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 シャイな幸の独り言
パース
住みやすい町パースも異常気象?何と気温 41 度C !!
2004年03月22日月曜日 「シャイな幸の独り言」トップへ

【幸のパース関連サイトマップ】
パースについて (2004年03月12日作成)
  パース旅行の前知識として幸が調べたデータです。
パース旅行 パースは暑かった! (2004年03月24日作成)
  パースは本当に世界一住みやすい町か調べます。
パース散策 (2004年03月26日作成)
  パースの名所を幸が歩いて巡ります。
パースの近郊フリーマントル散策 (只今作成中・・・)
  パースから気軽に行ける人気スポットのプチ遠足
  フリーマントルマーケットについての寄稿(2004年04月05日作成)
パース近郊のヤンチェップ国立公園 (2004年03月25日作成)
  パース近場の半日観光に絶好の場所です。
パースから観光バスでピナクルズへ (2004年03月27日作成)
  パースから約 250 km の一日観光で奇石群が堪能できます。ハエ対策必要!
パースからフェリーでロットネスト島へ (2004年03月28日作成)
  スローライフ、マリーンスポーツ、アウトドア等思い思いのライフスタイルを満喫!


 パース Perth は暑かった!とにかく暑かった!
 日本から「残暑お見舞い申し上げます」のメールを頂きたいくらいでした。
 今回のパース訪問はこの一言で始まります。

 昨年(2003年) 8月のイタリアのフィレンツェも暑かった(「シャイな幸の独り言」の「猛暑 ヨーロッパ異常気象」参照)けれども、そんな生易しいものではなかったです!パース市内の名所を歩いて巡っていたのですが大変でした。もう途中で観光を止めて涼しいホテルに帰ろうかなって泣きべそをかくくらいでした(でも今日一日しか時間がなかった!)。

 今日(3/22月)は、パース市内の気温が 41 度Cでした。最低で 32.5 度C。これって異常気象でしょうか?日本の東京では雪が降ったとか聞きました。確かに例年のデータではパースの三月の平均気温は、最高 30 度C、最低 16 度C(※Weather Underground: Seasonal Weather Averages データ参照)ですが、この一週間はチョットどうなっているの?という暑さでした。一昨日(3/19金)行ったピナクルズは 42 度C、その中を1時間歩きました。また昨日(3/20日)のロットネス島は何と 44 度Cでした。余りに暑いので自転車散策はやめました。今日の名所巡りでは、私は暑いのが大嫌いなのでとにかくスプライトやコーラや水、それにマクドナルドに2回も立ち寄ってチョコレートサンデイ( 1.65 Aドル=約148円/A1ドル90円換算)など、冷たいものを飲んでばかりでした。お陰でお腹の調子が悪くなりました。(>_<);
 因みに、パースは昨年は3/8に 40 度C、3/9と3/10に 42 度Cを記録していて、余りの暑さにパース市民はエアコンをつけ続けて電力供給が間に合わず停電して大騒ぎになったらしいです。
 これって、パースは「世界一住みやすい町」というキャッチ・コピーには、???です。

 まあ、しかし、実際ネットで調べても、「世界一清潔な街パース」「光の都市パース」「世界一独立した街パース」「世界一孤立した町パース」など色々。日本のサイトでは「世界一住みやすい街パース」というのは誰が言い出したのか気になって仕方ありません。

 母に聞くとどうも兼高かおるさんから来ているというのです。TV「兼高かおる世界の旅(1959-1990の31年間放映)」で紳士の芥川隆行氏と綺麗な日本人離れした淑女の兼高かおる女史が美しい日本語で「〜ございましてね」と上品に世界の町を紹介する番組があり、そういえば父も日曜日の朝8時半から楽しみに観ていて、幸も子供ながらの記憶ですが少し覚えています。

 私は知りませんが、兼高かおる女史は「老後住むにはどこの地がいいか?」の質問では、「パース」をあげたらしいのです。書物では、「兼高かおる 私の好きな世界の街(新潮社)」も出版されています。母の言うとおり、どうもその辺りから日本人の間で噂がどんどん大きくなって「パース 世界で一番住みやすい街」という風になっているのでしょうか?

 でもこれだけ日本人に人気があるパースには、誰もが納得するパースの魅力があるはずです。それを書いてみます。

キングス・パークよりスワン川を臨む


スワン川の日の出

パース ピナクルズ
ピナクルズ

パース ベルタワー
ベルタワー
 ほんの一週間ばかりの訪問を数回してみてもパースは言い尽くせませんが、旅行者にとってパースは魅力的な観光地でしょう。

 パースは、オーストラリア全土の約3分の1を占める広大な西オーストラリア州の州都。スワン川の畔にひらけていて、キングス・パークなど緑いっぱいの公園があり、シティは歴史的建造物とモダンなデザインが絶妙にマッチした美しい街並みです。ハワイのワイキキビーチやスペインのバルセロナやフランスのニースや香港やイタリアのナポリとも異なる景色です。パースはインド洋のエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜、キングス・パークからシティの展望、スワン川に沈む夕日、晴れた夜空に南半球で観る南十字星も格別、そしてロットネスト島へのフェリーからの眺めや聳える高層ビルディングの夜景等など、とても美しく感動的です。パースではゆっくりと過ぎ行く時の中に身を委(ゆだ)ねて、日本での多忙とストレスから解放される幸福感に浸れます。

 また、パース郊外は雄大な自然と造形に恵まれています。地平線まで続くブッシュの平原。無限に聳え立つ奇石群「ピナクルズ」。巨大な波が一瞬にして凍りついたような岩「ウエーブ・ロック」。良質なワインの産地とチョコレート工場「マーガレットリバーやスワンバレー」。8月〜11月あたり一面色鮮やかに咲き誇る「ワイルドフラワー」。野生のカンガルーやエミュやコアラやクオッカやナンバットやブラックスワンやゴシキセイガイが見れたり、さらにクジラ、イルカ、アシカ、ペンギン等、陸や海の野生動物の独特の宝庫。とにかく自然がいっぱいです。

 幸はチョット苦手ですが、アウトドアでスポーツ志向派の人には、ウォータースポーツは、スキューバダイビングやシュノーケリング、ウィンドサーフィ ン、サーフィン、ヨット、カヤック、パラセイリング等、様々なアクティ ビティがあります。また、乗馬やサイクリング、 トレッキングなど自然の中で体験できます。幸はしませんがゴルフコースがあちこちに点在してて、メンバーシップからパブリックまで思い切りプレーが安価で楽しめる。パースはゴルファーの穴場、ゴルファー天国だそうです。

 リッチな方にとっては、ヨットを手に入れ易く日本では高価な係留地も安価に好条件で確保できるそうです。ヨットに乗ってロットネスト島など気ままなセイリングを楽しめます。そしてリゾート地に別荘も購入でき、季節ごとに住まいを変えるパーマネント・トラベラーにとっては遥かに魅力的な町がパースなのでしょう。

 幸の印象として、パースは一番ハワイに似通っているでしょうか。まだ、住んだことがないので分りませんが、実際住んでみるとパースはハワイより良いのかも知れません。

 幸は、旅行で訪れる海外の町の良し悪しの基準を以下のように整理しています。これは住むのではなくあくまで一週間くらいの旅行の基準です。

■旅行季節---いつ行くの?
 それぞれの都市のお勧めの季節に先ず訪れてみてから、季節に関係なく旅行費用のお手ごろなフライト&ホテルの自由旅行、パッケージツアーなどを選んでいます。勿論会社のお仕事(鞄持ちや日常会話のお手伝いなどの雑用)で行く時は急な指示の時もありますが、喜んで行っています。今回は簡単な案内旅行ですが、これほど暑いとは現地の人も思わなかったらしく驚いていました。しかし、異常な気温は昨年もあったらしいのです。だから、パースの気候は地中海性で穏やかというのは最近では当てはまらないとホテルの受付嬢さんは言ってました。まあ、昨年のイタリアの真夏のようですね。オーストラリアの紫外線は日本の何倍もあり皮膚に悪影響を与えるので日焼け止めクリームを熱心に塗りました。

■治安と安全---危なくない?
 海外は基本的に怖いという印象を持っているので、治安の悪い国や都市は絶対行かない。したがって俗に発展途上国と言われている国の自由旅行はしない。どうしても訪れたい時は家族と一緒にパッケージツアーに参加しています。パースは、ローマやパリと比べると治安は随分いいのではないかと思います。でも、どこの国でも置き引きやスリ、さらに青少年のストリートギャングや辻強盗など要注意です。歩く時は前方をしっかりとした眼差しで見つめ余所見(よそみ)をしないでスタスタさっさと足早に歩くように心掛けます。特に日本人はお金を持っていると思われているので、服装はできるだけ質素にジーンズとTシャツ・トレーナーで現地に馴染むようにしています。

■言語---簡単な日常会話ができるように前もって100フレーズばかり覚えよう!
 パースは西オーストラリア州の州都。オーストラリアの言語は勿論英語です。ロンドン訛りの「a」を「エイ」と発音しないで「アイ」に、「アイ」が「オイ」に似た発音をします。そして「R」の音はアメリカ英語のように巻舌で発音すると聞き返されたりします。アングロサクソン系オーストラリア人は「R」の音が弱く、飛ばして発音してるように聞こえます。これが所謂 Aussie English オージー・イングリシュです。例えば、I ate many cakes made by my pretty classmate yesterday. は「アイ・アイト・マニー・カイクス・マイド・バイ・マイ・プエティ・クラースマイト・イエスタダイ(私は昨日綺麗なクラスメートが作ってくれたケーキを沢山食べた。)」と発音するようです。やはりオージーイングリッシュは最初の日は聞きづらくて、何度も聞き直しました。でも3日も経つと少しは慣れました。映画館で、8:10の上映開始時刻を切符売り場の女性に「エイト・テン?」と確認すると彼女はやはりオーストラリア発音で「アイト・テン」と答えました。それで私もオーストラリア流に「See you later. Bye. シィー・ユー・ライター。バーイ」と言ってその場を後にしました。もしオーストラリアで語学学校に行けばオーストラリア英語発音で英語を学ぶのでしょうか?チョット学校に行ってみてオージーイングリッシュを学んで訛って喋りたいような気がします。私の話す日本語も大いに関西弁ですので、日豪方言スピーカーになれますよね。

■物価---お金はどのくらいかかるの?
 パースは、基本的には日本より安いように思えます。先進国は日本同様物価は高い。旅行の時は必ずお世話になるマクドは、ロンドンのやローマやパリやロサンゼルス等と比べると、パースはかなり安い。オージー(OZ)マックやビッグマックはポテトとドリンクSで約 5 Aドルで約 450円でした。ロンドン・ハマースミスにあるマクドナルドにも何故かオージーマックがあったけど確か800円はしたように思います。ローマやフィレンツェでもそのくらいです。必需品の水は、訪問した町で必ず、スーパーを見つけて水の値段をチェックしますが、パースの町中の店や電車駅の売店で買う水は少し高いかな。でもブルーキャットの停留所「CITY BUSPORT」というターミナルビルの売店でアジアン・フード(Asian Food)ショップではカンの清涼飲料水は 1 Aドルだから、やはり物価は概して日本の8〜9割なのかも知れない。当然だが回転寿司は関西の何でも 100 円と比べるとどこでも高い。日本国内でも関西は特に安くて美味しいと思います。

■公共交通機関---乗り物は?
 パースはこれは凄い!CAT:Central Area Transit)バスという無料バスがあります。レッドキャット(南北線)とブルーキャット(東西線)、イエローキャット(東地区線)を上手く利用するとパースの町中はどこにでも無料で移動できます。(ロンドンやローマなどは一日券があるが決して無料ではない。)パースの電車は、郊外へはゾーン制で割安で移動できるのは旅行者にも便利です。また、一、二駅乗るだけなら無料です。ターミナル以外の駅には駅員がいなく、これは日本と比べて大いに異なります。(私の住む三田から車で10分程のJR三田線の道場駅にも駅員がいませんよ。)だから人件費が嵩まないから無料の交通手段も存在できるのだと思います。それにしてもこのシステムは住民にも旅行者にも親切ですよね。

■電源---ホテルや滞在先での電源は?
 パースは電気プラグは「O」型、泊まったホテルの電圧は200-240Vでした。いつも持って行くデジカメ2台、DVC(デジタル・ヴィデオ・カメラ)1台、携帯電話2台、パソコン1台、充電乾電池などの電源として前もって必ず調べていかなくてはなりません。PCなどの精密機器タイプと1500ワットまで使用できる電圧コンバーターもそれぞれ持参しなくてはなりません。これらは嵩張って案外重い。ヨーロッパ(特にフランスやイタリア)のホテルは同じランクで同額の宿泊料金でも設備的にもサービス的にも、アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスと比べて劣ります。それで時々叔父(幸の勤める会社の取締役)叔母に同行する旅では、叔父は好き嫌いが多くて食べ物に難しいので色々準備をしなければならないし、ホテルに色々なことを頼んだりしなければならないので大変です。数年前までは数個の電気製品を幸のスーツケースに入れて持ち運びしていたこともありました。その分幸の服のスペースが減って困ります。目上でずっと上司の方には逆らえないのがOLのストレスです。

■電話と通信---家族や会社への連絡は?
 パースは公衆電話はあちこちにあり故障や破壊も少ない。幸はケータイは、au のカメラグローバル携帯とボーダフォン社のモトローラ製の海外専用携帯電話を持っていきますが、通信はできるだけ公衆電話でかけるようにしています。理由は海外でのケータイ通話は通信費が嵩むからです。auもボーダフォンも海外通話料は高いデス。それに自分から電話をかけて通信費がかかるのは当然ですが、かけられても通信費がかかるのは、どうも損しているようで納得がいきません。それで、海外に出るときは、番号が皆に知られている au のグローバルは電源を切ります。そして殆ど世界をカバーしているボーダフォンの電話番号を使用します。番号は家族と身近な人しか知りません。(ケチな子と思わないで下さい。)

■インターネット---メールは?ネットで情報を得るには?
 パースでのインターネット事情は勉強不足で分りません。インターネットやメールは、いつもどこでも苦心しています。一般的にインターネットポイントやインターネットカフェやホテルからネットをしています。場所によってはインターネットができても日本語IMEが入っていないのでメールは読めても入力できないケースが多く困ります。どうしても返信する時はローマ字表示で発信しています。いつもモバイルPCを持って旅行して滞在先で旅行記や観た映画の感想を記録しているのですが、ホテルの自室からのインターネット接続はできるだけしないようにしています。電話のプラグやコードは国によって異なるし、ヨーロッパでは統一されていなくて同一地域のホテルによっても異なります。だから旅行の間の幸へのメールはお返事を出さないで失礼させて頂いています。

■食事---どんなものを食べるの?
 パースでもマクドナルドは利用しました。一般的に海外ではマクド(関西での呼び名、東京ではマック)でよく食べる。一見(いちげん)でレストランや軽食っぽいお店に入る時は一品から二品で済ませています。パッケージツアーなら食事が付いているのはありがたいですが美味しいものは期待できません。レストランはできるだけ美味しそうで安い店を選びます。どうして選ぶのかと言うと、当然日本の旅行本を数冊持参して参考にする。でもグルメ情報なので値段の高い店は入れません。それでホテルの人に地元の人が利用する店を教えてもらいます。時には旅行者から情報をもらいます。また、自分で観光で歩いていて安価美味のにおいのする店を直感的に選びます。パースは、大きな町ではないが、良心的な価格で色々な食事ができる店が結構多いので旅行者にとっては好ましい。フレンチ、イタリアン、中華、エスニック、和食と幅の広いメニューを、高級レストランから気さくなカフェまであって簡単に食事ができます。カツ丼にお味噌汁とサラダが付いて結構ボリュームがあり約 1200 円は、日本食を食べたい時にはウレシイ。日本でもカツどんの味は店の差が殆どないので、お腹が空いて満腹感を味わいたい時はよく食べますが、パースは日本の味と然程変わらないと思います。また、ウルワースの食料品コーナーでは三種類ほどの巻き寿司六つパックが約 400 円、ホテルで夜食に日本茶で原稿を書くのに丁度良い。これはイギリス・ロンドンやイタリア・フィレンツェやフランス・パリよりずっと快適です。オーストラリアは食べ物の持込が結構厳しいのですが、市内にこれだけ各国の食べ物が揃っているので頷けます。ただスーパーなどは夕方6時には閉まってしまうので、外食したくない時はしっかりと前もって買っておく必要があります。

■映画---機内では何が観られるの?市内の最寄の映画館では?
 パース旅行でも映画は何本も観ました。幸は海外に行くと必ず映画を観ます。時には観たい映画を観るために海外に出ている場合もあります。ヨーロッパなら往復フライト機内で約6本以上。
 訪問先では目的の観光が終われば滞在場所の近くの映画館でも何本か観ます。例えば、パースで今回は、既に封切られて2〜3週間たっていても日本ではまだ公開されていない映画がピカデリーアーケード Piccadilly Arcade のピカデリーシネマズ Piccadilly Cinemas という映画館でやっています。今回は『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』と『 ビッグ・フィッシュ (2003) BIG FISH 』を観てきました。各 5 Aドル=約 450 円です。日曜なら二本立ての日もあります。偶々『 コールド マウンテン (2003) COLD MOUNTAIN 』と『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』が3/21の特別料金日 Sunday Double でした。二本立て料金は 6 Aドル=約 540 円でしたね。100席ほどしかなく、観客席が急勾配で設置されている映画館ですが、観客も十数人と少なく貸切状態で、最高の席が取れて、これはお得でした。

 パースの往復で利用したシンガポール航空 Singapore Airlines 機内の「クリスワールド KRIS WORLD(CMIV)」の機内上映長編映画プログラムでは、オンデマンドでいつでも観られます。
 (チャンネル 01 )では『 恋愛適齢期 (2003) SOMETHING'S GOTTA GIVE 』(ナンシー・メイヤーズ・プロジェクト)、
 (チャンネル 02 )では『 ラスト サムライ (2003) THE LAST SAMURAI 』、
 (チャンネル 03 )では『 タイムライン (2003) TIMELINE 』、
 (チャンネル 04 )では『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』、
 (チャンネル 05 )では『 白いカラス (2003) THE HUMAN STAIN 』(ヒューマン・ステイン)、
 (チャンネル 06 )では『 ミッシング (仮題) (2003) THE MISSING 』、
 (チャンネル 07 )では『 シャッタード・グラス (2003) SHATTERED GLASS 』、
 (チャンネル 08 )では『 デュプレックス (原題) (2003) DUPLEX 』、
 (チャンネル 09 )では『 チーパー・バイ・ザ・ダズン (原題) (2003) CHEAPER BY THE DOZEN 』、
 (チャンネル 10 )では『 マトリックス レボリューションズ (2003) THE MATRIX REVOLUTIONS 』、
 (チャンネル 11 )では『 マスター・アンド・コマンダー (2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD 』、
 (チャンネル 12 )では『 ランダウン (2003) THE RUNDOWN 』、
 (チャンネル 13 )では『 ディボース・ショウ (2003) INTOLERABLE CRUELTY 』、
 (チャンネル 14 )では『 すべては愛のために (2003) BEYOND BORDERS 』、
 (チャンネル 15 )では『 ルーニー・テューンズ: バック・イン・アクション (原題) (2003) LOONEY TUNES: BACK IN ACTION 』、
 (チャンネル 16 )では『 スクール・オブ・ロック (2003) THE SCHOOL OF ROCK 』、
 (チャンネル 17 )では『 マトリックス (1999) THE MATRIX 』、
 (チャンネル 18 )では『 マトリックス リローデッド (2003) THE MATRIX RELOADED 』、
 (チャンネル 19 )では『 オーシャンズ11 (2001) OCEAN'S ELEVEN 』、
 (チャンネル 20 )では『 スパニッシュ・アパートメント (2002) L'AUBERGE ESPAGNOLE (原題) / SPANISH APARTMENT (英題) 』(スペインの宿)、
 (チャンネル 21 )では『 ルビー&カンタン (2003) TAIS-TOI! (原題) / RUBY & QUENTIN (英題) 』、
 (チャンネル 22 )では『 忘不了 Mong bat liu (2003) LOST IN TIME 』、
 (チャンネル 23 )では『 杜十娘 Miss Du Shi Niang (2003) 』、
 (チャンネル 24 )では『 インファナル・アフェア2 (2002) 無間道II (原題) / INFERNAL AFFAIRS II(英題) 』、
 (チャンネル 25 )では『 大丈夫 Men Suddenly in Black (2003) 』、
 (チャンネル 26 )では『 コスミック・レスキュー (2003) Cosmic Rescue 』、
 (チャンネル 27 )では『 阿修羅のごとく (2003) Like Asura 』、
 (チャンネル 28 )では『 Saaya (2003) 』、
 (チャンネル 29 )では『 Punnagai Poove 』
 などが観られます。これは旅行での一番の楽しみですが、最近観た洋画映画が多くなり、だんだん楽しみが少なくなってきているのも事実です。でも何度も観ても面白いですけど、今回のように睡眠時間が無くなって、時差が一時間しかないパースではチョットつらいですね。

■トイレ
 パースの一般的なトイレ事情は、公衆トイレは駅や百貨店や公園やお店にあり、不自由しません。ローマのテルミニのトイレのようにチップも自動システム化する必要もありません。パースの市内無料バスの寛大さから観ると、人間の避けたり止めたりできない生理的な排泄現象にまでお金をとろうとするフランスやイタリアの習慣が「やっぱり受け入れられないなあ」と思ったりもします。出さなければ仕方がないものにお金を取ろうという了見は狭く、セコイとさえ思えてきます。スミマセン、少し言い過ぎましたデスよね。(*^-^)ゞ幸が利用したトイレは殆どが綺麗でした。ヘイ・ストリート Hay Street とバラック・ストリート Barrack Street の交差点角にあるマクドナルドのトイレは清潔で、何も買わなくても入れる環境なのでとっても気に入りました。パース駅(シャワーとトイレの有料設備はある)やバスターミナルもOKです。最高裁判所近くの付属公園だったかそれともラングレー公園だったか忘れたけれど、そこのトイレは少し汚れていたしチョット怖かったです。やはり公園のトイレは緊急の場合以外は行くべきでないと教えられた通りだと思います。デパート(マイヤーとディヴィッド・ジョーンズ)のトイレは勿論美しく立派で快適。

■チップ---いつ、どういう時に払うの?
 パースではチップは一般的に必要なかったので気楽でした。枕銭は小銭がなければ置きません。滞在中は、1Aドル置いておきましたが、2日間は置きませんでした。タクシーもレストランでも基本的にはチップは要りません。やはり、私は日本人なのでチップのない習慣は良いと思います。

 パースは、今回の残暑と酷暑、合わせて残酷な暑さでした。この異常な暑さを除いて、以上の様な色々な点で考えてみると、幸の知っている少ない海外の都市の中では、パースは旅行者にとって結構得点が高いように思われます。
 しかし、旅行は「恋愛」で、海外に住んだ途端それは「日常」になります。実際私は住んだことがないので、兼高かおる女史の仰った「老後住むにはパースの地が良い」かどうかは分りません。私は、憧れだったイタリアのフィレンツェで昨年ホームステイしてみて、旅行者だった時と居住者だった時とはやはり違うなと感じました。居住者には、電気・水道・ガス・TV・家屋電話などのインフラの問題や美容院や薬局や医療施設等の問題も出てきます。お年寄りには特に病気や保険の問題が大きくなってくるはずです。幸もできればまたいつかパースに住んでみて、その年齢の幸にとって本当に「パースは世界で一番住みやすい町」かどうか確かめてみたいものです。

 因みに兼高かおる女史は、現在東京都港区にお住まいのようです。

 
※参考資料:
 The Internet Movie Database (IMDb)
 allcinema ONLINE
 西オーストラリア州政府観光局
  http://www.westernaustralia.or.jp/index.shtml
Text by Sati
coda21「映画の森てんこ森」幸田幸。
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