この胸のときめきを
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この胸のときめきを (2003)
ERRANCE
 映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』を紹介します。『 この胸のときめきを 』は 2004/06/11 の時点で「愛の彷徨 (仮題)」としてアップしたら『 この胸のときめきを 』に決まった。

 映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の主なスタッフ
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の主なキャスト
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』のあらすじ
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の製作会社
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の配給会社
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』のスタッフとキャスト
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 この胸のときめきを 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』のポスター、予告編および映画データ
この胸のときめきを
この胸のときめきを

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:35
製作国 Country: フランス France
製作会社
Production Company:
Canal+ [fr]
Damien Odoul Films [fr]
Exception Wild Bunch [fr]
Morgane Productions [fr]
Studio Canal [fr]
arte France Cinéma [fr]
全仏配給会社 Distributer: Mars Distribution [fr]
全仏初公開 Release Date: 2003/10/08
日本初公開 R. D. in Japan: 2006/07/15 予定
日本公開情報 : ワイズポリシー
ジャンル Genre: ドラマ Drama
MPAA Rating 指定: UK:15
日本語公式サイト
http://www.wisepolicy.com/jetaime/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
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■映画『 この胸のときめきを 』の解説

 映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』は 2004/06/11 の時点では邦題は日本配給のワイズポリシーHPによると仮題で一応「愛の彷徨」としておいたら『 この胸のときめきを 』に決まった。『 この胸のときめきを 』のその「愛の彷徨 (仮題)」はフランス語の原題「 ERRANCE 」からきたのだろう。「 ERRANCE (エランス)」とは「彷徨(ほうこう)・流浪」の意味だから、『 この胸のときめきを 』は愛をめぐる人生の彷徨(さまよ)いを描いたドラマだと思われる。

 『 愛の彷徨 』という映画は、以前に劇場未公開イタリア映画で同題の『 愛の彷徨 (1978) BLOOD FEUD 』というのがあった。それはソフィア・ローレン Sophia Loren (『 微笑みに出逢う街角 (2002) BETWEEN STRANGERS 』)とマルチェロ・マストロヤンニ Marcello Mastroianni という二大スター競演のスリラーだったが、今回の『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』は夫婦の葛藤を描くドラマである。

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■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の主なスタッフ

○『 この胸のときめきを 』の製作マネージメントは話題の最新作
ブルーベリー (2004) BLUEBERRY 』に携わるギヨーム・シオン

○『 この胸のときめきを 』の衣装は、パリが舞台だった
キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON 』のアニー・チルモン

○『 この胸のときめきを 』のメイクには
かげろう (2003) LES EGARES (原題) / STRAYED (英題) 』のイザベル・リュゼ

○『 この胸のときめきを 』の音楽担当は発表されておらず、音響担当で分かった限りは、
TAXi 3 (2003) TAXI 3 』のステファン・ランパルや
TAXi (1997) TAXI
アメリ (2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN
シェフと素顔と、おいしい時間 (2002) DECALAGE HORAIRE (原題) / JET LAG (英題)
のヴァンサン・アルナルディらである。

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■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の主なキャスト

●『 この胸のときめきを 』の主演は、妻ルーにモデルのレティシア・カスタ

●『 この胸のときめきを 』の主演は、夫ジャックにブノワ・マジメル
ピアニスト (2001) LA PIANISTE (原題) / THE PIANO TEACHER (英題)
ピエロの赤い鼻 (2003) EFFROYABLES JARDINS (原題) / STRANGE GARDENS (英題)
クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち (2004) CRIMSON RIVERS 2: ANGELS OF THE APOCALYPSE
ナイト・オブ・ザ・スカイ (2005) LES CHEVALIERS DU CIEL (原題) / THE KNIGHTS OF THE SKY / SKY FIGHTERS (英題)

●『 TAXi 2 (2000) TAXI 2 』のドミニク・シュヴァリエら結構多くが『 この胸のときめきを 』脇に出演。

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■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』のあらすじ
※本作『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の舞台は三箇所に移動してドラマが展開される。一つはフランス中南部の辺境の地ジェヴォーダン Gevaudan (『 ジェヴォーダンの獣 (2001) LE PACTE DES LOUPS (原題) / BROTHERHOOD OF THE WOLF (英題) 』参照)、一つは地中海の海辺 the Mediterranean coast 、そしてもう一つはある都会である。時は 1968 年のこと。中流家庭の主婦ルー(レティシア・カスタ)は息子セザール(マテオ・タルディト)がいるが、夫とは不運の結婚をしたとしか思えない境遇だ。夫のジャック(ブノワ・マジメル)は職がなく、アルコール中毒になっているどうしようもない男。ルーは夫にも家庭にも献身しているのに、夫ジャックはどんどんアルコールに依存するようになり、自己憐憫にさえなる。夫ジャックは、無職ゆえに家計の出費をまかなおうとして犯罪の道に入る。そしてますます物静かになり、自己嫌悪が増長して、海辺の家で妻子が自活すべく、妻子を放って出て行ってしまう。

 夫ジャックは売春婦と寝たりしながらも、酔っ払って妻ルーを殴るかして攻撃したため、ルーは遂に家を出て、家族と一緒に都会に戻る。しかし、そうなると、夫ジャックは酒の量を減らして、完全にしらふと言うわけでないにしろ、妻にまた戻って一緒に暮らしてくれと説得しようとする。そういうところに、ジャックが手を染めていたいかがわしい仕事のメンバーがジャックの居所を嗅ぎ付けてやって来る。それでジャックは再び悪の道に戻ることになる。衝撃を受け、分別あり慎重派の妻ルーは、今度こそ最後と、夫と別れる決心をして夫の許(もと)から去っていくのだ。カッコいいブノワ・マジメルがこの映画『 この胸のときめきを 』ではダメ男になるのだなぁ。

 このように、この『 この胸のときめきを 』は、結婚という男女二人の結びつきが不運で荒涼としており、二人の同居と別居を繰り返す様を十年くらいにわたって描いているという。若く美しくしっかり物の奥さんと、優しさと悲しさを同時に持っている、一種同情できるようなダンナさん。二人は離れてはくっつき、くっついては離れるということを繰り返す。だから、『 この胸のときめきを 』の仮題が「愛の彷徨」「 愛の彷徨い(さまよい)」「愛の流浪」なのだろう。でも、二人の間に生まれた息子の真面目さはいい。このうち誰かが最後には殺されてしまうらしいが。息子か?夫か・・・? だから『 この胸のときめきを 』はハッピーエンドではなく、悲劇的な終わり方というのは、流石フランス映画。

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■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の製作会社

 『 この胸のときめきを 』の製作会社は、フランスのステュディオ・カナル社
リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT
ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY
リトル・トム (2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題)
女はみんな生きている (2001) CHAOS
いつか、きっと (2002) LA VIE PROMISE (原題) / GHOST RIVER (英題)
アバウト・ア・ボーイ (2002) ABOUT A BOY
スパニッシュ・アパートメント (2002) L'AUBERGE ESPAGNOLE (原題) / SPANISH APARTMENT (英題)
戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST
歌え!ジャニス・ジョップリンのように (2003) JANIS ET JOHN (原題) / JANIS AND JOHN (英題)
ケイナ  (2003) KAENA LA PROPHETIE (原題) / KAENA THE PROPHECY (米題)
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月 (2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON

やアルト・フランス・シネマ社
ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000) DANCER IN THE DARK
デュラス 愛の最終章 (2001) CET AMOUR-LA
ぼくの好きな先生 (2002) ETRE ET AVOIR (原題) / TO BE AND TO HAVE (英題)
Mの物語 (2003) HISTOIRE DE MARIE ET JULIEN (原題) / THE STORY OF MARIE AND JULIEN (英題)
ドッグヴィル (2003) DOGVILLE

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■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の配給会社


 『 この胸のときめきを 』のフランスの配給会社はマルス社
HAPPY, TEXAS (1999)
ペッピーノの百歩 (2000) I CENTO PASSI (原題) / THE HUNDRED STEPS (英題)
プリンセス&ウォーリアー (2000) DER KRIEGER UND DIE KAISERIN (原題) / THE PRINCESS AND THE WARRIOR (米題)
マレーナ (2000) MALENA
ゴスフォード・パーク (2001) GOSFORD PARK
セレンディピティ (2001) SERENDIPITY
8人の女たち (2002) 8 FEMMES (原題) / 8 WOMEN (英題)
NARC ナーク (2002) NARC
グッド・ガール (2002) THE GOOD GIRL
マグダレンの祈り (2002) THE MAGDALENE SISTERS
シティ・オブ・ゴッド (2002) CIDADE DE DEUS / CITY OF GOD / GOD'S TOWN
ジョニー・イングリッシュ (2003) JOHNNY ENGLISH
スイミング・プール (2003) SWIMMING POOL
ブラウン・バニー (2003) THE BROWN BUNNY
華氏911 (2004) FAHRENHEIT 9/11

 『 この胸のときめきを 』は日本ではワイズポリシー
ありふれた愛のおはなし (1999) RIEN A FAIRE (原題) / EMPTY DAYS (英題)
橋の上の娘 (1999) LA FILLE SUR LE PONT
リード・マイ・リップス (2001) SUR MES LEVRES (原題) / READ MY LIPS (英題)
再見 ツァイツェン また逢う日まで (2001) 我的兄弟姐妹 (原題) / ROOTS AND BRANCHES (英題)
ブラウン夫人のひめごと (2002) 24 HEURES DE LA VIE D'UNE FEMME (原題) / 24 HOURS IN THE LIFE OF A WOMAN (英題)
列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題)
ピエロの赤い鼻 (2003) EFFROYABLES JARDINS (原題) / STRANGE GARDENS (英題)
ナタリー... (2004) NATHALIE...
ブルーベリー (2004) BLUEBERRY
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【『 この胸のときめきを 』のスタッフとキャスト】
監督: ダミアン・オドウール Damien Odoul (Directed by)
製作: ジェラール・ラクロワ Gérard Lacroix (producer)
脚本: アントワーヌ・ラコンブレ Antoine Lacomblez (Writing credits)
    ダミアン・オドウール Damien Odoul (Writing credits)
撮影: パスカル・グラネル Pascale Granel (Cinematography by)
衣装: アニー・チルモン Annie Thiellement (Costume Design by)

出演: レティシア・カスタ Laetitia Casta as Lou
    ブノワ・マジメル Benoît Magimel as Jacques
    マテオ・タルディト Mattéo Tardito as César
    ヤン・ゴヴァン Yann Goven as Johnny
    フィリーップ・フレコン Philippe Frécon as Alain
    ドミニク・シュヴァリエ Dominique Chevalier as Le père de Lou

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      AlloCiné : Cinéma
■映画『 この胸のときめきを (2003) ERRANCE 』の更新記録
2004/06/11新規: ファイル作成
2004/12/12更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2006/07/07更新: ◆タイトル変更
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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