バレエ・カンパニー＠映画の森てんこ森

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バレエ・カンパニー　(2003)

THE COMPANY

幸の観たい度：８つ星　

■映画『バレエ・カンパニー　(2003) THE COMPANY 』のポスター、予告編および映画データ

バレエ・カンパニー

Links:	Official Web Site
Trailers:	QuickTime : Various

上映時間 Runtime：	1:52
製作国 Country：	アメリカ／ドイツ USA / Germany
製作会社 Production Company：	Sony Pictures Classics [us] Capitol Films CP Medien AG [de] Killer Films [us] John Wells Productions [us] First Snow Production [us] Sandcastle 5 Productions [us] S.R.O. Entertainment AG [de] Marly Pictures Inc. [us]
全米配給会社 Distributer：	Sony Pictures Classics [us]
全米初公開 Release Date：	2003/12/25　(limited)
日本初公開 R. D. in Japan：	2004/夏　予定
日本公開情報：	エスピーオー
ジャンル Genre：	ドラマ／音楽 Drama / Music
MPAA Rating 指定：	Rated PG-13 on appeal for brief strong language, some nudity and sexual content.
日本語公式サイト
http://www.thecompany.jp/

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『バレエ・カンパニー　THE COMPANY 』の解説

　映画『バレエ・カンパニー　(2003) THE COMPANY 』の原題はただの「ザ・カンパニー」で、「会社、交友・仲間、一座」という意味。それを『バレエ・カンパニー（バレエ団・バレエの一座）』と具体的に分かりやすくつけた邦題は巧い。『バレエ・カンパニー』は、実生活で本当にバレリーナだった女優ネーヴ・キャンベルが巨匠ロバート・アルトマン監督に懇願して製作したバレエのドラマ。実在のシカゴの名門バレエ団を舞台にした『バレエ・カンパニー』は上品で、セクシーで、私小説的で、生き生きしている芸術的映画だと期待されている。

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■映画『バレエ・カンパニー　THE COMPANY 』の主なスタッフ

○『バレエ・カンパニー』の監督・製作：ロバート・アルトマン
『ゴスフォード・パーク　(2001) GOSFORD PARK 』

○『バレエ・カンパニー』の製作には、ヒロインを演じ原案の本人であるネーヴ・キャンベルも。

○『バレエ・カンパニー』の製作：パメラ・コフラー
『ストーカー　(2002) ONE HOUR PHOTO 』
『キャンプ　(2003) CAMP 』

○『バレエ・カンパニー』の製作：ジョセリン・ヘイズ
『エデンより彼方に　(2002) FAR FROM HEAVEN 』

○『バレエ・カンパニー』の製作：カリン・マッカーシー
『交渉人　(1998) THE NEGOTIATOR 』
『ファイティング×ガール　(2004) AGAINST THE ROPES 』

○『バレエ・カンパニー』の製作総指揮：ジェーン・バークレイとシャロン・ハレルとハンナ・リーダー
『スパイダー／少年は蜘蛛にキスをする　(2002) SPIDER 』

○『バレエ・カンパニー』の製作総指揮：ディーター・マイヤーとローランド・ペレグリーノ
『ミッション・クレオパトラ　(2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題) 』

○『バレエ・カンパニー』の撮影：アンドリュー・ダン
『エバー・アフター　(1998) EVER AFTER 』
『モンテ・クリスト伯　(2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO 』
『メラニーは行く！　(2002) SWEET HOME ALABAMA 』
『ロイヤル・セブンティーン　(2003) WHAT A GIRL WANTS 』
バレエをどんなに華麗に映して魅せてくれるか楽しみなところ。

○『バレエ・カンパニー』の配役：パム・ディクソン
『セイブ・ザ・ワールド　(2003) THE IN-LAWS 』
『すべては愛のために　(2003) BEYOND BORDERS 』
『エクソシスト　ビギニング　(2004) EXORCIST: THE BEGINNING 』

○『バレエ・カンパニー』の配役：レイチェル・テナー
『ロード・トゥ・パーディション　(2002) ROAD TO PERDITION 』
『ディボース・ショウ　(2003) INTOLERABLE CRUELTY 』
『レディ・キラーズ　(2004) THE LADYKILLERS 』

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■映画『バレエ・カンパニー　THE COMPANY 』の日本配給

○『バレエ・カンパニー』の日本配給会社はエスピーオーで、
『愛の落日　(2002) THE QUIET AMERICAN 』
『シティ・オブ・ゴースト　(2002) CITY OF GHOSTS 』
『キッチン・ストーリーズ　(2003) SALMER FRA KJOKKENET (原題) / KITCHEN STORIES (英題) 』
『ドット・ジ・アイ　(2003) DOT THE I 』
『Ｕボート　最後の決断　(2004) IN ENEMY HANDS / U-BOAT 』等を扱っている会社だ。

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■映画『バレエ・カンパニー　THE COMPANY 』の音楽

　なお、『バレエ・カンパニー』では音楽も凄いそうだ。クラシックから現代のものまで、様々な魅力的サウンズも楽しめる。

『プリティ・ブライド　(1999) RUNAWAY BRIDE 』
『マイノリティ・リポート (2002) MINORITY REPORT 』
『マスター・アンド・コマンダー　(2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD 』
でも挿入歌に使われているヨハン・セバスチァン・バッハ Johann Sebastian Bach の‘♪メヌエット Menuet ’。

『マディソン郡の橋　(1995) THE BRIDGES OF MADISON COUNTY 』
でも聞かれるカミーユ・サン＝サーンス Camille Saint-Saens のメロディ。

『パトリオット　(2000) THE PATRIOT 』
でも聞かれるマーク・オコーナー Mark O'Connor の曲。

『サイダーハウス・ルール　(1999) THE CIDER HOUSE RULES 』
『ミッション・トゥ・マーズ　(2000) MISSION TO MARS 』
『シカゴ　(2002) CHICAGO 』
『アメリカン・スプレンダー　(2003) AMERICAN SPLENDOR 』
『ミッシング　(2003) THE MISSING 』
等で便利されるアイタン・マースキー Eytan Mirsky の旋律。

それに、
『アメリカン・ビューティー　(1999) AMERICAN BEAUTY 』
『リプリー　(1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』
『ダンサー・イン・ザ・ダーク　(2000) DANCER IN THE DARK 』
『ブリジット・ジョーンズの日記　(2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』
『ムーラン・ルージュ　(2001) MOULIN ROUGE! 』
『チャーリーズ・エンジェル／フルスロットル　(2003) CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE 』
『コニー＆カーラ　(2004) CONNIE AND CARLA 』
等でもＢＧＭとなるリチャード・ロジャーズ Richard Rodgers の‘♪マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine ’。
こういう音楽も『バレエ・カンパニー』の華麗なスクリーンと共に楽しめるようになっている。

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■映画『バレエ・カンパニー　THE COMPANY 』のあらすじ
※本作『バレエ・カンパニー』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『バレエ・カンパニー』のストーリー。
　映画『バレエ・カンパニー』のプロットは、ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴを舞台に、ネーヴ・キャンベル扮するロレッタ・ライアンというバレリーナを中心に描かれる。ロレッタ・ライアンは‘ライ’というニックネームの可憐な女性で、プリマ・バレリーナを目指して連日の稽古に励んでいた。ある日、プリマのマイア（マイア・ウィルキンス）とプリンシパルダンサーのアレック（デイヴィス・Ｃ・ロバートソン）が怪我をしてその地位から脱落することになった。そこで白羽の矢が立てられたのが、女性は‘ライ’、男性はドミンゴ（ドミンゴ・ルビオ）だった。二人はパートナーとなって一層激しい練習に励む。雨の降りしきる屋外のステージで、二人が足元が滑る危険を承知で踊り続けるシーンは感動的なものらしい。

　‘ライ’はその後、料理のシェフをしているジョッシュ（ジェームズ・フランコ：
『２５年目のキス　(1999) NEVER BEEN KISSED 』
『スパイダーマン　(2002) SPIDER-MAN 』
『デュース・ワイルド　(2002) DEUCES WILD 』
『ソニー　(2002) SONNY 』
『スパイダーマン２　(2002) SPIDER-MAN 2 』）
と恋に落ちる。でも、二人のそれぞれの活動時間がずれるため、なかなか会う時間がとれなくてロマンスはどうなるのだろうか。

　バレエ団の厳格な指導者・監督には
『アイ・スパイ　(2002) I SPY 』
『オーシャン・オブ・ファイヤー　(2004) HIDALGO 』
『ピノッキオ　(2002) PINOCCHIO 』
の老練な俳優マルコム・マクドウェルが扮している。そして、映画『バレエ・カンパニー』に登場するバレエ・ダンサー達の大部分は実際にジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのメンバー達である。だから本物のバレエを堪能できるはずだ。

　脇には、（
『ハイ・フィデリティ　(2000) HIGH FIDELITY 』のスージー・キューザック、

『交渉人　(1998) THE NEGOTIATOR 』
『コーリング (2002) DRAGONFLY 』のジョン・ローダン、

『追跡者　(1998) U.S. MARSHALS 』
『ノボケイン　局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE 』のヤーセン・ペヤンコフ、

『リトル・トム　(2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題) 』
『トランスポーター　(2002) THE TRANSPORTER 』のヴァルリー・ロビン等も出演する。

　『バレエ・カンパニー』原作・脚本のバーバラ・ターナー（
『ポロック・２人だけのアトリエ　(2000) POLLOCK 』）
はジョフリー・バレエ・オブ・シカゴ the Joffrey Ballet of Chicago という実在の名門バレエ団に二年間も通い詰めて観察し、脚本を書いたと言われている。従って、バレエ・ダンサー達の実際の練習風景、人間関係、舞台裏の諸事情、それに栄光を勝ち取る者とその陰にいる挫折者といったバレエ界の真実をしっかり描き出す。それと並行して、ヒロインのロマンスも組み込んでいる。

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■映画『バレエ・カンパニー　THE COMPANY 』のトリビア

　『バレエ・カンパニー』の主役ネーヴ・キャンベルは、
『スクリーム３　(2000) SCREAM 3 』シリーズ等で御馴染みのカナダ出身の女優だが、９歳の時からカナダ国立バレエ学校 the National Ballet School of Canada でバレエを習った。そして女優になる前はカナダ・ナショナル・バレエ団 The National Ballet of Canada に所属していたのだ。だからこの映画『バレエ・カンパニー』主演にピッタリ。『バレエ・カンパニー』の原案も、脚本のバーバラ・ターナーと共同で書いて、ストーリーを自ら編み出した。ある程度、自分の体験を入れているに違いあるまい。この映画の実現が決定すると、バレリーナの体形を取り戻すために、一日８時間のバレエの特訓を４ヶ月間続けたという。因みに、ネーヴ・キャンベルのネーヴ Neve とは、オランダ系の母親の旧姓で、イタリア語の「雪」と言う意味の綺麗な名前だ。　

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【『バレエ・カンパニー』のスタッフとキャスト】

監督：ロバート・アルトマン　Robert Altman　(Directed by)
製作：ロバート・アルトマン　Robert Altman　(producer)
　　　　ジョシュア・アストラハン　Joshua Astrachan　(producer)
　　　　ネーヴ・キャンベル　Neve Campbell　(producer)
　　　　パメラ・コフラー　Pamela Koffler　(producer)
　　　　デヴィッド・リーヴァイ　David Levy　(producer)
　　　　デヴィッド・リー　David Ley　(producer)
　　　　クリスティン・ヴァション　Christine Vachon　(producer)
　　　　ローウェル・ドゥビリンスキー　Lowell Dubrinsky　(associate producer)
　　　　ジョセリン・ヘイズ　Jocelyn Hayes　(associate producer)
　　　　カリン・マッカーシー　Karyn McCarthy　(line producer)
製作総指揮：ジェーン・バークレイ　Jane Barclay　(executive producer)
　　　　シャロン・ハレル　Sharon Harel　(executive producer)
　　　　ステファン・ジョナス　Stefan Jonas　(executive producer)
　　　　ハンナ・リーダー　Hannah Leader　(executive producer)
　　　　ジョナス・マッコード　Jonas McCord　(executive producer)
　　　　ディーター・マイヤー　Dieter Meyer　(executive producer)
　　　　ローランド・ペレグリーノ　Roland Pellegrino　(executive producer)
　　　　ジョン・ウェルズ　John Wells　(executive producer)
原案：ネーヴ・キャンベル　Neve Campbell　(story)
　　　　バーバラ・ターナー　Barbara Turner　(story)
脚本：バーバラ・ターナー　Barbara Turner　(screenplay)
撮影：アンドリュー・ダン　Andrew Dunn　(Cinematography by)
編集：ジェラルディン・ペローニ　Geraldine Peroni　(Film Editing by)
配役：パム・ディクソン　Pam Dixon　(Casting by)
　　　　ミッキー・パスカル　Mickie Paskal　(Casting by)
　　　　ジェニファー・ラドニック　Jennifer Rudnicke　(Casting by)
　　　　レイチェル・テナー　Rachel Tenner　(Casting by)
音楽：ヴァン・ダイク・パークス　Van Dyke Parks　(Original Music by)

出演：ネーヴ・キャンベル　Neve Campbell as Loretta 'Ry' Ryan
　　　　マルコム・マクドウェル　Malcolm McDowell as Alberto Antonelli
　　　　ジェームズ・フランコ　James Franco as Josh
　　　　バーバラ・ロバートソン　Barbara Robertson as Harriet
　　　　マイア・ウィルキンス　Maia Wilkins as Maia
　　　　デイヴィス・Ｃ・ロバートソン　Davis C. Robertson as Alec
　　　　ドミンゴ・ルビオ　Domingo Rubio as Domingo
　　　　スージー・キューザック　Susie Cusack as Susie
　　　　ジョン・ローダン　John Lordan as Ry's Father
　　　　ヤーセン・ペヤンコフ　Yasen Peyankov as Justin's Mentor
　　　　ヴァルリー・ロビン　Valerie Robin as Veronica

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『バレエ・カンパニー　(2003) THE COMPANY 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　公式サイト（英語版）
　　　　　　　http://www.sonyclassics.com/thecompany/

■映画『バレエ・カンパニー』の更新記録
2004/05/06新規：ファイル作成
2004/07/11更新： ◆テキストとリンク一部およびファイル書式更新：
2004/12/13更新： ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/10/13更新： ◆追記

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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