ベルリン・フィルと子どもたち | |||||||||||||||||||||||||||
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ベルリン・フィルと子どもたち (2004) | |||||||||||||||||||||||||||
RHYTHM IS IT! | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004)
RHYTHM IS IT! 』を紹介します。 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち RHYTHM IS IT! 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の主なスタッフ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』ってどんな映画? ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』のあらすじ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』以外のドイツ映画一覧 ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』のスタッフとキャスト ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち RHYTHM IS IT! 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
ベルリン・フィルと子どもたち ポスターはhttp://www.filmreporter.de/ より引用させて頂きました。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004)
RHYTHM IS IT! 』の解説 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』は音楽とダンスと教育の素晴らしさを描いたドイツのドキュメンタリーである。調べたら、邦題からイメージする‘大人しくてマジメ派’よりずっと躍動的で魅力的な映画だと思われる。ベルリン・フィルという世界的権威の管弦楽団に、若者達総勢二百五十人の素人をダンサーにしていくという大プロジェクトだ。同じベルリンでも、『 ヒトラー 最期の12日間 (2004) DER UNTERGANG (原題) / THE DOWNFALL (英題) 』等の戦時と比べたら、『 ベルリン・フィルと子どもたち 』の平和さは何といいものだろう。 ▲TOPへ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の主なスタッフ 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』は純粋なドイツ作品で、それも、音楽とダンスと教育というテーマで製作されたドキュメンタリーである。ドイツ映画でもエンタテインメント系の映画なら名前を見慣れているスタッフもいるだろうに、こりゃマイッタ! という感じで、知らないメンバーばかりだ。そんな中で、『 ベルリン・フィルと子どもたち 』で、知っている映画に関与しているのはこれだけ見つかった。 ○『 ベルリン・フィルと子どもたち 』の音響: クリストフ・ウルビッヒ Christoph Ulbich 『 グッバイ、レーニン! (2003) GOOD BYE, LENIN! 』 ○『 ベルリン・フィルと子どもたち 』の演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berliner Philharmoniker / Berlin Philharmonic Orchestra 『 ディープ・ブルー (2003) DEEP BLUE 』 ○『 ベルリン・フィルと子どもたち 』の日本の配給会社: セテラ・インターナショナル 『 ハリー、見知らぬ友人 (2000) WITH A FRIEND LIKE HARRY (米題) / HARRY IS HERE TO HELP (米題) / HARRY, UN AMI QUI VOUS VEUT DU BIEN (仏題) 』 『 オランダの光 (2003) HOLLANDS LICHT (原題) / DUTCH LIGHT (英題) 』 ▲TOPへ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』ってどんな映画? 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がサイモン・ラトル卿の指揮の下、最初の教育上の大プロジェクトを成し遂げた過程を記録した映画である。ベルリン・フィルという世界屈指の名オーケストラは、高い文化という‘象牙の塔’から、250 人の子どもたち・若者たちの為に社会的に低い立場の暮らしの街へと冒険に繰り出した。そういう若者たちはクラシック音楽には全然馴染みがなかったが、勤勉でスリルのある練習と準備を経て、遂にイゴール・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」に合わせて踊るまでになるのだ。 ▲TOPへ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』のあらすじ 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』は、音楽と運動のパワーを綴ったドイツの感動的ドキュメンタリーである。ベルリン・フィルの英国人の指揮者サイモン・ラトル卿が、トレトウ劇場 Treptow Arena で指揮をしている。イゴール・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典 Le Sacre du Printemps / The Rite of Spring 」の特別の出し物だ。ステージには8歳から 20 代前半までの子どもや若者ダンサー達 250 人が踊っている。振付師のロイストン・マルドゥームが説明するには、こういう子達は全ての社会的階層・様々な国・様々な人種の子で、大部分がこれまで一度もダンスの経験のない生徒・学生である。 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』は監督のトーマス・グルーブとエンリケ・サンチェス・ランシュからの指示は最小限に食い止めて、ミュージカルのショーを作っていくというやり方で進んでいった。「春の祭典」上演までのリハーサルには6週間かけ、それをフィルムは追っていく。子どもたちが自分の踊りに納得するまで、自分自身と身体に自信を植え付けなければならない。同時に、集中力と鍛錬ということを学び、静けさ・静止のパワーも発見する。子どもたちが気持ちよく感じるために、振り付けで彼らを力強く見せるように努めたそうだ。 三週間経つと、そういう厳格な訓練に慣れていない子どもたちは限界に達したようだ。そんな時は、監督達はモチベーションが高そうな数人の子にインタヴューをする。ある 19 歳の青年は、肉体的に親密になる不快さに直面していた。にきびの 14 歳の少女は、リハーサルまでの途上で開花した。ハイティーンのナイジェリア難民は両親の死後、ドイツという異国で孤独だったが、このプロジェクトを通して異国で親しい間柄を初めて経験できた。 この音楽についての出し物は情熱がこもっている。サイモン・ラトル卿の指揮でのベルリン・フィルとのリハーサルが進む中で、別場面が挿入され、そういう模様も映し出されそう。音楽は全員のものであって、人々を参加させるパワーを持っている。サイモン・ラトル卿は自分自身を興奮の渦(うず)の指揮者に喩えている。振付師が子どもたちにどうやって体を使うのかを説明した後、ラトル卿が指揮棒よりもはるかに内なるものでもってベルリン・フィルを指揮するのが分かるという。音楽はパワーの大波のように彼の全身を貫通するのである。 イゴール・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」は感動的で活気がある。映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』のラストは子どもたち・若者達のダンスの圧巻。誠に観る価値のあるものだと評価は高い。邦題『 ベルリン・フィルと子どもたち 』が教育面を前面に出してちょっとヤワな気がしないではないが、ポスターでも邦題から連想するよりずっと迫力がある。また、スチルを見てもカラフルで鮮やかな色彩だ。やはり原題「 RHYTHM IS IT! 」(直訳すれば「リズムこそ!」っていう感じかな)の通り、躍動感あるドキュメンタリーだ。 ▲TOPへ ■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』以外のドイツ映画一覧 映画『 ベルリン・フィルと子どもたち 』はドイツ映画。ということで、製作国がドイツの映画(他国との合作を含む)は「映画の森てんこ森」ではこういう解説やレヴューを書いています。(製作年順) 『 ショコラーデ (1998) MESCHUGGE (原題) / THE GIRAFFE (英題) 』 『 MON−ZEN [もんぜん] (1999) ERLEUCHTUNG GARANTIERT (原題) / ENLIGHTENMENT GUARANTEED (英題) 』 『 スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』 『 プリンセス&ウォーリアー (2000) DER KRIEGER UND DIE KAISERIN (原題) / THE PRINCESS AND THE WARRIOR (米題) 』 『 青い夢の女 (2000) MORTEL TRANSFERT (原題) / MORTAL TRANSFER (英題) 』 『 舞台よりすてきな生活 (2000) HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR'S DOG 』 『 Ocean Men オーシャンメン 〜海へ、もっと深く〜 (2001) OCEAN MEN: EXTREME DIVE 』 『 エーミールと探偵たち (2001) EMIL UND DIE DETEKTIVE (原題) / EMIL AND THE DETECTIVES (英題) 』 『 ゴスフォード・パーク (2001) GOSFORD PARK 』 『 バイオハザード (2001) RESIDENT EVIL 』 『 雲 〜息子への手紙 (2001) NUAGES: LETTRES A MON FILS (仏題) / CLOUDS: LETTERS TO MY SON (英題) 』 『 真実のマレーネ・ディートリッヒ (2001) MARLENE DIETRICH: HER OWN SONG 』 『 復活 (2001) RESURREZIONE 』 『 私は「うつ依存症」の女 (2001) PROZAC NATION 』 『 K−19 (2002) K-19: THE WIDOWMAKER 』 『 アドルフの画集 (2002) MAX 』 『 エニグマ (2002) ENIGMA 』 『 グッド・ガール (2002) THE GOOD GIRL 』 『 グッドバイ・マイ・ファーザー (仮題) (2002) Diskoli apocheretismi: O babas mou (原題) / HARD GOODBYES: MY FATHER (英題) 』 『 コーリング (2002) DRAGONFLY 』 『 コール (2002) TRAPPED 』 『 コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND 』 『 エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画 (2002) SERVING SARA 』 『 デッドロック (2002) UNDISPUTED 』 『 ブラウン夫人の秘めごと (仮題) (2002) 24 HEURES DE LA VIE D'UNE FEMME (原題) / 24 HOURS IN THE LIFE OF A WOMAN (英題) 』 『 ヘヴン (2002) HEAVEN 』 『 バナナ★トリップ (2002) BOAT TRIP 』 『 ミッション・クレオパトラ (2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題) 』 『 ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION 』 『 愛の落日 (2002) THE QUIET AMERICAN 』 『 家族のかたち (2002) ONCE UPON A TIME IN THE MIDLANDS 』 『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』 『 奪還 DAKKAN アルカトラズ (2002) HALF PAST DEAD 』 『 列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題) 』 『 らくだの涙 (2003) DIE GESCHICHTE VOM WEINENDEN KAMEL (独題) / THE STORY OF THE WEEPING CAMEL (英題) 』 『 アナトミー2 (2003) ANATOMIE 2 (原題) / ANATOMY 2 (英題) 』 『 IT'S ALL ABOUT LOVE (2003) 』 『 エル・コロナド 秘境の神殿 (2003) CORONADO 』 『 クライモリ (2003) WRONG TURN 』 『 グッバイ、レーニン! (2003) GOOD BYE, LENIN! 』 『 コンフィデンス (2003) CONFIDENCE 』 『 ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED 』 『 スクール・オブ・ロック (2003) THE SCHOOL OF ROCK 』 『 セイブ・ザ・ワールド (2003) THE IN-LAWS 』 『 ディープ・ブルー (2003) DEEP BLUE 』 『 トゥームレイダー2 (2003) LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 』 『 ドッグヴィル (2003) DOGVILLE 』 『 バッドサンタ (2003) BAD SANTA 』 『 バレエ・カンパニー (2003) THE COMPANY 』 『 モンスター (2003) MONSTER 』 『 リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い (2003) THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN 』 『 悪霊喰 (2003) THE ORDER 』 『 春夏秋冬そして春 (2003) SPRING, SUMMER, FALL, WINTER... AND SPRING 』 『 ファイティング×ガール (2004) AGAINST THE ROPES 』 『 パニッシャー (2004) THE PUNISHER 』 『 ツイステッド (2004) TWISTED 』 『 バイオハザード II アポカリプス (2004) RESIDENT EVIL: APOCALYPSE 』 『 モーターサイクル・ダイアリーズ (2004) THE MOTORCYCLE DIARIES 』 |
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【『 ベルリン・フィルと子どもたち 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: トーマス・グルーブ Thomas Grube (Directed
by) エンリケ・サンチェス・ランシュ Enrique Sanchez Lansch (Directed by) 製作: トーマス・グルーブ Thomas Grube (producer) アンドレア・ティロ Andrea Thilo (producer) フランク・エヴァース Frank Evers (co-producer) 製作総指揮: ウーヴェ・ディルクス Uwe Dierks (executive producer) 撮影: ルネ・デイム Rene Dame (Cinematography by) マーカス・ヴィンテルバウアー Marcus Winterbauer (Cinematography by) 編集: ダーク・グロウ Dirk Grau (Film Editing by) マーティン・ホフマン Martin Hoffmann (Film Editing by) 音楽: フェアシュテック・ディッヒ・ニヒト!バイ・ウィキッズ Versteck Dich Nicht! By Wickeds (Original Music by) カリム・セバスチャン・エリアス Karim Sebastian Elias (Original Music by) イゴール・ストラヴィンスキー Igor Stravinsky (Nom-Original Music by) 出演: スザンナ・ブロートン Susannah Broughton as Herself マーティン・アイゼントロウト Martin Eisentraut as Himself ロイストン・マルドゥーム Royston Maldoom as Himself サイモン・ラトル Simon Rattle as Himself ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004) RHYTHM IS IT! 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(海外版) http://www.rhythmisit.com/php/index_flash.php |
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■映画『 ベルリン・フィルと子どもたち (2004)
RHYTHM IS IT! 』の更新記録 2004/09/25新規: ファイル作成 2004/11/23更新: ◆一部データ追記 2004/12/07更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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