ディープ・ブルー
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ディープ・ブルー (2003)
DEEP BLUE
 映画『 ディープ・ブルー (2003) DEEP BLUE 』を紹介します。

 映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の配給会社
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の音楽
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のナレーター
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のあらすじ
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のトリビア
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のスタッフとキャスト
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ディープ・ブルー 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 ディープ・ブルー (2003) DEEP BLUE 』のポスター、予告編および映画データ
ディープ・ブルー
ディープ・ブルー
Links:  Official Web Site
Trailers: Quick Time
上映時間 Runtime: 1:31
製作国 Country: イギリス/ドイツ
UK / Germany
製作会社
Production Company:
BBC Worldwide [gb]
Greenlight Media AG [de]
全米配給会社 Distributer: Miramax Films [us]
全英初公開 Release Date: 2004/06/18
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/07/17 予定
日本公開情報 : 東北新社
ジャンル Genre: ドキュメンタリー
Documentary
MPAA Rating 指定: USA:G / UK:PG
日本語公式サイト
http://www.deep-blue.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の解説

 映画『 ディープ・ブルー 』は『 ディープ・フリーズ (2001) DEEP FREEZE 』(南極のモンスター映画)と『 グラン・ブルー (1988) LE GRAND BLEU 』(フリーダイビングに纏わるドラマ)を混ぜたようなタイトルだ。でも『 ディープ・ブルー 』は純粋に海洋の美しさ・海中の生物たちを撮ったドキュメンタリー映画である。映画『 ディープ・ブルー 』は、元来は英国のBBCテレビの「ディープ・プラネット Deep Planet 」シリーズで記録されていたものを、より感動的に映画化したもので、まさに美しさを堪能する為の映画と言えよう。

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■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の配給会社

○『 ディープ・ブルー 』の日本の配給会社は東北新社
ヴァージン・スーサイズ (1999) THE VIRGIN SUICIDES
デーモン・ラヴァー (2002) DEMONLOVER 』や最近の大ヒット
ロスト・イン・トランスレーション (2003) LOST IN TRANSLATION
等を扱っている。

○『 ディープ・ブルー 』の米国配給会社はミラマックスで、米国では
キル・ビル Vol.2 (2004) KILL BILL: VOL. 2
ぼくは怖くない (2003) IO NON HO PAURA (原題) / I'M NOT SCARED (英題)
少林サッカー (2001) SHAOLIN SOCCER / 少林足球 (原題)
ジャージー・ガール (原題) (2004) JERSEY GIRL
みなさん、さようなら (2003) LES INVASIONS BARBARES (原題) / THE BARBARIAN INVASIONS (英題)
シティ・オブ・ゴッド (2002) CIDADE DE DEUS / CITY OF GOD / GOD'S TOWN
Shall We ダンス? (2004) SHALL WE DANCE?
インファナル・アフェア (2002) 無間道 (原題) / INFERNAL AFFAIRS (英題) 』(Miramax HPの順で)を上映中か近日公開だ。

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■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』の音楽

 『 ディープ・ブルー 』のBGMはベルリン・フィルハーモニック・オーケストラ Berlin Philharmonic Orchestra も携わっていると言うから格調高く仕上がっているのだろう。でも『 ディープ・ブルー 』の音楽担当は
娼婦ベロニカ (1998) DANGEROUS BEAUTY / A DESTINY OF HER OWN
エバー・アフター (1998) EVER AFTER
アンナと王様 (1999) ANNA AND THE KING
メラニーは行く! (2002) SWEET HOME ALABAMA
等のジョージ・フェントンでもあるので、娯楽性も入れて楽しく美しく見せてくれる。

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■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のナレーター

 『 ディープ・ブルー 』のナレーターは三人発表されている。英語版とフランス語版とフランドル語版とでナレーションの言語を違えているのだ。
○英語版ナレーションには、
スリーピー・ホロウ (1999) SLEEPY HOLLOW
ゴスフォード・パーク (2001) GOSFORD PARK
ワイルド・レンジ 最後の銃撃 (2003) OPEN RANGE
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004) HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN
等に出演の渋い俳優マイケル・ガンボンが当たっている。

○フランス語版の『 ディープ・ブルー 』のナレーターは、
犯罪の風景 (2000) SCENE DE CRIMES (原題) / CRIME SCENES (英題)
ジェヴォーダンの獣 (2001) LE PACTE DES LOUPS (原題) / BROTHERHOOD OF THE WOLF (英題)
出演等、やはり俳優のフランス人ジャック・ペランである。

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■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のあらすじ
※本作『 ディープ・ブルー 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 映画『 ディープ・ブルー 』は先ず海豚(イルカ)が大波に乗って‘サーフィン’する様子から始まる。その優雅さはまるでバレエのようだそうだ。そして海中の食物連鎖を容赦なく描写する。小生物がより大きい生物の餌になっていく様子。これは各種類の生物がバランスよく生きていく上の自然の掟(おきて)なのだが、観ていて可哀想になってしまうシーンもあるらしい。また、生まれたてのシロナガスクジラの赤ん坊を狙う鯱(シャチ)は、なんと6時間もかけて親クジラと仔クジラを引き離す作戦を続け、遂に鯨の赤ちゃんはシャチの餌食になってしまうとか。巨大同士のクジラとシャチの生死の戦いは壮絶だろう。オルカが岸に近づき、気付かぬアザラシを狙うシーンもある。

 コミカルなシーンはラテン風の軽快なBGMで。蟹(カニ)が慌てふためいて横歩きするところ。海鷂魚(エイ)、鰻(ウナギ)、鮫(サメ)が夜、餌を求めて泳ぐ様。ザリガニやイセエビが浜辺でダンスの振り付けのような可愛い動きをする様子。何百頭ものペンギンがいっせいに海に跳び込んで、海中を滑らかに俊敏に泳ぎ、丸いお腹で陸にジャンプして上がってくる様子。特に綺麗なのは、ヤリイカが金属的な赤にキラッと光る幻像的な姿。これらは、きっと
ファインディング・ニモ (2003) FINDING NEMO
をアニメでなく本物にした風なのだろう。

 映画『 ディープ・ブルー 』は七つの海( the Seven Seas 世界の全ての海:
シンドバッド 7つの海の伝説 (2003) SINBAD: LEGEND OF THE SEVEN SEAS 』参照)
を股にかけて海中を記録している。サンゴ礁、北極・南極という寒冷地、地球で最も深い海、というように。一番深いところはマリアナ海溝 the Great Mariana Trench で、地表から7マイル(約 11,263 km )以上も深海だ。そこをハイテクの潜水艇が進み、これまで殆ど撮れていない深海の様子を映し出す。そこは地表の何百倍も大きい水圧がかかるため、生き物はいないと予期されているにも拘わらず、様々な形で棲息しているそうだ。

 こういう海の生物の情景は色々なメディアで観たことがあるかもしれないが、この映画『 ディープ・ブルー 』は最高に綺麗らしい。そんなに解説を述べないので、教育目的で観る映画ではなくて、あくまでその美しさを堪能する為の映画と捉えたらいいそうだ。
Ocean Men オーシャンメン 〜海へ、もっと深く〜 (2001) OCEAN MEN: EXTREME DIVE
のように、夏に観るのに絶好な涼しい映画だろう。

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■映画『 ディープ・ブルー DEEP BLUE 』のトリビア

 映画『 ディープ・ブルー 』のミキシング録音のドルビー・ディジタル社 Dolby Digital は膨大な本数の映画に貢献している。
エアフォース・ワン (1997) AIR FORCE ONE
アメリカン・ビューティー (1999) AMERICAN BEAUTY
ケミカル51 (2002) THE 51st STATE (原題) / FORMULA 51 (米題)
マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE
アリ (2002) ALI
アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS
ブラウン夫人の秘めごと (仮題) (2002) 24 HEURES DE LA VIE D'UNE FEMME (原題) / 24 HOURS IN THE LIFE OF A WOMAN (英題)
25時 (2002) 25TH HOUR 』
28日後... (2002) 28 DAYS LATER
8 Mile (2002) 8 MILE
8人の女たち (2002) 8 FEMMES (原題) / 8 WOMEN (英題)
ケイティ (2002) ABANDON
アバウト・ア・ボーイ (2002) ABOUT A BOY
アバウト・シュミット (2002) ABOUT SCHMIDT
アダプテーション (2002) ADAPTATION
プルート・ナッシュ (2002) THE ADVENTURES OF PLUTO NASH
アナライズ・ユー (2002) ANALYZE THAT
きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー (2002) ANTWONE FISHER
ワイルド・スピードX2 (2003) 2 FAST 2 FURIOUS
21グラム (2003) 21 GRAMS
エージェント・コーディ (2003) AGENT CODY BANKS
アメリカン・スプレンダー (2003) AMERICAN SPLENDOR
アメリカン・パイ3: ウェディング大作戦 (2003) AMERICAN WEDDING
アナトミー2 (2003) ANATOMIE 2 (原題) / ANATOMY 2 (英題)
N.Y式ハッピー・セラピー (2003) ANGER MANAGEMENT
ファイティング×ガール (2004) AGAINST THE ROPES
80デイズ (2004) AROUND THE WORLD IN 80 DAYS
等、原題で数字から始まる作品と、A で始まる作品だけでも、ドルビー・ディジタル社が関わる映画は莫大な本数で、これはほんの一部だ。『 ディープ・ブルー 』は世界を股にかけて海中を記録しているから、深海等では大変なハイテクが要求されるのだろう。ドルビー・ディジタル社は確かな技術を誇るからこそミキシング録音に成功したのだ。
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【『 ディープ・ブルー 』のスタッフとキャスト】
監督: アラステア・フォザーギル Alastair Fothergill (Directed by)
    アンディ・バイヤット Andy Byatt (Directed by)
製作: ソフォクレス・タシウリス Sophokles Tasioulis (producer)
    アリックス・ティッドマーシュ Alix Tidmarsh (producer)
製作総指揮: ステファン・ベイテン Stefan Beiten (executive producer)
    アンドレ・シコジェフ Andre Sikojev (executive producer)
    ニコラウス・ウェイル Nikolaus Weil (executive producer)
音楽: ジョージ・フェントン George Fenton (Original Music by)
編集: マーティン・エルズベリー Martin Elsbury (Film Editing by)

ナレーション:
    マイケル・ガンボン Michael Gambon as Narrator 英語版
    ジャック・ペラン Jacques Perrin as Recitant/Narrator (French version) フランス語版
    ルカ・ヴァン・デン・エインド Lucas van den Eijnde as Narrator (Flemmish language version) フランドル語版

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 ディープ・ブルー 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.deepbluethemovie.com/
■映画『 ディープ・ブルー 』の更新記録
2004/04/28新規: ファイル作成
2004/07/05更新: ◆内容一部とリンク
2004/07/11更新: ◆テキスト一部およびファイル書式
2004/12/13更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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