ダーティ・シェイム A DIRTY SHAME
表紙目次読む映画試写会レヴュー観たい度映画予告編エッセイ日誌試写会情報リンク集
映画人解説・レヴュー一覧表映画ゲーム思い出映画ブロードバンド(B)版旅行の森てんこ森
映画の森てんこ森■読む映画試写会■映画解説
ダーティ・シェイム (原題) (2004)
A DIRTY SHAME
 映画『 ダーティ・シェイム (原題) (2004) A DIRTY SHAME 』を紹介します。映画『 ダーティ・シェイム (原題) (2004) A DIRTY SHAME 』は 2004/09/30 の時点で邦題が分からないので「ダーティ・シェイム」としておく。

 映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の主なスタッフ
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の舞台
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』のあらすじ
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の脇の出演者
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』のスタッフとキャスト
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ダーティ・シェイム (原題) 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の更新記録

>>
「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え)
幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) (2004) A DIRTY SHAME 』のポスター、予告編および映画データ
ダーティ・シェイム A DIRTY SHAME

Links:  Official Web Site
Trailers: Quick Time:
300k
 ・ 700k
上映時間 Runtime: 1:29
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
City Lights Pictures [us]
John Wells Productions [us]
Killer Films [us]
This Is That Productions [us]
全米配給会社 Distributer: City Lights Pictures [us]
Fine Line Features [us] (2004) (USA) (theatrical)
New Line Cinema [us] (2004) (USA) (theatrical)
全米初公開 Release Date: 2004/09/24
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/ 予定
日本公開情報 : 日本ヘラルド映画
ジャンル Genre: コメディ Comedy
MPAA Rating 指定: NC-17 for pervasive sexual content.
日本語公式サイト 調査中
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
▲TOPへ
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の解説

 「ダーティ・シェイム」は「汚い恥」という意味だけど、『 ダーティ・シェイム (原題) 』は人生を見つめさせる深刻な映画ではない。『 堕天使のパスポート (2002) DIRTY PRETTY THINGS 』でも「ダーティ」がつくけど、そういうタイプの映画でもない。『 ダーティ・シェイム (原題) 』は、お堅かった主婦がセックスマニアに変貌して街ぐるみで巻き起こす珍事のコメディである。

▲TOPへ

■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の主なスタッフ
○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の製作: テッド・ホープ
イン・ザ・ベッドルーム (2001) IN THE BEDROOM
アメリカン・スプレンダー (2003) AMERICAN SPLENDOR
21グラム (2003) 21 GRAMS
ドア・イン・ザ・フロア (2004) THE DOOR IN THE FLOOR

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の製作: クリスティーン・ヴェイコン
ストーカー (2002) ONE HOUR PHOTO
エデンより彼方に (2002) FAR FROM HEAVEN
パーティ★モンスター (2003) PARTY MONSTER
キャンプ (2003) CAMP
バレエ・カンパニー (2003) THE COMPANY

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の製作: アン・ルアーク
クレア・ドーラン (1998) CLAIRE DOLAN

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の製作総指揮: マーク・カウフマン
ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS
マグノリア (1999) MAGNOLIA
ザ・セル (2000) THE CELL
ジョンQ−最後の決断− (2002) JOHN Q
ウォルター少年と、夏の休日 (2003) SECONDHAND LIONS

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の製作総指揮: マーク・オーデスキー
リプリーズ・ゲーム (原題) (2002) RIPLEY'S GAME
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003) THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の製作総指揮: ジョン・ウェルズ
『 ギャンブル・プレイ (2002) THE GOOD THIEF

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の音楽: ジョージ・S・クリントン
オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー (2002) ANTWONE FISHER
サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪 (2002) THE SANTA CLAUSE 2: THE MRS. CLAUSE
ビッグ・バウンス (2004) THE BIG BOUNCE
ニューヨーク ミニット (2004) NEW YORK MINUTE

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の撮影: スティーヴ・ゲイナー
ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の編集: ジェフリー・ウルフ
穴/HOLES (2003) HOLES

○『 ダーティ・シェイム (原題) 』の配役: ケリー・バーデン
恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE
ショコラ (2000) CHOCOLAT
セレンディピティ (2001) SERENDIPITY
マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE
ニューヨークの恋人 (2001) KATE & LEOPOLD
運命の女 (2002) UNFAITHFUL
DEMONLOVER (2002) DEMONLOVER
処刑・ドット・コム (2002) MY LITTLE EYE
バッドボーイズ2バッド (2003) BAD BOYS 2 BAD
ピーター・パン (2003) PETER PAN
このように、映画『 ダーティ・シェイム (原題) 』』のスタッフはエンターテインメント系のヒット作品に携わったメンバーが多い。

▲TOPへ

■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の舞台

 映画『 ダーティ・シェイム (原題) 』監督・脚本のジョン・ウォーターズは米国ボルチモア Baltimore 育ちで、つくる映画は全てボルチモアが舞台というのが有名な逸話だ。ボルチモアはメリーランド州 Maryland (米国東部の州)の港市。
プリティ・ブライド (1999) RUNAWAY BRIDE
エバーラスティング 時をさまようタック (2002) TUCK EVERLASTING
トータル・フィアーズ (2002) THE SUM OF ALL FEARS
レッド・ドラゴン (2002) RED DRAGON
等もボルチモアでロケーションが行なわれた。この『 ダーティ・シェイム (原題) 』も勿論ボルチモアが舞台であるし、実際、ロケもボルチモアで行なわれている。

▲TOPへ

■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』のあらすじ
※本作『 ダーティ・シェイム (原題) 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
▲TOPへ

 映画『 ダーティ・シェイム (原題) 』の舞台はボルチモアでブルーカラーの人達が住む地域ハートフォード通り Hartford Road, Baltimore 。この街は最近、奔放なセックス革命が蔓延(はびこ)っている。気難しくてとりすました中年主婦シルヴィア・スティックルズ(トレイシー・ウルマン)は静かな街を汚染していくこのセックス運動の奔放さにむかついているし、シルヴィアの母で型やぶりな右派のじゃじゃ馬ビッグ・エセル(スザンヌ・シェパード)もこの運動を鎮めようとしている。

 シルヴィアのハンサムな夫ヴォーンはセックスに夢中で、欲求が強くて妻に求めるけど、シルヴィアとしたらやるべきことが色々あって、そういう面はあまり関心がない。シルヴィアはパインウッド・パーク・アンド・ペイというコンビニで働いており、その管理と娘の世話で十分忙しいからだ。年頃の娘キャプリス(セルマ・ブレア:
キューティ・ブロンド (2001) LEGALLY BLONDE
クリスティーナの好きなコト (2002) THE SWEETEST THING
ヘルボーイ (2004) HELLBOY 』)は途方もない巨乳の持ち主で、ウルスラ・アダーズ Ursula Udders (Udders とは「おっぱい」のこと)というステージネームでゴーゴーダンサーをしている。娘はヌードで公共の面前で露出狂的な振る舞いが多く、自宅監禁の身になっている。だから頭が痛い母親シルヴィア。

 しかし、お堅いシルヴィアに一大事が起きる。ちょっと変な交通事故で彼女は脳震盪(のうしんとう)を起こしたのだ。駆け寄って助けてくれたのが、レッカー車の運転手レイレイ・パーキンズ(ジョニー・ノックスヴィル:
デュース・ワイルド (2002) DEUCES WILD
ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版 (2002) JACKASS: THE MOVIE
ワイルド・タウン/英雄伝説 (2004) WALKING TALL 』)である。シルヴィアは、その男性が並みの男ではないと悟る。彼こそ、セックスの治癒師・救い主で、シルヴィアの隠れた肉欲を引き出してくれる人だったのだ。

 レイレイはシルヴィアの性衝動にまじないをかけ、お堅かったシルヴィアをセックス中毒に変貌させてしまうのだ。セックス狂に変貌したシルヴィアの欲求の凄さに、今までとは逆に夫ヴォーンがついていけない。‘救い主’とか、シルヴィアがレイレイが率いるセックス革命の信奉者の十二番目の‘使徒’だとか、『 ダーティ・シェイム (原題) 』ではレイレイをキリストのようにパロディ化している。レイレイは、聖歌隊の連中に、真に独自の新しいセックス行動を発見するように説教する。性欲をかき立てられている者達は彼に従って、救い主に解放されたら自己の内なる性的欲求を表現するようになるのだ。

 こうして、セックス革命を入念に準備・実行するレイレイの一団と、シルヴィアの母ビッグ・エセルやマージ(パトリシア・ハースト)が率いるお堅いニューターズ Neuters (無性動[植]物; 去勢された動物; 中立者 <EXCEED英和辞典より>) は真っ向から対立する。映画『 ダーティ・シェイム (原題) 』は、「もしも自分の近隣で母親とか叔母さんが娼婦まがいに変身してしまったらどんな事が起こるだろうかということに基づいたコメディ」なんだそうだ。とにかく背景の植木の形なども猥褻そのものといった感じで、監督の趣味がそのまま可笑しくも出ているらしい。

 なにしろ、ジョン・ウォーターズ監督の子供時代の好きなことは二つ。一つは、自動車のスクラップ場に行って、衝突でつぶれた車のシートに残っている本当の血痕や血の海を見ては、致命的な衝突事故を空想すること。もう一つは、双眼鏡持参でドライブイン・シアターまで‘アダルト映画’をよく観に行ったこと。ヘンな子だったんだなぁ。ジョン・ウォーターズ監督は、だから、大人になっても、妥協せず、自分の好きな道をとことん行っているのだろう。メジャー映画は作らないで、こういうひとくせある映画を楽しんで作っているのだ。

▲TOPへ

■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の脇の出演者

 映画『 ダーティ・シェイム (原題) 』でちょっと可笑しいんじゃない?といった様々な役をする俳優は多勢だ。「あらすじ」内の主だった役の脇に、こういう俳優達も登場する。

●リス・アイザック
羊たちの沈黙 (1990) THE SILENCE OF THE LAMBS 』出演
モナリザ・スマイル (2003) MONA LISA SMILE 』では歌手をしている。

●ジャッキー・ホフマン
Kissingジェシカ (2001) KISSING JESSICA STEIN
キューティ・ブロンド/ハッピーMAX (2003) LEGALLY BLONDE 2: RED, WHITE & BLONDE

●ジェームズ・ランソン
KEN PARK (2002) KEN PARK

●スティーヴ・マック
シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE
ボーン・コレクター (1999) THE BONE COLLECTOR
ハンニバル (2001) HANNIBAL
9デイズ (2002) BAD COMPANY
プール (2002) SWIMFAN / SWIMF@N
アナライズ・ユー (2002) ANALYZE THAT
ナショナル・トレジャー (2004) NATIONAL TREASURE 』等でスタントで活躍。

●ドン・ヒューイット
卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』
シービスケット (2003) SEABISCUIT
スクール・オブ・ロック (2003) THE SCHOOL OF ROCK

●デヴィッド・ハッセルホフ
TVシリーズ『 ナイトライダー (1982〜1986) KNIGHT RIDER 』のあの人だ!
ドッジボール (2004) DODGEBALL: A TRUE UNDERDOG STORY 』等に近年は映画出演している。
▲TOPへ
【『 ダーティ・シェイム (原題) 』のスタッフとキャスト】
監督: ジョン・ウォーターズ John Waters (Directed by)
製作: テッド・ホープ Ted Hope (producer)
    クリスティーン・ヴェイコン Christine Vachon (producer)
    パット・モラン Pat Moran (associate producer)
    アン・ルアーク Ann Ruark (line producer)
製作総指揮: メリデス・フィン Merideth Finn (executive producer)
    ダニー・フィッシャー Danny Fisher (executive producer)
    ジャック・フィッシャー Jack Fisher (executive producer)
    ジョー・フィッシャー Joe Fisher (executive producer)
    マーク・カウフマン Mark Kaufman (executive producer)
    マーク・オーデスキー Mark Ordesky (executive producer)
    ジョン・ウェルズ John Wells (executive producer)
脚本: ジョン・ウォーターズ John Waters (written by)
撮影: スティーヴ・ゲイナー Steve Gainer (Cinematography by)
編集: ジェフリー・ウルフ Jeffrey Wolf (Film Editing by)
配役: ケリー・バーデン Kerry Barden (Casting by)
    パット・モラン Pat Moran (Casting by)
音楽: ジョージ・S・クリントン George S. Clinton (Original Music by)

出演: トレイシー・ウルマン Tracey Ullman as Sylvia Stickles
    ジョニー・ノックスヴィル Johnny Knoxville as Ray-Ray Perkins
    セルマ・ブレア Selma Blair as Caprice Stickles
    クリス・アイザック Chris Isaak as Vaughn Stickles
    スザンヌ・シェパード Suzanne Shepherd as Big Ethel
    ミンク・ストール Mink Stole as Marge the Neuter
    パトリシア・ハースト Patricia Hearst as Paige
    リッキー・レイク Ricki Lake as Herself
    ジャッキー・ホフマン Jackie Hoffman as Dora
    ジェームズ・ランソン James Ransone as Dingy Dave
    スティーヴ・マック Steve Mack as Injured Neuter Man #1
    ドン・ヒューイット Don Hewitt as Injured Neuter Man #
    デヴィッド・ハッセルホフ David Hasselhoff as Himself

▲TOPへ
<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 ダーティ・シェイム (原題) (2004) A DIRTY SHAME 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.adirtyshamemovie.com
■映画『 ダーティ・シェイム (原題) A DIRTY SHAME 』の更新記録
2004/09/30新規: ファイル作成
2004/12/07更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/08/26更新: ◆データ追加
▲TOPへ
幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
「映画の森てんこ森」へ 「旅行の森てんこ森」へ
映画解説・レヴュータイトル一覧表
映画の森てんこ森 バナー03

映画の森てんこ森 coda21幸田幸 クレジット バナー01
幸のイタリア各都市情報へ
旅行の森てんこ森 バナー03
136x70
本サイトの作文、データ及び画像などのコンテンツの無断転用はお控え下さい。
貴サイトへの御掲載についてはメールにてお知らせ頂ければ幸いです。
© 2003-2005 Sachi CODA at Eigano-Mori Tenko-Mori, CODA21. All Rights Reserved.