フェーンチャン ぼくの恋人 | |||||||||||||||||||||||||||
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フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) | |||||||||||||||||||||||||||
FAN CHAN / MY GIRL | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003)
FAN CHAN / MY GIRL 』を紹介します。 映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』はタイ映画 ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』の配給 ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』のあらすじ ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』のトリビア ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』のスタッフとキャスト ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 FAN CHAN / MY GIRL 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
フェーンチャン ぼくの恋人 ポスターはhttp://www.filmreporter.de/ より引用させて頂きました。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003)
FAN CHAN / MY GIRL 』の解説 映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』はいくら調べてもスタッフが監督しか載っていない。それも、監督は6名もいる。プロデューサーや脚本や撮影や編集や音楽や音響や衣装や美術など、いない筈はないのだが。やはりタイの映画ということで、グローバルには情報源が限られているのだろう。日本一般公開は 2005 年の春休みだが、これに先立ち 2004/10/31 に第17回東京国際映画祭アジアの風部門で紹介されたようだ。 映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』はタイでは 2003 年の大ヒットになったという。『 フェーンチャン ぼくの恋人 』を、タイの民族衣装が先ず頭に浮かんで調べていたら、ポスターやスチル写真を見て反省…。近代的映画なんだ。現代的で、今の日本や韓国や北京や上海と変わりがない。演じる男の子も女の子もスゴク可愛い。物語は、この仲のよい幼馴染が成人して、以来離れていた女性が結婚することになり、男性が幼い当時の苦い思い出に浸る。ノスタルジーに満ちた作品で、国を問わず、この郷愁、懐旧の情は誰でも肯けそうな普遍的な心情だろう。 ▲TOPへ ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』はタイ映画 『 フェーンチャン ぼくの恋人 』はタイ映画ということで、タイ関連の映画は「映画の森てんこ森」にはこういう解説やレヴューがあります。 『 アンナと王様 (1999) ANNA AND THE KING 』 『 フルタイムキラー 全職殺手 (2001) FULLTIME KILLER 』 『 バリスティック (2002) BALLISTIC: ECKS VS. SEVER 』 『 バトル7 (2002) HEAVEN'S SEVEN 』 『 シティ・オブ・ゴースト (2002) CITY OF GHOSTS 』 『 地球で最後のふたり (2003) LAST LIFE IN THE UNIVERSE 』 『 マッハ! (2003) ONG-BAK / ONG BAK: MUAY THAI WARRIOR 』 『 LES FILS DU VENT (原題) / THE GREAT CHALLENGE (英題) (2004) 』 『 七人のマッハ!!!!!!! (2004) BORN TO FIGHT 』 『 トム・ヤム・クン! (2005) TOM YUM GOONG 』 ▲TOPへ ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』の配給 『 フェーンチャン ぼくの恋人 』は日本ではワイズポリシーの配給による。 『 プリンス&プリンセス (1999) PRINCES ET PRINCESSES (原題) / PRINCES AND PRINCESSES (英題) 』 『 再見 ツァイツェン また逢う日まで (2001) 我的兄弟姐妹 (原題) / ROOTS AND BRANCHES (英題) 』 『 ブリジット (2002) BRIDGET 』 『 リヴ・フォーエヴァー (2002) LIVE FOREVER 』 『 列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題) 』 『 バッドサンタ (2003) BAD SANTA 』 『 パーティ★モンスター (2003) PARTY MONSTER 』 『 ピエロの赤い鼻 (2003) EFFROYABLES JARDINS (原題) / STRANGE GARDENS (英題) 』 『 愛の彷徨 (仮題) (2003) ERRANCE 』 『 恍惚 (2003) NATHALIE... 』 『 ブルーベリー (原題) (2004) BLUEBERRY 』等を扱っている会社だ。 ▲TOPへ ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』のあらすじ ※本作『 フェーンチャン ぼくの恋人 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ 映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』は先ず現在から。主人公の男性(Charwin Jitsomboon)の Jeab はチアップ(或いはジァップ?)と発音するのだろうか、彼は今は 28 歳くらい。故郷の女の子の幼馴染ノイ・ナー(成人役は登場しないらしい)から結婚式の招待状が届いた。チアップは列席するために故郷ペッチャブリー Petchaburi の町に向かっている。でも、チアップは幼い頃にノイ・ナーを苛めてしまってそれ以来会っていないこともあり、どうしたら謝れるか、汚名を返上することができるかという想いが脳裏を駆け巡っている。そして回想シーンへ・・・ 今から二十年ほど前のこと。 1980 年代。ケータイもコンビニもない頃の田舎町。チアップの父親(Wongsakorn Rassamitat)はミニマートの片端で理髪店を営んでいた。そしてもう一方の端ではノイ・ナーという女の子の父親(Preecha Chanapai)も床屋をしていた。二人の父親はライバル視して仲は最悪、でも母親同士(Arnudsara Jantarangsri と Nipawan Taveepornsawan)は仲がよかった。一軒の他の店を隔てただけのいたって近い隣人同士だったので、しかも、近所には子供があまりいなかったので、両家の子供はいつも一緒に遊んでいた。 チアップ(子役:チャーリー・トライラット)は小学生低学年くらいで、とっても女々しい男の子だった。家の前が交通の激しい通りだったので、親からは通りを自転車で渡って遊びに行ってはいけないと言われていた。だから自然の成り行きで、すぐ近所のノイ・ナー(子役:フォーカス・チーラクン)という女の子と遊んでいたのだ。ノイ・ナーは頭もよくて可愛くて熱心で元気いっぱいの少女なので、自ずからチアップの姉さん格になっていた。 チアップは朝寝坊が多くて、登校するにも、スクールバスの停まる所まで父親が背負ってオートバイで乗せて行ってくれたほどの甘えん坊。スクールバスに乗ると、ガキ大将的存在のジャック(Chaleumpol Tikumpornteerawong : National Film Association の助演賞に輝いた)が男子のリーダーとなって、放課後の遊びについて相談し合う。男子は中国のカンフーのチャンバラごっこだ。このシーンは『 グリーン・デスティニー (2000) 臥虎藏龍 (原題) / CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON 』風で、中国の古典衣装をまとって武術(ウーシュー)する男の子たちは空想のシーンらしいが、観てとっても楽しいそうだ。 女の子たちはと言うと、放課後の遊びはおままごと。チアップは無論、女の子組である。ノイ・ナーはチアップにちゃんと役をくれている。葉のいっぱいたまった溝の排水は、おままごとではスープになる。チアップの父親が坂を下るのに、モペッドかオートバイのエンジンを切ってガソリンの節約をしているとか、この映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』はそういう現実の日々の暮らしを生き生きと描き出してもいる。 また、主役二人の子役は才能豊かで可愛くて絶賛もの。男の子チャーリー・トライラットのことをハーレイ・ジョエル・オスメント Haley Joel Osment ( 『 フォレスト・ガンプ/一期一会 (1994) FORREST GUMP 』 『 シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE 』 『 カントリー・ベアーズ (2002) THE COUNTRY BEARS 』 『 ジャングル・ブック2 (2003) THE JUNGLE BOOK 2 』 『 ウォルター少年と、夏の休日 (2003) SECONDHAND LIONS 』等)に、女の子フォーカス・チーラクンはダコタ・ファニング Dakota Fanning ( 『 コール (2002) TRAPPED 』 『 メラニーは行く! (2002) SWEET HOME ALABAMA 』 『 アップタウン・ガールズ (2003) UPTOWN GIRLS 』 『 ハットしてキャット (2003) THE CAT IN THE HAT 』 『 マイ・ボディガード (2004) MAN ON FIRE 』 『 ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (2005) HIDE AND SEEK 』等)に喩えられているくらいだ。成る程…。 年齢がまだ小さいとは言え、そうやってチアップがいつも女の子と遊ぶのを男子達は学校でからかう。そういううちに、だんだんお年頃に近くなると、チアップは男子の遊びに加わりたいと思うようになった。そんなチアップに、男子グループは、男子側であることの明しを示すように強要した。それで、ノイ・ナー率いる女子グループのゴム紐(ゴムとびの?)を切ってこいと命じたのだ。ゴム紐を切ったために、ノイ・ナーは傷つく。それを見てチアップは本当に悪いことをしたなぁと思うのだが、謝る機会を失ってしまった。その直後に、ノイ・ナーの一家は引越ししてしまったのだ。ノイ・ナーはチアップに悪さをされた後、長い髪の毛をカットしてしまったから、謝ろうにも、後ろから見て本人だとチアップが気付かなかったという経緯がある。・・・ それ以来、チアップは心の傷として親友ノイ・ナーを苛めたその出来事を持ち続けている。成長していっても、チアップは自分を許すことが出来ない。せめて謝れていたら、と。こういう事を考えながら当時を思い出すチアップ。当時の映像で、タイでは有名らしいプレム・ティンスラノンダ将軍(本人の記録映像)も流れたり、郷愁をかき立てる音楽が効果的に使われたり。二十年ぶりに会う大人になったノイ・ナーの結婚式に向かうチアップがナレーションをしながら描かれる、こういうノスタルジックな映画である。 ▲TOPへ ■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』のトリビア ●『 フェーンチャン ぼくの恋人 』の各国のタイトルは: 「 Fan Chan 」・・・これは、タイ語でタイ文字の発音をアルファベット表示したものと思われる。 「 My Girl 」・・・シンガポールの英語タイトル。従って国際タイトル。 「 Ma copine 」・・・フランス語タイトル。 Ma copine = My girlfriend だ。 「 小情人 」・・・中国語タイトル。タイは「泰國」。 ●「 Fan Chan movie 」を海外版のネット検索していると、JACKIE CHAN FAN CLUB とかが多数出てきてしまってマイッタマイッタ。せっかくだからジャッキー・チェンの作品を挙げておこう! 『 シャンハイ・ヌーン (2000) SHANGHAI NOON 』 『 タキシード (2002) THE TUXEDO 』 『 シャンハイ・ナイト (2003) SHANGHAI KNIGHTS 』 『 ツインズ・エフェクト (2003) 千機變 (原題) /THE TWINS EFFECT (英題) 』 『 メダリオン (2003) 飛龍再生 (原題) / THE MEDALLION (英題) 』 『 失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン (2003) TRACES OF A DRAGON: JACKIE CHAN & HIS LOST FAMILY 』 『 80デイズ (2004) AROUND THE WORLD IN 80 DAYS 』 『 香港国際警察/NEW POLICE STORY (2004) 新警察故事 (原題) / NEW POLICE STORY (英題) 』 『 THE MYTH/神話 (2005) 驚天傳奇 (原題) / THE MYTH (英題) 』等々 |
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【『 フェーンチャン ぼくの恋人 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: Vitcha Gojiew (Directed by) ソンヨット・スックマークアナン Songyos Sugmakanan (Directed by) Nithiwat Tharathorn (Directed by) Witthaya Thongyooyong (Directed by) アディソーン・ドゥリーシリカセーム Anusorn Trisirikasem (Directed by) コングリット・スリーウィモル Komgrit Triwimol (Directed by) 出演: チャーリー・トライラット Charlie Trairattana as Jeab as a young フォーカス・チーラクン Focus Jirakul as Noi-Naa (Noi Nah) as a young Charwin Jitsomboon as Jeab as adult Wongsakorn Rassamitat as Jeab's father Arnudsara Jantarangsri as Jeab's mother Preecha Chanapai as Noi-Naa's father Nipawan Taveepornsawan as Noi-Naa's mother Chaleumpol Tikumpornteerawong as Jack プレム・ティンシュラノンダ Prem Tinsulanonda as Himself (on TV) ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 (2003) FAN CHAN / MY GIRL 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com Fan Chan - Thai Movie Review http://www.learningthai.com/movies/fan_chan.php Rotten Tomatoes Journals: Tears of the Black Tiger: The Thai Film Forum http://www.rottentomatoes.com/vine/journal_view.php?journalid =100000335&entryid=78455&view=public eThaiCD.com :: Fan Chan http://www.ethaicd.com/show.php?pid=12075 My Girl (ugotmail.blog-city.com) http://ugotmail.blog-city.com/read/658706.htm |
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■映画『 フェーンチャン ぼくの恋人 』の更新記録 2005/01/24新規: ファイル作成 2006/01/09更新: ◆データ追加 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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