サハラに舞う羽根 | |||||||||||||||||||||||||||
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サハラに舞う羽根 (2002) | |||||||||||||||||||||||||||
THE FOUR FEATHERS | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR
FEATHERS 』を紹介します。 映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の解説 ネタバレをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の背景 ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の主なスタッフ ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の主なキャスト ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』のあらすじ ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』のスタッフとキャスト ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 サハラに舞う羽根 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
サハラに舞う羽根
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR
FEATHERS 』の解説 映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』の物語の舞台は 19 世紀末のイギリス。イギリスの帝国主義の拡大に纏わる壮大なドラマだ。『 サハラに舞う羽根 』は、これからのハリウッドを背負って立つ若手俳優たちの瑞々しい、愛と友情のスペクタクル超大作である。日本公開は、米国公開の丁度一年後だ! ▲TOPへ ■映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』の背景 さて『 サハラに舞う羽根 』の背景を見てみよう。アフリカ北東部のスーダンでは、イギリスの帝国主義を加速させるエポック・メイキングな事件がおきている。1885 年、首都ハルツームでイギリスの国民的英雄であったゴードン将軍 Charles George Gordon ( 1833-1885 )が、援軍が到着する2日前に、過激なイスラム原理主義のマフディー軍に殺されたのだ。 1896 年にイギリスは2万5千の軍隊と共にキッチナー将軍 Horatio Herbert Kitchener ( 1850-1916 )をスーダンに派遣し、2年かかってハルツームを陥落する。アフリカ横断政策をとるフランスとファショダで対峙するも、外交交渉でイギリスの縦断政策は勝利し、 1899 年スーダンはイギリスの支配下におかれた。 原作者A・E・W・メイソンが、映画『 サハラに舞う羽根 』の原作「四枚の羽根 The Four Feathers 」を出版したのは 1902年である。このイギリスの愛国的小説から、当時のイギリス国民感情が読み取れるような気がする。ハリーが着せられた不名誉は、ゴードン将軍を失った当時のイギリス国民には自らの不名誉のように感じたと思う。ゴードン将軍の代わりに、もしくは、彼の仇を撃つように、スーダンで活躍をするハリーに、イギリス人は胸のすくような思いをしたにちがいない。そして現実でも、スーダンを手にいれ、大英帝国は帝国主義を拡大していく。 しかし、ビクトリア朝時代のイギリスは世界の4分の1を支配し、輝かしい世界の覇権者であったが、一方で大国の衰退の過程として、帝国の過剰拡大を招いていた。何のために他国を侵略するのか。当時、すでにハリーが持った疑問を持つイギリス人エリートもいただろう。本作『 サハラに舞う羽根 』の監督はイギリス領インド(現在のパキスタン)出身のシェカール・カプール(『 エリザベス (1998) ELIZABETH 』等を監督)なので、きっとその辺りの文明批判なんかもあるんじゃないかと期待している。また、当時のイギリスを描きながら、現在のアメリカ批判にもなっているのではないかなぁとちょっと想像する。 ▲TOPへ ■映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』の主なスタッフ ○『 サハラに舞う羽根 』の製作総指揮アロン・ライヒは 『 堕天使のパスポート (2002) DIRTY PRETTY THINGS 』 ○『 サハラに舞う羽根 』の製作総指揮ジュリー・ゴールドスタインは 『 恋におちたシェイクスピア (1998) SHAKESPEARE IN LOVE 』 『 セレンディピティ (2001) SERENDIPITY 』 『 シカゴ (2002) CHICAGO 』 ○『 サハラに舞う羽根 』の製作のローリー・ボーグは 『 いつか晴れた日に (1995) SENSE AND SENSIBILITY 』 『 リトル・ヴォイス (1998) LITTLE VOICE 』 『 イフ・オンリー (2004) IF ONLY 』 ○『 サハラに舞う羽根 』の音楽のジェームズ・ホーナーは 『 タイタニック (1997) TITANIC 』 『 スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』 『 アイリス (2001) IRIS 』 『 ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』 『 僕はラジオ (2003) RADIO 』 『 すべては愛のために (2003) BEYOND BORDERS 』 『 ミッシング (2003) THE MISSING 』 『 砂と霧の家 (2003) HOUSE OF SAND AND FOG 』 『 トロイ (2004) TROY 』という実績。 ○『 サハラに舞う羽根 』の撮影のロバート・リチャードソンは、何と趣向の全く違う 『 キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1 』 『 キル・ビル Vol.2 (2004) KILL BILL: VOL. 2 』も。 ○『 サハラに舞う羽根 』の編集のスティーヴン・ローゼンブラムは 『 娼婦ベロニカ (1998) DANGEROUS BEAUTY / A DESTINY OF HER OWN 』 『 マーシャル・ロー (1998) THE SIEGE 』 『 X−メン (2000) X-MEN 』 『 パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR 』 『 ラスト サムライ (2003) THE LAST SAMURAI 』等で活躍。 ▲TOPへ ■映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』の主なキャスト ●『 サハラに舞う羽根 』主人公のハリー・フェバーシャムを演じるのは、 『 パトリオット (2000) THE PATRIOT 』 『 悪霊喰 (2003) THE ORDER 』 『 ブラザーズ・グリム (2005) THE BROTHERS GRIMM 』等でカッコいいヒース・レッジャー。 ●彼の親友ジャック・デュランスを演じるのは、その彼以上にカッコいい<スミマセン。私の勝手な意見です。>ウェス・ベントリー。「世界をクリアに見つめる青い瞳が決め手になった。」とカプール監督が彼の起用の理由を述べたように、本当に彼の瞳はステキ。 『 アメリカン・ビューティー (1999) AMERICAN BEAUTY 』を観た時に、私もウェス・ベントリーの瞳の魅力にマイッてしまったヨ。 ●そんな2人に愛される美女エスネを演じるのは、 『 あの頃ペニー・レインと (2000) ALMOST FAMOUS 』や 『 10日間で男を上手にフル方法 (2003) HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS 』 『 ル・ディヴォース/パリに恋して (2003) LE DIVORCE 』で魅力満載のケイト・ハドソン。 ▲TOPへ ■映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』のあらすじ ※本作『 サハラに舞う羽根 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ さて、映画『 サハラに舞う羽根 』のストーリー。 『 サハラに舞う羽根 』の主人公の青年ハリー・フェバーシャムは、イギリスの帝国主義の拡大に疑問を抱き、スーダンに派遣されることになっていたが除隊する。しかし、3人の友人と美しい婚約者のエスネから、臆病者を象徴する4枚の白い羽を受け取ったハリー。これがタイトル『 サハラに舞う羽根 THE FOUR FEATHERS 』の由来なのかぁ。彼は名誉を回復する為にスーダンへと赴き、アラビア人の変装をして、名前を告げることなく友人の窮地を救う。最愛の婚約者エスネの愛情と尊敬を回復することを望んで帰国したハリーだったが…。サハラに舞う羽根はホントに舞ってしまうのか。 |
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【『 サハラに舞う羽根 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: シェカール・カプール Shekhar Kapur
(Directed by) 製作: ポール・フェルドシャー Paul Feldsher (producer) ロバート・D・ジャッフェ Robert D. Jaffe (producer) スタンリー・R・ジャッフェ Stanley R. Jaffe (producer) マーティ・カッツ Marty Katz (producer) ローリー・ボーグ Laurie Borg (associate producer) 製作総指揮: ポール・フェルドシャー Paul Feldsher (executive producer) ジュリー・ゴールドスタイン Julie Goldstein (executive producer) アロン・ライヒ Allon Reich (executive producer) 原作: A・E・W・メイソン A.E.W. Mason 『四枚の羽根』(小学館刊) (novel) 脚本: マイケル・シファー Michael Schiffer (screenplay) ホセイン・アミニ Hossein Amini (screenplay) 撮影: ロバート・リチャードソン Robert Richardson (Cinematography by) 編集: スティーヴン・ローゼンブラム Steven Rosenblum (Film Editing by) 音楽: ジェームズ・ホーナー James Horner (Original Music by) 出演: ヒース・レッジャー Heath Ledger ハリー・フェバーシャム Harry Faversham ウェス・ベントリー Wes Bentley ジャック・デュランス Jack Durrance ケイト・ハドソン Kate Hudson エスネ Ethne ジャイモン・フンスー Djimon Hounsou アブー・ファトマ Abou Fatma マイケル・シーン Michael Sheen トレンチ Trench ルパート・ペンリー=ジョーンズ Rupert Penry-Jones ウィロビー Willoughby クリス・マーシャル Kris Marshall キャスルトン Castleton アレック・ウェック Alek Wek アクオル Aquol ティム・ピゴット=スミス Tim Pigott-Smith フェバーシャム将軍 General Feversham ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 サハラに舞う羽根 (2002) THE FOUR FEATHERS 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(英語版) http://www.fourfeathersmovie.com/ |
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■映画『 サハラに舞う羽根 』の更新記録 2003/08/09新規: ファイル作成 2004/05/02更新: ◆書式とテキスト一部手直し 2005/03/08更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 2005/10/13更新: ◆追記 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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