ザ・コード | |||||||||||||||||||||||||
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ザ・コード (2002) | |||||||||||||||||||||||||
LA MENTALE (原題) / THE CODE (英題) | |||||||||||||||||||||||||
映画『 ザ・コード (2002) LA MENTALE (原題)
/ THE CODE (英題) 』を紹介します。映画『
ザ・コード (2002) LA MENTALE / THE CODE
』は 2004/08/16 の時点で邦題は確認できないが「ザ・コード」としておく。 映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の解説 ネタバレをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の主なスタッフ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』のタイトル ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』のあらすじ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の脇のキャスト ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』のスタッフとキャスト ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 ザ・コード 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||
■映画『 ザ・コード (2002) LA MENTALE / THE CODE 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||
ザ・コード
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE
』の解説 『 ザ・コード 』は『 ジェヴォーダンの獣 (2001) LE PACTE DES LOUPS (原題) / BROTHERHOOD OF THE WOLF (英題) 』等のサミュエル・ル・ビアンと、『 TAXi (1997) TAXI 』シリーズで御馴染みのサミー・ナセリ競演の、フランスのギャング映画。『 ザ・コード 』は相当ハードコアで、‘バイオレンス美学’がタランティーノ風だとか。本作『 ザ・コード 』は、幸が2003年09月19日に「ラ・メンタル」でアップし、その後調査で「ザ・ルール」と知った。今は「ザ・コード」だ。タイトルはどこの国でも悩むってこと...なんだ。 ▲TOPへ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の主なスタッフ 映画『 ザ・コード 』はフランス映画で、いわゆるメジャーでない作品なので監督・脚本のマニュエル・ボーシンハークのことはよく知らない。共同脚本のビビ・ナセリは主演のサミー・ナセリの兄か弟であり、『 ザ・コード 』に出演もしている。 ○『 ザ・コード 』の製作: アラン・ゴールドマン 『 1492・コロンブス (1992) 1492 CONQUEST OF PARADISE 』 『 クリムゾン・リバー (2000) THE CRIMSON RIVERS / LES RIVIERES POURPRES 』 『 クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち (2004) CRIMSON RIVERS 2: ANGELS OF THE APOCALYPSE 』といった大作も手がけている人だ。 ○『 ザ・コード 』の配役: スワン・ファム 『 花咲ける騎士道 (2003) FANFAN LA TULIPE 』 ○『 ザ・コード 』の美術: ニコス・メレトプロス 『 パピヨンの贈り物 (2002) LE PAPILLON (原題) / THE BUTTERFLY (英題) 』 ▲TOPへ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』のタイトル 映画『 ザ・コード 』は allcinema ONLINE によると日本で劇場未公開だった作品のようだが、ソニー・ピクチャーズエンターテインメント(SPE)が今年末くらいに公開するらしいので取り上げてみた。こういう劇場未公開となっているのが公開されるというケースは、『 ラ・タービュランス (2002) LA TURBULENCE DES FLUIDES (仏題) / CHAOS AND DESIRE (英題) 』でもあった。その場合、邦題は『 ラ・タービュランス 』と『 カオス・アンド・デザイア 』の二通りになる可能性もあるので、この『 ザ・コード 』の場合も劇場公開の際の邦題はそのまま「ザ・コード」になるとは限らないなァ…。『 CODE46 (2003) CODE 46 』の「コード」と似てしまうから「ラ・メンタル」になるかもしれないし、フランス語そのまま「 La Mentale 」となるかもしれないしネ。 因みに、フランス語原題の「 La Mentale 」は英語で「 The Mental 」のことで、意味は話し言葉で「精神病患者」。一方、英語タイトル「 The Code (ザ・コード)」とは「掟(おきて)」ということ。 ▲TOPへ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』のあらすじ ※本作『 ザ・コード 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ さて、映画『 ザ・コード 』のストーリー。 映画『 ザ・コード 』はいわゆるギャング映画である。ただ、よくあるギャング映画と違うところは、イタリア人でも、アイルランド人でも、ロシア人でも、アジア系でもなく、登場するのは配役全員がアラブ人だということ。実際、主演のサミー・ナセリ(『 TAXi (1997) TAXI 』『 TAXi 2 (2000) TAXI 2 』『 リトル・トム (2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題) 』『 TAXi 3 (2003) TAXI 3 』)はフランス人だけど本名がサイード・ナセリ Said Naceri というだけあってアラブ出身の家系の人だ。もう一人の主演サミュエル・ル・ビアンはフランス人らしいが、劇中ではアラブ人を演じている。 舞台はパリ郊外の吹きさらしのコンクリートジャングルから。アパルトマン建設計画地やトレーラーパーク等のある、多民族の住む寂れた地区でドリス(サミュエル・ル・ビアン)とヤニス(サミー・ナセリ)の二人は仲良く育った。大の親友であり、従兄弟同士という情報もある。二人はこそ泥から強盗まで日常茶飯事で行なって、そうすることが不良の暮らしでは当然のことだった。ドリスのことで分かっているのは、裸で眠るのが好きということと、朝、タバコに火をつけるのが苦手だということくらい。ヤニスはこの頃はまだただのチンピラだった。二人は犯罪を続けていき、遂に運に見放されて、ドリスの方が刑務所送りになる。 四年後、ドリスは刑期を終えてやっと出所。彼はフィアンセのリズ(マリー・ギラール)と静かな暮らしをすることしか望んでいなかった。リズは彼に悪の道から足を洗って欲しいと懇願していたので、それに従おうと服役中からずっと決心していたのだ。しかしドリスの衝動的行動は抑制することができない。映画の早いうちから、‘昔の女’とよりを戻してしまう。その女性はニーナ(クロチルド・クロ)といい、ジプシーの売春婦である。リズは彼の子を身ごもっているし、一緒に暮らすようになるのだけど、そこに昔の仲間ヤニスが訪れた。今、ヤニスは恐るべきギャングのボスに成り上がっており、旧友のドリスに戻ってきて欲しいと言う。 ドリスはまともな人間になろうとしているのに、ヤニスからの圧力に抵抗することは難しい。丁度、ドリスの年の離れた弟が兄と同じ悪の道へ進もうとしているのを知り、止めさせようとする。でも弟はヤニスに誘拐されて、ドリスは脅される。弟を取り戻すのに交渉するようだが、結局、ヤニスと再び手を組むように強要されてしまった。ドリスの昔の女ニーナはリズのことを妬んでドリスを自分のものにしたがるし、ヤニスもリズのことが好きで、リズと夫婦になった(或いは同棲の)ドリスに嫉妬もする。また、ヤニスはドリスに大してホモの気もあるみたい。" I'm not a faggot. (俺はホモじゃない)"と何度も言いながら、あるシーンでは背を向けて " What should I do now, bend over? (どうしたらいい? かがもうか?)"なんて。 ヤニスの一触即発的な気性は父親の影響らしい。彼の父親は堅実な仕事であくせく働いてきた結果が病気の身になってしまったようで、ヤニスはそんな父親に会いに家に帰るときは優しい面を出すようなのだ。母親は『 ジェヴォーダンの獣 (2001) LE PACTE DES LOUPS (原題) / BROTHERHOOD OF THE WOLF (英題) 』『 ヴィドック (2001) VIDOCQ 』『 列車に乗った男 (2002) L' HOMME DU TRAIN (原題) / THE MAN ON THE TRAIN (英題) 』『 ボン・ヴォヤージュ (2003) BON VOYAGE 』のエディット・スコブが扮している。 さて、ヤニスのギャングに戻ったドリスは、また泥棒の大仕事を加担することに同意した。しかしその大仕事について、ヤニスは、パリの暗黒社会のゴッドファーザーであるフェッシュ(ミシェル・デュショーソワ)に相談(届け出?)していなかった。フェッシュはヤニスの宿敵であるからだ。フェッシュ自身も過激な犯罪計画を立てているのに、ギャングの階層で自分よりも下であるヤニスがトップの者をないがしろにしているわけだ。ギャング達にも‘面子(めんつ)’というものがある。そこで、面子をつぶされたフェッシュは、ギャングの世界の‘コード=掟(おきて)’を守らずに勝手な行動に出るヤニスの組に激怒するのだ。 ヤニスは犯罪組織には‘コード=掟(おきて)’があると分かってはいるが、縄張りを広げたいという野望は‘コード=掟(おきて)’よりも勝る。だから地元の犯罪組織のボスのフェッシュとヤニスは対立に向かい、そのとばっちりがどんなに怖いものか、ドリスは悟るのだ。暗黒街の‘コード=掟(おきて)’は厳しくて、裏切り者は刑務所よりもひどい罰を与えられるのだと。‘コード=掟(おきて)’に忠実に従うべきか、自分の命を引き換えるほど‘コード=掟(おきて)’は大切なものなのか疑問に感じるドリス。『 ザ・コード 』は、そういうドリスの、二つの世界の間で葛藤する心を描いた作品である。ラストは物凄い銃撃戦になるらしい。犠牲者は誰になるのだろう? ▲TOPへ ■映画『 ザ・コード LA MENTALE / THE CODE 』の脇のキャスト 映画『 ザ・コード 』の上記以外の登場人物で、幸の書いた解説・レヴューに出演している俳優達を見つけられた。 ・フランシス・ルノー: 『 心の羽根 (2003) DES PLUMES DANS LA TETE (原題) / FEATHERS IN MY HEAD (英題) 』 ・エリザベート・マルゴーニ: 『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』 ・ダヴィッド・サラチーノ: 『 リード・マイ・リップス (2001) SUR MES LEVRES (原題) / READ MY LIPS (英題) 』 ・フレデリック・ペレギ: 『 YAMAKASI ヤマカシ (2001) YAMAKASI 』 ・ジャン=ピエ−ル・ラツェリーニ: 『 ミッション・クレオパトラ (2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題) 』 ・フランソワーズ・ミショー: 『 ファム・ファタール (2002) FEMME FATALE 』 ・ジャン=マリー・パリ: 『 トランスポーター (2002) THE TRANSPORTER 』 ・レミ・ルーバッカ: 『 いつか、きっと (2002) LA VIE PROMISE (原題) / GHOST RIVER (英題) 』 『 イザベル・アジャーニの惑い (2002) ADOLPHE 』 ・アレクサンドル・クムパン: 『 キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON 』 |
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【『 ザ・コード 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||
監督: マニュエル・ボーシンハーク Manuel
Boursinhac (Directed by) 製作: アラン・ゴールドマン Alain Goldman (producer) カトリーヌ・モリス Catherine Morisse (associate producer) 脚本: マニュエル・ボーシンハーク Manuel Boursinhac (Writing credits) ビビ・ナセリ Bibi Naceri (Writing credits) 撮影: ケヴィン・ジュイソン Kevin Jewison (Cinematography by) 配役: スワン・ファム Swan Pham (Casting by) 美術: ニコス・メレトプロス Nikos Meletopoulos (Production Design by) 音楽: ティエリー・ロバン Thierry Robin (Original Music by) 出演: サミュエル・ル・ビアン Samuel Le Bihan as Dris サミー・ナセリ Samy Naceri as Yanis クロチルド・クロ Clotilde Courau as Nina マリー・ギラール Marie Guillard as Lise ミシェル・デュショーソワ Michel Duchaussoy as Feche フィリップ・ナオン Philippe Nahon as Simon フランシス・ルノー Francis Renaud as Niglo ダヴィッド・サラチーノ David Saracino as Mel フレデリック・ペレギ Frederic Pellegeay as Grib ジャン=ピエ−ル・ラツェリーニ Jean-Pierre Lazzerini as Henry エディット・スコブ Edith Scob as Mireille, la mere de Yanis エリザベート・マルゴーニ Elisabeth Margoni as Evelyne フランソワーズ・ミショー Francoise Michaud as La gardienne ジャン=マリー・パリ Jean-Marie Paris as Un vigile レミ・ルーバッカ Remy Roubakha as Le chauffeur de taxi アレクサンドル・クムパン Alexander Koumpan as Le Roumain ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||||||||||||||||||||||
ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 ザ・コード (2002) LA MENTALE / THE CODE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(英語版) http://www.sonypictures.com/homevideo/thecode(lamentale)/index.html |
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■映画『 ザ・コード (2002) LA MENTALE /
THE CODE 』の更新記録 2004/08/16新規: ファイル作成 2004/12/08更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 2005/10/13更新: ◆追記 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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映画解説・レヴュータイトル一覧表
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