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■01月 31日(金曜日)22時 ピアニスト |
2003.01.31 今月19日に100円レンタルした12本のうちの一本、もう理解に苦しむ映画『 ピアニスト(2001) LA PIANISTE(原題)/THE PIANO TEACHER(英題) 』をやっと完成しました。一気に書き上げられなくて四苦八苦。クラシック音楽はそんなに得意ではないので、特に映画で流れるシューベルトの楽曲を聞きなおしました。そしてシューベルトをすこし学びました。歴史に残る人は兎に角偉大なことは間違いありません。その中に実物大の人間性を垣間見たときは、ウレシクなります。主人公エリカが、シューベルトを評して「彼は醜かったのよ!」の台詞は幸はとても気に入りました。それにしてもフツーじゃないラブロマンスは書くのに困るヨ。 2001 年、カンヌ国際映画祭でグランプリ、主演女優賞、主演男優賞の三冠に輝いた、ドイツ・ミュンヘン出身のミヒャエル・ハネケ監督作品。精神的に屈折したピアノ教師を演じて、主演女優賞を獲得したイザベル・ユペールにはもちろん感心したけれども、主演男優賞のブノワ・マジメルには本当に心奪われた。役どころも、卓越したピアノの才能、美しい容姿、理系の頭脳、アイスホッケーをする運動神経を持つといった、完全無欠の青年で、黒いセーターとジーンズ姿がカッコよすぎた。フツーのラブロマンス映画のブノワ・マジメルが観たい!!! ウィーン国立音楽院のピアノ教師エリカ・コユットは、 38 歳の独身女性で、異性と関係を持つことも無く、彼女の全てを管理しようとする母親(アニー・ジラルド)と二人で暮らしていた。そんな母親の影響なのだろう、自分を傷つけたり、覗き部屋に通ったりと、彼女の性向は異常だった。そんな彼女の前に、彼女を愛する美青年ワルター・クレメールが現れた…。 |
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■01月 30日(木曜日)23時 |
2003.01.30 「とれ幸」の表紙を少し更新しました。 元々「とれ幸」は、2000からの洋画の予告編と映画情報収集のために幸が楽しみに作っていたものをまとめたものですが、操作に少し面倒な部分がありました。それで表紙に邦題一覧を作って、自分なりに見やすくしました。だんだん量が増えてきて動作が鈍くなるかも知れないので、2003年版だけのページも新規に作成した方がよいかも?...また来月の楽しみの作業にして残しておきます。 |
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■01月 29日(水曜日)25時 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン |
2003.01.29 日本では2003年03月21日公開予定の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002) CATCH ME IF YOU CAN 』をアップします。 文字通り「捕まえられるなら、捕まえてみろよ」と、まさに、こういう追いかけっこのお話。レオナルド・ディカプリオ扮するフランク・アバグネイル Jr.は、僅か 17 歳で米国史上最も成功した偽造小切手詐欺師となった。FBI捜査官カール・ハンラティに扮するトム・ハンクスがディカプリオを追う。「監獄に入りたいか?」と言うハンクスに、「それなら僕を捕まえなきゃ」と無邪気に応えるディカプリオ。米国に実際に存在したこの若き天才詐欺師は、時にはフランス語の教師、時には医師、時には弁護士、時には副パイロット、と姿を変えて、追ってくるハンラティ捜査官をどこまでもまいて逃げる。フランクはまだ 18 歳でそんな大それた事を難なくやってのけてしまうのが痛快。同じ追いかけっこでも、ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズの『逃亡者 (1993) THE FUGITIVE 』とは完全に趣が違う。若くて明るくて軽快。ディカプリオがあまりにも綺麗で光り輝き、トム・ハンクスは「俺は引きたて役かヨー」と愚痴を言ったとか言わなかったとか…。 |
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■01月 27日(月曜日)25時過 ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 |
2003.01.27 2003年初夏公開予定の『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 (2002) DIVINE SECRETS OF THE YA-YA SISTERHOOD 』をアップします。ジャンルはコメディとドラマなのだが、幸はあまり笑えなかった。アメリカ人のユーモアや笑えるツボは、関西人の私には解らないのかも?そして英語力の問題もあるしね。まあ仕方ないか。 人生とは、愛とは、友情とは、家族とは、を問うサンドラ・ブロック主演のドラマ。現在ニューヨークでバリバリの劇作家として成功している主人公は、南部ルイジアナの故郷にいる母親とは長年の母子の葛藤が続いていた。そこで、母親の幼馴染で、母親が少女の時に結成した「ヤァヤァ・シスターズ」という秘密の義姉妹的グループが、サンドラ・ブロック扮するシダリー・ウォーカーを誘拐して故郷に連れ帰る。そうして、彼女達と父親と婚約者が見守るこの環境の許、母親との葛藤を少しずつリカヴァーしていくストーリー。レベッカ・ウェルズ著作の同名のベストセラー小説の映画化。母親役のエレン・バースティンと若き頃の母親役アシュレイ・ジャッドが力演し、ベテランのジェームズ・ガーナーが重鎮となっている。ルイジアナ州に見立てたロケ地、ノース・カロライナの湖や緑の多い自然が観る目を潤してくれる。 |
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■01月 26日(日曜日)正午前 2002年の洋画リスト(邦題と原題) 夜12時過ぎ アイ・スパイ |
2003.01.26 レヴュー(幸の映画三昧)の最上位行の「2002年の洋画リスト(邦題と原題)」ファイルを更新しました。昨年の12月からそのままになっていたので気になっていました。このページは元々幸が作業するのに必要な原題と邦題タイトルの下調べのために作っていたファイルです。自分の手元にあるときはテキストだけの適当な作りでこまめに整理していたのですが、いざ公にするとなるとデザインや文字やスペルの校正に時間がかかり、なかなか更新アップし辛いのが現状です。邦題も昨年の12月より少し増えています。 2003年GWに公開予定の『 アイ・スパイ (2002) I SPY 』をアップします。ゴールデンウイークものとしてはおもしろいかな。これは、1965 - 1968のTVシリーズ「アイ・スパイ」の映画化。TVではケリー・ロビンソンとアレックス・スコットの役はロバート・カルプ Robert Culp とビル・コスビー Bill Cosby だったのを、この映画では、ベテランのエディ・マーフィと売れてるオーウェン・ウィルソン。『 M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 』や『 007/ダイ・アナザー・デイ (2002) DIE ANOTHER DAY 』のようにある程度シリアスなスパイものではなく、全編ずっと理屈なしにコメディだ。エディ・マーフィは前作『 プルート・ナッシュ (2002) THE ADVENTURES OF PLUTO NASH 』であまり笑わせなかったし、機関銃トークも少なかったので、もう年齢と貫禄でコメディは卒業したのかと思ったが、健在だった。この『アイ・スパイ』は大きな口に白い歯を出して相変わらず早口で喋り捲る。エディはボクシングのミドル級で不敗を誇る世界チャンピオンの役だが、CIAのトップスパイであるオーウェンと組む羽目になり、大活躍。ハチャメチャなスリルとアクションで魅せて笑わす。『 シャンハイ・ヌーン (2000) SHANGHAI NOON 』『 ズーランダー (2001) ZOOLANDER 』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』『 エネミー・ライン (2001) BEHIND ENEMY LINES 』等出演しているオーウェン・ウィルソンもキュートに映り、いい役どころに恵まれた。 二人の役目は、米国空軍の最新秘密戦闘機の試作品が盗まれたのを取り返すこと。及び世界的に悪名高き不法武器ディーラー、ガンダーズを捕まえること。ロケはハンガリーのブタペスト、カナダのヴァンクーヴァー、米国カリフォルニア州エル・セグンドに渉り、雪の山中の冒頭シーンと、特にブタペストの美しい街並が堪能できる。 |
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■01月 25日(土曜日)22時過 バベットの晩餐会 |
2003.01.25 『 バベットの晩餐会(1987)BABETTE'S FEAST 』をアップします。1987 年のアカデミー賞、1988年の英アカデミー賞で、それぞれ外国語映画賞に輝いたガブリエル・アクセル監督の美味しそうな一品。デンマークの紙幣に顔が印刷されている原作者アイザック(イサク)・ディネーセンは、『 愛と哀しみの果て (1985) OUT OF AFRICA 』の作者として有名な、本名をカレン・ブリクセン( 1885 - 1962 )というデンマークの貴族女性である。 ユトランド半島にある侘しい海辺の村に暮らす、ルター派の敬虔なキリスト教徒である老姉妹マーチーネ(ビルギッテ・フェダースピール)とフィリパ(ボディル・キュア)には、バベット(ステファーヌ・オードラン:『 パリのレストラン (1995) AU PETIT MARGUERY 』等に出演)というフランス人の召使がいた。なぜそんな召使が老姉妹のところにいるのかは、彼女たちの心に秘めた思い出と関係がある。ある宗派の創始者であった、老姉妹の亡き父の生誕 100 周年を祝う日に、バベットはフランス式の晩餐の料理を作りたいと申し出る…。 |
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■01月 24日(金曜日)26時過 アナライズ・ユー |
2003.01.24 2003年04月公開予定の映画『 アナライズ・ユー (2002) ANALYZE THAT 』をアップします。 大ヒットした大人のコメディ『 アナライズ・ミー (1999) ANALYZE THIS 』の第2弾。今回は『 アナライズ・ユー ANALYZE THAT 』だが、米国ワーキングタイトルは『 ANALYZE THIS 2 』であることからも、前作の完全な続きであることが窺えよう。 主役達は前作と同じで、マフィアのゴッドファーザーのポールにロバート・デ・ニーロ、精神科医のベンにビリー・クリスタル、その妻にリサ・クドロー。監督・脚本はやはり第1弾と同様に『ゴーストバスターズ1・2』『 悪いことしましョ! (2000) BEDAZZLED 』のハロルド・ライミスである。 精神科医のベンは父親が亡くなって事後処理に追いまくられている時、また例のマフィアのボス、獄中のポール・ヴィティから連絡を受ける。彼のストレス性発作は相変わらずで、命を狙われているというのだ。精神科医とギャングのボスとの奇妙な組み合わせがまた続いていく。 10日ぶりに「シャイな幸の独り言」にエッセイ<「食は芸術」の原点(映画「バベットの晩餐会」を観て...)>を書いてアップします。この一週間多くのビデオやDVDを観ていますが、偶然料理関連の映画が三本重なって、かなり影響されました。日頃、本格的なフランス料理やイタリア料理には縁がありませんので、知らない料理名ばかり。一生の間に、そして若い間に一回でも食したいものです。 |
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■01月 23日(木曜日)24時過 星降る夜のリストランテ (c)Courtesy of KataWebCinema |
2003.01.23 『 星降る夜のリストランテ (1998) LA CENA 』をアップします。 先日の 『パリのレストラン (1995) AU PETIT MARGUERY』に続いて、またもや料理とレストラン絡みの人情ものです。 イタリア・ローマにある小さなレストランの一日を描いたエットレ・スコーラ監督作品。 1999 年モントリオール国際映画祭特別グランプリ受賞、イタリア映画記者組合が選出したナストリ・ダルジェント賞の最優秀助演男優賞に男性キャスト全員、また、最優秀助演女優賞にステファニア・サンドレッリが輝いた。 14 テーブルしかないローマの小さなレストラン"アルトゥーロの店"。それぞれのテーブルにはそれぞれの人生ドラマがある。カメラが各テーブルや厨房を行ったり来たりして、そのドラマを断片的に綴っていくことで、自分も"アルトゥーロの店"を訪れたような気分になれる。レストランに行って、他のお客さんをウォッチングすることってありますよね?そんな感じデス。ヴィデオのスイッチを押せば、日本の温泉宿の女将みたいな女主人のフローラ(ファニー・アルダン:『 エリザベス (1998) ELIZABETH 』等に出演)があなたを温かく迎えてくれるでしょう。 |
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■01月 22日(水曜日)25時過 デュース・ワイルド 読む映画試写会ページデザイン更新 |
2003.01.22 2003年02月08日公開予定の映画『 デュース・ワイルド (2002) DEUCES WILD 』をアップします。 時は1950年代、ニューヨークはブルックリン。ここのチンピラ、レオンとボビーは"DEUCES"と呼ばれるギャングのメンバーだ。彼らの弟が麻薬漬けで殺されてしまったので、自分達のギャングの縄張りでは麻薬はご法度にすることに決めた。ところが、"VIPERS"と呼ばれる対抗勢力のギャングがそれを阻止しようとする。自分達の決めたことを守るには戦うしかない…(教育上よくない)。ここで壮絶なギャング同士の闘争が始まる。 これに二組のカップルの刹那の恋愛を絡ませ、アクション、ロマンス、コメディ等の諸要素を取り入れてラストの暴走へと進んでいく。レオンとボビーの兄弟に扮するのは『 フィアー・ドット・コム (2002) FEAR DOT COM 』のスティーヴン・ドーフと、『 依頼人 (1994) THE CLIENT 』のブラッド・レンフローの大人になった姿。'50年代の音楽がシーンごとに奏でられ、アップテンポの曲あり、ムーディな曲あり、郷愁を誘われる。 『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』は、幸がレヴューを書いた去年の夏には日本公開が2002年の冬ということになっていたのが、この2月だと確定したので少し書き直し、更新しました。上映時間やリンク等も少し増やしてあります。 『 シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE 』、『 リーサル・ウェポン4 (1998) LETHAL WEAPON 4 』もリンク等、少し増やしました。レヴューを書いたのがこのホームページ開設初期だったので、当時は幸のレヴューのリンクが少なかったです。今ではリンクも沢山できてウレシイです。 ←<読む映画試写会>のページデザインを更新しました。日本公開前の映画を、昨年から観て書いてきたレヴューが一覧できるように作成し直しました。 |
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■01月 21日(火曜日)25時過 戦場のピアニスト |
2003.01.21 2003年2月15日公開予定の『戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST』をアップします。 第55回カンヌ国際映画祭(FESTIVAL INTERNATIONAL DU FILM DE CANNES)で、ロマン・ポランスキー監督の本作は最優秀作品賞パルムドール(Palme d'Or)に輝いた。 この映画の製作のきっかけは1989年パリでの『 ナインスゲート (1999) THE NINTH GATE 』のプレミア試写会の時、実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの実体験を綴った回想録に出会ったことらしい。戦火を奇跡的に生き延びたピアニストとその生還に関わった人々の姿を、過剰な演出を抑え、冷静に描いてある。ピアニスト作家と監督の二人の自己体験を被せ合い、全て起こった事を一コマ一コマ忠実に記録として綴っていった、ドキュメンタリーといっても過言ではないドラマかも知れない。カンヌ国際映画祭パルムドール授賞式には、最優秀作品賞のアナウンスが流れるや否や拍手が鳴り止まず、スタンディング・オヴェイションが15分も続いたらしい。会場から惜しみない賞賛と心からの祝福にポランスキー監督が泣いた。主演のエイドリアン・ブロディ(、『 マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE 』)も泣き、会場は感動の涙に溢れたらしい。このカンヌの賞賛と祝福と感動が時空を超えて竜巻のように遠心力を強めて、2003年2月15日に、怒涛のごとく日本国中を覆うだろう。 |
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■01月 20日(月曜日)26時過 パリのレストラン |
2003.01.20 『パリのレストラン (1995) AU PETIT MARGUERY』をアップします。 30 年近く続いた小さなパリのフランス料理レストラン"プチ・マルグリィ"は今日で閉店。愛する店を手放す悲しみで胸が一杯だが、厨房で働く仲間や訪れる客にはいつものように振舞おうとする、その店の主人イポリット(ミシェル・オーモン)とジョセフィーヌ(ステファーヌ・オードラン)夫婦。パーティに集まった人々―息子夫婦、その友人たち、常連客―の感情や主人家族の思い出を織り交ぜて、レストランの最期の日を描いたローラン・ベネギ監督の長編映画第2作。映画にノスタルジックな雰囲気が漂うのは、監督のお父さんも料理人で、その父親をモデルにこの映画の原作が書かれたからだろう。映画に次々と出てくる美味しそうなフランス料理は、監督が引退なさっていたお父さんを説得して調理してもらったもの。この映画が公開されていた頃は、この映画に出ていたお料理を出していたフランス料理レストランが日本にあったそうデス。食べてみたかったナ! |
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■01月 19日(日曜日)朝8時過 007/ダイ・アナザー・デイ ■25時過 リプリー |
2003.01.19 早朝早く起きて、レヴューの修正をした。一昨日サーヴァー・トラブルが気にかかって書いた作文はどことなくイケテナイ。それでもう一度じっくり書き直した。日本では、2003年02月15日公開予定の『 007/ダイ・アナザー・デイ (2002) DIE_ANOTHER_DAY 』を、いちおう修正アップした。 1962 年の『007/ドクター・ノオ (シリーズ第1作)』から丁度 40 年の歳月がたって、この『007/ダイ・アナザー・デイ』は早やシリーズ第 20 作である。女王陛下の諜報員ジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナンは板について、欧米では非常に適役だとされている。 さて、今回のボンドは、北朝鮮と南朝鮮の間の非武装地帯を超高速ホーバークラフトでチェイスする緊迫感からストーリーが始まる。日本では拉致問題で殊に北朝鮮に関心があると思うので、海外の観客と異なった熱心さで日本では観られるだろう。韓国の後は香港へ、そして遥かキューバへ、更にボンドのお膝元ロンドンへ飛び、二人の美女が絡んでくる。アイスランドでもボンドは驚異の新しい武器で大冒険。ヘリ、パラシュート、サーフィン、車椅子、スノーモービル、フェンシング、刀、レーザー、拷問、人工衛生…と何でもありの、いつもながら派手なアクションでストレス発散にもってこいの映画だ。 とてもお腹がすいたので、朝ごはんを食べて又ヴィデオ観ようっと!寒い日はコタツに入っておミカン食べてヴィデオ三昧で〜す。「パリのレストラン」「星降る夜のリストランテ」「愛のエチュード」の3本立てです。100円レンタルデイなので借りてきた12本を全部今週中に見れるかしら。 夜9時から日曜洋画劇場で映画『リプリー(1999)THE TALENTED MR. RIPLEY』を観た。計画にはなかったが、早速レヴューを書いた。 ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい (1960) PLEIN SOLEIL/ PURPLE NOON 』とパトリシア・ハイスミスの原作は同じ。貧しい青年が富豪の御曹司を殺して、その人物になり代わろうとする話。『太陽〜』は映画史上最高かと思う美男子のアラン・ドロンが情熱と嫉妬と殺人を甘美に演じ、真っ青な空に日光が煌く浜辺に白いヨットから死体が浮かび上がるラストが強烈に印象に残っている。 この『リプリー』は、製作年も42年異なるし、主演俳優のイメージも全く違うから、同じ筋だからと言っても比較しない方がいい。この主役達はマット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ブランシェットという当代の超売れっ子の四人である。だから、それだけでも十分豪華。ロケはイタリア各地を転々とし、風景や観光地や雰囲気を見るだけでも楽しい。ジュード・ロウがカッコいいのは当然として、マット・デイモンが髪の毛やメガネで対照的な二人を一生懸命演じ分ける主人公リプリーがいじらしい。 |
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■01月 18日(土曜日)夜9時過 ライフ/未来への想い シン・レッド・ライン |
2003.01.18 サーヴァートラブル回復しました! 何時ごろか分らないけど、やっと回復できたらしい。しかし先方のサーヴァー会社から何の案内も弁解もない。父は怒っていて、サポートサービスの悪いこのサーヴァー会社を替えるつもりらしい。こういう業者がいるから余計にインターネットの発展が妨げられるのかも?...。元々今回のトラブルを起こした<coda21.net>のサーヴァーは、<coda21.jp>サーヴァーがよく休止したから借りた。幸がアップする頃に限ってメンテとぶつかっていたのか知らないが、不自由を感じて困ったから借りたものだ。確かにより速くて快適なのだが、こんなトラブル時にその会社の実力が問われる。サーヴァー関係の処理は、父に任すしかない。幸はサーヴァー調達については詳しいことは分らないし、父が責任をもって、サーヴァーの費用も出してくれているのでなんとも言えない。 兎に角、溜っていたこの日誌とレヴュー二本をアップします。2003年夏予定のアンジェリーナ・ジョリー主演の『 ライフ/未来への想い (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』と、ヴィデオで再確認した、少し古い映画ですが『 シン・レッド・ライン (1999) THE THIN RED LINE 』 も書きあがっているのでアップします。正直言って「戦争映画」はあまり好きではないほうですね。映画に入り込んでしまったら、息が詰まって辛くなります。 でも回復してよかった。この三日間、父も結構怒っていて怖いし、一体どうなるのかなと思って不安でした。 『 ライフ/未来への想い (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』 バリバリのキャリアウーマンが、占い師にあと一週間の命と告げられて初めて人生のあり方を考え直すストーリー。そこに恋人に代わり、自分を理解してくれ真に愛する人を見つけるエピソードを絡めて、コメディ・タッチとスリルと感動で話が進む。 製作のアーノン・ミルチャンはあの大ヒットの『 プリティ・ウーマン (1990) PRETTY WOMAN 』を始め、『 交渉人 (1998) THE NEGOTIATOR 』『 真夏の夜の夢 (1999) WILLIAM SHAKESPEARE'S A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM』『 運命の女 (2002) UNFAITHFUL 』等を手掛けている人だから、このアンジェリーナ・ジョリー主演の作品も是非大ヒットしてもらいたいものだ。 アンジェリーナの髪の毛も、彼女本来の黒色でなく、今回はブロンドで、しかもカーリーにして大イメージチェンジ。衣装も颯爽とした成功しているキャリアウーマンのスーツ姿。ポスターを見ただけでも彼女だとはすぐ気付かないかもしれない。 『 シン・レッド・ライン (1999) THE THIN RED LINE 』 アカデミー撮影賞やカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した『 天国の日々 (1978) DAYS OF HEAVEN 』以来、監督業から遠ざかっていたハリウッドの幻の監督、テレンス・マリックの約 20 年ぶりの作品。 1999 年ベルリン国際映画祭金熊賞などを受賞。米陸軍のライフル中隊 "チャーリーC中隊"には、ショーン・ペン、『 アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS 』等のジョン・キューザック、ニック・ノルティ、ジョン・トラヴォルタ、ジョージ・クルーニーなどの錚々たるハリウッド・スターが志願し、従軍した。『 モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO 』等のジム・カヴィーゼルは主演に抜擢され一躍脚光を浴び、『 マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE 』『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』等のエイドリアン・ブロディも頑張っている。 第二次世界大戦のガダルカナルでの日本軍との戦いを描いたジェームズ・ジョーンズの原作は、『 大突撃 (1964) THE THIN RED LINE 』でも映画化されている。 |
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■01月 17日(金曜日)夜12時過 サーヴァートラブル FTPからアップできない! |
2003.01.17 今日もFTPからアップできない。サーヴァーの会社からサポートの返信メールも来ない。何の音沙汰もない。困ったものだ。もし今日金曜日に処理できなければ、週末だから週明けになってしまう。サーヴァートラブルは非常に他人任せで、歯痒い。こんな時を隔靴掻痒というのかしら。 一生懸命映画レヴューや日誌を書いてもアップできなければ、何をしていることやら。一体全体、FTPで見てサーヴァー側に全くフォルダがないなんてことは、初めて見て体験した。他の人でもこんな経験をしているのだろうか? もし、このままサーヴァーにアップダウンできなければどうしょう...なんて恐ろしいことを考えてしまうくらい、なんだか不安になってきた。父ですら少し動揺している。父は電話とファックスでも時間が時間だから、連絡をとっているが、電話が繋がらず、ファックスも入らない。サーヴァー会社はつぶれたのかしら?それともハッカーか、ウイルスにやられたのかしら?歯痒くて不安だけど、兎に角待つしかない。今は『 007/ダイ・アナザー・デイ (2002) DIE_ANOTHER_DAY 』のレヴューを書いているのに、気がかりで筆が進まない。予定ではこの時間ではもう書きあがっている筈なのに...。 |
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■01月 16日(木曜日)夜11時過 サーヴァートラブル |
2003.01.16 朝起きてチェックすると、6時半には「映画の森てんこ森」は動いていた。ホッとした。 しかし、会社から帰ってきて、大変なことが起こっているのに気がついた。FTPからファイルのアップダウンができなくなっている。何とディレクトリーがFTPから見えないのだ。父もこれに気付いて、すぐさまサーヴァーの会社にメールを出した。『 ライフ/未来への想い (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』がアップできない。父も試写会情報がアップできない。再度今度は<緊急>と書いてメールを出した。回復を待つしかない。連日のトラブルである。 |
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■01月 15日(水曜日)午前0時過 バリスティック |
2003.01.15 2003年07月公開予定の『 バリスティック (2002) BALLISTIC: ECKS VS. SEVER 』をアップします。随分先ですが、また忘れるといけません。 ラテン系の男優アントニオ・バンデラス VS. アジア系の女優ルーシー・リューの対決。そう、原題の ECKS VS. SEVER とは、主人公二人の名前、エクス(バンデラス) VS. シーバー(リュー)ということ。それに「バリスティック BALLISTIC 」とは「弾道」という意味。初めて原題を見たときは読みにくくて変なタイトルだなぁと奇妙に思えたが、自分でこう分析すればスッキリ。米国のワーキング・タイトルは思いきり簡潔に『 X vs. Sever 』だ。元FBIと元DIAのこの二人のエージェントは宿命のライバルだったが、その奥には更に別の組織が動いていることが発覚。最後には二人協力して悪と戦う。アクションと爆発シーンの非常に多い作品。監督・製作のカオスは『 ファー (1998) FHA 』という映画をタイで監督し、タイ歴代興行収入1位の成績を上げて華々しくデビュー。 1974 年生まれのアジアの若手ホープだ。その成功で次作に当たるこの映画がハリウッドでワーナーに配給されるという世界的な大出世をした。 ◆サーヴァーダウン 夕方、父からケータイに電話があった。めったに父からケータイに電話がかかることはないので何事かとビックリした。夕方4時ごろから急に<coda21.net>のサーヴァーがダウンしたのか開かなくなったらしい。幸は会社で仕事に追われていたので、そのうち回復するだろうと思ってそのままにしておいた。帰宅しても回復しない、アクセスログを見ると、急に数値が下降している。しかし、まだ<coda21.jp>には検索でアクセスがある。 coda21.net のサーヴァーは父が調達してくれているので、任していたが、どうも普通の状態ではないらしい。いつもの通り夕食後「レヴュー」を書き始めたが、11時半すぎても回復せずファイルが開かない。12時半の寝る前も開かない。一体どうなったのだろうと思いつつも、どうしようもなく寝た。 |
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■01月 14日(火曜日)午前2時過 ハードキャッシュ 炎のランナー |
2003.01.14 『 ハードキャッシュ (2002) RUN FOR THE MONEY/HARD CASH 』をアップします。この映画、ずっと前に観て解説だけ書いていたのですが、邦題が分らなくてそのままHDに保存したままでした。そして、年末レヴュー(幸の映画三昧)コーナーにはアップしていたのですが。新年用に作成した目次の更新案内にはどういうわけか書き漏れていました。なんと日本公開は1月11日だと全く忘れていました。折角書いていたのに...です。グシュン。アメリカでは既にこの映画「ハードキャッシュ」のDVDが出ています。IMDbでは 10 点満点で 4.7 点。「amazon.comのAverage Customer Review」の評価は 10 点換算にすると 3 点と結構悪いです。得点の悪い映画は、最近観ないようにしているのですが、『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART』で好きになったクリスチャン・スレイターの主演とあったし、犯罪アクション映画だから、気楽に観れると思って観ました。クリスチャン・スレイターは現金強奪を専門とする知能犯テイラーを演じます。あのクールなマスクと特徴のある声は今尚健在です。一方の主役であるヴァル・キルマーは『 レッド プラネット (2000) RED PLANET 』以来久しぶりって感じで少し太っているように見えました。これは中年のたるみかな(ファンの皆様スミマセン)。 『 炎のランナー (1981) CHARIOTS OF FIRE 』アップします。小学生の時、姉と深夜起きてTVでこっそり静かに観たのを思い出します。学校の遊び時間に「炎のランナー!」って叫んでゆっくりと、スローモーションの真似をして走って遊んだ楽しい思い出も蘇ります。 作品賞・脚本賞・作曲賞・衣裳デザイン賞のアカデミー賞4部門に輝いた、ヒュー・ハドソン監督の 1981 年の名作イギリス映画。ヴァンゲリス作曲のテーマ曲がより映画を感動的にする。 1924 年にパリで開催された第8回オリンピックに出場した、実在のイギリスのアスリート、ハロルド・モーリス・エイブラハム(ベン・クロス)と、エリック・ヘンリー・リデル(イアン・チャールソン)を題材に、国家の威信をかけた戦いであるオリンピックでの、アマチュアとプロ、個人と国家という問題を描いている。ユダヤ人であるハロルドはユダヤ人を差別する社会に挑戦し打ち勝つため、一方、敬虔なクリスチャンであるエリックは神の喜びを感じるため、二人はオリンピックの金メダル獲得を目指す…。アカデミー賞ではノミネート、カンヌ国際映画祭では見事助演男優賞を獲得したイアン・ホルム(『 フロム・ヘル (2001) FROM HELL 』等に出演)の演技には思わずホロリとします。 |
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■01月 13日(月曜日)朝8時過 ロミオ&ジュリエット フェティッシュ ピアノ・レッスン Poster images shown are from The Nostalgia Factory |
2003.01.13 一旦アップしていた『 ロミオ&ジュリエット (1996) Romeo and Juliet/William Shakespeare's Romeo + Juliet(米完全題) 』を修正アップしました。 敵対する二つの名門モンタギュー家とキャピュレット家をキャングの抗争に見立てて、舞台を現代に設定してアレンジ。カッコいいレオナルド・ディカプリオ(主演男優賞ノミネート)とクレア・デインズ(主演女優賞受賞)を配して、バズ・ラーマン監督が今までにない切り口と斬新な映像で名作「ロミオとジュリエット」を魅せる。語り継がれた名作中の名作を新しい息吹で蘇らせるには、これしかないと言わんばかりに、今までの「ロミオとジュリエット」を知る人には、過激ともいえるテンポでサウンドで迫る。 『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』をアップします。 鬼才クエンティン・タランティーノ略してQTが、無名だったブラドック監督の大学映画科卒業制作の 30 分の短編を気に入って長編化・劇場映画化したもの。QT製作総指揮によるブラック・コメディだけあって、クセのある強烈な作品。「死」に対する社会通念や常識を覆す主人公の言行は社会的には批判もあるだろうし、好き嫌いのはっきり分かれる映画だろう。でも、あまりにも特殊で衝撃的に面白かったので敢えてご紹介する。 「血」「死」に異常に興味のある若い女性のお話。うら若いのに血や死体を怖がらないという、異常なのに見かけはどこにでもいそうな普通の町の若い娘。主演アンジェラ・ジョーンズは『 パルプ・フィクション (1994) PULP FICTION 』でもQT監督に起用されている。連続殺人犯を相手に、首なし死体は喋るかという議論を本気でする妙な内容。ホラーでもサスペンスでもなく、殺人という題材をこんな形で映画化したブラドック監督とQTは、やはり変わっているのだろう。そう言いながらも幸はこの映画は結構好きです。何回みても面白いです。変な女だと思わないで下さい...。 『 ピアノ・レッスン (1993) THE PIANO 』をアップします。1993 年カンヌ国際映画祭のパルム・ドールに輝いた、ニュージーランド出身ジェーン・カンピオン監督作品。女性の監督としては当時初受賞である。沈黙の意志強いスコットランド女性エイダを演じたホリー・ハンターはカンヌをはじめアカデミー賞などの女優賞を獲得。また、エイダの娘フローラを演じ、 11 歳という最年少でアカデミー助演女優賞を受賞したアンナ・パキンがとても可愛い!観終わった後は、マイケル・ナイマンの音楽が頭に回って離れない。でも印象としては絵画的に綺麗な映画です。19 世紀、写真でしか知らない男性スチュアート(サム・ニール)に嫁ぐため、エイダは幼い娘フローラを連れて、遥々スコットランドからニュージーランドまで渡ってきた。話すことができないエイダはピアノをとても愛していた。しかし、浜辺に迎えに来たスチュアートは、彼女のピアノを持って帰ろうとはしなかった。刺青の男ベインズ(ハーヴェイ・カイテル:『 タクシードライバー (1976) TAXI DRIVER 』『 リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY 』『 レッド・ドラゴン (2002) RED DRAGON 』等に出演)が、そのピアノをスチュアートから買い取るが…。 |
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■01月 12日(日曜日)夜10時 【思い出映画】 |
2003.01.12 「幸の思い出映画(シネマ・デジャヴュ・リストアップ)」と題したコーナーを昼過ぎやっと完成しました。ナヴィテキストやボタンには「思い出映画」と表示してあります。子供の頃から1999年まで、幸の観た映画を思い出してデジタル記録しました。中学二年生ぐらいから映画館で観た映画は大体パンフレットを買って持っているので思い出しやすかったです。しかし実際のところ、観た作品はTVの洋画劇場や衛星放送などでもっとあると思うのですが、思い出すのに時間がかかっています。家族で観ている映画は、父や母の記憶にも助けられて、タイトルを正確に調べたり、主人公名で検索したりして、何とかここまで漕ぎ着けました。でもストーリーをすっかり忘れているのもあリます。これからも思い出したりすれば追加更新していきます。左のイメージは、「思い出映画」を開いたときのページ画像です。左上の50音目次のナヴィテキストで操作してください。 【イングリッシュ・バージョン(英語版)レヴュー作成】 話は変わりますが、アクセスログを見ると、映画の森てんこ森のレヴューページが、海外からの検索にも随分ヒットしています。それはタイトルバーとGoogle登録に英語題を書いてあるから、英語キーワード検索でヒットしているのでしょう。でも折角外国の方に訪問頂いても滞在時間が0秒なんていうのもあります。日本語は彼らにチンプンカンプンだからすぐ出て行かれてしまうのでしょう。これは一寸残念です。それで以前から英語でレヴューが書ければいいなと思っていました。SMAPの香取慎吾くんの「ベラベラブック」でペラペラ英語に肖(あやか)ってではないですけど、一度試しに、幸が正月早々アップした映画『 ウォーク・トゥ・リメンバー (2002) A WALK TO REMEMBER 』のレヴューのイングリッシュ・バージョン(英語版)を作成してみました。これは既に書いてある日本語解説を英語訳にしたものではありません。映画から新たに感じたことや情報を、幸の拙い英語で綴りました。日本人で英語が得意な方にも是非読んで頂いて、単連語、文法、イデオムや表現ミスなどチェック頂ければ、とても勉強になりますのでよろしくお願い致します。 因みに、英作文の署名は「Satico Da Bonheur(サチコ・ダ・ボヌール)」にしました。 ※「ベラベラブック」とはSMAPの香取慎吾くんが出演している、土曜日23時から放送のSMASTATIONの中の一コーナーであるベラベラステーション(テレビ朝日系列)から作られた本のこと。 香取慎吾式丸暗記英会話本という宣伝文句で売り出し、若者だけでなく30代のサラリーマンにも良く売れているらしい。 一週間借りで見たい旧作ヴィデオ五本借りて来ました。二本立てで観ました。肩が懲りました(...おバンみたいなことを言ってます。)。 こんなに早い時間ですが、疲れたので睡眠をとって明日また早く起きてレヴュー書きます。「The early bird catches the worm.早起きは三文の得」って理屈をつけて...お休みなさい。 |
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■01月 11日(土曜日)25時すぎ プール スピリット |
2003.01.11 今日はお昼まで寝てしまいました。起き抜けにたこ焼きを食べて、DVDを観て、途中でとっても遅い昼食をして又レヴューしました。今日も二本書きました。以前から幸の試写会情報は父TamaRudoと作業分担していたのですが、今年から彼が一人で作業することになりました。それで少し手が空いて楽になったのか、とっても筆(コンピュータだから指か?)が進んで、今年は新春から絶好調です。 2003年03月公開予定の映画『 プール (2002) SWIMFAN 』は、タイトルが示すように水泳選手にまつわるスリラー。将来を約束された高校生の競泳の星は、ガールフレンドともうまくやって何不自由なく充実した高校生活を送っていた。それが、ある日、偶々知り合った魅惑的な新入生につい心を奪われて一度だけ関係してしまう。するとその女性はストーカーの如く彼に執拗につきまとい、過度の「ファン」となる。主人公の性別と年代は異なるが、ロビン・ウィリアムズの『 ストーカー (2002) ONE HOUR PHOTO 』や、古くはマイケル・ダグラスの『 危険な情事 (1987) FATAL ATTRACTION 』等、これは普遍的な映画のテーマなのかもしれない。監督ジョン・ポルソンは『 M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 』出演など俳優業の方が多い人物。主演のジェシー・ブラッドフォードは『 ロミオ&ジュリエット (1996) ROMEO + JULIET 』に端役出演など、将来有望な若手俳優である。原題は" Swimf@n "とも表す。 次に『 スピリット (2002) SPIRIT: STALLION OF THE CIMARRON 』をアップします。このアニメ映画の日本公開は2003年春の予定です。このアニメはファンタジックなディズニーものではなく、ドリームワークス社による勇ましく野生的で男性的なアニメ。実写的でもあり、別の美しさを持つ非常に素晴らしい作品だ。しかも全編を流れる各種BGMでシーンごとの雰囲気を盛り上げ、心を打たれざるをえない。雄大なアメリカ西部を舞台に、野生馬のリーダー雄馬のスピリットが人間と初めて出会い、騎兵隊による捕獲に屈せずに進む。インディアン青年との交流を絡め、雌馬と恋に落ち、故郷へ帰るまでの波乱に満ちた冒険のストーリー。雄馬スピリットの声の出演がマット・デイモンというのは超ゴージャスで話題の的。多少長い原題は「スピリット:シマロン川の種馬」という意味。シマロン川はニュー・メキシコ、カンザス、オクラホマの諸州を流れ、アーカンソー川に合流する川。 しばし現実を忘れて、感動的な壮大な作品に浸りましょう。 |
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■01月 10日(金曜日)27時すぎ 息子の部屋 海の上のピアニスト |
2003.01.10 映画 『 息子の部屋 (2001) LA STANZA DEL FIGLIO(原題)/THE SON'S ROOM(米題) 』のヴィデオを見ました。レヴューをアップします。ナンニ・モレッティ監督の 2001 年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。 1998 年の同映画祭でグランプリを獲得した、ロベルト・ベニーニ監督のイタリア映画『 ライフ・イズ・ビューティフル (1998) LA VITA E BELLA 』も、同じように監督が主演男優で、イタリア人家族の悲劇が描かれていたのを思い出した。日頃陽気に映るイタリア人の悲劇は、より胸にしみるのかもしれない。 小さな北イタリアの街で開業している精神分析医のジョバンニ(ナンニ・モレッティ)。美しい妻パオラ(ラウラ・モランテ)、ティーンエイジャーの娘イレーネ(ジャスミン・トリンカ)と息子アンドレア(ジュゼッペ・サンフェリーチェ)、毎日のジョギング、安定した仕事…。彼の生活は満ち足りていた。しかし、息子の突然の事故死が、家族の生活を一変させる。 " By This River "( by ブライアン・イーノ)の優しいメロディがジーンとくる。 映画『 海の上のピアニスト(1999) THE LEGEND OF 1900 』のレヴューをアップします。戯曲は読んでいたので少し考えて書いてみました。ジャズの創始者を打ち負かすほどの主人公の天才ピアニスト「ナインティーンハンドレッド」なら陸(おか)で名声や財も得られただろうに。限りのある88鍵と船上の世界に甘んじ、無限の陸の大都会に踏み出せなかった臆病者の苦悩。彼の人生を通じて、無限の可能性が開ける現代社会と欲望、そして大きすぎて把握できない満たされない現実に歩み出す勇気や希望や夢を肯定するのか、またそのどうしようもできない現実に気付かず進み走り続ける怖さ知らずの愚か者を肯定するのか。映画から当時のアメリカの背景や縮図を見ることが出来る。すなわち、船はヨーロッパ中から来た望みを抱いた船底の三等客室の移民達と、一等客室の世界を股に掛ける裕福なスマートな「近代人たち」で溢れんばかりであり、これら全員が乗った船は、大部分異民族で少数派の機関室の乗組員達の汗で動かされ、ジャズバンドの熱いリズムと精神の力を借りて、無限の可能性を秘めた現代へと駆り立てられていく。幸は、『 宮廷料理人ヴァテール (2000) VATEL 』と『 PLANET OF THE APES 猿の惑星 (2001) PLANET OF THE APES 』しか観ていないけど、ティム・ロスはいかにも個性派の役者だなあとつくづく思う。 |
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■01月 09日(木曜日)夜11時過 Kissingジェシカ クリスティーナの好きなコト |
2003.01.08 ウーン、大変な映画観ちゃった…。"一応"レズビアンっぽい映画。2003年2月公開予定『 Kissingジェシカ (2001) KISSING JESSICA STEIN 』です。でも、スゴク明るくて、軽いタッチの都会の一種のラブコメと言ってもいいかもしれない。それに登場人物がみんな善人。だから嫌味がなく、こういうこともありうるのかなァなんて思わせる。監督のチャールズ・ハーマン=ワームフェルドはこの映画が劇場用映画のデビューであり、ハリウッドのメジャー作品とは縁遠いマイナー作品であるにも拘わらず、観客受けに成功した。それは2001年のロサンゼルス映画祭で審査員特別賞と観客賞を受賞・マイアミ映画祭で観客賞を受賞・ルイビル・ユダヤ映画祭で最優秀賞を受賞・トロント映画祭正式出品・シカゴ映画祭正式出品という快挙を見れば明らか。 主演二人の女優はこの作品の共同製作もして脚本も書いている実力派だ。非常に個性的なヘレンとちょっとドジなジェシカの組み合わせ。そこに同僚や家族が関わって、驚きながらも二人を見守っていく。決して非難しない。 『 クリスティーナの好きなコト (2001) THE SWEETEST THING 』をアップします。この映画は、2003年2月公開予定です。キャメロン・ディアス主演のラブ・コメで、バカ面白いのだけど、若い女性三人が主演の割には非常にH度が高く、知り合ったばかりのカップルが観に行くべき映画ではなさそう。メグ・ライアン、ジュリア・ロバーツ、グウィネス・パルトロー等で代表されるいわゆるデート向き映画ではなく、独りゲラゲラ笑うなり、十分「親しい」同士でニヤニヤするなり、兎に角オバカ・ムーヴィー的Hなラブ・コメなので要注意! 若い魅力的な三人の女性が同居して、話題は男性のことばかり。失恋した一人を慰めるためにディスコに向かう。そこでお尻を触って話しのキッカケを作ったクリスティーナ(キャメロン・ディアス)はピーターというその男の弟の結婚式パーティに出かけることにする。招いた男の方も本気でなく、女性の方も冗談のつもりだったが…。何年もかかって運命の人と結ばれるまでを、筋と無関係に起こるH的な事を満載して、思いきり明るく愉快に観せる。 |
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■01月 08日(水曜日)夜11時過 リロ&スティッチ 抱擁 ポスターは、nostalgia.com から 使用許諾を得ています。 |
2003.01.08 『 リロ&スティッチ (2002) LILO & STITCH 』アップします。2003年3月8日初公開予定です。ディズニーのアニメーションはやはり素晴らしい。全米及び世界中から絵の天才が集結し、更にCG技術が進んで、ますます驚異的に芸術的な作品を創り続けていくのだろう。今回のアニメは、その若手天才の一人、クリス・サンダースの原案・監督・脚本・主役の声の出演で、趣向の違うタイプ。同じ 2002 年の『 ピーター・パン2/ネバーランドの秘密 RETURN TO NEVER LAND 』等に代表される単なるファンタジーではなく、ディズニーには珍しくエイリアン的動物「スティッチ」と地球のハワイの少女「リロ」の心温まるお話。 銀河系宇宙でエイリアン達の遺伝子実験の結果に生まれた狂暴な動物が、脱走して地球に舞い降りる。そこはハワイ。エルヴィス・プレスリーが大好きな薄幸の少女リロに、犬だと思われて飼われる。一緒に生活して可愛がられ、スティッチは愛というものを知り、一方、人間のリロの方も、いじけていた心が癒されていく。家族とは何かを訴える佳作。アニメも非常に上手(勿論ディズニーだから当然だけど、ポカホンタスよりはってコトです)。 2003年02月公開予定の『 抱擁 (2002) POSSESSION 』アップします。 イギリス文学の権威、ブッカー賞受賞のA・S・バイアット著作の小説「抱擁」の映画化。 19 世紀の戒律厳しいヴィクトリア朝の二人の詩人の秘めた恋愛。それを古書の中から偶然発見した米国人研究家(アーロン・エッカート)が、英国人の研究家(グウィネス・パルトロー)に協力を仰ぐ。この現代の二人は古いラブレターを読み交わし、真実を追おうと行動を共にしていき、自分達も愛し合うようになる…。 タイトル『抱擁』だからラブシーンが強烈な映画なのかと勝手に想像していたら、そういうわけではなく、非常に文芸作品的。それに、二人の詩人の行く末も意外な展開。目立った手法は、現代と 19 世紀が同時に何度も行き来して二組の男女の交錯を効果的に演出している点。これはシンクロニシティー(ユングの心理学用語で「共時性」)と言って、フラッシュバックともに映画製作に偶に見られる。 19 世紀の二人はしっとりと時代を感じさせ、現代の二人はでしゃばりすぎず、車窓のイギリスの田園地帯は美しい。 |
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■01月 07日(火曜日)夜8時すぎ 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 2003年吉日 幸田幸と父TamaRudo ウォーク・トゥ・リメンバー 涙を涙で拭(ぬぐ)う悲恋、 愛し合う二人の若者のどちらかの死 を伴うラブストーリーは、 よくできていればいる程、 又もうこれ以上観たくない と幸に思わせます。 愛は永遠です。 そしてその可能性は無限です。 勿論「ウォーク・トゥ・リメンバー」は 美しい映画で佳作です。 |
2003.01.07 丸10日間のご無沙汰でした。年末28日から12日間休ませて頂いて申し訳ないと思っています。あす8日で幸の二十?歳の冬季休暇もおしまいです。あ〜ぁ、グシュンってところかな。楽しいお休みでした。それにしても冬は暖かく過ごすのが一番です。 年末は仕事も趣味のHP作りもかなり息切れしていました。何とか乗り切ったという充実感からの休暇でしたので余計に楽しく感じられたのかも知れません。高校生時代から久々に楽しいお正月を迎えられたと思います。 父TamaRudoは6日の月曜日から、またいつものように「試写会情報」を調べ始めました。父は試写会を調べてはせっせと応募しています。彼は、映画は試写会で見るのだという変な(ケチ?)な拘りがあるのか、当たるか当たらないかで籤運=人生運が試せると訳の分らないことを言っては、おみくじのように思ってトライしている節があります。 幸は今日の夜「映画の森てんこ森」を更新しました。 調査すると、『 ウォーク・トゥ・リメンバー (2002) A WALK TO REMEMBER 』はなんと1月11日に公開予定です。早速アップしました。こういうのは書きやすくて書いていて楽しいです。 高校生の青春の真っ只中に、風紀を乱す男子高校生と純情でチャーミングな女子高校生がいる。ランドン(シェーン・ウェスト)とジェイミー(マンディ・ムーア)である。母子家庭で育ったランドンは羽目をはずした生活をし、事あるとトラブルばかり起こす。一方ジェイミーは、牧師である厳格な父と暮らすキリスト教福音信者で亡くした母を慕い、慈善活動に真剣に取り組み、学校では演劇部である。本来クロスするはずのない二人の人生はふとしたきっかけから、お互い惹かれあうようになる。彼女は自らの不治の病<leukemia 白血病>を、愛するランドンに告白する。 映画の設定は異なりますが『 ある愛の詩 (1970) LOVE STORY 』とそっくりだと幸は思いました。『 オータム・イン・ニューヨーク (2000) AUTUMN IN NEW YORK 』、『 スウィート・ノベンバー (2001) SWEET NOVEMBER 』と同じように、新春早々泣いて清らかになれる映画です。 年末に朝日新聞を読んで、感じるところを書いた「外来語の言い換え」の記事の件で asahi.com 様へ画像使用とリンク願いを申請させて頂いていたところ、昨日6日にお返事を頂きました。結果として画像は使えなくなりましたので取り下げました。代わりに幸のイラストを置いてます。しかし、リンクは有難くも asahi.com 様の御指示にしたがって張らせて頂きました。 asahi.com legal 担当の方にはお忙しいのにお手間をお掛けしました。有難うございます。 以下に1月公開予定の映画をリストアップしておきます。データの中には、タイトルや公開予定日が正確でないものもあります。詳しくは幸のレヴューや配給会社のサイトを確認下さい。 い
一票のラブレター Secret Ballot(US) / Il Voto e segreto(IT) / Raye makhfi(IRAN) |
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2003年1月度 | ★ | |
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