セブン・イヤーズ・イン・チベット | |
|表紙|目次|読む映画試写会|レヴュー|観たい度映画|予告編|エッセイ|日誌|試写会情報|リンク集| | 映画人 |解説・レヴュー一覧表 |映画ゲーム |思い出映画|ブロードバンド(B)版|旅行の森てんこ森| |
|
映画の森てんこ森■映画レヴュー | |
セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) | |
SEVEN YEARS IN TIBET | |
映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997)
SEVEN YEARS IN TIBET 』をレヴュー紹介します。 映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』を以下に目次別に紹介する。 ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の解説及びポスター、予告編 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の映画データ ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』のトリビア ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』のスタッフとキャスト ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) SEVEN YEARS IN TIBET 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の結末 ■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
|
幸の鑑賞評価: 8つ星 | |
■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット SEVEN YEARS IN TIBET 』の解説及びポスター、予告編 | |
セブン・イヤーズ・イン・チベット |
■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の解説 映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) SEVEN YEARS IN TIBET 』の監督・製作はジャン=ジャック・アノーで、『 スターリングラード (2000) ENEMY AT THE GATES 』「薔薇の名前 」「愛人/ラマン」で知られるフランス人。『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』の主演ブラッド・ピットは『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』等で乗りに乗っている。女性ファンには「今、最もセクシーな男優」としてアイドル的存在である一方、実力をつけているアメリカ人俳優。助演デヴィッド・シューリス(『 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004) HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN 』等)は英国、B・D・ウォンは中国、マコ(『 パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR 』等)は日系の俳優で、それ以外は全員チベットの素人が出ている。 『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』は、神秘的な禁断の地チベットを舞台に、実在したオーストリアの世界的登山家ハインリヒ・ハラーが辿った心の成長と男と男との友愛を描いた作品。ただし、この『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』のロケ地は、中国のチベット侵略のシーンが中国の猛反発を受け、撮影許可が下りず、ヒマラヤ登山のシーンはカナダで、チベットの場面はアルゼンチンとモンゴルでそれぞれ撮影された経緯がある。その上、撮影のため、百人ものチベット僧を南米アルゼンチンまで運んだとか。この映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』のお陰で、お坊さん達も地球の裏側まで行けて嬉しかっただろう。 |
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
|
▲TOPへ | |
■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) SEVEN YEARS IN TIBET 』の映画データ | |
上映時間 126分 製作国 アメリカ 公開情報 ヘラルド 初公開年月 1997/12 ジャンル ドラマ |
|
▲TOPへ | |
■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) SEVEN YEARS IN TIBET 』のトリビア | |
「映画の森てんこ森」で『 セブン・イヤーズ・イン・チベット
』のような実在人物を描いた映画レヴュー 『 レナードの朝 (1990) AWAKENINGS 』 『 宋家の三姉妹 (1997) 宋家皇朝 / THE SOONG SISTERS 』 『 パッチ・アダムス (1998) PATCH ADAMS 』 『 娼婦ベロニカ (1998) DANGEROUS BEAUTY / A DESTINY OF HER OWN 』 『 エリザベス (1998) ELIZABETH 』 『 アンナと王様 (1999) ANNA AND THE KING 』 『 ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』 『 マリー・アントワネットの首飾り (2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE 』 『 エニグマ (2002) ENIGMA 』 『 戦場のピアニスト (2002) THE PIANIST 』 『 シービスケット (2003) SEABISCUIT 』 『 パッション (2004) THE PASSION OF THE CHRIST 』等があります。 |
|
▲TOPへ | |
【『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』のスタッフとキャスト】 | |
監督: ジャン=ジャック・アノー Jean-Jacques
Annaud 製作: ジャン=ジャック・アノー Jean-Jacques Annaud ジョン・H・ウィリアムズ John H. Williams イアイン・スミス Iain Smith 脚本: ベッキー・ジョンストン Becky Johnston 撮影: ロベール・フレース Robert Fraisse 音楽: ジョン・ウィリアムズ John Williams 出演: ブラッド・ピット Brad Pitt デヴィッド・シューリス David Thewlis B・D・ウォン B.D. Wong マコ Mako ダニー・デンゾンパ Danny Denzongpa ジャムヤン・ジャムツォ・ワンジュク Jamyang Jamtsho Wangchuk インゲボルグ・ダクネイト Ingeborge Dapkunaite ジェツン・ペマ Jetsun Pema ヴィクター・ウォン Victor Wong ラクパ・ツァムチョエ Lhakpa Tsamchoe ▲TOPへ |
|
<もっと詳しく> | |
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
|
■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット
』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第01段落】 ナチス体制下のオーストリア。実在したオーストリアの世界的登山家ハインリヒ・ハラー(ブラッド・ピッド: 『 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (1994) INTERVIEW WITH THE VAMPIRE: THE VAMPIRE CHRONICLES 』 『 12モンキーズ (1995) TWELVE MONKEYS 』 『 セブン (1995) SEVEN 』 『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) SEVEN YEARS IN TIBET 』 『 マルコヴィッチの穴 (1999) BEING JOHN MALKOVICH 』 『 スパイ・ゲーム (2001) SPY GAME 』 『 オーシャンズ11 (2001) OCEAN'S ELEVEN 』 『 ザ・メキシカン (2001) THE MEXICAN 』 『 コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND 』 『 シンドバッド 7つの海の伝説 (2003) SINBAD: LEGEND OF THE SEVEN SEAS 』 『 トロイ (2004) TROY 』 『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』等)は 1939 年、世界最高峰の制覇をめざして、同僚のペーター・アウフシュナイダー(デヴィッド・シューリス・シューリス: 『 タイムライン (2003) TIMELINE 』 『 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004) HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN 』等)とヒマラヤ登頂を目指す。身重で不安がる妻と生まれてくる子供を残して、野心家としての満足と利己心のためにだった。「子供なんて興味ない…」とハラーは妻に冷たい言葉を投げかけて、ヒマラヤ山脈の最高峰ナンガ・パルバット征服を目指してアジアに向かう。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第02段落】 舞台は変わってヒマラヤ。ハラーは登山中に転落して足を痛めるが、プライドからか、仲間には足の痛みは隠している。その時、隊長のアウフシュナイダーが滑落しそうになって助けるが、足の負傷を隊員に隠していたと言って責められる。ここでハラーの利己心と隊員たちの間に溝が出来る。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第03段落】 そして、ヒマラヤ登頂中に雪崩れに遭って、ハラーたちはインド国境の麓まで下山した。すると丁度、オーストリアを併合しているドイツとイギリスが第二次世界大戦の勃発により交戦状態となってしまった。オーストリア人のハラーら登山隊は「敵のドイツ人」扱いになり、当時イギリスの植民地だったインドで捕虜となってしまう。この捕虜生活の為に、ハラーは残してきた妻とまだ見ぬ子から遠のいてしまうはめになろうとは…。彼は捕虜になっても、生まれたらしい息子に手紙を書くが、返事は来ないし、さらに悪いことに妻からは離婚届が届く。置いてきぼりにしたのだから自業自得だが。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第04段落】 ハラーは戦争が終わって故郷オーストリアに帰れる日を待ちわびたが、妻から離婚届が送られてきた以上、帰国してもしようがない、それなら今度こそナンガ・パルバットを征服しよう、と思い立ち、捕虜収容所を脱走することを決心する。何度かの試行錯誤の結果、 1942 年、一緒に捕らえられていた仲間と脱獄に成功。ハラーは隊長のペーター・アウフシュナイダーと二人組になって、途中、意見の食い違いや性格の不一致で喧嘩しながらも、一緒に逃げ続けた。途中、必死に追っ手をまき、野原では強盗団につかまりそうになったり、寺院のお供え物を失敬して追いかけられたり、空腹の極致で腐ったものを食べて腹をこわしたり、苦しい思いは限りなかった。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第05段落】 1945 年、二人は苦難の末にチベットの都ラサに辿り着く。西洋人未到の地、チベット・ラサは外国人にとって禁断の聖地だ。しかしチベットの人々の表情は温和で、平和的に二人を迎えいれる。そこで二人は政治階層の官僚ツァロン(マコ)の好意で、外国人ゲストとしての待遇を受けられることになった。風呂に入れてもらい、長くなった髪と髭を切ってくれ、住居も確保してくれた。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第06段落】 更には、宮殿の側近の官僚(ウォン)の計らいで背広とシャツまで誂えてくれる。このとき採寸してくれた仕立屋(ラクパ・ツァムチョエ)は年頃のチベット女性で、英語を話し通訳もするという、しっかりした感じのインテリ美人。上半身裸になって、久しぶりの女性に間近で採寸してもらう間、ブラッド・ピッドのハラーは、何とも嬉しそうな少年のようなはにかみの顔をする。カメラはこれでもか、これでもかというようにブラピの顔を写し出す。女性ファンが大喜びする場面だ。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第07段落】 しばらくしてハラーは、チベットの国王的存在であるダライ・ラマの母親の家に招待された。(このダライ・ラマの母親役で出演している女性は、ダライラマ 14 世の実の妹さんのジェツン・ペマで、いかにも威厳と気品がある。)彼はこの時、その母親にダライ・ラマの家庭教師を依頼される。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第08段落】 そして、ハラーはまだ少年の( 10 歳くらい?)ダライ・ラマ 14 世(ジャムヤン・ジャムツォ・ワンジュク)に謁見にポタラ宮殿に出向く。このダライ・ラマ役のアジア系少年は幼いながらも、賢く、純粋で、高貴で、存在感もある演技をしている。急勾配の宮殿への階段を上り、ちょっと薄暗い宮殿に入っていくと、奥の間の玉座に座った若きダライ・ラマがハラーを微笑んで迎える。ハラーはダライ・ラマがほんの少年であることに驚き、また、ダライ・ラマ少年は、西洋人を初めて見るので、ハラーの金髪を手で触って大喜びする。まだあどけない子供であった。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第09段落】 ハラーとペーターはだんだんチベットの人達と打ち解けてくる。異国人を一切迎えないはずのラサであるが、人々も慣れ親しんでくれて、お返しに二人は自分たちの知識をラサの民に教えてあげる。冬が来た。行商の荷物にスケート靴を見つけたハラーは、すぐに購入して、凍った自然のスケートリンクでラサの人々にアイススケートを披露する。みんな、転んだりして大笑いで盛り上がる。そんな時、ふと見ると、ペーターと仕立屋の女性はいい仲になっている。手を取り合ってスケートに興じているではないか。ハラーは孤独の思いに突然襲われる。やがてペーターは現地のこの女性と結婚する。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第10段落】 ハラーは少年ダライ・ラマの家庭教師を始めている。英語・数学・科学・地理・音楽・工作・自動車の運転…と、宮殿の中で、あるいは、屋外の明るい太陽のもと、西洋の知識を教えていく。素直に喜んでそれを受容するラマ少年。このラサという狭い世界では知り得ない知識を若い頭脳に吸収していく。一方、ハラーも、毎日この少年に会いに行って笑い顔を見て、興味と好奇心でどんどん賢くなっていく少年の存在は一種の生甲斐となっていた。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第11段落】 そうは言っても、故国に残してきた妻と、まだ見ぬ息子のことは頭から離れない。妻は離婚して別の優しい男性と所帯を共にしている。息子にはやはり父親のことを知っていてもらいたい。そんな思いでハラーは息子に手紙を何通も出す。「父より」と書きしめて。それが、ある日、届いた手紙を有頂天で開けると、たどたどしい字で「僕にはあなたは知らない人です。もう手紙をよこさないで。」とあるではないか。ハラーは大泣きする。ペーターは結婚してこの地の人になったけれど、僕は寂しい…。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第12段落】 少年ダライ・ラマも成長してきた。近眼のメガネもかけるようになった。昔風の丸いメガネだ。心の澄んでいるこの少年は、ハラーが悩んでいるのを悟る。そして故国に息子がいると知る。その息子が自分のことを父親と認めてくれないのだというハラーの悲しみもわかる。そこで少年はハラーを慰めるのだ。ハラーは自分よりずっと年下の少年ダライ・ラマに優しく慰められ、「あなた様に毎日お会いできることが私の幸せなのです」と言って、感激する。ハラーはチベットの国王的存在のダライ・ラマに友愛を感じる。そして同時に、落ち着いた澄んだ心で、故国の妻とまだ見ぬ息子への愛を再確認するのだった。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第13段落】 こうしてダライ・ラマとチベットの人々の純潔な心に触れて、精神的に丸く、生まれ変わる。人種や国籍を越えた人間同士の交流が彼の利己心を治していった。ハラーは友とチベットを大切にする人間に成長していった。 ・・・ ▲TOPへ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第14段落】 しかし、そうしていく間に、大戦後に成立した中華人民共和国の侵攻が始まった。ここで中国兵が非常な悪者に描かれているので、中国政府は激怒して撮影もままならぬという事態になったわけだ。例えば、僧たちが宮殿にチベット仏教の「砂の曼陀羅」を数日かけて作製したのに、中国の軍人が威張って入ってきて、その丹念な「砂の曼陀羅」を軍靴で踏みつぶす。飛行機でやってくる中国将校を迎えるため砂埃の舞い散る中を立たされる。また中国の軍人はチベットの町々を破壊しまくる。それに 100 万人のチベット人を殺す。ハラーたちに到着そうそう背広を誂えてくれたあの宮殿の側近の官僚が、チベットを裏切って、中国側についてしまうエピソードもあり、ハラーは怒って背広を投げ返す。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第15段落】 1951 年、遂にチベットは中華人民共和国の侵略に屈し、独立を失った。故国オーストリアで戦争が終わっていることも聞いていたハラーは、7年間滞在したチベットを後にすることを決心する。だから題名が「セブン・イヤーズ・イン・チベット」なわけ。彼は現地女性と結婚したペーターに別れを告げ、ダライ・ラマに悲しい別れを告げる。ダライ・ラマは彼に小箱の包みを餞別の印として渡し、二人の心温まる交流を胸にしまう。ポタラ宮殿の高い高い窓から、去っていくハラーを望遠鏡でいつまでも眺めているダライ・ラマの姿が印象的。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第16段落】 場面は変わって、オーストリアの雑踏。ハラーは、再婚している妻と息子の住む故国オーストリアへ戻ってきた。再婚相手は、ハラーがヒマラヤ登山に出発した時、駅で見送る気重の妻を支えていてあげたハラーの友人だ。(女の人は優しい人に弱いから…)彼らの新居に着いて、もと妻と照れくさそうに軽く会釈して、息子の顔を見ようとする。しかし現実は厳しい。息子は会いたくないと言って出てこないのだ。彼は息子の部屋に入って、そっと床にオルゴールを置いて、ドアの外で隙間から様子を覗う。オルゴールから美しいメロディが奏でられる。ここで、観る者はハッとするのだ。このメロディは、ダライ・ラマ少年の部屋に飾ってあった、きれいなオルゴール。ハラーが別れを告げたときダライ・ラマが土産にくれたのは、これだったのだ。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第17段落】 12 歳くらいの(ハラーは 1939 年出発して 1951 年帰国したから、換算するとその年齢だが、映画ではもっと幼く描いている)可愛らしい息子は父親が壁の陰で見ているとは知らないで、こっそり奥から出てきて、オルゴールに触れている。それを見てブラッド・ピッドのハラーはニッコリする。心が満たされた父親の顔だった。そして、その場を去る。 【セブン・イヤーズ・イン・チベット 第18段落】 最後のシーン。アルプスの美しい峰。ハラーと息子の登山のシルエットが映し出される。息子の身長からすると中学生くらいか。あれから和解したのだろう。観る者はこれでホッとします。ヨーヨー・マの奏でる音楽と、宮殿の建つチベットの雄大な風景だけでも、見ごたえのある壮大な映画です。 以上。 <もっと詳しく>からスペースを含まず5033文字/文責:幸田幸 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com |
|
■映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997)
SEVEN YEARS IN TIBET 』の更新記録 2002/01/24新規: ファイル作成 2004/07/13更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式 2005/03/19更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 |
|
▲TOPへ | |
幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
「映画の森てんこ森」へ | 「旅行の森てんこ森」へ | |||||||
映画解説・レヴュータイトル一覧表
|
幸のイタリア各都市情報へ 136x70 |
|||||||
本サイトの作文、データ及び画像などのコンテンツの無断転用はお控え下さい。 貴サイトへの御掲載についてはメールにてお知らせ頂ければ幸いです。 |
||||||||
© 2002-2005 Sachi CODA at Eigano-Mori Tenko-Mori, CODA21. All Rights Reserved. |