ドニー・ダーコ | |||||
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ドニー・ダーコ (2001) | |||||
DONNIE DARKO | |||||
ドニー・ダーコ
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■『 ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO
』のデータ 上映時間:113分 公開情報:アスミック・エース=ポニーキャニオン アメリカ初公開年月:2001年1月19日 日本初公開年月:2002年夏休み予定 ジャンル:スリラー/サスペンス/ホラー/ミステリー/ドラマ/ロマンス 【解説】 映画『 ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO 』は、2001 年のサンダンス映画祭( SUNDANCE FILM FESTIVAL )で「おそろしく独創的!」( LA TIMES )、「 2001 年の最も優れた映画」( NEW TIMES LA )」、「最高の盛り上がりをみせた作品」( VARIETY )と話題を呼んだマニアックな作品。同年、「メメント」が脚本賞、「初恋のきた道」が世界映画観客賞を受けた。サンダンス映画祭とは、米国ユタ州パーク・シティで毎年一月に開催されるインディペンデント系映画の世界最大の映画祭だ。カンヌ国際映画祭にはそっぽを向かれたヴィンセント・ギャロの「バッファロー'66」も、サンダンスでは大受け。 『 ドニー・ダーコ 』のプロデュースと出演はハリウッドの俳優一族でリッチなドリュー・バリモア。17 歳の主人公ドニー・ダーコを演じるジェイク・ギレンホールは 1980 生まれのコロンビア大学生。ストーリーは一言で語れない奇怪で独特な衝撃作なので、全米では<ドニー・ダーコ マニア>が続出し、ヨーロッパでも旋風を起こしたという。『 ドニー・ダーコ 』というタイトルも印象的だが、映画『 ドニー・ダーコ 』の中で登場する奇妙なウサギが何だが強烈だ。 |
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 | |||||
【スタッフとキャスト】 | |||||
監督: リチャード・ケリー 製作: ショーン・マッキトリック アダム・フィールズ Adam Fields 製作総指揮: ドリュー・バリモア Drew Barrymore ナンシー・ジュヴォネン Nancy Juvonen ケイシー・ラスカラ ハント・ロウリー Hunt Lowry アーロン・ライダー Aaron Ryder ウィリアム・タイラー William Tyrer 原作: グレアム・グリーン[作家] Graham Greene 脚本: リチャード・ケリー 撮影: スティーヴン・B・ポスター Steven B. Poster 音楽: マイケル・アンドリュース Michael Andrews 出演: ジェイク・ギレンホール Jake Gyllenhaal ドニー・ダーコ ジェナ・マローン Jena Malone グレッチェン・ロス ホームズ・オズボーン Holmes Osborne エドワード・ダーコ(父) メアリー・マクドネル Mary McDonnell ローズ・ダーコ夫人(母) マギー・ギレンホール Maggie Gyllenhaal エリザベス・ダーコ(姉) デイヴィー・チェイス Daveigh Chase サマンサ ・ダーコ(妹) ジェームズ・デュヴァル James Duval フランク/"ウサギ" ドリュー・バリモア Drew Barrymore 国語教師ケアリン・ポメロイ キャサリン・ロス Katharine Ross 精神科医リリアン・サーマン ノア・ワイリー Noah Wyle 物理教師ケネス・モニトフ ベス・グラント Beth Grant キティ・ファーマー先生 パトリック・スウェイジ Patrick Swayze ジム・カニングハム ペイシェンス・クリーヴランド Patience Cleveland ロバータ・スパロウ |
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<もっと詳しく> | |||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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■映画『 ドニー・ダーコ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。 ▲TOPへ 「世界の終わりまであと 28 日 6 時間 42 分 12 秒」。青空とアメリカの典型的な明るい家並みと不釣合いなウサギのような不気味な顔。そして「生きているのか?死んでいるのか?」というコピー。公式サイトのトップページはこのように映画「ドニー・ダーコ」を象徴している。それに、ドニー・ダーコという名前すら、おどろおどろしい響きがする。何とも不可解で謎解きのようでもあり、かと言って怖くて奇怪なだけでなく、ハイスクール生活や高校生のロマンスの要素もあり、最後までどんなふうにストーリーが進むのか予測できない、そういうタイプの映画だ。 監督・脚本のリチャード・ケリーは、この作品がデビュー作。そんな無名で新鋭の作る映画だから、やはりインディペンデント系映画のサンダンス映画祭で注目されるのだろう。この脚本をドリュー・バリモアが気に入って、私この映画作る、ということになった。ドリュー・バリモアは美しく、いろいろな役が出来る女優である上に、プロデュースにも進出しているのは有名だ。「25年目のキス」( 1999 ) と「チャーリーズ・エンジェル」( 2000 )でも製作しているから、資産をたくさん持っているのだろうな。 オープニングは青白い雲と山々の明け方。サイクリングの途中なのだろうか、薄明かりの中、自転車を横にして青年が山道に寝転がっている。目覚めると、自転車にまたがって明るい住宅街まで飛ばして下っていく。ここはアメリカのマサチューセッツ州ミドルセックスの町。空はあくまでも青く澄み渡り、芝生と緑の多い家並みは整然として美しい、典型的なアメリカの郊外の住宅地。サバービア映画の典型的な明るい色使いである。一見、平和そうなダーコ一家にその男の子は自転車を滑りこます。彼はドナルド、 17 歳の高校生。でも、みんなはドニー(ジェイク・ギレンホール)と愛称で呼んでいる。口調がいいのか、ドニー・ダーコとフルネームで呼ぶ人もいる。 朝なのに台所の冷蔵庫には「 Where is Donnie? (ドニーはどこ?)」とメモが貼ってあるところをみると、ドニーは毎夜どこかへ出かけるらしい。朝食のテーブルにつくが、ドニーはちょっと思春期の難しい年頃みたい。姉エリザベス(マギー・ギレンホール…実生活でもジェイク・ギレンホールの3歳違いの姉だった!)とはお互いふざけて口喧嘩するし。妹サマンサ(デイヴィー・チェイス)はちっちゃいのにおマセな感じ。父(ホームズ・オズボーン)と母(メアリー・マクドネル)はそんな子供達に手を焼いているが、ごく平凡な綺麗な真面目な親達だ。息子ドニーが夜どこに行くか心配している。 1988 年 10 月 2 日の 00:00 AM。「 Wake up. (起きろ)」の暗くかすれた声にドニーは目を覚ます。「 Come closer. (もっと近づいて)」と言われて真夜中の庭に出ていくと、「あと 28 日 6 時間 42 分 12 秒で世界は終わる」と、その声はドニーにささやく。朝、目覚めるとそこはゴルフ場。腕には" 28 : 6 : 42 : 12 "の字が。その時、自宅では突然シャンデリアが揺れ、壁は落ち、地震か何か(アメリカ東部は地震はないが)のような一大事だ。パトカーのサイレンが鳴り響き警官達が集まっている。そこにドニーは自転車を飛ばして戻って来た。飛行機のエンジンのような物が、ドニーの部屋に落ちてきたのだ。幸い家族は無事で、調査する間ホテルで滞在するように警察から言われる。しかし、この落下物のエンジンを落としたという航空会社は見当たらない。 ドニーと妹のサマンサは平常通り学校にスクールバスで行く。この映画、俗語でいわゆるHな言葉をたくさん使うので、R指定になっている。アメリカは公立は普通は自由服なので、この映画では制服を着ているから、恐らく私立学校なのだろう。教室でポメロイ先生(ドリュー・バリモア)が国語(文学)の授業をしている。知的で独創的で進歩的な教師の感じ。そこに転校生の綺麗な女の子グレッチェン(ジェナ・マローン)が入室し、どの席に座ったらよいか先生に尋ねる。ジェナ・マローンは「海辺の家」( 2002 年 7 月 20 日から日本公開)にも出演している綺麗な若い女優だ。ポメロイ先生は、大人っぽく粋に「一番カッコイイと思う男子の隣に座りなさい」と言うのだ。何と急進的!教室中の男子たちが、美人新入生の気を引こうとポーズをとると、グレッチェンが選んだのはドニーだった。こんなことさせたら、カップルになりなさい、っていうことだから、何ともしゃれっ気のある先生だ。それから、ドニーのジェイク・ギレンホールがクラスで一番ハンサムだとはワタシ的には思わないけど…。 DONNIE DARKO という名前の響きそのままに何かくどい顔つきで(ファンの方、失礼!)。 落下エンジンの登録番号は燃えてしまって、いまだにどこのものだか不明のままだ。夕方、父とドニーが車に乗っていると、道のど真ん中に白髪の老女(ペイシェンス・クリーヴランド)が立って、ドニーに何かささやく。自宅の居間ではTVで< Controlling Fears >という、恐怖の克服みたいなインチキっぽい番組を、自己啓発セラピストのジム・カニングハム(パトリック・スウェイジ)がやっている。当代の人気者らしい。 1988 年 10 月 6 日の 00:00 AM。ドニーは例の声にまた起こされる。学校ではポメロイ先生の文学の授業で<破壊者>の物語の討論をしている。ドニーは「破壊はある種の創造であって…」と変わった意見を述べている。放課後、転校生グレッチェンとドニーは少し話をして、「ドニー・ダーコってスーパーヒーローみたいな名前ね」と言われる。グレッチェンは親が離婚して、苗字を変えて、母に連れられてここに移転してきたのだと説明する。そして、またシーンが変わって、精神科女医の Dr. サーマン(キャサリン・ロス)の診療室。催眠術でドニーの診察をしている。また、白髪の老女は気が狂ったのか、何も配達されないポストを覗いては戻り、覗いては戻りを繰り返している。この映画、とにかくいろいろな人物や言動がバラバラに出てきて、ストーリーとどういう関係があるのだろうとずーっと悩みながら観た。難解でちょっとついていきにくい!ウンウン、インディペンデント系だから当然か。夜には、PTA集会が学校で開かれ、急進的な国語のポメロイ先生は保守的なファーマー先生(ベス・グラント)に授業内容を非難される。ドニーは、そんなファーマー先生の説く恐怖と愛との関係の別の理論をぶつ。そんな折、ドニーは青白く薄気味悪いウサギの顔(ジェームズ・デュヴァル)が見える。他の人には見えないから、幻覚なのかも。ウサギの名前はフランクという。「タイム・トンネルに住んでいるのか?」 1988 年 10 月 10 日。ウサギに言われる。「君はやり方を変えることが出来る。」ドニーはタイム・トラベルについて、学校の物理のモニトフ先生(ノア・ワイリー)に質問しに行く。ノア・ワイリーは映画よりもどちらかと言ったらTV「ER 緊急救命室」の医師ジョン・カーター役でお馴染みかも。若くて理知的な役をうまくこなせる俳優だ。このモニトフ先生はホーキング博士の本のことや時空の概念に関して答えてくれる。更に、タイム・トラベルに必要なのは高速の乗り物と入り口となる穴だと教えてくれ、先日落ちてきたエンジンがその乗り物なのかもしれないという示唆をくれる。先生は「タイム・トラベルの哲学」という書物を見せてくれて、それがあの白髪の老女、ロバータ・スパロウが昔書いたものだと言う。老女は昔、この学校で科学の先生をしていたのだそうだ。自宅で夜、フットボールをTVで見ている時のこと。父が冷蔵庫にビールを取りに行くのにも、妹がスキップをしているのにも、透明の得体の知れない流動的な筒状のものがくねくねと胸から何メートルも出ている。ドニーの胸からも出ている。これはドニーにしか見えていないのだ。その"くねくね"についていくと、ドニーは両親の寝室のクロゼットの中のピストルに辿りつく。 1988 年 10 月 18 日。付き合ってからそろそろ2週間だね、とドニーはグレッチェンにキスしようとするが、その気になるまでは、とグレッチェンに避けられてしまった。でも、後でグレッチェンの方からキスしてきた。また、ドニーの親は Dr. サーマンに催眠術の診察の過程を聞きに言って、息子が妄想性分裂病らしいと診断される。何でもフランクというウサギの友達が毎夜出てきて話すのだ、と聞いて、どぎまぎする。その晩ドニーとグレッチェンは恐怖映画を観に映画館に行っている。すると、横の席に例のウサギが座っていて、ウサギの面を取った!一応、人間の格好しているんだ。グレッチェンが眠っているとき、ウサギのフランクはドニーに語りかけ、言われるままにドニーはいかさまセラピストの< Controlling Fears >のジム・カニングハムの家に放火する。その時刻、学校の学芸会のような催しで、妹サマンサ達のダンスの五人組<スパークル・モーション>がきびきびした動きで踊っている。火事のジム・カニングハムの家からは思いもかけず、児童ポルノ関係のものが見つかり、カニングハムが逮捕されるニュースが報道される。ドニーは、それ見たことか、という顔。 1988年 10 月 24 日。ドリュー・バリモアのポメロイ先生は校長に授業内容を説教されている。また、ドニーの母親は、サマンサの五人組のタレント・キャラバン出演の為に西海岸ロサンゼルスへ飛行機で向かう。…アーッ、何がどんな関連があるのかさっぱりわからない! 1988年 10 月 26 日。この間から攻撃されている国語のポメロイ先生が首になった。先生が黒板に書いた言葉< Cellar Door セラドーァ>。世界で最も美しい合わせ言葉だとポメロイ先生は言ってドニーに寂しく微笑むが、この意味<地下室の扉>が、何か関係あるのかな。また、 Dr. サーマンの診察室で催眠術の最中にドニーは例のウサギが見えた。 1988年 10 月 29 日。母とサマンサはロサンゼルスに行っているしで、ドニーの家でハロウィーン・パーティをしている。ハロウィーンは< All Saints' Day (万聖節)>の前夜、 10 月 31 日の夜のことだが、パーティは早い日にしているようだ。友達が仮面をつけて集まって盛りあがっている。精神科女医の Dr. サーマンが何かをつきとめ、ドニーに電話するが伝わらない。留守電に「すぐ来なさい!」そこにグレッチェンが泣きながらやって来た。「お母さんが行方不明になってしまったの。」ドニーは彼女を慰めながら2階の自分の部屋に入っていく。それを見つめるのは姉のエリザベスかな。ハロウィーンだから黒髪になっている。ドニーとグレッチェンは遂に結ばれた。あと一日! 1988年 10 月 30 日の 00:00 AM。目が回ってきた。ドニーとグレッチェンは例の流動状の透明なクネクネに導かれるように、その中に入ってしまった。二人で自転車に乗って、夜の町を行く。白髪老女ロバータ・スパロウの家にだ。ここの< Cellar Door セラドーァ(地下室の扉)>こそがタイム・トラベルの入り口なんだ。二人はその入り口から中に入った。そこに町の不良が魅力的なグレッチェンを襲い、殺してしまう。ドニーはフランクに「よくも殺したな」と言って、発砲する。ドニーは彼女を抱きかかえ、自宅に戻って姉の車に乗る。と同時に上空を異様に黒い雲が立ち込める。ドニーの母と妹のサマンサはロサンゼルスから帰途の飛行機に乗って、今、丁度、上空にいる。あぁ、これで今までのいろんな事が結び付いてきた。その飛行機は暗雲にもまれて墜落する。この時こそ、 28 日 6 時間 42 分 12 秒経過した時だ。飛行機が墜落した瞬間から、時間が全部逆に戻っていく。… … … 1988 年 10 月 2 日! 飛行機のエンジンが落下して、その家の誰かが死んだらしい。それを自転車で通りすがりの美少女グレッチェンが知る。布をかぶされ、担架で運ばれていくのはドニー・ダーコ。姉は泣いている。父親はサマンサを抱いて、やはり涙を堪えている。母親と目の合ったグレッチェンは彼女に手を振る。グレッチェンに手を振り返す、タバコを吹かしているその女性。グレッチェンを真似て手を振る男の子。何とも不可思議なエンディングだ。グレッチェンが殺されてタイム・トラベルで初めに戻ったら、ドニーが死ぬ運命だったのか!タイム・トンネルに気づかずにいたら、ドニーが死ななくてよかったのか。いくら考えてもドローンと謎の趣の不思議な映画だ。この脚本を読んでドリュー・バリモアは解ったのかしら。何とも奇妙な映画だった。皆さんも、マニアになって謎を解き明かしてください。 1980 年代以降の映画界の新しいジャンルの一つに<サバービア>というのがある。<郊外型映画>とでも訳したらいいだろう。アメリカの都会ではなくて、郊外を舞台にした映画で、「アメリカン・ビューティー」( 1999 )、「マグノリア」( 1999 )、「トゥルーマン・ショー」( 1998 )、「キャメロット・ガーデンの少女」( 1997 )、「シザーハンズ」( 1990 )等がそのジャンルに入る。ベトナム戦争帰還後、平凡で何の問題もないように思える美しい中流階級の住宅街である郊外が、閉塞感ゆえに目標をなくした若者を中心とした人々の諸問題を抱えている。タバコ・酒・ドラッグ・銃・暴力・異性問題・精神分裂、それに殺人等。この「ドニー・ダーコ」もそんなアメリカン・サバービアの典型だろう。 以上。 <もっと詳しく>からスペースを含まず5542文字/文責:幸田幸 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com ドニー・ダーコ公式サイト インディーズ映画/サンダンス映画祭を楽しもう! http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/9328/ Yahoo! Movies: Greg's Preview : Donnie Darko http://www.upcomingmovies.com/ Jena Malone Web Station http://www3.plala.or.jp/jena/ POV: a Point of View http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/pov.cgi?id=646 allcinema ONLINE IMDb |
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2002/07/19新規: ファイル作成 2005/10/06更新: ◆追記 |
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