シービスケット | |||||||||||||||||||||||||||
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シービスケット (2003) | |||||||||||||||||||||||||||
SEABISCUIT | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT
』をレヴュー紹介します。 映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の主なスタッフ ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の主なキャスト ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』のスタッフとキャスト ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 シービスケット 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の鑑賞評価: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
シービスケット
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT
』の解説 映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』は、世界恐慌下のアメリカを沸かせた、1頭の馬にまつわる真実の物語を描いたローラ・ヒレンブランドのベストセラー・ノンフィクション『 シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 Seabiscuit: An American Legend 』を美しい映像で描き出した至極の一品。この力作『 シービスケット 』に早くもアカデミー賞の呼び声がかかっている。 ▲TOPへ ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の主なスタッフ 『 シービスケット 』は『 ビッグ (1988) BIG 』『 デーヴ (1993) DAVE 』でアカデミー脚本賞にノミネートされ、『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』で監督業にも進出したゲイリー・ロス監督作品。ニューヨーク・タイムズで6週連続ナンバー・ワンに輝いた、アメリカで広く愛されているこの物語を監督自らが脚色し、製作までこなした(アナウンサー役でチョイ出演も)。 ▲TOPへ ■映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』の主なキャスト シービスケットと共に生きるレッド・ポラード騎手には、ゲイリー・ロス監督の『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』 で注目されるようになり、 『 サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES 』 『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』 『 スパイダーマン2 (2002) SPIDER-MAN 2 』と活躍を続けるトビー・マグワイア。撮影で背中を痛めてまでの精進も名作の話題の一つだ。 |
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【『 シービスケット 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: ゲイリー・ロス Gary Ross (Directed
by) 製作: キャスリーン・ケネディ Kathleen Kennedy (producer) フランク・マーシャル Frank Marshall (producer) ゲイリー・ロス Gary Ross (producer) ジェイン・シンデル Jane Sindell (producer) 製作総指揮: ゲイリー・バーバー Gary Barber (executive producer) ロジャー・バーンバウム Roger Birnbaum (executive producer) ロビン・ビッセル Robin Bissell (executive producer) トビー・マグワイア Tobey Maguire (executive producer) アリソン・トーマス Allison Thomas (executive producer) 原作: ローラ・ ヒレンブランド Laura Hillenbrand (book) 『シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説』 (ソニーマガジンズ) 脚本: ゲイリー・ロス Gary Ross (screenplay) 撮影: ジョン・シュワルツマン John Schwartzman (Cinematography by) 編集: ウィリアム・ゴールデンバーグ William Goldenberg (Film Editing by) 音楽: ランディ・ニューマン Randy Newman (Original Music by) プロダクションデザイン: ジャニーヌ・クラウディア・オップウォール Jeannine Claudia Oppewall (Production Design by) 衣装デザイン: ジュディアナ・マコフスキー Judianna Makovsky (Costume Design by) SFXコーディネーター: マイケル・ランティエリ Michael Lantieri (special effects coordinator) 視覚効果監修: ブライアン・フローラ Brian Flora (visual effects supervisor: The Orphanage) ドン・リー Don Lee (visual effects supervisor: Pixel Playground Inc) スタント・コーディネーター: ダン・ブラッドレー Dan Bradley (stunt coordinator) 出演: トビー・マグワイア Tobey Maguire as Red Pollard ジェフ・ブリッジス Jeff Bridges as Charles Howard クリス・クーパー Chris Cooper as Tom Smith ゲイリー・スティーヴンス Gary Stevens as George Woolf エリザベス・バンクス Elizabeth Banks as Marcela Howard ウィリアム・H・メイシー William H. Macy as Tick Tock McGlaughlin ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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■映画『 シービスケット 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。 ▲TOPへ 【シービスケット 第01段落】 1938 年、大恐慌で夢破れていたアメリカの人々は、膝に瘤のある粗野な小型の3流馬に、信じられないことを達成できるヒーローを見出した。その馬の名はシービスケット。片方の目の視力を失ったレッド・ポラード(トビー・マグワイア)、愛するものを失った富豪チャールズ・ハワード(ジェフ・ブリッジス)、行き場を失ったカウボーイのトム・スミス(クリス・クーパー)。全てを失った3人の男たちの出会いが、シービスケットの奥に潜んだ競走馬としての才能を開花させる。不可能を可能にした彼ら3人と1頭が見出した希望は、当時のアメリカの人々にやり直す勇気を与えたのかもしれない…。 The odds were incredible. そのハンディはかなりのものだった。 The dream was impossible. その夢は不可能だった。 And somehow, it actually happened. でもなんとかそれは実際に起こった。 【シービスケット 第02段落】 20 世紀の初頭。サンフランシスコで自転車店を営む若きチャールズ・ハワードは、ガタガタという大きな音に驚いた。何の音だろうと探しに行くと、自動車と呼ばれている未来の不思議な機械が、馬車に乗るチャールズのほうに向かって走ってくる。数年後、チャールズは西部で最も成功したビュイック Buick の販売代理店を所有していた。しかし、彼に成功をもたらした自動車は、最愛のものを奪い去ってしまった。ハワードは自動車事故で息子を失った。それからハワードの人生は急降下。妻とも別れ、彼には虚しさと孤独だけが残された。 【シービスケット 第03段落】 ハワードから何百マイルも離れたところに、トム・スミスという名のカウボーイがどこまでも永遠に広がるような無限の美しい土地を馬に乗って横切っていた。しかし、限りがないように思われていた土地には、有刺鉄線と鉄道線路がクモの巣のように張り巡らされている。カウボーイはもう時代遅れ。トム・スミスは新世界の生きる化石だった。 【シービスケット 第04段落】 ジョン・ポラードは、本や歌が溢れている、陽気で豊かなアイルランド移民の家庭に生まれた。しかし、ポラード家に辛い時代が襲い掛かかり、一家は全てを失ってしまう。ジョニー・ポラードには世界を切り開いていくために残されたものが1つあった。彼は馬に乗ることができたのだ。レースで勝てない時は、ボクシングをして、どうにか生計を立てていた。打ちのめされた彼は決心した。ジョニー・"レッド"・ポラードは自分をしっかりと見据え、誰も信用しないと。 【シービスケット 第05段落】 1932 年、いくつかの都市では失業率が 50 %あり、家や仕事のない人々が 200 万人もいる国家のリーダーを新たに引き継いだのは、フランクリン・デラノ・ルーズヴェルト大統領 President Franklin Delano Roosevelt だ。これまでにアメリカが直面したことないひどい貧困と絶望。銀行が潰れ、どんどん貧しい人々が増える中、新しい国家の希望はいつの間にかなくなってしまっていた。 【シービスケット 第06段落】 数年後、チャールズ・ハワードは競馬場で出会ったマルセラ・ザバラ(エリザベス・バンクス)という美しい若い女性と再婚した。新婚の2人は一緒に馬を買うことにする。ハワードは寡黙で風変わりな調教師トム・スミスを雇った。偉大な競走馬マンノウォー Man-O-War の子孫であるハードタック Hardtack の息子で、シービスケットと名付けられた、気難しくて平凡で不恰好な鹿毛の馬に、トムはちょっとした可能性を見つけ出した。打たれすぎてその馬は頑固で向こう見ずに育っており、処分されるところだったが、チャールズがスミスに何かを見出したように、スミスもその膝の節くれだった鹿毛の馬に何かを見出した。トムはスランプのジョッキーにも同じ才能を見た。 1936 年のある美しい秋の日、サラタゴの競馬場でハワード夫妻は、調教師からレッド・ポラードという若い騎手を紹介された。 【シービスケット 第07段落】 初めての朝にシービスケットに感じられた不屈の精神は、馬主ハワード、調教師トム、そして新しい騎手レッド・ポラードの手によって、花咲くことになる。シービスケットは扱いにくい不恰好な動物から、頭の切れる記録破りの競走馬へと変身した。スミス、ポラード、シービスケットに直感的な信頼を持つ、完全無欠の興行師、チャールズ・ハワードは三冠馬にマッチレースを挑んだ。宿敵はウォー・アドミラル War Admiral という力強い素晴らしい黒馬だ。そのレースは2頭の馬の競走以上のものになる。銀行家などの東海岸の支配者層+王者ウォー・アドミラル VS 虐げられた無産者階級+挑戦者シービスケットという構図ができあがり、それぞれの騎手が2つの世界を代表して戦うのだ。大恐慌で打ちひしがれてはいるが元気のある人々は、3人のならず者チームを応援した。 【シービスケット 第08段落】 シービスケットはマッチレースに勝ち、 1938 年のホース・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。しかし、その勝利はほろ苦いものだった。ちょうどそのレースの前、ポラードは別の馬に乗って事故に遭い、重傷を負っていたのだ。ポラードが再び歩けそうにもないことが伝えられた時、ハワードにはレースをキャンセルする準備があった。しかし、ポラードは、自分の友達で仲間のジョッキーであるジョージ・"ズィ・アイスマン"・ウルフ(ゲイリー・スティーヴンス)がシービスケットに乗り、レースを行うことを主張した。その結果、ジョージが勝利を得たのだ。 【シービスケット 第09段落】 数ヵ月後、シービスケットはレースで怪我をした。ハワードはレッド・ポラードとシービスケットが一緒に療養できるように、北カリフォルニアにある自分の広い農場を2人に提供した。レッドはカリフォルニアのカシの木の下で読書をしたり、馬に乗って散歩したりして過ごした。ゆっくりと不可能が可能になっていった。歩いていたシービスケットが緩やかに駆け出し(キャンター canter )、終には最も速く駆け出すこと(ギャロップ gallop )もできるようになる。すぐにシービスケットとレッドは緑が生い茂るハワードの家の丘を駆け回り始めた。 【シービスケット 第10段落】 1940 年、ルーズヴェルト大統領 F.D.R. が第三期に再選された。これは先例のない出来事だった。前代未聞の出来事は他にも起こる。サンタ・アニアのハンデ戦で、エントリー・リストの黒板に"シービスケット"と書かれたのだ。ハンディキャップを乗り越えてヒーローが戻ってきたことに、群集はどよめいた。しかもあり得ないことにシービスケットの騎手はレッド・ポラードだ。馬とジョッキーは共に一番でゴールをきった。ゴールの向こう側には2人の引退が待っていた…。 【シービスケット 第11段落】 レッド・ポラードには、ゲイリー・ロス監督の『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』 で注目されるようになり、 『 サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES 』 『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』と活躍を続けるトビー・マグワイア。本作では製作総指揮にも初挑戦している。本作の撮影で背中(もしくは腰)を傷めた上に、撮影が長引き、『 スパイダーマン2 (2002) SPIDER-MAN 2 』への出演が一時危ぶまれるというニュースが流れた。そこには彼のワガママな性格が災いしているようなことも書かれていたが、映画ではイイ人であることが多いので、実際はどうなのかと思う。因みに、『 スパイダーマン2 (2003) SPIDER-MAN U 』は、共演のキルステン・ダンスト Kirsten Dunst (『 わたしが美しくなった100の秘密 (1999) DROP DEAD GORGEOUS 』等に出演)の現恋人のジェイク・ギレンホール Jake Gyllenhaal ( 『 ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO 』 『 ムーンライト・マイル (2002) MOONLIGHT MILE 』等に出演)の代役が浮上したそうだが、やっぱりトビーが主演で現在撮影が行われている。 【シービスケット 第12段落】 馬主チャールズ・ハワードには、『 スターマン/愛・宇宙はるかに (1984) STARMAN 』等で4回アカデミー賞にノミネートされた経歴のあるジェフ・ブリッジス (『 光の旅人 K−PAX (2001) K-PAX 』等にも出演)。 『 アメリカン・ビューティー (1999) AMERICAN BEAUTY 』 『 パトリオット (2000) THE PATRIOT 』 『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』等で癖のある役を演じ、癖のある映画 『 アダプテーション (2002) ADAPTATION 』で 2002 年アカデミー助演男優賞を受けた、クリス・クーパーが調教師トム・スミスを演じる。 【シービスケット 第13段落】 また、ハワードの新しい妻、マルセラには、 『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』 『 スウェプト・アウェイ (2002) SWEPT AWAY 』 『 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002) CATCH ME IF YOU CAN 』 『 スパイダーマン2 (2003) SPIDER-MAN U 』等に出演のエリザベス・バンクス。競馬の実況アナウンサーにはウィリアム・H・メイシー。 『 妹の恋人 (1993) BENNY & JOON 』で観た時は凄い端役だったけど、妻の偽装誘拐を企み、泥沼にはまっていく男を好演した 『 ファーゴ (1996) FARGO 』では、アカデミー助演男優賞にノミネート。以後、ポール・トーマス・アンダーソン監督の 『 ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS 』 『 マグノリア (1999) MAGNOLIA 』や、メジャー系ハリウッド映画 『 エアフォース・ワン (1997) AIR FORCE ONE 』等でもいい仕事してマス!現在公開中の 『 ウェルカム トゥ コリンウッド (2002) WELCOME TO COLLINWOOD 』にも出演し、その独特の人相はハリウッドで引く手あまただ。ゲイリー・ロス監督とは、『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』でもコラボしている。 【シービスケット 第14段落】 製作のキャスリーン・ケネディは、アカデミー賞ノミネート作品『 E.T. (1982) E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL 』など、スティーヴン・スピルバーグ Steven Spielberg との作業に数多く関わっている。 2001 年にアメリカ・プロデューサー組合の臨時組合長に選ばれたことのある彼女は、ハリウッドの女傑と思われる。 『 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (1997) THE LOST WORLD: JURASSIC PARK 』シリーズや、M・ナイト・シャマラン M. Night Shyamalan 監督のアカデミー賞ノミネート作品 『 シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE 』 『 サイン (2002) SIGNS 』など、そのプロデュースした作品を見ても、ヒット・メーカーであることがわかる。本作でも共にプロデュースを行っているフランク・マーシャル(インディ・ジョーンズ INDIANA JONES ・シリーズや 『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』等を製作)とは、私生活も共にしているようで、彼との仕事も多い。『 バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985) BACK TO THE FUTURE 』シリーズ、アカデミー賞ノミネート作品『 カラーパープル (1985) THE COLOR PURPLE 』等がそうである。 【シービスケット 第15段落】 製作総指揮を行うのは、製作会社スパイグラス・エンターテイメント Spyglass Entertainment を経営するパートナー同士であるゲイリー・バーバー&ロジャー・バーンバウム。2人はプレミア誌が選ぶ 2003 年間有力人物 100 のリスト Premiere's 2003 annual Power 100 List で 72 位につけるハリウッドの権力者だ。そんな彼らが手がけた作品で、「映画の森てんこ森」で解説やレヴューしたものには、 『 シャンハイ・ヌーン (2000) SHANGHAI NOON 』 『 アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE 』 『 モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO 』 『 コーリング (2002) DRAGONFLY 』 『 サラマンダー (2002) REIGN OF FIRE 』 『 ケイティ (2002) ABANDON 』 『 リクルート (2003) THE RECRUIT 』 『 シャンハイ・ナイト (2003) SHANGHAI KNIGHTS 』 『 ブルース・オールマイティ (2003) BRUCE ALMIGHTY 』がある。 【シービスケット 第16段落】 撮影は 『 妹の恋人 (1993) BENNY & JOON 』 『 パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR 』 『 オールド・ルーキー (2002) THE ROOKIE 』等のジョン・シュワルツマン、編集は『 インサイダー (1999) THE INSIDER 』でアカデミー編集賞にノミネートされたウィリアム・ゴールデンバーグ。もうすぐ日本公開のコメディ 『 カンガルー・ジャック (2003) KANGAROO JACK 』にも携わっている。音楽のランディ・ニューマンは、ゲイリー・ロス初監督作品『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』でアカデミー音楽賞(オリジナルドラマ)にノミネート、また『 モンスターズ・インク (2001) MONSTERS, INC. 』ではアカデミー歌曲賞を受賞するといった実力者。涙なしには観られない 『 レナードの朝 (1990) AWAKENINGS 』でも音楽を担当している。 【シービスケット 第17段落】 プロダクションデザインには、『 L.A.コンフィデンシャル (1997) L.A. CONFIDENTIAL 』『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』でアカデミー美術賞にノミネートのジャニーヌ・クラウディア・オップウォール。彼女が手掛けた作品には、他に 『 トータル・フィアーズ (2002) THE SUM OF ALL FEARS 』 『 ウェイキン・アップ・イン・リノ(原題) (2002) WAKING UP IN RENO 』 『 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002) CATCH ME IF YOU CAN 』等がある。衣装デザインのジュディアナ・マコフスキーは、『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』 『 ハリー・ポッターと賢者の石 (2001) HARRY POTTER AND THE PHILOSOPHER'S STONE 』でアカデミー衣裳デザイン賞にノミネート。それにしてもロス監督の『 カラー・オブ・ハート (1998) PLEASANTVILLE 』は、色んな部門でアカデミー賞にノミネートされているなぁ。また観てみたいもんだ。 【シービスケット 第18段落】 『 ジュラシック・パーク (1993) JURASSIC PARK 』でアカデミー特殊視覚効果賞を受賞、 『 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (1997) THE LOST WORLD: JURASSIC PARK 』では同賞のノミネートを受けたマイケル・ランティエリがSFXコーディネーターとなっており、本作ではその優れた映像技術が光る。 【シービスケット 第19段落】 以上のように一流のキャスト&スタッフが揃って作った現代の映画『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』は、古き良き時代のアメリカに実在した名馬シービスケットと同じように私達に、希望と勇気を与えてくれる。そして、又もや清らかな涙で大いに心を洗い流してくれる。又もや涙なしには観られません。劇場へは、ハンカチを何枚も持っていって下さい。 以上。 <もっと詳しく>からスペースを含まず6723文字/文責:幸田幸 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 『シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説』(ローラ・ヒレンブランド著 奥田 祐士訳/ソニー・マガジンズ) Seabiscuit (2003): Tobey Maguire, Jeff Bridges, Chris Cooper, Gary Ross http://www.rottentomatoes.com/m/Seabiscuit-1124029/about.php 公式サイト(英語語版) http://www.seabiscuitmovie.com いつも参考にしておりますallcinema ONLINE さんには、2003年09月03日の時点で[ データ ]及び [ 解説 ]は出ていませんので、これをアップしました。Thanks to allcinema ONLINE. |
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■映画『 シービスケット 』の更新記録 2003/09/03新規: ファイル作成 2005/03/05更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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映画解説・レヴュータイトル一覧表
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