忘れられない人
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映画の森てんこ森■映画レヴュー
忘れられない人 (1993)
UNTAMED HEART
忘れられない人
忘れられない人

【解説】
 映画『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』は、1992 年に「いとこのビニー」でアカデミー助演女優賞を受賞したマリサ・トメイ(『 イン・ザ・ベッドルーム (2001) IN THE BEDROOM 』『 N.Y式ハッピー・セラピー (2003) ANGER MANAGEMENT 』等)がヒロイン、その彼女を愛する心臓病の青年をクリスチャン・スレーター(『 Mindhunters (2004) MINDHUNTERS 』等)が演じる感動の純愛ドラマ。映画『 忘れられない人 』は、 1993 年、トニー・ビル監督作品。
 映画『 忘れられない人 』のヒロイン、ウェイトレスのキャロライン(マリサ・トメイ)は、付き合った男の子にことごとく捨てられてしまう女の子。彼女は深夜のレストランからの帰りに襲われそうになったところを、同じ職場で働く無口な青年アダム(クリスチャン・スレーター)に助けられる。そのことがきっかけで、キャロラインはアダムのことが気にかかるようになる。実はアダムは以前からずっと彼女を密かに思い続けていた。二人は愛し合うようになるが…。
 映画『 忘れられない人 』は、純粋で一途な青年を演じるクリスチャン・スレーターに感激の映画。ハスキーな感じの声に、病弱な感じがマッチして、いい感じ。映画『 忘れられない人 』の挿入曲「 Nature Boy 」はよかった。
映画『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』の「テキストによる映画の再現」(あらすじとネタばれ)ご注意:『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
『 忘れられない人 』の感想(ネタばれご注意)
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
■『 忘れられない人 』のデータ
 上映時間 102分
 製作国 アメリカ
 公開情報 MGM=UIP
 初公開年月 1993/10
 ジャンル ロマンス
 《米国コピーTagline》
【『 忘れられない人 』のスタッフとキャスト】

監督: トニー・ビル Tony Bill
製作: ヘレン・バートレット Helen Buck Bartlett
    トニー・ビル Tony Bill
製作総指揮: J・ボイス・ハーマン・Jr J. Boyce Harman,Jr.
脚本: トム・シエルチオ Tom Sierchio
撮影: ヨスト・ヴァカーノ Jost Vacano
音楽: クリフ・エデルマン Cliff Eidelman
 
出演: クリスチャン・スレイター Christian Slater アダム
    マリサ・トメイ Marisa Tomei キャロライン
    ロージー・ペレス Rosie Perez シンディ
    カイル・セコー Kyle Secor ハワード
    ウィリー・ガーソン Willie Garson パッツィー
    クローディア・ウィルキンス マザー・カミーラ
<もっと詳しく>
ネタばれ御注意!
 このレヴューは「テキストによる映画の再現」を目指して作文しています。よって、ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』のストーリー

【忘れられない人 第01段落】
 アダムは孤児院で暮らす病弱な少年。彼の心臓には先天的な疾患があり、4歳まで誰とも触れ合えない隔離された生活を送っていた。そんなアダムを愛するマザー・カミーラ(クローディア・ウィルキンス)は、映画「緑色の髪の少年」の主題歌「 Nature Boy 」(ナット・キング・コールの歌声はなく、ピアノだけしか映画では流れないが、この曲がまた悲しさを誘う)を聞かせながら、彼にこんな物語を聞かせる。

【忘れられない人 第02段落】
 −雪深いキリマンジャロの山頂で、冒険家であるアダムの父親は、銀のヒヒの洞窟でルビーをとっていた。それに気付いた銀のヒヒと父親は戦い、父親は死んでしまう。しかし、ルビーを盗んでいたのは、心臓の悪い息子のためだと知ったヒヒは、自分の心臓をアダムに与えた。

【忘れられない人 第03段落】
 このおとぎ話を信じて育ったアダム(クリスチャン・スレーター:『 薔薇の名前 (1986) THE NAME OF THE ROSES 』『 ヘザース/ベロニカの熱い日 (1989) HEATHERS 』『 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (1994) INTERVIEW WITH THE VAMPIRE: THE VAMPIRE CHRONICLES 』『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』『 オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY 』『 ズーランダー (2001) ZOOLANDER 』『 ハードキャッシュ (2002) HARD CASH / RUN FOR THE MONEY 』『 ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』『 Mindhunters (2004) MINDHUNTERS 』等)は、幼い頃に人との接触を禁じられていたためか、孤独で無口な青年になっていた。そんな純粋な彼が、心底愛しているのは、ミネアポリスの同じレストランで働くウェイトレスのキャロライン(マリサ・トメイ:『 いとこのビニー (1992) MY COUSIN VINNY 』『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』『 イン・ザ・ベッドルーム (2001) IN THE BEDROOM 』『 恋する遺伝子 (2001) SOMEONE LIKE YOU 』『 N.Y式ハッピー・セラピー (2003) ANGER MANAGEMENT 』等)。彼女は男と付き合っては捨てられるという性を持つ女の子。尽くすがなぜか愛想をつかされてしまう。

【忘れられない人 第04段落】
 柄の悪い二人組みの男がレストランのタバコの自動販売機をたたいている。お金を入れたのにタバコが出てこないことがよくあるようだ。気の強いキャロラインは、そんなに叩くと機械が壊れると抗議し、レジからお金を出して二人にタバコを渡す。可愛くて気の強いキャロラインを気に入った二人組みは、深夜レストランから帰宅途中の彼女を襲う。絶体絶命の危機にさらされた時、アダムが現れ二人組みをやっつける。気絶しているキャロラインを自分のコートで覆い、彼女の家まで抱きかかえて行く。そしてクリスマス近いミネアポリスの夜を、家の玄関のブランコで眠る彼女の気が付くまで、寒さをこらえて見守っている。キャロラインが目覚めても、無口なアダムは何も言わずに立ち去る。

【忘れられない人 第05段落】
 事件のショックでレストランを休んでいたキャロラインだったが、弟に車で送ってもらい、何とか出勤する。深夜2時に迎えに来るように弟に言うが、なんだか心もとない。キャロラインの今の父親は本当の父親ではなかったので、彼女は気兼ねしてそんな夜遅くに父親に迎えにきて欲しいとは言えないのだ。同僚で友人のシンディ(ロージー・ペレス)にもあの夜の事件のことは打ち明けることができないキャロラインだが、アダムのことをどう思うか、それとなく彼女に尋ねてみる。シンディはアダムを髪型がヘンで無口な変わり者だと言い、彼がサルの心臓を持っているという噂をキャロラインに教える。シンディのすげない言葉を聞いても、キャロラインの心にアダムが引っかかる。

【忘れられない人 第06段落】
 店の奥でキャロラインはアダムにあの夜の礼を言うが、逆にアダムが彼女に謝る。キャロラインが家に帰るときは、危険な夜道から彼女を守るために、いつも後をつけていたと言うアダム。あの夜のことは、店を出るのが遅くなってしまった自分のせいだというのだ。意外なアダムの言葉に驚くキャロラインは、彼の頬にキスをする。

【忘れられない人 第07段落】
 帰りの時間を過ぎても、やっぱり弟は迎えにきてくれない。テレビを見たまま眠りこけているのだ。キャロラインは業を煮やして店を出る。するとアダムが店の裏口から出てきてキャロラインと一緒に歩く。楽しく夜道を歩く二人。そして君に見せたいものがあると、アダムは自分のアパートにキャロラインを誘う。キャロラインが中に入ると、ラブラドル・リトリーバと思われる犬がお出迎え。キャロラインが犬の名前を聞くと、アダムは「名乗らないから…」と答える。眠れない夜が多いアダムの部屋にはたくさんの本が置いてある。店の仲間達と撮った自分の写真が壁に挟まっているのを見つけたキャロラインは、その写真が以前店から急になくなったことに気付き、何だか怖くなってアダムの部屋を出る。戸口でクリスマス休暇だから当分会えないようなことを匂わせて立ち去るキャロライン。でもやっぱり夜道の彼女を守るため、アダムは犬を引き連れて彼女のあとを追う。

【忘れられない人 第08段落】
 クリスマスの朝、キャロラインの部屋にはもみの木のクリスマス・ツリーが飾られている。キャロラインはそのツリーを見て、アダムの仕業だと気付く。以前自分の家のツリーがプラスチック製なのをアダムに愚痴ったことがあるからだ。感激したキャロラインはアダムのアパートへ手作りのクッキーを持って訪れる。アダムはキャロラインに孤児院を出るときにもらった自分の大切なレコードの曲「 Nature Boy 」を聞かせる。生きるのが辛くなった時にこのレコードを聞くと、雨がやむのだそうだ。そして自分の心臓についての例の物語も彼女に教える。おとぎ話だと言うキャロラインに、アダムは傷ついた様子。キャロラインはアダムに髪を切ってあげるという。彼女は実は美容師を目指しているのだ。

【忘れられない人 第09段落】
 アダムを自分の家に連れてきたキャロラインは、彼の髪を切る準備を始める。家の中はキャロラインとアダムの二人だけだ。父親についてアダムが尋ねると、市営バスを運転する今の父は実の父親ではなく、本当の父親は誰ともうまくやっていけない人であるとキャロラインは言い、父親に捨てられてから男には捨てられっぱなしだと笑う。実の父親はアダムのような人だったのかもしれない。アダムは子供の頃から人に触れるという経験があまりない。ボディラインのはっきり分かるセーターを着ているキャロラインの胸が、髪を切るためにいすに座っている自分の顔の辺りでちらちらするので、彼女の手を握りそして思わず胸を触ってしまう。キャロラインは一瞬驚くが、アダムを自分の部屋に誘う。上半身裸になり、抱き合う二人。アダムは愛するキャロラインに抱きしめられ、初めて知る人肌の感触に感激し、彼女の腕の中で泣く。キャロラインはそんなアダムに「愛しているわ。でも応えてくれなくてもいいの。私のハートをあげるわ。」とささやく。

【忘れられない人 第10段落】
 室内スケートリンクでスケートをしているキャロラインとシンディ。シンディはキャロラインをグループ・デートに誘う。キャロラインはアダムと付き合っていることを言って断ろうとするが、人がいい性格のためか断りきれない。シンディ達とディスコに行くが、アダムと一緒でないと楽しめないようで、浮かない顔のキャロライン。シンディはアダムを見下しているためか、わざと勤め先のレストランへ行く。キャロラインは繊細なアダムにデートをしているところを見られて彼を傷つけたくないとシンディに言うが、シンディは友達だから何でもないとアダムに言えとキャロラインに言う。

【忘れられない人 第11段落】
 キャロラインはアダムを探すがなかなか見つからない。その時、アダムは裏口から外に出てゴミ処理をしていた。そんな彼に悪漢が襲い掛かる。キャロラインをレイプしようとした奴らだ。アダムは、殴られ蹴られ、そしてナイフでお腹を刺される。立ち去る二人組み。アダムはお腹からナイフを抜き、店の中に入る。血まみれの彼を見たキャロラインは助けを呼ぶ。キャロラインはアダムと一緒に救急車に乗り、病院へと向かう。医師がアダムには心臓移植が必要なことをキャロラインに話す。医師からの話では、アダムは心臓移植に強い抵抗を持っているようだ。それに、ドナーはなかなか見つかるものではない。アダムには安静が必要なのだ。キャロラインが警察で証言し、二人組みの犯人は捕まる。

【忘れられない人 第12段落】
 美容師の実技試験の日、キャロラインはアダムのことが心配な上に、口うるさいおばさんの髪を切ることになり、イライラして集中できない。途中で怒って帰ってしまう。何事も最後までやり遂げたことがないというのが、彼女のコンプレックスである。

【忘れられない人 第13段落】
 キャロラインが帰宅し、シンディにアダムの病院まで車で送って欲しいと電話をかけているとき、玄関にアダムの姿が見える。アダムは病院を勝手に出てきたのだが、キャロラインにはわからない。喜んでアダムを迎える。心臓移植を勧めるキャロラインに、アダムは「僕が君を思う半分でも君は僕のことを思ってくれているのかい。」と訴える。キャロラインが真剣である意思を伝えると、アダムは怒らないで欲しいと秘密を打ち明ける。アダムはクリスマス・ツリーをキャロラインの部屋に運ぶ以前から、彼女の寝顔を見るために家に忍び込んでいたと言うのだ。アダムの見る夢はいつも雨が降るジャングル。息が苦しくなりすぐに目覚めてしまう。アダムは死の恐怖から逃れるため、自分にはない安らかな眠りを持つキャロラインの寝顔を見にきていたのだ。そして、自分の心臓でなくなるとキャロラインを愛することができなくなると言う。心は心臓に宿るとアダムは思っているらしい。なぜならキャロラインと一緒にいないときは、胸が痛むから。

【忘れられない人 第14段落】
 それから二人は楽しい日々を送る。最愛のキャロラインの存在や、彼女を通してのレストランの仲間との交流。ずっと孤独だったアダムにとっては、人生最良の時であったに違いない。・・・

◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【忘れられない人 第15段落】
 アダムの誕生日。アダムの部屋を訪れたキャロラインは手編み?のマフラーとリボンをかけた自分をプレゼント。そして外へ出かけようと誘う。そんなキャロラインにアダムは自分からもプレゼントがあると言う。食卓の上に綺麗に包装された箱が置いてある。今日はアダムの誕生日なのにと感激するキャロライン。プレゼントを見ようとするキャロラインに、アダムは帰ってきたら見ようと言い、二人は出かける。

【忘れられない人 第16段落】
 マフラーで目隠しをしたアダムをキャロラインが連れてきたところは、アイスホッケーの試合会場。アイスホッケー観戦が大好きなキャロラインは、まだホッケーの試合を見たことがないアダムにこの興奮を伝えたかったのだろう。キャロラインとアダムは白熱する試合に熱中する。アダムは息が荒くなってくるが、飛んできたホッケーの球を受け止めたりと、初めての経験に歓喜する。試合は応援していたチームが勝ち、二人は熱く抱きしめあう。

【忘れられない人 第17段落】
 以前二人で買いに行った車をキャロラインが運転し、帰途に着く二人。興奮のあまり疲れが出たアダムは助手席で眠る。アダムのアパートに着いたキャロラインはアダムを起こそうとするが、アダムはもう二度と目覚めることはない。ショックで泣き崩れるキャロライン。

【忘れられない人 第18段落】
 アダムのお葬式に参列するキャロライン。彼女は今まで何もやり遂げることのなかった自分が、アダムのことを彼が死ぬまで愛することができたと、悲しみの中シンディに誇らしげに語る。アダムの部屋にやってきたキャロラインは、アダムが遺した自分へのプレゼントを見つける。プレゼントは彼が大切にしていたレコードだ。そして車を買った時に撮った二人の写真と手紙。「…僕を忘れないで…。」キャロラインは悲しみに耐え、微笑む。

■映画『 忘れられない人 (1993) UNTAMED HEART 』の感想
 私はこの映画をこのように捕らえる。キャロラインは男運のない女の子だ。私は耳知識で人相・手相をほんの少し学んだことがあるが、男運のない顔・手相というのはある。もちろん例外もあるだろうが、私の周りを見る限りでは、案外あたっている。私は運命論者ではないが、人には業というものがあって、自分の本質を変えない限り、ある方向に引っ張られてしまうというのが人生ではないかと考えている。映画なので人相から判断できないが、キャロラインは男を食い殺してしまう運勢を持つ女性なのだ。男に捨てられ続け、今までで最高の恋人には死なれてしまう。付き合った男性の運勢が強い場合は破局が、弱い場合は死が待っている。アダムは運勢が弱いタイプだったのだ。しかし、その経験のお蔭で彼女は強くなるだろう。一人でも十分生きて行けるように。推測するに、アダムの後もキャロラインは多くの男性と関係を持つだろうが、付き合いが長続きすることはあまりないと思われる。だから自立できる力を持つことは彼女には合っていることなのだ。キャロラインは男から愛されることを願っているが、自分の背負った業のためにその愛は得られない。まさに不条理だ。

 その業とは何か。この映画から判断するに、キャロラインは自己満足のために人を愛している。アダムはそのことを知っている。「僕が君を思う半分でも君は僕のことを思ってくれているのかい。」というセリフがそのことを物語っている。キャロラインを究極に愛する一途な青年アダムは、彼女を見続け、おしゃべりな彼女の話を聞き続けてきた。レストランで、忍び込んだ家で、帰りの道で、それもこっそりと。それで彼女の本質を見極めていたはずだ。彼女には無償の愛はないと。それでもアダムが彼女に惹かれたのは、まず美しかったということ、そして自分にはない明るさ、奔放さ、活き活きとした生命力があったからだ。一見尽くすタイプに見えるキャロラインに無償の愛がないと言うのは、間違っていると思われるかもしれないが、その根拠として次のことが挙げられる。

(1) まだまだ病気なのに、アダムが病院から抜け出してきたことに気付かない。
 愛する人の病状に気付かないなんてありえない。本当によく気が付く、尽くす女性なら、相手の気性を察知し、どんな行動に出ているのかが分かるはず。

(2) アダムの心臓が悪いと知っているのに、ハラハラドキドキ刺激の多いアイスホッケーの試合に連れて行く。
 ナンセンス!アイスホッケーに行くのは、自分が見たいから。アダムがアイスホッケーを見たいと言ったシーンはないが、キャロラインがホッケー好きであることを表現しているシーンはあることから、そう理解できる。

(3) アダムのお葬式で、シンディに自分の達成感を告げる。
 あまりの悲しみから逃れる手段なのかもしれないが、(1)(2)から自分のことしか考えていないことが分かる。

(4) ラスト・シーンで微笑む。
 (3)に同じ。自分のセリフに反して、キャロラインはアダムにハートをあげてはいない。ハートをあげたのは、アダムなのだ。

 原題は「 UNTAMED HEART 」すなわち、「押さえられない気持ち」って感じかもしれないが、あえて邦題の「忘れられない人」に拘らせてもらうと、私ならこのストーリーをこうしたい。

 心臓の疾患のために死が間近に迫るアダム。彼の死を恐れるキャロラインは、彼を失うことより、自分を失うほうを選ぶ。自らの命を絶ち、自分の心臓をアダムに提供する。キャロラインの心臓で一命を取り留めたアダム。二人の魂は本当に一体となり、彼にとってキャロラインはまさに「忘れられない人」となる。

 なんちゃって、グロイかなぁ。

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず6758文字/文責:幸田幸

参考資料:allcinema ONLINE
(■解説とネタばれ:2002/08/24アップ ◆俳優についてリンク更新:2003/10/03)
■テキストとリンク一部変更:2004/07/07
coda_sati@hotmail.com
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