トゥルー・グリット@映画の森てんこ森 | |||||||
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映画の森てんこ森■映画解説と予告編とレヴュー | |||||||
トゥルー・グリット (2010) | |||||||
TRUE GRIT | |||||||
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※予告編はYouTube「共有」モードで掲載。Trailer
Courtesy of ClevverMovies (C)2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. |
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【 目次 】 | |||||||
■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の解説 ネタばれが含まれている場合があります。 ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の映画データ ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のトリビア ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のスタッフとキャスト ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のあらすじ ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。 ※ご注意:映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の感想 ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』Wikipedia情報 ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』リンク ★映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』データ箱 ■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の解説 | |||||||
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(C)2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. | |||||||
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■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のデータ | |||||||
■邦題:トゥルー・グリット ■英語題・原題:TRUE GRIT ■メディア:映画/カラー ■上映時間:110分 ■製作国:アメリカ合衆国 ■制作会社:パラマウント・ピクチャーズ(Paramount Pictures)、スカイダンス・プロダクションズ(Skydance Productions)、スコット・ルーディン・プロダクションズ(Scott Rudin Productions)、マイク・ゾス・プロダクションズ(Mike Zoss Productions) ■製作年:2010年 ■製作費:$38,000,000(推定) ■興行収入:アメリカ国内=$161,185,883 ■海外興行収入: $14,587,724(2011年2月17日調査) ■全世界興行収入: $175,773,607 ■アメリカ公開年月:2010年12月24日(ニューヨークプレミア公開)、2010年12月22日(全米公開) ■日本公開年月:2011年3月18日(金) ■配給情報:劇場公開(パラマウント映画) ■ジャンル:ウエスタン(西部劇)/ドラマ/アドベンチャー ■映倫:PG12 ■公式サイト(日本) 『トゥルー・グリット』 http://www.truegritmovie.com/intl/jp/ ■公式サイト(英語版) 『TRUE GRIT』 http://www.truegritmovie.com/ (英語) ■IMDb情報 『TRUE GRIT』 http://www.imdb.com/title/tt1403865/ ■キャッチコピー: 天罰なんか待ってられない ■劇場公開情報:2011年3月18日(金) 2011年3月18日公開TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー |
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■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のトリビア | |||||||
※ネタバレご注意:以下の『 トゥルー・グリット (2010) TRUE
GRIT 』のトリビアにはネタバレが含まれている場合があります。映画『トゥルー・グリット』をまだご覧になっていない方はご注意ください。 Warning!Trivia items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title. ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#01 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の原作はチャールズ・ポーティスであるが、約40年前に同じチャールズ・ポーティス原作でジョン・ウェインが『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#02 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』で、プロデューサーをしているスコット・ルーディン Scott Rudin は、1958/07/14生まれ、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク出身。日本で紹介されているスコット・ルーディンのフィルモグラフィーを見ると、1980年から映画プロデューサーをしていて、 『 ムーンライズ・キングダム (2012) MOONRISE KINGDOM 』 監督/脚本 『 ディクテーター 身元不明でニューヨーク (2012) THE DICTATOR 』 製作 『 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011) EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE 』 製作 『 ドラゴン・タトゥーの女 (2011) THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO 』 製作 『 マネーボール (2011) MONEYBALL 』 製作総指揮 『 ウェイバック-脱出6500km- (2010) THE WAY BACK 』 製作総指揮 『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』 製作 『 ソーシャル・ネットワーク (2010) THE SOCIAL NETWORK 』 製作 『 ファンタスティック Mr.FOX (2009) FANTASTIC MR. FOX 』 製作 『 恋するベーカリー (2009) 』 製作 『 ジュリー&ジュリア (2009) 』 製作総指揮 『 ストップ・ロス/戦火の逃亡者 (2008)<未> 』 製作 『 ダウト 〜あるカトリック学校で〜 (2008) 』 製作 『 レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで (2008) 』 製作 『 ブーリン家の姉妹 (2008) 』 製作総指揮 『 マーゴット・ウェディング (2007)<未> 』 製作 『 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007) 』 製作総指揮 『 ノーカントリー (2007) 』 製作 『 ダージリン急行 (2007) 』 製作 『 恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜 (2006)<未> 』 製作 『 ヴィーナス (2006) 』 製作総指揮 『 あるスキャンダルの覚え書き (2006) 』 製作 『 クィーン (2006) THE QUEEN 』 製作総指揮 『 フリーダムランド (2006) 』 製作 『 ライフ・アクアティック (2004) THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU 』 製作 『 ハッカビーズ (2004) I HEART HUCKABEES / I LOVE HUCKABEES 』 製作 『 チームアメリカ★ワールドポリス (2004) TEAM AMERICA: WORLD POLICE 』 『 クローサー (2004) CLOSER 』 製作 『 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 (2004) LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS 』 『 クライシス・オブ・アメリカ (2004) THE MANCHURIAN CANDIDATE 』 製作 『 ステップフォード・ワイフ (2004) THE STEPFORD WIVES 』 製作 『 ヴィレッジ (2004) THE VILLAGE 』 製作 『 マーシーX フレンズ以上、恋人未満!? (2003)<未> 』 製作 『 スクール・オブ・ロック (2003) THE SCHOOL OF ROCK 』 製作 『 オレンジカウンティ (2002)<未> 』 製作 『 めぐりあう時間たち (2002) THE HOURS 』 製作 『 チェンジング・レーン (2002) CHANGING LANES 』 製作 『 アイリス (2001) IRIS 』 製作 『 ズーランダー (2001) ZOOLANDER 』 製作 『 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』 製作 『 シャフト (2000) 』 製作 『 ワンダー・ボーイズ (2000) 』 製作 『 英雄の条件 (2000) 』 製作 『 アンジェラの灰 (1999) ANGELA'S ASHES 』 製作 『 救命士 (1999) 』 製作 『 スリーピー・ホロウ (1999) SLEEPY HOLLOW 』 製作 『 シビル・アクション (1999) 』 製作 『 トワイライト 葬られた過去 (1998)<未> 』 製作 『 トゥルーマン・ショー (1998) THE TRUMAN SHOW 』 製作 『 イン&アウト (1997) 』 製作 『 ミスター・コンプレックス/結婚恐怖症の男 (1996)<未> 』 製作 『 ファースト・ワイフ・クラブ (1996) 』 製作 『 マイ・ルーム (1996) 』 製作 『 身代金 (1996) 』 製作 『 サブリナ (1995) 』 製作 『 クルーレス (1995) 』 製作 『 ノーバディーズ・フール (1994) 』 製作 『 天使にラブ・ソングを2 (1993) 』 製作 『 ボビー・フィッシャーを探して (1993) 』 製作 『 アダムス・ファミリー2 (1993) 』 製作 『 ライフ with マイキー (1993) 』 製作 『 ザ・ファーム/法律事務所 (1993) 』 製作 『 ジェニファー8(エイト) (1992)<未> 』 製作総指揮 『 天使にラブ・ソングを… (1992) 』 製作総指揮 『 ホワイト・サンズ (1992) 』 製作 『 リトルマン・テイト (1991) 』 製作 『 アダムス・ファミリー (1991) 』 製作 『 心の旅 (1991) 』 製作 『 フラットライナーズ (1990) 』 製作総指揮 『 パシフィック・ハイツ (1990) 』 製作 『 燃えつきるまで (1984) 』 製作 『 俺たちの明日 (1984) 』 製作 『 ステップフォード・タウンの謎 (1980)<TVM> 』 製作 等の映画・TV作品がある。 等を紹介してある。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#03 コーエン兄弟の映画タイトルは、1980年代『ブラッド・シンプル(1984年)』『赤ちゃん泥棒(1987年) 』、1990年代『ミラーズ・クロッシング(1990年)』『バートン・フィンク(1991年)』『未来は今(1994年)』『 ファーゴ (1996) FARGO 』『ビッグ・リボウスキ(1998年)』、2000年代『 オー・ブラザー! (2000) O BROTHER, WHERE ART THOU 』『 バーバー (2001) THE MAN WHO WASN'T THERE 』『 バッドサンタ (2003) BAD SANTA 』『 ディボース・ショウ (2003) INTOLERABLE CRUELTY 』『 レディ・キラーズ (2004) THE LADYKILLERS 』『ノーカントリー(2007年)』『バーン・アフター・リーディング(2008年)』『 シリアスマン (2009) A SERIOUS MAN 』。そして2010年代は本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』と続く。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#04 ジェフ・ブリッジスおよびジョシュ・ブローリンは両方とも、この映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』にともに出演する前に個別のプロダクションでのワイルド・ビル・ヒコックの役柄を演じたことがあります。ジェッフ・ブリッジスは、『 ワイルド・ビル (1995) Wild Bill 』でヒコックを演じた。また、ブローリンは、TV番組『 ヤングライダーズ (1989〜1992) THE YOUNG RIDERS 』でヒコックを演じた。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#05 ジェフ・ブリッジス(『 アイアンマン (2008) IRON MAN 』 『 ローズ・イン・タイドランド (2005) TIDELAND 』 『 ドア・イン・ザ・フロア (2004) THE DOOR IN THE FLOOR 』 『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』 『 ボブ・ディランの頭のなか (2003) MASKED AND ANONYMOUS 』 『 光の旅人 K−PAX (2001) K-PAX 』等)は、ジョン・ウェインが、オリジナルの『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』で合衆国連邦保安官ルーベン・J・“ルースター”コグバーンを演じたときより2歳年下である。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#06 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のスタッフで、編集(Film Editing)はロデリック・ジェインズ Roderick Jaynes となっているが、ロデリック・ジェインズは実はコーエン兄弟のことである。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#07 マット・デイモンのカウボーイハット上の2個の正面バックルは、「B」の文字である。この「B」の文字は、彼の故郷の野球チームであるボストン・レッドソックスの「B」である。最近松坂投手が不調なんで、今年の活躍期待したいね。気楽に頑張ってほしい。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#08 オリジナルの『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』では、ジョン・ウェインが演じた、合衆国連邦保安官ルーベン・J・“ルースター”コグバーンは左目にアイパッチをつけているが、本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』では、ジェフ・ブリッジスは右目につけている。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#09 マット・デイモンは、舌を噛んだ後に最も効果的な発声するために、舌の周りのにヘアー・バンドをくくりつけて、あたかも彼が舌がないかのように話している。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#10 ルースターは、以前にグリーンフロッグと呼ばれる飲食店を所有していたことをマティ・ロスに伝えるシーンがある。グリーンフロッグと呼ばれるレストランは実際にテキサスのジャックスボローにあって、その店は40年以上営業している。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#11 オリジナルの『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』のトリビアから言うと、合衆国連邦保安官ルーベン・J・“ルースター”コグバーンは40歳ぐらいの設定であるが、ジョン・ウェインとジェフ・ブリッジスの二人とも60歳代で演じている。因みにジョン・ウェインは62歳で、ジェフ・ブリッジスは60歳の時である。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#12 馬が倒れたり痛がったり苦しんだりするシーンは、すべて特別に訓練された馬の演技と巧みな編集で作り上げた映像である。動物愛護はしっかりしているよね♪ ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#13 本映画『トゥルー・グリット TRUE GRIT 』では、児童労働法(※労働基準法か?正式な法律名は確かめていない)のために、コーエン兄弟はマティ・ロスのヘイリー・スタインフェルドのシーンを夜遅くまで撮影できなかった。特に本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』では夜のシーンが多いので特に難しかったそうだ。そしてスケジュールの問題もあって、肩や背中越しに撮影して、ヘイリー・スタインフェルドではなく大人のスタントに代役をさせている。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#14 マット・デイモン演じるラ・ビーフが最初にマティ・ロスに会うシーンで、彼はチェニーが使用している別名のうちの1つが名前ジョン・トッド・アンダーソン(John Todd Anderson)であると彼女に伝える。それはコーエン兄弟がストーリーボード・アーティストのJ・トッド・アンダーソンを頻繁に引用する名前だ。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#15 フォートスミスの宿でのシーンでは、マティがもらった父親の所持品の中に、フリーメーソンのロゴのついた小さなバッグが見える。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#16 本映画『トゥルー・グリット TRUE GRIT 』のラッキー・ネッド・ペッパーの役をマイケル・ビーンがオーディションを受けたが、バリー・ペッパー( 【フィルモグラフィー】※2013年10月12日(土)更新 『 オーバードライヴ (2013) 』 『 ローン・レンジャー (2013) THE LONE RANGER 』 ジェイ・フラー指揮官 『 ブロークンシティ (2012) BROKEN CITY 』 ジャック・ヴァリアント 『 ケネディ家の人びと (2011)<TV> 』 ボビー/ロバート・ケネディ 『 ロビイストの陰謀 (2010) 』 『 プリンセス・カイウラニ (2010) 』 ローリン・サーストン 『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』 ラッキー・ネッド・ペッパー 『 7つの贈り物 (2008) 』 ダン 『 unknown アンノウン (2006) 』 『 父親たちの星条旗 (2006) FLAGS OF OUR FATHERS 』 マイク・ストランク 『 リプリー 暴かれた贋作 (2005)<未> 』 『 メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 (2005) THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA 』 マイク・ノートン 『 ザ・レーサー/栄光のデイトナ500 (2004)<TVM> 』 『 ホワイトクラッシュ (2003)<未> 』 製作総指揮/出演 『 25時 (2002) 25TH HOUR 』 フランク・スラッタリー 『 ノックアラウンド・ガイズ (2002) KNOCKAROUND GUYS 』 マティー・デマレット 『 ワンス・アンド・フォーエバー (2002) 』 ジョー・ギャロウェイ 『 61*(シックスティワン) (2001)<TVM> 』 『 バトルフィールド・アース (2000) 』 『 グリーンマイル (1999) THE GREEN MILE 』 『 エネミー・オブ・アメリカ (1998) 』 プラット 『 プライベート・ライアン (1998) 』 ダニエル・ジャクソン二等兵 『 ファイアーストーム (1997) 』 『 ザ・タイタニック (1996)<TVM> 』 (『 タイタニック (1997) TITANIC 』参照))が勝ち取った。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#17 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』でルースター・コグバーンの銃については、腰にはキャバリー(騎兵)モデルのコルト・シングルアクション・アーミー、そしてウィンチェスター・モデル1873を使う。またサドルのホルスターには1ペアのコルト・ネイビー1851リボルバーを入れて持ち運んでいる。ネッド・ペッパー一味と戦ったときにこれらを使っている。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#18 また本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の他の配役たちの銃については、マティの父親は彼女にキャバリー(騎兵)モデルのコルト・ドラグーン(通称)/コルトM1848を残して死ぬ。ラ・ビーフはコルト・シングルアクション・アーミーコルトと彼のトレードマークのシャープス1874キャバリー・カービン・ライフル銃を持っている。また、ジョシュ・ブローリン演じるトム・チェイニーは、彼がマティの父親から奪い取ったヘンリー・モデル1860ライフル銃を持っている。ラッキー・ネッド・ペッパーは、レミントン1875リボルバーと、ウィンチェスター1866「イエロー・ボーイ」ライフル銃を持っている。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#19 コーエン兄弟は二人の作品の中で、本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』が初めてアメリカ国内で1億ドル以上の興行収入を記録した。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#20 コーエン兄弟の担当した作品のほぼ全てで兄のジョエル・コーエンと弟のイーサン・コーエンが協力しているが、弟イーサンは『死霊のはらわた (1983)』と『魔界からの逆襲 (1981)<未>』は関わっていない。逆に兄ジョエルは弟イーサンが脚本を務めた映画『 ホネツギマン (1998) THE NAKED MAN 』には関わっていない。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#21 マティの弁護士のノーブル・ダゲットの声はカメオ出演しているJ・K・シモンズで、クレジットには出ていない。J・K・シモンズはいわゆる脇役俳優(バイプレーヤー)で、映画『 スパイダーマン (2002) SPIDER-MAN 』『 スパイダーマン2 (2002) SPIDER-MAN 2 』などの「スパイダーマン」シリーズでは主人公ピーター・パーカーの上司である新聞社編集長J・ジョナ・ジェイムソン役を演じている。他にも『 オーシャン・オブ・ファイヤー (2004) HIDALGO 』『 レディ・キラーズ (2004) THE LADYKILLERS 』『 ザ・メキシカン (2001) THE MEXICAN 』『 ギフト (2000) THE GIFT 』『 サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES 』など。2009年には『 レッド・サンズ 呪われた兵士たち (2009) RED SANDS 』『 40男のバージンロード (2009) I LOVE YOU, MAN 』『 マイレージ、マイライフ (2009) UP IN THE AIR 』『 恋する履歴書 (2009) POST GRAD 』『 屋根裏のエイリアン (2009) ALIENS IN THE ATTIC 』『 ジェニファーズ・ボディ (2009) JENNIFER'S BODY 』に出演。TV番組でも『 LAW & ORDER: 性犯罪特捜班 』のスコダ医師のJ・K・シモンズとして有名。「OZ/オズ」や「クローザー」など、お茶の間で幅広く知られた俳優さんである。因みにコーエン兄弟の映画では本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の他に『 バーン・アフター・リーディング (2008) BURN AFTER READING 』『 レディ・キラーズ (2004) THE LADYKILLERS 』がある。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#22 14歳のマティ・ロス役のヘイリー・スタインフェルド Hailee Steinfeld は本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』が映画デビューである。ヘイリー・スタインフェルドはオーディションで15,000人の候補者の中から選ばれた新星である。※15,000人については、一部の日本のサイトで1,500人と書いてあるのもあるが、どちらが正しいのだろうか。ここでは本国アメリカのCBSの芸能ニュースから参考にして「15,000人」としておく。※2014年1月10日(金)更新『 エンダーのゲーム (2013) ENDER'S GAME 』で、ペトラ・アーカニアン役で出演する。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#23 オスカー俳優マット・デイモンの本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のテキサスレンジャー、ラ・ビーフ役は、彼の演技の幅をさらに広げていくのではという可能性を感じる。映画『 ヒア アフター (2010) HEREAFTER 』では押さえた演技から一転。マット・デイモンなの?と見紛うほど。『 リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』では、金遣いのあらい放蕩息子でカッコいいディッキー・グリーンリーフ(ジュード・ロウ)のよく焼けた上半身と比べて、あまりにも見劣りするリプリーの水着姿。例の髪型にメガネに、白い肌、かっこ悪い水着、回りから失笑を買うようなダサいリプリー役を演じてから10年余りで、マット・デイモンは揺るがないスーパースターの地位を確立している。因みにマット・デイモンについては<『ヒア アフター』 トリビア#08>で書いていますのでご覧下さい。 マット・デイモン Matt Damon は、1970/10/08生まれ、アメリカはマサチューセッツ州ボストン出身。マット・デイモンのフィルモグラフィーを見ると、 【フィルモグラフィー】※2013年9月11日(水)更新 『 エリジウム (2013) ELYSIUM 』 マックス・ダ・コスタ 『 マーガレット (2011)<未> 』 アーロン 『 幸せへのキセキ (2011) WE BOUGHT A ZOO 』 ベンジャミン・ミー 『 ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊 (2011) HAPPY FEET TWO 』 ビル 『 コンテイジョン (2011) CONTAGION 』 ミッチ・エムホフ 『 アジャストメント (2011) THE ADJUSTMENT BUREAU 』 デヴィッド・ノリス 『 ネルソン・マンデラ 和解への道のり (2010)<未> 』 『 インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 (2010) 』 ナレーション 『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』 ラ・ビーフ 『 ヒア アフター (2010) HEREAFTER 』 ジョージ・ロネガン 『 ティーンエイジ・パパラッチ (2010) 』 『 グリーン・ゾーン (2010) 』 米国陸軍上級准尉/MET隊隊長 ロイ・ミラー 『 インビクタス/負けざる者たち (2009) 』 フランソワ・ピナール 『 インフォーマント! (2009) 』 マーク・ウィテカー 『 チェ 39歳 別れの手紙 (2008) 』 『 崖の上のポニョ (2008) 』 英語版の耕一の声優 『 ボーン・アルティメイタム (2007) THE BOURNE ULTIMATUM 』 ジェイソン・ボーン 『 オーシャンズ13 (2007) 』 ライナス・カルドウェル/レニー・ペパリッジ 『 グッド・シェパード (2006) 』 エドワード・ウィルソン 『 ディパーテッド (2006) THE DEPARTED 』 コリン 『 The FEAST/ザ・フィースト (2005) 』 製作総指揮 『 シリアナ (2005) SYRIANA 』 ブライアン・ウッドマン 『 ブラザーズ・グリム (2005) THE BROTHERS GRIMM 』 ウィルヘルム・グリム 『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』 ライナス・カルドウェル 『 ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY 』 ジェイソン・ボーン 『 世界で一番パパが好き! (2004) JERSEY GIRL 』 PR Exec #2 『 ふたりにクギづけ (2003) STUCK ON YOU 』 ボブ 『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』 ジェイソン・ボーン 『 コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND 』 マット 『 夏休みのレモネード (2002) STOLEN SUMMER 』 製作 『 スピリット (2002) SPIRIT: STALLION OF THE CIMARRON 』 スピリットの声優 『 GERRY ジェリー (2002) GERRY 』 脚本/編集/ジェリー 『 オーシャンズ11 (2001) OCEAN'S ELEVEN 』 ライナス・カルドウェル 『 すべての美しい馬 (2000) 』 『 バガー・ヴァンスの伝説 (2000) THE LEGEND OF BAGGER VANCE 』 ラナルフ・ジュナ 『 リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』 トム・リプリー 『 ドグマ (1999) 』 『 ラウンダーズ (1998) 』マイク・マクダーマット 『 プライベート・ライアン (1998) 』 『 レインメーカー (1997) 』ルーディ・ベイラー 『 チェイシング・エイミー (1997) 』 『 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (1997) 』 脚本/ウィル・ハンティング 『 戦火の勇気 (1996) 』 イラリオ 『 グローリー・デイズ〜旅立ちの日〜 (1995)<TVM> 』 『 ワイルド・メン (1994)<TVM> 』 『 ジェロニモ (1993) 』 ブリットン・デイヴィス 『 青春の輝き (1992) 』 『 ミスティック・ピザ (1988) 』 等、多くの映画・TV作品がある。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#24 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』でマット・デイモンが演じる役の名前“ラ・ビーフ(LaBeouf)”のスペルは、『 ウォール・ストリート (2010) WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS 』 でジェイコブ・ムーア(ジェイク・ムーア)役を演じるシャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf ※『 穴/HOLES (2003) HOLES 』で私がかわいいと思った17歳時代)の苗字“LaBeouf”と同じ。“Beouf”は元はフランス語で、英語の“beef ビーフ(牛肉)”という意味なのだが、フランス語では全ての名詞や形容詞や定冠詞に男性形女性形の区別があるので、“Beouf”は男性なので定冠詞は“le”だから“LeBeouf”の方が聞いて違和感がないらしい。因みに、Le Beouf Bourguignon(ル・ブフ・ブルギニョンは「牛肉の赤ワイン煮・ブルゴーニュ風」)という、所謂「ビーフシチュー」の元となっている料理(Beouf bourguignon- Wikipedia参照)で、この映画の森てんこ森の料理ページでも「牛肉の赤ワインブルゴーニュ風煮込み」というタイトルで紹介しているが、フランス語の正式な表記は「o」と「e」とがひっついた“bœuf”で、発音は「ブフ」と「バフ」と「ボフ」と混ざったような日本人の50音にはない音だから的確な表記ができない。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#25 映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』で悪役トム・チェイニーを演じ、『 ウォール・ストリート (2010) WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS 』でも悪役ブレトン・ジェームズを演じたジョシュ・ブローリン(『 イントゥ・ザ・ブルー (2005) INTO THE BLUE 』『 メリンダとメリンダ (2004) MELINDA AND MELINDA 』『 インビジブル (2000) HOLLOW MAN 』等)の奥さんは、ダイアン・レイン(『 理想の恋人.com (2005) MUST LOVE DOGS 』『 トスカーナの休日 (2003) UNDER THE TUSCAN SUN 』『 運命の女 (2002) UNFAITHFUL 』『 デブラ・ウィンガーを探して (2002) SEARCHING FOR DEBRA WINGER 』『 陽だまりのグラウンド (2001) HARDBALL 』『 ストリート・オブ・ファイヤー (1984) STREETS OF FIRE 』『 アウトサイダー (1983) THE OUTSIDERS 』など多数の映画に出演)である。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#26 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』は、全米で2010年12月22日の公開からわずか11日間で、コーエン兄弟自身のアカデミー受賞作『ノーカントリー』の興行収入を上回り、2011年2月18日現在で全米で$161,443,393の興行収入を記録している。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#27 映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の主人公ルーベン・J・“ルースター”コグバーンが登場する西部劇は、ジョン・ウェインが『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』とその続作『 オレゴン魂 (1976) ROOSTER COGBURN 』があり、西部劇の魅力のすべてを結集した豪快巨篇で西部劇全盛時代の醍醐味が楽しめる。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#28 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』で、製作総指揮を担当するミーガン・エリソン(Megan Ellison、1986/01/31生まれ)は、アメリカ合衆国の映画プロデューサーでアナプルナ・フィルムズの設立者である。父はオラクルのCEOラリー・エリソン、兄は同じく映画プロデューサーのデヴィッド・エリソンである。ミーガン・エリソンのフィルモグラフィーを見ると、 【フィルモグラフィー】 『 グランド・マスター (2013) 一代宗師(原題) / THE GRANDMASTER(英題) 』 製作総指揮 『 欲望のバージニア (2012) LAWLESS 』 製作 『 ジャッキー・コーガン (2012) KILLING THEM SOFTLY 』 製作総指揮 『 ザ・マスター (2012) THE MASTER 』 製作 『 ゼロ・ダーク・サーティ (2012) ZERO DARK THIRTY 』 製作 『 キリング・ショット (2011) 』 製作 『 パッション・プレイ (2010)<未> 』 製作 『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』 製作総指揮 等の映画作品がある。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#29 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』で、監督・脚本・製作・編集を担当するコーエン兄弟(ジョエル・コーエン Joel Coen、イーサン・コーエン Ethan Coen)の映画タイトルは、1980年代『ブラッド・シンプル(1984年)』『赤ちゃん泥棒(1987年) 』、1990年代『ミラーズ・クロッシング(1990年)』『バートン・フィンク(1991年)』『未来は今(1994年)』『 ファーゴ (1996) FARGO 』『ビッグ・リボウスキ(1998年)』、2000年代『 オー・ブラザー! (2000) O BROTHER, WHERE ART THOU 』『 バーバー (2001) THE MAN WHO WASN'T THERE 』『 バッドサンタ (2003) BAD SANTA 』『 ディボース・ショウ (2003) INTOLERABLE CRUELTY 』『 レディ・キラーズ (2004) THE LADYKILLERS 』『ノーカントリー(2007年)』『バーン・アフター・リーディング(2008年)』そして『 シリアスマン (2009) A SERIOUS MAN 』。2010年代『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』『 モネ・ゲーム (2012) GAMBIT 』と続く。 ◆『トゥルー・グリット』 トリビア#30 ※『TRUE GRIT』-Wikipedia、『TRUE GRIT』-IMDb、『トゥルー・グリット』EPK引用 |
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■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のスタッフとキャスト | |||||||
監督 Directed by: ジョエル・コーエン Joel
Coen イーサン・コーエン Ethan Coen 製作 Produced by: スコット・ルーディン Scott Rudin ジョエル・コーエン Joel Coen イーサン・コーエン Ethan Coen 製作総指揮 executive producer: デヴィッド・エリソン David Ellison ミーガン・エリソン Megan Ellison ポール・シュウェイク Paul Schwake ロバート・グラフ Robert Graf スティーヴン・スピルバーグ Steven Spielberg 脚本 written by: ジョエル・コーエン Joel Coen イーサン・コーエン Ethan Coen 原作 novel: チャールズ・ポーティス Charles Portis 撮影監督 Cinematography by: ロジャー・ディーキンス Roger Deakins 美術監督 Production Design by: ジェス・ゴンコール Jess Gonchor 音楽・作曲 Original Music by: カーター・バーウェル Carter Burwell キャスティング Casting by: エレン・チェノウェス Ellen Chenoweth 編集 Film Editing by: ロデリック・ジェインズ Roderick Jaynes ジョエル・コーエン(ロデリック・ジェインズ名義) Joel Coen(as Roderick Jaynes) イーサン・コーエン(ロデリック・ジェインズ名義) Ethan Coen(as Roderick Jaynes) 衣装デザイン Costume Design by: メアリー・ゾフレス Mary Zophres Cast キャスト・出演: ジェフ・ブリッジス Jeff Bridges ... U.S. Marshal Reuben J. "Rooster" Cogburn 合衆国連邦保安官ルーベン・J・“ルースター”コグバーン マット・デイモン Matt Damon ... Texas Ranger LaBoeuf ラ・ビーフ(テキサスレンジャー) ジョシュ・ブローリン Josh Brolin ... Tom Chaney トム・チェイニー ヘイリー・スタインフェルド Hailee Steinfeld ... Mattie Ross マティ・ロス バリー・ペッパー Barry Pepper ... "Lucky" Ned Pepper ラッキー・ネッド・ペッパー エリザベス・マーベル Elizabeth Marvel ... 40-Year-Old Mattie 40歳のマティ ブルース・グリーン Bruce Green ... Harold Parmalee ハロルド・パーマリー ドンホール・グリーソン Domhnall Gleeson ... Moon (the kid) ムーン・ザ・キッド ポール・レイ Paul Rae ... Emmett Quincy エメット・クインシー エド・コービン Ed Corbin ... Bear Man (Dr. Forrester) ベアマン (フォレスター医師) ロイ・リー・ジョーンズ Roy Lee Jones ... Yarnell Poindexter ヤーネル・ポインデクスター レオン・ラッサム Leon Russom ... Sheriff 保安官 ダーキン・マシューズ Dakin Matthews ... Col. Stonehill ストーンヒル将軍 ジェイク・ウォーカーJake Walker ... Judge Isaac Parker アイザック・パーカー判事 ピーター・ロン Peter Leung ... Mr. Lee ミスター・リー ドン・パール Don Pirl ... Cole Younger コール・ヤンガー ニコラス・サドラー Nicholas Sadler ... Sullivan サリバン |
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■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のあらすじ | |||||||
【あらすじ】 マティ・ロス(ヘイリー・スタインフェルド)は、牧場主の娘として産まれながらも責任感が強く信念の強い14歳の少女。 雪の降るある夜、父親が雇い人のトム・チェイニー(ジョシュ・ブローリン)に無残にも撃ち殺された。知らせを受けたマティは、遺体を引き取りにオクラホマ州境のフォートスミスへとやってくる。 一方チェイニーは、わずか2枚の金貨のためにマティの父を殺した後、逃亡者となってインディアン領へ向かい、お尋ね者のネッド(バリー・ペッパー)率いる悪党達の仲間入りをすることになる。フォートスミスで父親の形見の銃を譲り受けたマティは、犯人に罪を償わせることを心に誓う。 彼女は父の仇を討つため、“トゥルー・グリット(真の勇気)”があると言われる大酒飲みのアイパッチをした連邦保安官ルースター・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人追跡を依頼した。 最初は子供扱いで相手にもされないマティだったが、決してあきらめない執念と報酬の魅力に負け、コグバーンはマティの依頼を引き受けることにする。 そして別の容疑でチェイニーを追ってフォートスミスへ来ていた若きテキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、犯人追跡の過酷な旅が始まる。 マティにとっては、人生で初めての旅でありながら、しかも、最も危険な領域に足を踏み入れることになる辛い経験だったが、彼女にはチェイニーを捕らえ、罪を償わせることしか考えられなかった。 そして遂に、3人にとって各々の<真の勇気>が試される時が訪れるのだった… ※以上はEPK(プレス向け資料)のデータを掲載 |
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ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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■映画『トゥルー・グリット』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 【『トゥルー・グリット』ストーリー/あらすじ】 ◆ここからは、ストーリーの結末やネタバレが含まれている場合があります。御注意下さい。 Warning! This synopsis may contain spoilers. 【トゥルー・グリット 第01段落】 The film is narrated by the adult Mattie Ross (Elizabeth Marvel), who explains that her father was murdered by one of his hired hands, Tom Chaney ( Josh Brolin), when she was fourteen ( Hailee Steinfeld); Chaney made off with her father's horses and two of his California gold pieces. 【トゥルー・グリット 第02段落】 While collecting her father's body, Mattie inquires about hiring a Deputy U.S. Marshal to track down Chaney. She is given three recommendations, but chooses to hire Rooster Cogburn ( Jeff Bridges), because he is described as the most merciless. He repeatedly rebuffs her attempts to hire him. 【トゥルー・グリット 第03段落】 Meanwhile, at the boarding house where she is staying, Texas Ranger LaBoeuf ( Matt Damon) arrives on the trail of Chaney. LaBoeuf has been pursuing him for several months over a murder in Texas. 【トゥルー・グリット 第04段落】 He proposes to Mattie that they should team up with Cogburn, since the Marshal knows the Choctaw terrain where Chaney is hiding, while LaBoeuf knows how the man is most likely to behave. Mattie rejects LaBoeuf's offer, partially because he would take Chaney back to Texas to be hanged for the prior murder, instead of her father's. 【トゥルー・グリット 第05段落】 After finally securing Cogburn's services, Mattie is instructed to meet him the following morning to begin the search for Chaney, though instead of meeting Mattie, Cogburn leaves a note telling her to go home while he goes to apprehend Chaney. 【トゥルー・グリット 第06段落】 After she is refused passage on the river ferry that conveyed Cogburn and LaBoeuf, Mattie rides into the water and is pulled across by her swimming horse. On the far side, she learns that the two men have agreed to split the Texas reward for Chaney. 【トゥルー・グリット 第07段落】 Accusing him of fraud, Mattie threatens to have Cogburn arrested for breaking their agreement, which specified that she must accompany him on the manhunt. Reluctantly, he allows Mattie to come along. 【トゥルー・グリット 第08段落】 After a disagreement, LaBoeuf sets off on his own in search of Chaney. Eventually, Mattie and Cogburn come across an isolated shack, where two outlaws are staying. 【トゥルー・グリット 第09段落】 After they turn on each other, Cogburn kills the older outlaw, and as the younger one is dying, he explains that "Lucky" Ned Pepper ( Barry Pepper) and his gang were planning on returning to the shack later that night. Believing Chaney to be riding with Pepper's gang, Cogburn and Mattie lie in wait for the gang. 【トゥルー・グリット 第10段落】 However, LaBoeuf rides up to the shack ahead of the gang. When the gang arrives, they lasso LaBoeuf and drag him behind a horse. Cogburn opens fire from his hiding spot, killing three members of the gang and accidentally wounding LaBoeuf. 【トゥルー・グリット 第11段落】 During the night, Cogburn drinks a great deal of whiskey and is severely drunk the next morning. The following night, he and LaBoeuf argue again, and LaBoeuf departs once more. 【トゥルー・グリット 第12段落】 The next morning, as Mattie draws water at the river, she encounters Chaney who is watering the gang's horses. She draws her father's pistol and shoots him. The pistol misfires as she tries to finish him off, and he drags her back to the gang. 【トゥルー・グリット 第13段落】 Ned uses Mattie as a hostage, to get Cogburn to ride off. Not having enough horses for all, Ned leaves Mattie with Chaney, ordering him not to kill her. He plans to send a horse back for Chaney later in the day, once the gang have reached a new hideout. ▲TOPへ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【トゥルー・グリット 第14段落】 Once alone, Chaney attacks Mattie; LaBoeuf knocks Chaney out with his rifle butt, and explains that when he heard the shots in the morning, he rode back and encountered Cogburn, who hatched a plan. LaBoeuf and Mattie watch from their distant perch as Cogburn takes on the four remaining members of Ned's gang. 【トゥルー・グリット 第15段落】 Although one escapes, he kills two of them, and mortally wounds Ned before his own horse is shot out from under him. As the dying Ned is about to kill Cogburn, LaBoeuf shoots and kills Ned. 【トゥルー・グリット 第16段落】 Chaney comes to and attacks LaBoeuf. Mattie grabs LaBoeuf's rifle and kills Chaney, but the recoil knocks her back into an old mineshaft filled with rattlesnakes. She is bitten before Cogburn can rescue her. Cogburn and Mattie leave the wounded but stable LaBoeuf at the mine with the promise they will send help, and Cogburn rides through the night to get Mattie to a doctor, arriving just in time. 【トゥルー・グリット 第17段落】 Twenty-five years later, Mattie - now 40 and with only one arm, because of amputation necessitated by gangrene from the snakebite ? receives an invitation from Cogburn to meet him at a traveling Wild West show with which he is performing. 【トゥルー・グリット 第18段落】 When she arrives at the site, she learns that Cogburn died three days earlier. She has his body moved into her family plot, and the film ends with her standing over his grave and pondering how time catches up with everyone. 出典: IMDb 『TRUE GRIT』 http://www.imdb.com/title/tt1403865/ ◆『トゥルー・グリット』感想 ◆『トゥルー・グリット』感想#01 本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』は西部劇だから、日本で言うと有名な時代劇をリメイクしたようなものだろうけど、アメリカでは知れ渡った『 トゥルー・グリット(TRUE GRIT)』をコーエン兄弟が、お馴染みにコーエン映画のスタッフ陣と、数々の賞に名を連ねる実力派と、新人女優を駆使してリメイクした話題作ともなれば誰もが観たいと思う。 ◆『トゥルー・グリット』感想#02 全米で2010年12月22日クリスマス映画として公開されてわずか11日間で、本映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』は、コーエン兄弟のアカデミー受賞作『ノーカントリー』の興行収入を上回り、2011年2月18日現在で全米で$161,443,393の興行収入を記録している。まだ公開されていない国もあるので、予算が$38,000,000で製作した映画ではメガヒットになるのかも・・・。 ◆『トゥルー・グリット』感想#03 映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』のタイトル単語“GRIT”を「プログレッシブ英和中辞典」で調べると、名詞で<1 ((集合的))(食物や水などに混じる)ちり, ほこり, 砂塵(さじん), 砂><2 ((略式))気概, 気骨, 不屈の精神, 勇気, 元気, 肝っ玉、a man of true grit真の勇者、have grit enough to do…するだけの気概がある>とある。強いアメリカを信じるアメリカ国民にとって、原作チャールズ・ポーティス Charles Portisの『TRUE GRIT』やジョン・ウェインの1969年公開西部劇映画『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』は、ある意味でフロンティア精神のバイブル的象徴なのかもしれない。 ◆『トゥルー・グリット』感想#04 牧場主の父を2ドルの金貨のために殺された14歳の少女が敵(かたき)を討つため復讐を誓う。彼女に“雇われた”男と、職務でお尋ね者を追う男。少女とふたりの男たちの壮絶な追跡の果てに待つ感動のストーリーは、単なる過去のオリジナル作品のリメイクだといって済まされないなという気がする。 ◆『トゥルー・グリット』感想#05 不屈の少女マティ・ロス(新星ヘイリー・スタインフェルド)、“トゥルー・グリット(真の勇気)”の持ち主で大酒飲みでアイパッチをした合衆国連邦保安官ルーベン・J・“ルースター”コグバーン(ジェフ・ブリッジス)、そして若きテキサスレンジャー、ラビーフ(マット・デイモン)。3人がそれぞれの立場で行動するが、小さいながらも追跡と危険と戦いという厳しい過酷な環境の中で、強い意志を全うしようとするマティ・ロスを、戦いなれた二人が援護。西部劇で在り来たりの勧善懲悪のストーリーでも、屈託のないハッピーエンドで終わらないコーエン兄弟の『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』は、ジョン・ウェインの1969年公開西部劇映画『 勇気ある追跡 (1969) TRUE GRIT 』を超えた別次元の面白さと感動がある。 ◆『トゥルー・グリット』感想#06 マティの父を殺害したトム・チェイニーにはジョシュ・ブローリン、悪党一味の頭領ラッキー・ネッド・ペッパーにはバリー・ペッパー。彼らバイプレーヤーの演技は、さすが15,000人のオーディションで選ばれた新星ヘイリー・スタインフェルドの存在で一層光ってくる。彼女がシカゴ映画賞やトロント映画批評家協会賞を始め海外での映画賞で助演女優賞などを受賞しているのが納得できる。 ◆『トゥルー・グリット』感想#07 映画は40歳になったマティ・ロス(エリザベス・マーベル)によってナレーションされる。本ページトップで紹介している『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の予告編の終わりの2分13秒ぐらいの場面で彼女が歩いて進んでいく後姿のシーンを注目してほしい。 ◆『トゥルー・グリット』感想#08 西部劇は一般的にハッピーエンドだが、確かにマティは父の仇トム・チェイニーを撃ち殺す。しかし父からの形見の拳銃キャバリー(騎兵)モデルのコルト・ドラグーンを使ってではない。父の形見の拳銃で仇をとるなら、話もヤッパリね、そう来なくっちゃと思うのだけど・・。 ◆『トゥルー・グリット』感想#09 クライマックスの場面では、危機一髪のところで、マティは、ラビーフの愛用のシャープス1874キャバリーカービン・ライフル銃で、憎っき仇トム・チェイニーを撃つ。その引き金を引いた衝撃で炭鉱の穴に落ちてしまう。穴には毒蛇がわんさか。彼女は噛まれてしまって毒が身体に回って行くまでに何とかしなければならない場面は、片目の“ルースター”コグバーンがマティ・ロスを抱きかかえているシーンである。 謎の熊の皮を着たベアマンは・・・ドクターだ。あっ、そうだったのか・・・そういうふうにネと思う。 ◆『トゥルー・グリット』感想#10 憎っくき仇を我が手で撃つ、恐れを知らず銃には銃で戦う不屈の精神は見事成就する。そして25年後40歳になったマティが、会いたくて会いに来たあの人はもうこの世にはいない。マティは失ったものはそれだけではない・・・。 以上。 参考資料:IMDb Wikipedia allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 「トゥルー・グリット」日本語版・英語版オフィシャルサイト |
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■映画『 トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT 』の更新記録 ◆ファイル作成とアップ:2011/02/17(木) ◆俳優リンク追記と翻訳と修正:2011/02/18(金) |
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