バタフライ・エフェクト
表紙目次読む映画試写会レヴュー観たい度映画予告編エッセイ日誌試写会情報リンク集
映画人解説・レヴュー一覧表映画ゲーム思い出映画ブロードバンド(B)版旅行の森てんこ森
映画の森てんこ森■読む映画試写会■映画解説
バタフライ・エフェクト (2004)
THE BUTTERFLY EFFECT
 映画『 バタフライ・エフェクト (2004) THE BUTTERFLY EFFECT 』を紹介します。

 映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の主なスタッフ
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のあらすじ
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のトリビア
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のスタッフとキャスト
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 バタフライ・エフェクト 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の更新記録

>>
「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え)
幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のポスター、予告編および映画データ
バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクト
Links:  Official Web Site
Trailers:  Quick Time 56k
Quick Time 300k
Windows Media 56k
Windows Media 300k
上映時間 Runtime: 1:54
製作国 Country: アメリカ
USA
製作会社
Production Company:
Bender-Spink Inc. [us]
Blackout Entertainment [us]
FilmEngine [us]
Katalyst Films [us]
全米配給会社 Distributer: New Line Cinema [us]
全米初公開 Release Date: 2004/01/23
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/05/14 予定
日本公開情報 : アートポート
ジャンル Genre: ドラマ/SF/スリラー
Drama / Sci-Fi / Thriller
MPAA Rating 指定: Rated R for violence, sexual content, language and brief drug use. (also director's cut)
日本語公式サイト
http://www.butterflyeffect.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
▲TOPへ
■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の解説

 映画『 バタフライ・エフェクト (2004) THE BUTTERFLY EFFECT 』は『 バタフライ THE BUTTERFLY 』つまり『 パピヨンの贈り物 (2002) LE PAPILLON (原題) / THE BUTTERFLY (英題) 』と『 ツインズ・エフェクト (2003) 千機變 (原題) /THE TWINS EFFECT (英題) 』を混ぜたようなタイトル。でも『 バタフライ・エフェクト 』の内容は、過去に戻って出来事を変えることができる青年の話だから、SFスリラーというジャンルになるだろう。最近の映画では『 イフ・オンリー (2004) IF ONLY 』は事故の起こった昨日に戻れるストーリーだったし、『 Re:プレイ (2003) THE I INSIDE 』は二、三年前にタイム・トリップする映画だが、この『 バタフライ・エフェクト 』は子供時代に戻れるのだ。『 バタフライ・エフェクト 』の主人公に扮するのはアシュトン・カッチャー。

▲TOPへ

■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』の主なスタッフ

○『 バタフライ・エフェクト 』の監督・脚本: エリック・ブレスとJ・マッキー・グルーバー
セルラー (2004) CELLULAR

○『 バタフライ・エフェクト 』の製作: クリス・ベンダー
アメリカン・パイ3: ウェディング大作戦 (2003) AMERICAN WEDDING

○『 バタフライ・エフェクト 』の音楽: パドル・オブ・マッドら三名
ブルドッグ (2003) A MAN APART

○『 バタフライ・エフェクト 』の撮影: マシュー・F・レオネッティ
ワイルド・スピードX2 (2003) 2 FAST 2 FURIOUS
ドーン・オブ・ザ・デッド (2004) DAWN OF THE DEAD

○『 バタフライ・エフェクト 』の編集: ピーター・アマンドソン
13デイズ (2000) THIRTEEN DAYS

○『 バタフライ・エフェクト 』の製作総指揮: トビー・エメリッヒら
オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY
ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS
マグノリア (1999) MAGNOLIA
ザ・セル (2000) THE CELL
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー (2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER
ウィラード (2003) WILLARD
ラブ・スクール (2003) HOW TO DEAL
ウォルター少年と、夏の休日 (2003) SECONDHAND LIONS
ELF (2003)
ハイウェイマン (2003) HIGHWAYMEN

▲TOPへ

■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のあらすじ
※本作『 バタフライ・エフェクト 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
▲TOPへ

 さて、映画『 バタフライ・エフェクト 』のストーリー。
 『 バタフライ・エフェクト 』は主人公の少年時代から始まる。エヴァン・トレボーン(子役/ローガン・ラーマン:
パトリオット (2000) THE PATRIOT 』とジョン・パトリック・アメドリ:
アンブレイカブル (2000) UNBREAKABLE 』)
はよく失神する少年だった。因みに失神のことを英語で“ blackout ”と言うが、丁度最近書いた解説
ツイステッド (2004) TWISTED
のワーキングタイトルも『 Blackout 』だ。エヴァンは父親(カラム・キース・レニーだと思う:
ペイチェック 消された記憶 (2003) PAYCHECK 』)
が精神病を患っていて施設に収容されており、母親アンドレア(メローラ・ウォルターズ:
ブギーナイツ (1997) BOOGIE NIGHTS
マッチスティック・メン (2003) MATCHSTICK MEN
コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』)
に育てられた。

 エヴァンは家庭環境のトラウマからか、一時的に失神と言うか記憶喪失に陥ることが頻繁にあって、その間のことは何も覚えていない。そのため、医師(ナサニエル・デヴォー:
ザ・コア (2003) THE CORE 』)
から日記をつけるように指導される。しかしそういう日記をつけても、深く抑圧された記憶は取り戻すことは出来ない。その日記に記すことと言えば、エヴァンの親友たちのことが殆どだった。ケイリー(子役/アイリーン・ゴロヴァイア:
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』)
とトミー(子役/ジェシー・ジェームズ)というミラー姉弟に、レニー・ケイガン(子役/ケヴィン・シュミット)という少年。子供たちはあっと驚くような事をしでかしたり悪ふざけをしたりする仲間だ。

 ケイリーの父親ジョージ・ミラー(エリック・ストルツ:
ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION 』)
は小児性愛者で、娘ケイリーの児童ポルノをヴィデオカメラで撮影するという変態だ。ケイリーの(双子の?)弟トミーは情緒不安定な子。レニーはよくいるタイプの肥満児。エヴァンはケイリーに夢中だったが、 14 歳のとき移転することになり、二人は自然に離れていった。

 そして現在。エヴァン(成人役/アシュトン・カッチャー:
ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED
12人のパパ (2003) CHEAPER BY THE DOZEN 』)
は大学生となり、ルームメイトのサンパー(イーサン・サプリー:
ジョンQ−最後の決断− (2002) JOHN Q
コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』)
と暮らしている。あの後 15 歳からケイリーはわが道を行くという暮らしぶりで、売春婦にさえなったらしい。弟のトミーはイカレタ男に。レニーは過去の色々な出来事から疲れきっている様子。そうして、かって好きだった女の子ケイリー(成人役/エイミー・スマート
:『 スターシップ・トゥルーパーズ (1997) STARSHIP TROOPERS 』)
が死んだと知って、エヴァンは自分のつけた日記を読むと昔に戻れることに気づく。

 エヴァンはその日記を読み、その事実とちょっと違う出来事を想像して日記を閉じる。それを繰り返していくと、驚いたことに、その少しずつの変更事項が、現在の状況を不可思議にも変えているのだ。そういう知識と隠れた力でもって、エヴァンは心の中で子供時代に戻り、そこで起きた様々なよくない事を直していった。そうすることによって、予期せぬ波及が生み出され、その波及は彼を取り巻く仲間のこれまでの人生と人となりを過激に創り出すことになるのだ。エヴァンはケイリーとベッドを共にするし(心の中で?)、ケイリーの弟トミー(成人役/ウィリアム・リー・スコット:
パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR
“アイデンティティー” (2003) IDENTITY 』)
やレニー(成人役/エルデン・ヘンソン:
トスカーナの休日 (2003) UNDER THE TUSCAN SUN 』)
も悪ガキから別の人生を歩むように変わるのかも。

 エヴァンは昔の幸福とは言えない少年時代に戻って出来事をちょこちょこと変えていく。そうして自分も仲間ももっと良い現在を持つことが出来る。だからバタフライ・エフェクトを扱ったこの映画の英語キャッチコピーは“ Change one thing, change everything. (一つの事を変えろ、全ての事を変えろ。)”。

 脇に、
エージェント・コーディ (2003) AGENT CODY BANKS 』のロレーナ・ゲイル、
X−MEN2 (2003) X-MEN 2
ペイチェック 消された記憶 (2003) PAYCHECK 』のケンドール・クロス、
ジーリ (2003) GIGLI
ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション (2003) LOONEY TUNES: BACK IN ACTION 』のタラ・ウィルソン、
フレディVSジェイソン (2003) FREDDY VS. JASON 』のジェシー・ハッチ
等、多数出演している。

 製作総指揮も兼ねている主役のアシュトン・カッチャーは、スチルを見た限り、
ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED 』の時より男っぽくなったみたい。

▲TOPへ

■映画『 バタフライ・エフェクト THE BUTTERFLY EFFECT 』のトリビア

 英語で“Butterfly Effect(バタフライ・エフェクト/バタフライ効果)”というのは、「小さな力が結果的に大きな影響をもたらす<EXCEED英和辞典より>」という意味だから、子供時代に戻って些細な事を変えていくと現在の様相も多少変えられるというプロットだと思われる。そういう現象を「カオス理論 Chaos Theory 」と呼ぶそうで、「ちょっとした変化でも、それが予測のつかない大きな変化につながる」「蝶のはばたきのような小さな風が次々と波及して、やがてとんでもない距離にある別の場所での大きな台風になることもある」「北京で蝶々がはばたけば、ニューヨークの天気が変わる」「リオデジャネイロで蝶が羽ばたいたのが原因でシカゴの天候が変化することがありうる」「アマゾンの熱帯雨林で一羽の蝶が羽ばたけば、地球の反対側では激しい嵐になる」といったこの用語の具体例がネットで見つかった。
▲TOPへ
『 バタフライ・エフェクト 』のスタッフとキャスト】
監督: エリック・ブレス Eric Bress (Directed by)
    J・マッキー・グルーバー J. Mackye Gruber (Directed by)
製作: クリス・ベンダー Chris Bender (producer)
    A・J・ディックス A.J. Dix (producer)
    アンソニー・ルーレン Anthony Rhulen (producer)
    J・C・スピンク J.C. Spink (producer)
    リサ・リチャードソン Lisa Richardson (co-producer)
製作総指揮: ケイル・ボイター Cale Boyter (executive producer)
    リチャード・ブレナー Richard Brener (executive producer)
    トビー・エメリッヒ Toby Emmerich (executive producer)
    ジェイソン・ゴールドバーグ Jason Goldberg (executive producer)
    デヴィッド・クリンツマン David Krintzman (executive producer)
    アシュトン・カッチャー Ashton Kutcher (executive producer)
    ウィリアム・シヴリ William Shively (executive producer)
脚本: J・マッキー・グルーバー J. Mackye Gruber (written by)
    エリック・ブレス Eric Bress (written by)
撮影: マシュー・F・レオネッティ Matthew F. Leonetti (Cinematography by)
編集: ピーター・アマンドソン Peter Amundson (Film Editing by)
音楽: パドル・オブ・マッド Puddle of Mudd (Original Music by)
    ステインド Staind (Original Music by)
    マイケル・スビー Michael Suby (Original Music by)

出演: アシュトン・カッチャー Ashton Kutcher as Evan Treborn
    エイミー・スマート Amy Smart as Kayleigh Miller
    ウィリアム・リー・スコット William Lee Scott as Tommy Miller
    エルデン・ヘンソン Elden Henson as Lenny Kagan
    メローラ・ウォルターズ Melora Walters as Andrea Treborn
    エリック・ストルツ Eric Stoltz as George Miller
    カラム・キース・レニー Callum Keith Rennie as Jason Treborn
    イーサン・サプリー Ethan Suplee as Thumper
    ジョン・パトリック・アメドリ John Patrick Amedori as Evan at 13
    アイリーン・ゴロヴァイア Irene Gorovaia as Kayleigh at 13
    ジェシー・ジェームズ Jesse James as Tommy at 13
    ケヴィン・シュミット Kevin Schmidt as Lenny at 13
    ローガン・ラーマン Logan Lerman as Evan at 7
    ロレーナ・ゲイル Lorena Gale as Mrs. Boswell
    ナサニエル・デヴォー Nathaniel DeVeaux as Dr. Redfield
    ケンドール・クロス Kendall Cross as Mrs. Kagan
    タラ・ウィルソン Tara Wilson as Heidi
    ジェシー・ハッチ Jesse Hutch as Spencer

▲TOPへ
<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 バタフライ・エフェクト 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://www.butterflyeffectmovie.com/
■映画『 バタフライ・エフェクト 』の更新記録
2004/03/11新規: ファイル作成
2004/07/11更新: ◆テキスト一部およびファイル書式
2004/12/14更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/04/30更新: ◆データ追加
2005/10/13更新: ◆追記
▲TOPへ
幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
「映画の森てんこ森」へ 「旅行の森てんこ森」へ
映画解説・レヴュータイトル一覧表
映画の森てんこ森 バナー03

映画の森てんこ森 coda21幸田幸 クレジット バナー01
幸のイタリア各都市情報へ
旅行の森てんこ森 バナー03
136x70
本サイトの作文、データ及び画像などのコンテンツの無断転用はお控え下さい。
貴サイトへの御掲載についてはメールにてお知らせ頂ければ幸いです。
© 2003-2005 Sachi CODA at Eigano-Mori Tenko-Mori, CODA21. All Rights Reserved.