迷宮の女
表紙目次読む映画試写会レヴュー観たい度映画予告編エッセイ日誌試写会情報リンク集
映画人解説・レヴュー一覧表映画ゲーム思い出映画ブロードバンド(B)版旅行の森てんこ森
映画の森てんこ森■読む映画試写会■映画解説
迷宮の女 (2003)
DEDALES
 映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』を紹介します。

 映画『 迷宮の女 DEDALES 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』の主なスタッフ
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』の主なキャスト
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』のあらすじ
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』のトリビア
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』のスタッフとキャスト
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 迷宮の女 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 迷宮の女 DEDALES 』の更新記録

>>
「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え)
幸の観たい度: 8つ星 
■映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』のポスター、予告編および映画データ
迷宮の女
迷宮の女
ポスターはwww.filmdeculte.com/
より用させて頂きました。

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:39
製作国 Country: フランス/ベルギー
France / Belgium
製作会社
Production Company:
Alexis Films [be]
Ciné Cinémas [fr]
Playtime [fr]
Sogécinema [fr]
Synapses [fr]
全仏配給会社 Distributer: CTV International [fr]
全仏初公開 Release Date: 2003/09/10
日本初公開 R. D. in Japan: 2005/07/02 予定
日本公開情報 : ハピネット・ピクチャーズ
ジャンル Genre: 犯罪/ドラマ/ミステリー
Crime / Drama / Mystery
MPAA Rating 指定: Germany:16
日本語公式サイト
http://www.cetera.co.jp/library/dedales.html
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
▲TOPへ
■映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』の解説

 映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』はフランス映画で、英語国際タイトルは「 Labyrinth (迷路)」になっている。フランス語原題の「 Dédales 」も英語の「Mazes (迷路)」の意味だ。だから迷路・迷宮で邦題が『 迷宮の女 』なのだ。『 迷宮の女 』は連続殺人という犯罪の絡んだ心理的迷宮のミステリーで、サイコ・スリラーである。『 迷宮の女 』の監督・脚本・編集・出演の四役を務めるのはルネ・マンゾール。ランベール・ウィルソンとシルヴィー・テステューが主演、あと『 TAXi (1997) TAXI 』シリーズで味のある滑稽な演技をした面々の出演者が目立つ。

▲TOPへ

■映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』の主なスタッフ

○『 迷宮の女 』の製作: エティエンヌ・コマーとジャン・コタンら
24 HEURES DE LA VIE D'UNE FEMME (原題) / 24 HOURS IN THE LIFE OF A WOMAN (英題) (2002)

○『 迷宮の女 』の配役: オリヴィエ・カルボン
36 QUAI DES ORFEVRES (2004)
スパイ・バウンド (2004) AGENTS SECRETS (原題) / SECRET AGENTS / SPY BOUND
いつか、きっと (2002) LA VIE PROMISE (原題) / GHOST RIVER (英題)
トランスポーター (2002) THE TRANSPORTER
天使の肌 (2002) PEAU D'ANGE (原題) / ONCE UPON AN ANGEL (米題)
女はみんな生きている (2001) CHAOS 』等で配役
犯罪の風景 (2000) SCENE DE CRIMES (原題) / CRIME SCENES (英題) 』に出演

○『 迷宮の女 』の美術: Jean-Jacques Gernolle
TAXi 2 (2000) TAXI 2
TAXi (1997) TAXI

▲TOPへ

■映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』の主なキャスト

●ランベール・ウィルソン as ブルナック@迷宮の女
サハラ 死の砂漠を脱出せよ (2005) SAHARA
キャットウーマン (2004) CATWOMAN
巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト) (2003) PAS SUR LA BOUCHE (仏題) / NOT ON THE LIPS (英題)
タイムライン (2003) TIMELINE
マトリックス レボリューションズ (2003) THE MATRIX REVOLUTIONS
マトリックス リローデッド (2003) THE MATRIX RELOADED

●フレデリック・ディフェンタール as マシアス@迷宮の女
TAXi 3 (2003) TAXI 3
TAXi 2 (2000) TAXI 2
TAXi (1997) TAXI

●ミシェル・デュショーソワ as カール・フロイト@迷宮の女
ザ・コード (2002) LA MENTALE (原題) / THE CODE (英題)
=『 ザ・ルール (原題) (2002) THE RULES (英題) / LA MENTALE (仏題)
リトル・トム (2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題)

●エドュアルド・モントート as レイ@迷宮の女
TAXi 3 (2003) TAXI 3
ファム・ファタール (2002) FEMME FATALE
ミッション・クレオパトラ (2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE (原題) / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA (米題)
TAXi 2 (2000) TAXI 2
TAXi (1997) TAXI

●ジャン=マルク・ベッル as 看護士@迷宮の女
ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC
仮面の男 (1998) THE MAN IN THE IRON MASK

●アルベール・ゴールドベール as 看護士@迷宮の女
ブランシュ (2002) BLANCHE
リトル・トム (2001) LE PETIT POUCET (原題) / TOM THUMB (英題)
キス・オブ・ザ・ドラゴン (2001) KISS OF THE DRAGON
ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC

▲TOPへ

■映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』のあらすじ
※本作『 迷宮の女 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。
▲TOPへ

 映画『 迷宮の女 』で連続殺人犯のクロード(シルヴィー・テステュー)は 25 歳の小心な大人しい女性である。彼女が 27 人もの犠牲者を出した凶悪犯とは思えない。この 30 人近い連続殺人はフランス犯罪史上でも稀な猟奇大量殺人である。犠牲者たちはパリの築八百年という古い地下墓地で半腐乱死体で見つかったのだ。マシアス(フレデリック・ディフェンタール)というパリ警察のプロファイラーは超感覚的知覚 ESP 、いわゆる第六感の持ち主で、この連続殺人犯のクロードの逮捕の原動力になった。

 クロードは逮捕されたが、こんな大人しそうな女性が大それた連続殺人をしたには合点がいかない。それで、精神鑑定をする為、三ヶ月間、裁判は延期となった。クロードはセキュリティ万全の精神病院に移送された。クロードを最初に診た精神科医カール・フロイト博士(ミシェル・デュショーソワ)はなかなか鑑定が前進しない。そこで、同僚の落ち着いた医師ブルナック(ランベール・ウィルソン)にバトンタッチした。ブルナックは、クロードが多重人格であることを突き止める。

 この多重人格のどの人格があんなに獣的に非道な殺人を犯したのか、戦慄の殺人へ導いたのはどういう理由でか、ブルナックは鑑定していく。そしてクロードの暗黒の精神の中、人間の脳を形成している複雑で危険な迷宮に入り込んでいくのだ。この多重人格の多くの謎はギリシャ神話に基盤がある。タイトルの「迷宮の女・ Dédales ・ Labyrinth 」でも分かるように、これはギリシャ神話の「クレタの迷宮 Labyrinth of Knossos 」「ラビュリントス Labyrinthos 」と関係がある。更に、迷宮に幽閉されたミノタウロス Minotauros と生贄(いけにえ)が絡んでくるらしい。

 この映画『 迷宮の女 』は推理小説の要素とサイコ・スリラーの要素の両方を兼ね備えている。『 ザ・セル (2000) THE CELL 』のように人間の脳の中に入っていったり、『 “アイデンティティー” (2003) IDENTITY 』のように多重人格だったりして。クロードの暗黒の精神の中に入ると、クロードが逮捕された六日前にフラッシュバックされて、どんでん返しが・・・。

▲TOPへ

■映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』のトリビア

【迷宮の女のトリビア その1】  ミノタウロスとは:
<ギリシア神話で,牛頭人体の怪物.クレタ王ミノスの妃パシファエと,海神に贈られた牛との間に生まれた.迷宮に閉じこめられ,人身御供を求めていたが,英雄テセウスに殺される.>
<ギリシャ神話中の人身牛頭の怪物。ミノスの妃と牡牛の間の子。ミノスの牡牛、の意。ミノスにより名工匠ダイダロスの建てた迷宮ラビュリントスに幽閉され、アテナイから一四人の少年少女が貢ぎ物として供されていたが、テセウスに殺された.(どちらも三省堂辞典より)>

【迷宮の女のトリビア その2】  監督・脚本・編集のルネ・マンゾールは弁護士の役で映画『 迷宮の女 』冒頭でカメオ出演している。
▲TOPへ
【『 迷宮の女 』のスタッフとキャスト】
監督: ルネ・マンゾール René Manzor (Directed by)
製作: エティエンヌ・コマー Etienne Comar (producer)
    ジャン・コタン Jean Cottin (producer)
    マルティーヌ・ランブレヒト Martine Lambrechts (producer)
脚本: ルネ・マンゾール René Manzor (Writing credits)
撮影: パル・ジュレ Pal Gyulay (Cinematography by)
編集: フィリップ・ブリュアール Philippe Bluart (Film Editing by)
    ルネ・マンゾール René Manzor (Film Editing by)
配役: ステファン・アンドルウ Stéphane Andrieu (Casting by)
    オリヴィエ・カルボン Olivier Carbone (Casting by)
美術: ジャン=ジャック・ジェルノル Jean-Jacques Gernolle (Production Design by)
音楽: ジャン=フェリックス・ラランヌ Jean-Félix Lalanne (Original Music by)

出演: シルヴィー・テステュー Sylvie Testud as Claude
    ランベール・ウィルソン Lambert Wilson as Brennac
    フレデリック・ディフェンタール Frédéric Diefenthal as Matthias
    ミシェル・デュショーソワ Michel Duchaussoy as Karl Freud
    エドュアルド・モントート Edouard Montoute as Ray
    ルネ・マンゾール René Manzor as L'avocat general
    ジャン=マルク・ベッル Jean-Marc Bellu as Infirmier
    アルベール・ゴールドベール Albert Goldberg as Infirmier

▲TOPへ
<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 迷宮の女 (2003) DEDALES 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      AlloCiné : Cinéma
      labylinth
       http://nataraja.egoism.jp/xeno/dic_all/all_l.htm
      ミノタウロス
       http://asphodelos.hp.infoseek.co.jp/mythos/monsters_ma.html
      VH1.com : Movies : Movie : Dedales : Main
       http://www.vh1.com/movies/movie/245979/moviemain.jhtml
      Dédales
       http://www.fff.se/katalog/katalogfilm_eng.asp?ID=358
■映画『 迷宮の女 』の更新記録
2005/04/17新規: ファイル作成
2005/07/02更新: ◆データ追加
▲TOPへ
幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
「映画の森てんこ森」へ 「旅行の森てんこ森」へ
映画解説・レヴュータイトル一覧表
映画の森てんこ森 バナー03

映画の森てんこ森 coda21幸田幸 クレジット バナー01
幸のイタリア各都市情報へ
旅行の森てんこ森 バナー03
136x70
本サイトの作文、データ及び画像などのコンテンツの無断転用はお控え下さい。
貴サイトへの御掲載についてはメールにてお知らせ頂ければ幸いです。
© 2003-2005 Sachi CODA at Eigano-Mori Tenko-Mori, CODA21. All Rights Reserved.