そして、ひと粒のひかり | |||||||||||||||||||||||||||
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そして、ひと粒のひかり (2004) | |||||||||||||||||||||||||||
MARIA FULL OF GRACE | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 そして、ひと粒のひかり (2004) MARIA
FULL OF GRACE 』を紹介します。 映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の主なスタッフ・キャスト ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の監督 ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のカタリーナ・サンディーノ・モレノ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のあらすじ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の受賞 ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のトリビア ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のスタッフとキャスト ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 そして、ひと粒のひかり 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 そして、ひと粒のひかり (2004) MARIA FULL OF GRACE 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の更新記録 ■映画『 そして、ひと粒のひかり 』のエッセイを別ファイル「シャイな幸の独り言」(画面切替)に「そして、ひと粒のひかり」としてアップしてあります。 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
そして、ひと粒のひかり
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL
OF GRACE 』の解説 映画『 そして、ひと粒のひかり 』は第77回アカデミー賞の主演女優賞に、ヒロインを演じたカタリーナ・サンディーノ・モレノがノミネートされたと知ったので、急いで調べた。 映画『 そして、ひと粒のひかり 』では、南米の貧しい暮らしを強いられていた 17 歳の美しい少女が、アメリカへの麻薬の運び屋としての仕事にありつく。麻薬の隠された白い大きなピルを飲み込んで(それも 60 粒も!)、飛行機が米国に到着するまで胃の中にピルを入れておく。見つからないか、気持ち悪くならないか、入国審査や税関で怪しまれないか。胃の中で丸薬が壊れたらヘロインを過多摂取して死に至る危険と紙一重だし。こういったサスペンス色の要素の強い前半に、後半はニューヨークでのドラマティックな人生の転換が待っているドラマである。 世界中が注目しているカタリーナ・サンディーノ・モレノを観る価値あり! エッセイ「そして、ひと粒のひかり」(別ファイル)も参照ください。 ▲TOPへ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の主なスタッフ・キャスト 映画『 そして、ひと粒のひかり 』はアメリカ・コロンビアの合作だが、スタッフやキャストの大部分はコロンビアの人らしく、知っている映画に携わっているのはこれくらいしか見つからなかった。 ○『 そして、ひと粒のひかり 』の製作・出演: ジェイミー・オソリオ・ゴメス 『 暗殺者の聖母 (仮題) (2000) LA VIRGEN DE LOS SICARIOS (原題) / OUR LADY OF THE ASSASSINS (英題) 』 でも製作・出演 ○『 そして、ひと粒のひかり 』の製作: Becky Glupczynski と ○『 そして、ひと粒のひかり 』の音楽: Leonardo Heiblum と ○『 そして、ひと粒のひかり 』のハコボ・リーバーマンは 『 フリーダ (2002) FRIDA 』 ○『 そして、ひと粒のひかり 』の撮影: ジム・デノールト 『 シティ・オブ・ゴースト (2002) CITY OF GHOSTS 』 ○『 そして、ひと粒のひかり 』の編集: リー・パーシー 『 A LOVE SONG FOR BOBBY LONG (2004) 』 ●『 そして、ひと粒のひかり 』の出演: パトリシア・ラエ 『 プール (2002) SWIMFAN / SWIMF@N 』 ●『 そして、ひと粒のひかり 』の出演: Selenis Leyva as Customs Inspector 『 ノボケイン 局部麻酔の罠 (2001) NOVOCAINE 』 ▲TOPへ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の監督 映画『 そして、ひと粒のひかり 』の監督・脚本を兼任するジョシュア・マーストンは米国人。カリフォルニア California 生まれだけど、映画の道に入るまでは型破りの人生だ。先ずフランスはパリ Paris, France で「ライフ Life 」誌のジャーナリストとして働き、次は湾岸戦争 the Gulf War 中は米国「 ABC News 」で。後にチェコ共和国の首都プラハ Prague, Czech では英語の教師を1年間した。米国に帰ると、シカゴ Chicago で大学を卒業し、政治科学の先生になった後、ニューヨーク大学 University of New York で映画監督の学位を獲得。 1999 年に初めて短編映画『 Bus to Queens (1999) (邦題不明)』を制作した。ジョシュア・マーストン監督はこの長編映画監督デビュー作『 そして、ひと粒のひかり 』で、主演女優カタリーナ・サンディーノ・モレノといい勝負の多数の名誉ある受賞に輝いている。 ジョシュア・マーストン監督が通った高校はビバリーヒルズ高校 Beverly Hills High School で、数々のセレブ達と同じ学校だそうだ。同じなのは: ●アンジェリーナ・ジョリー Angelina Jolie ( 16 歳で卒業!NY大学進学へ) 『 17歳のカルテ (1999) GIRL, INTERRUPTED 』 『 ブロンド・ライフ (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』 『 トゥームレイダー2 (2003) LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 』 『 すべては愛のために (2003) BEYOND BORDERS 』 『 テイキング・ライブス (2004) TAKING LIVES 』 『 シャーク・テイル (2004) SHARK TALE 』 『 スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004) SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW 』 『 アレキサンダー (2004) ALEXANDER 』 『 『 Mr.&Mrs. スミス (2005) MR. AND MRS. SMITH 』 』等 ●コラス・ケイジ Nicolas Cage ( 17 歳でドロップアウトして UCLA School of Theater, Film, and Television 卒業) 『 ウインドトーカーズ (2002) WINDTALKERS 』 『 ソニー (2002) SONNY 』 『 アダプテーション (2002) ADAPTATION 』 『 マッチスティック・メン (2003) MATCHSTICK MEN 』 『 ナショナル・トレジャー (2004) NATIONAL TREASURE 』 『 GHOST RIDER (2005) 』等に出演、 『 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) THE LIFE OF DAVID GALE 』等ではプロデューサー ●レニー・クラヴィッツ Lenny Kravitz 『 ブルークラッシュ (2002) BLUE CRUSH 』 『 ブルース・オールマイティ (2003) BRUCE ALMIGHTY 』 『 バッドボーイズ2バッド (2003) BAD BOYS 2 BAD 』等で作曲 『 ズーランダー (2001) ZOOLANDER 』等に出演 ●デヴィッド・シュワイマー David Schwimmer 『 HOTEL (2001) HOTEL 』ら。 ▲TOPへ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のカタリーナ・サンディーノ・モレノ 映画『 そして、ひと粒のひかり 』の主演は、これが映画デビューとなるカタリーナ・サンディーノ・モレノという若い女性。中南米コロンビアの首都サンタ‐フェ‐デ‐ボゴタ Santa Fe de Bogota, Colombia で 1981 年生まれだから、まだ 23、24 歳くらい。『 そして、ひと粒のひかり 』の劇中では 17 歳の役を演じている。身長 5' 5" ( 1.65 m )。 カタリーナ・サンディーノ・モレノは地元ボゴタの劇場で演劇を習っていたら、『 そして、ひと粒のひかり 』のキャスティングに‘匿名の支持者’が彼女の名を応募してくれてヒロイン役のゲット実現というラッキーガール。だから、この映画『 そして、ひと粒のひかり 』は当然、彼女のデビュー作である。それなのに第一作でアカデミー賞の主演女優賞にノミネートとは何という凄さ。幸運に恵まれただけでなく、映画タイトル「そして、ひと粒のひかり」の如く、カタリーナ・サンディーノ・モレノはヒカッているのだろう。容姿も演技力も存在感もアピール度も。 カタリーナ・サンディーノ・モレノはコロンビアの大学で広告学を専攻し、 2003 年頃に渡米した。以来、ニューヨーク New York City でデヴィッド・エルウェル David Elwell (『 ニューヨーク ミニット (2004) NEW YORK MINUTE 』『 クライシス・オブ・アメリカ (2004) THE MANCHURIAN CANDIDATE 』)という映画関係の裏方さんと同棲中。 ▲TOPへ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のあらすじ ※本作『 そして、ひと粒のひかり 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ さて、映画『 そして、ひと粒のひかり 』のストーリー。 コロンビアの田園地帯に住むマリア(カタリーナ・サンディーノ・モレノ)は 17 歳の快活な女の子。家族は三世代が狭苦しい家に一緒に暮らし、母親フアナ(ヴィルジーナ・アリーザ)、姉ディアナ(ヨハンナ・アンドレア・モラ)、姉の赤ちゃんパンチョ(マテオ・スアレスとファブリシオ・スアレスの双子)等がいて、貧困生活を強いられている。マリアは薔薇(ばら)のプランテーションで棘をはぐ仕事をしているが、家族の誰も仕事がないので、暮らしは若いマリア一人の稼ぎにかかっているのだ。 マリアは気分が悪くなって数日間仕事を休んだ後、やめることにした。どうしてかというと、勤務中、気持ち悪くなってもトイレに行かせてくらないからだ。実は、これは「つわり」だったと分かる。ボーイフレンドのホアン(ウィルソン・ゲレロ)との子で、ホアンは結婚しようとプロポーズするけど、ちょっとインテリっぽいマリアにとってはホアンは物足りなかったので断った。そんな折、週末のパーティで、マリアはホアンの友人で流行に明るいオートバイ男フランクリン(ホン・アレックス・トロ)と出会う。フランクリンは職を探しているマリアを都会のボゴタ Bogota に乗せていってあげた。 フランクリンは下心があって、ザビエル(ジェイミー・オソリオ・ゴメス)という麻薬ディーラーの為に麻薬の運び屋を集めているのだった。ザビエルは麻薬ディーラーというより麻薬の違法輸出を稼業としている男である。フランクリンはマリアに金になるカッコイイいい仕事があると言って紹介した。一回の運び屋をすれば家族を数年間も養えるという物凄い報酬にありつける職なのだが、それに付随する危険は最大限に大きいという。でも、有名人になりたいと思う奴だけが見つかって逮捕されるもんなんだ、とおかしな理屈を言われてザビエルの所へ連れて行かれた。マリアは他に選択肢もないわけなので、その仕事につくことに同意する。 麻薬つまりヘロインの運び屋は、大きなブドウの粒ほどの丸薬を数十粒も飲み込んで、胃の中に保ったまま米国ニューヨークまで運んで、空港で税関を無事に通り抜け、体外に出して、向こうの売人に渡すというのが仕事だ。それぞれのピルというか丸薬は白いプラスチック製で、一個 10 グラム。サイズは、長さ 4.2 cm 、幅 1.4 cm 。ポスターで見えるけど、想像するだけでも大きい。それを少なくても 25 粒、多くて 50 とか 62 粒も一時に胃の中に入れるのだ。飲むだけでも吐き気がしそうだし、それを又出すなんて至難の業だ。それに、体内で丸薬が壊れて中身のヘロインが出ればもうおしまい。死んじゃうだろうし、減った分だけ、運び屋の家族のもとへ請求(または殺す?)が行くという。 こういう怖い運び屋の仕事についたマリアは、先ず練習だ。大粒のブドウを飲み込んで練習するのを教えてくれるのは、ベテランの運び屋ルーシー(ギリエド・ロペス)。マリアは、母親には、チキンキラ Chiquinquira (コロンビアで、大寺院で有名な地)という所で事務職が見つかって、遠いから家から通わないでここに留まって仕事すると嘘をつく。こうして実行の日が近づいてきた。すると、マリアだけではなかった。バラのプランテーションで一緒に働いていてマリアの大の仲良しで内気な少女ブランカ(イェニー・パオラ・ベガ)も同じ運び屋になっている。ベテランのルーシーも一緒だ。 ハラハラするシーンは場面を追って幾つも出てくる。例えば、マリアが搭乗しようと準備していると、医師が喉に何かのスプレーをかけたので、丸薬を飲んでいるから物凄く苦しい。胃の中で丸薬が壊れれば命はないし。兎に角、ニューヨークまで空路、無事に到着し、待ち受けていた麻薬ディーラー達は、彼女らにお腹の中の夥(おびただ)しい数の丸薬を下剤をかけて出させる。すると、ルーシーが気分悪くなって、それを見たマリアとブランカはルーシーが死んでしまうのかと恐怖でパニックになる。そして二人はディーラーに‘商品’を手渡す前に、その巨額なヘロインを持ったままドッと逃げ出す。 ただ、マリアはこの麻薬関連の過程で、中立だという面が興味深いそうだ。彼女は生きる手段としてやっているに過ぎない。お金を多額に貰ったとしても、それは飛行機による移動と仕事に纏わる危険度の価値なのだと思っている。そして起こることは何にでも無関心というか、観念してしまってというか、茫然自失というか、ただただ処理しているというような状態。ただただ済んでしまいたいという思いだけ。それが、ルーシーの体調がおかしくなった時だけはこわばって気を張り詰める。マリアとブランカが向かった先は、ルーシーの姉カーラ(パトリシア・ラエ)の住んでいるクイーンズ Queens (ニューヨーク市のロングアイランド Long Island にある区)のアパートだった。先にルーシーから住所を聞いていたので。 アパートに着くと、ルーシーの姉カーラだけでなく、その夫パブロ(フェルナンド・ヴェラスケス)や夫の弟(または兄)フェリペ(チャールズ・アルバート・パチーノ)までいて厄介だった。でも、マリアは、こういう人達は皆、同じ仲間の移民なんだ、と頭を切り替えて受け入れようと決める。そして有力者らしいドン・フェルナンド(オルランド・トボン)に彼らの処遇を頼んで、彼らがアメリカで定住できるように取り計らってもらった。ドン・フェルナンドは、マリアの麻薬の運び屋という事情を知ってしまうが、同時に、ルーシーの現状もマリアに教えてあげる。マリアは祖国コロンビアに戻るかアメリカで新しい人生を歩もうか、決定しなければならない…。 タイトル『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の英語題「 Maria Full of Grace 」は「優雅がいっぱいのマリア」「恩恵がいっぱいのマリア」「神の恵みがいっぱいのマリア」というニュアンスだろうから、後半のマリアの決断と行動が楽しみなところだ。『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のコロンビアでのスペイン語の題は「 Maria, llena eres de gracia 」(= Maria, you are full of grace)という。このタイトルは、Y女史(パリ在住、鑑賞済)の言葉を引用すると<“Ave Maria、gracia plana...(めでたしマリア、恵み溢れる方..)”。スペイン語で、“Ave Maria、llena de gracia...”。聖書の受胎告知の節で、大天使ガブリエルがマリアに近づいて、伝える言葉です。人間の生まれつきにして持っている罪(原罪)を一切持たず、処女のまま神を身ごもったマリアと、お腹の中に麻薬を隠しているマリア。そんな角度から見ると、監督がこのタイトルを選んだ理由を色々考えたくなってきます。>・・・なるほど。これは説得力がある。 さて、この『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』。先の事など考えないマリアは直面する困難な状況を一つずつ、通過していく。無知から引き受けたマリアの麻薬運びの仕事は、人生においてある決断をもたらし、マリアを新生活へ前進させる「グレース Grace =優美・優雅・上品・恩恵・神の恵み」と共に、マリアの人生はハッピーエンドで終わる?のかしら? ジョシュア・マーストン監督の映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のメーッセージとカタリーナ・サンディーノ・モレノ。本作は是非観てみたいものだ。 ▲TOPへ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』の受賞 映画『 そして、ひと粒のひかり 』は 2005/01/28 の時点で、以下のような非常に多数の受賞とノミネートに輝いている。 ◎ベルリン国際映画祭 2004 Berlin International Film Festival ジョシュア・マーストン監督がアルフレート・バウアー賞(新人賞)獲得 Alfred Bauer Award カタリーナ・サンディーノ・モレノが銀熊賞を獲得 Silver Berlin Bear Best Actress 『 モンスター (2003) MONSTER 』のシャリーズ・セロン Charlize Theron と同点受賞だ。 ジョシュア・マーストン監督は金熊賞にノミネート Golden Berlin Bear ◎サンダンス映画祭 2004 Sundance Film Festival ジョシュア・マーストンが観客賞[ドラマ部門]を獲得 Audience Award Dramatic ◎トロント批評家協会賞 2004 Toronto Film Critics Association Awards ジョシュア・マーストンが監督賞を獲得 TFCA Award Best First Feature ◎NY批評家協会賞 2004 New York Film Critics Circle Awards ジョシュア・マーストンが新人監督賞を獲得 NYFCC Award Best First Film ◎LA批評家協会賞 2004 Los Angeles Film Critics Association Awards ジョシュア・マーストンがニュー・ジェネレーション賞 (監督/脚本)を獲得 New Generation Award カタリーナ・サンディーノ・モレノが主演女優賞を獲得 principal actress ◎サンフランシスコ批評家協会 2004 San Francisco Film Critics Circle 外国語賞を獲得 SFFCC Award Best Foreign-Language Film ◎シカゴ批評家協会賞 2004 Chicago Film Critics Association Awards カタリーナ・サンディーノ・モレノが新人賞を獲得 CFCA Award Most Promising Performer ◎ドーヴィル映画祭 2004 Deauville Film Festival ジョシュア・マーストンが観客賞・批評家賞・特別大賞を獲得 Audience Award / Critics Award / Grand Special Prize ◎ゴッサム賞 2004 Gotham Awards カタリーナ・サンディーノ・モレノが躍進賞を獲得 Breakthrough Award ジョシュア・マーストンが躍進監督賞を獲得 Breakthrough Director Award ◎オンライン批評家協会賞 2005 Online Film Critics Society Awards カタリーナ・サンディーノ・モレノが躍進賞を獲得 OFCS Award Best Breakthrough Performance ◎ダラス 2005 Dallas-Forth Worth Film Critics Association Awards ジョシュア・マーストンがラッセル・スミス賞を獲得 Russell Smith Award ○第77回アカデミー賞 2005 Academy Awards, USA カタリーナ・サンディーノ・モレノが主演女優賞にノミネート ○放送映画批評家協会賞 2005 Broadcast Film Critics Association Awards カタリーナ・サンディーノ・モレノが主演女優賞にノミネート BFCA Award Best Actress 外国語映画賞 ノミネート Best Foreign Language Film ○ヨーロッパ映画賞 2004 European Film Awards ジョシュア・マーストンがインターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞(アメリカ=コロンビア) にノミネート ・・・なお、ノミネートはまだまだあるので、割愛します。 ▲TOPへ ■映画『 そして、ひと粒のひかり MARIA FULL OF GRACE 』のトリビア ・主役カタリーナ・サンディーノ・モレノが劇中で笑うのはたった一回だけだそうだ。その微笑みはまるでめったに咲かない花が開花するようで、その美しいことといったらないと。これだけ受賞するというのを見ても、カタリーナ・サンディーノ・モレノの魅力の絶大さを物語っていよう。 ・『 そして、ひと粒のひかり 』のように中南米の国コロンビアが関係する映画は、映画の森てんこ森ではこんな解説やレヴューを書いています。 『 パピヨン (1973) PAPILLON 』 『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』 『 暗殺者の聖母 (仮題) (2000) LA VIRGEN DE LOS SICARIOS (原題) / OUR LADY OF THE ASSASSINS (英題) 』 『 コーリング (2002) DRAGONFLY 』 『 ブルドッグ (2003) A MAN APART 』 |
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【『 そして、ひと粒のひかり 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: ジョシュア・マーストン Joshua Marston (Directed
by) 製作: ポール・S・ミージー Paul S. Mezey (producer) ロドリゴ・ゲレーロ Rodrigo Guerrero (associate producer) オルランド・トボン Orlando Tobon (associate producer) ジェイミー・オソリオ・ゴメス Jaime Osorio Gomez (co-producer) Becky Glupczynski (line producer) 脚本: ジョシュア・マーストン Joshua Marston (Writing credits) 撮影: ジム・デノールト Jim Denault (Cinematography by) 編集: アン・マケイブ Anne McCabe (Film Editing by) リー・パーシー Lee Percy (Film Editing by) 美術: デビー・ドヴィラ Debbie DeVilla (Production Design by) 音楽: Leonardo Heiblum (Original Music by) ハコボ・リーバーマン Jacobo Lieberman (Original Music by) 出演: カタリーナ・サンディーノ・モレノ Catalina Sandino Moreno as Maria Alvarez イェニー・パオラ・ベガ Yenny Paola Vega as Blanca ヴィルジーナ・アリーザ Virgina Ariza as Juana ヨハンナ・アンドレア・モラ Johanna Andrea Mora as Diana ウィルソン・ゲレロ Wilson Guerrero as Juan ホン・アレックス・トロ Jhon Alex Toro as Franklin ギリエド・ロペス Guilied Lopez as Lucy パトリシア・ラエ Patricia Rae as Carla Arisiztabal オルランド・トボン Orlando Tobon as Don Fernando フェルナンド・ヴェラスケス Fernando Velasquez as Pablo Arisiztabal ジェイミー・オソリオ・ゴメス Jaime Osorio Gomez as Javier チャールズ・アルバート・パチーノ Charles Albert Patino as Felipe マテオ・スアレス Mateo Suarez as Baby Pancho ファブリシオ・スアレス Fabricio Suarez as Baby Pancho Selenis Leyva as Customs Inspector ▲TOPへ |
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ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 そして、ひと粒のひかり (2004) MARIA FULL OF GRACE 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com 公式サイト(英語版) http://www.mariafullofgrace.com/main.html |
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■映画『 そして、ひと粒のひかり 』の更新記録 2005/01/28新規: ファイル作成 2005/10/14更新: ◆追記 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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