らくだの涙
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らくだの涙 (2003)
KENDIE GESCHICHTE VOM WEINENDEN KAMEL (独題)
THE STORY OF THE WEEPING CAMEL (英題)T
 映画『 らくだの涙 (2003) DIE GESCHICHTE VOM WEINENDEN KAMEL (独題) / THE STORY OF THE WEEPING CAMEL (英題) 』を紹介します。

 映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 らくだの涙 (2003) 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の解説
 ネタバレをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の主なスタッフ
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の配給会社
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』のあらすじ
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の受賞
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』のトリビア
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』のスタッフとキャスト
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 らくだの涙 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』のポスター、予告編、映画データ
らくだの涙
らくだの涙
Links:  Official Web Site
Trailers: Quick Time
上映時間 Runtime: 1:31
製作国 Country: ドイツ/モンゴル
Germany / Mongolia
製作会社
Production Company:
 -
独米配給会社 Distributer: ThinkFilm Inc. [us] (2004) (USA)
Prokino Filmverleih [de] (2003) (Germany)
Bayerischer Rundfunk (BR) [de]
Hochschule fur Fernsehen und Film Munchen (HFF) [de]
全米初公開 Release Date: 2004/02/26 (Portland International Film Festival)
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/08/28 予定
日本公開情報 : クロックワークス
ジャンル Genre: ドキュメンタリー
Documentary
MPAA Rating 指定: Rated PG for some mild thematic content.
日本語公式サイト
http://www.klockworx.com/rakuda/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の解説

 『 らくだの涙 』のドイツ語原題は『 DIE GESCHICHTE VOM WEINENDEN KAMEL 』、英語タイトルは『 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』という。『 らくだの涙 』ドイツ語題・英題の双方とも直訳すれば「泣いているラクダの物語」。『 らくだの涙 』は 2002 年の春に、モンゴル南部のゴビ砂漠 Gobi Desert, South Mongolia で撮影された。
 映画『 らくだの涙 (2003) THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』はミュンヘンの映画学校の生徒二人の卒業作品で、数々の映画祭で大喝采を浴びている。『 らくだの涙 』は一応はドキュメンタリーなのだが、フィクションと間違うくらいの感動作に仕上がっているそうだ。‘主演’のらくだが可愛いし、『 らくだの涙 』は是非とも観てみたいものだ。

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■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の主なスタッフ

○『 らくだの涙 』監督・脚本二役のビャンバスレン・ダバーはモンゴル人の学生

○『 らくだの涙 』監督・脚本・撮影三役のルイジ・ファロルニはイタリア人の学生

 両名はドイツのミュンヘン映画学院 Munich Academy of Television & Film (HFF/M) で学び、この『 らくだの涙 』を卒業時に製作した。

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■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の配給会社

○『 らくだの涙 』ドイツ配給はプロキノ映画社
トレインスポッティング (1996) TRAINSPOTTING
花様年華(かようねんか) (2000) 花様年華 / IN THE MOOD FOR LOVE
アメリ (2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN
息子の部屋 (2001) LA STANZA DEL FIGLIO (伊題) / THE SON'S ROOM (英題)

○『 らくだの涙 』アメリカ配給はシィンク映画社
ジェリー (2002) GERRY

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■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』のあらすじ
※本作『 らくだの涙 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 らくだの涙 』のストーリー。
 『 らくだの涙 』の舞台、モンゴルの大平原で、遊牧民たちは平和で自然に逆らわない暮らしをしている。家畜の出産時においても、人間はあくまで第三者として静寂に見守る。家畜のお産の最後に、インゲン・テメーという名の一頭のラクダが大変な難産になった時にも、人間は冷静さを保って、大騒ぎしない。その難産がやっと終わり、珍しい真っ白の子ラクダが生まれた。その可愛い子ラクダはボトックと名づけられる。スチルで見たが、ホントに可愛い真っ白な赤ちゃん駱駝(らくだ)だ。子ラクダのボトックは母のお乳を欲しがって纏わりつこうとするが、母ラクダはそばに寄せ付けない。難産で苦しんだからか、そんな赤ん坊は死んで当然と動物ながらに思っているのか、避けて赤ん坊にお乳をやらないし、母親らしい態度で可愛がろうとしないのだ。

 遊牧民の人達がどんな手を尽くしてもだめなので、人々は最後の手立てを考え付く。遠くの町まで馬頭琴の名手( Munkhbayar Lhagvaa )を呼びに行って、その音楽で母ラクダの母性を呼び戻そうというのだ。馬頭琴の名手を呼びに行く役は、二人の子供が選ばれる。デゥーデ( Enkhbulgan Ikhbayar )とウグナ( Uuganbaatar Ikhbayar )の兄弟だ(モンゴルの名前なので発音不明)。二人とも生き生きとして可愛いらしい。二人はラクダに跨って、砂漠を横断して町まで行く。町は電気もあって、男の子はテレビに大変な興味を表すが、自分の住む所は移動住居の‘ゲル’だから、電気なんてないのにと笑われる。

 『 らくだの涙 』の自然の風景の美しさは絶品だとの評だ。ルイジ・ファロルニの撮影の腕も大したものなのだ。中国やモンゴルの砂漠のロケは
グリーン・デスティニー (2000) 臥虎藏龍 (原題) / CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON
MUSA−武士− (2001) MUSA
HERO (2002) HERO (英題) / 英雄 (原題)
ヘブン・アンド・アース (2003) WARRIORS OF HEAVEN AND EARTH
等があるが、チャン・イーモウ 張藝謀 Zhang Yimou 監督も顔負け、なんて言われるくらいの映像の美しさだそうだ。

 『 らくだの涙 』は人間と自然・動物の相互関係の心温まる息を呑むほどの感動作でありながら、教訓的なお堅い内容というわけでない。可笑しいシーン、楽しいシーンも山ほどあるらしい。表面上は、ラクダの母と子のストーリー(実際に主演なのはラクダの母子)だが、表したいテーマは、モンゴルの遊牧民の家族の絆(きずな)。母親達、子供達、祖母たち。それに大人の男達。こういう一族の人達は歌を歌い、笑い、固い絆で結ばれて、お互いに楽しく暮らして厳しい自然と対峙していく。

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■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』の受賞

 『 らくだの涙 』は諸映画祭で輝かしい実績を残した。 2004 年バヴァリアン映画賞 Bavarian Film Awards では最優秀ドキュメンタリー賞を獲得。 2004 年インディアナポリス国際映画祭 Indianapolis International Film Festival では視聴者作品賞に輝く。 2004 年ドイツ映画賞 German Film Awards ではゴールド・アウトスタンディング・ドキュメンタリー賞にノミネート。また、 2003 年ヨーロッパ映画賞 European Film Awards でも最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされた。

・ところで、このヨーロッパ映画賞で活躍した他の作品も見てみよう。最優秀作品賞は
グッバイ、レーニン! (2003) GOOD BYE, LENIN! 』で、
堕天使のパスポート (2002) DIRTY PRETTY THINGS
死ぬまでにしたい10のこと (2003) MY LIFE WITHOUT ME 』がノミネートされていた。

・ヨーロッパ映画賞の主演男優賞は
グッバイ、レーニン! (2003) GOOD BYE, LENIN! 』のダニエル・ブリュール Daniel Bruhl で、
列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題) 』のジャン・ロシュフォール Jean Rochefort
(『 ブランシュ (2002) BLANCHE
花咲ける騎士道 (2003) FANFAN LA TULIPE 』等)らがノミネート。

・主演女優賞は
スイミング・プール (2003) SWIMMING POOL 』のシャーロット・ランプリング Charlotte Rampling
(『 スパイ・ゲーム (2001) SPY GAME
ゴッド・ディーバ (2004) IMMORTEL AD VITAM 』等)で、
カレンダー・ガールズ (2003) CALENDAR GIRLS 』のヘレン・ミレン Helen Mirren
(『 ゴスフォード・パーク (2001) GOSFORD PARK 』等)らがノミネートされていた。

・監督賞には
ドッグヴィル (2003) DOGVILLE 』のラース・フォン・トリアー Lars von Trier
(『 ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000) DANCER IN THE DARK 』等)が輝き、
イン・ディス・ワールド (2002) IN THIS WORLD 』のマイケル・ウィンターボトム Michael Winterbottom
(『 CODE46 (2003) CODE 46 』等)らがノミネーション。

・ヨーロッパ発見賞には
猟人日記 (2003) YOUNG ADAM 』のデヴィッド・マッケンジー David Mackenzie の名もノミネーションの中にあった。

・スクリーン国際賞は
みなさん、さようなら (2003) LES INVASIONS BARBARES (原題) / THE BARBARIAN INVASIONS (英題) 』のカナダ Canada のドゥニ・アルカン Denys Arcand が獲得。

ノミネートには、アメリカ USA の
21グラム (2003) 21 GRAMS
キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1
ファインディング・ニモ (2003) FINDING NEMO
ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER
ロスト・イン・トランスレーション (2003) LOST IN TRANSLATION 』が名を連らね、日本からは北野武監督の『 座頭市 (2003) Zatoichi 』も挙げられていた。

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■映画『 らくだの涙 THE STORY OF THE WEEPING CAMEL 』のトリビア

 『 らくだの涙 』はドキュメンタリー映画なのにそれ以上のものを感じさせるという証拠に、第 76 回アカデミー賞 Academy Awards のドキュメンタリー部門でなくて外国語映画賞部門にモンゴルからエントリーするという話もあったそうだ。 
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【『 らくだの涙 』のスタッフとキャスト】
監督: ビャンバスレン・ダバー Byambasuren Davaa (Directed by)
    ルイジ・ファロルニ Luigi Falorni (Directed by)
製作: トビアス・シーバート Tobias Siebert (producer)
製作総指揮: ナタリー・ラムズドルフ Natalie Lambsdorff (co-executive producer: HFF)
    エヴィ・スタンガシンガー Evi Stangassinger (co-executive producer: HFF)
脚本: ビャンバスレン・ダバー Byambasuren Davaa (Writing credits)
    ルイジ・ファロルニ Luigi Falorni (Writing credits)
撮影: ルイジ・ファロルニ Luigi Falorni (Cinematography by)
編集: アーニャ・ポール Anja Pohl (Film Editing by)
音楽: マルセル・レニツ Marcel Leniz (Original Music by)
    マルク・リーディンガー Marc Riedinger (Original Music by)
    Choigiw Sangidorj (Original Music by)

出演: Janchiv Ayurzana as Janchiv
    Chimed Ohin as Chimed
    Amgaabazar Gonson as Amgaa
    Zeveljamz Nyam as Zevel
    Ikhbayar Amgaabazar as Ikchee
    Odgerel Ayusch as Odgoo
    Enkhbulgan Ikhbayar as Dude
    Uuganbaatar Ikhbayar as Ugna
    Guntbaatar Ikhbayar as Guntee
    Munkhbayar Lhagvaa as Munkbayar, violin teacher
    Ariunjargal Adiya as Teacher's Assistant
    Dogo Roljav as Relative Aimak I
    Chuluunzezeg Gur as Relative Aimak II
    Ingen Temee インゲン・テメー as 母らくだ
    Botok ボトック as 白い子らくだ

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 らくだの涙 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(海外版)
       http://www.kamelfilm.de/
■映画『 らくだの涙 』の更新記録
2004/06/02新規: ファイル作成
2004/07/07更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式変更
2004/12/12更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/10/13更新: ◆追記
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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