ウィラード
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ウィラード (原題) (2003)
WILLARD
 映画『 ウィラード (原題) (2003) WILLARD 』をレヴュー紹介します。

 映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』のスタッフとキャスト
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ウィラード (原題) 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 ウィラード (原題) (2003) WILLARD 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』の結末
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』の更新記録

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幸の鑑賞評価: 8つ星 
■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』のポスター、予告編および映画データ
ウィラード
ウィラード
Links:  Official Web Site
Trailers:  Quick Time4.1Mb
Quick Time7.9Mb
Quick Time18.7Mb
上映時間 Runtime: 1:40
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
Hard Eight Pictures [us]
New Line Cinema [us]
全米配給会社 Distributer: New Line Cinema [us]
全米初公開
Release Date:
2003/03/14
日本初公開
R. D. in Japan:
2005/ 予定
日本公開情報 : ギャガ・コミュニケーションズ
ジャンル Genre: コメディ/ホラー
Comedy / Horror
MPAA Rating 指定: Rated PG-13 for terror/violence, some sexual content and language.
日本語公式サイト 調査中
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』の解説

 映画『 ウィラード (原題) (2003) WILLARD 』は、ステフェン・ギルバート Stephen Gilbert (本名ギルバート・ラルストン)の著作「Ratman's Notebook(ねずみ男の手帖/邦題:ウィラード)」の映画化。この小説は以前にも映画化され、日本で 1971 年 12 月に封切りした『 ウイラード (1971) WILLARD 』は話題になった。同題の 2003 年のこの映画『 ウィラード (原題) WILLARD 』はそのリメイクであるが、今回はネズミ集団の襲撃によるパニック映画だけではない。孤独の主人公と可愛がっているネズミとの心の交流、更に自分を虐げた者をネズミをコントロールして復讐する話を主体に作られている。
 映画『 ウィラード (原題) 』の監督・監督・脚本のグレン・モーガンは
ザ・ワン (2001) THE ONE 』を手掛け、主演クリスピン・グローヴァーは
ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY
チャーリーズ・エンジェル (2000) CHARLIE'S ANGELS
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル (2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』等で脇役でいい味を出す俳優。ネズミは 550 匹も登場する。調教師によって訓練された妙技をとくとご覧あれ。
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【『 ウィラード (原題) 』のスタッフとキャスト】
監督: グレン・モーガン Glen Morgan (Directed by)
製作: グレン・モーガン Glen Morgan (producer)
    ジェームズ・ウォン James Wong (producer)
製作総指揮: リチャード・ブレナー Richard Brener (executive producer)
    ビル・カラッロ Bill Carraro (executive producer)
    トビー・エメリッヒ Toby Emmerich (executive producer)
原作: ギルバート・ラルストン Gilbert Ralston (book)
脚本: ギルバート・ラルストン Gilbert Ralston (1971 screenplay)
    グレン・モーガン Glen Morgan (screenplay)
撮影: ロバート・マクラクラン Robert McLachlan (Cinematography by)
編集: ジェームズ・カブレンツ James Coblentz (Film Editing by)
音楽: シャーリー・ウォーカー Shirley Walker (Original Music by)
アニマル・スタント・コーディネーター: ブーン・ナー Boone Narr (animal stunt coordinator)
アニマル・トレーナー: デイヴィッド・オルズベリー David Allsberry (animal trainer)

出演: クリスピン・グローヴァー Crispin Glover ウィラード・スタイルズ
    ジャッキー・バロウズ Jackie Burroughs 母親スタイルズ夫人
    R・リー・アーメイ  R. Lee Ermey フランク・マーティン社長
    ローラ・エレナ・ハリング Laura Elena Harring 女子社員のキャスリン
    キム・マッカミー Kim McKamy 女子社員のリーチ
    ウィリアム・S・テイラー William S. Taylor 不動産屋ジョセフ・ガーター 
    ガス・リンチ Gus Lynch ジョージ・フォックス George Foxx
    ラーラ・サディク Laara Sadiq ジャニカ・マンティス Janice Mantis
    デイヴィッド・パーカー David Parker ボクサー刑事
    タイ・オルソン Ty Olsson サモン警官

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ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 ウィラード 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。
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【ウィラード 第01段落】  先ず、ネズミの大群の暗い映像と鳴き声。老女のしゃがれた声で「地下室にネズミがいる!」 こんな始まり方なので、ネズミに弱い方は遠慮なさったほうがいいかも。私は全然平気だったけど!こういう種類の映画は単純なストーリー運びなのが定番だから、構えて見る必要がなくて、ホントにゆったりと観ていればいい。

【ウィラード 第02段落】  主人公ウィラード・スタイルズ(クリスピン・グローヴァー)は年老いた病気の母親(ジャッキー・バロウズ)と、立派だけれど古い邸宅に住んでいる。女性に弱くておどおどして、友達も一人もおらず、髪をセンターで分け、痩せぎすで蒼白い顔の 40 歳くらいの独身男だ。
戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』のエイドリアン・ブロディ Adrien Brody の雰囲気に似ている。ウィラードはホームセンターへ赴いて、各種のネズミ取りの薬剤や道具を手にして見ている。そして罠のタイプのネズミ取りを数十個買ってきて、地下室にばら撒いておいた。

【ウィラード 第03段落】  ウィラードの父親アルフレッド・ベンジャミン・スタイルズ Alfred Benjamin Stiles は、生前は製造会社の社長をしており、その肖像画もウィラードの家に飾ってある。その会社はフランク・マーティン(R・リー・アーメイ)という傲慢な男によって乗っ取られたので、ウィラードの父親はそれを苦にして自殺してしまったのだ。それゆえ、ウィラードの母親は体を壊し、精神まで病んでいる。こういう母親の世話と会社との往復が彼の生活の全てで、味気ない孤独な暮らしだった。

【ウィラード 第04段落】  母親役のメイクは巧みで、病んだ老女の醜さと壮絶さを十二分に出している。母親は地下室まで下りて行ったことはないが、ネズミの匂いがすると言うのだ。そんな母親に、ウィラードはネズミなんかいないと言っている。母親はウィラードがこの年になっても恋人もいないのを、「ウィラード」という嫌な名をつけたせいだと勝手に解釈して、これからは「クラーク Clark 」と呼ぼうなんておかしなことを口走っている。因みに、「ウィラード Willard 」というのはチュートン Teutonic [ゲルマン]人[族,語]の名前で「 Brave One 勇敢な人; 勇士」とか「 Bold resolve 大胆な決心; 不屈の意志」ということ。そして「クラーク Clark 」というのは古代英語 Old English で「 Cleric 聖職者; Scholar 学者」を意味する。

【ウィラード 第05段落】  ウィラードの勤務する会社は「マーティン=スタイルズ製造会社 Martin, Stiles Manufacturing 」といい、父の後に社長に納まっているマーティンの苗字と父の苗字の連名だ。しかし、社長になっているフランク・マーティンはひどい男。職場のウィラードの席には、新人の女性社員キャスリン(ローラ・エレナ・ハリング:
リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY
ジョンQ−最後の決断− (2002) JOHN Q 』等に出演)を座らせるという虐めもする。ウィラードの母親が生きている限りは、ウィラードの死んだ父との契約で、ウィラードをこの会社(ウィラードの父が創設した会社)に置いていいが、母親が死んだら、ウィラードを解雇し、家も売ってもらう、というきついことを嫌味たっぷりにマーティン社長は言ってのけるのだ。ウィラードは怒りと悔しさを胸に溜め込んでいく。女子社員のリーチ(キム・マッカミー)など、職場の他の社員達からもウィラードは浮いた存在だ。

【ウィラード 第06段落】  そういう思いで帰宅すると、地下室で凄い鳴き声。行ってみると、体長 20 cm くらいの真っ白いネズミが一匹、罠にかかってもがいていた。ウィラードはネバネバのネズミ取りに足がひっついているそのネズミを持ち上げ、見つめる。すると、可愛いではないか、ということになり、オイルでネバネバを拭い去り、石鹸で体を洗ってやり、挙句の果てには櫛でとかしてやる。手の平に乗せ、顔を近づける。そしてソクラテス Socrates と名づけた。ソクラテスには家族もいるようなのでナッツをやると、一旦は姿を消したが、また戻ってきた。ウィラードは涙を流して喜び、ベッドで一緒に寝る。大切なお前を誰にも傷つけさせないからね、と頬擦りして。

【ウィラード 第07段落】  翌朝、ウィラードが遅刻して出勤すると、マーティン社長はまた必要以上の凄い剣幕で怒って、エレベーターにウィラードを閉じ込めるという恥をかかせる。社長本人はメルセベス・ベンツ Mercedes-Benz の新車を9万ドル($1=¥ 120 換算で約 1,080 万円)で買って偉そうにして、遅刻したらその分は給料を渡さないとか、嫌味ばかりをウィラードに聞かせる。その日、残業で、優しいキャスリンと向かいのデスクで作業しながら、ウィラードは父親の話を彼女に聞かせた。暗い話なので、気晴らしにお酒でも飲みに行きましょうとキャスリンは誘ってくれるが、ウィラードはそこまで積極的に動けない。帰っていく彼女を窓から見下ろすと、社長が新車で待っていた。クソッ!という顔のウィラード。

【ウィラード 第08段落】  ウィラードはネズミのソクラテスを会社に連れて行き、倉庫室に入れて、帰りはまた連れて帰る。帰宅してもウィラードは社長の罵声を思い出してイライラ。地下室でソクラテスを遊ばせる。すると、ソクラテスは新聞紙等をガリガリとかじり始めた。他のネズミたちも寄って来て、一緒にかじる。また、ロープを伝うネズミもいるし、梯子を上り下りするネズミもいる。ウィラードは嬉しくなって、ソクラテスに「仲間に教えろ」と叫ぶ。部屋中がネズミだらけだ。「裂け!」と命じれば、みんなガリガリと一斉に喰らいつく。喜ぶウィラード。

【ウィラード 第09段落】  アニマル・スタント・コーディネーターのブーン・ナーは
シザーハンズ (1990) EDWARD SCISSORHANDS
グリーンマイル (1999) THE GREEN MILE
17歳のカルテ (1999) GIRL, INTERRUPTED
アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS 』等の映画で出演動物の演技を受け持った、この世界では超一流の実力者らしい。また、
ザ・セル (2000) THE CELL 』等でも仕事をしたアニマル・トレーナーのデイヴィッド・オルズベリーも携わっている。

【ウィラード 第10段落】  この映画では、 550 匹のネズミを4ヶ月かけて訓練したという。ソクラテス役のネズミは6匹を使ったそうだ。それぞれがその得意な違う行動を受け持っている。研究所の実験用ネズミはピンク色の目なので、映画には、白い毛で黒い目のネズミを使った。走る、跳ぶ、登る、噛む、に分かれたトレーニングのタイプにグループ分けして訓練したそうだ。どのネズミも可愛らしく、なついて、撮影が終わる頃には、みんなネズミを欲しがるようになっていたくらいだとか。主人公ウィラードに扮したクリスピン・グローヴァーは、ことにソクラテスと長時間一緒に過ごし、自分を好きになってもらいたいと思って接して、本当になついたという。映画でスキンシップのシーンが多いのも、本当に可愛がっていたからこそ撮影が成功したのだろう。

【ウィラード 第11段落】  さて、ソクラテスのような体長 20 cm 程度の白や灰色のネズミの群れと別に、デカイのも登場する。その大型のネズミはベン Ben と名づけられるが、これはベッドに連れて行ってもらえない。ウィラードの行動を静観して、ドンと存在感のある、猫みたいに大きなネズミだ。このベンのような大型ネズミはアフリカン・ガンビアン African Gambian rat という種類で、普通のネズミが1ポンド(=約 453.59 グラム)なのに対し、4から7ポンド(1ポンド= 453.59 g 換算で約2〜3 kg )にも成長する。この種類はそんなに芸当には向いていないらしいから、じっとドンとしているのかな。

【ウィラード 第12段落】  ある日、また会社でマーティン社長に嫌味を言われて苛められた。頭に来たウィラードであるが、彼には楽しみが出来たのだ。ソクラテスは人生初めての"親友"、それに、ネズミ達は彼の望む通りにこなしてくれるのだから。二つのカバンに「 In!(入って!)」と命じると、ネズミは我先にカバンの中に突進する。そして、その二つの重いカバンを提げて、ウィラードは地下鉄を乗り継ぎ、夜の住宅街を怪しげに進む。そこはマーティン社長の自宅。ウィラードはガレージの横でカバンからネズミ達を「 Out!(出て!)」と命じる。ダーッと出てくるネズミたち。その後は「 Tear it!(かじってしまえ!)」と言えば、ガレージの木製大ドアの下部を一斉にガリガリし、中に入って、新車のタイヤを喰いちぎる。気付いて立腹している社長をのぞき見て、ウィラードはほくそえむのであった。

【ウィラード 第13段落】  ウィラードの翌朝の出勤は、今までにない晴れやかな明るい顔だった。ジョージ・フォックス(ガス・リンチ:
アイ・スパイ (2002) I SPY 』等に出演)ら社員達は、社長のぺちゃんこにされた新車の件で話が盛り上がっている。この映画は勿論ホラーでもあるが、こういうコメディ面も兼ね備えているのだ。製作総指揮の連中はメジャーな映画制作に携わっているから、観客が喜びそうな展開を描けるのだろう。製作総指揮のビル・カラッロは
デアデビル (2003) DAREDEVIL 』、リチャード・ブレナーは
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER 』、トビー・エメリッヒは
オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY
ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS
マグノリア (1999) MAGNOLIA 』等を指揮してきた。なお、トビー・エメリッヒは
ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』出演のノア・エメリッヒとは兄弟である。

【ウィラード 第14段落】  この後、母親が死んでしまう。どうやら、地下室の気配を感じて、ドアを開けてしまったのだろう。地下への階段で倒れていた。これはあの大型ネズミのベンの威嚇の仕業らしい。ベンというネズミは何を考えているか分からない、不穏なネズ公だ。ウィラードは母に死なれて悲しくて、ソクラテスが万一死んだら、と思うとたまらなくなる。唯一の友達だから…。ウィラードは普段は立ち入らない、ほこりの溜まった部屋に入っていく。そこには彼の幼い時の写真、両親に抱かれた写真があって、父親の遺品も保管されていた。その遺品のナイフで手首を切って自害しようとすると、ソクラテスがそっと手首ににじり寄って来るではないか。それを見たウィラードは、自殺を思いとどまる。

【ウィラード 第15段落】  母親の葬式。ウィラード独りだけだ。泣いて悲しむ彼の許に、会社のキャスリンが来てくれた。それで少しは心が和んで嬉しい気分になっているのに、今度はマーティン社長がやって来て、もうこの家を売るべきだと強制する。更には社長お抱えの不動産屋ジョセフ・ガーター(ウィリアム・S・テイラー:
ロミオ・マスト・ダイ (2000) ROMEO MUST DIE 』等に出演)までよこす始末。

【ウィラード 第16段落】  数日後、母を亡くして寂しいだろうと、キャスリンが飼い猫のスコリー?を連れて来た。ネズミのソクラテスが親友でたくさんのネズミ達を飼っているウィラードとしては、ネコは困ってしまう。ちょっと家の中に入れたスキに、そのネコはネズミたちに…。でもあまり残酷なシーンは見せないので、ホッ。社長のガレージの車のタイヤを壊した際にうるさく鳴いて追いかけられた犬のポメラニアンの時も、サラリと流して、無事だったのはやはり安堵したものだ。この映画の製作陣は、概して動物好きなのではないかしら。動物に優しい。

【ウィラード 第17段落】  ところで、あの大型ネズミのベンは、ウィラードの寝室にも無断で?入ってくるし、出勤の際にソクラテス同様についてきたがる。仕方ないので、この日は二匹を会社に連れて行った。ソクラテスだけの日は、この頃はデスクの引き出しに入れていたのだが、今日は二匹なので倉庫室に入れておいた。それが徒(あだ)となった…。クリスマスのデコレーションを取りに倉庫室に入ってきた女子社員のリーチがソクラテスを見つけてしまい、大騒動になる。そしてマーティン社長自らが杖でソクラテスを殺してしまったのだ!丁度、直前に、会社をクビにされて生活の糧がなくなって途方に暮れていたウィラードは、愛しいソクラテスを殺されて、完全に怒り狂う。・・・

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【ウィラード 第18段落】  復讐だ。「 In!」の号令でトランク二つにネズミ達は吸い込まれていく。今日はカバンどころではなくてトランクだ。夜、会社で残業しながらインターネットでHなサイトを楽しんでいる変態オヤジのマーティン社長。気付くと、マウスの上に本物のマウスが!いや、これはシャレ。灰色ネズミは" mouse (ハツカネズミ)"ではなくて" rat "だもの。そして怒涛の如く社長室はネズミの大群に埋まって、マーティン社長はかじられて痛〜い死に方をする。ネズミにかじられて殺されるのは
ボーン・コレクター (1999) THE BONE COLLECTOR 』にもそんなシーンがあった。

【ウィラード 第19段落】  思うに、倉庫室でソクラテスが殺されそうになった時に、ウィラードは止めることが出来なかったのだろうか、それが残念だ。(私、本気でのめり込んでいる!?) ソクラテスをなくしたウィラードは、自暴自棄になったのか、この後、自宅で地下室の隙間(すきま)を塞いで、殺鼠剤をまいてネズミどもの全滅を図るのだ。これで大方のネズミは死んでしまった。だが、…。キャスリンが心配して来てくれ、トイレを借りた際に、封印しておいた便器の蓋を開けてしまった。このため、ネズミの大群が水中から登り出て来る。そして再びウィラードの家はネズミに占領されてしまった。

【ウィラード 第20段落】  社長殺しの件でウィラードに話を聞きに来たボクサー刑事(デイヴィッド・パーカー:
バリスティック (2002) BALLISTIC: ECKS VS. SEVER 』等に出演)とサモン警官(タイ・オルソン:
ドリームキャッチャー (2003) DREAMCATCHER
エージェント・コーディ (2003) AGENT CODY BANKS 』等に出演)は、キャスリンと共に、鍵のかかったウィラードの家の外で、ウィラードの悲鳴を聞いて立ち尽くすほかなかった。結局、ウィラードは大型ネズミのリーダー、ベンによって命を落とすことになる。第1作の『 ウイラード (1971) WILLARD 』の続編『 ベン (1972) BEN 』では、ベンは主人公の少年とは心を通わせるそうだけれど、同じベンでも、この 2003 年版の『 ウイラード 』では、主人公までも攻撃する怖いネズミだったんだ。

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず6323文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
      http://www.willardmovie.com/
      Willard (2003)
      http://www.eofftv.com/w/willard_2003_main.htm
      Kabalarian Philosophy
      http://www.kabalarians.com/male/willard.htm
      Name Meaning Search - Biblical Baby Names from Bible and other
      http://www.homesteaddesigns.com/nresult.asp?iname=Willard&isex=male
      Baby Name World
      http://www.babynameworld.com/z-boy.asp
      Creature Corner. An appendage of CHUD.COM
      http://www.creature-corner.com/interviews/boonenar.php3

いつも参考にしておりますallcinema ONLINE さんには、2003年04月24日の時点で[ データ ]及び [ 解説 ]は出ていませんので、これをアップしました。Thanks to allcinema ONLINE.
■映画『 ウィラード (原題) 』の更新記録
2003/04/24新規: ファイル作成
2004/12/26更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/10/06更新: ◆追記
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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