永遠のモータウン＠映画の森てんこ森

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永遠のモータウン　(2002)

STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN

幸の観たい度：８つ星　

■映画『永遠のモータウン　(2002) STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』のポスター、予告編および映画データ

永遠のモータウン

Links:	Official Web Site
Trailers:

上映時間 Runtime：	1:48
製作国 Country：	アメリカ　USA
製作会社 Production Company：	Rimshot LLC [us]
全米配給会社 Distributer：	Artisan Entertainment [us] (USA) Lightning Entertainment [us] (international)
全米初公開 Release Date：	2002/11/15 (LA/NY)
日本初公開 R. D. in Japan：	2004/05/01　予定
日本公開情報：	シネカノン
ジャンル Genre：	ドキュメンタリー／歴史／音楽 Documentary / Historical / Musical
MPAA Rating 指定：	Rated PG for language and thematic elements.
日本語公式サイト
http://www.eiennomotown.com/

●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.

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■映画『永遠のモータウン　STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』の解説
　
　映画『永遠のモータウン　(2002) STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』は 2003/10/27 の時点では邦題は分からなかったので（まさか「永遠の」が付くとは思わず）単に「モータウン」としておいた。そしたら『永遠のモータウン』と邦題が決まった。『永遠のモータウン』は音楽好きの方々には最高の映画だろう。『永遠のモータウン』の舞台、米国ミシガン州のデトロイト Detroit, Michigan は古くから自動車産業の都市として有名だ。デトロイトは「モーターの町 Motor Town 」であるから、その短縮した「モータウン Motown 」がデトロイトの愛称となった。この町で、 1959 年にベリー・ゴーディ Berry Gordy がジャズやブルースの卓越したミュージシャン達を集めて、この町の名をつけた「モータウン・レコード Motown Records 」を創立した。

　モータウン・レコードの出すスーパーヒット曲の数々のバックで演奏していたのが、ファンク・ブラザース the Funk Brothers というグループ。この映画『永遠のモータウン』はファンク・ブラザースの活躍や人となりを描いたドキュメンタリーなのである。大スター達の陰で演奏して、決して表には出なかった彼ら。ファンク・ブラザースが演奏したからこそ、モータウン・レーベルの歌手達は大ヒットを出し続けられたのだとも言えよう。

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■映画『永遠のモータウン　STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』の主なスタッフ

　『永遠のモータウン』のスタッフは音楽畑の人達なので、いわゆるハリウッド映画で名の出ている人は少ない。
○『永遠のモータウン』の音響： Jamie Scarpuzza
『ＮＡＲＣ　ナーク　(2002) NARC 』

○『永遠のモータウン』の製作助手： Guy Morrison
『 8 Mile　(2002) 8 MILE 』

○『永遠のモータウン』の視覚効果： Christopher Dusendschon
『ドニー・ダーコ　(2001) DONNIE DARKO 』
『少林サッカー　(2001) SHAOLIN SOCCER / 少林足球 (原題) 』
『ノボケイン　局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE 』
『陽だまりのグラウンド　(2001) HARDBALL 』
『フレイルティー／妄執　(2001) FRAILTY 』
『デュース・ワイルド　(2002) DEUCES WILD 』
『奪還　ＤＡＫＫＡＮ　アルカトラズ　(2002) HALF PAST DEAD 』
『ラブ・スクール　(2003) HOW TO DEAL 』
『沈黙の標的　(2003) OUT FOR A KILL 』
らが、知っている映画で携わった名である。

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■映画『永遠のモータウン　STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』の主なキャスト

　『永遠のモータウン』に実際に出演したり記録映像で登場する錚錚たるアーティスト達は多数で豪華この上ないので、音楽通の方は堪能できるだろう。
ブーツィー・コリンズは
『ロミオ・マスト・ダイ　(2000) ROMEO MUST DIE 』や
『トゥームレイダー２　(2003) LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 』のパート１で作曲担当した人、
スライ・ストーンは
『パッチ・アダムス　(1998) PATCH ADAMS 』
『ムーンライト・マイル　(2002) MOONLIGHT MILE 』で作曲担当した人、
アンドレ・ブラウアーは
『デュエット　(2000) DUETS 』に出演したミュージシャンだ。

　それに、周知のビートルズの四人のメンバーも登場する。様々な映画に彼らの曲は使われており、殊にジョン・レノンとポール・マッカートニーは
『プリティ・ウーマン　(1990) PRETTY WOMAN 』
『２５年目のキス　(1999) NEVER BEEN KISSED 』
『アメリカン・ビューティー　(1999) AMERICAN BEAUTY 』
『ムーラン・ルージュ　(2001) MOULIN ROUGE! 』
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ　(2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』
『バンガー・シスターズ　(2002) THE BANGER SISTERS 』
『セイブ・ザ・ワールド　(2003) THE IN-LAWS 』等で有名な曲が流れている。

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■映画『永遠のモータウン　STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』のあらすじ
※本作『永遠のモータウン』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
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　さて、映画『永遠のモータウン』のストーリー。
　『永遠のモータウン』を調べて知ったが、このモータウン・レーベルで、ザ・シュープリームス the Supremes （及びその筆頭メンバーのダイアナ・ロス Diana Ross ）、テンプテーションズ the Temptations 、スティービー・ワンダー（盲目の天才アーティスト並びにソングライター）、マーヴィン・ゲイ（ソウルの大御所：
『チャーリーズ・エンジェル　(2000) CHARLIE'S ANGELS 』
『アリ　(2002) ALI 』
『アイ・スパイ　(2002) I SPY 』等で作曲）、スモーキー・ロビンソン（ 20 世紀最高の詩人の一人と呼ばれる：
『ハリウッド的殺人事件　(2003) HOLLYWOOD HOMICIDE 』に出演も）等が世に送り出された。

　『永遠のモータウン』と言うとおり、モータウン・レーベルが出したレコードは殆んどどれも No１になったという、信じられないほどの実力だった。ビートルズ the Beatles とエルヴィス・プレスリー Elvis Presley （
『フォレスト・ガンプ／一期一会　(1994) FORREST GUMP 』
『リロ＆スティッチ　(2002) LILO & STITCH 』
『ディボース・ショウ　(2003) INTOLERABLE CRUELTY 』にも曲が使われている）とローリング・ストーンズ the Rolling Stones （
『ブロンド・ライフ　(2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』
『オースティン・パワーズ　ゴールドメンバー　(2002) AUSTIN POWERS IN GOLDMEMBER 』にも曲が使われている）とビーチ・ボーイズ the Beach Boys （
『５０ファースト・デート (原題) (2004) 50 FIRST DATES 』にも曲が使われている）を合わせた数よりも No１になった曲は多いのだそうだ。物凄い！

　こういうスーパーヒット曲の数々のバックで演奏していたのがファンク・ブラザース the Funk Brothers というグループで、この映画『永遠のモータウン』はファンク・ブラザースの活躍や人となりを描いたドキュメンタリーなのである。大スター達の陰で演奏して、決して表には出なかった彼ら。ファンク・ブラザースが演奏したからこそ、モータウン・レーベルの歌手達は大ヒットを出し続けられたのだとも言えよう。

　モータウン・レーベルの作品は　1959 ～ 1972 の 13 年間が大ヒットのピークを迎えた。その後、 1984 年にＭＣＡレコード( MCA Records )という会社に吸収されたので、今はもう存在しないそうだ。ビートルズは英国リバプール Liverpool, UK の発祥だが、米国ではこんな古くにモータウン・サウンドという驚異的な実力の音楽が存在した事を改めて凄いな～と思った次第デス。ファンク・ブラザースのファンの方々、どうぞ心ゆくまで楽しんでください。

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■映画『永遠のモータウン　STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN 』の受賞

　この映画『永遠のモータウン』は、 2002 年度ニューヨーク映画批評家協会賞 New York Film Critics Circle (NYFCC) と全米映画批評家協会賞 New York Film Critics Circle (NYFCC) でドキュメンタリー賞 Best Non-Fiction Feature Film に輝いている。

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【『永遠のモータウン』のスタッフとキャスト】

監督：ポール・ジャストマン　Paul Justman　(Directed by)
製作：ポール・ジャストマン　Paul Justman　(producer)
　　　　サンフォード・パスマン　Sandford Passman　(producer)
　　　　アラン・スルッキー　Alan Slutsky　(producer)
　　　　ジャニス・ギンズバーグ　Janice Ginsberg　(associate producer)
　　　　メアリー・ペトリシン　Mary Petryshyn　(co-producer)
製作総指揮：ポール・エリオット　Paul Elliot　(executive producer)
　　　　デヴィッド・スコット　David Scott　(executive producer)
原作：アラン・スルッキー　Alan Slutsky　(book Standing in the Shadows of Motown)
脚本：ウォルター・ダラス　Walter Dallas　(Narration)
　　　　ヌトザケ・シャンゲ　Ntozake Shange　(Narration)
撮影：ダグラス・ミルサム　Douglas Milsome　(Cinematography by)
　　　　ロン・ストラットン　Lon Stratton　(Cinematography by)
編集：アン・エリクソン　Anne Erikson　(Film Editing by)
音楽：アラン・スルッキー　Alan Slutsky　(Original Music by)

出演：リチャード・‘ピストル’・アレン　Richard 'Pistol' Allen as Himself
　　　　ジャック・アシュフォード　Jack Ashford as Himself
　　　　ボブ・バビット　Bob Babbitt as Himself
　　　　ベニー・‘パパジタ’・ベンジャミン　Benny 'Papa Zita' Benjamin as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　エディ・‘ボンゴ’・ブラウン　Eddie 'Bongo' Brown as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　ブーツィー・コリンズ　Bootsy Collins as Himself
　　　　ジョニー・グリフィス　Johnny Griffith as Himself
　　　　ベン・ハーパー　Ben Harper as Himself
　　　　ジョー・ハンター　Joe Hunter as Himself
　　　　ジェームス・ジェマーソン　James Jamerson as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　ウルエル・ジョーンズ　Uriel Jones as Himself
　　　　モンテル・ジョーダン　Montell Jordan as Himself
　　　　チャカ・カーン　Chaka Khan as Herself
　　　　ジェラルド・リバート　Gerald Levert as Himself
　　　　ジョー・メッシーナ　Joe Messina as Himself
　　　　アンドレ・ブラウアー　Andre Braugher as Himself
　　　　マーヴィン・ゲイ　Marvin Gaye as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　ジョン・レノン　John Lennon as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　ポール・マッカートニー　Paul McCartney as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　ジョージ・ハリソン　George Harrison as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　リンゴ・スター　Ringo Starr as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　エルヴィス・プレスリー　Elvis Presley as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　スモーキー・ロビンソン　Smokey Robinson as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　スライ・ストーン　Sly Stone as Himself (記録画像 archive footage)
　　　　スティーヴィ・ワンダー　Stevie Wonder as Himself (記録画像 archive footage)

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＜もっと詳しく＞

ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

　映画『永遠のモータウン』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集
　　　　　　　http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
　　　　　　IMDb
　　　　　　allcinema ONLINE
　　　　　　Nostalgia.com
　　　　　　CinemaClock.com
　　　　　　公式サイト（英語版）
　　　　　　　http://www.standingintheshadowsofmotown.com/

■映画『永遠のモータウン』の更新記録
2003/10/27新規：ファイル作成
2004/03/29更新： ◆タイトル変更
2004/12/19更新： ◆一部テキスト追記と書式変更

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幸田　幸
coda_sati@hotmail.com

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