ジャンパー@映画の森てんこ森
表紙目次読む映画試写会レヴュー観たい度映画予告編エッセイ日誌試写会情報リンク集映画ゲーム思い出映画
| 映画レヴュー10000字超 | 映画解説タイトル一覧表 | 幸のカレンダー | ぼろくそパパの独り言 | livedoorブログ | 旅行の森てんこ森 |
| ブロードバンドB版 | 恭子の動画映像ブログ | 恭子の「YouTube」 | サイト内検索 |

 映画の森てんこ森■映画解説と予告編とレヴュー
ジャンパー (2008)
JUMPER
※クリックでYouTube『ジャンパー JUMPER』予告編へ
※予告編はYouTube「共有」モードで掲載。Trailer Courtesy of jumper20thfox
TM and (C)2008 Twentieth Century Fox and Regency Enterprises. All Rights Reserved.
| 「目次」Topページ | 「B版」Topページ | 本ページ更新 | 本ページ最終更新 |
【 目次 】
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の解説
 ネタバレが含まれている場合があります。
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の映画データ
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のディテイル&トリビア
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のスタッフとキャスト
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のあらすじ
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。
 ※ご注意:映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の評論と感想
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』Wikipedia情報
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の更新記録

>>
「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え)
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の解説
ジャンパー
映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』ポスター
Links:  Official Web Site(日本語)
Official Web Site(英語)
Trailers:  日本語予告編
英語予告編
IMDb予告編
Poster Courtesy of IMDb
【解説】

 壮大なスケールを誇る本作はニューヨーク、ロンドン、オーストラリア、サハラ砂漠、上海、パリ、ローマ、香港、そして東京と、世界各国でかつてない規模のロケを決行。『スター・ウォーズ』(『 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005) STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH 』他)シリーズのヘイデン・クリステンセンとサミュエル・L・ジャクソンが再び競演を果たし、監督は『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』『 Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH 』でアクション映画界の巨匠の名をつかんだダグ・リーマンと、理想的なキャスト・スタッフが結集したハリウッド渾身の一作。ボーダーのない自由なイマジネーションと革命的VFXを駆使し、ダイナミックでサスペンスに満ちた、いままでにない興奮をもたらすSFアクション・アドベンチャー超大作『ジャンパー』がついに2008年、日本上陸を果たす!

 人類の歴史のかなり早い段階から、テレポートの能力を身につけている人々が存在した。それが“ジャンパー”だ!

 “ジャンプ”能力は代々続く遺伝子異常によるもので、彼らは一瞬のうちに、世界中のどこへでも移動することができる。一方、人類にとって力をつけすぎた存在で、世界に驚異を与える“ジャンパー”の抹殺を使命する古代からの集団“パラディン”は、長年の間に“ジャンパー”の存在を感じ取ることができる特殊な能力を身につけた。なぜ追うのか、なぜ追われるのか。二つの種族に隠された秘密とともに、数千年にわたり続いてきた“ジャンパー”と“パラディン”の宿命の対決が、いま幕を開ける!

 Anywhere is possible.
 行き先、無制限 この自由に、未来はあるのか?


※以上はEPK(プレス向け資料)に一部追記して掲載
編集:小沢栄三 
TM and (C)2008 Twentieth Century Fox and Regency Enterprises. All Rights Reserved.
| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のデータ
■邦題:ジャンパー
■英語題・原題:JUMPER
■メディア:映画/カラー
■上映時間:88分
■製作国:アメリカ合衆国
■制作会社:20世紀フォックス(Twentieth Century Fox Film Corporation)、リージェンシー・エンタープライズ(Regency Enterprises (presents)、ニュー・リージェンシー・ピクチャーズ(New Regency Pictures)、ヒプノティック(Hypnotic)、デューン・エンタテインメント(Dune Entertainment)、ジャンパー・プロダクションズ(Jumper Productions)
■製作年:2008年
■製作費:$85,000,000(推定)
■興行収入:アメリカ国内=$80,172,128
■海外興行収入: $142,059,058
■全世界興行収入: $222,231,186
■アメリカ公開年月:2008年2月11日(ニュー・ヨーク限定)、2008年2月14日(全米公開)
■日本公開年月:2008年3月7日(全国公開)
■日本配給情報:劇場公開(FOX)
■ジャンル:アドベンチャー/サスペンス/SF
■映倫:G
■公式サイト(日本)
 『ジャンパー』 http://movies.foxjapan.com/jumper/
■公式サイト(英語版)
 『JUMPER』 http://www.jumperthemovie.com/ (英語)
■IMDb情報
 『JUMPER』 http://www.imdb.com/title/tt0489099/
■キャッチコピー:
 行き先、無制限 この自由に、未来はあるのか? (日本)
 Anywhere is possible. (全世界共通)
■劇場公開情報:2008年3月7日(金)
 2008年3月7日(金)より、日劇ほか全国超拡大ロードショー!

| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のディテイル&トリビア
ネタバレご注意:以下の『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のディテイル&トリビアにはネタバレが含まれている場合があります。映画『ジャンパー』をまだご覧になっていない方はご注意ください。
 Warning!Trivia items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#01
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、2008年アメリカ映画で、スティーヴン・グールド Steven Gould が1992年に発表した傑作SF小説『ジャンパー 跳ぶ少年』を映画化。最新のVFXを駆使しサスペンスフルに描いたSFアクション・アドベンチャーである。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#02
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の監督は、ダグ・リーマン Doug Liman 。1965/07/24生まれ、アメリカはニューヨーク州ニューヨーク市出身。ダグ・リーマンのフィルモグラフィーを見ると、
『 コバート・アフェア/CIA諜報員アニー (2010〜)<TV> 』 製作総指揮
フェア・ゲーム (2010) FAIR GAME 』 監督/製作/撮影
ジャンパー (2008) JUMPER 』 監督
ボーン・アルティメイタム (2007) THE BOURNE ULTIMATUM 』 製作総指揮
『 ブラックカーテン (2006) 』 製作総指揮
『 クライ・ウルフ 殺人ゲーム (2005)<TVM> 』 製作総指揮
Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH 』 監督
ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY 』 製作総指揮
『 The OC (シーズン1) (2003〜2004)<TV> 』 製作総指揮
ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』 監督/製作
『 go (1999) 』 監督/撮影
『 スウィンガーズ (1996) 』 監督/撮影
『 キル・ミー・テンダー (1994) 』 監督
映画作品がある。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#03
 本映画『 ジャンパー (2008) IRON MAN 』製作のアーノン・ミルチャン Arnon Milchan (
【フィルモグラフィー】※2013年10月12日(土)更新
ブロークンシティ (2012) BROKEN CITY 』 製作
『 ビッグママ・ハウス3 (2011)<未> 』 製作総指揮
『 運命の元カレ (2011)<未> 』 製作総指揮
『 恋するモンテカルロ (2011)<未> 』 製作
『 マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語 (2011)<OV> 』 製作総指揮
『 ダーケストアワー 消滅 (2011) 』 製作総指揮
『 TIME/タイム (2011) 』 製作総指揮
『 ほぼトワイライト (2010)<未> 』 製作総指揮
『 サーフィン ドッグ (2010)<未> 』 製作総指揮
ラブ&ドラッグ (2010) LOVE AND OTHER DRUGS / LOVE & OTHER DRUGS (別題) 』 
『 ビッグママ・ハウス3 (2011)<未> 』 製作総指揮
『 ナイト&デイ (2010) 』 製作総指揮
『 ブライダル・ウォーズ (2009)<未> 』 製作総指揮
『 アルビン2 シマリス3兄弟(しまっピーズ) vs. 3姉妹(しまペッツ) (2009)<未> 』 製作総指揮
ファンタスティック Mr.FOX (2009) FANTASTIC MR. FOX 』 製作総指揮
『 ほぼ300 <スリーハンドレッド> (2008)<未> 』 製作総指揮
『 マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと (2008) 』 製作総指揮
『 フェイク シティ ある男のルール (2008) 』 製作総指揮
『 ミラーズ (2008) 』 製作総指揮
『 シャッター (2008) 』 製作総指揮
『 ベガスの恋に勝つルール (2008) 』 製作総指揮
ジャンパー (2008) JUMPER 』 製作
『 アルビン/歌うシマリス3兄弟 (2007) 』 製作総指揮
『 ビッグママ・ハウス2 (2006)<未> 』 製作総指揮
『 ラッキー・ガール (2006)<未> 』 製作
『 最‘愛’絶叫計画 (2006)<未> 』 製作総指揮
『 ライトアップ! イルミネーション大戦争 (2006)<未> 』 製作
『 ファウンテン 永遠につづく愛 (2006) 』 製作
『 Gガール 破壊的な彼女 (2006) 』 製作
『 ザ・センチネル/陰謀の星条旗 (2006) 』 製作
ステイ (2005) STAY 』 製作
綴り字のシーズン (2005) BEE SEASON 』 製作総指揮
Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH 』 製作
エレクトラ (2005) ELEKTRA 』 製作
ガール・ネクスト・ドア (2004) THE GIRL NEXT DOOR 』 製作総指揮
『 ホワイト・プリンセス (2004) 』 製作
『 マイ・ボディガード (2004) MAN ON FIRE 』 製作
ニューオーリンズ・トライアル (2003) RUNAWAY JURY 』 製作
恋は邪魔者 (2003) DOWN WITH LOVE 』 製作総指揮
デアデビル (2003) DAREDEVIL 』 製作
ブロンド・ライフ (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』 製作
運命の女 (2002) UNFAITHFUL 』 製作総指揮
ハイ・クライムズ (2002) 』 製作
『 フレディのワイセツな関係 (2001)<未> 』 製作総指揮
『 リーマン・ジョー! (2001) 』 製作総指揮
『 ブラック・ナイト (2001) 』 製作
サウンド・オブ・サイレンス (2001) 』 製作
ロードキラー (2001) 』 製作総指揮
『 ノリエガ/独裁者の真実 (2000)<TVM> 』 製作総指揮
『 真夜中の銃声 (2000)<未> 』 製作総指揮
タイガーランド (2000) 』 製作
ビッグ・ママス・ハウス (2000) 』 製作総指揮
真夏の夜の夢 (1999) WILLIAM SHAKESPEARE'S A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM 』 製作
『 ユニコーン・キラーを追え(前・後編) (1999)<TVM> 』 製作
『 ファイト・クラブ (1999) 』 製作総指揮
娼婦ベロニカ (1998) DANGEROUS BEAUTY / A DESTINY OF HER OWN 』 製作
交渉人 (1998) THE NEGOTIATOR 』 製作
『 知らなすぎた男 (1998) 』 製作
『 ターニング・ラブ (1997) 』 製作総指揮
『 L.A.コンフィデンシャル (1997) 』 製作< 1998 年アカデミー作品賞ノミネート>
『 ディアボロス/悪魔の扉 (1997) 』 製作
『 ホワイトハウスの陰謀 (1997) 』 製作
『 マンハッタン・ラプソディ (1996) 』 製作
『 心の指紋 (1996) 』 製作
『 ドタキャン・パパ (1996) 』 製作
『 僕のボーガス (1996) 』 製作
『 評決のとき (1996) 』 製作
『 ティン・カップ (1996) 』 製作総指揮
『 エンパイア レコード (1995) 』 製作
『 ヒート (1995) 』 製作総指揮
『 コピーキャット (1995) 』 製作
『 沈黙シリーズ第3弾/暴走特急 (1995) 』 製作
『 ボーイズ・オン・ザ・サイド (1995) 』 製作
『 依頼人 (1994) 』 製作
『 マコーレー・カルキン/くるみ割り人形 (1993)<未> 』 製作総指揮
『 私に近い6人の他人 (1993) 』 製作
『 フリー・ウィリー (1993) 』 製作総指揮
『 天と地 (1993) 』 製作総指揮
『 スリー・リバーズ (1993) 』 製作
『 フォーリング・ダウン (1993) 』 製作総指揮
『 メイド・イン・アメリカ (1993) 』 製作
『 ジャック・サマースビー (1993) 』 製作
『 恋に焦がれて (1992) 』 製作
『 沈黙の戦艦 (1992) 』 製作
『 パワー・オブ・ワン (1992) 』 製作
『 マンボ・キングス/わが心のマリア (1992) 』 製作
『 透明人間 (1992) 』 製作総指揮
『 ディレクターズ・カット JFK/特別編集版 (1991)<未> 』 製作総指揮
『 抱きしめたいから (1991) 』 製作総指揮
『 JFK (1991) 』 製作総指揮
『 真実の瞬間(とき) (1991) 』 製作
『 スウィッチ/素敵な彼女? (1991) 』 製作総指揮
『 プリティ・ウーマン (1990) 』 製作
『 Q&A (1990) 』 製作
『 屋根うらの怪人/キャンパスの春は大椿事! (1989)<未> 』 製作
『 ローズ家の戦争 (1989) 』 製作
『 ファミリービジネス (1989) 』 製作総指揮
『 ジョン・キャンディの 迷探偵ハリーにまかせろ?! (1988)<未> 』 製作
『 ショー・ダンサー (1985)<未> 』 製作総指揮
『 レジェンド/光と闇の伝説 (1985) 』 製作
『 未来世紀ブラジル (1985) BRAZIL 』 製作
『 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 (1984)<未> 』 製作
『 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984) 』 製作
『 キング・オブ・コメディ (1983) 』 製作総指揮
『 恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ (1978)<未> 』 製作総指揮
等の映画・TV作品がある。)は、多くの作品をプロデュース(製作・製作総指揮)する、2011年3月現時点で御年67歳のイスラエル出身の大物プロデューサーである。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#04
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』プロデューサーのサイモン・キンバーグ Simon Kinberg は、『 Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH 』『X-MEN:ファイナル ディシジョン (2006)』等の作品がある。そして2009年には『 アイアンマン (2008) IRON MAN 』『 アイアンマン2 (2010) IRON MAN 2 』のロバート・ダウニー・Jr演じる『 シャーロック・ホームズ (2009) SHERLOCK HOLMES 』等を手がけている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#05
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のプロデューサーのルーカス・フォスター Lucas Foster は、
Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH
『 マイ・ボディガード (2004) MAN ON FIRE
ワイルド・タウン/英雄伝説 (2004) WALKING TALL
ジャスティス 闇の迷宮 (2003) IMAGINING ARGENTINA
グッド・ガール (2002) THE GOOD GIRL
等の作品を製作している。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#06
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の製作総指揮を務めたキム・H・ウィンザー(キム・ウィンザー) Kim H. Winther は、助監督として2011年3月20日時点の調査では、
Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH
デイ・アフター・トゥモロー (2004) THE DAY AFTER TOMORROW
デアデビル (2003) DAREDEVIL
パトリオット (2000) THE PATRIOT
若草物語 (1994) LITTLE WOMEN
等、42タイトルを担当している。本作『ジャンパー』でもやはりセカンド・ユニットの第一助監督をしている。しかし製作総指揮では本作『ジャンパー』は初めての作品ではないかと思う。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#07
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の三人の脚本家の一人デヴィッド・S・ゴイヤー David S. Goyer は、1965/12/22生まれ、アメリカのミシガン州出身。デヴィッド・S・ゴイヤーのフィルモグラフィーを見ると、
【フィルモグラフィー】※2013年8月20日(火)更新
マン・オブ・スティール (2013) MAN OF STEEL 』 脚本/原案
ダークナイト ライジング (2012) THE DARK KNIGHT RISES 』 原案
ゴーストライダー2 (2011) GHOST RIDER: SPIRIT OF VENGEANCE 』 原案/脚本/製作総指揮
『 フラッシュフォワード (2009〜2010)<TV> 』 企画/製作総指揮
『 アンボーン (2008)<未> 』 監督/脚本
『 ダークナイト (2008) 』 原案
ジャンパー (2008) JUMPER 』 脚本
『 臨死 (2007)<未> 』 監督
『 ゴーストライダー (2007) 』 製作総指揮
『 ブレイド ブラッド・オブ・カソン (2006)<TV> 』 脚本/製作総指揮
『 スレッシュホールド 〜The Last Plan〜 (2005〜2006)<TV> 』 製作総指揮
バットマン ビギンズ (2005) BATMAN BEGINS 』 脚本/原案
『 パペットマスターと悪魔のオモチャ工場 (2004)<TVM> 』 キャラクター創造
ブレイド3 (2004) BLADE: TRINITY 』 監督/脚本/製作
フレディVSジェイソン (2003) FREDDY VS. JASON 』 脚本
ブレイド2 (2002) 』 脚本/製作総指揮
ミッション・トゥ・マーズ (2000) MISSION TO MARS 』 共同製作
『 ブレイド (1998) 』 脚本
『 ダークシティ (1998) 』 脚本
『 スリープウォーカー (1997)<TV> 』 脚本/製作総指揮
『 クロニクル 倒錯科学研究所 (1997)<TV> 』
『 THE CROW/ザ・クロウ (1996) 』 脚本
『 ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物 (1994)<未> 』 脚本
『 バーチャゾーン (1993)<未> 』 脚本
『 ドールズ2 (1991)<未> 』 脚本
『 キックボクサー2 (1991) 』 脚本
『 ブルージーン・コップ (1990) 』 脚本
等の映画・TV作品がある。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#08
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の撮影監督のバリー・ピーターソン Barry Peterson は、本作『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の他に、
スタスキー&ハッチ (2004) STARSKY & HUTCH
ハリウッド的殺人事件 (2003) HOLLYWOOD HOMICIDE
ズーランダー (2001) ZOOLANDER
等の作品を手がけている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#09
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のプロダクション・デザインをしているオリヴァー・スコール Oliver Scholl は、
ステルス (2005) STEALTH
エレクトラ (2005) ELEKTRA 』
ポーラー・エクスプレス (2004) THE POLAR EXPRESS
ミッション・トゥ・マーズ (2000) MISSION TO MARS
等、数多くの作品の美術部門でコンセプトデザイナーやイラストレーター等を担当、欠かせぬ存在として活躍していたが、本作『ジャンパー』では美術監督として任されている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#10
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』で、編集のドン・ジマーマン Don Zimmerman のフィルモグラフィーを見ると、
【フィルモグラフィー】※2013年11月26日(火)更新
REDリターンズ (2013) RED 2
『 サーフィン ドッグ (2010)<未> 』 編集
『 ナイト ミュージアム2 (2009) NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN 』
『 ナイト ミュージアム (2006) NIGHT AT THE MUSEUM 』
ディック&ジェーン 復讐は最高! (2005) FUN WITH DICK AND JANE
フライト・オブ・フェニックス (2004) FLIGHT OF THE PHOENIX
ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED
コーリング (2002) DRAGONFLY
等の作品の編集を手がけている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#11
 本映画『 ジャンパー (2008) IRON MAN 』の編集のディーン・ジマーマン Dean Zimmerman は、ドン・ジマーマンの息子で、父親ドン・ジマーマンと『 ナイト ミュージアム2 (2009) NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN 』で一緒に担当している。ディーン・ジマーマンのフィルモグラフィーを見ると、
リアル・スティール (2011) REAL STEEL
『 デート&ナイト (2010)<未> 』
ガリバー旅行記 (2010) GULLIVER'S TRAVELS
『 ナイト ミュージアム2 (2009) 』
ジャンパー (2008) JUMPER
等の映画作品がある。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#12
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の編集を担当しているサー・クライン Saar Klein は、『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』等を手がけている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#13
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の音楽を担当しているジョン・パウエル John Powell (
シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』(additional music)
シュレック (2001) SHREK 』(also song "It Is You {I Have Loved}")
ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY
ドラムライン (2002) DRUMLINE
プルート・ナッシュ (2002) THE ADVENTURES OF PLUTO NASH
トゥー・ウィークス・ノーティス (2002) TWO WEEKS NOTICE
エージェント・コーディ (2003) AGENT CODY BANKS
セイブ・ザ・ワールド (2003) THE IN-LAWS
ジーリ (2003) GIGLI
ペイチェック 消された記憶 (2003) PAYCHECK
シュレック2 (2004) SHREK 2 』("Shrek" theme)
ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY
アルフィー (2004) ALFIE
ロボッツ (2005) ROBOTS 』等
Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH
ボーン・アルティメイタム (2007) THE BOURNE ULTIMATUM
等)は、2005年頃からはアニメ映画の音楽を数多く担当している。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#14
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の主役ヘイデン・クリステンセン Hayden Christensen は、1981/04/19カナダのバンクーバー生まれ。8歳でCMでデビューして13歳頃からTVドラマに出演して本格的に俳優になる。『 ヴァージン・スーサイズ (1999) THE VIRGIN SUICIDES 』『 海辺の家 (2001) LIFE AS A HOUSE 』などを経て、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード2/クローンの攻撃」で、アナキン・スカイウォーカー役で一躍ハリウッドスターダムにのし上がった。その後『 ニュースの天才 (2003) SHATTERED GLASS 』『 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005) STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH 』、『 ファクトリー・ガール (2006) FACTORY GIRL 』『 ニューヨーク、アイラブユー (2008) NEW YORK, I LOVE YOU 』、そして『 ジャンパー (2008) JUMPER 』から『 リセット (2010) VANISHING ON 7TH STREET 』へとキャリアを積んでいる。もっと詳しくヘイデン・クリステンセンのフィルモグラフィーを見ると、
テイカーズ (2010) TAKERS 』 A.J.
『 リセット (2010) 』 ルーク
『 ニューヨーク、アイラブユー (2008) 』 ベン
ジャンパー (2008) JUMPER 』 デヴィッド・ライス
『 アウェイク (2007) 』 クレイトン・ベレスフォード・Jr
『 ファクトリー・ガール (2006) 』 ロック・スター
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005) STAR WARS: EPISODE III - REVENGE OF THE SITH 』 アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー
ニュースの天才 (2003) SHATTERED GLASS 』 スティーブン・グラス
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (2002) 』 アナキン・スカイウォーカー
海辺の家 (2001) LIFE AS A HOUSE
『 マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語 (2000)<TV> 』 スコット・バリンジャー
『 エアスピード (1999)<TVM> 』
ヴァージン・スーサイズ (1999) THE VIRGIN SUICIDES
等の映画・TV作品がある。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#15
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』で主役と同じジャンパー能力を持つグリフィン役のジェイミー・ベル Jamie Bell は、1986/03/14イギリス生まれ。2000人の中から選ばれた主人公ビリー・エリオット役で絶賛され世界的に大ヒットした
リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』から
『 ディケンズのニコラス・ニックルビー (2002) NICHOLAS NICKLEBY 』
『 デス・フロント (2002) DEATHWATCH 』
『 アンダートウ 決死の逃亡 (2004) UNDERTOW 』
DEAR WENDY ディア・ウェンディ (2005) DEAR WENDY
キング・コング (2005) KING KONG
父親たちの星条旗 (2006) FLAGS OF OUR FATHERS
『 ディファイアンス (2008) DEFIANCE 』そして本作
ジャンパー (2008) JUMPER 』へとキャリアを積んで来ている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#16
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』でジャンパーハンターのローランド・コックスを演じるサミュエル・L・ジャクソン(『 交渉人 (1998) THE NEGOTIATOR
アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE
ケミカル51 (2002) THE 51st STATE (原題) / FORMULA 51 (米題)
トリプルX (2002) XXX
チェンジング・レーン (2002) CHANGING LANES
閉ざされた森 (2003) BASIC
S.W.A.T. (2003) S.W.A.T.
ツイステッド (2004) TWISTED
キル・ビル Vol.2 (2004) KILL BILL: VOL. 2
Mr.インクレディブル (2004) THE INCREDIBLES 』
アイアンマン (2008) IRON MAN
アイアンマン2 (2010) IRON MAN 2 』等)は、やはり独特の存在感がある。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#17
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』でデヴィッドの母親役のダイアン・レイン Diane Lane (
等)は、ボクとしては、え?大きいヘイデン・クリステンセンの母親役をするのか!少し残念だなあと思って観ていたが、実はこの映画では、主人公デヴィッドの過去にネタバレ的な重要な役割を果たしている。ちなみにダイアン・レイン(※2013年8月20日(火)更新
マン・オブ・スティール (2013) MAN OF STEEL 』 養母マーサ・ケント
理想の恋人.com (2005) MUST LOVE DOGS
トスカーナの休日 (2003) UNDER THE TUSCAN SUN
運命の女 (2002) UNFAITHFUL
デブラ・ウィンガーを探して (2002) SEARCHING FOR DEBRA WINGER
陽だまりのグラウンド (2001) HARDBALL
ストリート・オブ・ファイヤー (1984) STREETS OF FIRE
アウトサイダー (1983) THE OUTSIDERS 』等)
は多数の映画に出演して、ぼくの好きな女優の一人だが、1965/01/22生まれで十代で天才スターと賞賛されたダイアン・レインも2011年3月現在では、46歳。最近よく見るジョシュ・ブローリン(
トゥルー・グリット (2010) TRUE GRIT
ウォール・ストリート (2010) WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS
イントゥ・ザ・ブルー (2005) INTO THE BLUE
メリンダとメリンダ (2004) MELINDA AND MELINDA
インビジブル (2000) HOLLOW MAN 』等)の奥さんである。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#18
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』では、もともと、主人公デヴィッド・ライス役はトム・スターリッジ(『 悪女 (2004) VANITY FAIR 』)が選ばれ、また、ミリー役はテレサ・パーマーが当てられていた。2か月間の映画製作費を考えて、ヘイデン・クリステンセンおよびレイチェル・ビルソンが主役として配役し直された。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#19
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』で父親役のマイケル・ルーカー Michael Rooker については、『 デッドロック (2002) UNDISPUTED 』『 ボーン・コレクター (1999) THE BONE COLLECTOR 』等に出演している。マイケル・ルーカーは2010年からは引っ張りだこで数多くの映画に出演している。IMDbの俳優としてのタイトルキャリアを見ると映画やTV等でなんと104本にもなる。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#20
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』にボーカー役で出演しているトム・ハルス Tom Hulce は、モーツァルトのミステリー映画『 アマデウス (1984) AMADEUS 』で注目された俳優だ。長い間映画では彼を観ていないが、現在は舞台を中心に活躍しているようだ。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#21
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』でデヴィッドの恋人役ミリーを演じるレイチェル・ビルソン Rachel Bilson の出演した映画を観たのは、今回の『ジャンパー』が初めてである。TVの『The OC』のサマー・ロバーツ役等などお茶の間では知られている女優らしい。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#22
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、アメリカをはじめ、香港、アルゼンチンは2008年2月14日公開、日本では20世紀フォックスの配給により同年3月7日公開された。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#23
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、三部作構想で、2011年に続編が製作される予定である。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#24
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のロケ地は、ニューヨーク、ロンドン、オーストラリア、サハラ砂漠、上海、パリ、ローマ、香港、そして東京と、世界各国でかつてない規模のロケを決行している。本作『ジャンパー』は瞬間移動やテレポートが軸になっているので、かなり壮大なスケールで描かれている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#25
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は東京都や埼玉県でも撮影が行われた。2007年1月に行われた東京ロケでは、渋谷やレインボーブリッジなど都内の数か所でヘイデン・クリステンセンやジェイミー・ベルが撮影に臨んだ。また、埼玉県の理化学研究所・仁科加速器研究センターでもロケが行われたが、ここで撮影された映像はカットとなった。しかし、2011年3月27日の『日曜洋画劇場』では上記も含めた未公開映像を再編集した特別版が放映される予定である。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#26
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の撮影班は、3つの条件のもとに3日間ローマのコロッセオ(コロセウム)の内部で撮影することを認められた。一つは、地面に設備を置いてはいけない。観光客の迷惑にならないように朝6:30から8:30までとする。二つ目は午後3:30から5:30の間しか撮影してはいけない。そして三つ目は、照明は機材を使うのではなく自然の日光を利用しなくてはならないということだった。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#27
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のミリーの役をエバン・レイチェル・ウッド(『 ミッシング (2003) THE MISSING 』『 シモーヌ (2002) SIMONE/S1M0NE 』)は断っている。結局ミリー役はレイチェル・ビルソンになった。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#28
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の配役で、伝えられるところによれば、エミネム(『 8 Mile (2002) 8 MILE 』等)はジャンパー主役デヴィッド・ライス役を断ったそうだが、MTVのレポートでは、ダグ・リーマン監督がヘイデン・クリステンセンに会った直後にダグ・リーマン監督がエミネムを起用することを諦めたと言ったと書いている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#29
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の撮影では、ミシガン州アナーバーも使われた。劇中の高校はヒューロン高校で、脚本を担当したデヴィッド・S・ゴイヤー通っていた高校だ。10代の男女がエキストラで学校のあちこちで出演している。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#30
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の劇中で、エンパイア・ステート・ビルにいる間、デヴィッドはキングコングの話をする。この映画中のグリフィンを演じるジェイミー・ベルは、映画『 キング・コング (2005) KING KONG 』中でジミー役で出演している。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#31
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』で少女時代のミリーを演じるアンナソフィア・ロブ AnnaSophia Robb は、彼女の髪の毛を染めるか、あるいはブルネット色のかつらや暗褐色コンタクトレンズを使用しなければならなかった。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#32
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のセット装飾担当のデヴィッド・リッチーはセットの一部を分解している時事故で死んだ。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#28
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の登場人物ローランド・コックスの名は、オリジナルでは、ブライアン・コックスだが、俳優ブライアン・コックス(
『 RED/レッド (2010) RED 』
ボーン・スプレマシー (2004) THE BOURNE SUPREMACY
トロイ (2004) TROY
X−MEN2 (2003) X-MEN 2
25時 (2002) 25TH HOUR 』
アダプテーション (2002) ADAPTATION.
ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY
オールド・ルーキー (2002) THE ROOKIE
マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE
等)と同名で紛らわしいのでローランド・コックスと変更された。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#29
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の特殊効果 Special Effects は、IMDb『ジャンパー』クルーの特殊効果のメンバーを見ると、イヴ・デ・ボノ Yves De Bono 特殊効果監督、ダニエル・エイコン Daniel Acon とロブ・サンダーソン Rob Sanderson 特殊効果コーディネーター、そして各都市では、レナート・アゴスティーニ Renato Agostini 特殊効果監督(Rome ローマ担当)、ヤスジ・イワタ Yasuji Iwata 特殊効果監督(Tokyo 東京担当)、カミル・ジェーファー Kamil Jaffar 特殊効果監督(Prague プラハ担当)、スティーヴン・キルショフ Steven Kirshoff 特殊効果コーディネーター(New York ニューヨーク担当)、パヴェル・セイニャー Pavel Sagner特殊効果コーディネーター(Prague プラハ担当)等、ローマ、東京、プラハ、ニューヨークなどの特殊効果監督、コーディネーターがリストアップされていて、特殊効果に総数33人が携わっている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#30
 本タイトル『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の視覚効果 Visual Effects は、IMDb『ジャンパー』クルーの視覚効果 Visual Effects の会社や組織を見ると、ウェタ・デジタル(Weta Digital)、ローラ・ヴィジュアル・エフェクツ(Lola Visual Effects)、ハイドラックス(Hydraulx)、ディジ・スコープ(Digiscope)、デジタル・ドメイン(Digital Domain)、イリュージョン・アーツ(Illusion Arts)、ピクセル・マジック(Pixel Magic)、ライオット(Riot)、ピクセル・プレイグラウンド(Pixel Playground)、サンドボックスF/X(Sandbox F/X )、ソーホーVFX(Soho VFX)、スペース・モンキー(Space Monkey)、XYZ‐RGB(XYZ-RGB)、ロト・ファクトリー(RotoFactory)がリストアップされている。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#31
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のVFXのデザイン(意匠)とクリエイト(創作)を担当したウェタ・デジタル Weta Digital 社はニュージーランド・ウェリントンに所在するVFX・ポストプロダクションの会社で、1993年、映画監督のピーター・ジャクソンやリチャード・テイラーらによって、映画『乙女の祈り (1994)』のSFXを制作するために「WETA」が設立された。ジャクソン監督による『指輪物語』の映画化3部作『 ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING <前編>』『 ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING <後編>』『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 (2002)』、『 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003) THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING 』での突出したVFXは高く評価され、3作ともアカデミー視覚効果賞を受賞。続く『 キング・コング (2005) KING KONG 』でも同賞を受賞した。さらにそのクリーチャーの表現技術を買われてジェームズ・キャメロン監督の『アバター』に参加、異星人ナヴィやパンドラの世界観を見事に表現、やはりオスカーを手にした。アメリカの映画産業はWETAデジタルに対して高い評価を示し、ILMやデジタル・ドメインと肩を並べる、世界有数のVFX工房になった。ちなみにウェタ・デジタル Weta Digital 社のVFXが生かされた作品は、本作『ジャンパー』を含めて、映画の森てんこ森では以下のタイトルをアップしてある。
ジャンパー (2008) JUMPER
キング・コング (2005) KING KONG
ヴァン・ヘルシング (2004) VAN HELSING
アイ,ロボット (2004) I, ROBOT 』(アカデミー視覚効果賞ノミネート)
マスター・アンド・コマンダー (2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003) THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING 』(アカデミー視覚効果賞受賞)
ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING <前編>』(アカデミー視覚効果賞受賞)
ロード・オブ・ザ・リング (2001) THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING <後編>』(アカデミー視覚効果賞受賞)
 そして余談だが、ウェタ・デジタル Weta Digital 社の社名“WETA ウェタ”の意味はニュージーランドに住むカマドウマ科の大型昆虫の名前である。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#32
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の製作を担当しているサイモン・キンバーグ Simon Kinberg は、イギリスのロンドン出身。サイモン・キンバーグのフィルモグラフィーを見ると、
【フィルモグラフィー】※2013年9月11日(水)更新
エリジウム (2013) ELYSIUM 』 製作
リンカーン/秘密の書 (2012) ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER 』 脚本/製作総指揮
Black & White/ブラック & ホワイト (2012) THIS MEANS WAR 』 脚本/製作
『 X-MEN:ファースト・ジェネレーション (2011) 』 製作
シャーロック・ホームズ (2009) SHERLOCK HOLMES 』 脚本
ジャンパー (2008) JUMPER 』 脚本/製作
『 X-MEN:ファイナル ディシジョン (2006) 』 脚本
『 トリプルX ネクスト・レベル (2005)<未> 』 脚本
Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH 』 脚本
等の映画作品がある。

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#33
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、調査中・・・

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#34
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、調査中・・・

◆『ジャンパー』 ディテイル&トリビア#35
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、調査中・・・

※『JUMPER』-Wikipedia、『JUMPER』-IMDb、『ジャンパー』EPK、公式サイト引用
| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のスタッフとキャスト
【映画『ジャンパー』のスタッフ】
監督 Directed by: ダグ・リーマン Doug Liman
製作 Produced by: ルーカス・フォスター Lucas Foster
   ジェイ・サンダース Jay Sanders
   サイモン・キンバーグ Simon Kinberg
   アーノン・ミルチャン Arnon Milchan
製作総指揮 executive producer: ラルフ・ヴィチナンザ Ralph Vicinanza
   キム・H・ウィンザー(キム・ウィンザー) Kim H. Winther
   ステイシー・マエズ Stacy Maes
   ヴィンス・ジェラルディス Vince Gerardis
   スコット・ガーデンアワー Scott Gardenhour
原作 novel: スティーヴン・グールド Steven Gould
   『ジャンパー 跳ぶ少年』(早川書房刊)
脚本 Writing: デヴィッド・S・ゴイヤー David S. Goyer
   ジム・ウールス Jim Uhls
   サイモン・キンバーグ Simon Kinberg
撮影 Cinematography by: バリー・ピーターソン Barry Peterson
プロダクションデザイン Production Design by: オリヴァー・スコール Oliver Scholl
編集 Film Editing by: ドン・ジマーマン Don Zimmerman
   ディーン・ジマーマン Dean Zimmerman
   サー・クライン Saar Klein
音楽 Original Music by: ジョン・パウエル John Powell
オーケストラ Orchestra: シドニー交響楽団 Sydney Symphony Orchestra
衣装デザイン:マガリー・ギダッシ Magali Guidasci

【映画『ジャンパー』のキャスト】
出演 Cast: ヘイデン・クリステンセン Hayden Christensen ... David Rice デヴィッド・ライス
   ジェイミー・ベル Jamie Bell ... Griffin グリフィン・オコナー
   レイチェル・ビルソン Rachel Bilson ... Millie ミリー・ハリス
   ダイアン・レイン Diane Lane ... Mary Rice メアリー・ライス
   サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson ... Roland Cox ローランド・コックス
   マイケル・ルーカー Michael Rooker ... William Rice ウィリアム・ライス
   アンナソフィア・ロブ AnnaSophia Robb ... Young Millie 少女時代のミリー
   マックス・シエリオット Max Thieriot ... Young David 少年時代のデヴィッド
   ジェシー・ジェームズ Jesse James ... Young Mark 少年時代のマーク
   トム・ハルス Tom Hulce ... Mr. Bowker ボーカー
   クリステン・スチュワート Kristen Stewart ... Sophie ソフィー
   テディ・ダン Teddy Dunn ... Mark Kobold マイク・コボルド
   バーバラ・ギャリック Barbara Garrick ... Ellen エレン
   メレディス・ヘンダーソン Meredith Henderson ... Fiona フィオナ

| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』のあらすじ
『ジャンパー』あらすじ

『ジャンパー』あらすじ#01  ミシガン州で育った普通の高校生「デヴィッド」は、同級生である「ミリー」に思いを寄せていた。15歳のときのある日、デヴィッドは冬の凍った川に落ちてしまう。溺れてパニックになった彼は突然、いつのまにか図書館へ移動していた。びしょ濡れの自分を見た彼は、自分が空間を瞬時に移動できることを知る。

『ジャンパー』あらすじ#02  デヴィッドはその力を悪用し、銀行の金庫室へ忍び込んで、まんまと大金を盗み取る。しかし、ある一人の男は彼の存在に気づいた。デヴィッドと同じ能力を持つ人々「ジャンパー」の抹殺を使命とする組織「パラディン」のリーダー「ローランド」である。

『ジャンパー』あらすじ#03  それから10年後デヴィッドは、母が家を出てから人が変わってしまった父との生活を離れ、ニューヨークで「世界中のどこへでも瞬時に移動できる」という自由を満喫していた。しかし、自分が持つ能力のために、心から信頼できる人を見つけることができず、孤独を感じていた。

『ジャンパー』あらすじ#04  そんなとき、ミリーと再会したデヴィッドは彼女をデートに誘う。楽しいひと時を過ごしたデヴィッドだったが、そんな幸せな時間も長くは続かなかった。やがてデヴィッドは、パラディンの存在と、その組織に自分が追われていることに気づく。

『ジャンパー』あらすじ#05  そして、偶然出会った同じジャンパーである「グリフィン」と協力し、何千年も続くというジャンパーとパラディンとの熾烈な戦いに巻き込まれていくなかで、ジャンパーの宿命、そして母の秘密を知ることとなる。

※以上はEPK(プレス向け資料)のデータを掲載
| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
<もっと詳しく>
ネタバレ注意@映画の森てんこ森
ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『ジャンパー』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
【『ジャンパー』ストーリー/あらすじ】
◆ここからは、ストーリーの結末やネタバレが含まれている場合があります。御注意下さい。
Warning! This synopsis may contain spoilers.

【ジャンパー 第01段落】 Teenager David Rice gives his crush, Millie, a snow globe, knowing her dreams of traveling someday. A bully, Mark, throws the globe onto the ice near a river. While trying to retrieve it, David falls through the ice and is pulled away by the current.

【ジャンパー 第02段落】 David suddenly finds himself in the local library with drenched clothes. He discovers he can "Jump", or teleport, disappearing from one place and instantly appearing in another. Unhappy with his life, he runs away and is believed dead by his alcoholic father.

【ジャンパー 第03段落】 Eight years later, an adult David has settled into a life of adventure, spending his days jumping around various continents, doing various sports, and living lavishly using money stolen from banks via his jumping abilities.

【ジャンパー 第04段落】 After a day of jumping, he is ambushed in his home by Roland Cox. Cox tries to trap him with electrical cables, which prevent him from being able to jump. David escapes and returns home to Ann Arbor seeking Millie. He is attacked by Mark and purposely teleports him into a bank vault. He leaves him there and returns to Millie, inviting her to travel to Rome. Roland later discovers Mark in police custody and learns David's identity.

【ジャンパー 第05段落】 David and Millie visit the Colosseum only to find it closed. David uses his abilities unlock a door from the inside, telling a skeptical Millie the door was already unlocked. While opening another door, he discovers another Jumper, Griffin. He warns David that "Paladins" are coming-an extremist group who has been tracking down and killing Jumpers from "the beginning."

【ジャンパー 第06段落】 Several Paladins show up and attack them. Griffin kills one and teleports, taking the body with him. David tries to leave with Millie, but is detained by Italian police and questioned about the death.

【ジャンパー 第07段落】 While waiting for a magistrate to arrive, David's mother Mary, who had left David when he was five, appears and throws him the keys to his handcuffs. She tells him he has very little time to leave. David tries to follow her, but she says if he wants the girl to live he must leave now. David tells Millie the police let him go and they leave together. Millie, now very suspicious, demands the truth. David declines and puts her on a plane home.

【ジャンパー 第08段落】 David jumps to Griffin's lair, asking where to find Roland. Griffin explains that Paladins are religious fanatics who believe Jumpers are an affront to God and have been hunting them for centuries. He also says that Paladins will kill Jumpers by targeting their loved ones . He has been trying to kill Roland for years, as the Paladins killed his parents when he was a child and have tried to kill him several times.

【ジャンパー 第09段落】 David teleports to his father, finds him bleeding and teleports him to a hospital. He returns to Griffin and convinces him to go with him to the airport to greet Millie. Upon arriving, they realize her flight landed an hour ago. Griffin returns to his lair to get weapons while David searches for Millie. He breaks into her apartment, angering Millie, who tells him to leave.

【ジャンパー 第10段落】 David sees Roland arriving and shows her what he can do. He teleports her back to Griffin's lair. The Paladins follow using a machine that keeps the wormhole open and fight with David and Griffin. Roland is chased back through the portal, but snatches Millie back to her apartment with a cable.

▲TOPへ

◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【ジャンパー 第11段落ネタバレ】 
 Griffin decides to take a bomb to Millie's apartment and kill everyone. David refuses, wanting to save Millie. They fight through several locations, and David traps Griffin with power lines. Griffin warns that if he faces the Paladins alone he will be outnumbered. He goes anyway and is quickly trapped by Roland's electric cables.

【ジャンパー 第12段落ネタバレ】 
 David cannot escape as he is tied to the apartment. David separates the apartment from the rest of the building and teleports it away. Then he grabs Roland, takes him to a cave in the Grand Canyon, and abandons him there, telling him that he could have been killed instead.

【ジャンパー 第13段落ネタバレ】 
 David visits his mother and is stunned when a girl, his half-sister, Sophie, answers the door. Mary tells David she has known he was a Jumper since he was five, when Jumpers make their first Jump. She is a Paladin, and had to either kill David or leave. She again allows him to leave, allowing him a "head start". He meets with Millie outside and they jump to an unknown location.


出典: Wikipedia 『JUMPER』 Plot
 http://en.wikipedia.org/wiki/Jumper_(film)


◆『ジャンパー』評論と感想

□『ジャンパー』評論と感想#01段落
 先ず、本作の『ジャンパー』の登場人物について『ジャンパー』- Wikipedia を引用して紹介しておく。

*主人公デヴィッド・ライス(ヘイデン・クリステンセン)
 空間を瞬時に移動できる能力を持っている「ジャンパー」の一人。ニューヨークにある大きなペントハウスに、たくさんのおもちゃとともに暮らしている。自分自身が持つ能力のために、真の人間関係を築くことができない。

*ローランド・コックス(サミュエル・L・ジャクソン)
 ジャンパーの抹殺を目的とする組織「パラディン」のリーダー。デヴィッドの存在に早くから気づく。一度狙いをつけた獲物は絶対に逃がさない。国家安全保障局や中央情報局、内国歳入庁にまでなりすまし、警察署でも堂々と入り込み捜査をする。

*グリフィン・オコナー(ジェイミー・ベル)
 デヴィッドが偶然出会うジャンパー。パラディンを狩りながら生活をしている。母親もローランドに殺されている。

*ミリー・ハリーズ(レイチェル・ビルソン)
 デヴィッドの幼馴染でありガールフレンド。実用主義者になることを夢見ている。自分が行ってみたいと思う世界中の様々な場所のリストを作り、そこでどんなことをするかを空想している。20歳になり、自らが生まれ育った場所にあるバーに勤めながらも、いつか夢が叶うと信じている。人に優しく、思ったことを素直に言う性格を持つ。

*メアリー・ライス(ダイアン・レイン)
 デヴィッドの母親。デヴィッドが5歳の時に家を出た。

*ウィリアム・ライス(マイケル・ルーカー)
 デヴィッドの父親。

□『ジャンパー』評論と感想#02段落
 次に、「ジャンパー」と、ジャンパー狩りをする「パラディン」について、『ジャンパー』- Wikipedia を引用しておく。

*ジャンプ・ジャンパー
人類の長い歴史において、早い段階から空間を飛び越えることができる人々が存在した。「ジャンプ」と呼ばれる能力を持つ人々は「ジャンパー」と呼ばれ、彼らの多くは自分たちが利益を得るため、そして自分たちにとって都合よく歴史を変えるためにその力を使ってきた。この能力は何百年も続く「遺伝子疾患」の一つで、世界中のあらゆる場所へ瞬時に移動することができるものである。

 ジャンプはジャンパーの経験や感情から強い影響を受ける。ほとんどの場合、ジャンパーは5歳で初めてジャンプを経験し、経験を積むことでジャンプが滑らかになっていく。しかし、経験豊かなジャンパーであろうとも、危機的状況や怒り、強い感情を抱いているときにジャンプをすると、けがをしてしまうことがある。ジャンパーがジャンプによって行くことのできる場所は、自分が行った経験のある場所、もしくは見えている場所(写真やテレビに写っている場所なども)に限られる。

 ジャンパーは自分の身体に触れている物と一緒にジャンプする。ジャンプのしやすさは触れている物が動くか動かないかで質量は関係無く、動いている物や動かすのが安易な物(空気、水、衣類、手荷物、自動車など)程楽にジャンプできる。逆に動かない物や動かすのが困難な物程ジャンプは難しくなる。そのため、本人の肉体が固定されたもの(大木や杭、建造物など)につながれているときは、ジャンプをすることがほぼ不可能となる。

ジャンパーが空間を移動した後の数秒間、空間と時間との組織に「ジャンプ・スカー」と呼ばれる裂け目が発生する。ジャンプ・スカーは数秒間で消えるものの、触れようとしたものや人を切り裂く。非常に危険だがその数秒間にジャンプ・スカーに飛び込めば、ジャンパーでない人間でもそのジャンパーの後を追うことが可能である。※『ジャンパー』- Wikipedia 引用

*パラディン
 「ジャンパー」の誕生とほぼ同時に誕生した、世界中にいるジャンパーの抹殺を使命とする組織である。ジャンパーは本来は神にしか許されない力を持ってしまった抹殺すべき存在であり、ジャンプは神の定めた摂理に反した行為だと考えている。ジャンパーが与える脅威に早くから気づいていた組織である。メンバーはある一族によって採用され、世代から世代へと受け継がれている。

 パラディンのメンバーはジャンパーの存在を感じ取ることができる能力を身につけているほか、ジャンパーの抹殺のための武器も所持している。ジャンプ・スカーのそばで発射された弾丸は、どこへ飛んでいくのかを予想することができないため、パラディンはジャンパーに対して従来の武器を使用することはない。有効な武器としては、銃のように発射される鎖があり、ジャンパーを捕らえて電荷をかけることで、パラディンが近づくまでジャンプできないようにする。これに加えて、特殊な帯電ネットも使用する。

 このように、パラディンはジャンパーを確実に、そして迅速に仕留めることができるようになっていることから、成人になるまで生き延びるジャンパーはほとんどいない。劇場版では、ジャンパーにとどめを刺す際には、特殊な短刀風ナイフが用いられる描写がある。このナイフは、おそらくパラディンの宗教的な存在理由によるものと思われる。※『ジャンパー』- Wikipedia 引用

□『ジャンパー』評論と感想#03段落
 上のパラディンの解説をもう少し補足すると、パラディン(Paladin)とは、「パラティン」(palatine)、そしてラテン語の「パラティヌス」(palatinus)」から派生した語で、中世および初期近代ヨーロッパの多くの国で見られた、一定の高位にある騎士のことである。
 本来パラディンは、古代ローマ皇帝ディオクレティアヌスによって、侍従として、また親衛隊(praetorian guard)と呼ばれる宮殿の護衛兵として作られた。
 中世初期には意味が変わり、ローマ教皇に仕える高官と、神聖ローマ帝国の「パラティン伯」(count palatine)と呼ばれる高位の貴族になった。同種の称号は19世紀のハンガリーで、また20世紀の初頭のドイツ帝国、イギリスでも使われた。

□『ジャンパー』評論と感想#04段落
 英語の「paladin」は、イタリア語形の「paladino」から近代英語に借用されたものである。中世文学の「フランスの主題」では、シャルルマーニュの家臣として知られていた十二勇将が、パラディンと呼ばれていた。この用法にもとづいて、現代ファンタジー作品のパラディンは、高潔な「聖騎士」を指すようになった。なお、このようなファンタジーにおける架空のパラディンについて、日本ではしばしば「聖騎士」などを始めとする独自の訳語が当てられている。

□『ジャンパー』評論と感想#05段落
 オリジナルのスティーヴン・グールド Steven Gould 作『ジャンパー 跳ぶ少年』の小説では、ローランド・コックスの名(ファーストネーム)はブライアン・コックス Brian Cox だが、映画では俳優のブライアン・コックスと混同するのを避けるためローランド・コックス Roland Cox に変更された。古代のフランスの話を参考にすると、パラディン Paradin は、ローランド Roland をリーダーとしてシャルルマーニュ Charlemagne に仕えた。ちょうどそれはイギリスの「アーサー王と円卓の騎士 England's Arthur and the knights of the round table 」の話に似ている。映画のベースである小説にはそんなパラディンは出てこないが、脚本では付け加えられている。それでローランドという名前が最も適切だとされた。

□『ジャンパー』評論と感想#06段落
 サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson 演じるローランド・コックスという名は、シャルルマーニュ Charlemagne (カール大帝/742年4月2日生 - 814年1月28日没)の甥であるローラン Roland (英語読みでローランド)からきている。ローラン(Roland ローランド)の武勲を称える約4000行の韻文十音綴から成る叙事詩“La Chanson de Roland (ラ・シャンソン・ドゥ・ローラン)”(『ローランの歌』または『ロランの歌』)は、ノルマンディー地方で用いられたアングロ=ノルマン方言の古フランス語を用いて書かれている。

□『ジャンパー』評論と感想#07段落
 余談だが、シャルルマーニュ Charlemagne は、日本ではドイツ語風にカール大帝と呼ぶことが一般的であるが、フランス語風にシャルルマーニュと呼ぶことも多い。これは、カールが後にフランク王国から分かれた神聖ローマ帝国およびフランス王国の歴史において重要視されており、ドイツ史とフランス史の中で共に偉大な国王とみなされているからである。また、古典ローマ、キリスト教、ゲルマン文化の融合を体現した人物として評価されている。ちなみに、シャルルマーニュ Charlemagne は、ラテン語ではカロルス・マグヌス(Carolus Magnus)、ドイツ語ではカール・デア・グローセ(Karl der Grosß)、英語ではフランス語綴りを英語読みでシャーレメイン、または英訳してチャールズ・ザ・グレート(Charles the Great)、イタリア語ではカルロ・マーニョ(Carlo Magno)という。

□『ジャンパー』評論と感想#08段落
 778年、カールはスペインのカタルーニャに遠征した。この時のカールの遠征を題材にしたのが『ローランの歌』である。ローランはカールの甥で最も危険な後衛部隊をひきいていたが、味方の裏切りにあいイスラム軍に包囲されてしまう。孤立無援のローランは助けを求めず、カールより賜った剣デュランダルで最後のひとりになっても戦った。

□『ジャンパー』評論と感想#09段落
 フランスの叙事詩『ローランの歌』に登場する英雄・ローラン(ローランド)が持つ聖剣の名前を「デュランダル (Durendal=Durandal) 」というが、イタリア語読みでドゥリンダナ (Durindana) とも読まれ、デュランダーナとも呼ばれる。不滅の刃の意。映画でサミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson 演じるローランド・コックスがジャンパーにとどめを刺すナイフの名前をなんというのかボクは知らない。

□『ジャンパー』評論と感想#10段落
 本映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』は、特殊効果 Special Effects、視覚効果 Visual Effects なくしてありえないほどVFX画像が多い。特殊効果 Special Effects、視覚効果 Visual Effects などのVFXで働いたクルーは、IMDb『ジャンパー』でクレジットされているメンバーだけで総勢約370人いる。その中で日本人名らしき名前があったので書き出してみる。ウェタ・デジタル(Weta Digital)社のカオリ・ミヤザワ Kaori Miyazawa とマツネ・スズキ Matsune Suzuki、ハイドラックス(Hydraulx)社のダイスケ・モリタ Daisuke Morita とシゲハル・トモトシ Shigeharu Tomotoshi、シュウイチ・ヨシダ Shuichi Yoshida(クレジットなし) 、ヨシヤ・ヤマダ Yoshiya Yamada (所属不明)、カガリ・ヤスダ Kagari Yasuda(Tokyo トーキョー)等である。ハリウッド映画『ジャンパー』のVFXを担当している会社は一流だし、彼らの個人の能力も一流なのだ。


以上。

参考資料:IMDb
       Wikipedia - 「Paladin(パラディン)
       Wikipedia - 「Charlemagne(カール大帝)
       Wikipedia - 「The Song of Roland(ローランの歌)
       Wikipedia - 「Roland(ローラン=ローランド/シャルルマーニュ伝説)
       Wikipedia - 「Durendal =Durandal(デュランダル)
       allcinema ONLINE
       Nostalgia.com
       CinemaClock.com
       「ジャンパー」日本語版・英語版オフィシャルサイト
       「ジャンパー」EPK(プレス向け資料)
| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』Wikipedia情報
ジャンパー (2008) JUMPER
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)英語English
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)フランス語Francais
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)イタリア語Italiano
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)スペイン語Espanol
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)ドイツ語Deutsch
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)韓国語
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)ラテン語Latina
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)中国語中文
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)ロシア語Русский
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)オランダ語Nederlands
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)チェコ語Cesky
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)ポルトガル語Portugues
『ジャンパー』ウィキペディア(Wikipedia)エスペラント語Esperanto

| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』リンク
「ジャンパー」関連の色々な予告編をもっと観るここをクリック
★「ジャンパー」関連の色々なビデオ映像をもっと観る→ここをクリック
★「ジャンパー」の多くの写真やスチルを観る→ここをクリック

■映画『 ジャンパー (2008) JUMPER 』の更新記録
◆ファイル作成:2011/03/19(土) 作成者:小沢栄三(Ben)
 ファイル作成して、〔textreview〕の2008年フォルダに格納
◆俳優リンク追記と翻訳と修正アップ:2011/03/22(火)
◆評論と感想を追記:2011/03/23(水)・・・「パラディン」「ローランド」調査
◆VFX(『ジャンパー』の特殊・視覚効果)制作会社の調査:2011/03/25
◆TV地上波放送(2011/03/27 テレビ朝日/朝日放送「日曜洋画劇場:『ジャンパー』)

| ▲TOP | ▲予告編 | ▲目次 |
映画の森てんこ森代表:幸田幸
coda_sati@hotmail.com
「映画の森てんこ森」へ 「旅行の森てんこ森」へ
映画解説・レヴュータイトル一覧表へ
映画の森てんこ森 バナー03

映画の森てんこ森 coda21幸田幸 クレジット バナー01
幸のイタリア各都市情報へ
旅行の森てんこ森 バナー03
136x70
本サイトの作文、データ及び画像などのコンテンツの無断転用はお控え下さい。
貴サイトへの御掲載についてはメールにてお知らせ頂ければ幸いです。
© 2002-2011 Sachi CODA at Eigano-Mori Tenko-Mori, CODA21. All Rights Reserved.