ルビー&カンタン
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ルビー&カンタン (2003)
TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題)
 映画『 ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題) 』を紹介します。

 映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の主なキャスト
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のあらすじ
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のトリビア
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のスタッフとキャスト
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ルビー&カンタン 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のポスター、予告編および映画データ
ルビー&カンタン
ルビー&カンタン

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:25
製作国 Country: フランス
France
製作会社
Production Company:
UGC Images [fr]
全仏配給会社 Distributer: UGC Distribution [fr]
全仏初公開 Release Date: 2003/10/22
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/01/17
日本公開情報 : ギャガ・コミニュケーションズ=メディアボックス
ジャンル Genre: コメディ
Comedy
MPAA Rating 指定: France:U / Switzerland:10 / Switzerland:10
日本語公式サイト 調査中
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の解説

 映画『 ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題) 』はセルジュ・フリードマン(『 橋の上の娘 (1999) LA FILLE SUR LE PONT 』)原案のフランスのコメディ。『 ルビー&カンタン 』は二大俳優が競演しているのが何と言っても話題だ。「ルビー&カンタン」の「ルビー」に扮するのがジャン・レノ。「ルビー&カンタン」の「カンタン」に扮するのがジェラール・ドパルデュー。

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■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の主なキャスト

●『 ルビー&カンタン 』の「ルビー」のジャン・レノは
『 ニキータ (1990) NIKITA 』
レオン (1994) LEON / THE PROFESSIONAL
RONIN (1998) RONIN
クリムゾン・リバー (2000) THE CRIMSON RIVERS / LES RIVIERES POURPRES
シェフと素顔と、おいしい時間 (2002) DECALAGE HORAIRE (原題) / JET LAG (英題)
クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち (2004) CRIMSON RIVERS 2: ANGELS OF THE APOCALYPSE 』等で有名だ。

●『 ルビー&カンタン 』のの「カンタン」に扮するジェラール・ドパルデューは
カミーユ・クローデル (1988) CAMILLE CLAUDEL
1492・コロンブス (1992) 1492 CONQUEST OF PARADISE
仮面の男 (1998) THE MAN IN THE IRON MASK
ヴィドック (2001) VIDOCQ
ミッション・クレオパトラ (2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題)
シティ・オブ・ゴースト (2002) CITY OF GHOSTS
ブランシュ (2002) BLANCHE
微笑みに出逢う街角 (2002) BETWEEN STRANGERS
恍惚 (2003) NATHALIE... 』
ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE 』等の実力派。

 「カンタン」って、カタカナで書くとそうなってしまうけれど、綴りで言えばクエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino
パルプ・フィクション (1994) PULP FICTION
フェティッシュ (1996) CURDLED
リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY
HERO (2002) HERO (英題) / 英雄 (原題)
キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1
キル・ビル Vol.2 (2004) KILL BILL: VOL. 2 』等で監督や製作や脚本や出演の Quentin と同じ。フランス語の発音は「クエンティン」でなくて「カンタン」っぽいのだ。

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■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のあらすじ
※本作『 ルビー&カンタン 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 ルビー&カンタン 』のストーリー。
 『 ルビー&カンタン 』では、ジャン・レノ扮するルビーは、恋人を殺されて復讐に燃えている。刑務所に入れられているところを見ると、それに関連して傷害事件でも起こしたのだろうか。ルビーは押し黙ったタイプで、ジャン・レノの雰囲気そのままでいけそう。もう一人、服役中の男カンタンは、対照的に陽気でおしゃべり。それをジェラール・ドパルデューが演じるわけだが、ポスターを見る限り、いつものドパルデューとは顔まで違って見え、別人のような芝居なのだろう。刑務所の中で、カンタンはルビーに勝手に親しみを感じて喋りまくる。相手が嫌になるほど話し掛けるから、きっとフランス語原題が“ Tais-toi (黙れ、黙っていろ)”とつけられたと考えられる。サイトではエクスクラメーション・マークがついて『 TAIS-TOI! 』というのと、ついていない『 TAIS-TOI 』両方が見つかっている。

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■映画『 ルビー&カンタン TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』のトリビア

 『 ルビー&カンタン 』監督・脚本のフランシス・ヴェベールは『 メルシィ!人生 (2000) LE PLACARD / THE CLOSET 』等で知られる。フランスの辛口の批評では、この映画『 ルビー&カンタン 』はどこか“もうちょっと”だそうで。どうしてかと言うと、彼の映画では、大概は「水」と「火」のような対決する同士があるのだが、この『 ルビー&カンタン 』は二人の主役は出来上がった映像でも台本でも不十分だと感じられるからだそうだ。復讐の背景も冗長で弱く、観客がゾクゾクするほどの興味を呼び起こすものではないと。この原因として、アクションとリズムを駆使しないで、「省略」という手法を使いすぎたのではないかという意見も聞かれる。こういう深いことはチョット分かりませんが、一般ウケはどうなのだろうか?

 この「省略」手法だが、フランシス・ヴェベールはハリウッドでウィリアム・ゴールドマン William Goldman に会って影響を受けたからなのでは、と推測されている。ウィリアム・ゴールドマンは『 ドリームキャッチャー (2003) DREAMCATCHER 』でシナリオを書いているし、『 M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2 』でも台本を書いている(が採用されなかった?)。ゴールドマンはハリウッドで最も成功した脚本家であり、小説家であり、劇作家であり、ノンフィクション作家であるという大人物のようだ。その手法に倣った結果、“不完全燃焼”になったという見方らしい。

 でも、それは海外の勝手な批評の一部であって、製作国フランスでの『 ルビー&カンタン 』興行成績は頗(すこぶ)る良い。二週連続第一位で、 2003 年度の仏映画第三位という人気映画である。『 ルビー&カンタン 』出演は他に、『 アメリ (2001) AMELIE POULAIN / LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN 』のティッキー・オルガド、やはり『 アメリ 』と『 犯罪の風景 (2000) SCENE DE CRIMES (原題) / CRIME SCENES (英題) 』『 ヴィドック (2001) VIDOCQ 』のアンドレ・デュソリエらが脇を固めている。そしてジェラール・ドパルデューは高い評価を得ている。批評家の意見は意見として聞いておいて、実際のところどうなのか自分で観て確かめてみたいものだと思うのだが…。
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【『 ルビー&カンタン 』のスタッフとキャスト】
監督: フランシス・ヴェベール Francis Veber (Directed by)
製作: ザイード・ベン・ザイード Said Ben Said (producer)
原案: セルジュ・フリードマン Serge Frydman (idea)
脚本: フランシス・ヴェベール Francis Veber (Writing credits)
撮影: ルチアーノ・トヴォリ Luciano Tovoli (Cinematography by)
編集: ジョルジュ・クロッツ Georges Klotz (Film Editing by)
音楽: マルコ・プリンス Marco Prince (Original Music by)
 
出演: ジャン・レノ Jean Reno as ルビー Ruby
    ジェラール・ドパルデュー Gerard Depardieu as カンタン Quentin
    リシャール・ベリ Richard Berry as Vernet
    アンドレ・デュソリエ Andre Dussollier as Psychiatre
    レオノア・ヴァレラ Leonor Varela as Katia/Sandra
    ジャン=ピエール・マロ Jean-Pierre Malo as Vogel
    ジャン=ミシェル・ノワリー Jean-Michel Noirey as Lambert
    ティッキー・オルガド Ticky Holgado as Martineau
    ミシェル・オーモン Michel Aumont as Nosberg
    ローラン・ガムロン Laurent Gamelon as Mauricet

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! / RUBY & QUENTIN 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      AlloCine : Cinema
      公式サイト(仏語版)
       http://www.taistoi-lefilm.com/
■映画『 ルビー&カンタン 』の更新記録
2003/12/25新規: ファイル作成
2004/12/16更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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