キャロルの初恋 | |||||||||||||||||||||||||
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キャロルの初恋 (2002) | |||||||||||||||||||||||||
EL VIAJE DE CAROL (原題) / CAROL'S JOURNEY (英題) | |||||||||||||||||||||||||
映画『 キャロルの初恋 (2002) EL VIAJE
DE CAROL (原題) / CAROL'S JOURNEY (英題) 』を紹介します。 映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 キャロルの初恋 (2002) CAROL'S JOURNEY 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の主なスタッフ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』はスペイン映画 ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』のあらすじ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』のキーワード ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の受賞 ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』のスタッフとキャスト ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 キャロルの初恋 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 キャロルの初恋 (2002) EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||
■映画『 キャロルの初恋 (2002) CAROL'S JOURNEY 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||
キャロルの初恋 ポスターはhttp://tools.search.yahoo.com/ より引用させて頂きました。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL
/ CAROL'S JOURNEY 』の解説 映映画『 キャロルの初恋 (2002) EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』は米国から母親の祖国スペインに渡った少女キャロルの初恋を通して心の成長の過程を描いた作品である。『 キャロルの初恋 』は『 マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾 (2002) 800 BALAS (原題) / 800 BULLETS (英題) 』と同じくスペイン映画で、スペイン内戦を背景としているのがいかにもスペインっぽい。子役二人の演技が自然で光っているそうだ。 ▲TOPへ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の主なスタッフ 映画『 キャロルの初恋 』のスタッフで知っている映画に携わっているメンバーは: ○『 キャロルの初恋 』の製作: アンドレス・サンタナ 『 タイタニック (1997) TITANIC 』 ○『 キャロルの初恋 』の製作: フェルナンド・ボヴァイラ 『 アザーズ (2001) THE OTHERS 』 『 バニラ・スカイ (2001) VANILLA SKY 』 ○『 キャロルの初恋 』の編集: テレサ・フォン 『 靴に恋して (2002) PIEDRAS (原題) / STONES (英題) 』 ○『 キャロルの初恋 』の美術: アラン・ベイニー 『 マシニスト (2004) THE MACHINIST 』 ○『 キャロルの初恋 』の音響: レイ・ギロン 『 デビルズ・バックボーン (2001) EL ESPINAZO DEL DIABLO (原題) / THE DEVIL'S BACKBONE (英題) 』 『 スクービー・ドゥー (2002) SCOOBY-DOO 』 『 K−19 (2002) K-19: THE WIDOWMAKER 』 『 ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2002) HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS 』 ▲TOPへ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』はスペイン映画 映画『 キャロルの初恋 』はスペイン映画で、他にどんなスペイン映画(他の国と合作を含む)があるかというと: 『 オーギュスタンの恋々風塵 (1999) AUGUSTIN ROI DU KUNG-FU (原題) / AUGUSTIN KING OF KUNG FU (米題) 』 『 ゴヤ (1999) GOYA / GOYA IN BORDEAUX 』 『 ナインスゲート (1999) THE NINTH GATE 』 『 大佐に手紙は来ない (1999) EL CORONEL NO TIENE QUIEN LE ESCRIBA (原題) / NO ONE WRITES TO THE COLONEL (英題) 』 『 10億分の1の男 (2001) INTACTO 』 『 デビルズ・バックボーン (2001) EL ESPINAZO DEL DIABLO (原題) / THE DEVIL'S BACKBONE (英題) 』 『 ブエノスアイレスの夜 (2001) VIDAS PRIVADAS (原題) / PRIVATE LIVES (英題) 』 『 女王フアナ (2001) JUANA LA LOCA (原題) / MAD LOVE (米題) 』 『 アマロ神父の罪 (2002) EL CRIMEN DEL PADRE AMARO / THE CRIME OF FATHER AMARO / LE CRIME DU PERE AMARO 』 『 スパニッシュ・アパートメント (2002) L'AUBERGE ESPAGNOLE (原題) / SPANISH APARTMENT (英題) 』 『 歌え!ジャニス・ジョップリンのように (2003) JANIS ET JOHN (原題) / JANIS AND JOHN (英題) 』 『 靴に恋して (2002) PIEDRAS (原題) / STONES (英題) 』 『 ぼくは怖くない (2003) IO NON HO PAURA (原題) / I'M NOT SCARED (英題) 』 『 死ぬまでにしたい10のこと (2003) MY LIFE WITHOUT ME 』 『 マシニスト (2004) THE MACHINIST 』 等を「映画の森てんこ森」で解説やレヴューを書いています。 ▲TOPへ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』のあらすじ ※本作『 キャロルの初恋 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ 映画『 キャロルの初恋 』は邦題は「キャロルの初恋」だけれど、スペイン語の原題も英語タイトルも「キャロルの旅」という意味だ。「 The Trip of Carol 」とも英訳されている。しかし、映画は身体上の旅のことではなく、経験と感情を通して交錯する子供から大人への精神上の「旅」を描いている。『 キャロルの初恋 』はアンヘル・ガルシア・ロルダン著「 A boca de noche 」という小説の映画化である。 主人公の女の子キャロル(クララ・ラーゴ)は米国ニューヨーク New York, USA に住んでいる 12 歳のスペイン系アメリカ人。子役女優クララ・ラーゴ自身、スペイン人の少女だ。クララ・ラーゴ Clara Lago というスペイン語の名前は、英訳すると‘ Clear Lake (澄んだ湖)’という美しい意味の名。キャロルの母親はスペイン系のヒスパヒックで、父親は国際隊のパイロットをしている。時は 1938 年、ちょうどスペイン内戦 ( 1936 - 1939 )の真っ最中、キャロルは母に連れられて母の祖国スペインの小さな村に到着する。映画の冒頭は原題「キャロルの旅」の通りに、このように実際に米国からスペインへの旅を映し出すわけだ。 大好きな父親とは離れ離れになるが、離婚したのか勤務の関係で離れた生活になるのか、どちらか。キャロルの潔癖さと反抗的な性質は、当初はこの新しい異国の世界で拒否の姿勢をとらせる。この村はキャロルにとってそれは見知らぬ人ばかり、文化も風習も異なる点ばかりで、体に慣れ親しんだアメリカとは断然隔たりがあるからだ。舞台となるスペインとしては、スペイン北部・北西部カンタブリア Cantabria やスペイン北西部で大西洋に面するガリシア州 Galicia (『 バッド・エデュケーション (2004) LA MALA EDUCACION (原題) / BAD EDUCATION (英題) 』でもロケ地)やポルトガル Portugal で撮影された。 なかなか異国に打ち解けなかったキャロルであるが、次第に村の人々と知り合いになり、そんな拒絶の態度も変わっていく。例えば、村の教師のマルハ(ロサ・マリア・サルダ)と心を通わせるようになる。また、祖父(アルファロ・デ・ルナ)からも人生の教訓を教えられる。そして、邦題にも『 キャロルの初恋 』とついているように、地元の少年トミーケ(ファン・ホセ・バレスタ)と仲良しになる。この少年トミーケとヒロインの少女キャロルの初恋が生き生きと麗しく描かれるのだろう。二人の子供は純粋で、子供の典型として可愛らしく演じきっていると好評だ。それに、大人の役は本国スペインでは有名な俳優・女優達だそうで、その演技は確実でしっかりしているという。 映画『 キャロルの初恋 』は、このように、スペイン内乱という戦争のトラウマの状況下、戦争を子供の目から見て、子供から大人へ内的成長を遂げていく様子を描いている作品である。 ▲TOPへ ■映画『 キャロルの初恋 (2002) EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』のキーワード 映画『 キャロルの初恋 』のプロット・キーワードと、各キーワードの他の作品も挙げてみよう。 adolescence (青春) 『 リジー・マグワイア・ムービー (2003) THE LIZZIE MCGUIRE MOVIE 』 based-on-novel (小説に基づく) 『 ラヴェンダーの咲く庭で (2004) LADIES IN LAVENDER 』 fascism (ファシズム・独裁的国家社会主義) 『 ライフ・イズ・ビューティフル (1998) LA VITA E BELLA / LIFE IS BEAUTIFUL 』 franco (フランコ・スペインの軍人で親ナチスの独裁的元首) 『 エヴァとステファンとすてきな家族 (2000) TILLSAMMANS (原題) / TOGETHER (英題) 』 orphan (孤児) 『 ブラザー・ベアー (2003) BROTHER BEAR 』 republic (共和国) 『 アラモ (2003) THE ALAMO 』 spanish-civil-war (スペイン内戦) 『 トリコロールに燃えて (2004) HEAD IN THE CLOUDS 』 ▲TOPへ ■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL / CAROL'S JOURNEY 』の受賞 映画『 キャロルの初恋 』は権威あるベルリン国際映画祭 Berlin International Film Festival の 2003 年の大会で Glass Bear - Special Mention という賞を獲得した。因みにこの時の金熊賞 Golden Berlin Bear は『 イン・ディス・ワールド (2002) IN THIS WORLD 』だった。 また、金熊賞ノミネートは 『 25時 (2002) 25TH HOUR 』 『 アダプテーション (2002) ADAPTATION 』 『 コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND 』 『 グッバイ、レーニン! (2003) GOOD BYE, LENIN! 』 『 めぐりあう時間たち (2002) THE HOURS 』 『 ぼくは怖くない (2003) IO NON HO PAURA (原題) / I'M NOT SCARED (英題) 』 『 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) THE LIFE OF DAVID GALE 』 『 死ぬまでにしたい10のこと (2003) MY LIFE WITHOUT ME 』 『 ソラリス (2002) SOLARIS 』 『 HERO (2002) HERO (英題) / 英雄 (原題) 』 等が挙がっていた。 |
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【『 キャロルの初恋 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||
監督: イマノル・ウリベ Imanol Uribe (Directed
by) 製作: フェルナンド・ボヴァイラ Fernando Bovaira (producer) アンドレス・サンタナ Andres Santana (producer) グスタヴォ・フェラーダ Gustavo Ferrada (co-producer) ホセ・マツェダ Jose Mazeda (co-producer) 原作: アンヘル・ガルシア・ロルダン Angel Garcia Roldan (novel "A boca de noche") 脚本: アンヘル・ガルシア・ロルダン Angel Garcia Roldan (screenplay) イマノル・ウリベ Imanol Uribe Mark Swift (screenplay) 撮影:ゴンサロ・F・ベリディ Gonzalo F. Berridi (Cinematography by) 編集: テレサ・フォン Teresa Font (Film Editing by) 美術: アラン・ベイニー Alain Bainee (Art Direction by) 音楽: ビンヘン・メンディサバル Bingen Mendizabal (Original Music by) 音響: レイ・ギロン Ray Gillon (Sound Department) 出演: クララ・ラーゴ Clara Lago as Carol ファン・ホセ・バレスタ Juan Jose Ballesta as Tomiche アルファロ・デ・ルナ Alvaro de Luna as Don Amalio マリア・バランコ Maria Barranco as Aurora ロサ・マリア・サルダ Rosa Maria Sarda as Maruja カルメロ・ゴメス Carmelo Gomez as Adrian アルベルト・ヒメネス Alberto Jimenez as Alfonso ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 キャロルの初恋 (2002) EL VIAJE DE CAROL (原題) / CAROL'S JOURNEY (英題) 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(スペイン語版) http://www.plus.es/codigo/cine/elviajedecarol/default.asp |
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■映画『 キャロルの初恋 EL VIAJE DE CAROL
/ CAROL'S JOURNEY 』の更新記録 2004/10/02新規: ファイル作成 2004/12/07更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 2005/04/04更新: ◆データ追加 2005/09/25更新: ◆データ追加 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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