メトロで恋して
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メトロで恋して (2004)
CLARA ET MOI
 映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』を紹介します。『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』は 2005/04/15 の時点では『 クララと僕 』としておいたが、『 メトロで恋して 』に決まった。

 映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』のトリビア
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』の主なスタッフとキャスト
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』の日本の配給会社
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』の海外の配給会社
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』のあらすじ(ネタバレあり!)
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』のスタッフとキャスト
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 メトロで恋して 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 メトロで恋して CLARA ET MOI 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』のポスター、予告編および映画データ
メトロで恋して
メトロで恋して
ポスターはwww.soundtrackcollector.com/
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:30
製作国 Country: フランス France
製作会社
Production Company:
Gloria Films [fr]
Les Mille et Une Marches [fr]
France 2 Cinéma [fr]
加仏配給会社 Distributer: Mongrel Media [ca] (2005) (Canada) (theatrical)
Pyramide Distribution [fr] (France)
全仏初公開 Release Date: 2004/06/30
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/06/18 フランス映画祭横浜
2005/08/27 一般封切予定
日本公開情報 : エレファント・ピクチャー
ジャンル Genre: ドラマ/ロマンス
Drama / Romance
MPAA Rating 指定: Switzerland:10 (canton of Geneva) / Switzerland:10 (canton of Vaud)
日本語公式サイト
http://www.elephant-picture.jp/metro/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の解説

 『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』はアルノー・ヴィアールが監督・製作・脚本の三役を務めるフランスのロマンス映画。運命の赤い糸でやっとめぐり会えた女性だが、彼女は…。主演は
ブルー・レクイエム (2004) LE CONVOYEUR (原題) / CASH TRUCK (英題) 』のジュリアン・ボワッスリエと『 ラ・タービュランス (2002) LA TURBULENCE DES FLUIDES (仏題) / CHAOS AND DESIRE (英題) 』のジュリー・ガイエ。

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■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』のトリビア

 『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』のフランスのワーキングタイトルは
「 Le Syndrome de Peter Pan (= Peter Pan syndrome ピーターパン・シンドローム/ピーターパン症候群)」という。ピーターパン症候群とは、<大人としての社会的責任を拒み,非現実な夢の世界に逃避する現象(三省堂辞典より)>のこと。

 『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の英語タイトルは暫定的にはこの二つが見つかった:
「 Clara And I 」と「 Clara And Me 」だ。興行的に定まっているのではなくて英語圏での便宜的な仮題のようである。

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■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の主なスタッフとキャスト

○『 メトロで恋して 』のスタッフは知っている作品に携わっている人はあまりいなかった。

○『 メトロで恋して 』の音楽: ベルトラン・ブルガラ
しあわせの法則 (2002) LAUREL CANYON 』 (song "Ma Recontre")

●『 メトロで恋して 』の出演: ジュリアン・ボワッスリエ as アントワーヌ
ブルー・レクイエム (2004) LE CONVOYEUR (原題) / CASH TRUCK (英題)

●『 メトロで恋して 』の出演: ジュリー・ガイエ as クララ
ラ・タービュランス (2002) LA TURBULENCE DES FLUIDES (仏題) / CHAOS AND DESIRE (英題)

●『 メトロで恋して 』の出演: ミシェル・オーモン as アントワーヌの父
ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題)

●『 メトロで恋して 』の出演: サッシャ・ブルド as アラン
ザ・レース (2002) LE RAID (原題) / THE RACE (英題)

●『 メトロで恋して 』の出演: リトン・リブマン as ディディエ
列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題)
青い夢の女 (2000) MORTEL TRANSFERT (原題) / MORTAL TRANSFER (英題)
パリの確率 (1999) PEUT-ETRE
パリのレストラン (1995) AU PETIT MARGUERY

●『 メトロで恋して 』の出演: マルク・プラン as ステファン
女はみんな生きている (2001) CHAOS

●『 メトロで恋して 』の出演: ロマン・ロンドー as フランソワ
好きと言えるまでの恋愛猶予 (2002) LA BANDE DU DRUGSTORE (原題) / DANDY (英題)

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■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の日本の配給会社

○『 メトロで恋して 』は日本ではエレファント・ピクチャーが配給する。
エレファント (2003) ELEPHANT
靴に恋して (2002) PIEDRAS (原題) / STONES (英題)
イザベル・アジャーニの惑い (2002) ADOLPHE
デブラ・ウィンガーを探して (2002) SEARCHING FOR DEBRA WINGER
ジェリー (2002) GERRY
真実のマレーネ・ディートリッヒ (2001) MARLENE DIETRICH: HER OWN SONG
ポーリーヌ (2001) PAULINE & PAULETTE (原題) / PAULINE AND PAULETTE (英題)

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■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の海外の配給会社

○『 メトロで恋して 』のフランスの配給会社:ピラミッド配給社
みなさん、さようなら (2003) LES INVASIONS BARBARES (原題) / THE BARBARIAN INVASIONS (英題)
ブリジット (2002) BRIDGET
理想の結婚 (1999) AN IDEAL HUSBAND

○『 メトロで恋して 』のカナダの配給会社:モングレル・メディア社
LOVERS (2004) 十面埋伏 (原題) / HOUSE OF FLYING DAGGERS (英題)
カンフーハッスル (2004) 功夫 (原題) / KUNG FU HUSTLE (英題)
やさしい嘘 (2003) DEPUIS QU'OTAR EST PARTI (原題) / SINCE OTAR LEFT (英題)
イブラヒムおじさんとコーランの花たち (2003) MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURS DU CORAN
ソン・フレール ―兄との約束― (2003) SON FRERE (原題) / HIS BROTHER (英題)
ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE
バレエ・カンパニー (2003) THE COMPANY
ヘブン・アンド・アース (2003) WARRIORS OF HEAVEN AND EARTH
猟人日記 (2003) YOUNG ADAM
イン・ディス・ワールド (2002) IN THIS WORLD
スパン (2002) SPUN
トーク・トゥ・ハー (2002) HABLE CON ELLA (原題) / TALK TO HER (英題)
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター (2002) AUTO FOCUS
家族のかたち (2002) ONCE UPON A TIME IN THE MIDLANDS

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■映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』のあらすじ
※本作『 メトロで恋して 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 映画『 メトロで恋して 』の男性の方の主人公はアントワーヌ(ジュリアン・ボワッスリエ)という 33 歳の俳優。彼は理想主義者であり、俳優として約束された将来と親友達に恵まれていた。自分のアパルトマンまで所有している。ただ、俳優業では苦闘しているが。『 メトロで恋して 』の監督・製作・脚本の三役を務めるアルノー・ヴィアール自身が俳優であり、この物語はある程度、私小説、つまりアルノー・ヴィアール監督の自叙伝的な要素でできている。

 アントワーヌは殆ど完全な生活を送っているわけだが、ただ一つ、埋まっていないものがあった。それは恋人の存在。まだアントワーヌにとって理想的な女性が現れないので、寂しい毎日を送っている。しかし、ある日、地下鉄つまりメトロで(或いは、バスの中でという情報もあり)「この人!」と思える女性とめぐり会った。クララ(ジュリー・ガイエ)という、やはり三十代くらいの女性で、美しくて生き生きとしている。二人は直ぐに恋に落ちた。

 舞台はパリ Paris 。この映画『 メトロで恋して 』の撮影は美しく、現代のパリを捉えている。室内のインテリアも、話す俗語も、ファッションも、社会のスタイルまでもが。 ‘クララと僕’アントワーヌの二人の恋人たちの愛はどんどん深まっていく。しかし、突然、クララから衝撃的な事実がアントワーヌに伝えられた。クララは HIV 陽性者つまりエイズ AIDS だという。その為、ショックを受けたアントワーヌはクララのもとを去ることになる。ゲイ同士のストーリーではエイズのことがプロットにあるのは珍しいことでないが、この『 メトロで恋して 』のようにストレート同士の恋人たちの話ではエイズが関与するのは比較的新しい。

 アントワーヌとクララは社会的背景が異なる出身ということになっており、この映画『 メトロで恋して 』は、そういう‘階級’と社会的な層の絡むラブストーリーということと、パリのストレート・カップルが STD (性感染症)にどうやって取り組むかというのをデリケートに見ていくという両面を備えているそうだ。クララがエイズを打ち明けてアントワーヌに去られた反応は映画では描かれないし、二人の破局が曖昧(あいまい)に取れる結論となっているのは、観客に余韻を残した演出だと言われている。
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【『 メトロで恋して 』のスタッフとキャスト】
監督: アルノー・ヴィアール Arnaud Viard (Directed by)
製作: ブノワ・アベール Benoît Habert (producer)
    ローラン・ラヴォレ Laurent Lavolé (producer)
    フィリップ・ポルチエ Philippe Portier (producer)
    イザベル・プラジエ Isabelle Pragier (producer)
    アルノー・ヴィアール Arnaud Viard (producer)
脚本: アルノー・ヴィアール Arnaud Viard (Writing credits)
撮影: ピエール・コトロー Pierre Cottereau (Cinematography by)
編集: ヴェロニク・ブリュク Véronique Bruque (Film Editing by)
音楽: ベンジャマン・ビオレー Benjamin Biolay (Original Music by)
    ベルトラン・ブルガラ Bertrand Burgalat (song "Ma rencontre")

出演: ジュリアン・ボワッスリエ Julien Boisselier as Antoine
    ジュリー・ガイエ Julie Gayet as Clara
    ミシェル・オーモン Michel Aumont as Le père d'Antoine
    サッシャ・ブルド Sacha Bourdo as Alain
    アントワーヌ・デュレリ Antoine Duléry as BT
    パスカル・アルビヨ Pascale Arbillot as Isabelle
    ソフィー・ムニコ Sophie Mounicot as Géraldine
    リトン・リブマン Riton Liebman as Didier
    フレデリック・ピエロ Frédéric Pierrot as Étienne
    マルク・プラン Marc Prin as Stéphane
    ロマン・ロンドー Romain Rondeau as François

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      AlloCiné : Cinéma
      Clara et moi : Entretien avec Arnaud Viard
       http://www.cinemotions.com/modules/Interviews/interview/632
      Clara Et Moi (Clara And Me), un film de Arnaud Viard
       http://insideadream.free.fr/cinema/clara_et_moi.html
■映画『 メトロで恋して 』の更新記録
2005/04/15新規: ファイル作成
2005/06/14更新: ◆タイトル変更
2005/08/01更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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