歌え！ジャニス★ジョプリンのように＠映画の森てんこ森

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歌え！ジャニス★ジョプリンのように　(2003)

JANIS ET JOHN (原題) / JANIS AND JOHN (英題)

　映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように　(2003) JANIS ET JOHN (原題) / JANIS AND JOHN (英題) 』を紹介します。 2004/06/04 の時点で「歌え！ジャニス・ジョップリンのように」としておいたら「歌え！ジャニス★ジョプリンのように」に決定した。

　映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』を以下に目次的に紹介する。
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のポスター、予告編および映画データ
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の解説
　ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の主なスタッフ
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の背景
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のあらすじ
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のトリビア
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のスタッフとキャスト
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の＜もっと詳しく＞
　＜もっと詳しく＞は映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の「テキストによる映画の再現」レヴュー（あらすじとネタばれ）です。※ご注意：映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように　(2003) JANIS ET JOHN / JANIS AND JOHN 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の更新記録

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幸の観たい度：８つ星　

■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のポスター、予告編および映画データ

歌え！ジャニス★ジョプリンのように

ポスターはALLOCINE.COM
より使わせて頂いてます。

Links:	Official Web Site [fr] Official Web Site [es]
Trailers:	ALLOCINE.COM のBANDE ANNONCEをクリックして下さい。

上映時間 Runtime：	1:44
製作国 Country：	フランス France / スペイン Spain
製作会社 Production Company：	Alquimia Cinema S.A. [es] Canal+ [fr] Cofimage 14 [fr] Fidelite Productions [fr] France 3 Cinema [fr] Gimages 6 [fr] Gimages Developpement [fr] Natexis Banques Populaires Images 3 [fr] Region Ile-de-France [fr] Studio Canal [fr]
全仏配給会社 Distributer：	Mars Distribution [fr]
全仏初公開 Release Date：	2003/10/15
日本初公開 R. D. in Japan：	2004/08/07
日本公開情報：	ギャガ・コミュニケーションズ＝東京テアトル
ジャンル Genre：	コメディ　Comedy
MPAA Rating 指定：	Switzerland:12
日本語公式サイト	調査中

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の解説

　映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』は、『 NOUVELLE DE LA TOUR L (2000) 』で 2002 年ヨーロッパ映画賞短編部門にノミネートされたサミュエル・ベンシェトリ監督のコメディ。『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』という邦題は、シシー・スペイセク　Sissy Spacek （『イン・ザ・ベッドルーム　(2001) IN THE BEDROOM 』『エバーラスティング　時をさまようタック　(2002) TUCK EVERLASTING 』『ザ・リング２　(2004) THE RING 2 』等）がアカデミー主演女優賞に輝いた『歌え！ロレッタ愛のために　(1980) COAL MINER'S DAUGHTER 』を髣髴とさせる。『歌え！ロレッタ～』は実在の歌手ロレッタ･リンを描いた作品だが、『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』は、直喩表現の題名が示すように実話ではない。『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』は、『ボン・ヴォヤージュ　(2003) BON VOYAGE 』『ナタリー...　(2004) NATHALIE... 』『ぼくセザール１０歳半１ｍ３９ｃｍ　(2003) MOI CESAR, 10 ANS 1/2, 1M39 (原題) / I, CESAR (英題) 』等と同様に、 2004 年 6 月 16 日～ 20 日に開催される第 12 回フランス映画祭横浜の上映作品。

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■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の主なスタッフ

○『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の製作のオリヴィエ・デルボスクとマルク・ミソニエは、フランソワ･オゾン Francois Ozon 監督の
『８人の女たち (2002) 8 FEMMES (原題) / 8 WOMEN (英題) 』と
『スイミング・プール (2003) SWIMMING POOL 』で、ヨーロッパ映画賞の作品賞に 2 度ノミネートの経歴を持つプロデューサー。

○『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の衣装担当のヴァレリー・ポッツォ・ディ・ボルゴは、ジャン＝ピエール・ジュネ Jean-Pierre Jeunet 監督（
『アメリ　(2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN 』等）の『デリカテッセン　(1991) DELICATESSEN 』で 1991 年ヨーロッパ映画賞プロダクション・デザイン賞を受賞している。

○『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の編集は、
『リード・マイ・リップス　(2001) SUR MES LEVRES (原題) / READ MY LIPS (英題) 』
『リトル・トム (仮題) (2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題) 』等のジュリエット・ウェルフラン。

○また、『ブランシュ　(2002) BLANCHE 』の監督ベルニー・ボンヴォワザンが出演している。

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■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の背景

　映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように　(2003) JANIS ET JOHN / JANIS AND JOHN 』の原題を日本語にすると“ジャニスとジョン”。ジャニスはアメリカの伝説の女性ロック歌手ジャニス･ジョップリン Janis Joplin ( 1943-1970 )。ジョンはイギリスが生んだ世界のミュージシャン、ジョン･レノン John Lennon ( 1940-1980 ) だ。ジャニス･ジョップリンはヘロイン中毒、ジョン･レノンは異常なファンによる暗殺でこの世を去った。不本意に亡くなったというのがこの 2 人の共通点。原題では 2 人の扱いは平等なのに、邦題でジャニス･ジョップリンばかりがフィーチャーされているのは、きっと映画『歌え！ジャニス・ジョップリンのように』の中で、ジャニス･ジョップリンのように歌った女優も不本意な非業の死を遂げたからかもしれない。

　その女優とは、『消される男　(1967) L'HOMME QUI MENT (原題) / THE MAN WHO LIES (英題) 』で 1968 年ベルリン国際映画祭男優賞、『Ｚ　(1969) Z 』で 1969 年カンヌ国際映画祭男優賞に輝いた名優ジャン＝ルイ・トランティニャンと女流監督・脚本家ナディーヌ・トランティニャン Nadine Trintignant の娘であるマリー・トランティニャン。 2003 年 8 月 1 日、脳浮腫のために 41 歳で亡くなった。脳浮腫の原因は、恋人による暴力。母ナディーヌが監督する TV シリーズ『 COLETTE 』のロケでリトアニア Lithuania に滞在していたときのことだ。マリー・トランティニャンにかかってきた、本作『歌え！ジャニス・ジョップリンのように』の監督である夫（？元夫という表現の記事もある）サミュエル・ベンシェトリからの電話に、恋人ベルトラン・カンタ Bertrand Cantat （ロック・バンド“ノワール・デジール Noir Desir ”のヴォーカリスト、当時 39 歳）が嫉妬の炎をたぎらせた。マリー・トランティニャンは昏睡状態となり、 4 日後パリ郊外の病院で息をひきとった。

　マリー・トランティニャンは、ミュージシャンの Richard Kolinka との間に息子が 1 人（俳優の Roman Kolinka ）、本作『歌え！ジャニス・ジョップリンのように』で共演のフランソワ・クリュゼとの間にも息子が 1 人、そして監督のサミュエル・ベンシェトリとの間にも 2 人の息子（その内 1 人は監督とは血がつながらないようだ）、計 4 人の子供がいる。ってことは、映画『歌え！ジャニス・ジョップリンのように　(2003) JANIS ET JOHN (原題) / JANIS AND JOHN (英題) 』では、夫と元恋人が一緒に働いているんだ。しかも、彼女のお父さん、ジャン＝ルイ・トランティニャン（『ゴッド・ディーバ　(2004) IMMORTEL AD VITAM 』等）も共演している。美しいマリー・トランティニャンはよほどの女性だったに違いない！シラク仏大統領は「美しさ、知性、自らの芸術性を活かした女優に敬意を評す」と弔辞を送ったそうだ＜「世界日報社」より＞。

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■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のあらすじ
※本作『歌え！ジャニス・ジョップリンのように』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『歌え！ジャニス・ジョップリンのように』のストーリー。
　保険詐欺が発覚しそうになり、パブロ（セルジ・ロペス：『ポルノグラフィックな関係　(1999) UNE LIAISON PORNOGRAPHIQUE 』＜ 1999 年ヴェネチア国際映画祭新聞記者協会男優賞受賞＞
『ありふれた愛のおはなし　(1999) RIEN A FAIRE (原題) / EMPTY DAYS (英題) 』
『ハリー、見知らぬ友人　(2000) WITH A FRIEND LIKE HARRY (米題) / HARRY IS HERE TO HELP (米題) / HARRY, UN AMI QUI VOUS VEUT DU BIEN (仏題) 』＜ 2000 年ヨーロッパ映画賞主演男優賞受賞＞
『シェフと素顔と、おいしい時間　(2002) DECALAGE HORAIRE (原題) / JET LAG (英題) 』
『堕天使のパスポート　(2002) DIRTY PRETTY THINGS 』等）は 50 万フランを見つけるか、刑務所に行くかの瀬戸際に立たされる。そんな時、彼の従兄弟のレオン（クリストファー・ランバート）が 100 万フランを相続する。子供時代から会っていなかったレオンはＬＳＤ中毒になっていた。そんなレオンに、死んだジャニス･ジョップリンとジョン･レノンに引き合わせると約束し、パブロはお金を騙し取ろうとする。そこで、パブロは妻のブリジット（マリー・トランティニャン）にジャニス･ジョップリン、売れない俳優のウォルター（フランソワ・クリュゼ）にジョン･レノンの真似をさせようと…。

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■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のトリビア

　因みに、ハリウッドではジャニス･ジョップリンの人生を描く映画の制作が進行中だ。ペネロープ・スフィーリス Penelope Spheeris 監督の『 GOSPEL ACCORDING TO JANIS (2005) 』では歌手のピンク Pink （
『チャーリーズ・エンジェル／フルスロットル　(2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』等）、アン・メレディス Anne Meredith 監督の『 PIECE OF MY HEART (2005) 』ではオスカー女優レニー・ゼルウィガー（
『ベティ・サイズモア　(2000) NURSE BETTY 』
『ブリジット・ジョーンズの日記　(2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』
『シカゴ　(2002) CHICAGO 』
『恋は邪魔者　(2003) DOWN WITH LOVE 』
『コールドマウンテン　(2003) COLD MOUNTAIN 』
『ブリジット・ジョーンズの日記　きれそうなわたしの12カ月　(2004) BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON 』等）がそれぞれジャニス･ジョップリンを演じるそうだ。昔の作品では、ベット・ミドラー Bette Midler （
『ステップフォード・ワイフ　(2004) THE STEPFORD WIVES 』等）がジャニス･ジョップリンをモデルにした女性を演じてアカデミー主演女優賞にノミネートされた『ローズ　(1979) THE ROSE 』もある。激しい波乱の人生を駆け抜けたジャニス･ジョップリンは、映画にとっても魅力的なキャラなのだろう。

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【『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』のスタッフとキャスト】

監督：サミュエル・ベンシェトリ　Samuel Benchetrit (Directed by)
製作：オリヴィエ・デルボスク　Olivier Delbosc (producer)
　　　　マルク・ミソニエ　Marc Missonnier (producer)
脚本：サミュエル・ベンシェトリ　Samuel Benchetrit (Writing credits)
　　　ガボール・ラソヴ　Gabor Rassov (Writing credits)
撮影：ピエール・エイム　Pierre Aim (Cinematography by)
編集：ジュリエット・ウェルフラン　Juliette Welfling (Film Editing by)
美術：ヤン・アルロー　Yan Arlaud (Production Design by)
衣装：ヴァレリー・ポッツォ・ディ・ボルゴ　Valerie Pozzo di Borgo (Costume Design by)

出演：フランソワ・クリュゼ　Francois Cluzet as Walter Kingkate
　　　　セルジ・ロペス　Sergi Lopez as Pablo Sterni
　　　　マリー・トランティニャン　Marie Trintignant as Brigitte Sterni
　　　　クリストファー・ランバート　Christopher Lambert as Leon
　　　　ジャン＝ルイ・トランティニャン　Jean-Louis Trintignant as M. Cannon
　　　　アンパロ・ソレル・レアル　Amparo Soler Leal as La mere de Pablo
　　　　サシャ・オバール　Sacha Aubart as Jeremie Sterni
　　　　バジル・ルロー　Basile Leroux as Bobby
　　　　エリク・エルヴェ　Eric Herve as Freddy
　　　　レイナール・テスカロ　Reynald Tescaro as Miki
　　　　パトリック・ディーチ　Patrick Dietsch as Johnny Rassov
　　　　ミシェル･ベリ　Michel Berry as Victor Artie
　　　　ベナマール・シバ　Benamar Siba as Bebe
　　　　ブルーノ・ロゼンケル　Bruno Rosenker as Garagiste 1
　　　　ベルニー・ボンヴォワザン　Bernie Bonvoisin as Garagiste 2

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように　(2003) JANIS ET JOHN / JANIS AND JOHN 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　AlloCine : Cinema
　　　　　　公式サイト（仏語版）
　　　　　　　http://www.janisetjohn.com/
　　　　　　公式サイト（スペイン語版）
　　　　　　　http://www.alquimiacinema.com/janisyjohn/

■映画『歌え！ジャニス★ジョプリンのように』の更新記録
2004/06/04新規：ファイル作成
2004/07/09更新： ◆テキスト一部とリンクおよびファイル書式
2005/03/01更新： ◆タイトル変更と書式変更

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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