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【恭子の動画映像ブログ】
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インフェルノの完全ネタバレ |
映画『 インフェルノ 』の解説
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Trailer Courtesy of Sony Pictures Entertainment
(C)2016 Sony Pictures Digital Productions Inc. All Rights Reserved..
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インフェルノのネタバレ |
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【インフェルノのネタバレ】
今日のタイトルは「インフェルノのネタバレ」です。
そしてYouTube動画映像版は映画『インフェルノ』の予告編です。
映画『 インフェルノ (2016) INFERNO 』の映画解説はこちらから。
このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『
インフェルノ (2016) INFERNO 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。
■映画『インフェルノ』の劇場公開
2016年10月28日(金)より、全国ロードショー!!
※日本配給情報:劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
※ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『
インフェルノ (2016) INFERNO 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
Warning!The items below here contain information
that may give away important plot points.
You may not want to read any further if you've
not already seen this title.
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
映画『 インフェルノ (2016) INFERNO 』は、ダ・ヴィンチの名画に隠された謎を追う第1弾『
ダ・ヴィンチ・コード (2006) THE DA VINCI
CODE 』、ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号を解いて秘密結社イルミナティの陰謀に迫る第2弾『
天使と悪魔 (2009) ANGELS & DEMONS 』に続く、ダン・ブラウン原作によるロバート・ラングドン
シリーズ第3弾。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
映画『 インフェルノ (2016) INFERNO 』主人公ロバート・ラングドンに扮するトム・ハンクスが、つい最近の映画『
ハドソン川の奇跡 (2016) SULLY 』の白髪と全然違って、黒い髪で精悍で知的な役作りになっているので、流石、俳優さん、と先ずはびっくり。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
なお、映画『 インフェルノ (2016) INFERNO 』は日米同時公開で、米国封切を日本よりも先に観ることができませんので、ダン・ブラウン原作小説「インフェルノ」の内容に従って書きます。海外の小説
INFERNO の複数の英語プロットを読んで纏めましたが、誤りがあったり映画版は小説と異なる点があるかもしれませんのでご了承ください。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
ハーバード大学の宗教象徴学教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス:『
キャプテン・フィリップス (2013) CAPTAIN
PHILLIPS 』等)が鉤鼻で緑色の目のマスクの幻覚に悩まされる。後で考えればダンテのデスマスクだ。そして病院で目を覚ます。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
頭部に傷を負い、この数日間の記憶を失っているラングドン。最後の記憶は、ハーバード大学(『
セント・オブ・ウーマン/夢の香り (1992)
SCENT OF A WOMAN 』参照)のキャンパスを歩いているところ。誰かに付け回されていたようで、それが今はイタリアのフィレンツェに入院しているのだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
フィレンツェは幸田幸の「フィレンツェ:花の都 トスカーナの州都」、映画なら『 アサンプション (2004) THE ASSUMPTION 』『 ピノッキオ (2002) PINOCCHIO 』『 ジョヴァンニ (2001) IL MESTIERE DELLE ARMI
(原題) / PROFESSION OF ARMS (英題) 』『 眺めのいい部屋 (1986) A ROOM WITH A VIEW 』参照。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
女医シエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ:『
アメイジング・スパイダーマン2 (2014) THE
AMAZING SPIDER-MAN 2 』等)によると、ラングドンは銃弾が頭をかすめて脳震盪を起こし、救急病棟に運ばれたとのこと。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
すると、ラングドンを追っていたヴァエンサ(アナ・ウラル)という女性刺客が病院に侵入して医師を射殺し、ラングドンの病室に近づく。女医シエナはラングドンを咄嗟に保護し、自分のアパートに連れて逃げ込む。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
米国領事館に連絡すると、領事館はラングドン教授の行方を捜していたと言っており、居所を知りたがる。これ以上女医シエナをトラブルに巻き込むのを避けるため、ラングドンはシエナのアパートの通りの向かいの住所を伝える。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
すると、ラングドンが領事館に教えた場所へ10分後に現れたのは、またあの殺し屋ヴァエンサだった。どうやら米国政府はラングドン教授を消したがっているようだ。ラングドンの記憶喪失回復へ、一体誰が、何のために、俺を殺そうとしているんだ、という謎解きが始まる。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
シエナがラングドンの上着ポケットに見慣れぬ生物学的危険物質徴候のある円筒を見つけたので、ラングドンは容器を開けてみる。中は、中世の骨製円筒にハイテクの投光器が照らすようになっており、ボッティチェリ<1444?〜1510
イタリアの画家>の「地獄の見取り図」という茶色っぽい漏斗の形をした地獄の図が投影される。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
「地獄の見取り図」はダンテの「神曲」の<地獄篇
インフェルノ>に由来する。漏斗状の地獄の底近くにこんな文が。「真実は死者の目を通してのみ見える」というイタリア語(『
幸せになるためのイタリア語講座 (2000) ITALIENSK
FOR BEGYNDERE (原題) / ITALIAN FOR BEGINNERS
(英題) 』参照)で。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
突如、兵士たちがシエナのアパートになだれ込んできたので、ラングドンとシエナは直ぐに逃走した。向かった先はダンテを調べられるアカデミア美術館のあるチタヴェッキア<オールドシティ>だったが、途上の橋は既にフィレンツェ警察やイタリアの国家憲兵カラビニエリに封鎖されている。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
二人は更にボーボリ庭園(フィレンツェの美術館 MUSEI A FIRENZE イタリア旅行参照)付近の建築用地に逃げ込み、ラングドンは投影された「地獄の見取り図」をしっかり読んでみる。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
すると、マルボルジェ<ダンテの神曲「地獄篇」に登場する第八獄第五の嚢>の層で、「CATROVACER」の文字が加わり、順番も違っているのを発見した。元来のボッティチェリの「地獄の見取り図」の順に戻してみると、「CERCA
TROVA(探せ、されば見つからん)」となる。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
その言葉は、ヴェッキオ宮殿にあるジョルジョ・ヴァザーリの絵画「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」に書かれているのと同じだとラングドンは分かる。宗教象徴学権威のラングドン教授の活躍が若い女性シエナと共に進行していく。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
ラングドンとシエナは兵士たちを撒いて、ウフィッツィ美術館(ウフィツィ美術館の護衛/アレッサンドロ・ファブリッツィ:『
リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』等)からヴェッキオ橋(バース参照)の2階を通って逃げる。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
それはアルノ川(『 踊れトスカーナ! (1996) IL CICLONE (原題)
/ THE CYCLONE (英題) 』参照)の向こうのピッティ宮殿までを結ぶ約1kmの通路「ヴァザーリの回廊」である。そこを通ってチタヴェッキアへ入った。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
ヴェッキオ宮殿にある絵画「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」の前で立って詮索しているラングドンを不審に思った職員がヴェッキオ宮殿内の美術館館長マルタ・アルヴァレス(アイダ・ダーヴィッシュ)に通報する。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
マルタは、昨夜、ラングドンとサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(=ドゥオーモ:「イタリアと言えば」参照)付属美術館館長イニャツィオ・ブゾーニ(チェザーレ・クレモニーニ)に会ったから、とラングドンを認識した。ラングドンは記憶喪失になっているので分からないが。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
マルタは昨夜ラングドンにダンテのデスマスクも見せたと言い、そこへ案内すると、デスマスクは消えていた。監視カメラのビデオを調べると、ラングドンとブゾーニがデスマスクを盗んでいる様子が映っている。それで警備員に拘束されそうになった。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
マルタがブゾーニのオフィスに電話してみると、ブゾーニは数日前の晩に心臓発作で亡くなったと秘書が言う。死の直前にブゾーニからラングドン教授へメッセージがあったそうだ。そのメッセージを聞くと、デスマスクの隠し場所を「Paradise
25」と謎めいて言及している。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
ラングドンとシエナは警備員をかわして逃げるが兵士たちもやって来る。ヴェッキオ宮殿五百人広間にあるジョルジョ・ヴァザーリの「コジモ1世の礼賛」の上の屋根裏を横切って逃げるうちに、シエナは追っ手のヴァエンサを落下させて殺害した。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
ラングドンは「パラダイス25」という語句からドゥオーモの正面に建つサン・ジョヴェンニ洗礼堂へ結び付け、行ってみると、ダンテのデスマスクの裏にその今の持ち主バートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター:『
ローン・サバイバー (2013) LONE SURVIVOR 』等)からの謎々のような文字を見つける。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
バートランド・ゾブリスト或いはベルトラン・ゾブリストはアメリカの大富豪の生化学者、天才の遺伝・生物学研究者だとシエナが説明。ゾブリストは人類の増加解決策として恐ろしいウィルスを世界に撒き散らそうと研究していた。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
ウィルスを拡散させて伝染病を流行らせれば世界人口の半分は死ぬ。それをしなければ百年後に人類は滅びるという。映画『インフェルノ』のキャッチコピー「人類は滅びる 全てはお前次第だ。ダンテの地獄篇に隠された暗号を追え」という筋に結び付いてきた。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
そこにジョナサン・フェリス(『 アイ・スパイ (2002) I SPY 』等のピーター・リンカか)という世界保健機関WHO職員が二人を逃がしに来てくれた。だが、その顔には発疹、胸にはひどい傷が。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
フェリスも含んでラングドンとシエナとの三人は謎を解くカギを拾いにヴェニス(『
リジー・マグワイア・ムービー (2003) THE
LIZZIE MCGUIRE MOVIE 』参照)に向かう。するとフェリスが意識を失った。女医シエナは内部出血の重症だと診断する。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
ラングドンは、ゾブリストの創り出した疫病にフェリスがかかったのだと推測。と、ラングドンは黒尽くめの服装の連中に捕らわれた。そしてエリザベス・シンスキー博士(シセ・バベット・クヌッセン:『
ドッグヴィル (2003) DOGVILLE 』等)の所へ連行される。シエナは逃走した。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
因みに、ヴェニス<或いはベニス、ベネチア、ベネツィア、ヴェネツィア>(『
ヴェニスの商人 (2004) THE MERCHANT OF VENICE 』参照)ではサン・マルコ広場(『 ジャスト・マリッジ (2003) JUST MARRIED 』参照)やサン・マルコ大聖堂もロケ地だ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
エリザベス・シンスキーは世界保健機関 WHO
事務局長で、ラングドン教授に現況を説明した。バートランド・ゾブリストがバディア・フィオレンティーナ教会<フィレンツェ最古の教会>の尖塔から飛び降り自殺した、と。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
終末論法<人類の歴史があとどのくらい続くか>を引き合いに出し、地球の人口増加問題の解決策として恐ろしいウイルスを撒けば人類の半数は死ぬから、それが最適の方法だ、という考えのバートランド・ゾブリストが先週に自殺したということ。ウイルスの隠し場所を言わないまま。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
世界人口の激減としては、黒死病<中世に流行した流行性の腺ペストで、特に14世紀の大流行は、世界人口を4億5000万人から3億5000万人にまで減少させた>があるし、第二次世界大戦でナチスがユダヤ人を大量虐殺したという悲劇・蛮行もある。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
シンスキー博士はゾブリストの貸し金庫から例の円筒を取り出して、手がかりを見つけるためにラングドンをフィレンツェに遣ったのだった。けれどもラングドンがマルタとブゾーニと会った後はシンスキー博士との連絡が途絶えたので、WHOはラングドンが裏切った、ゾブリストの一味だ、と勘違いしたのだった。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
シンスキー博士はゾブリストの予言をあまり本気にしていない。ゾブリストが人類の絶滅よりも人口増加の横ばいという環境収容力を言及して悲観的予測をしていると思っているからだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
自殺したゾブリストは生前「コンソーシアム(大機構)」という陰の顧問グループを雇っていて、ある日付まで一年間、自分の盾とならせ、あの円筒を護らせていた。大機構の最高責任者・総監はハリー・シムズ(イルファン・カーン:『
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 (2012)
LIFE OF PI 』等)。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
大機構の本部は大型ヨットにあり、謎めいた悪そうな男たちやスパイキーヘアの女性たちがいる。人口増加をコントロールする疫病のウイルスを発明したゾブリストに、コンソーシアム(大機構)は何の疑問も抱かず盾になってきた。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
ゾブリストはダンテ・アリギエーリ<1265年〜1321年
フィレンツェ出身>(『 イル・ポスティーノ (1994) IL POSTINO (原題)
/ THE POSTMAN (英題) 』参照)の大崇拝者・大ファンだと判明した。ダンテは腺ペストで死亡したことからも、ゾブリストは伝染病、ウイルスに相当な関心があったに違いない。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
ゾブリストはまた、ダンテや疫病の画像でいっぱいのビデオも残していた。ウイルスを入れた袋を水中の謎の地点に隠し、時間をかけてビニール袋が溶けるようにしてある。「翌日には世界は変わるであろう」と言うビデオ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
エリザベス・シンスキーはそれを取り除いたが、骨製の円筒が指すものを護らねばならなくなった。そしてラングドン教授をマルタとブゾーニと会った後に拉致したが、ラングドンはまだ謎を解けていなかったのだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
それで、向精神薬であるベンゾジアゼピンを投与して短期記憶を消去させ、頭部に偽の創傷をつけて、解決する動機づけをもたせるために色々細工してきたのだった。兵士に見えたのは、決してラングドン教授を殺すためでなく、緊急事態に備えたものだったと判明した。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
何と、女医シエナ・ブルックスも、殺し屋ヴァエンサも、疫病にかかったようなWHO職員ジョナサン・フェリスも、大機構の回し者だった。米国領事館への電話の件も、偽物だったのだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
フェリスの発疹は実は、ヴァエンサ“殺害”変装に使用したスピリットガム<ゴムとエーテルで作られた接着剤溶液>からのアレルギー反応だった。また、フェリスの胸のひどい傷は、彼に細工した導火線の不具合であばら骨を折ったからだった。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
フェリスがヴェニスで倒れたのは、シエナを引き留めるように命じられていたからだった。大機構の総監ハリー・シムズがWHO事務局長シンスキーと同盟を結んで、それに感づいたシエナはフェリスの傷んだあばら骨を叩いた。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
ラングドンを追う監視対応支援(SRS)チーム隊長はクリストフ・ブリューダー或いはクリストフ・ブシャール(オマール・シー:『
ジュラシック・ワールド (2015) JURASSIC WORLD 』等)で、そのエージェント『 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション (2015)
MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION 』のウォルフガング・ステーゲマン、クリスティアン・ステルッティ、アルベルト・バザルッツォ)達もいる。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
バイオテロの陰謀を知った大機構の総監ハリー・シムズはWHOとの協力に同意する。それに、ウイルスを探す謎解きにはラングドン教授が必要なのだと言う。ゾブリストが自殺してしまった以上、宗教象徴学教授でその道の専門家ラングドンがどうしても頼りとなるのだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
シエナが悪態ぶって、総監ハリー・シムズはシエナがゾブリストの秘かな支援者ならびに恋人でもあったと気づく。シエナはラングドンが謎を解いた後にウイルスの隠し場所を知り、他の誰よりも先にウイルスを入手しようと、自家用ジェット機を用意した。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
WHOも大機構もラングドンも、シエナ阻止に一丸となる。ビデオ技師(ルカ・フィオリッリ)によるゾブリストの動画を観て出した彼らの結論はこうだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
ウイルスを入れた袋はビデオで明示している日付までには完全に溶けてしまうこと、そして、ゾブリストの手掛かりはその在処を指し示していること。その在処とは、トルコのイスタンブール(『
96時間/リベンジ (2012) TAKEN 2 』参照)のアヤソフィア大聖堂だ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
アヤソフィアには、第四次十字軍を巧みに操ったヴェネツィアの第42代総督エンリコ・ダンドロの墓碑がある。ラングドン一行はウイルスがバシリカ・シスタン<イスタンブールにある東ローマ帝国の大貯水槽>にあるのを見つけたが、シエナが既に来ていた。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
ウイルスを入れたビニール袋は破れている。あぁ、観光客を介して、もう世界中にウイルスは拡散してしまった・・・。シエナは大貯水槽から駆け出すとトルコ語で何か叫び、そのために観光客らは大パニック。都市部へどっと押し寄せる。それをラングドンが追う。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
しかし判明したことは、袋はシエナがさっき穴をあけたのではなく、水溶性で、その貯水槽内で一週間前に溶けていたということ。ということは、世界は既に感染している筈だ。ゾブリストのビデオで明示した日付は、全世界が感染するであろう時の数学的計算だった。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
また判明したのは、シエナはウイルス拡散を彼女自身で止めようとしていたこと。だがウイルスのサンプルはきっと政府に渡って兵器研究にされてしまうから、シエナはWHOを信用していなかったのだ。どの国もそのウイルスを欲しがるだろうから。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
大機構の総監ハリー・シムズは変装した下役の助っ人でWHOの管理から逃げようとするが、トルコ警察に捕まった。どうやら大機構は捜査を受けて破滅するだろうと暗示される。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
シエナはというと、危機回避にWHOに協力するという条件で恩赦を受けられるようになった。シエナは医師でありゾブリストの研究や実績に関する多大な知識情報を持っているからだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
ゾブリストが創り出したウイルスはウィルスベクター<遺伝子を細胞内に運ぶウイルス>だということが明らかになった。人類の三分の一を不妊にするというDNA変異を不定期に引き起こすもの。従って人口を安定して減少させていくのだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
女医シエナとシンスキー博士はゾブリストの活動の逆戻りはしないように決断する。そうすることはゾブリストのような人物にさえ困難で危険だからだとシエナは指摘し、ゾブリストは人口増加問題に一理あったからだとシンスキーは認めるからだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
地球温暖化等の気候の変動、貧困、抗生物質への耐性、資源漸減といった要因で人類が危機を迎えている現代。このウイルスには現在も、将来のテクノロジーでも、治療法がない。だから人類は自己理解の新時代に突入せざるを得なくなったのだ。
【インフェルノ/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
・・・というダン・ブラウン原作の小説「インフェルノ」のストーリーでした。冒頭でも記しましたように、映画『インフェルノ』は小説と異なるかもしれませんので、ご了承ください。
以上
※<インフェルノ>のテキストは、<『INFERNO』-Wikipedia英語版、『INFERNO』-IMDb、『INFERNO』関連サイト英語版の翻訳、映画『インフェルノ』-Wikipedia、『インフェルノ』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<インフェルノ>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。
テキスト:幸田幸
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