ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター＠映画の森てんこ森

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ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　(2002)

AUTO FOCUS

幸の観たい度：８つ星　

■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』のポスター、予告編および映画データ

ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター

Links:	Official Web Site
Trailers:

上映時間 Runtime：	1:45
製作国 Country：	アメリカ USA
製作会社 Production Company：	Brant-Allen [us] Fred Berner Films Pollock Films [us] Zeke Productions
全米配給会社 Distributer：	Sony Pictures Classics [us]
全米初公開 Release Date：	2002/10/12
日本初公開 R. D. in Japan：	2003/11/01　予定
日本公開情報：	SPE
ジャンル Genre：	ドラマ　Drama
MPAA Rating 指定：	Rated R for strong sexuality, nudity, language, some drug use and violence.
日本語公式サイト	調査中

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　AUTO FOCUS 』の解説

　先ず、タイトル『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　(2002) AUTO FOCUS 』にあるボブ・クレインとは、米国の実在したテレビ俳優だ。『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』の舞台は 1964 年に置かれている。『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』は、真面目人間だった主人公ボブ・クレインが悦楽を覚えて死んでいくまでをショッキングに描く。『ふたりにクギづけ　(2003) STUCK ON YOU 』でマット・デイモンとシャム双生児を演じるグレッグ・キニア、個性的なウィレム・デフォー、リタ・ウィルソン等が出演。
　トレーラーを観た限り、『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』はＨ的なシーンでも明るくカラッとしている。いかにもアメリカ映画という出来栄えだ。この個人の堕落を描いた MPAA 指定Ｒの映画であるが、これは実はアメリカの 1964 年当時の国家の不安な状態を象徴している作品なのである。いわゆるメジャー映画ではないが、そういう意義を脳裏に置きながら観ると、きっと見応えのある作品になると思う。

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■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　AUTO FOCUS 』の主なスタッフ

○『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』の監督は
『タクシードライバー (1976) TAXI DRIVER 』のポール・シュレイダー、

○『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』の製作は
『シモーヌ (2002) SIMONE / S1m0ne 』
『エージェント・コーディ　(2003) AGENT CODY BANKS 』のスコット・アレクサンダーとラリー・カラツェウスキー、

○『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』の製作総指揮は
『いつか晴れた日に (1995) SENSE AND SENSIBILITY 』
『グリーン・デスティニー (2000) 臥虎藏龍（原題） / CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON 』のジェームズ・シェイマス、

○『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』の撮影は
『プロフェシー (2002) THE MOTHMAN PROPHECIES 』
『フレディＶＳジェイソン (2003) FREDDY VS. JASON 』のフレッド・マーフィーである。

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■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　AUTO FOCUS 』の主なキャスト

●グレッグ・キニア
『ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY 』
『ギフト (2000) THE GIFT 』
『ふたりにクギづけ　(2003) STUCK ON YOU 』
『ロボッツ　(2005) ROBOTS 』

●ウィレム・デフォー
『イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT 』
『スパイダーマン　(2002) SPIDER-MAN 』
『レジェンド・オブ・メキシコ／デスペラード　(2003) ONCE UPON A TIME IN MEXICO 』
『二重誘拐　(2004) THE CLEARING 』
『スパイダーマン２　(2002) SPIDER-MAN 2 』
『ファインディング・ニモ (2003) FINDING NEMO 』
『ライフ・アクアティック　(2004) THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU 』
『アビエイター　(2004) THE AVIATOR 』
『コントロール (原題) (2004) CONTROL 』

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■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　AUTO FOCUS 』のあらすじ
※本作『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』のストーリー。KNX 局でラジオのＤＪをしていたボブ・クレイン（グレッグ・キニア）に、エージェントのレニー（ロン・リーブマン）が新しい仕事をもってくる。ＴＶ番組で、第二次世界大戦下のコメディ「 Hogan's Heroes （ 0012捕虜収容所）」というタイトルのシリーズものだ。

　因みに、このＴＶコメディ・シリーズはアメリカでは衆知の人気番組だったらしく、ラッセル・クロウ Russell Crowe （
『グラディエーター (2000) GLADIATOR 』
『ビューティフル・マインド　(2001) A BEAUTIFUL MIND 』
『マスター・アンド・コマンダー　(2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD 』等に出演）主役で、 2005 年 6 月封切り予定の映画『 Hogan's Heroes 』がリメイクされることに決まっているほどだ。

　ボブ・クレインはそのＴＶ番組出演を決心して生活が一変する。リチャード・ドーソン（マイケル・Ｅ・ロジャーズ：
『パトリオット (2000) THE PATRIOT 』等に出演）やヴェルナー・クレンペラー（カート・フラー：
『Ｎ.Ｙ式ハッピー・セラピー (2003) ANGER MANAGEMENT 』等に出演）らに囲まれて始めたＴＶ番組は大ヒットとなる。その頃、クレインの妻アン（リタ・ウィルソン：
『プリティ・ブライド (1999) RUNAWAY BRIDE 』等に出演）はガレージに夫が隠しているポルノ雑誌を発見して唖然とする。あんなに真面目な人だったのに…。

　ボブ・クレインは、電気製品を商う男性ジョン・カーペンター（ウィレム・デフォー）と遭遇してからますます変態チックになっていく。 1960 年代中盤ではまだ珍しかったヴィデオ機器の存在をジョンに教えてもらったボブ・クレインは、ジョンと一緒にポルノのヴィデオに熱中する。さらには、ジョンの手ほどきでストリップにも通い出し、幾人もの女性と遊びの関係を持つに至るのだ。ウィレム・デフォーは口の大きな愛嬌のある独特のマスクをしており、どんな役でも出来そうな俳優さんだ。

　意外な方向に性癖が変わってしまった夫ボブ・クレインから、妻のアンは遂に去って行く。家庭崩壊だ。それでもボブ・クレインは乱交パーティを繰り返し、そのヴィデオ撮影と鑑賞を楽しむという生活を続ける。やがて、ボブは新しい共演者のパトリシア（マリア・ベロ：
『デュエット (2000) DUETS 』等に出演）と結婚するが、同時に、あんなに絶好調だったＴＶのコメディ・シリーズは打ち切りとなった。生活に困るボブ・クレインはジョン・カーペンターと地方のディナーショー（つまり、どさまわり？）に出るようになり、パトリシアは離婚を決心する。

　こういう道に迷い込んだのもジョン・カーペンターのせいだと思うボブ・クレイン。自分の人生の道の踏み外しを今になって後悔している。そして最後に、アリゾナのモテルで悲劇が起こるらしい…。

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■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　AUTO FOCUS 』のトリビア

　なお、ボブ・クレインの妻に扮するリタ・ウィルソンは、トム・ハンクス Tom Hanks （
『アポロ１３ (1995) APOLLO 13 』
『グリーンマイル (1999) THE GREEN MILE 』
『ロード・トゥ・パーディション (2002) ROAD TO PERDITION 』
『レディ・キラーズ　(2004) THE LADYKILLERS 』
『ポーラー・エクスプレス　(2004) THE POLAR EXPRESS 』
『ターミナル　(2004) THE TERMINAL 』等）の弟であるジム・ハンクス Jim Hanks （
『フォレスト・ガンプ／一期一会 (1994) FORREST GUMP 』でトム・ハンクスのダブルをしていた俳優さん）の義理の姉である。

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【『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』のスタッフとキャスト】

監督：ポール・シュレイダー　Paul Schrader　(Directed by)
製作：スコット・アレクサンダー　Scott Alexander　(producer)
　　　　アリシア・アラン　Alicia Allain　(producer)
　　　　パット・ダラード　Pat Dollard　(producer)
　　　　ラリー・カラツェウスキー　Larry Karaszewski　(producer)
　　　　トッド・ロスケン　Todd Rosken　(producer)
　　　　ブライアン・オリヴァー　Brian Oliver　(co-producer)
製作総指揮：リック・ヘス　Rick Hess　(executive producer)
　　　　トレヴァー・メイシー　Trevor Macy　(executive producer)
　　　　ジェームズ・シェイマス　James Schamus　(executive producer)
原作：ロバート・グレイスミス　Robert Graysmith　(book The Murder of Bob Crane)
脚本：マイケル・ジャーボシ　Michael Gerbosi　(written by)
撮影：フレッド・マーフィー　Fred Murphy　(Cinematography by)
音楽：アンジェロ・バダラメンティ　Angelo Badalamenti　(Original Music by)
　　　　アンドリュー・バレット　Andrew Barrett　(additional music/orchestration)
　　　　フィリップ・W・ガフ　Philip W. Gough　(composer "Song for Bob Crane")
　　　　エーフ・バルズライ　Eef Barzelay　(Original Music by)

出演：グレッグ・キニア　Greg Kinnear as Bob Crane
　　　　ウィレム・デフォー　Willem Dafoe as John Carpenter
　　　　リタ・ウィルソン　Rita Wilson as Anne Crane
　　　　マリア・ベロ　Maria Bello as Patricia Olson/Patrica Crane/Sigrid Valdis
　　　　ロン・リーブマン　Ron Leibman as Lenny
　　　　ブルース・ソロモン　Bruce SolomonvEdward H. Feldman
　　　　マイケル・Ｅ・ロジャーズ　Michael E. Rodgers as Richard Dawson
　　　　カート・フラー　Kurt Fuller as Werner Klemperer

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター　(2002) AUTO FOCUS 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　公式サイト（英語版）
　　　　　　　http://www.sonyclassics.com/autofocus/index_flash.html

■映画『ボブ・クレイン　快楽を知ったＴＶスター』の更新記録
2003/08/14新規：ファイル作成
2004/12/24更新： ◆一部テキスト追記と書式変更

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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