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シャイな幸の独り言
シンガポール航空の機内の映画
2004年04月02日金曜日
昨日、サッカーで日本が何とか勝ったとＴＶスポーツニュースで言っていた。勝っても厳しく言われてジーコ監督も各代表選手もツライだろう。でも中田英寿選手はキャプテンとしてチーム批判と自己批判して反省のコメントをしていた。＜「ジーコ日本、シンガポールに辛勝　Ｗ杯予選」　サッカーの０６年ワールドカップ（Ｗ杯）アジア１次予選第３組の日本は３１日、当地のジャランベサル競技場でシンガポールと対戦し、２―１で辛くも勝った。日本は２連勝で、勝ち点を６に伸ばした。前半に高原のシュートで先制したが、攻めながら追加点が奪えず、いったんは後半に追い付かれてしまう苦戦。ようやく途中出場の藤田が後半３７分に勝ち越し点を決めた。・・・記事引用　Mainichi INTERACIVE　/2004 年 3 月 31日　http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=717757＞とＭＳＮのネットニュースにあった。 　あっ、今日は何もシンガポール戦サッカーについて書くのではない。シンガポール航空 Singaporre Airlines について書くためのシンガポールの枕だ。 　先月関空→シンガポール→パース、パース→シンガポール→関空に利用したフライトは全てシンガポール航空（SIA）だった。実は初めてシンガポール航空を使ったのだ。話には聞いていたが、女性フライトアテンダント（スチュワーデス）さんのコスチュームは、実際見てみて一味違ってステキだった。どこの航空会社のスチュワーデスさんも美人でスタイルが良い（中には思わず笑ってしまうＴＶコマーシャルの「ティッキン、プリーズ」と気弱なメガネのダサイ日本人が言うと「フィッシュ、オウンリー」と答え返す大型の方もいらっしゃるかもしれません？）のだが、とりわけシンガポール航空（ＳＩＡ）の方は特に全員細身であのアジアチックな民族衣装・サロンケバヤを綺麗に着こなしていらっしゃる。私が着て作業などするときっと脇や腰の縫い目から裂けるに違いないと思うくらいスレンダーなのだ。 　このシンガポール航空（SIA）のユニフォーム・サロンケバヤには四種類あるらしい。紫コン地のフライト・スチュワーデス用のサロンケバヤを身につけたスチュワーデスさんが私たちのエコノミークラスの席にサービスしてくれた。緑（グリーン）地はリーディング・スチュワーデス。赤地はチーフスチュワーデス。紺地で地味な感じのするサロンケバヤは客室責任者だ。どれもカラフルで雰囲気を持ったコスチュームだ。このユニフォームは、フランス人デザイナー・ピエール・バルマン Pierre Balman が６０年代にシンガポール航空（SIA）の前身であるＭＡＬ（マラヤン・エアウエーズ・リミテッド）のスチュワーデス「シンガポール・ガール」用にデザインしたものらしい。 　機内に置いてある雑誌「SILVER KRIS」には色々な情報が掲載されているが、幸の目を引いたのは、「ご搭乗の皆様へ」と「シンガポール航空その歴史」というコーナー記事だ。1947年操業開始して56年で最新のテクノロジーと最高のサービスで業界きっての航空会社を誇っている。（※雑誌「SILVER KRIS」には「スチュワーデス」という語を使っているユニフォームのガイドがあるのを参照した。）
シンガポール航空サイトより引用	態々（わざわざ）シンガポール航空（SIA）でこの「シャイな幸の独り言」でページを割くのは、映画が最新でそのラインナップは30本と凄かったからだ。私は映画が好きだから、乗る飛行機で一番の関心事の一つは、機内で放映される映画だ。利用するいくつかの航空会社の機内での映画はこれほどのラインナップはなかったように記憶する。それとも幸の利用する航空会社に限って、幸の観た映画ばかりが、偶々放映されているのかもしれない。まあ、とにかくシンガポール航空（SIA）は映画が随分楽しめた。お陰で睡眠が摂れないくらい何本も観た。
因みに、パースの往復で利用したシンガポール航空 Singapore Airlines 機内の「クリスワールド KRIS WORLD（ＣＭＩＶ）」の機内上映長編映画プログラムでは、オンデマンドでいつでも観ることができた。以下は3月度上映の映画だ。リンクは幸の映画解説またはレヴューだ。 　（チャンネル 01 ）では『 恋愛適齢期　(2003) SOMETHING'S GOTTA GIVE 』（ナンシー・メイヤーズ・プロジェクト）、 　（チャンネル 02 ）では『 ラスト サムライ　(2003) THE LAST SAMURAI 』、 　（チャンネル 03 ）では『 タイムライン　(2003) TIMELINE 』、 　（チャンネル 04 ）では『 ラブ・アクチュアリー　(2003) LOVE ACTUALLY 』、 　（チャンネル 05 ）では『 白いカラス (2003) THE HUMAN STAIN 』（ヒューマン・ステイン）、 　（チャンネル 06 ）では『 ミッシング　(2003) THE MISSING 』、 　（チャンネル 07 ）では『 シャッタード・グラス　(2003) SHATTERED GLASS 』、 　（チャンネル 08 ）では『 デュプレックス (原題) (2003) DUPLEX 』、 　（チャンネル 09 ）では『 チーパー・バイ・ザ・ダズン (原題) (2003) CHEAPER BY THE DOZEN 』、 　（チャンネル 10 ）では『 マトリックス　レボリューションズ　(2003) THE MATRIX REVOLUTIONS 』、 　（チャンネル 11 ）では『 マスター・アンド・コマンダー　(2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD 』、 　（チャンネル 12 ）では『 ランダウン　ロッキング・ザ・アマゾン　(2003) THE RUNDOWN 』、 　（チャンネル 13 ）では『 ディボース・ショウ　(2003) INTOLERABLE CRUELTY 』、 　（チャンネル 14 ）では『 すべては愛のために　(2003) BEYOND BORDERS 』、 　（チャンネル 15 ）では『 ルーニー・テューンズ：　バック・イン・アクション (原題) (2003) LOONEY TUNES: BACK IN ACTION 』、 　（チャンネル 16 ）では『 スクール・オブ・ロック　(2003) THE SCHOOL OF ROCK 』、 　（チャンネル 17 ）では『 マトリックス　(1999) THE MATRIX 』、 　（チャンネル 18 ）では『 マトリックス　リローデッド　(2003) THE MATRIX RELOADED 』、 　（チャンネル 19 ）では『 オーシャンズ１１　(2001) OCEAN'S ELEVEN 』、 　（チャンネル 20 ）では『 スパニッシュ・アパートメント　(2002) L'AUBERGE ESPAGNOLE (原題) / SPANISH APARTMENT (英題) 』（スペインの宿）、 　（チャンネル 21 ）では『 ルビー＆カンタン　(2003) TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題) 』、 　（チャンネル 22 ）では『 忘不了 Mong bat liu (2003) LOST IN TIME 』、 　（チャンネル 23 ）では『 杜十娘 Miss Du Shi Niang (2003) 』、 　（チャンネル 24 ）では『 インファナル・アフェア２ (2002) 無間道II (原題) / INFERNAL AFFAIRS II(英題) 』（『 インファナル・アフェア　(2002) 無間道 (原題) / INFERNAL AFFAIRS (英題) 』の第2弾）、 　（チャンネル 25 ）では『 大丈夫 Men Suddenly in Black (2003) 』、 　（チャンネル 26 ）では『 コスミック・レスキュー (2003) Cosmic Rescue 』、 　（チャンネル 27 ）では『 阿修羅のごとく (2003) Like Asura 』、 　（チャンネル 28 ）では『 Saaya (2003) 』、 　（チャンネル 29 ）では『 Punnagai Poove 』 　因みに、シンガポール航空（SIA）の2004年04月01日現在の映画プログラムをネットで調べると、以下の映画が上映されている。上記の映画コンテンツの何本かを入れ替えているようだ。 『 モナリザ・スマイル　(2003) MONA LISA SMILE 』 『 ミスティック・リバー　(2003) MYSTIC RIVER 』 『 ペイチェック　消された記憶　(2003) PAYCHECK 』 『 ザ・クーラー (原題) (2003) THE COOLER 』 Chasing Liberty Sylvia 『 ブラザー・ベアー　(2003) BROTHER BEAR 』 『 ロスト・イン・トランスレーション　(2003) LOST IN TRANSLATION 』 『 キル・ビル　(2003) KILL BILL: VOLUME 1 』 Something's Gotta Give The Last Samurai Timeline Love Actually The Human Stain The Missing Shattered Glass Unforgiven 『 スペース カウボーイ　(2000) SPACE COWBOYS 』 The Matrix Football Days L'Auberge Espanole Star Runner Infernal Affairs III G@me Cosmic Rescue 　また、来月は以下の映画が入れ替え上映されるようだ。 1. 『 ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還　(2003) THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING 』 Cast: Elijah Wood, Ian McKellen, Viggo Mortensen 2. Along Came Polly Cast: Ben Stiller, Jennifer Aniston, Philip Seymour Hoffman 3. 『 コールド マウンテン　(2003) COLD MOUNTAIN 』 Cast: Jude Law, Nicole Kidman, Renee Zellweger 4. 『 バタフライ・エフェクト　(2004) THE BUTTERFLY EFFECT 』 Cast: Ashton Kutcher, Amy Smart, Eric Stoltz 5. 『 ２１グラム　(2003) 21 GRAMS 』 Cast: Sean Penn, Naomi Watts, Benicio Del Toro 6. 『 ピーター・パン　(2003) PETER PAN 』 Cast: Jason Isaacs, Jeremy Sumpter, Rachel Hurd-Wood 7. 『 ハウス・オブ・サンド・アンド・フォグ (原題) (2003) HOUSE OF SAND AND FOG 』 Cast: Ben Kingsley, Jennifer Connelly, Ron Eldard 8. 『 ビッグ・フィッシュ　(2003) BIG FISH 』 Cast: Ewan McGregor, Albert Finney, Billy Crudup 9. The Company Cast: Neve Campbell, James Franco, Malcolm McDowell 10. 『 アバウト・シュミット　(2002) ABOUT SCHMIDT 』 Cast: Jack Nicholson, Hope Davis, Dermot Mulroney, Kathy Bates 11. Life As A House Cast: Kevin Kline, Kristin Scott Thomas, Hayden Christensen 　私は、機内では映画ばかり観ているが、シンガポール航空（SIA）自慢の「機内エンターテインメント」では映画29本以外に音楽100本、ＴＶ77本、ゲーム約50本など番組メニューは豊富だ。 　これらの膨大なオンデマンド On-demand 機内エンターテインメント番組を楽しむには、端末機が必要だ。幸の座った席は往きも帰りもエコノミーだが、それぞれの席に専用のモニターが付いていてリッチな気分が味わえる。操作は有線だが電話器と併用のコントロール器が席に装備されている。しかし、この操作は少し使い勝手が難しい。ゲームやパソコンなどに慣れていれば、年輩の方でも解説を読まなくてもあれこれ触っているうちに使えるようになる。分らなければスチュワーデスさんをお呼びすれば丁寧に教えてくれる。往きのフライトの席で、私のすぐ近くの「ジントニック」を何回も飲んでいた年輩のオジサンが優しいスチュワーデスさんに丁寧に教えてもらっていた。でも実際のところ使い方がイマイチ解っていなかったような気がするけど・・・。お酒で少し酔っている上に彼女の美しさに見とれてひょっとして上の空だったかも。 　幸の帰りのフライトの席は幸運にも「前が壁」の席だ。英語では「bulkhead」と呼ぶそうだ。偶々スプライトのお代わりを頂いたシンガポール人の男性フライトアテンダント（スチュワード）さんに尋ねると早口の英語で教えてくれた。幸には「バケット」と聞こえ、はっきりと聞き取れなくて聞きなおすと、シンガポール航空のメモ帳を取りに行ってくれて、「スペル」まで書いてくれて優しく教えてくれた。脚が伸ばせて楽な上に、オマケにプロパーでは出していないラーメン（シンガポール製か味が日本のよりアジアチックだった）もサーブしてもらって、映画がたくさん観られて、そしてスチュワードさんもスチュワーデスさんも優しくしてくれて、とってもハッピーでした。
※参考資料： 　The Internet Movie Database (IMDb) 　allcinema ONLINE 　シンガポール航空 Singapore Airlines 公式サイト 　　http://www.singaporeair.com/saa/app/saa?hidHeaderAction=onHeaderMenuClick&hidTopicArea=global
Text by Sati

coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。 coda_sati@hotmail.com
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