チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
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チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003)
CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE
 映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』をレヴュー紹介します。

 映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の主なスタッフ
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の主なキャスト
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』のスタッフとキャスト
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の結末
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の更新記録

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幸の鑑賞評価: 8つ星 
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) 』のポスター、予告編および映画データ
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
Links:  Official Web Site
Trailers:  Quick TimeLow
Quick TimeMedium
Quick TimeLarge
上映時間 Runtime: 1:46
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
Flower Films (Barrymore/Juvonen) [us]
Mandy Films
Tall Trees Productions [us]
全米配給会社 Distributer: Columbia Pictures [us]
Sony Pictures Entertainment [us]
全米初公開
Release Date:
2003/06/27
日本初公開
R. D. in Japan:
2003/06/28 予定
日本公開情報 : SPE
ジャンル Genre: アクション/コメディ/アドベンチャー/犯罪
Action / Comedy / Adventure / Crime
MPAA Rating 指定: Rated PG-13 for action violence, sensuality and language/innuendo.
日本語公式サイト
http://www.charliesangels.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) 』の解説

 映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』の先ずタイトルだが、『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の「フルスロットル」は「全速力」という意味。『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』は『 チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』第2弾というシリーズ物だけど『 デンジャラス・ビューティー (2001) MISS CONGENIALITY 』と『 デンジャラス・ビューティー2 (2005) MISS CONGENIALITY: ARMED AND FABULOUS 』のように「チャーリーズ・エンジェル2」としないで「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」になっている。勝手な理屈だけど、ネットで検索する時は「チャーリーズ・エンジェル2」又は、「チャーリーズ・エンジェル2/フルスロットル」としたほうが入力しやすいかも。
 『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』のお茶目で可愛くてナイスバディでメチャ強くて本当は頭脳明晰なヒロインは、勿論キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの三人だ。今回はデミ・ムーアが元チャーリーズ・エンジェルの悪玉に、そして実際の元祖チャーリーズ・エンジェルのジャクリン・スミスが『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』にカメオ出演して華を添える。

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■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) 』の主なスタッフ

○『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の監督は、第一作
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』と同じマックGだ。

○『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の製作もやはりドリュー・バリモア(下記参照)

○『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の音楽: エド・シェアマー
がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン (2005) BAD NEWS BEARS
デンジャラス・ビューティー2 (2005) MISS CONGENIALITY: ARMED AND FABULOUS
フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い (2005) FOUR BROTHERS
美しい人 (2005) NINE LIVES
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004) SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW
ウィンブルドン (2004) WIMBLEDON
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE
ジョニー・イングリッシュ (2003) JOHNNY ENGLISH
サラマンダー (2002) REIGN OF FIRE
クリスティーナの好きなコト (2002) THE SWEETEST THING
モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO
光の旅人 K−PAX (2001) K-PAX
デンジャラス・ビューティー (2001) MISS CONGENIALITY
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS

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■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) 』の主なキャスト

キャメロン・ディアス as ナタリー・クック@チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
イン・ハー・シューズ (2005) IN HER SHOES
シュレック2 (2004) SHREK 2
ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK
マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』(uncredited)
クリスティーナの好きなコト (2002) THE SWEETEST THING
シュレック (2001) SHREK
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS

ドリュー・バリモア as ディラン・サンダース@チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
50回目のファースト・キス (2004) 50 FIRST DATES / FIFTY FIRST DATES 』
おまけつき新婚生活 (2003) DUPLEX
コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND
ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS
25年目のキス (1999) NEVER BEEN KISSED
エバー・アフター (1998) EVER AFTER

ルーシー・リュー as アレックス・マンデー@チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
DOMINO ドミノ (2005) DOMINO
キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1
シカゴ (2002) CHICAGO
バリスティック (2002) BALLISTIC: ECKS VS. SEVER
HOTEL (2001) HOTEL
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS
シャンハイ・ヌーン (2000) SHANGHAI NOON
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【『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』のスタッフとキャスト】
監督: マックG McG (Directed by)
製作: ドリュー・バリモア Drew Barrymore (producer)
    レナード・ゴールドバーグ Leonard Goldberg (producer)
    ナンシー・ジュヴォネン Nancy Juvonen (producer)
    アマンダ・ゴールドバーグ Amanda Goldberg (associate producer )
製作総指揮: パトリック・クローリー Patrick Crowley (executive producer)
    ベティ・トーマス Betty Thomas (executive producer)
    ジェンノ・トッピング Jenno Topping (executive producer)
脚本: ジョン・オーガスト John August (written by)
    コーマック・ウィバーリー Cormac Wibberley (screenplay)
    マリアンヌ・ウィバーリー Marianne Wibberley (screenplay)
撮影: ラッセル・カーペンター Russell Carpenter (Cinematography by)
編集: ウェイン・ワーマン Wayne Wahrman (Film Editing by)
音楽: エド・シェアマー Ed Shearmur (Original Music by)
    ピンク Pink (Song) 

出演: キャメロン・ディアス Cameron Diaz as Natalie Cook ナタリー・クック
    ドリュー・バリモア Drew Barrymore as Dylan Sanders ディラン・サンダース
    ルーシー・リュー Lucy Liu as Alex Munday アレックス・マンデー
    バーニー・マック Bernie Mac as Jimmy Bosley ジミー・ボスレー
    ジョン・クリーズ John Cleese as Mr. Munday アレックスの父
    クリスピン・グローヴァー Crispin Glover as Thin Man 痩せた男
    シア・ラブーフ Shia LaBeouf as Max マックス
    マット・ルブラン Matt LeBlanc as Jason ジェイソン・ギボンズ
    ロバート・パトリック Robert Patrick as Ray Carter レイ・カーター
    デミ・ムーア Demi Moore as Madison Lee マディソン・リー
    ジャスティン・セロー Justin Theroux as Seamus O'Grady シーマス・オグレディ
    ルーク・ウィルソン Luke Wilson as Pete ピート
    ジャクリン・スミス Jaclyn Smith as Kelly Garrett ケリー・ギャレット (uncredited)

声の出演: ジョン・フォーサイス John Forsythe as Charles Townsend チャーリー(voice)

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ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
 本作『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』のあらすじは、幸田幸が書いたものです。『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。
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【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第01段落】  『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の冒頭はちょっと暗く男っぽいシーンから。舞台はモンゴル Mongolia の酒場である。ここに、三人の‘チャーリーズ・エンジェル’がミッション遂行のため出現する。アレックス・マンデー(ルーシー・リュー)は岩陰から様子を窺い、ディラン・サンダース(ドリュー・バリモア)は酒場のテーブルに潜入済み、そしてナタリー・クック(キャメロン・ディアス)は思いっきりド派手でセクシーな笑顔を振りまいて酒場の入り口から登場。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第02段落】  彼女ら三人の‘チャーリーズ・エンジェル’の今回のミッションは、モンゴルに捕らえられている米国政府職員のレイ・カーター(ロバート・パトリック:
父親たちの星条旗 (2006) FLAGS OF OUR FATHERS
ファイヤーウォール (2006) FIREWALL
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 (2005) WALK THE LINE
炎のメモリアル (2004) LADDER 49
ターミネーター2 (1991) TERMINATOR 2: JUDGMENT DAY 』の冷酷な T-1000 と言ったら一番分かりやすい!)の救出と、米国政府にとって重要な‘ある物’を取り戻すことだ。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第03段落】  敵に見つかった三人の‘チャーリーズ・エンジェル’は、キックやカンフー等を勇ましく駆使して格闘する。そして政府職員のレイ・カーターは脇腹を負傷していて苦しがるが、どうにか救出した。三人の‘チャーリーズ・エンジェル’は岩山の中のそのアジトから爆風をかわし、空中ジャンプして脱出する。高地のダムを巨大トラックで逃走し、撃たれれば爆破・炎上するトラックから間一髪で脱出、ミニ・ヘリコプターで逃げおおせた。そしていつもの陽気な笑顔で帰路につく。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第04段落】  ディランとナタリーとアレックスは、前作『 チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』でも述べたように、チャールズ・タウンゼント愛称チャーリー(声の出演: ジョン・フォーサイスの)探偵事務所で働く三人組の美人探偵だ。三人がチャーリー探偵事務所に戻ると、いつものボスレー<ビル・マーレイだった>と替わって別の男性ジミー・ボスレー(バーニー・マック)が詰めていた。なお、この辺りで映る赤い車、 1974 年製フォード・グラン・トリノ 1974 Ford Gran Torino は『 スタスキー&ハッチ (2004) STARSKY & HUTCH 』に登場したものだそうだ。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第05段落】  ビル・マーレイ Bill Murray は
ブロークン・フラワーズ (2005) BROKEN FLOWERS
ロスト・イン・トランスレーション (2003) LOST IN TRANSLATION 』等で充分主役を張れるようになったから交替したのだろうか?と思ったら、前作『 チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』でルーシー・リューとセットで絶えず喧嘩して、もう二度とルーシー・リューと共演しないと誓ったからなんだそうで・・・。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第06段落】  チャーリー探偵事務所では、「グッモーニン、エンジェルズ!Good morning, Angels. 」「グッモーニン、チャーリー!Good morning, Charlie. 」の掛け合いでコミュニケーションが始まる。指令は全てスピーカーを通してだけ。三人組の美人探偵‘チャーリーズ・エンジェル’は事務所長チャーリーとは、だから一度も顔を合わせたことがない。それを補う役がボスレーというキャラで、ボスレーは三人とチャーリーとの仲介役だし、三人のミッションで必要な補佐をコミカルに務める役でもある。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第07段落】  スピーカーを通したチャーリーからの今回の指令は、さっきのモンゴルの岩山から米国政府職員を救出した際に一つしか取り戻すことができなかった物についてだ。それは、チタン製の指輪二つで、その中には、「連邦証人保護プログラム Federal Witness Protection Program 」という、諸々の事件の証人が暗殺されないように警護・保護するための重要な名簿の極秘ファイルが封じ込まれている。その二つの指輪のうち一つだけでは機能せず、二つとも入手して初めてそのプログラムが解読されるものだ。その指輪二つとも取り戻さねば、世界制服を目論む組織に悪用されてしまう。だから、そのチタンのリングを二つとも奪還せよ、という指令である。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第08段落】  今回の『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』では、ディランとナタリーとアレックスが探偵になる前の実績や職業に言及していた。セクシーなオバカぶりをしていても、本当は三人とも超やり手の知識人、キャリアが凄い。だから何でもこなせるのか、って妙に感心してしまった。また、ストーリーにあまり関係あるとは思わない登場が、マックス役の若手シア・ラブーフで、『 穴/HOLES (2003) HOLES 』の時より髪の毛がモジャモジャ長くて、『 穴/HOLES (2003) HOLES 』の方が可愛かったかな、なんて。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第09段落】  三人は、手掛かりを追ってサーフィンへ、ビーチへ、孤児院へ、エクストリーム・バイクのレースへと行動する。ビーチではビキニ、孤児院へは偽の修道女姿、エクストリーム・バイクかモトクロスのレースではレーシングスーツに身を包み、跳んだり跳ねたり命知らずのスタントで迫力のチェイスをする。スタイルがいいからどの格好も似合ってカワイイ。また、チロル風のドレスでおどけて踊ってみせたりとコスチュームの楽しさも前作に劣らない。三人の魅力が軽快なタッチで発揮されている。冒頭のシーンがちょっと面白そうに感じなかったけど、すぐに『 チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』と同様に明るく楽しく展開されていった。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第10段落】  プライベート生活では、ナタリーはピート(ルーク・ウィルソン:
80デイズ (2004) AROUND THE WORLD IN 80 DAYS
キューティ・ブロンド2 (2003) LEGALLY BLONDE 2: RED, WHITE & BLONDE
あなたにも書ける恋愛小説 (2003) ALEX AND EMMA
アダルト♂スクール (2003) OLD SCHOOL
ボブ・ディランの頭のなか (2003) MASKED AND ANONYMOUS
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS
キューティ・ブロンド (2001) LEGALLY BLONDE
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS 』)と同棲することになって、新居に引っ越してきた。カップルは甘〜いバカップル。でも、お互い、結婚まで進むかなぁ、とちょっと自信がなさそう。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第11段落】  アレックスの家には父親マンデー氏(ジョン・クリーズ:
007/ダイ・アナザー・デイ (2002) DIE ANOTHER DAY 』の Q
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2002) HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS
プルート・ナッシュ (2002) THE ADVENTURES OF PLUTO NASH
ハリー・ポッターと賢者の石 (2001) HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE / HARRY POTTER AND THE PHILOSOPHER'S STONE
007/ワールド・イズ・ノット・イナフ (1999) THE WORLD IS NOT ENOUGH 』の R )が娘を訪れてきた。東洋系のアレックスに、父親は白人だ!? アレックスは探偵に出ており、留守宅にはアレックスのカレシのジェイソン・ギボンズ(マット・ルブラン)がいたので、父親はびっくり。ジェイソンは俳優の卵で気のいい男性で、アレックスのことをマンデー氏に色々聞かせてあげる。チャーリーという人の指示で男性たちに会って・・・という話を聞いて、マンデー氏は誤解して目を白黒させる。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第12段落】  ディランは嫌な恋の過去があった。その‘初めての人’シーマス・オグレディ(ジャスティン・セロー:
ズーランダー (2001) ZOOLANDER
マルホランド・ドライブ (2001) MULHOLLAND DR. / MULHOLLAND DRIVE 』の監督役なんだ!)は刑務所に服役するワルなのだが、釈放されて出てきた。そして自分を落とし入れた者たちに復讐すると息巻いている。シーマスはディランに近づくので、ディランは怖がり嫌がる。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第13段落】  三人は偵察を進めていくと、ビーチで元チャーリーズ・エンジェルのマディソン・リー(デミ・ムーア:
G.I.ジェーン (1997) G.I. JANE
スカーレット・レター (1995) THE SCARLET LETTER
ゴースト/ニューヨークの幻 (1990) GHOST 』等に出演した頃は可憐だった・・・
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY 』等ではプロデューサー)に遭遇する。マディソン・リーは、つまりデミ・ムーアは撮影時で40歳を越えているのに、スリムな肢体で凄いビキニ姿だ。デミ・ムーアは黒のビキニ、キャメロン・ディアスは白のビキニ。8頭身?9頭身?

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第14段落】  孤児院(実際には、ロサンゼルスのプレイボーイマンション Playboy Mansion, Holmby Hills, Los Angeles, California がロケ地)で修道女から聞いた痩せた男の子は、髪をいじると特異な反応をし、一言も発さない子だったが、ある時から行方不明になっているという。それが大人になって、ホントに痩せて神秘的というか気味が悪いというか謎の男(クリスピン・グローヴァー:
ウィラード (2003) WILLARD 』はまり役!
ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY 』)になっている。その男も何か関係ありそう。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第15段落】  そうこうしているうちに、モンゴルから救出したあの米国政府のレイ・カーターは脇腹を傷めていないことが判明した。ということは、レイ・カーターも悪い奴。レイ・カーターの運転するスポーツカーに追跡探知機を装着するために、アレックスは道路にへばりつく‘リュージュ(冬季オリンピック等で見られる小型そりみたいなもの)’に乗って独り果敢に追跡する。劇だと分かっていても、彼女らのすることはスゴイ! レイ・カーターは結局、死んでしまう。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第16段落】  殺しがどんどん多くなり、チタンの指輪を狙っている真の犯人は誰なのか分からなくなってくる。そんな頃、ディランの元カレの怖い男シーマスは、そんな探偵の仕事は辞めろと脅してきた。辞めなければ親友の‘チャーリーズ・エンジェル’のあと二人を殺すと脅かすのだ。傷心のディランは、アレックスから借りていたお気に入りのロングブーツも置いて、独り国境を越えてメキシコ Mexico へ旅立つ。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第17段落】  そこのバーで、隣に座った美しい女性から勇気付けられるディラン。「 Angels are like diamonds. They can't be made, they have to be found. Each one is unique. (直訳: エンジェル達はダイヤモンドみたいなものよ。作ることは出来ないで、見つけられなければならないの。エンジェル一人ひとりはみんな違うのよ。)」 微笑むディラン。すると、その女性は幻のように消えた。それは、元祖チャーリーズ・エンジェル、ケリー・ギャレット役をしたジャクリン・スミス(TVシリーズ「地上最強の美女たち!/チャーリーズ・エンジェル (1976-1981) Charlie's Angels 」)なのだ。

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第18段落】  一体誰が一番悪いのか、チタンのリングを狙っている極悪人は誰? 取引の情報が入った時点で、三人のエンジェルたちは面白い仮面と仮装をして(まるで
M:i:III (2006) MISSION: IMPOSSIBLE III / M:I:III 』や
M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2 』のように)、様々な犯罪組織たちを偽りの会合場所におびき寄せる。ビルの屋上。そこで警察に一網打尽に逮捕された。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第19段落】  それを見つめていたのは、一番のワル、元チャーリーズ・エンジェルのマディソン・リーだった。マディソン・リーは昔はチャーリーズ・エンジェルとして正義に燃えて活躍していたのに、いつの間にか私心・私欲の塊となって、悪の道に突き進んでしまった女性なのだ。探偵事務所長チャーリーの声のスピーカーにも銃撃して破壊するくらいの根性の曲がりきった女性。何人も人を殺し、チタンのリングを手に入れてこの世を自分のものにするという邪悪な志を抱くマディソン・リー。そんな嫌われ役を、デミ・ムーアが嵌って演じていた。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第20段落】  マディソン・リーとナタリーの最後の対決。勝つ自信に漲(みなぎ)っているマディソン・リーに向かって、ナタリーは負けないわと、こう言う。「 That's because I have something you'll never have. (直訳: 私にはあなたが決して持たないものがあるからよ。)」 マディソン・リー「 Oh yeah? What's that? (同: へぇ、何よ。)」 ナタリー「 Friends. (同: 友達だわ。) 」 そう、本当に、友達・エンジェルのアレックスと、‘家出’から戻ったディランがそこに佇んでいる。こうして、マディソン・リーは三人の‘チャーリーズ・エンジェル’に抹殺された。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第21段落】  平穏無事な日常生活が戻った。同棲は始めたものの、ナタリーとピートのカップルはどうなるのか。と、ピートがプロポーズ用?のリング?の小箱をナタリーにおずおずと手渡す。中は、カワイイ骨の形に「スパイク SPIKE 」と書かれているものが。そう、子犬のプレゼント。もう家に来ていると言う。ワンちゃんを飼うということは、二人はずっと一緒に暮らすってこと。メデタシ、メデタシ。愉快で底抜けに明るい三人の‘チャーリーズ・エンジェル’は第3弾ができそうな予感がした。

【チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 第22段落】  なお、『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』で気づいたのは、’70年代のらしいヒット曲の数々が流れること。各シーンに合わせてとっても効果的に楽しく聞けた。
Jon Bon Jovi (♪ "Livin' on a Prayer")
David Bowie (♪ "Rebel Rebel")
Michael Chapman (♪ "Mickey")
Desmond Child (♪ "Livin' on a Prayer")
Edwyn Collins (♪ "A Girl Like You")
Tim Commerford (♪ "Sleep Now in the Fire")
Zack De La Rocha (♪ "Sleep Now In The Fire")
Ivan De Prume (♪ "Thunder Kiss '65")
Paul Dean (♪ "Working for the Weekend")
Barry Gibb (♪ "I Just Want to Be Your Everything")
Marvin Hamlisch (♪ "Theme from Ice Castles - Through the Eyes of Love")
Bernard Herrmann (from film scores "Cape Fear" & "Vertigo")
Liam Howlett (♪ "Breathe")
Liam Howlett (♪ "Firestarter")
Paul Jabara (♪ "Last Dance")
Chuck Jackson (♪ "This Will Be - An Everlasting Love")
Elton John (♪ "Saturday Night's Alright For Fighting")
Mike Love (♪ "Surfer Girl")
Henry Mancini (♪ "The Pink Panther Theme")
Giorgio Moroder (♪ "Flashdance... What a Feelin'")
Wolfgang Amadeus Mozart (♪ "Eine kleine Nachtmusik")
Steve Perry (♪ "Any Way You Want It")
Richard Rodgers (♪ "The Lonely Goatherd")
Nicholas Roubanis (♪ "Misrlou")  「♪ミザルー」は『 TAXi (1997) TAXI 』で印象深かった!
Richie Sambora (♪ "Livin' on a Prayer")
Neal Schon (♪ "Any Way You Want It")
Pete Townshend (♪ "Who Are You")
Jay Yuenger (♪ "Thunder Kiss '65")

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず7637文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.sonypictures.com/movies/charliesangels2/
      Charlie's Angels: Full Throttle Page 2 - Movie Tome
       http://www.movietome.com/movietome/servlet/MoviePage2/
movieid-67953/Charlies_Angels__Full_Throttle_Special_Unrated_Widescreen_Edition
■映画『 チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル 』の更新記録
2003/03/13新規: ファイル作成
2004/07/12更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式
2005/03/10更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/04/29更新: ◆データ追加
2006/06/16更新: ◆レヴューやリンクの追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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