カポーティ | |||||||||||||||||||||||||||
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カポーティ (2005) | |||||||||||||||||||||||||||
CAPOTE | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』を紹介します。 映画『 カポーティ CAPOTE 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 カポーティ CAPOTE 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 カポーティ CAPOTE 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 カポーティ CAPOTE 』のカポーティってどんな人 ■映画『 カポーティ CAPOTE 』の主なスタッフ ■映画『 カポーティ CAPOTE 』の主なキャスト ■映画『 カポーティ CAPOTE 』のあらすじ ■映画『 カポーティ CAPOTE 』の受賞 ■映画『 カポーティ CAPOTE 』のトリビア ■映画『 カポーティ CAPOTE 』のスタッフとキャスト ■映画『 カポーティ CAPOTE 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 カポーティ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 カポーティ CAPOTE 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 カポーティ CAPOTE 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
カポーティ ポスターはcinemaclock.com/ より引用させて頂きました。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』の解説 『 カポーティ 』は実在した米国の小説家トルーマン・ガルシア・カポーティの伝記ドラマ。『 カポーティ 』主演のフィリップ・シーモア・ホフマンが第63回ゴールデン・グローブ賞 2006 Golden Globes 主演男優賞 [ドラマ部門] で受賞したので、映画『 カポーティ 』を急いで調べた次第。また、第78回アカデミー賞 2006 Academy Awardsでも<追記 2006/03/06>フィリップ・シーモア・ホフマンの主演男優賞、受賞おめでとうございます! カポーティは『 ティファニーで朝食を (1961) BREAKFAST AT TIFFANY'S 』の原作者でもある。カポーティに扮するのは、映画『 カポーティ 』の製作総指揮も兼任する俳優フィリップ・シーモア・ホフマンだ。ホフマンはどんな役作りもできるバイプレイヤーとして知られるが、この『 カポーティ 』では主役カポーティを演じるので、転機になるかも。早速『 M:i:III (2006) MISSION: IMPOSSIBLE III / M:I:III 』でトム・クルーズ Tom Cruise の敵役に出演だ。 映画『 カポーティ 』では、トルーマン・カポーティがカンザスの一家惨殺事件に興味を持ち、取材中に服役中の主犯と頻繁に面会をして調査し感じ入るところがあった。それがカポーティのノンフィクション小説「 In Cold Blood (冷血)」として結実した。しかし、犯人の弁護の立場にいながら死刑があったからこそ小説は完成して国際的ベストセラーになったわけなので、その後は自分を責める。映画『 カポーティ 』はその過程を主に描き出しながらカポーティの半生を追う。 ▲TOPへ ■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』のカポーティってどんな人 映画『 カポーティ 』の実在したモデル、トルーマン・ガルシア・カポーティ Truman Garcia Capote (1924/09/30 - 1984/08/25) はアメリカ南部ルイジアナ州ニュー・オーリンズ New Orleans, Louisiana 生まれ。誕生名はトルーマン・ストレックファス・パーソンズ Truman Streckfus Persons であるが、両親が離婚して、母親の再婚相手のキューバ人のカポーティというラテン系の苗字になったのだ。カポーテとかカポーティ capote というのはスペイン語で「フード付きの長い外套・闘牛で牛をかわす布」のこと。英語のケープ cape に当たる。 母親は自殺し、カポーティは親戚を転々として苦労して育った。カポーティはその分、様々な老人や弱者たちを見てきたので、人生の幅と奥深さを知り、小説家として大成していった。 カポーティの主な作品は: 1948 Other Voices, Other Rooms (novel) 「遠い声、遠い部屋』」 1949 Tree of Night and Other Stories (collection of short stories) 「夜の樹」 →映画化『 グラスハープ/草の竪琴 (1995) THE GRASS HARP 』 1951 The Grass Harp (novel) 「草の竪琴」 1954 House of Flowers (Broadway musical) 「わが家は花ざかり」 1956 The Muses Are Heard (non-fiction) 「詩神の声聞こゆ」 1958 Breakfast at Tiffany's (novella) 「ティファニーで朝食を」 →映画化『 ティファニーで朝食を (1961) BREAKFAST AT TIFFANY'S 』 1966 In Cold Blood ("non-fiction novel") 「冷血」 →映画化『 冷血 (1967) IN COLD BLOOD 』 1966 A Christmas Memory 「クリスマス・メモリ」 1980 Music for Chameleons 「カメレオンのための音楽」 1986 Answered Prayers: The Unfinished Novel (published posthumously) 「叶えられた祈り(未完)」 また、名作『 終着駅 (1953) STAZIONE TERMINI / TERMINUS STATION 』の共同脚本も書いている。 ▲TOPへ ■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』の主なスタッフ ○『 カポーティ 』の監督: ベネット・ミラー ○『 カポーティ 』の製作: マイケル・オホーヴェン 『 白いカラス (2003) THE HUMAN STAIN 』 『 コンフィデンス (2003) CONFIDENCE 』 『 フレイルティー/妄執 (2001) FRAILTY 』 ○『 カポーティ 』の製作: エミリー・ジフ 『 25時 (2002) 25TH HOUR 』 ○『 カポーティ 』の脚本・製作総指揮: ダン・ファターマン 『 イナフ (2002) ENOUGH 』 ○『 カポーティ 』の編集: クリストファー・テレフセン 『 ヴィレッジ (2004) THE VILLAGE 』 『 チェンジング・レーン (2002) CHANGING LANES 』 ○『 カポーティ 』の美術: ジェス・ゴンコール 『 ラスト サムライ (2003) THE LAST SAMURAI 』 『 “アイデンティティー” (2003) IDENTITY 』 『 ニューヨークの恋人 (2001) KATE & LEOPOLD 』 ○『 カポーティ 』の音楽: マイケル・ダナ 『 秘密のかけら (2005) WHERE THE TRUTH LIES 』 『 BEING JULIA (2004) 』 『 悪女 (2004) VANITY FAIR 』 『 きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー (2002) ANTWONE FISHER 』 『 アララトの聖母 (2002) ARARAT 』 『 17歳のカルテ (1999) GIRL, INTERRUPTED 』 ▲TOPへ ■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』の主なキャスト ●フィリップ・シーモア・ホフマン as トルーマン・カポーティ@カポーティ 『 カポーティ 』の製作総指揮でもある 『 M:i:III (2006) MISSION: IMPOSSIBLE III / M:I:III 』 『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』 『 レッド・ドラゴン (2002) RED DRAGON 』 『 パンチドランク・ラブ (2002) PUNCH-DRUNK LOVE 』 『 リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』 『 マグノリア (1999) MAGNOLIA 』 『 パッチ・アダムス (1998) PATCH ADAMS 』 『 ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS 』 『 セント・オブ・ウーマン/夢の香り (1992) SCENT OF A WOMAN 』 ●キャサリン・キーナー as ハーパー・リー@カポーティ 『 ザ・インタープリター (2005) THE INTERPRETER 』 『 シモーヌ (2002) SIMONE/S1M0NE 』 『 フル・フロンタル (2002) FULL FRONTAL 』 『 デス・トゥ・スムーチー (2002) DEATH TO SMOOCHY 』 『 アダプテーション (2002) ADAPTATION. 』 ●クリフトン・コリンズ・Jr as ペリー・スミス@カポーティ 『 マインドハンター (2004) MINDHUNTERS 』 『 ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION 』 『 ラスト・キャッスル (2001) THE LAST CASTLE 』 ●クリス・クーパー as アルヴィン・ドゥーイ@カポーティ 『 シリアナ (2005) SYRIANA 』 『 ジャーヘッド (2005) JARHEAD 』 『 ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY 』 『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』 『 アダプテーション (2002) ADAPTATION. 』 『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』 『 パトリオット (2000) THE PATRIOT 』 『 アメリカン・ビューティー (1999) AMERICAN BEAUTY 』 ●ブルース・グリーンウッド as ジャック・ダンフィー@カポーティ 『 南極物語 (2006) EIGHT BELOW 』 『 レーシング・ストライプス (2005) RACING STRIPES 』 『 BEING JULIA (2004) 』 『 アイ,ロボット (2004) I, ROBOT 』 『 ハリウッド的殺人事件 (2003) HOLLYWOOD HOMICIDE 』 『 ザ・コア (2003) THE CORE 』 『 ビロウ (2002) BELOW 』 『 13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS 』 『 ダブル・ジョパディー (1999) DOUBLE JEOPARDY 』 ●ボブ・バラバン as ウィリアム・ショーン@カポーティ 『 タキシード (2002) THE TUXEDO 』 『 ゴスフォード・パーク (2001) GOSFORD PARK 』 ●エイミー・ライアン as マリー・ダンフィー@カポーティ 『 宇宙戦争 (2005) WAR OF THE WORLDS 』 ●マーク・ペルグリノ as リチャード・ヒコック@カポーティ 『 エリー・パーカー (原題) (2005) ELLIE PARKER 』 『 ナショナル・トレジャー (2004) NATIONAL TREASURE 』 『 ツイステッド (2004) TWISTED 』 『 ハンテッド (2003) THE HUNTED 』 『 マルホランド・ドライブ (2001) MULHOLLAND DR. / MULHOLLAND DRIVE 』 ●マーシャル・ベル as 刑務所長マーシャル・クラッチ@カポーティ 『 “アイデンティティー” (2003) IDENTITY 』 『 NORTHFORK (2003) 』 『 エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画 (2002) SERVING SARA 』 ●クウェシ・アメヤウ as ポーター@カポーティ 『 アローン・イン・ザ・ダーク (2005) ALONE IN THE DARK 』 『 ブレイド3 (2004) BLADE: TRINITY 』 『 スクービー・ドゥー2 モンスター パニック (2004) SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASHED 』 『 ファイナル・カット (2004) THE FINAL CUT 』 『 ミラクル (2004) MIRACLE 』 ▲TOPへ ■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』のあらすじ ※本作『 カポーティ 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ さて、映画『 カポーティ 』のストーリー。 先にカポーティの生い立ちを簡略に記そう。トルーマン・ストレックファス・パーソンズ (1924/09/30 - 1984/08/25) は米国南部ルイジアナ州生まれ。母親リリー・メイはまだ16歳だった美少女。父親アーチは行商人で、五回の結婚歴があった。その父親は優しいけれど好きにはなれなかった。3歳の時に両親の離婚もあり、幼い頃アラバマ州モンローヴィル Monroeville, Alabama の母方の遠縁に預けられた。トルーマン少年は大変小さかったという。 母親は裕福なキューバ人のジョセフ・カポーティ Joseph Capote と再婚し、少年は10歳の時にニューヨーク New York City に移って同居した。ここで義父は正式に彼を養子にして、トルーマン・ガルシア・カポーティという名になった。しかし、不運にも母親は流産を繰り返した結果、精神に異常をきたしてアルコール中毒になり、遂には自殺する。トルーマン・ガルシア・カポーティはニューヨークやコネティカット州 Connecticut で通学したが、17歳で正式な教育を終えた。 それ以来、トルーマン・ガルシア・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は作家として、また社交界の名士として活躍する。カポーティはゲイであることを公表しており、 1948 年に出会ったジャック・ダンフィー(ブルース・グリーンウッド)とは同性愛の生涯のパートナーである。また、モンローヴィルの隣人で同じく作家になったハーパー・リー(キャサリン・キーナー)という女性とは、長年の友情を保つ。 1959年11月15日、カンザス州郊外の小さな町 Halcomb, Kansas で、一家四人の惨殺事件が起こった。その事件は全米を震撼とさせた。ニューヨーカー誌 The New Yorker に 300 語の短い記事が載り、カポーティは不可解なその事件に大いに関心を持った。そしてニューヨーカー誌の上品で落ち着いた編集長ウィリアム・ショーン(ボブ・バラバン)に、カンザスに取材に行けば良い作品が書けそうな旨を申し出ると、同意してくれた。大都会から '50 年代の米国中部の心臓部カンザスへ向かうのには、長年の友人ハーパー・リーが同行して何かと助手になってくれることに。 カンザスに到着すると、地元カンザス検察局の保安官アルヴィン・ドゥーイ(クリス・クーパー)と会い、惨殺されたのはドゥーイの友達とその家族だと分かる。ドゥーイの妻マリー(エイミー・ライアン)が作家カポーティのファンであることも分かる。カポーティはまるでそこでは異邦人だった。カポーティは、事件の背景を探るために、全く文化の違うカンザスの地元の人々と打ち解けて好印象を与えるように努めた。そして事件の犠牲者の親戚や友人といった関係者とインタヴューを重ねていく。この取材には実際には数年間かけたらしい。その間、カポーティのゲイのパートナーのジャックは、カポーティの気持ちがその本の前調査や執筆ばかりに傾いていることに不機嫌になる。 カポーティとハーパー・リーが情報を集めている頃、ドゥーイ保安官と部下は容疑者を逮捕した。ペリー・スミス(クリフトン・コリンズ・Jr)とリチャード・ヒコック(マーク・ペルグリノ)の二人である。二人は、殺害した一家の家には大金が隠されているという誤情報を耳にして家に押し入ったが、見つからなくて一家を惨殺したというものだった。犯人達は拘留されているので、刑務所長マーシャル・クラッチ(マーシャル・ベル)に賄賂を渡して、カポーティは犯人達と接触に成功する。 ペリー・スミスの方は非常に利発で理路整然としていた。もう一人のリチャード・ヒコックはあまり話し好きではないようだ。だから、カポーティはスミスと親しい間柄になる。しかし、殺人犯と友情さえ芽生えてしまっている自分に気づいてカポーティは愕然とするのだ。その二人の犯人は、人生の異なった道を.乱暴に進んでしまった親戚のような人物像として彼には映る。「 It's as if Perry and I grew up in the same house, and he stood up and went out the back door while I went out the front. (直訳:あたかも、ペリー・スミスと僕は同じ家で育ち彼が立ち上がって裏口から出て行き僕は玄関から出て行ったようなもの。)」と彼は言う。 そんな気持ちになったので、カポーティは新しい有能な弁護士を見つけてあげようとする。弁護人たちは犯人の罪の自覚を訴えるが、それは勿論、犠牲者の友人であるドゥーイ保安官を激怒させる。カポーティにとって、こういう一連の過程は、自分の執筆と新しい友人となった犯人スミスへ、もっと多くの題材を増やすための手段でもあった。執筆が進むにつれて、また、訴えが長引くに連れて、その小説には結末が必要なのだとカポーティは悟ってくる。 ここでカポーティの苦悩が始まる。カポーティは、その小説を終わらせる唯一の方法は、二人の犯人が死刑執行されることだけなのだと分かる。カポーティは自分は二人を救おうとしているふりをしているけれど、現実には支援できていなくて結果的には二人は死ぬのだ。名声とはどれだけのものなのか?ということがカポーティを罵る。自分の成功は二人の死によるのだという想いが彼の心に巣くっていく。こういう良心の呵責、良心との葛藤をしていく主人公カポーティをフィリップ・シーモア・ホフマンは見事に演じ切った。 最後には貪欲が勝ったが、その代償は膨大だった。二人の殺人犯が死刑にならなければ「 In Cold Blood (冷血)」は出版されることはなかったかもしれないという想い。カポーティは二度と次の小説を完成させることはなかった。年月が経つとともに、彼はアルコールとドラッグに依存していく。そして金持ちの以前の社交界の仲間からの拒絶に対するように、世捨人の暮らしをして自分を風刺して余生を送った・・・。 1984年、 59 歳で薬の適量超過で亡くなったカポーティはロサンゼルス Los Angeles, California の墓地に埋葬されたが、長年のパートナーのジャック・ダンフィーが残された。ダンフィーは8年後に亡くなり、二人は灰葬として一緒に撒かれた。そこは、二人の愛の巣があった敷地に程近い、ブリッジハンプトン Bridgehampton とロングアイランドのサグ・ハーバー Sag Harbor on Long Island の間にあるクルックト・ポンド Crooked Pond という池である。 ▲TOPへ ■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』の受賞 ◎『 カポーティ 』は、第63回ゴールデン・グローブ賞 2006 Golden Globes で、 フィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞 [ドラマ部門] Best Performance by an Actor in a Motion Picture - Drama に輝いた。 ◎『 カポーティ 』は、第78回アカデミー賞 2006 Academy Awards でも フィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞 Best Performance by an Actor in a Leading Role に輝いた。 『 カポーティ 』は第78回アカデミー賞でノミネートも四部門あった。 ◎『 カポーティ 』は、他にも数々の賞を獲得している: ボストン映画批評家協会賞 Boston Society of Film Critics Awards シカゴ映画批評家協会賞 Chicago Film Critics Association Awards ダラス=フォースワース映画批評家協会賞 Dallas-Forth Worth Film Critics Association Awards ロサンゼルス映画批評家協会賞 Los Angeles Film Critics Association Awards ニューヨーク映画批評家協会賞 New York Film Critics Circle Awards サウスイースタン映画批評家協会賞 Southeastern Film Critics Association Awards トロント映画批評家協会賞 Toronto Film Critics Association Awards ゴッサム賞 Gotham Awards 全米映画評論委員会 National Board of Review, USA 全米映画批評家協会賞 National Society of Film Critics Awards, USA サテライト賞 Satellite Awards 等である。 ▲TOPへ ■映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』のトリビア 【カポーティのトリビア その1】 映画『 カポーティ 』はたった 36 日間で撮られた。 【カポーティのトリビア その2】 映画『 カポーティ 』の米国での封切日 2005/09/30 の 9月 30日というのは、トルーマン・カポーティの誕生日である。 【カポーティのトリビア その3】 映画『 カポーティ 』の劇中の刑務官は実際のヘディングリー刑務所 Headingley Correctional Center の刑務官だそうだ。 【カポーティのトリビア その4】 カポーティのノンフィクション小説「 In Cold Blood (冷血)」は、最初のノンフィクション小説だそうで、これは出版産業の一種の革命だった。 【カポーティのトリビア その5】 「 In Cold Blood (冷血)」はカポーティの書いた最後の小説となる。最近発見されたという未発表の「 Summer Crossing 」は米国で出版されたばかり。 【カポーティのトリビア その6】 トルーマン・ガルシア・カポーティは、 Trinity School の入学試験として実施された知能指数テストで、何と IQ 215 だった。その学校の史上最高である。 【カポーティのトリビア その7】 映画『 カポーティ 』のロケーションは: 『 シン・シティ (2005) SIN CITY 』 『 シャークボーイ&マグマガール 3−D (2005) THE ADVENTURES OF SHARKBOY AND LAVAGIRL IN 3-D 』 『 アラモ (2003) THE ALAMO 』 『 ウォルター少年と、夏の休日 (2003) SECONDHAND LIONS 』 『 キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1 『 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) THE LIFE OF DAVID GALE 』 『 オールド・ルーキー (2002) THE ROOKIE 』 『 デンジャラス・ビューティー (2001) MISS CONGENIALITY 』等も撮影された 米国テキサス州オースチン Austin, Texas, USA と 『 ナイロビの蜂 (2005) THE CONSTANT GARDENER 』 『 Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス? (2004) SHALL WE DANCE? 』 『 キャットウーマン (2004) CATWOMAN 』 『 ペイチェック 消された記憶 (2003) PAYCHECK 』 『 ザ・コア (2003) THE CORE 』 『 K−19 (2002) K-19: THE WIDOWMAKER 』等も撮影された カナダはマニトバ州ウィニペグ Winnipeg, Manitoba, Canada である。 |
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【『 カポーティ 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: ベネット・ミラー Bennett Miller (Directed
by) 製作: キャロライン・バロン Caroline Baron (producer) マイケル・オホーヴェン Michael Ohoven (producer) ウィリアム・ヴィンス William Vince (producer) カイル・アーヴォン Kyle Irving (associate producer) カイル・マン Kyle Mann (associate producer) デヴィッド・ヴァロー David Valleau (associate producer) エミリー・ジフ Emily Ziff (associate producer) ジャック・マテ Jacques Methe (line producer) 製作総指揮: ダン・ファターマン Dan Futterman (executive producer) フィリップ・シーモア・ホフマン Philip Seymour Hoffman (executive producer) ケリー・ロック Kerry Rock (executive producer) ダニー・ロセット Danny Rosett (executive producer) 原作: ジェラルド・クラーク Gerald Clarke (book) 脚本: ダン・ファターマン Dan Futterman (screenplay) 撮影: アダム・キンメル Adam Kimmel (Cinematography by) 編集: クリストファー・テレフセン Christopher Tellefsen (Film Editing by) 美術: ジェス・ゴンコール Jess Gonchor (Production Design by) 音楽: マイケル・ダナ Mychael Danna (Original Music by) 出演: フィリップ・シーモア・ホフマン Philip Seymour Hoffman as Truman Capote キャサリン・キーナー Catherine Keener as Harper Lee クリフトン・コリンズ・Jr Clifton Collins Jr. as Perry Smith クリス・クーパー Chris Cooper as Alvin Dewey ブルース・グリーンウッド Bruce Greenwood as Jack Dunphy ボブ・バラバン Bob Balaban as William Shawn エイミー・ライアン Amy Ryan as Marie Dewey マーク・ペルグリノ Mark Pellegrino as Richard Hickock アリー・ミケルソン Allie Mickelson as Laura Kinney マーシャル・ベル Marshall Bell as Warden Marshall Krutch クウェシ・アメヤウ Kwesi Ameyaw as Porter #1 ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 カポーティ (2005) CAPOTE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(英語版) http://www.sonyclassics.com/capote/ Truman Capote From Wikipedia, the free encyclopedia. http://en.wikipedia.org/wiki/Truman_Capote http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9 E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3 A Lad of the World http://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/004/ 970zpcpw.asp |
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■映画『 カポーティ 』の更新記録 2006/01/18新規: ファイル作成 2006/02/24更新: ◆データ追加 2006/03/06更新: ◆データ追加 2006/05/08更新: ◆リンク追加 2006/09/05更新: ◆データ追加 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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