| プルーフ・オブ・マイ・ライフ | |||||||||||||||||||||||||
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 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) |
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| PROOF | |||||||||||||||||||||||||
| 映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004)
PROOF 』を紹介します。映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004)
PROOF 』は 2004/10/16 の時点で邦題が分からなかったので「プルーフ
(原題)」としておいたら『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』に決まった。 映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の位置づけ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の主なスタッフ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の主演四人 ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の戯曲 ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』のあらすじ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』のスタッフとキャスト ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の＜もっと詳しく＞ ＜もっと詳しく＞は映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー（あらすじとネタバレ）です。※ご注意：映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ（画面の切り替え） |
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幸の観たい度： ８つ星   |
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| ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||
プルーフ・オブ・マイ・ライフ ポスターはhttp://movies.hsx.com/ より引用させて頂きました。
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| ●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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| ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004)
PROOF 』の解説 『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』は、グウィネス・パルトロー（『 スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 』）、アンソニー・ホプキンス（『 アレキサンダー 』）、ホープ・デイヴィス（『 アメリカン・スプレンダー 』）、ジェイク・ギレンホール（『 デイ・アフター・トゥモロー 』）が競演する「天才」と「狂気」をめぐるドラマ。天才数学者で精神を病んでいた父親の遺した数学定理の「証明（＝プルーフ）」が娘達と教え子の若い男性にどんな波紋を及ぼすのか。 ▲TOPへ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の位置づけ 映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の監督ジョン・マッデンは『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』でアカデミー賞の監督賞にノミネートされて、マッデン監督と同じく『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』でも関与するグウィネス・パルトローはそのとき主演女優賞、スティーヴン・ウォーベックは音楽賞など、オスカーに輝いた経歴がある。ジョン・マッデン監督としたら今度こそ自分もオスカーを獲得したいという意気込みでこの映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』に当たった。配給のミラマックス社も 2005 年アカデミー賞をターゲットに、やる気満々。だから米国では『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』はクリスマス・イヴ封切という最高の栄誉を与えられている。 ▲TOPへ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の主なスタッフ ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の監督： ジョン・マッデン 『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の製作： アリソン・オーウェン 『 エリザベス (1998) ELIZABETH 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の製作： マーク・クーパー 『 ショコラ (2000) CHOCOLAT 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の製作： ビリー・ヒギンズ 『 ハイ・フィデリティ (2000) HIGH FIDELITY 』 『 アリ (2002) ALI 』 『 ダンス・レボリューション (2003) HONEY 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の製作総指揮： ジェームズ・Ｄ・スターン 『 STAGE BEAUTY (2004) 』 『THE ASSUMPTION (2005) 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の撮影： アルウィン・Ｈ・カックラー 『 ２８日後... (2002) 28 DAYS LATER 』 『 CODE46 (2003) CODE 46 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の編集： ダリル・ジョーダン 『 エニグマ (2002) ENIGMA 』 『 ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2002) HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS 』 『 フィアー・ドット・コム (2002) FEAR DOT COM 』 ○『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の音楽： スティーヴン・ウォーベック 『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』 『 リトル・ダンサー (2000) BILLY ELLIOT 』 『 コレリ大尉のマンドリン (2001) CAPTAIN CORELLI'S MANDOLIN 』 『 トゥー・ブラザーズ (2004) TWO BROTHERS 』 ▲TOPへ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の主演四人 映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の登場人物で主要な四人は： ●グウィネス・パルトロー as 次女キャサリン＠プルーフ・オブ・マイ・ライフ 『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』 『 リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』 『 デュエット (2000) DUETS 』 『 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』 『 愛しのローズマリー (2001) SHALLOW HAL 』 『 抱擁 (2002) POSSESSION 』 『 ハッピー・フライト (2003) VIEW FROM THE TOP 』 『 シルヴィア (2003) SYLVIA 』 『 スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004) SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW 』等に出演と 『 イン・ザ・カット (2003) IN THE CUT 』(何らかの貢献 thanks) ●アンソニー・ホプキンス as 父ロバート＠プルーフ・オブ・マイ・ライフ 『 羊たちの沈黙 (1990) THE SILENCE OF THE LAMBS 』 『 Ｍ：Ｉ−２ (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2 』 『 ハンニバル (2001) HANNIBAL 』 『 ９デイズ (2002) BAD COMPANY 』 『 レッド・ドラゴン (2002) RED DRAGON 』 『 白いカラス (2003) THE HUMAN STAIN 』 『 アレキサンダー (2004) ALEXANDER 』 ●ホープ・デイヴィス as 長女クレア＠プルーフ・オブ・マイ・ライフ 『 アバウト・シュミット (2002) ABOUT SCHMIDT 』 『 アメリカン・スプレンダー (2003) AMERICAN SPLENDOR 』 ●ジェイク・ギレンホール as 元学生ハル＠プルーフ・オブ・マイ・ライフ 『 ドニー・ダーコ (2001) DONNIE DARKO 』 『 グッド・ガール (2002) THE GOOD GIRL 』 『 ムーンライト・マイル (2002) MOONLIGHT MILE 』 『 デイ・アフター・トゥモロー (2004) THE DAY AFTER TOMORROW 』 ▲TOPへ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の戯曲 映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』は、デヴィッド・オーバーンの書いた同名の戯曲「 Proof （邦題不明）」を元に、デヴィッド・オーバーン自身とレベッカ・ミラーが手を入れて脚本にした作品である。デヴィッド・オーバーンは 2000 年に「 Proof 」を執筆し、 83 ページのペーパーバックの本としても米国・英国・カナダで出版されている。凄いのは、「 Proof 」はジョセフ・ケッセルリング賞 Joseph Kesselring Prize 、ドラマ・デスク賞 Drama Desk Award 、及び 2001 年度ピュリツァー賞 Pulitzer Prize 、 2001 年度トニー賞 Tony Award という権威ある諸々の賞に輝いていることだ。それを映画化したこの映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』も、きっと奥深い面白さをかもし出す大人のドラマとなることだろう。 なお、この映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』でヒロイン、キャサリンを演じるグウィネス・パルトローが演劇でも、ロンドンのウエスト・エンド London's West End のステージで同じ役を演じたことがあるのは、何かの縁だろうか。 ▲TOPへ ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』のあらすじ ※本作『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ さて、映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』のストーリー。 映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』の舞台は戯曲によると、米国シカゴ Chicago 。キャサリン（グウィネス・パルトロー）という二十代の女性は、精神を患っている父親ロバート（アンソニー・ホプキンス）の看病やケアで毎日を送っている。父親は偉大な数学者だったのだが、晩年になってこういう病状で、娘キャサリンの手助けなしでは生活は機能しない。だからキャサリンは、自分も大好きな数学をしたい大学生活も諦めて、計り知れない犠牲を払って父の為に暮らしている。 父親ロバートが亡くなると、社交性のないキャサリンは家で世捨人のような不安定で宙ぶらりんの状態に残された。実際、キャサリンは父親の精神の病をある程度受け継いでいるようだ。父の葬式の日、ちょうどこの日はキャサリンの 25 歳の誕生日でもある。葬式に列席するために、父の教え子だったハロルド・ドブス、愛称ハル（ジェイク・ギレンホール）が訪問してきた。そんなハルにも、キャサリンは横柄な態度をとる。ハルは、ロバートの遺した何百冊ものノートをめくっては、ロバートという数学の天才が何か書き残しているのではないか調べたいのだ。しかしノートは狂人ロバートの走り書きがいっぱいだけだった。 ほぼ同時に、キャサリンの姉クレア（ホープ・デイヴィス）が父の葬式の為に帰省した。クレアはニューヨークに住まいしている洗練された女性だ。積極的で強引な面もある。父が亡くなったのだから、この家を売り払ってしまいたい。家を売って、妹キャサリンをニューヨークに連れて帰って精神科の治療を受けさせたいとも考えている。姉は、妹が父から精神病をたとえ少しでも受け継いでいると認識している。だから常軌を逸した妹の言動には目を光らせる。 妹キャサリンは当然、この家から出たくはない。それに、父の教え子ハルと何らからの関係（ロマンス？）が生じてくると事態は一層複雑になる。キャサリンはハルに、亡き父の机の引き出しの鍵を渡してあげた。するとそこには、ハルがこれまで見たこともない仰天する数学の証明（プルーフ）が入っていたのだ。だからタイトルが「プルーフ PROOF 」なわけ。詳細は脚本でも書いてないらしいが、「素数 prime numbers 」に関する数学定理の証明（プルーフ）で、数学者たちがずっと証明したいと取り組んでいたものだ。 ハルは有頂天で、発見したその革新的な証明（プルーフ）を恩師ロバート本人の名で出版したいと申し出る。すると、何としたことか、キャサリンは自分がした証明（プルーフ）だと主張するので、ハルと姉クレアは唖然。キャサリンはノースウェスタン大学でほんの数ヶ月間、数学の授業を受けただけだ。大学のシーンはシカゴ大学 University of Chicago （『 逃亡者 (1993) THE FUGITIVE 』でもロケ地）で撮影された。教授や物理学者の役には『 ファーゴ (1996) FARGO 』のゲイリー・ヒューストンや『 スパイ・ゲーム (2001) SPY GAME 』『 めぐりあう時間たち (2002) THE HOURS 』『 沈黙の聖戦 (2003) BELLY OF THE BEAST 』のコリン・スティントンらも登場する。 そんな短期間で大学を辞めて父親の介護に従事してきたキャサリンであるから、ハルとしたら、物凄い天才の技であるその証明（プルーフ）から見て、彼女のなした業だとは到底思えない。一方、姉クレアは、その証明（プルーフ）の筆跡が明らかに父のものだと思う。それに妹は父親の素質＜数学的才能＞だけでなく＜情緒不安定＞も受け継いでいるのを姉は分かっている。キャサリンは自分の精神状態は正常でないことを自覚しており、父親のようになるのを恐れている。しかし、数学の才能があるのは確かだ…。 ロマンスと肉体関係も渦巻き、様相は更に複雑になっていく。この作品は、タイトルにもなっている証明（プルーフ）自体はそんなに重要なことでなく、問題となるのは、その証明（プルーフ）が一体誰がしたものなのかということ。そして、ハルとクレアがキャサリンを狂人としてどんなに容易く葬ってしまうかというのもポイントではなく、「天才」と紙一重と言われる「狂気」をめぐって、愛と信頼という人間の本能を描くことがテーマになっているそうだ。 |
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| 【『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||
| 監督： ジョン・マッデン John Madden (Directed
by) 製作： ジョン・ハート John Hart (producer) ロバート・ケセル Robert Kessel (producer) アリソン・オーウェン Alison Owen (producer) ジェフ・シャープ Jeff Sharp (producer) マーク・クーパー Mark Cooper (co-producer) ビリー・ヒギンズ Billy Higgins (line producer) 製作総指揮： ジェームズ・Ｄ・スターン James D. Stern (executive producer) 戯曲： デヴィッド・オーバーン David Auburn (play) 脚本： デヴィッド・オーバーン David Auburn (screenplay) レベッカ・ミラー Rebecca Miller (screenplay) 撮影： アルウィン・Ｈ・カックラー Alwin H. Kuchler (Cinematography by) 編集： ダリル・ジョーダン Daryl Jordan (Film Editing by) 音楽： スティーヴン・ウォーベック Stephen Warbeck (Original Music by) 出演： グウィネス・パルトロー Gwyneth Paltrow as Catherine アンソニー・ホプキンス Anthony Hopkins as Robert ホープ・デイヴィス Hope Davis as Claire ジェイク・ギレンホール Jake Gyllenhaal as Hal ゲイリー・ヒューストン Gary Houston as Prof. Jay Barrow コリン・スティントン Colin Stinton as Physicist at party アン・ウィットマン Anne Wittman as Joann ダニエル・ハトコフ Daniel Hatkoff as Student ジョン・キーフ John Keefe as Admirer リー・ジマーマン Leigh Zimmerman ▲TOPへ |
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| ＜もっと詳しく＞ | |||||||||||||||||||||||||
 ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004) PROOF 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com |
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| ■映画『 プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2004)
PROOF 』の更新記録 2004/10/16新規： ファイル作成 2004/12/06更新： ◆一部テキスト追記と書式変更 2005/09/30更新： ◆タイトル変更 |
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| 幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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