ピンク・ナルシス
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ピンク・ナルシス (1971)
PINK NARCISSUS
 映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』を紹介します。『 ピンク・ナルシス 』は 2006年に日本でリマスター・バージョンとなって蘇る。

 映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』の主なスタッフ
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』の主なキャスト
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』のあらすじ
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』のトリビア
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』のスタッフとキャスト
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ピンク・ナルシス 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ピンク・ナルシス PINK NARCISSUS 』の更新記録

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■映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』のポスター、予告編および映画データ
ピンク・ナルシス
ピンク・ナルシス
ポスターは(C) MEDALLION MEDIA Inc.
より提供いただきました。

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:09
製作国 Country: アメリカ USA
製作会社
Production Company:
La Folie des Hommes
Pink Pictures Ltd.
全米配給会社 Distributer: Sherpix Inc. (1971 theatrical)
Strand Releasing (1994 VHS)
Jour de Fete Films (2000 theatrical) (re-release)
Strand Releasing (2003 DVD)
全米初公開 Release Date: 1971/05/24 (New York City, New York)
日本初公開 R. D. in Japan: 初公開: 1993/03/
リバイバル: 2006/07/29
日本公開情報 : リバイバル: JAP GARDEN=メダリオンメディア
ジャンル Genre: ドラマ/エロティック/アート/ミステリー
Drama / Erotic / Artistic / Mystery
MPAA Rating 指定: Australia:R / UK:18 / USA:Not Rated
日本語公式サイト
http://www.pink-narcissus.com/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』の解説

 『 ピンク・ナルシス 』は実に幻想的なゲイのカルト映画。『 ピンク・ナルシス 』は 1971 年の作品で、35年ぶりにリバイバル上映される。『 ピンク・ナルシス 』の公開時コピーは<監督不詳で封印され話題となった伝説のフィルムが、遂にリマスター・バージョンで蘇る!> 『 ピンク・ナルシス 』の監督・製作・脚本・撮影・美術の五役を務めるのは、後に判明したジェームズ・ビドグッドだ。『 ピンク・ナルシス 』でエロティックで美しい若い男娼を演じるのは、ジェームズ・ビドグッド監督に見出されたボビー・ケンダルという美青年。ボビー・ケンドール、ボビー・ケンダール等のカタカナ表示も見受けられる。

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■映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』の主なスタッフ

○『 ピンク・ナルシス 』はジェームズ・ビドグッドが監督・製作・脚本・撮影・美術の五役を務める。

 ジェームズ・ビドグッドは 1933/03/28 米国ウィスコンシン州マディソン Madison, Wisconsin, USA 生まれだが、早く家を出て大都会ニューヨークのマンハッタン Manhattan, New York City の狭いアパートで自活した。そこを彼はフランス語の"Les Folies des Hommes"と呼んだ。英語では"Madnesses of the Men (男たちの狂気)"という何とも妖しい意味。女装ショーに出演したり、 Club 82 という‘その道’では有名なナイトクラブでダンサーをしたりして、デザイン学校を卒業。その後、プロのショーウインドー飾りつけや衣装デザイナーやフリーの写真家として働いた。

 写真家としてjは「 The Young Physique (若き肉体)」「Muscleboy (マッチョマン)」「Demi-Gods (半神半人)」「 Muscle Teens (マッチョな十代」)」という肉体を扱う雑誌でジェームズ・ビドグッドの写真はたくさん掲載された。靴会社の宣伝の短編映画を作ってから、この映画『 ピンク・ナルシス 』の主演となる写真モデルの美青年ロバートと運命の出会いをする。ロバートには芸名にボビー・ケンダルと名づけた。ジェームズ・ビドグッドとボビー・ケンダルの二人は、 1964 年から 1969年まで、 ピンク・ナルシス 』の撮影期間の大部分を一緒に暮らした。現在も二人は友達同士で、ニューヨーク市に在住だ。

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■映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』の主なキャスト

●ボビー・ケンダル as パン@ピンク・ナルシス

 ボビー・ケンダルはボビー・ケンドール、ボビー・ケンダール等の表示も見られる。ボビーは 1965年のニューヨーク市世界博覧会 New York City World Fair のパヴィリオンで働いていた。家出をしたティーンエージャーで、そんな時に、上述のジェームズ・ビドグッドに出会う。 1962年、ニューヨークでジェームズ・ビドグッドがコスチューム・デザイナーと写真家をしていた時期だ。ジェームズ・ビドグッドにモデルになってくれと、そして究極的にはこのゲイの映画『 ピンク・ナルシス 』に主演してくれと頼まれて、ボビー・ケンダルは驚いた。だって、自分のことを魅力的だと思ったことがなかったから。それがどうして、『 ピンク・ナルシス 』のボビーのホモセクシャルな妖艶さはスゴイのだ!

●ドン・ブルックス as 天使@ピンク・ナルシス

●チャールズ・ルドラム as セールスマン/バーのオーナー/盲人/ヒンドゥーのダンサー@ピンク・ナルシス

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■映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』のあらすじ
※本作『 ピンク・ナルシス 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 ピンク・ナルシス 』のストーリー。
 
 若い男性が現実の世界から逃避して、ピンクのサテンのファンタジーの中にいる。彼は帝王に選ばれた奴隷、闘牛士、木の妖精(これが実に綺麗)、ハーレムの男の子、といった具合に色々変身して妖艶なゲイの世界を魅せつける。ストーリーというものはなくて、そのエロティシズムを堪能するというタイプの映画だ。

 『 ピンク・ナルシス 』撮影場所は、何とジェームズ・ビドグッド監督のマンハッタンの狭いアパート内。二人が‘同棲’しているまさにその部屋で撮っているなんて、ちょっと生々しすぎるのでは、なんて考えすぎかな。ショーウィンドーの飾り付けやコスチューム・デザインの小道具などを用いて撮影は進められたという。三つのシーンだけは、借りたロフトで後日に撮影された。それはトイレとタイムズスクエアと暴風雨のシーン。

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■映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』のトリビア

【ピンク・ナルシスのトリビア その1】  『 ピンク・ナルシス 』のようなゲイの映画およびゲイが関係する映画は、「映画の森てんこ森」ではこういうレヴューや解説があります:
ポセイドン (2006) POSEIDON
Be Cool/ビー・クール (2005) BE COOL
RENT/レント (2005) RENT
ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE (原題) / TIME TO LEAVE (英題)
ウェス・クレイヴン’s カースド (2005) CURSED
カポーティ (2005) CAPOTE
トランスアメリカ (2005) TRANSAMERICA
ブロークバック・マウンテン (2005) BROKEBACK MOUNTAIN
プロデューサーズ (2005) THE PRODUCERS
マッチポイント (2005) MATCH POINT
コニー&カーラ (2004) CONNIE AND CARLA
バッド・エデュケーション (2004) LA MALA EDUCACION (原題) / BAD EDUCATION (英題) 』
メトロで恋して (2004) CLARA ET MOI
青い棘 (2004) WAS NUTZT DIE LIEBE IN GEDANKEN (独題) / LOVE IN THOUGHTS (英題)
なんちゃってガールズ (2003) GIRLS WILL BE GIRLS
エレファント (2003) ELEPHANT
キャンプ (2003) CAMP
ソン・フレール ―兄との約束― (2003) SON FRERE (原題) / HIS BROTHER (英題)
ターネーション (2003) TARNATION
ノミ・ソング (2003) THE NOMI SONG
バナナ★トリップ (2002) BOAT TRIP
パーティ★モンスター (2003) PARTY MONSTER
エデンより彼方に (2002) FAR FROM HEAVEN
ルールズ・オブ・アトラクション (2002) THE RULES OF ATTRACTION
靴に恋して (2002) PIEDRAS (原題) / STONES (英題)
Kissingジェシカ (2001) KISSING JESSICA STEIN
キューティ・ブロンド (2001) LEGALLY BLONDE
バーバー (2001) THE MAN WHO WASN'T THERE
ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY
藍宇(ランユー) 情熱の嵐 (2001) LAN YU 』
暗殺者の聖母 (仮題) (2000) LA VIRGEN DE LOS SICARIOS (原題) / OUR LADY OF THE ASSASSINS (英題)
悪いことしましョ! (2000) BEDAZZLED
MON−ZEN [もんぜん] (1999) ERLEUCHTUNG GARANTIERT (原題) / ENLIGHTENMENT GUARANTEED (英題) 』
バッファロー'66 (1998) BUFFALO '66
ホテル・ニューハンプシャー (1984) THE HOTEL NEW HAMPSHIRE
パピヨン (1973) PAPILLON
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【『 ピンク・ナルシス 』のスタッフとキャスト】
監督: ジェームズ・ビドグッド James Bidgood (Directed by)
製作: ジェームズ・ビドグッド James Bidgood (producer)
脚本: ジェームズ・ビドグッド James Bidgood (Writing credits)
撮影: ジェームズ・ビドグッド James Bidgood (Cinematography by)
編集: マーティン・ジェイ・サドフ Martin Jay Sadoff (Film Editing by)
美術: ジェームズ・ビドグッド James Bidgood (Art Direction by)
音楽: ゲイリー・ゴッチ Gary Goch (musical director)
    マーティン・ジェイ・サドフ Martin Jay Sadoff (musical director)

出演: ボビー・ケンダル Bobby Kendall as Pan
    ドン・ブルックス Don Brooks as Angel
    チャールズ・ルドラム Charles Ludlam as Salesman/Bar owner/Blind man/Pizza maker/Hindu dancer (uncredited)

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 ピンク・ナルシス (1971) PINK NARCISSUS 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      ピンク・ナルシス公式サイト (C) 2006 MEDALLION MEDIA Inc.
      PopcornQ Review
       http://www.planetout.com/kiosk/popcornq/db/getfilm.html?659
■映画『 ピンク・ナルシス 』の更新記録
2006/07/20新規: ファイル作成
2006/07/24更新: ◆ポスター変更
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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