ぼくを葬る(おくる)
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ぼくを葬る(おくる) (2005)
LE TEMPS QUI RESTE (原題) / TIME TO LEAVE (英題)
 映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE (原題) / TIME TO LEAVE (英題) 』を紹介します。

 映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の主なスタッフ
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の主なキャスト
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』のあらすじ
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の受賞
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』のトリビア
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』のスタッフとキャスト
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 ぼくを葬る(おくる) 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の更新記録

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幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE 』のポスター、予告編および映画データ
ぼくを葬る(おくる)
ぼくを葬る(おくる)
ポスターは公式サイト
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:

公式サイトで観られます。

上映時間 Runtime: 1:21
製作国 Country: フランス France
製作会社
Production Company:
Fidélité Productions
France 2 Cinéma
Studio Canal
全仏配給会社 Distributer: Mars Distribution
全仏初公開 Release Date: 2005/05/16 (Cannes Film Festival)
日本初公開 R. D. in Japan: 2006/04/22 予定
日本公開情報 : ギャガ・コミュニケーションズ
ジャンル Genre: ドラマ Drama
MPAA Rating 指定: Hong Kong:III / Switzerland:16 / Netherlands:16
日本語公式サイト
http://www.bokuoku.jp/
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の解説

 『 ぼくを葬る(おくる) 』はフランソワ・オゾン監督の生と死を見つめる映画。『 ぼくを葬る(おくる) 』の主人公ロマンには、バヤドリード国際映画祭で主演男優賞に輝いたメルヴィル・プポー。『 ぼくを葬る(おくる) 』で理解ある祖母を演じるのは、ベテラン女優ジャンヌ・モローだ。
 『 ぼくを葬る(おくる) 』では、若くして不治の病にかかり余命幾ばくもないと知った主人公の最期の生き方、運命を受け入れる過程を描く。『 ぼくを葬る(おくる) 』はちょっと『 死ぬまでにしたい10のこと (2003) MY LIFE WITHOUT ME 』的。『 ぼくを葬る(おくる) 』のフランス語原題「 LE TEMPS QUI RESTE 」は「残っている時間」、英語タイトル「 TIME TO LEAVE 」は「去る時」という意味。

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■映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の主なスタッフ

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の監督・脚本: フランソワ・オゾン
ふたりの5つの分かれ路 (2004) 5X2
スイミング・プール (2003) SWIMMING POOL
8人の女たち (2002) 8 FEMMES (原題) / 8 WOMEN (英題)

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の製作: オリヴィエ・デルボスク&マルク・ミソニエ
スターは俺だ! (2004) PODIUM
歌え! ジャニス★ジョプリンのように (2003) JANIS ET JOHN (原題) / JANIS AND JOHN (英題)

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の美術: カティア・ワイスコフ
フレンチなしあわせのみつけ方 (2004) ILS SE MARIERENT ET EURENT BEAUCOUP D'ENFANTS / AND THEY LIVED HAPPILY EVER AFTER
イブラヒムおじさんとコーランの花たち (2003) MONSIEUR IBRAHIM ET LES FLEURS DU CORAN
イザベル・アジャーニの惑い (2002) ADOLPHE
オーギュスタンの恋々風塵 (1999) AUGUSTIN ROI DU KUNG-FU (原題) / AUGUSTIN KING OF KUNG FU (米題)

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の衣装: パスカリーヌ・シャヴァンヌ
恍惚 (2003) NATHALIE... 』

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の配役: アントワネット・ブーラ
キングダム・オブ・ヘブン (2005) KINGDOM OF HEAVEN
CLEAN (2004)
ピーター・パン (2003) PETER PAN
DEMONLOVER (2002) DEMONLOVER
ファム・ファタール (2002) FEMME FATALE
ショコラ (2000) CHOCOLAT
ハリー、見知らぬ友人 (2000) WITH A FRIEND LIKE HARRY (米題) / HARRY IS HERE TO HELP (米題) / HARRY, UN AMI QUI VOUS VEUT DU BIEN (仏題)

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の音楽: マルカントワーヌ・シャルパンティエ
マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE

○『 ぼくを葬る(おくる) 』の音楽: アルヴォ・ペルト
華氏911 (2004) FAHRENHEIT 9/11
やさしい嘘 (2003) DEPUIS QU'OTAR EST PARTI (原題) / SINCE OTAR LEFT (英題)
ヘヴン (2002) HEAVEN
ジェリー (2002) GERRY

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■映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の主なキャスト

●メルヴィル・プポー as ロマン@ぼくを葬る(おくる)
ル・ディヴォース/パリに恋して (2003) LE DIVORCE
愛人/ラマン (1992) L'AMANT / THE LOVER

●ジャンヌ・モロー as 祖母ローラ@ぼくを葬る(おくる)
デュラス 愛の最終章 (2001) CET AMOUR-LA
エバー・アフター (1998) EVER AFTER

●ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ as ジャニー@ぼくを葬る(おくる)
ミュンヘン (2005) MUNICH
ふたりの5つの分かれ路 (2004) 5X2
これ以上の幸せはない (2002) LA FELICITA NON COSTA NIENTE (原題) / HAPPINESS COSTS NOTHING (英題)
天使の肌 (2002) PEAU D'ANGE (原題) / ONCE UPON AN ANGEL (米題)
ありふれた愛のおはなし (1999) RIEN A FAIRE (原題) / EMPTY DAYS (英題)

●ダニエル・デュヴァル as 父@ぼくを葬る(おくる)
パリ警視庁:オルフェーヴル河岸36番 (仮題) (2004) 36 QUAI DES ORFEVRES
マルセイユ・ヴァイス (2003) GOMEZ & TAVARES (原題) / PAYOFF (英題)

●マリー・リヴィエール as 母@ぼくを葬る(おくる)
グレースと公爵 (2001) L' ANGLAISE ET LE DUC (原題) / THE LADY AND THE DUKE (英題)

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■映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』のあらすじ
※本作『 ぼくを葬る(おくる) 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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 さて、映画『 ぼくを葬る(おくる) 』のストーリー。
 『 ぼくを葬る(おくる) 』の主人公は、30歳か31歳の写真家ロマン(メルヴィル・プポー)。ロマンはパリを拠点としたファッション・カメラマンだ。欲しいものは何でも揃っている。可愛いボーイフレンドのサーシャ( Christian Sengewald )<そう、ロマンはゲイなのだ>、美しいロフトのアパルトマン、カメラマンとしての輝かしいキャリアと評判。これまでリッチで成功した人生を歩んできたと自負している。

 それが、撮影中に気を失った。これはエイズ AIDS なのかとビクッとする。すぐに病院に運ばれ、診断の結果はもっと深刻なものだった。末期癌だったのである。手術の施しようもなく、化学療法を用いても止められないほど転移していた。余命は三ヶ月だと告げられる。ロマンは自分独自の方法で、治療は受けずにやっていこうと決心した。これから死へ向かって、残された僅かな時間を自分で旅していくしかない。

 末期癌で死期が近いということは誰にも言わない。秘密にしておく。家族が揃った食事では、妹(または姉)でシングルマザーのソフィー(ルイーズ=アン・ヒポー)に残酷なことを言う。それは、最愛の寛容な両親(ダニエル・デュヴァルとマリー・リヴィエール)の心を痛めさせることになる。だから、こうやって家族とは故意に距離を置くように仕向けた。そして自宅のロフトに戻ると、‘恋人’のサーシャと‘愛し合って’から、もう二人の関係はこれで終わりだ、出て行ってくれと告げる。サーシャはロマンがそんなに苦しんでいるとは全く知らず、最近は二人の関係もあまりよくなかったので、案外簡単に別れを受け入れた。

 ゲイのカップルというのは映画で配役が難しいそうだ。イケメンすぎたら観客は陳腐だと言うし、不細工すぎたらそんなことあり得ないと言うしで。オゾン監督は、ロマンの‘恋人’には、ちょっとよそよそしさがあって並外れた美しさがロマンの写真家としての興味を駆り立てるといった人物を欲した。‘恋人’サーシャ役の Christian Sengewald はドイツ人。オゾン監督は、ドイツの演劇で彼を見て、その存在感、肌のきめ、子供っぽい容姿などを気に入った。そして彼が外国人だということも、彼のキャラクターに純真さを増しているという。

 さて、次にロマンがとった行動は、祖母ローラ(ジャンヌ・モロー)に会いに出発すること。途中で寄ったカフェでは、ウェイトレスのジャニー(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)とその場限りの関係に溺れた。そして祖母のところに到着。ロマンは、恋人にも家族にも知らせなかったのに、この祖母だけには、死にそうだということを打ち明けるのだ。なぜかというと、祖母もまた、死期が近いから。祖母ローラは若い頃、ボヘミアンとして奔放な暮らしをしていた。だから、孫のロマンがゲイであっても偏見を持たず、慰めてあげる。そして二人は一つのベッドで寝た。

 その後、ロマンはこの世に残すものをデジタルカメラで撮っていく。好きな場所や、遺していく愛する者たちを。こういうスナップ写真は映画の終わりにモンタージュで出てくるが、そんなに感傷的にならないようにオゾン監督は控えてくれている。そしてそういう写真とは別に、祖母と会う前に関係を持った優しい女性ジャニーとも、ある風変わりなことを取り決める・・・。

 オゾン監督の好きな海辺のシーンはやはり出てくる。また、死にゆくロマンは、体調が悪化するにつれて子供時代の自分の姿(子役:Ugo Soussan Trabelsi )を見るようになる。こうしながら、ロマンは死という運命を受け入れる準備をゆっくりゆっくりしていくのだ。

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■映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』の受賞

 『 ぼくを葬る(おくる) 』は、スペインのバヤドリード国際映画祭 2005 Valladolid International Film Festival で、
◎メルヴィル・プポーが最優秀男優賞 Best Actor に輝いた。
◎フランソワ・オゾンがシルヴァースパイク賞 Silver Spike に輝いた。
○フランソワ・オゾンはゴールデンスパイク賞 Golden Spike にノミネートされた。
この時、
マンダレイ (2005) MANDERLAY
戦場のアリア (2005) JOYEUX NOEL (原題) / MERRY CHRISTMAS (英題) 』等が受賞している。

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■映画『 ぼくを葬る(おくる) LE TEMPS QUI RESTE / TIME TO LEAVE 』のトリビア

【ぼくを葬る(おくる)のトリビア その1】  『 ぼくを葬る(おくる) 』は、フランソワ・オゾン監督の「 death trilogy 死の三部作」の第2弾だ。第1弾は
まぼろし (2001) SOUS LE SABLE / UNDER THE SAND 』だった。

【ぼくを葬る(おくる)のトリビア その2】  因みに、『 ぼくを葬る(おくる) 』のような「死の三部作」は、ガス・ヴァン・サント監督による
ラストデイズ (2005) LAST DAYS
エレファント (2003) ELEPHANT
ジェリー (2002) GERRY 』もそうだ。
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【『 ぼくを葬る(おくる) 』のスタッフとキャスト】
監督: フランソワ・オゾン François Ozon (Directed by)
製作: オリヴィエ・デルボスク Olivier Delbosc (producer)
    マルク・ミソニエ Marc Missonnier (producer)
脚本: フランソワ・オゾン François Ozon (Writing credits)
撮影: ジャンヌ・ラポワリー Jeanne Lapoirie (Cinematography by)
編集: モニカ・コールマン Monica Coleman (Film Editing by)
美術: カティア・ワイスコフ Katia Wyszkop (Production Design by)
衣装: パスカリーヌ・シャヴァンヌ Pascaline Chavanne (Costume Design by)
配役: アントワネット・ブーラ Antoinette Boulat (Casting by)
音楽: ヴァレンティン・シルヴェストロフ Valentin Silvestrov (Original Music by)
    マルカントワーヌ・シャルパンティエ Marc-Antoine Charpentier (Non-Original Music by)
    アルヴォ・ペルト Arvo Pärt (Non-Original Music by)

出演: メルヴィル・プポー Melvil Poupaud as Romain
    ジャンヌ・モロー Jeanne Moreau as Laura
    ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ Valeria Bruni Tedeschi as Jany
    ダニエル・デュヴァル Daniel Duval as Le père
    マリー・リヴィエール Marie Rivière as La mère
    Christian Sengewald as Sasha
    ルイーズ=アン・ヒポー Louise-Anne Hippeau as Sophie

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 ぼくを葬る(おくる) (2005) LE TEMPS QUI RESTE (原題) / TIME TO LEAVE (英題) 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      AlloCiné : Cinéma
      公式サイト(仏語版)
       http://www.francois-ozon.com/francais/bande-annonce/le-temps-qui-reste.html
      Time to Leave - Trailer - Showtimes - Cast - Movies - New York Times
       http://movies2.nytimes.com/gst/movies/movie.html?v_id=329927
      Time To Leave - Interview François Ozon
       http://www.francois-ozon.com/english/interviews/time-to-leave.html
■映画『 ぼくを葬る(おくる) 』の更新記録
2006/02/25新規: ファイル作成
2006/04/16更新: ◆データ追加
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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