愛の落日
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愛の落日 (2002)
THE QUIET AMERICAN
 映画『 愛の落日 (2002) THE QUIET AMERICAN 』をレヴュー紹介します。『 愛の落日 (2002) THE QUIET AMERICAN 』は 2003/06/04 の時点で邦題が分からなかったので原題「ザ・クワイエット・アメリカン」としておいたら、『 愛の落日 』に決定した。

 映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の主なスタッフ
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』のスタッフとキャスト
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 愛の落日 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の結末
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の更新記録
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』についてのエッセイ「01/02 おとなしいアメリカ人」

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幸の鑑賞評価: 8つ星 
■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』のポスター、予告編および映画データ
愛の落日
愛の落日

Links:  Official Web Site
Trailers:  Quick Time
上映時間 Runtime: 1:41
製作国 Country: アメリカ/ドイツ/オーストラリア
USA / Germany / Australia
製作会社
Production Company:
IMF Internationale Medien und Film GmbH & Co. 2. Produktions KG [de]
InterMedia Film Equities Ltd. [uk]
Mirage Enterprises
Pacifica Film
Saga
全米配給会社 Distributer: Buena Vista International [us]
Miramax Films [us] (USA)
全米初公開
Release Date:
2003/02/07
日本初公開
R. D. in Japan:
2004/09/11 予定
日本公開情報 : エスピーオー
ジャンル Genre: ドラマ/サスペンス/ロマンス/戦争
Drama / Thriller / Romance / War
MPAA Rating 指定: Rated R for images of violence and some language.
日本語公式サイト
http://www.ainorakujitu.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の解説

 映画『 愛の落日 (2002) THE QUIET AMERICAN 』は邦題も「ザ・クワイエット・アメリカン」で内容にしっくりいっていたのに、全然異なる邦題『 愛の落日 』になってしまった! 『 愛の落日 』の舞台は、1952 年、ベトナムのサイゴン。アオザイに身を包むうら若きベトナム女性をめぐって三角関係に陥る英米の男性二人。一人はロンドン・タイムズ派遣員の初老の英国人トーマス・ファウラー(マイケル・ケイン)。もう一人は米国からの医療物資調査員とは表の顔で、実はCIAらしき、若きオルデン・パイル(ブレンダン・フレイザー)。

 『 愛の落日 』はグレアム・グリーン原作の同題小説「 ザ・クワイエット・アメリカン THE QUIET AMERICAN 」(邦題「おとなしいアメリカ人」) の2回目の映画化。初回の映画化『 静かなアメリカ人 (1958) 』は内容を変更しているので、今回の映画『 愛の落日 』の方が原作に忠実だそうだ。国の違う男女の三角関係だけでなく、フランス領の色の残るベトナム、共産党の攻勢と北・南の分裂、そこに介入してくるアメリカ合衆国。映画『 愛の落日 』では、こうした歴史的背景を人間関係と並行して織り込んでストーリーは進む。ベトナム戦争で失敗し、同時多発テロを被り、イラク戦争に突入間近ということで、米国では『 愛の落日 』封切りのタイミングが思慮された。『 ボーン・コレクター (1999) THE BONE COLLECTOR 』等のハリウッドのメジャー路線を行くフィリップ・ノイス監督だが、映画『 愛の落日 』はインディペンデント系の映画として陰ながら話題を集めている。実際、見応えがあった。

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■映画『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』の主なスタッフ

○『 愛の落日 』の監督のフィリップ・ノイスは
ボーン・コレクター (1999) THE BONE COLLECTOR

○『 愛の落日 』の製作の一人スティーヴ・E・アンドリューズは
イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT
リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY
ムーラン・ルージュ (2001) MOULIN ROUGE! 』

○『 愛の落日 』の製作総指揮のモリッツ・ボーマンは
ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY
K−19 (2002) K-19: THE WIDOWMAKER
ナショナル・セキュリティ (2003) NATIONAL SECURITY
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) THE LIFE OF DAVID GALE

○『 愛の落日 』の製作総指揮のガイ・イーストは
エニグマ (2001) ENIGMA
アイリス (2001) IRIS

○『 愛の落日 』の製作総指揮のシドニー・ポラックは
いつか晴れた日に (1995) SENSE AND SENSIBILITY

○『 愛の落日 』の音楽のクレイグ・アームストロングは
ロミオ&ジュリエット (1996) WILLIAM SHAKESPEAR'S ROMEO & JULIET
キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON

○『 愛の落日 』の撮影のクリストファー・ドイルは
HERO (2002) HERO(英題)/英雄(原題)
地球で最後のふたり (2003) LAST LIFE IN THE UNIVERSE
2046 (2004) 2046
等で実力を見せているスタッフである。
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【『 愛の落日 』のスタッフとキャスト】
監督: フィリップ・ノイス Phillip Noyce (Directed by)
製作: ステファン・アーレンベルグ Staffan Ahrenberg (producer)
    ウィリアム・ホ−バーグ William Horberg (producer)
    アントニア・バーナード Antonia Barnard (line producer)
    ローランド・ルーベト Roland Loubet (co-producer)
    キャスリーン・、マクラフリン Kathleen McLaughlin (co-producer)    
    イーヤル・リモン Eyal Rimmon (co-producer)
    スティーヴ・E・アンドリューズ Steve E. Andrews (associate producer)    
製作総指揮: モリッツ・ボーマン Moritz Borman (executive producer)
    ガイ・イースト Guy East (executive producer)
    アントニー・ミンゲラ Anthony Minghella (executive producer)    
    シドニー・ポラック Sydney Pollack (executive producer)
    クリス・シーヴェルニッヒ Chris Sievernich (executive producer)
    ナイジェル・シンクレア Nigel Sinclair (executive producer)    
原作: グレアム・グリーン Graham Greene (novel 「おとなしいアメリカ人」)
脚本: クリストファー・ハンプトン Christopher Hampton (screenplay)
    ロバート・シェンカン Robert Schenkkan (screenplay)
撮影: クリストファー・ドイル Christopher Doyle (Cinematography by)
    フー・チュアン・グエン Huu Tuan Nguyen  (Cinematography by)
    ダット・シャン Dat Quang  (Cinematography by)
音楽: クレイグ・アームストロング Craig Armstrong (Original Music by)
    ガイ・グロス Guy Gross (additional music)

出演: マイケル・ケイン Michael Caine as Thomas Fowler トーマス・ファウラー
    ブレンダン・フレイザー Brendan Fraser as Alden Pyle オルデン・パイル
    ドゥ・ティ・ハイ・イェン Do Thi Hai Yen as Phuong フォーン
    ツィ・マ Tzi Ma as Hinh ヒン
    パム・ティ・マイ・ホア Pham Thi Mai Hoa as Phuong's Sister フォーンの姉
    レデ・セルベジジャ Rade Serbedzija as Inspector Vigot ヴィゴ警部
    ソバート・スタントン Robert Stanton as Joe Tunney ジョー・タニー
    ホームズ・オズボーン Holmes Osborne as Bill Granger ビル・グランガー
    シャン・ハイ Quang Hai as General The テ将軍
    フェルディナンド・ホアン Ferdinand Hoang as Mr. Muoi ムオイ氏
    マチアス・ムレクス  Mathias Mlekuz as French Captain フランス人の将軍

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 愛の落日 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。
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【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第01段落】  始まりから東洋的音楽が流れる。恐らくベトナムの歌なのだろう。哀愁を帯びた、儚(はかな)さと同時にシンの強さを感じさせる短調のメロディに、艶のある女性歌手の声がしっとりと乗っている。夜の海に浮かぶアジアの小船の数々。「どうして俺はベトナムが好きになったのだろう。色・味・雨、全て強烈。匂い・暑さ、これもひどい。しかし夜にはそよ風・海の美しさ…。」こうナレーションが終わると、海に浮かぶ白いスーツの男性の死体。ナレーションの「俺」とは、初老の英国人トーマス・ファウラー(マイケル・ケイン)である。 1952 年、ベトナムはサイゴン Saigon, Vietnam でのこと。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第02段落】  トーマス・ファウラーは事情聴取で警察に呼ばれた。フランス人の警部ヴィゴ(レデ・セルベジジャ:
M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2
スペース カウボーイ (2000) SPACE COWBOYS 』等に出演)は遺体を見せ、フランス語訛りの英語でファウラーに質問する。何らかの関連があるのではないかと。「彼は米国の経済的援助に携わる人で、クワイエット・アメリカンだったが…。」とファウラーは語り、犯行関与を否定する。しょっぱなから" Quiet American (静かなアメリカ人・おとなしいアメリカ人)"という『 愛の落日 』の原題の言葉が吐かれた。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第03段落】  ベトナム人の 20 歳代くらいの非常にスリムな女性フォーン(ドゥ・ティ・ハイ・イェン)に、「 Pyle est mort. (パイルが死んだよ。)」とファウラーはフランス語で伝える。「 Assassinated. (暗殺されたんだ。)」と、今度は英語で言う。このように、この映画『 愛の落日 』は舞台がベトナムであるので、台詞はフランス語と英語とベトナム語が行き交って展開していく。死ぬことになるオルデン・パイル役のブレンダン・フレイザーは
悪いことしましョ! (2000) BEDAZZLED
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド (2001) THE MUMMY RETURNS
ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション (2003) LOONEY TUNES: BACK IN ACTION 』等ちょっとオバカ的な役が多いようだが、彼はフランス語も流暢に話すそうなのだ。この映画でも仏語もベトナム語も話す。

 ブレンダン・フレイザーは父親がカナダの旅行会社の重役である為、オランダ Holland とスイス Switzerland で育ち、大学はカナダのトロント Upper Canada College in Toronto であるが、それまでに、カナダの首都オタワ Ottawa 、米国のインディアナポリス Indianapolis 、デトロイト Detroit 、シアトル Seattle 、イギリスのロンドン London, England 、イタリアのローマ Rome, Italy と転々としたそうだ。だから、言語能力が秀でているのは当然。この映画でのブレンダン・フレイザーは、大柄の身体を背広で固め、キリッとした印象で役作りしている。こういう役も似合うんだ!

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第04段落】  『 愛の落日 』は、オルデン・パイルが死んだというシーンから先ず入って、回想になる手法で映画は進む。トーマス・ファウラー(マイケル・ケイン)は新聞社ロンドン・タイムズ London Times からサイゴンに派遣されている記者だ。毎日、午前 11 時にコンチネンタル・ホテル Hotel Continental のテラスでお茶を飲み、愛人の姿を目で追い、町で見るもの聞くものを記事にして報告するのが日課。彼には母国にれっきとした妻がいるのだが、ここベトナムで愛人まで作って、どっぷりベトナムに浸かっている。マイケル・ケインは
リトル・ヴォイス (1998) LITTLE VOICE
サイダーハウス・ルール (1999) THE CIDER HOUSE RULES
デンジャラス・ビューティー (2001) MISS CONGENIALITY
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
ウォルター少年と、夏の休日 (2003) SECONDHAND LIONS
バットマン ビギンズ (2005) BATMAN BEGINS 』
奥さまは魔女 (2005) BEWITCHED 』等に出演している。

マーズ・アタック! (1996) MARS ATTACKS! 』
アバウト・シュミット (2002) ABOUT SCHMIDT 』等のジャック・ニコルソン Jack Nicholson や
タクシードライバー (1976) TAXI DRIVER
アナライズ・ユー (2002) ANALYZE THAT
ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (2005) HIDE AND SEEK 』等のロバート・デ・ニーロ Robert De Niro と違い、マイケル・ケインは‘役作りをしない’ので定評があるらしいが、この『 愛の落日 THE QUIET AMERICAN 』で 2002 年作品のアカデミー主演男優賞のノミネートを受けたのは立派だと思う。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第05段落】  さて、ファウラーはいつものコンティネンタル・ホテルのテラスで若い白人男性を見かけ、お互い西洋人ということで二人は近づいた。若い白人男性はオルデン・パイル(ブレンダン・フレイザー)といい、アメリカ人で、ボストン Boston から医療物資関係の仕事で来ている 30 歳位の理知的で清潔そうな体格のいい男性。ファウラーは、この物静かで大人しそうなパイルを、故国から遠くこのアジアの地に来ている自分として、好意的に受け止める。まるで息子のように可愛く思ったのかもしれない。少し話してファウラーは腰を上げ、町の店の中にいた愛人に「じゃ、向こうに行くからね」、というようなサインを目で送る。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第06段落】  この中年か初老の紳士ファウラーには若い愛人フォーン(ベトナム語でフェニックス phoenix =不死鳥; 大天才; 逸品 の意味だそうだ)がいる。フォーンは物凄くホッソリしていて、アオザイ ao dai <ベトナムの女性の着る伝統衣装。裾から腰までの深いスリットのある上衣とズボンを組み合わせたもの。(大辞林国語辞典より)>姿がよく似合う、長髪のスレンダー美人。店のガラス越しで初めて見るパイルとフォーンは、お互いにちょっと意識してジェスチャーで挨拶する。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第07段落】  後日、パーティ会場にファウラーはフォーンを伴って現れる。フォーンはそこで会ったパイルにフランス語で「 Enchantee. オンションテ(初めまして。)」 すると、パイルの方でもフランス語で返してきた。「 Enchante. 初めまして。僕のフランス語はヘタクソで…。」 いやいや、ブレンダン・フレイザーは上手な滑らかなフランス語でした! フォーンはそれに笑顔で応じる。この時はファウラーはまだ、息子みたいなパイルが、俺の愛人と仲良く初対面の挨拶をしているな、という顔で見ている。また、パイルの方でも、ファウラーのことをトーマスでなくてトミーとかトムとかの愛称で呼ぶ、気を許した関係になっている。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第08段落】  西洋人向けのダンスホールでは「♪パリのお嬢さん Mademoiselle de Paris 」等のライブのシャンソンを聞かせ、それに会わせて男女のカップルが踊る。ここは、ダンスの相手をする恋人とか妻がいなければ、お金を払ってペアになる女性を当てがわれる仕組みのようだ。ファウラー、フォーン、パイルの三人でやってきたので、パイルはダンスの相手をフォーンにしてもらうことになった。一曲のつもりが三曲も二人は踊った。軽く抱き合いながら踊って、パイルはベトナム語の片言だけ話す。フォーンの「あなたがダンスのリードをしてくれなくていいのよ。」というベトナム語の文は理解できないようだが、二人は楽しそうに笑っている。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第09段落】  テーブルで二人を見守っているファウラーに、アオザイを着た中年のベトナム女性が来て座る。フォーンの年の離れた姉(パム・ティ・マイ・ホア)で、このクラブを仕切っているようだ。' the House of 500 Women 'という、ダンスと女性とお酒のクラブらしい。フォーンの姉は、妹が今ダンスしている相手のことを心配してファウラーに尋ねている。するとファウラーは、パイルがボストンから来ている医療関係の人だから安心しなさいと語る。この時点でも、ファウラーはパイルのことを好青年だと思っている。なお、フォーンの姉は、妹とこの英国人男性ファウラーとの内縁関係はすっかり把握しており、認めているらしい。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第10段落】  ファウラーは、暫くベトナムの北部に取材に行ってくるので、留守の間、フォーンに会いに来たらいいよとパイルに言う。米国から離れた地に来て寂しいだろうという'親心'みたいなものだろう。そして、フォーンとの関係をパイルに語って聞かす。フォーンはいい所の出身なのだが、父が亡くなって生計を立てる必要にせまられ、踊り子になった。(お金でダンスのパートナーをする女性を'タクシー・ダンサー taxi dancer 'というらしい。)ファウラーはそんなフォーンを見初めて、初めてデートに誘い出すまで6ヶ月かかった。そして今は愛人という安定した関係にある。こういう事を聞いた後、パイルは唐突として「結婚はなさっているのですか?」とファウラーに訊く。ファウラーは「結婚しているが、彼女とではない」と答える。ここが大切…。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第11段落】  ロンドン・タイムズ本社から電報が届き、ファウラーにロンドンに戻るように命じて来た。ここ暫くサイゴンで毎日の町の見聞きしたことしか送信しておらず、大したニュースはないので、もう帰って来い、ということなのだ。ここはフランス領だっただけあって、広々した幾室もあるアパートのゆったりした暮らしだ。給料の送金が止まれば、どうやって暮らしていったらいいのか。電報のことを聞いたフォーンは一緒にロンドンに行きたいと言うが、ロンドンにいるファウラーの妻はカトリック教徒で、離婚に応じてくれそうにないと話す。故国を長年離れて、従って妻とも離れて過ごし、異国でその国の若い女性と恋愛関係に陥るという話はよくある話。本人は本当に愛している気分だろうが、イケナイ事デス!いわゆる「現地妻」。妻を冒涜し、現地の女性をも傷つける。こういうことをファウラーは正々堂々としているのだ。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第12段落】  ファウラーのロンドン・タイムズ・サイゴン支局のオフィスでは、ベトナム人男性の助手ヒン(ツィ・マ:
レディ・キラーズ (2004) THE LADYKILLERS 』)を雇っていて、彼には何かと相談したりして便利にしている。ファウラーが北部のファットゼィェム Phat Diem に行ってくると話すと、そこは危険な所だから止めた方がいいとヒンはアドヴァイスするくらい、ヒンはファウラーにとって女房役のような信頼関係にある。ファウラーは恐らくトクダネを報道すればロンドン帰りが延長されると期待したらしく、勇敢ではないのにと自分でも言って、危険な北部へと向かった。フランスの軍隊と一緒に田んぼ地帯を進む。この村はほんの四日前に共産主義者 Communists たちが襲ったばかりという戦いの前線だ。すると、池に怪しい小船が近づき、兵士達は緊張、攻撃態勢をとる。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第13段落】  それは、農民の蓑の笠をかぶったオルデン・パイルだった。ファウラーはパイルだと気付いて、仲間だ、友人だと、兵士達に急いで知らせて事なきをえる。その村では村人達が老若男女を問わず無惨に殺戮されており、ファウラーはそれを写真に収める。また、フランス兵達が言うには、共産主義者たちは村人を殺す筈はないし、フランス軍はそんなことはしていない、第三の軍がいるのでは?と推測する。フランス兵は、捕まった時の為に自害するようにと、拳銃をジャーナリストのファウラーにくれた。ところで、こんな地に突然パイルが現れたので、ファウラーは、パイルは医療物資の調査の為にベトナムに来ただけではないと疑い始める。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第14段落】  激しい爆撃が始まった。防空壕に身を潜めた二人は、場違いなことを話し始める。パイルが、フォーンのことを好きになってしまって、守ってあげたくなったのだとファウラーに告白するのだ。一目で恋に落ちるなんてこと、今まで考えたこともなかったけど、と。ファウラーの不在中に彼女に会いには行っていない。ファウラーがフォーンと結婚していないのを確認して、それなら彼女にちゃんと話したい。こんな事を防空壕で身をかがめた状態で話し、サイゴンに戻ってから、パイルは二人の許に正式にやって来た。初老ファウラーにとっては一大事だ。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第15段落】  パイルはフォーンに求愛する。あのダンスをした日以来、君の事を忘れられない、恋に落ちてしまったんだ、云々。フォーンの愛人ファウラーの目の前で堂々と。これもちょっと尋常でないと思うが、ファウラーがフォーンと正式に結婚していない、ただの愛人関係だから、平気で堂々とできるのだ。すぐにでも僕と一緒に来てくれ、とパイルは乞うが、彼女の答えは「 No. 」だった。ガックリと帰っていくパイル。阿片(あへん) opium を吸っていくかね、とアヘン常習のファウラーは勧めるが、パイルは「何で俺がアヘンを」と重い声で言い残し、去って行く。なお、パイルはデューク Duke という雑種の犬を飼っていて、ファウラーの部屋まで連れてくる。ファウラーが強い口調でものを言うと、犬は怒って反応する。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第16段落】  ファウラーは妻に離婚を承諾してほしいという手紙を書く。必死になってきた。これまでは波風立たず、フォーンを愛人として自分のものにして順調にやってこられたけれど、血のたぎった若い男性の恋敵が現れたのだもの、大変なのだ。実際、パイルは若いから、姉さんも彼を君と一緒にさせたいんだろうし、君も若い彼の方がいいだろう、なんて気をもんでいる。そんな彼に、年齢なんて問題ではないとフォーンは微笑むのだった。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第17段落】  一方、ロンドン・タイムズの記事の方ではファウラーは首尾よく行って、一ヶ月のサイゴン滞在の延長許可をもらえた。先日のファットゼィェムの殺戮の記事が褒められたのだ。フランス軍でもない、共産主義者の軍でもない、第三の新勢力の存在の示唆もしたのでニュースバリューがあったと見える。この新勢力のリーダーはテ将軍(シャン・ハイ)という。「テ The 」はフランス語で「お茶」の意味。 The の e にアクサン・テギューがついている語。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第18段落】  ここで、ベトナムのお勉強。<インドシナ半島東部を占め、南シナ海に面する社会主義共和国。 19 世紀初め阮(げん)朝が統一、越南(ベトナム)と号した。 1887 年フランスの保護領となり、第二次大戦中は日本が占領したが、 1945 年ホー=チ=ミンを大統領とするベトナム民主共和国が成立。支配の回復をめざすフランスとインドシナ戦争となり、 54 年ジュネーブ協定により北緯 17 度線で南北に二分して停戦。 55 年南部にアメリカの支援するベトナム共和国(南ベトナム)が成立。民族独立運動はベトナム民主共和国(北ベトナム)の支援のもとにベトナム戦争に発展、 76 年に南北の統一が実現した。首都ハノイ。正称、ベトナム社会主義共和国。「越南」とも書く。(大辞林国語辞典より)> この、一国の歴史をリアルタイムで体験しながら進むロマンスとサスペンスは、必然的にずっしりとした観方となる。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第19段落】  映画に戻ろう。あれから数ヵ月後のある日、カンボジア Cambodia 国境へファウラーは車で赴いた。第三勢力のリーダーと思われるテ将軍にインタヴューするためにだ。テ将軍は機嫌悪くてあまり質問に応じようとしない。テ将軍の右腕の部下はムオイ氏(フェルディナンド・ホアン)という。また、アメリカ人らしき西洋人ビル・グランガー?(ホームズ・オズボーン?
ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO
ウインドトーカーズ (2002)WINDTALKERS
“アイデンティティー” (2003) IDENTITY 』等に出演)が陰に見えた。そして、もっと驚くことに、パイルがこんな所にいたのだ! ファウラーはパイルがフォーンに求愛して断られてから、 9 月、 10 月、 11 月と顔を会わせていない。パイルが何故こんな所に!

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第20段落】  サイゴンへの帰途は、パイルがファウラーの車に同乗した。田園地帯を走っていくと、ガス欠となり、付近の見張り塔へ避難する。そこには見張りの兵が二人いて、双方、緊迫状態になるが、ここで一夜を泊らせてもらうことに。兵士とはフランス語で話す。ここでパイルはフォーンは今頃どうしているかと想いを廻らし、彼女を失うようなら死を意味する、とまで言ってのける。そんな時、沼から藻草を被った兵士達が出現して攻撃し、見張りの望楼に爆弾を放つ。車も焼かれる。ファウラーは足を捻挫するが、パイルが機転を利かせて救う。この際のパイルの行動の素早さと敏捷さは並みのものではなく、ライフルを構える格好も板について、ファウラーは確信するのだ。パイルはただの医療物資関係者ではない、と。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第21段落】  二人はやっとの思いでサイゴンに戻った。すると、ロンドンの妻から手紙が届いていて、フォーンが代わりに受け取ってくれていた。きっと離婚にOKしてくれたよ、とファウラーが読み始めると(気のせいか、顔色が曇った)、パイルがお酒の瓶を持って訪れた。そこで、パイルとフォーンの二人に、妻から離婚承諾の便りが届いたと発表する。パイルはガックリしてすぐに帰る。しかし、その直後、事実が判明。先にフォーンの姉が盗み読みしていて、離婚は認めないと書かれているのを暴露したのだ。パイルとフォーンとフォーンの姉は、うそをついたファウラーを責めて、出て行った。彼は悲しく言うのだ「僕はフォーンを失いたくなかったから。」

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第22段落】  第三勢力の動きを察知するため、ファウラーは助手のヒンに案内されて、秘密の倉庫に侵入する。そこにはダイオラクタン Diolacton と書かれた木箱が幾つもある。これはプラスチック爆弾の原料らしい。見つかって慌てて逃げて帰ると、部屋からフォーンの荷物がなくなっていた。ファウラーは気が狂ったようにアメリカ大使館?にパイルに会おうと行って、トイレの中で大泣きする。オヨヨ…という感じ。その足でパイルのアパートまで脚を伸ばし、塀の外でじっと窓を見上げている。サイゴンの建物はフランスの影響でエレガントで素敵だ。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第23段落】  パイルの部屋から、フォーンは外のファウラーの姿を認める。じっと見つめて去って行くファウラー。部屋では、パイルは一緒にボストンに行こうと彼女に言っている。それを聞いてフォーンは嬉しいことに違いないが、何しろ友達がフランス人の男に騙されて、空港で置いてきぼりにされた例を何件も見ているので、ちょっと心配顔。パイルは自分はそんなことはしない、約束する、と言う。後日、パイルとファウラーが会って、「結婚したのか?」とファウラーが問うと、「まだだ。両親に会わせて、きっちりした過程を踏みたいから。」とパイルは答える。でも、思うに、異国で環境が完全に変わって独りぼっちになると、全てが現実離れでエキゾチックに見えて、女性に対しても「現地妻」のように、その場限りのアヴァンチュールに酔うのではないのかな?本国に帰ったらスッとその情熱は消えてしまう、なんてこと十分に考えられるのでは。パイルの場合が真実の愛なのかは誰にも分からないが。

 ファウラーはまた、ダイオラクタンとは何かパイルに詰問して、テ将軍とその部下ムオイ氏といまだに繋がっているのなら、一刻も早くフォーンを連れて帰国するように強く言う。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第24段落】  ファウラーは、例によってコンチネンタル・ホテルのテラスでお茶を飲み飲み、広場を見渡していた。すると、突然の大爆発が。交通整理の巡査も、赤ん坊と母親も、お爺さんも、街の一般大衆が、次々と赤く染まって崩れていった。知り合いのアメリカ人の報道写真家は、死者や負傷者のアップを夢中で撮っている。その爆発では 30 人が死亡した。そこに、スーツ姿のパイルが驚いた顔をして現れる。しかし、かがんで怪我を拭くのかと思うと、死体を前に、血のついた自分のズボンの裾を拭くのであった。この後、パイルは警察官にベトナム語で食って掛かって話している。片言どころでなく、流暢な早口のベトナム語だ。ベトナム語を話せることは隠していたのだ。只者ではない。・・・

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
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【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第25段落】  ファウラーは、パイルが危険人物のように思えてきて、このまま野放しにしておくのはよくないと考える。助手のヒンに相談し、パイルを夕食に誘って事を講ずることに決めた。招待状のメモをパイルの玄関の下に差し込むと、フォーンがそれを取って、別室のパイルに渡す。パイルは、テ将軍とその部下たちと会議中であった。フォーンは一人放って置かれて、手持ち無沙汰。なお、フォーンはもう、パイルの影響で、アオザイから西洋風のワンピース姿に変わっている。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第26段落】  パイルは一旦、ファウラーのアパートに寄る。勿論、ワンちゃんもお供で。アパートの一階入り口付近では床のタイルの工事中で、人間はその上に渡した板の上を通るが、犬はセメントの半渇きの箇所を平気でお通りだ。犬の足跡がセメントに残った。この日はファウラーとパイルの二人は激しいやり取りをする。ここでは'アメリカ人は静か(クワイエット・アメリカン)'ではなかった。パイルは、広場の爆発はテ将軍がファウラーを狙って起こしたものだったと告げる。それに、フランス人は頭脳も根性もないから、共産党をやっつけられないのだと熱弁を振るう。米国はこれまでにインドシナ Indo-China に 210,000,000 ドル($1=¥ 120 換算で約 252 億円)を投じて支援してきた。戦争には道具が必要。ベトナムを救うために、アメリカは来ているのだ。第三勢力として。人が変わったようにこう主張するパイルは、やはり、米国政府の人間、CIAだったのだ。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第27段落】  9時に川沿いのレストランで夕食の約束をして一応は別れた。ファウラーはそわそわして川向こうに目をやっている。あッ、パイルが愛犬を散歩させながら歩いて来た。すると、四、五人のベトナム人の男達がパイルを拉致して連れ去る。ファウラーはレストランで邪魔が入り気が気でない。拉致されたパイルは、出口の見つからない小屋の中で抵抗するが、ナイフで刺されて死ぬ。刺したのは、ファウラーの助手ヒンであった。ヒンは死体を川に捨てるように男達に命じて、血のついた上着を脱ぎ捨て、何事もなかったかのように川沿いの道を自転車で軽快に進む。サイゴンのそよ風の心地よい夜のことだった。レストランの席のファウラーと、自転車に乗るヒンとは、お互いに視線を合わせて頷(うなづ)きあっている…。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第28段落】  こういうことだったのか! 冒頭の、警察に呼ばれるシーンに戻る。警察側は、パイルは殺された夜、ファウラーのアパートに訪ねてきたことは確かだと言っている。一階のタイル修理のセメントに犬の足跡が残されていたからだ。でも、ここでファウラーがそれを'証拠'に犯人に断定されるという劇的なエンディングではない。ファウラーとパイルの濃厚な接触は認められるものの、ファウラーは犯行に関与せず、で通し抜くのだ。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第29段落】  後日。ダンスホールで西洋のドレスをまとって指名を待つフォーン。パイルを失ってしまってまた独りぼっち。ファウラーはお金を差し出して、彼女と踊る。「俺の許に戻っておくれ、ロンドンには連れて行かれないけれど。」 ニッコリ微笑むフォーン。あぁ、二人はまた縒(よ)りを戻した。彼女は再度アオザイに身を包み、長髪を後ろで留める伝統的なヘアスタイルに戻した。「家には亡霊が多くいるが、刺激しなければ亡霊は'大人しく(クワイエット)'している。」 映画は最後まで"クワイエット quiet "という言葉に執着していた。因みに「三角関係」は英語でも" love triangle "という。

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第30段落】  新聞のヘッドラインが順に映し出されていく。
「フランス軍はベトナムから撤退」
「フランス・ベトナム間の葛藤は終結近し」
「分断されたベトナムで共産党が北を支配」
「共産党リーダーはベトナム統合へ戦争を宣言」
「米国は南ベトナムへの軍事支援を増強」
「米国は北ベトナムへ空爆開始」
「地上班がベトナムで開始、 184,300 人の軍勢」
「 498,000 人の米国軍隊が在ベトナム。ジョンソン大統領は共産主義者との戦いを補強」
(以上、仏語及び英語の訳は幸田幸によります。)

【愛の落日(ザ・クワイエット・アメリカン) 第31段落】  ラストは戦場で目を負傷して倒れている米兵の目のズームインで終幕する。丁度、米国はフセイン政権打倒へイラク戦争に突入していくところだったので、良識ある人達は、この映画でベトナム戦争と同じ事を繰り返そうとしている現在のアメリカを見る思いがした。そんなアメリカに警鐘を鳴らしていると捉えた、そういう人達の間で高い評判を得た、だからハリウッドのメジャー映画でなくインディ系なのだ。

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず11014文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
      http://www.miramax.com/quietamerican/
      グレアム・グリーン作品リスト
      http://www.asahi-net.or.jp/~ue4k-ngt/bnavi/greene.html
      地名一覧(2. 省・中央直轄市・主要都市)
      http://www1.cts.ne.jp/~vncenter/list/tinh_tp.html
      Maria Nichols Pyle and Fowler
      http://www.peddie.org/princip/English2001/E12-TQA-Nichols.htm

いつも参考にしておりますallcinema ONLINE さんには、2003年06月04日の時点で[ データ ]及び [ 解説 ]は出ていませんので、これをアップしました。Thanks to allcinema ONLINE.
■映画『 愛の落日 』の更新記録
2003/06/05新規: ファイル作成
2004/07/02更新: ◆タイトル変更とリンク
2004/07/07更新: ◆テキスト一部とリンクおよびファイル書式
2004/12/25更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/05/24更新: ◆データ追加
2005/10/06更新: ◆追記
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幸田 幸
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