パッション
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パッション (2004)
THE PASSION OF THE CHRIST
 映画『 パッション (2004) THE PASSION OF THE CHRIST 』を紹介します。

 映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』を以下に目次的に紹介する。
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』のポスター、予告編および映画データ
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』のスタッフとキャスト
■映画『 パッション (2004) THE PASSION OF THE CHRIST 』の更新記録
 ※2004年03月01日「幸の観たい度映画」として、映画『 パッション 』の解説をアップ。
 ※2004年04月24日「読む映画試写会」レヴューとして本ファイル映画『 パッション 』をアップ。

映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)ご注意:『 パッション (2004) THE PASSION OF THE CHRIST 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』の前書き
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』のストーリー
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』の結末
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』 ピエタ像とミケランジェロ
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』 スクリーンで使われる言葉
映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』の更新記録

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幸の鑑賞評価: 8つ星 
■映画『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』のポスター、予告編および映画データ
パッション
パッション
Links:  Official Web Site
Official French Site
Trailers:  Windows Media 100k
Windows Media 300k
上映時間 Runtime: 2:06
製作国 Country: アメリカ
USA
製作会社
Production Company:
Icon Productions [us]
Marquis Films Ltd.
全米配給会社 Distributer: Newmarket Film Group [us] (USA)
全米初公開 Release Date: 2004/02/25
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/05/01
日本公開情報 : 日本ヘラルド映画
ジャンル Genre: ドラマ/歴史劇
Drama / Historical
MPAA Rating 指定: Rated R for sequences of graphic violence.
日本語公式サイト
http://www.herald.co.jp/official/passion/index.shtml
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 パッション 』の解説

 映画『 パッション (2004) THE PASSION OF THE CHRIST 』は、メル・ギブソンが監督・製作・脚本の三役を務める話題作。キリスト受難を描く映画として、『 パッション 』はマスコミを賑わす。『 パッション THE PASSION OF THE CHRIST 』の「パッション passion 」は「激情・激怒・熱烈な情愛・情欲・熱情・熱心」という意味が先ず頭に浮かぶが、「パッション passion 」は古語で「苦痛」という意味もある。そして‘the Passion ’と表現すると「キリストの受難」を意味している。これがタイトル『 パッション 』の表すところである。
※メル・ギブソン:『 リーサル・ウェポン4 (1998) LETHAL WEAPON 4 』『 パトリオット (2000) THE PATRIOT 』『 サイン (2002) SIGNS 』等に出演。

 映画『 パッション 』では、イエス・キリストが拘束されて十字架に掛けられるまでの最期の 12 時間と三日目の復活を描いている。これまでのキリストの生涯を描いた多くの作品と違って、最期に受ける残虐な仕打ちを忠実に描いたので、特に西欧人・キリスト教徒が観たら真剣にのめり込んでいるようだ。台詞も英語でなく、当時使っていたアラム語 ・ラテン語 ・ヘブライ語で話されるのは、興行的にも当たったと思う。非常にそれらしく厳かに感じられるから。宗教的BGMがまるで邦楽のようにも聞こえ、神秘的で荘厳な空気が全編に漂っていた。ウーン、重くて観て疲れたぁ…。
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【『 パッション 』のスタッフとキャスト】
監督: メル・ギブソン Mel Gibson (Directed by)
製作: ブルース・デイヴィ Bruce Davey (producer)
    メル・ギブソン Mel Gibson (producer)
    スティーヴン・マケヴィティ Stephen McEveety (producer)
製作総指揮: エンツォ・システィ Enzo Sisti (executive producer)
脚本: メル・ギブソン Mel Gibson (screenplay)
    ベネディクト・フィッツジェラルド Benedict Fitzgerald (screenplay)
撮影: キャレブ・デシャネル Caleb Deschanel (Cinematography by)
編集: ジョン・ライト John Wright (Film Editing by)
美術: フランチェスコ・フリジェッリ Francesco Frigeri (Production Design by)
音楽: ジョン・デブニー John Debney (Original Music by)

出演: ジム・カヴィーゼル Jim Caviezel as Jesus イエス
    マヤ・モルゲンステルン Maia Morgenstern as Mary 母マリア
    モニカ・ベルッチ Monica Bellucci as Mary Magdalene マグダラのマリア
    ロザリンダ・チェレンターノ Rosalinda Celentano as Satan サタン
    リスト・ショポフ Hristo Shopov as Pontius Pilate ローマ帝国の総督ピラト
    クラウディア・ジェリーニ  Claudia Gerini as Claudia Procles クラウディア
    ファビオ・サルトル Fabio Sartor as Abenader アベナデロ
    マッティア・スブラージア Mattia Sbragia as Caiphas 大司祭カイアファ
    ルカ・デ・ドミニチス Luca de Dominicis as Herod Antipas ヘロデ王
    ルカ・リオネッロ Luca Lionello as Judas ユダ
    フランチェスコ・デ・ヴィート Francesco De Vito as Peter ペテロ
    リスト・イーフコフ Hristo Jivkov as John ヨハネ
    ジャレット・J・メルツ Jarreth J. Merz as Simon シモン
    マット・パトレジ Matt Patresi as Janus ヤヌス
    ピエトロ・サルッビ Pietro Sarubbi as Barabbas バラバス

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<もっと詳しく>

ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『 パッション 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
 私は日本公開前に英語字幕スーパー(映画はアラム語 Aramaic ・ラテン語 Latin ・ヘブライ語 Hebrew で話されるので欧米でも英語字幕)だけで観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。
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【パッション 前書き 第01段落】  映画『 パッション 』の共同製作はブルース・デイヴィ(
理想の結婚 (1999) AN IDEAL HUSBAND 』)、
製作総指揮はエンツォ・システィ(
イングリッシュ・ペイシェント (1996) THE ENGLISH PATIENT
娼婦ベロニカ (1998) DANGEROUS BEAUTY / A DESTINY OF HER OWN
リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY
ギャング・オブ・ニューヨーク (2001) GANGS OF NEW YORK
ザ・コア (2003) THE CORE 』)である。
イタリア・ロケをフルに活用した美術担当はフランチェスコ・フリジェッリ(
海の上のピアニスト (1999) THE LEGEND OF 1900
RIPLEY'S GAME (2002) 』)である。

【パッション 前書き 第02段落】  映画『 パッション 』の音楽はジョン・デブニー(
コーリング (2002) DRAGONFLY
プール (2002) SWIMFAN / SWIMF@N
タキシード (2002) THE TUXEDO
ホット・チック (2002) THE HOT CHICK
ブルース・オールマイティ (2003) BRUCE ALMIGHTY
エルフ 〜サンタの国からやってきた〜 (2003) ELF
ルーニー・テューンズ: バック・イン・アクション (2003) LOONEY TUNES: BACK IN ACTION
ムースポート (2004) WELCOME TO MOOSEPORT
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング (2004) THE PRINCESS DIARIES 2: ROYAL ENGAGEMENT 』)、
撮影はキャレブ・デシャネル(
タイタニック (1997) TITANIC
アンナと王様 (1999) ANNA AND THE KING
ハンテッド (2003) THE HUNTED
タイムライン (2003) TIMELINE 』)、
編集はジョン・ライト(『 X−メン (2000) X-MEN 』 )が当たっている。

【パッション 前書き 第03段落】  監督・製作・脚本の三役を務めるメル・ギブソンは、敬虔なカトリック Catholic 教徒であり、この映画『 パッション 』を製作するため、$25,000,000 とも $30,000,000 ($1=¥ 110 換算で 27 億 7500 万円〜 33 億円)とも言われる制作費をポケットマネーから出したそうだ。映画出演一本に対するメル・ギブソンのギャラは $25,000,000 なので、それをポンと投げ出したわけだ。米国では当初、暴力シーンが残虐すぎると危惧されたが、聖書に基づいた真実なので、敢えてそのまま見せているそうだ。また、当初、ユダヤ人を悪く描いていると捉えられて興行成績が伸びないのではと心配されたが、それがまた逆に話題性を高めて大ヒットとなった。

【パッション 前書き 第04段落】  この、ユダヤ人達がイエスを死に追いやった悪者だととられて一時は問題化された件だが、ヴァチカン(バチカン) Vatican のローマ法王も、全て聖書の通りだから全然問題ないとお墨付きだ(MSNニュース2004 年 2 月 27 日付けのAFP=時事通信社より)。「イエス自身もユダヤ人だし、母マリアもユダヤ人、十二使徒もユダヤ人。実際に起こったキリストの受難を隠さずそのまま『 パッション 』で見せたかっただけ。」とメル・ギブソンは述べている。

【パッション 前書き 第05段落】  ※以下はMSNの 2004 年 3 月 8 日付けのニュースの抜粋です。
<「キリストの受難」が依然トップ=北米映画興行収入  【ロサンゼルス7日】米俳優メル・ギブソンが監督を務めた問題映画「キリストの受難」が週末の北米映画興行収入で前週末に続きナンバーワンになっている。調査会社イグジビター・リレーションズによると、今週末(5−7日)の売り上げは推定5130万ドル。映画はキリストの最後の数時間を描写したもので、ギブソンが私費2500万ドルを投じたと伝えられる。公開から2週間で2億1200万ドルの売り上げになる見込み。ユダヤ人指導者が同映画を反ユダヤ的と非難したり、一部批評家たちが暴力場面の多さを槍玉に挙げてギブソンを強く批判をしていたのが結果的に、格好の前宣伝になった。〔AFP=時事〕>2004/03/09更新

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 さて、幸の見た『 パッション 』のストーリーをご紹介します・・・

【パッション 第01段落】  映画『 パッション 』のストーリーは、聖書に忠実にキリストの最期を描く。イエス・キリストには、
G.I.ジェーン (1997) G.I. JANE
シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE
モンテ・クリスト伯 (2002) THE COUNT OF MONTE CRISTO
アイ・アム・デビッド (2004) I AM DAVID
ハイウェイマン (2003) HIGHWAYMEN 』のジム・カヴィーゼルが体当たりで演じている。彫りの深い横顔と言い、痩せ型と言い、まさにイエス・キリストのイメージにピッタリだった。メル・ギブソンがこの人しかいない、と決めていたのも納得できる。

【パッション 第02段落】  映画『 パッション 』は紀元前 700 年に書かれた旧約聖書のイザヤ書 Isaiah Bible の 53 章の一部をアップに映し出しながら始まる。「 He was wounded for our transgressions; he was bruised for our iniquities; by His wound we are healed. われらの背きのために傷つけられ、われらの罪のために打たれり。彼の傷によりてわれら癒されたり。」 そう、‘彼’とはイエス・キリスト。イエス・キリストがどんなに苦痛を受けても「彼らは自分達のしていることが分かっていないのです。彼らをお許し給え。」と言って、残虐をなされるままに十字架に磔(はりつけ)にされていく。その過程がこの映画『 パッション 』そのもの。

【パッション 第03段落】  青黒いスクリーン。東洋的神秘的BGM。夜明けのオリーブ山(ゲッセマネの園) the Garden of Olives ( Garden of Gethsemane )で深い祈りをひたすら捧げているイエス。紀元前1世紀のことである。サタン(ロザリンダ・チェレンターノ:
悪霊喰 (2003) THE ORDER 』等に出演)
が意地悪く間近でじっと見つめて誘惑しようと隙を窺っている。このサタンつまり悪魔は眉毛を剃った不気味な人相の女性のようにな格好をしている。祈りの終わり頃、サタンの化身かと思われる大蛇がイエスにまとわりつく。しかしイエスはしっかりとヘビを足で踏み潰した。この事は、イエスがサタンの誘惑に屈せず、無事にゲッセマネの園の祈りを終えたことを示している。

【パッション 第04段落】  イエスは十二使徒と共に最後の晩餐 the Last Supper を済ませて、このゲッセマネの園で深い祈りを捧げたのだった。これはイエスが神への信仰を試された最後の試練であった。ぺテロ(フランチェスコ・デ・ヴィート)、ヨハネ(リスト・イーフコフ)ら弟子は未明の鬱蒼とした森で傍らで眠っている。そこへ兵士らが騒々しくやって来た。ナザレのイエス Jesus of Nazareth を探していると言う。すると「 Hail, Rabbi! (先生に挨拶)」とユダ(ルカ・リオネッロ)がイエスにキスをするので、ユダが裏切ったと分かる。ラビ rabbi という言葉は
Kissingジェシカ (2001) KISSING JESSICA STEIN
ムーンライト・マイル (2002) MOONLIGHT MILE
にも登場したように、「ユダヤの律法博士・ユダヤ教の教師の尊称」である。イエスも、ユダも含めて十二使徒もユダヤ人だ。

【パッション 第05段落】  弟子の一人イスカリオテのユダ Judas Iscariot が裏切って、イエスの居場所を大司祭カイアファ(或いはカヤファ、カイファ/マッティア・スブラージア:
ヘヴン (2002) HEAVEN
悪霊喰 (2003) THE ORDER 』等に出演)
に密告したのだった。ペテロが剣で戦おうとするのをイエスは止めて、こうしてユダに裏切られたイエスは捕らえられた。イエスはイスラエル北部ガリラヤ地方 Galilee の町ナザレで家具職人をしていたが、民衆に神の教えを説く活動をするようになって、異端と思われたのであろう。

【パッション 第06段落】  そのころ、虫の知らせがしたのだろうか。イエスの母親マリア(マヤ・モルゲンステルン)と一緒にいるマグダラのマリア(モニカ・ベルッチ:
ドラキュラ (1992) BRAM STOKER'S DRACULA
マレーナ (2000) MALENA
ジェヴォーダンの獣 (2001) LE PACTE DES LOUPS  / BROTHERHOOD OF THE WOLF 』
ミッション・クレオパトラ (2002) ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE / ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRA
ティアーズ・オブ・ザ・サン (2003) TEARS OF THE SUN
マトリックス リローデッド (2003) THE MATRIX RELOADED
マトリックス レボリューションズ (2003) THE MATRIX REVOLUTIONS
ブラザーズ・グリム (2005) THE BROTHERS GRIMM 』等に出演)
は、いつもと何か違う感じがする。その時、イエス様が捕まった! と知らせが入った。

【パッション 第07段落】  モニカ・ベルッチはマグダラのマリアという大役をもらった。「マグダラのマリア」とは、「新約聖書に出てくる聖女。かつて7つの悪霊に悩まされたがイエスにより癒(いや)された。イエス受難の際は最期を見とどけ、また復活の目撃者としても知られる。<コンサイス カタカナ語辞典より>」という重要人物である。「7つの悪霊」又は「七つの大罪」とは、「驕慢(傲慢)・強欲(貪欲)・淫乱(色欲)・激怒(憤怒)・嫉妬・大食(暴食)・怠惰」のことで、映画『 セブン (1995) SEVEN / SE7EN 』はこの七つの大罪を題材にしていた。

【パッション 第08段落】  マグダラのマリアと生母マリアは、二人ともベールで頭部を覆っているし化粧も控えめなので、区別がつかないくらい似て見えた。‘イタリアの宝石’モニカ・ベルッチは、この『 パッション 』では台詞も少ないし、華麗な美女という女優像とはかけ離れて、非常に地味に、献身的な役どころを名演技している。マグダラのマリアはイエスの実質上の妻か恋人だったという説もあるらしい。だからイエスの母親、聖母マリアと一緒に暮らしているのか。また、聖母マリアは最近でも『THE ASSUMPTION (2005) 』でもモチーフになっている。やはり欧米ではキリスト教に関する作品は映画の世界でも数多くある。

【パッション 第09段落】  イエスの両手両足に鎖が括られ、エルサレム Jerusalem に連行される。城壁都市のようである。民衆の罵声と野次(やじ)を見て、大司祭カイアファは騒がしさに何が起こったのか不思議がる。そこに駆けつけたイエスの母マリアとマグダラのマリアとペテロ。マグダラのマリアは大司祭カイアファに必死に食らいつくが相手にされず、カイアファは、ローマ帝国の総督ピラトの部下アベナデロ(ファビオ・サルトル)に報告してくるように命じる。

【パッション 第10段落】  ローマ帝国のユダヤ総督ピラト(リスト・ショポフ:
アイ・アム・デビッド (2003) I AM DAVID 』等に出演)
は、もう夜だから、妻と休もうとしているところだった。そこへアベナデロからの知らせ。大司祭カイアファがガリラヤ人の預言者を逮捕した、パリサイ人( Pharisaioi 紀元前二世紀におこったユダヤ教の一派。律法の遵守を唱えその釈義に傾注し、宗教的な清めを強調、民衆の間に大きな勢力をもった。福音書ではイエスの論敵として描かれ、自己義認の傾向が激しく批判された。ファリサイ派。<大辞林国語辞典より>)はその男を嫌っている、と。

【パッション 第11段落】  大司祭カイアファは沸き返るパリサイ人達を前に、イエスに詰問する。「イエスが王だと言われているが、どの筋の王なのか? ここが貴様の王国だと! 卑しい大工の息子めが! お前がエリヤ Elijah (紀元前9世紀のヘブライの預言者)だと言う者もおる。」 するとイエスは「私が寺で聞こえたことを民に語っているのです。」と答え、その途端に殴られる。また、「病人を悪魔の手を借りて治したのを見たと言う者もいる。こいつは‘ユダヤの王 king of the Jews ’と自分を呼んでいる。‘神の子 son of God ’とも呼んでいる。寺を壊して三日後に建て直してみせると暴言している。こいつは自分のことを‘命の糧 bread of life ’だと主張している。ということは、こいつの肉を食べ血を飲まなければ永遠の命を受け継ぐことはできないのか? お前は‘メシヤ Messiah ’なのか? ( Messiah =ユダヤ人の待ち望む救世主、キリスト教ではキリスト Christ のこと) ‘生ける神の子 the Son of the living God ’なのか?」

【パッション 第12段落】  こういう尋問を立て続けにするシーンは、身体暴力が画面で始まるまでの口頭の暴力と見えた。ワイワイと扇動するパリサイ派の人々は、調子に乗ってイエスを嘲け笑って冒涜する。イエスが堂々と‘そうです。 Yes. ’と答えるとパリサイ人達の興奮は頂点に達した。「評決はどうだ?」と訊く大司祭カイアファに、パリサイ人達は「死刑 Death !」と叫ぶのだ。こういう状況に追い込まれ、なすすべもなく聴衆の中に紛れ込んで聞いていた悲しい顔の母マリアとマグダラのマリアと使徒達。使徒の一人はイエスの弟子だと人に指摘されて怖くなって否定する。そんな男、見たことない、と三回口に出すのだ。言ってから、イエスに以前に三回否定するだろうと予言されていたことが現実となって、わなわなと震える。

【パッション 第13段落】  師イエスが死刑と判決される事態となり、裏切った当の本人ユダは後悔の念と恐ろしさで気がおかしくなる。夜が明けても、サタンの顔にまとわりつかれる。馬の腐りかけの死体にハエが群がる乾いた丘の上で、ユダは首を吊って自殺した。あと三日待って、イエスが復活するのに会っていれば、ユダの生涯も違っていただろうと考えられているようだ。

【パッション 第14段落】  ローマ帝国のユダヤ総督ピラトの妻クラウディア・プロクレス(クラウディア・ジェリーニ:
シンドバッド 7つの海の伝説 (2003) SINBAD: LEGEND OF THE SEVEN SEAS 』イタリア版の声の出演や
トスカーナの休日 (2003) UNDER THE TUSCAN SUN 』等に出演)
は、イエスを聖人と信じて、夫に死刑の宣告をしないでほしいと懇願する。議会には、鎖で引かれたみすぼらしい身なりのイエス。民衆は興奮の渦に巻かれて聴講している。それで、総督ピラトは執政官たちをそのままにして、議会場からイエスを裏の部屋に招き入れた。そして「王」であることを否定すれば簡単に終結できるのだがと逃げ道を作ってあげるが、「この世でないところの王です。真実を伝えるために生まれてきたのです。」とイエスが言うものだから、困ってしまう。

【パッション 第15段落】  結局、この者を罰する理由はないということを発表し、この男はガリラヤ人なのだから、ヘロデ王( [前73頃-前4 ] ユダヤの王 [在位 前37-前4 ] 。専制支配を行い、ヘレニズム文化を擁護、エルサレム神殿を改修する。イエスの誕生を恐れベツレヘムの幼児を虐殺したとマタイ福音書に記される。<大辞林国語辞典より>)に引き渡すと通達して、この場を逃れた。妻クラウディアの望みを叶えられてホッとする総督ピラト。民衆はブーイングである。

【パッション 第16段落】  ルカ・デ・ドミニチス扮するヘロデ王は太って気持ち悪く、贅沢三昧に暮らしている王だ。ここへ連れて来られたイエスに、ヘロデ王はふざけ半分のようにして質問する。「病人を治せるとか、盲人の目を見えるようにするとか、死人を生き返らすとか。おい、何かやってみろ。お前、王なのか?」 黙っているイエスに、ただの気違いだと笑い飛ばして、また総督ピラトに送り返してきた。そこで困ったのが総督ピラトである。また厄介者が戻されてきてしまった。こんな問題に関わりたくないのになぁ、妻が死刑にしないで、って見張っているものなぁ。って具合に頭を抱える。

【パッション 第17段落】  ピラトは「ローマ帝国からユダヤ総督として遣わされ、 11 年間この腐敗した町で反乱を押さえ込んできた。」 総督ピラトはエルサレムのことを‘腐敗した町’と呼ぶところをみると、この職が嫌なんだろう。「イエスをもし死刑宣告しなければ、死刑にさせたい大司祭カイアファは謀反(むほん)を起こすのは分かっている。かと言って死刑宣告すれば、イエスの信奉者たちは怒って蜂起するだろう。どちらにしても流血を見ることになるのだ。」と妻クラウディアに愚痴るのだ。

【パッション 第18段落】  また議会。議長の位置には総督ピラト、円形の城壁の会場には、大司祭カイアファはじめパリサイ人達が歓声をあげてイエスの死刑を待ち望んでいる。ここで総督ピラトがとった措置はこうだ。ヘロデ王がこの男に罪は認められないからと返してきたのと自分も同じ意見だということ。そして毎年囚人を一人釈放しているように、今回も一人、釈放するとしよう。ここで野蛮そうな囚人バラバス(ピエトロ・サルッビ)という殺人犯を皆の前に立たせる。この殺人犯バラバスと、イエスと、どちらを釈放して欲しいか? こう民衆に尋ねると、全員が声を揃えて「バラバス!」 これまた困窮の表情の総督ピラト。妻の目色を窺っている。

【パッション 第19段落】  次に、ではこのナザレのイエスをどうさせたいか、と総督ピラトが訊くと、再度全員一致で「十字架にはりつけ!」という殺気ばった返事だ。総督ピラトは、それを無視して、罰してから釈放すると宣言してその議会を終了した。民衆は不満足そうな表情である。‘罰する’はこのシーンでは‘ chastise ’という語を使っていたのでどういう罰し方かなと思ったら、鞭(むち)打ちの刑である。総督ピラトは部下にささやく。鞭はきつく、でも、殺すなよ、と。ポンティウス・ピラトゥス(ピラト)は歴史上の位置づけとして、キリストを処刑した古代ローマ領ユダヤのローマ総督となっているけど、この映画『 パッション 』によると、ちっとも殺したくなかったのだなぁと解釈できた。

【パッション 第20段落】  イエスは兵士達からさんざん罵声を浴び、衣服を脱がされる。腰の布だけだ。イエスは神に「父よ、用意(覚悟)はできています。」と言って、ムチ打ちが開始された。両手首は鎖で固定されている。鞭はしなる皮革のようだ。数十回して背中は傷だらけになる。これで終わりだと思うと、片手だけ固定を外して仰向けにする。えッ、仰向けに鞭打ち? そう、それはそれは辛いシーンだ。顔にまで当たる。更にひどいことには、金属の先端に棘のついたムチを今度は使っているのだ。鞭打つ方は大喜びでやっている。イエスは体中、血まみれ、皮膚は破かれ、血が無残に飛び散る。母マリヤとマグダラのマリアは涙に暮れて陰から見守る。

【パッション 第21段落】  こういう特殊メークはクリスチャン・ティンズレー Christien Tinsley (
パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR
オーシャンズ11 (2001) OCEAN'S ELEVEN
トリプルX (2002) XXX
ソラリス (2002) SOLARIS
マスター・アンド・コマンダー (2003) MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD
リディック (2004) THE CHRONICLES OF RIDDICK 』等で活躍)や
メアリー・キム Mary Kim (
ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY
リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY
ハンニバル (2001) HANNIBAL
アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS
アリ (2002) ALI
バレットモンク (2003) BULLETPROOF MONK
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL
ヴァン・ヘルシング (2004) VAN HELSING 』等で活躍)
らの長時間の仕事の結果、非常にリアルで目を背けたくなるほどだ。

【パッション 第22段落】  あまりの残虐性に驚いた総督ピラトは寄ってきて、殺すまでしろとは言わなかったぞ、と叱る。が、もうどうしようもないと思ったらしく去っていく。総督ピラトの妻クラウディアは、夫が結局イエスを救わなかったことに自責の念を抱いて、鞭打ちの場に来ているイエスの家族に白いタオルのような布を何枚も手渡して悲しい顔で走り去る。そのタオルでイエスの体の血を拭くのかしら、と思ったら、イエスが連れ去られた後、その布でコンクリのような石の地面を、イエスの血の跡の川のようになった所を拭いてまわるのだ。母マリアが傷心すぎて般若のような険しい顔で、しかも息子イエスの血だからと愛情いっぱいに、はいつくばって拭くのである。マグダラのマリアも同様だ。マグダラのマリアは、昔、人に石を投げつけられているところをイエスに救われた時のことを思い出す。このように、この映画『 パッション 』は、弟子達や母親やマグダラのマリアとのこと、伝道中のエピソード等が、要所要所で短時間ずつ回想シーンで登場する。

【パッション 第23段落】  鞭打ちで終わりだと思うと、ぐったり痛がっているイエスに棘(いばら)の冠をふざけてかぶせる兵士。そして殴る蹴るはまだ続く。総督ピラトは民衆に、もう十分だろう? と言うのだが、民衆の勢いに負けた。十字架にはりつけにしろ、というのが彼らの要求である。民衆の興奮度は上がり、騒ぎがますます大きくなり、総督ピラトの手に負えなくなった。だから総督ピラトは水ダライで両手を洗って、やりたいようにせよ、ということになってしまう。このシーンは、もうこの件から手を引くという意味だそうだ。鞭打たれ開かなくなった目で、虚(うつ)ろにそれを見るイエス。

【パッション 第24段落】  確か、鞭打ちの刑の前に総督ピラトが断言したのは、罰して、その後、釈放だった。イエスはあんなに残酷この上ない鞭打ちをされたのに、その約束は成就されず、更に磔(はりつけ)で痛い目をして殺されるとは。でもイエスは文句ひとつ言うこともなく、重い重い十字架を背負って歩むことを余儀なくされる。可哀想過ぎる。城壁内の何百段もの階段を血まみれでヘトヘトになって十字架を担ぎ、何回もよろけ、倒れる。そこをまた蹴り倒される、という事が何回も繰り返される。母マリアとマグダラのマリア達は、イエスのその苦痛の姿を見失わないように懸命に後を追う。そして、横道から、倒れたイエスに駆け寄って、涙をこらえて「母さんはここにいるわよ」と息子に小声で言う母。どうにか意識がまだあるイエスは、「全てのことを新しくしてみせるよ」と答えて、立ち上がるのだ。

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
  ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【パッション 第25段落】  嘲笑し大騒ぎして喜んで見ていた民衆は、イエスのあまりの苦痛の姿と死への壮絶な道中を見ているうちに、態度が変わり始める人も出てきた。目をそらして立ち去ったり、或いはもっと積極的に、汗と血の顔を拭くための布をくれたり、水を差し出そうとしたり。もっとも、兵士に遮られてしまうけれど。とうとう倒れて動けなくなったイエスに、見かねた兵士は、一般人の男に手伝わさせる。その男はユダヤ人で、十字架を担ぐ役を初めは嫌がっていたけれど、イエスの必死さを真横で見ているうちにイエスを応援する気持ちに変わる。そのお蔭で、処刑の地ゴルゴダの丘 Golgotha Hill まで十字架を運んでいくことが出来た。墓穴を自分で掘らされるのも嫌な気分だろうと、これまでのホラーもの(『 フレイルティー/妄執 (2001) FRAILTY 』等)やスリラー等で想像していたけれど、磔刑(たくけい)されるために十字架を自分が運ぶというこのイエスにさせたことも残忍すぎる。しかも、気絶するほど重傷になった鞭打ち後の身体にである。こういうリアリティは、これまでのイエス・キリスト映画では観たことがなかった。

【パッション 第26段落】  ゴルゴダの丘はエルサレムの城壁都市の外にある。風が吹きすさび、死刑にするにはいやに似合っている寂しい所だ。ゴルゴダ Golgotha とは「骸骨」という意味だそうで、人間の最初の男性であるアダム Adam の墓の上なのだそうだ。母マリアとマグダラのマリア達も、息せき切ってついて上がってきた。寒そうだ。それなのに、傷つき疲労困憊のイエスは腰布だけ。磔刑は、先ず、大きな太い柱の十字架は地面に寝かせた状態で、イエスは乗せられる。次に両手を縄で括られる。そして最大の苦痛と思われる、手の平に杭を打ちつけるという惨さ。この次は足の置き場に三角の板を打ちつけて両足の台座にする。そこへ、足の平の中心に、杭を打ち込むのだ。血が木の裏まで滴り出る。これだけではない。今度は十字架ごと裏返して、杭を裏からも固定するのだ。流石のイエスも苦痛にあえぐ。

【パッション 第27段落】  それが出来ると、十字架を垂直に立てるわけだ。立てると重さで下に引かれるから、手の平の杭は余計に痛む…。磔刑を監視する大司祭カイアファはイエスを馬鹿にしてこう言うのだ。「寺を壊して三日後に建て直せると言ったよな。ではその十字架から降りられないのか。もしメシア(救世主)ならば、そこから降りてこられる筈だ。」 こんな時でもイエスは神に語る。「主よ、彼らをお許しください。彼らは何をしているか分かっていないのです。」 それを聞くと、隣で一緒に磔刑にされる男が信仰心を口にした。イエスは、あなたは天国で私と一緒になると言い、その男は天国へ行かれる。それに対し、もう一人反対側の隣の十字架にかけられていた男はイエスに向かって憎まれ口をたたき、その瞬間にカラスに目玉をつつかれて地獄へ行くことに。

【パッション 第28段落】  暫くして、辺りは暗くなる。母マリアは悲痛の顔で、一緒に死なせてくれと息子イエスの足元でささやく。イエスは「 It is accomplished. (神のご意思は遂行された。) 父よ、あなたの手の中に…」と最後の言葉を発して、首を垂れた。その途端に天から雨粒のようなものが一滴落ちてきて地震が起きる。エルサレムの建物も真っ二つに裂ける。兵士達は怖がってゴルゴダの丘から逃げて行く前に、十字架上の三人を放置せずに刺し殺した。もう死んでいるイエスにも、死を確かにするためにと槍を突き刺す。脇腹から血しぶきが風に乗って振りかかる。マグダラのマリアは涙が止まらない。

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【パッション 第29段落 ピエタ像とミケランジェロ@】  十字架からぐったりしたイエスの亡骸(なきがら)をゆっくりと下ろす家族達。兵士が二人だけ残って手伝ってくれる。イバラの冠も外して、母マリアは愛しいわが子イエスを抱きかかえる。右手の平を上に向けて、顔をしっかりとして見据えて。このポーズは有名なミケランジェロ Michelangelo Buonarroti のピエタ像 Pieta と本当にそっくりだ! 聖母マリア役のマヤ・モルゲンステルンは実に上手いし、イエス・キリスト役のジム・カヴィーゼルも渾身の演技。ミケランジェロのピエタ像はヴァチカンのサン・ピエトロ寺院 San Pietro ( St. Peters ), Vatican にあって、幸は実物を見たことがある。 1499 年制作、ミケランジェロ 24 歳頃の作品だ。「ピエタ Pieta 」というのは、「哀れみ・敬虔」を意味し、イエス・キリストの遺体を膝に抱いて悲しむ聖母マリアの図像のことで、「嘆きの聖母像」とも呼ばれる。

【パッション 第30段落 ピエタ像とミケランジェロA】  因みに、ミケランジェロのピエタ像について現地ヴァチカンで得た情報デス。ミケランジェロは‘嫌な奴’だったそうで皆から嫌われていた。それで、人々は 20 代の若さで彼が創り上げた素晴らしいピエタ像を見て、それがミケランジェロの作品である筈がないと批評した。でも、普通ミケランジェロの作品にはサインがないのだが、サンピエトロ寺院のピエタ像にだけは、聖母マリアの‘たすき’に彼の唯一のサインがある。そう聞いていたから、とっても印象深い作品なので、映画『 パッション 』のこのシーンを目にして感慨深かった。

【パッション 第31段落】  さて、映画『 パッション 』のラスト。さっきのシーンから画面は数秒真っ暗になってしまうので、終わりかと間違って席を立たないで。轟音と暗闇が通り過ぎると、そこは地下の明るい墓地。遺体を包んでいた白い衣がフニャッとなる。すると、綺麗になったジム・カヴィーゼルのイエス・キリストの横顔が、明るい顔つきで、明るい上方を見つめ、決意したように歩を進めていくのだ。この甦(よみがえ)るキリストのシーンは、意図的にか大変サッパリと短時間で収めている。音楽まで急に明るく元気なものに変わって。キリストの三日目の復活。ここまでの苦しい重い上映時間2時間が、ラスト数分でこちらまで急に心が軽くなった!

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【パッション 第32段落 スクリーンで使われる言葉】  スクリーンで使われる言葉は、珍しいアラム語 Aramaic ・ラテン語 Latin ・ヘブライ語 Hebrew である。俳優さんたち、台詞を覚えるのが大変だったろうナ。英語は米国でも台詞はなく、字幕スーパーで出るだけだ。日本ヘラルド映画による我が国での公開では、その英語字幕スーパーの上に、更に日本語の字幕スーパーが出るそうで、兎に角『 パッション 』はキリスト教の映画なので、翻訳に苦心なさったらしい。ロケはイタリアで行われている。『 ぼくは怖くない (2003) IO NON HO PAURA (原題) / I'M NOT SCARED (英題) 』でも撮影されたバジリカータ州マテーラ Matera, Basilicata, Italy やローマ Rome, Lazio, Italy である。

 なお、以上のレヴュー内の日本語訳は英語字幕スーパーを見て、私、幸田幸が理解したものです。宗教の話なので、訳し方、キリスト教の人物・背景・歴史等、間違っていればご容赦ください。

以上。
<もっと詳しく>からスペースを含まず12715文字/文責:幸田幸

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      地球の歩き方HP
      公式サイト(英語版)
       http://www.thepassionofthechrist.com/
      公式サイト(仏語版)
       http://www.lapassionduchrist.com
■映画『 パッション 』の更新記録
2004/03/01新規: ファイル作成
2004/04/24更新: ◆レヴュー
2004/07/10更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式
2004/12/14更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
2005/10/06更新: ◆追記
2005/12/04更新: ◆データ追加
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幸田 幸
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