精を出したりと目覚しい活躍だ。因みにマドンナと結婚中に共演した『 上海サプライズ (1986) SHANGHAI SURPRISE 』は本当に SURPRISE な駄作だそうで、 1987 年ラジー賞でワースト主演男優賞にノミネート。マドンナはワースト主演女優賞をゲット!

【映画『 シン・レッド・ライン 』出演のショーン・ペン 第04段落】  ショーン・ペンの若い頃の顔は小さい口が初心なくてキライだった(昔からのファンの方にはスミマセン)が、この映画で観て、とてもうまく老けたなと思った。 1960 年 8 月 17 日(しし座)生まれだから、この映画の頃は 39 歳くらいで、老けたと言うほどでもないかもしれないけど、 40 歳で禁煙したらしいし、カッコいいオジサンになっていくだろうなと期待している。その後
ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER
21グラム (2003) 21 GRAMS
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 (2004) THE ASSASSINATION OF RICHARD NIXON
ザ・インタープリター (2005) THE INTERPRETER 』と大活躍している。

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【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景】

【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景 第01段落】  日本は真珠湾攻撃( 1941 年 12 月 8 日)の快進撃も束の間、ミッドウェー海戦( 1942 年 6 月 5 日)で連合軍に敗北し、南太平洋はソロモン諸島にあるガダルカナル島での戦闘で巻き返しを図ろうとする。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景 第02段落】  日本軍は、アメリカとオーストラリアの供給及びコミュニケーション・ラインを分断するため、ガダルカナルに飛行場を設営していた。現在はヘンダーソン飛行場と改名されているが、当時はルンガ飛行場と言ったそうだ。ミッドウェー海戦の後、アメリカ軍の本格的反撃は 1943 年半ば以降だと日本軍は予想していたようだが、アメリカ軍はそれより1年も早く行動を起こしてきたのだ。日本軍のガダルカナルでの動きを連合国側が素早く知ることができたのは、" Coastwatcher "と呼ばれるオーストラリア海軍予備隊によって組織された少人数の部隊のお蔭だったそうだ。真珠湾攻撃の後、ソロモン諸島のヨーロッパ人入植者たちの多くは島を逃れたが、島に残った彼らは日本軍のパトロールを避け、飢えとマラリアに耐えながら情報収集をし、無線電信で連合国軍に重要な情報を送った。それに対して日本は、飛行場を設営した際に、大本営の陸軍軍人のほとんどがガダルカナル島の名前も位置も知らなかったというから驚きだ。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景 第03段落】  昼間はアメリカ軍がヘンダーソン飛行場からの空中援護を利用し、船から食糧や武器などの物資を降ろしたが、夜になると日本軍が兵隊や物資の陸揚げを急いだ。アメリカ兵は満足には食べられなかったが、それでも食べた。しかし、日本兵は食べられなかった。日本軍の暗闇に隠れての物資の供給作業ははかどらず、兵隊達は駆逐艦に殺到したが、荷物を降ろすには時間がかかった。勝敗を決定付けたのは食糧だった。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景 第04段落】  太平洋上の戦域では、それまで主導権を握っていた日本軍であったが、ガダルカナルで決定的に流れが変わってしまった。大本営の見通し・情報不足で日本軍は大打撃を受け、戦闘以外でも飢えと病気で多くの日本兵が亡くなった。それでガダルカナル島を餓島(ガ島)とも呼ぶそうだ。1942 年 8 月 7 日から翌年の 2 月 7 日まで行われたガダルカナル作戦は、日本にとっては失策を悔いる戦いであり、涙なしに語れない悲しい戦いである。映画の中でも、高地での戦いは最初かなり日本軍優勢に見えたのに、7人のアメリカ兵の活躍にやられてしまった。やっぱり日本軍はかなりの物資不足だったんだなぁと思った。それに元々体格だって全然違うし、武器だってアメリカのほうが優れていただろう。ハァ〜、こんな無謀な戦争を始めるなんて…。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景 第05段落】  戦争中、日本では英語は敵国語として禁止された。しかし、アメリカの姿勢は違う。敵国の言語が盛んに学ばれるのだ。国力の違いはもちろんだが、そういった情報に対する考え方の違いも、日米の明暗を分けた原因でもあるだろう。例に漏れずガダルカナルでも、情報の軽視が敵兵力の軽視へと繋がった。アメリカ軍の陣地を偵察することなく、白兵突撃(銃剣を持って敵をめがけて突撃すること)で勝利を得ようとするなんて、今から考えると有り得ない。そういった過去の経験は、ちゃんと現在に活かされているのだろうか。テロ組織や嘗ての日本のような国々が不穏な動きをしている最近の国際情勢を伝えるニュースを観ると、ちょっと不安になってしまう。

【映画『 シン・レッド・ライン 』の歴史的背景 第06段落】  太平洋戦争での日本の戦没者は 310 万人余り、アメリカの第二次世界大戦での死亡者と行方不明者は合わせて 17 万 2219 人。圧倒的な力の差を感じる。それでも、現場で戦っているアメリカ兵にとっても、戦争は過酷なものであっただろう。特にガダルカナルでは、日本軍だけでなく、アメリカ軍も、蒸し熱さ(白人にはより辛いだろう)、ジャングル、病気、雨、飢えに苦しんだそうだ。それに、すでに豊かであった国の若者には精神的ショックが大きかったに違いない。生と死、正気と狂気、人間性と非人間性の境界線にいるアメリカ兵たちの姿が、映画ではリアルに描かれている。

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【映画『 シン・レッド・ライン 』のストーリー】

【シン・レッド・ライン 第01段落】  青く美しい空と海。ここは南の楽園の島。アメリカの脱走兵ウィット一等兵(ジム・カヴィーゼル)とホーク一等兵(ウィル・ウォレス)は、島の子供達と一緒に戯れ、戦争を忘れようとしていた。強烈な戦闘経験は彼の心に深い傷を残しているようだ。ウィット一等兵は、同じくジェームズ・ジョーンズの原作で、戦争文学の傑作とされる『 地上(ここ)より永遠に (1953) FROM HERE TO ETERNITY 』において、モンゴメリー・クリフトが演じたプルーイット一等兵に基づくキャラクターであるそうだ。ウィットは亡くなった母(ペネロープ・アレン)を思い出した。死ぬことが怖くないと言った母のように穏やかに死を迎えたい。

【シン・レッド・ライン 第02段落】  ウィットとホークはアメリカ軍の戦艦に連れ戻された。ウィットはC中隊のウェルシュ曹長(ショーン・ペン)に尋問を受けた。入隊6年目のウィットは脱走の常習犯のようだ。本物の兵隊になりきれないウィットのことをウェルシュ曹長は気に入っているようである。それはたぶん彼自身も戦争に漬かりきれないからだろう。戦争という狂気の世界の中で、善の存在を感じたい。それがウェルシュ曹長にとってのウィットの存在なのだと思う。しかし、そんな素振りはウィットには見せない。脱走は本来軍法会議ものだが、ウェルシュ曹長はウィットを懲戒部隊の担架兵にすることにした。

【シン・レッド・ライン 第03段落】  軍艦の上では、叩き上げの軍人
ゴードン・トール中佐(ニック・ノルティ:
『 ギャンブル・プレイ (2002) THE GOOD THIEF
ハルク (2003) THE HULK 』)が、自分より若い上司の
クィンタード准将(ジョン・トラヴォルタ:
閉ざされた森 (2003) BASIC
パニッシャー (2004) THE PUNISHER
炎のメモリアル (2004) LADDER 49 』)からガダルカナル作戦についての話を聞かされている。普通なら退役している年齢なのだが、出世を願って現役でいるトール中佐に対し、クィンタード准将は「あんな島でも君には大切だ」とガダルカナルの死守が出世の鍵だということを匂わせる。それを聞いて、いきり立って戦いに臨むには、トール中佐は年をとり過ぎているようだ。ここまで這い上がってくるのに支払った家族の犠牲、激戦になるだろう戦いへの恐怖が彼の脳裏に渦巻く。しかし、彼の前には道は一つしかない。命令に従うのみだ。

【シン・レッド・ライン 第04段落】  艦内では、ガダルカナルへの先発上陸を間近にして、C中隊の兵隊達がナーヴァスになっている。曹長に不安な気持ちを打ち明ける者、戦いに怯えてベッドにじっとしている者、強がる者など、各個人がとる行動は様々であるが、皆次の戦いを恐れていた。C中隊の指揮官はスタロス大尉(イライアス・コティーズ:
ノボケイン 局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE
シモーヌ (2002) SIMONE/S1M0NE 』)だ。「C中隊がいつも貧乏くじを引くのは、あいつのお蔭だ」と彼の陰口をたたく兵卒もいる。ギリシア系の元弁護士の彼は、兵隊達を息子のように思う優しい指揮官なのだが、戦争にはヤワすぎるようなのだ。

【シン・レッド・ライン 第05段落】  兵隊達がそれぞれ上陸用の船に乗り込み、ガダルカナルの浜辺を目指す。ミッドウェー海戦後、ガダルカナルはアメリカ軍が初めて主導権を握って作戦を立てる立場にある戦いだった。すでに激戦を経験しているC中隊の兵隊達の顔には、緊張がみなぎっている。船が着き、兵隊達は一斉に島の中へと浜辺を駆け上がっていく。見慣れない光景が彼らの目に入る。ジャングル、先住民、竹、色彩のキレイな南国の鳥、背の高い草むら…。いつ日本軍に襲われるかという恐怖におののきながら彼らは島の奥へと進んでいった。

【シン・レッド・ライン 第06段落】  翌日は日本軍が占拠している 210 高地への突撃だ。月のきれいな夜、スタロス大尉は真剣に神様に願う。「あなたを裏切らぬよう、部下を裏切らぬよう、あなたに私を捧げます。」映画の中の兵士達の呟きの中には、結構神様がいる。先発歩兵隊というのは、軍隊を進めるための無くてはならない捨石のような存在だと思った。大量の犠牲が出るとわかっていて、寝食を共にしてきた部下を戦地に送り込む指揮官の気持ちは、理解できるが決して認識できない。

【シン・レッド・ライン 第07段落】  後援の砲弾が高地に落とされ、戦闘が始まった。兵隊の中には緊張し過ぎて立てなくなる者もいる。ウェルシュ曹長は、同僚のケック軍曹(ウディ・ハレルソン:『 N.Y式ハッピー・セラピー (2003) ANGER MANAGEMENT 』)の意外な目を無視して、そんな兵隊に衛生兵に診てもらうように言う。突撃の先発隊を指揮するホワイト少尉(ジャレッド・レトー:
17歳のカルテ (1999) GIRL, INTERRUPTED
アレキサンダー (2004) ALEXANDER 』)が手を上げて兵卒に合図を送る。前へ進んだ兵隊達は草むらのどこにいるかも分からない高地上方の日本兵からすぐに撃たれた。それを見た兵隊達の顔はこわばるが、それでも先に進まなければならない。アメリカ兵たちは草むらを掻き分け高地を登っていくが、有利な位置から飛んでくる日本の銃弾に次々と倒れていく。壮絶なシーンだ。

【シン・レッド・ライン 第08段落】  生き地獄のような光景に、マクローン軍曹(ジョン・サヴェージ:『 女神が家(ウチ)にやってきた (2003) BRINGING DOWN THE HOUSE 』)は気がおかしくなったようだ。ジャック・ベル一等兵(ベン・チャップリン)は、最愛の妻の思い出を支えに戦っている。兵隊達の戦場での気持ちはそれぞれであるが、誰も喜んで人殺しをしているわけではない。戦況には間のようなものがあり、銃弾がやむ瞬間がある。そんなとき、太陽の光が高地を照らし、光る草むらが美しい。卵から這い出す小鳥。人間が様々な思いで戦っている間も、自然は超然と存在している。

【シン・レッド・ライン 第09段落】  切羽詰った戦いに緊張したのか、ケック軍曹は誤って手榴弾のピンを引いてしまい、自分の下半身を吹き飛ばしてしまった。愚かな死に方をする自分にショックのケック軍曹に、隊に復帰したウィットや、ドール一等兵(ダッシュ・ミホク:『 ロミオ&ジュリエット (1996) WILLIAM SHAKESPEAR'S ROMEO & JULIET 』などに出演)が励ます。ケック軍曹はみるみるうちに死に向かっていった。ケック軍曹の妻に手紙を書くと約束したドール一等兵だったが、それを実行する気は無いようだ。

【シン・レッド・ライン 第10段落】  高地のくぼみで戦況を見守っているスタロス大尉やウェルシュ曹長達の前に、断末魔に苦しむ一人の兵卒が現れた。彼の叫び声を聞く大尉達は、モルヒネでも打ってやれればと思うが、銃弾が飛び交う中、近づくことすらできない。そんな時、ウェルシュ曹長はその兵隊を助けに走る。しかし、死が近いことを知る兵は曹長と一緒に行くことを拒んだ。ウェルシュ曹長は彼にモルヒネの缶を渡し、元のくぼみに戻る。ウェルシュ曹長の勇敢な行いに、スタロス大尉は叙勲の申請をしようと言うが、曹長は勲章なんかくだらないと答えるのだった。

【シン・レッド・ライン 第11段落】  アメリカ軍は莫大な被害を被っているが、無線電話でトール中佐はスタロス大尉に高地の正面からの突撃命令を大声で出し続ける。部下を死なせたくないスタロス大尉は命令に従おうとはせず、高地右側からの偵察を要請する。トール中佐も戦況の厳しさはわかっている筈なのだが、一切命令を撤回しようとはしない。ガダルカナルの死守は絶対命令だからだ。スタロス大尉が服さないため、現場に向かうトール中佐は心の中で呟く。「墓に埋められ、出られない。何故こんな役目を。」

【シン・レッド・ライン 第12段落】  ベルたちが高地の頂上を偵察に行った結果、そこにはトーチカ(機関銃・火砲などを備えた堅固な防御陣地)があることが分かった。戦闘終了後のミーティングで、トール中佐はトーチカを潰す翌朝決行の作戦を兵隊達に話す。ベル、ウィット、ジョン・ガフ大尉(ジョン・キューザック:
フィオナが恋していた頃 (1998) THIS IS MY FATHER
ハイ・フィデリティ (2000) HIGH FIDELITY
セレンディピティ (2001) SERENDIPITY
アダプテーション (2002) ADAPTATION
アドルフの画集 (2002) MAX
“アイデンティティー” (2003) IDENTITY 』
ニューオーリンズ・トライアル (2003) RUNAWAY JURY 』)、ドールたち7人がその命がけの作戦に志願した。

【シン・レッド・ライン 第13段落】  翌朝、7人は高地を登っていく。ガフ大尉の指示で、後援のアメリカ軍に無線で砲弾を落とす位置を伝えるベル。砲弾が次々と落とされ、銃撃戦が始まった。岩場の陰に隠れる7人の戦いは圧倒的に不利だった。しかし、ドール一等兵が火事場の馬鹿力で危険を顧みずより上へと登っていき、手榴弾を日本軍が機関銃を構える穴に投げ込んだ。それがきっかけとなり、アメリカの形勢が良くなる。銃を撃ち込み、機門に手榴弾を投げ込んでいく。作戦成功を知らせるガフ大尉の笛の音が鳴り響く。たった7人で日本軍のトーチカを壊滅できるなんて、兵士達の顔には安堵と驚きが入り混じる。

【シン・レッド・ライン 第14段落】  士気が上がっている間に突撃しようと、トール中佐は休まず先に進むことを命令した。兵士達の水の確保を訴えたガフ大尉は、トール中佐の言葉に、中佐が自分の出世のために先を急いでいると思う。部下からの軽蔑を感じながらもトール中佐は自分の出した命令を曲げなかった。彼が断固として突撃を命令するのは、出世のためもあるだろうが、それ以前に准将からの命令があるからだ。叩き上げの軍人であるトール中佐は、軍人が何たるかを体で知っている。命令を受ければそれを実行するだけ。感情は必要ない。

【シン・レッド・ライン 第15段落】  トール中佐の域に達するには、生き延びられる運と長い年月がかかるのかもしれない。若いファイフ伍長(エイドリアン・ブロディ)はまだまだ死体に慣れない。ウィットは埋もれた日本兵の死に顔を見て、自分達が殺した敵も、自分と同じような存在にちがいないと思う。「…君は愛されてた?僕は愛されてた。」

【シン・レッド・ライン 第16段落】  アメリカ軍はジャングル内の日本軍の基地を襲った。十分な戦力の無い日本の兵士は、アメリカ軍の銃弾に逃げ惑い、次々と殺されていく。死を目の前にしてパニック状態になる者、ただただ祈り続ける者、そして死体の山。戦争の残酷さを見せ付ける。戦闘が終わった後には、強烈な死臭が漂う。鼻に紙を詰めるアメリカ兵に、瀕死の日本兵が恨みを込めて何度も訴える。「貴様も死ぬんだよ。」

【シン・レッド・ライン 第17段落】  一応の任務を達成し、C中隊は一週間の戦闘任務から解放されることになった。「君はヤワい」と、スタロス大尉はトール中佐によって解任された。解任の理由をマラリアのせいにして転属を希望するようにと大尉に助言するのは、トール中佐の優しさだろう。占領した日本軍の基地で、中佐は独りため息をつく。

【シン・レッド・ライン 第18段落】  キャンプへ戻ったC中隊の兵士達はウキウキ気分だ。配給されるビールや食糧に飛びつく。たくさんの日本兵がこの島で餓死していったのに対して、アメリカでは戦地の兵隊にビールが配られるなんて。妻を心の支えに戦っていたジャック・ベルに、その妻から離婚を願う手紙が届く。出征した夫を待ち続けるパターンの多い日本映画からは考えられない。貧国日本は、"進め一億火の玉だ!"と国を挙げて戦わなければならなかったのに対し、豊かな敵国アメリカはそうじゃなかったんだなぁとしみじみ思った。

【シン・レッド・ライン 第19段落】  地獄のような戦いは兵士たちの精神を蝕んでいた。ストーム軍曹(ジョン・C・ライリー:
ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS
マグノリア (1999) MAGNOLIA
25年目のキス (1999) NEVER BEEN KISSED
マグノリア (1999) MAGNOLIA
ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK
シカゴ (2002) CHICAGO
めぐりあう時間たち (2002) THE HOURS
アビエイター (2004) THE AVIATOR 』)はベッドで死にそうな兵士を見て「おれは何も感じない。」とウェルシュ曹長に語る。戦場ではそうなるほうが幸せだ。感じてしまう心があれば、殺(や)られてしまう。映画にあるような心優しいヒーローが生き延びるのが戦争じゃない。何も感じないようになった人間だけが生き延びることができるのだ。雨の中、死んでいく日本兵を思い出して頭がおかしくなる者もいれば、ウィットが島を散策中に出会った嘗ての脱走兵ホークのように、負傷を理由に国に帰るつもり(もしかしたら死ぬつもりだったかも)の者もいる。ウェルシュ曹長はウィットに「今も美しい光を感じるか」と尋ねる。曹長が自分を気にかけていることを知っているウィットは答える。「あなたにもまだ輝きを感じる。」・・・

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
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【シン・レッド・ライン 第20段落】  スタロス大尉の後任であるバンド少尉の指揮のもと、C中隊は美しいせせらぎの川を上っていた。しかし、そこに日本軍の銃弾が襲いかかる。バンド少尉はファイフとクームスに危険な偵察を命じた。自分も一緒に行くと志願したウィットを含む3人は、日本軍が潜むジャングルの奥地へと足を進めた。川に沿った密林から銃を構えた日本兵がゾロゾロと出てくるのを目撃した3人は、少尉に伝えるために胱(きびす)を返し、走った。しかし、クームスが撃たれる。このままでは3人とも殺(や)られてしまう。川の木陰に隠れながら、ウィットは自分が残って日本兵をくい止めることをファイフに告げる。ウィットの言う通りにファイフは川を下り、C中隊に日本兵が近づいていることを伝えた。ベルたちにウィットはどこかと訊かれるが、ファイフはウィットの犠牲を思い、恐怖で何も言うことができない。

【シン・レッド・ライン 第21段落】  ウィットは日本兵達をおびき寄せ、ついに彼らに囲まれてしまった。銃口をウィットに向ける日本兵は繰り返し言う。「おれはお前を殺したくない。銃を降ろせ。」どの兵士も殺人をやりたくてやっているわけではないと、この映画では描かれている。嘗てのナラズモノ国家である日本の兵隊もアメリカ兵と同じ気持ちを持っているのだ。日本兵の言葉には英語の字幕が無いので、日本語がわからない人にはこの台詞の意味が伝わらない。そこが何とも悲しいのだが、相手に対する無理解が誤解を生んでしまうということを表現するためなのだろうか。ここで降伏して捕虜となるよりは、死んだほうがいいと思ったのだろう。銃を構えようとしたウィットは、撃ち殺された。因みに、『戦場のメリークリスマス』の原作者ローレンス・ヴァン・デル・ポストは同じような状況にあった時、日本語を話して殺されずに済み、日本軍の捕虜となったそうだ。

【シン・レッド・ライン 第22段落】  ウェルシュ曹長はウィットの遺体を埋めた所に、ヘルメットを被せた銃剣を立てた。「お前の輝きはどこへ?」涙するウェルシュ曹長。

【シン・レッド・ライン 第23段落】  C中隊に新しい指揮官、チャールズ・ボッシュ大尉(ジョージ・クルーニー:
オーシャンズ11 (2001) OCEAN'S ELEVEN
インソムニア (2002) INSOMNIA
ウェルカム トゥ コリンウッド (2002) WELCOME TO COLLINWOOD
ソラリス (2002) SOLARIS
コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND
ディボース・ショウ (2003) INTOLERABLE CRUELTY
オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』)がやって来た。一人消えればまた次が来ると、事実上C中隊をまとめているウェルシュ曹長は、熱く抱負を語るボッシュ大尉を冷めた目で見ている。人間性を持ち続けてウィットのように殺されるか、自分を騙し続けて無感覚になったトール中佐のように生き続けるか、戦場に残れば二つの選択肢しかない。そんな狂気の世界で暮らすには、自分を島にすることだ、とウェルシュ曹長は思う。C中隊はガダルカナル島を離れ、再び軍艦に戻るのだった。

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず11793文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      Naval Historical Center home page
      American Battle Monuments Commission
      NPR: The Battle for Guadalcanal
      The 80's Movies Gateway @ www.fast-rewind.com
■映画『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』の更新記録
2003/01/09新規: ファイル作成
2004/07/11更新: ◆テキスト一部とリンクおよびファイル書式
2005/03/13更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/04/01更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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