DEAR WENDY ディア・ウェンディ | |||||||||||||||||||||||||||
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DEAR WENDY ディア・ウェンディ (2005) | |||||||||||||||||||||||||||
DEAR WENDY | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ (2005)
DEAR WENDY 』を紹介します。『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ (2005) 』は
2005/01/15 の時点で邦題が分からなかったので「ディアー・ウエンディー
(仮題)」としておいたら「ディア・ウェンディ」に決定したようだったのが、更に変わって『
DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』と確定した。 映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ DEAR WENDY 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の主なスタッフ ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の主なキャスト ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のあらすじ ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のスタッフとキャスト ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ (2005) DEAR WENDY 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
DEAR WENDY ディア・ウェンディ http://www.soundtrackcollector.com/ よりポスター引用させて頂きました。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の解説 映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の主役は、『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』のあの少年ジェイミー・ベルである。五年を経た今、少年ではなくなって青年になっている。ジェイミー・ベルのイメージは定着してしまったのか、この『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』も貧しい炭鉱の町。目立たぬ薄幸の青年が、たまたま拳銃を拾ってから生活態度が一変し自信がつく。その拳銃につけた愛称が「ウェンディ」というのだ。平和主義者だった青年がどう変化していくか、『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の結末は・・・。 ▲TOPへ ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の主なスタッフ ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の監督: トーマス・ヴィンターバーグ ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の製作: Sisse Graum Olsen 『 しあわせな孤独 (2002) ELSKER DIG FOR EVIGT (原題) / OPEN HEARTS (英題) 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の製作: ジリアン・ベリー 『 リトル・ストライカー (2000) THERE'S ONLY ONE JIMMY GRIMBLE 』 『 猟人日記 (2003) YOUNG ADAM 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の製作総指揮: ペーター・ガルデ 『 ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000) DANCER IN THE DARK 』 『 ドッグヴィル (2003) DOGVILLE 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の脚本: ラース・フォン・トリアー 『 ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000) DANCER IN THE DARK 』 『 ドッグヴィル (2003) DOGVILLE 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の撮影: アントニー・ドッド・マントル 『 28日後... (2002) 28 DAYS LATER 』 『 ミリオンズ (2004) MILLIONS 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の編集: Mikkel E.G. Nielsen 『 恋に落ちる確率 (2003) RECONSTRUCTION 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の配役: アヴィ・カウフマン 『 クレア・ドーラン (1998) CLAIRE DOLAN 』 『 シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE 』 『 ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 (2002) DIVINE SECRETS OF THE YA-YA SISTERHOOD 』 『 イン・アメリカ/三つの小さな願いごと (2002) IN AMERICA 』 『 ムーンライト・マイル (2002) MOONLIGHT MILE 』 『 ハルク (2003) THE HULK 』 『 ラブ・スクール (2003) HOW TO DEAL 』 『 白いカラス (2003) THE HUMAN STAIN 』 『 ファイティング×ガール (2004) AGAINST THE ROPES 』 『 世界で一番パパが好き! (2004) JERSEY GIRL 』 『 80デイズ (2004) AROUND THE WORLD IN 80 DAYS 』 『 バース (2004) BIRTH 』 『 ナショナル・トレジャー (2004) NATIONAL TREASURE 』 『 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 (2004) LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS 』 ○『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の衣装: アニー・ペリエ 『 橋の上の娘 (1999) LA FILLE SUR LE PONT 』 『 列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題) 』 『 ル・ディヴォース/パリに恋して (2003) LE DIVORCE 』 ▲TOPへ ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の主なキャスト ●ジェイミー・ベル as ディック@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』 『 キング・コング (2005) KING KONG 』 ●ビル・プルマン as クラグズビー@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』 『 17歳の処方箋 (2002) IGBY GOES DOWN 』 『 THE JUON/呪怨 (2004) THE GRUDGE 』 ●マイケル・アンガラノ as フレディ@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』 ●ノヴェッラ・ネルソン as クララベル@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー (2002) ANTWONE FISHER 』 『 バース (2004) BIRTH 』 ●クリス・オーウェン as ヒューイ@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 レディ・キラーズ (2004) THE LADYKILLERS 』 『 オーシャン・オブ・ファイヤー (2004) HIDALGO 』 ●アリソン・ピル as スーザン@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 エイプリルの七面鳥 (2004) PIECES OF APRIL 』 ●マーク・ウェバー as スティーヴィー@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 さよなら、さよならハリウッド (2002) HOLLYWOOD ENDING 』 ●トレヴァー・クーパー as ディックの父親@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK 』 『 悪女 (2004) VANITY FAIR 』 ●Matthew Geczy as 若い警官@DEAR WENDY ディア・ウェンディ 『 ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』 ▲TOPへ ■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のあらすじ ※本作『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ 映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の舞台は米国ウェストバージニア州エスタースロープ Estherslope, West Virginia, USA という貧しい小さい炭鉱の町である。舞台はこのようにアメリカであるし、話される台詞も英語であるけれど、この映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』は実は全然アメリカで撮影されていないのだ。トーマス・ヴィンターバーグ監督の故国デンマークが主なロケ地である。デンマークのコペンハーゲン Copenhagen, Denmark やドイツの Haus Aden & Zeche Furst Leopold, Germany という町で撮影された。 映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の主人公ディック(ジェイミー・ベル)はこの炭鉱町に住む 18 歳の青年だ。ジェイミー・ベルは『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』のまま成長したような、長めの顔で青白く、いかにも生活苦の出ている青年の役に徹している。父親(トレヴァー・クーパー)が亡くなり、寂しい上に完全に孤独な存在になったディック。町では地域社会のつまはじき者で、暗い毎日を過ごしている。 そんなディックは、ある時、たまたま一丁の拳銃を入手してしまった。元来ディックは平和主義者であって、そんな拳銃なんてシロモノには興味もなかった筈なのに、どういうわけか、彼はその拳銃にのめりこんでいく。それを見ては嬉しく、拳銃に「ウェンディ」と名づけたくらいの可愛がりようだ。そして孤独だったのが次第に癒されるのと並行して、ガールフレンドも出来た。スーザン(アリソン・ピル)という素朴な感じの女の子だ。彼女と初めて体験もするみたい。スーザンは自分の世界に引きこもってしまうようなタイプの女の子である。 二人は、その拳銃「ウェンディ」で的に向かって撃ってみてはビックリしたりはしゃいだりしている。そういう間に、町の同じようにマイナーな少年・青年達が二人の仲間に入ってきた。そして拳銃を持っているディックを一種の尊敬と憧憬の眼差しで見るので、ディックは生まれて初めて自信と優越感というものを覚えた。この仲間になった秘密クラブのグループにはダンディーズ The Dandies と名づけて、裏町や野原で拳銃を中心に団結感を強くしていく。そして、拳銃はいつの間にか一丁でなくて各自が所持するまでになっていた。 秘密クラブ「ダンディーズ」の掟(おきて)は、決して引き金を引くな、ということだった。しかし、世間はそうはさせてくれなかったのだ。警官が介入してきたりして、とうとう引き金を引くという事態に進展。もはや彼らは大人しく目立たない仲間内の遊びに留まらず、危険分子として窮地に追い込まれていた。「規則は破られるためにある」のだと知った彼ら。炭鉱の中でも激しい銃撃戦がある。クライマックスでは炎上するセットが見ものだとか。 『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』はデンマーク、ドイツ、フランス、イギリスの製作陣の合作でもある。ということは、舞台をアメリカの町に置いている事実から見ても、米国の拳銃所有の認可を批判している作品だと捉えていいのだろう。米国はガン社会・拳銃社会。個人でもガン(拳銃)の所有が憲法で認められているという恐ろしい背景があるのだ。そこから起こる悲劇を、こういう貧しい町の貧しい目立たぬ若者達でさえも巻き込んでしまう恐ろしさを描いたものだろうと思われる。 |
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【『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: トーマス・ヴィンターバーグ Thomas
Vinterberg (Directed by) 製作: Sisse Graum Olsen (producer) Marie Cecilie Gade (associate producer) Marianne Jul Hansen (line producer) ジリアン・ベリー Gillian Berrie (co-producer: UK) マリアンヌ・スロット Marianne Slot (co-producer: France) Bettina Brokemper (co-producer: Germany) Juliane Thevissen (line producer: Germany) 製作総指揮: ペーター・ガルデ Peter Garde (executive producer) ブリギッテ・ハルド Birgitte Hald (executive producer) ピーター・オルベク・イェンセン Peter Aalbak Jensen (executive producer) 脚本: ラース・フォン・トリアー Lars von Trier (Writing credits) 撮影: アントニー・ドッド・マントル Anthony Dod Mantle (Cinematography by) 編集: Mikkel E.G. Nielsen (Film Editing by) 配役: アヴィ・カウフマン Avy Kaufman (Casting by) ジョイス・ネトルズ Joyce Nettles (Casting by) 衣装: アニー・ペリエ Annie Perier (Costume Design by) 出演: ジェイミー・ベル Jamie Bell as Dick ビル・プルマン Bill Pullman as Krugsby マイケル・アンガラノ Michael Angarano as Freddie ダンソー・ゴードン Danso Gordon as Sebastian ノヴェッラ・ネルソン Novella Nelson as Clarabelle クリス・オーウェン Chris Owen as Huey アリソン・ピル Alison Pill as Susan マーク・ウェバー Mark Webber as Stevie トレヴァー・クーパー Trevor Cooper as Dick's dad Matthew Geczy as Young officer ▲TOPへ |
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ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ (2005) DEAR WENDY 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(海外版) http://www.dearwendy.dk/ |
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■映画『 DEAR WENDY ディア・ウェンディ 』の更新記録 2005/01/15新規: ファイル作成 2005/03/30更新: ◆データ追加 2005/09/05更新: ◆データ追加 2005/11/05更新: ◆タイトル変更 2005/11/26更新: ◆タイトル確定 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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