| ナショナル・セキュリティ | |||||||||||||||||||||||||||
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 ナショナル・セキュリティ (2003) |
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| NATIONAL SECURITY | |||||||||||||||||||||||||||
| 映画『 ナショナル・セキュリティ (2003)
NATIONAL SECURITY 』をレヴュー紹介します。 映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 ナショナル・セキュリティ 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』の主なスタッフ ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』のスタッフとキャスト ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』の＜もっと詳しく＞ ＜もっと詳しく＞は映画『 ナショナル・セキュリティ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー（あらすじとネタバレ）です。※ご注意：映画『 ナショナル・セキュリティ (2003) NATIONAL SECURITY 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』の結末 ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ（画面の切り替え） |
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幸の鑑賞評価： ８つ星   |
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| ■映画『 ナショナル・セキュリティ 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
ナショナル・セキュリティ
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| ●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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| ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL
SECURITY 』の解説 映画『 ナショナル・セキュリティ (2003) NATIONAL SECURITY 』で、お調子者アール・モンゴメリー（マーティン・ローレンス）は警察学校（ポリース・アカデミー）から追い出される。反抗的態度が仇となって、ロサンゼルス市警 ＬＡＰＤ の警官になりそこなってしまったのだ。そんなアールが行ける所は、警備会社。その会社名がタイトルの"ナショナル・セキュリティ National Security "だ。一方、お堅い真面目な警察官のハンク・ラファティ（スティーヴ・ザーン）の暴力沙汰をアールはでっち上げて訴える。すると今度はハンクが警察をクビになって、やはり同じ警備会社"ナショナル・セキュリティ National Security "に就職する羽目に。こうして、ミスマッチの二人は『 ナショナル・セキュリティ 』のガードマンとなって一緒に働くことになった。 その二人が密輸を発見し、それには警察幹部が関連しているらしいと分かる。さぁ、殺し屋と警察の悪玉とに狙われる二人…。『 ナショナル・セキュリティ 』はコメディ・アクション・サスペンス満載で、ストレス解消にもってこいのバカ楽しい映画。 ▲TOPへ ■映画『 ナショナル・セキュリティ NATIONAL SECURITY 』の主なスタッフ ○『 ナショナル・セキュリティ 』の脚本のジェイ・シェリックとデヴィッド・ロンは 『 アイ・スパイ (2002) I SPY 』、 ○『 ナショナル・セキュリティ 』の製作総指揮のモリッツ・ボーマン、ガイ・イースト、ナイジェル・シンクレアは 『 ベティ・サイズモア (2000) NURSE BETTY 』 『 エニグマ (2001) ENIGMA 』 『 アイリス (2001) IRIS 』 『 Ｋ−１９ (2002) K-19: THE WIDOWMAKER 』 『 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル (2003) THE LIFE OF DAVID GALE 』 『 ターミネーター３ (2003) TERMINATOR 3: RISE OF THE MACHINES 』、 ○『 ナショナル・セキュリティ 』の製作のジェフリー・シルヴァーとロバート・Ｆ・ニューマイヤーは 『 サンタクロース・リターンズ！ クリスマス危機一髪 (2002) THE SANTA CLAUSE 2: THE MRS. CLAUSE 』、 ○『 ナショナル・セキュリティ 』の音楽のランディ・エデルマンは 『 シャンハイ・ヌーン (2000) SHANGHAI NOON 』 『 トリプルＸ (2002) XXX 』 『 シャンハイ・ナイト (2003) SHANGHAI KNIGHTS 』、 ○『 ナショナル・セキュリティ 』の撮影のオリヴァー・ウッドは 『 ボーン・アイデンティティー (2002) THE BOURNE IDENTITY 』 『 プルート・ナッシュ (2002) THE ADVENTURES OF PLUTO NASH 』、 ○『 ナショナル・セキュリティ 』の編集のパトリック・J・ドン・ヴィトとデブラ・ニール＝フィッシャーは 『オースティン・パワーズ (1997) AUSTIN POWERS: INTERNATIONAL MAN OF MYSTERY 』 『 １０日間で男を上手にフル方法 (2003) HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS 』 ・・・と、エンタテインメント系の得意なメンバーが揃っている。 |
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| 【『 ナショナル・セキュリティ 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
| 監督： デニス・デューガン Dennis Dugan (Directed
by) 製作： マイケル・グリーン Michael Green (producer) ロバート・Ｆ・ニューマイヤー Robert F. Newmyer (producer) ジェフリー・シルヴァー Jeffrey Silver (producer) シャロン・ドゥーガン Sharon Dugan (co-producer) アンドリュー・D・ギヴン Andrew D. Given (co-producer) スコット・シュトラウス Scott Strauss (co-producer) スーザン・E・ノヴィック Susan E. Novick (associate producer) 製作総指揮： モリッツ・ボーマン Moritz Borman (executive producer) ガイ・イースト Guy East (executive producer) マーティン・ローレンス Martin Lawrence (executive producer) ナイジェル・シンクレア Nigel Sinclair (executive producer) 脚本： ジェイ・シェリック Jay Scherick (written by) デヴィッド・ロン David Ronn (written by) 撮影： オリヴァー・ウッド Oliver Wood (Cinematography by) 音楽： ランディ・エデルマン Randy Edelman (Original Music by) 編集： パトリック・J・ドン・ヴィト Patrick J. Don Vito (Film Editing by) デブラ・ニール＝フィッシャー Debra Neil-Fisher (Film Editing by) 出演： スティーヴ・ザーン Steve Zahn ハンク・ラファティ マーティン・ローレンス Martin Lawrence アール・モンゴメリー コルム・フィオール Colm Feore フランク・マクダフ刑事 ビル・デューク Bill Duke 警察副署長ワシントン エリック・ロバーツ Eric Roberts ナッシュ ティモシー・バスフィールド Timothy Busfield チャーリー・リード マリ・モロー Mari Morrow ローラ ロビン・リー Robinne Lee デニース マット・マッコイ Matt McCoy ロバート・バートン ブレット・カレン Brett Cullen ヘストン ▲TOPへ |
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| ＜もっと詳しく＞ | |||||||||||||||||||||||||||
 ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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| ■映画『 ナショナル・セキュリティ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。 ▲TOPへ 【ナショナル・セキュリティ 第01段落】 ハンク・ラファティ（スティーヴ・ザーン： 『 チャーリーと１４人のキッズ (2003) DADDY DAY CARE 』 『 ニュースの天才 (2003) SHATTERED GLASS 』 『 サハラ 死の砂漠を脱出せよ (2005) SAHARA 』等に出演）はロサンゼルス市警 ＬＡＰＤ の警察官。生真面目で、容貌もごくごく普通の仕事熱心な男。ある日、倉庫泥棒の現場に臨み、激しい撃ち合いになって、相棒の警官チャーリー・リード（ティモシー・バスフィールド）が撃ち殺された。撃った男の手首にはタトゥーが彫られていた。ハンクはそれを手懸かりに、相棒を殺した犯人を捕まえようと心に誓う。チャーリーの葬式で、ハンクのそういう決意を読み取った上司は、刑事でもない一介の警察官がそんな捜査はする必要ないと命じる。 【ナショナル・セキュリティ 第02段落】 場所は変わって、ロサンゼルス警察学校 Los Angeles Police Academy 。警察官の卵たちが教官から射撃や犯人逮捕のいろはを教わっている。この卵達の中で、ひときわ教官の気に障る奴がいる。アール・モンゴメリー（マーティン・ローレンス： 『 バッドボーイズ２バッド (2003) BAD BOYS 2 BAD 』等に出演）というアフリカ系アメリカ人で、射撃にしてもふざけた行いをするし、教官の言葉尻をとらえては、面白おかしく茶化してしまう。犯人追跡の演習をしたとき、その教官を執拗に追い詰め、滅茶苦茶な暴力逮捕をして見せる。また、教官を犯人に仕立てたカーチェイスでは、パトカーに乗って、軌道を逸した追跡劇を演じて見せる。挙句には演習用のパトカーは建物に激突して炎上、大破。こうしてアールはポリース・アカデミーを退学となった。 【ナショナル・セキュリティ 第03段落】 ある日、アールは道端に止めた自分の車にキーを閉じ込めてしまった。窓から腕を突っ込んでキーを取ろうとしている彼を、パトロール中の警官ハンクが自動車泥棒と間違える。アールが事情を説明しても、やれ身分証明書を見せろ、免許証を見せろ、と信用しない。お調子者のアールは、ここでも大分調子に乗って、僕が黒人だから悪人だと思うのだろう、と警察官ハンクにやけになって言う。そこにスズメバチかクマバチが一匹飛んできて、手をかざして追い払おうとする。アールは顔面を刺されたらしく、車の陰で、道路に寝て追い払おうとしているようだ。警官の方は、警棒を振りかざして、蜂を追い払おうと必死である。 【ナショナル・セキュリティ 第04段落】 その様子を見ていた一般人がヴィデオカメラでその一部始終を撮る。どう見たって、白人の警官が、黒人の罪なき男を殴りつけているように思えてしまう。ポリース・アカデミーを退学となったアールは、警察にやっぱり恨みとイタズラ心があるのだろう、その警官を訴えるのだ。警察では、ワシントン副署長（ビル・デューク： 『 レッド・ドラゴン (2002) RED DRAGON 』等に出演）やフランク・マクダフ刑事（コルム・フィオール： 『 パール・ハーバー (2001) PEARL HARBOR 』 『 トータル・フィアーズ (2002) THE SUM OF ALL FEARS 』 『 シカゴ (2002) CHICAGO: THE MUSICAL 』 『 ペイチェック 消された記憶 (2003) PAYCHECK 』 『 ハイウェイマン (2003) HIGHWAYMEN 』 『 リディック (2004) THE CHRONICLES OF RIDDICK 』等に出演）にわざとらしく訴える。 【ナショナル・セキュリティ 第05段落】 アールは無実の罪で暴力を振るわれたと主張し、スズメバチに刺されて顔が膨らんでいるのも、殴られたせいだと思わせるチャッカリ者。黒人への暴力として世論はアールの側につき、その警察官ハンクは裁判で有罪となって６ヶ月の刑務所行きとなる。勿論、警察はクビ。州刑務所に送られた白人警官ハンクは、黒人の収容者たちから目の仇にされ、辛い目にあう。それにしても、スズメバチかクマバチが bumble bee と言うとは知らなかったナ。マーティン・ローレンスが目を丸くして" bumble bee "と何度か発音するのはカワイかった。いかにも丸っこいデッカイ蜂という感じ。 【ナショナル・セキュリティ 第06段落】 アールは、警察学校を退学させられたので、今は警備会社に勤務している。その会社名がナショナル・セキュリティ National Security だ。 National Security がつくアメリカ国家安全保障局 / NSA ; National Security Agency とかの国家の凄い所のようで聞こえはいいが、米国で最大の警備会社なのだ。つまりはガードマンだ。お調子者のアールは、ガードマンをしながらも、仕事は適当・無責任。ある夜、倉庫の警備の担当だったアールは、ローラ（マリ・モロー）という若い女性と事務所で戯れていた。倉庫に泥棒が入っているのも知らないで。 【ナショナル・セキュリティ 第07段落】 一方、刑務所から釈放されて出てきたハンクは、元警察官、結局ガードマンになっている。それも、あのアールと同じナショナル・セキュリティに。ある夜、勤務中のハンクは通りがかって、倉庫で泥棒をしている男が、同僚チャーリーを撃った犯人だとわかる。ハンクは倉庫に乗り込んで、またまた激しい撃ち合いに。ハンクは危険な状況にいる。その騒ぎで初めて倉庫内のゴタゴタを知ったアールは、女性遊びからやっと出てきて、倉庫に合流。撃たれそうになっている男の助っ人をする。ここで、因縁の二人は再会することになったのだ。口汚く罵り合う二人。ハンクは「お前のお蔭で６ヶ月も豚箱入り！」と怒りをあらわにする。しかし、よく見れば、二人は同じナショナル・セキュリティ会社のガードマンではないか。カバー（援護射撃）し合おう、と言って、敵の銃撃に反撃する。 【ナショナル・セキュリティ 第08段落】 犯人の男は、アフリカ系アメリカ人で目が丸く愛嬌のある顔のアールのことを「サルめが！（ Monkey! ）」と馬鹿にして口走った。アールは怒って、撃ち合いはますます激しくなる。しかし、犯人を乗せた白いバンは逃走してしまった。ハンクがすぐに自分の車で追跡を始めようとすると、アールが助手席に飛び乗った。同僚チャーリーの仇を討とうとしているハンク。では、アールは一体何の為にそんなに熱心に追いかけるの？何と、「サル」と呼ばれたのが腹に立っているからだ！ 【ナショナル・セキュリティ 第09段落】 二人が追跡者となって走り始めると、逆にパトカーに追われることになる。拳銃は二人とも隠した。警察に連行され、ハンクは復讐の為だと説明し、アールは先日のこと（嘘をついてハンク警察官を刑務所に入れたこと）を謝る為だ、と説明して、捕まらないようにした。マクダフ刑事たちは、フーン、ガードマンねぇ、と見下したような言い方。とりあえず、二人は小言だけですんで、次の行動に移す。しかし、ハンクの車は、警察の嫌がらせかどうか知らないが、遠く離れた所に保管された。それを聞いて、二人は速足で車を取りに歩き始めるが、要領のいいアールはある事を思いつく。ガードマンバッジを警察バッジのように見せかけて、通りがかる車を止めてしまうのだ。気の弱い自動車学校 California Driving School の路上運転中の生徒の車が首尾よく止まった。二人の勢いに負けて教官と生徒は降りてしまった。 【ナショナル・セキュリティ 第10段落】 ここから、メチャクチャな運転。行き止まりも何のその。疾走してぶつかって、怪しい所に辿り着く。ここで、倉庫泥棒たちの盗んだものが、途方もなく高価な宇宙計画に利用される原子合金 space alloy だと判明する。ゴーグルで目を保護して実験を見せられるが、華氏 4,000 度（摂氏約 2,204 度）という高温のものが、一瞬のうちに冷却するという優れものなのだ。例えば、スペースシャトルが大気圏突入の際に受ける熱もすぐに冷めるというような利用法なのだろうか。だから数百万ドル（数億円）の値打ちがあると言う。更に、この盗難が密輸に関係あり、警察幹部にその悪の巣があるらしいと分かり、これから二人は大活躍。 【ナショナル・セキュリティ 第11段落】 パトカーを盗んで疾走したり、カーチェイスしたり、カースタントしたり、それは見事に派手に娯楽に徹して魅せてくれる。こうして一緒に行動していくうちに、ハンクとアールは気のあったパートナーとなっていった。そして、自分のことも話して聞かせる。アールは子供の頃から警察官になりたかったこと。一方、元警察官でありながらクビになった今は、週給 180 ドル（＄１＝￥ 120 換算で 21,600 円）というしがない警備員になっているハンク。そうして、また倉庫に潜り込み、アールは脚を撃たれてしまった。アールは警察がクビになったお蔭で別れる羽目になった元恋人デニース（ロビン・リー）の所にハンクを担ぎ込み、手当てをしてもらう。でもかすり傷で済んだようだ。・・・ ▲TOPへ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【ナショナル・セキュリティ 第12段落】 手首にタトゥーのある犯人は、警察内部の、何とあのマクダフ刑事と繋がっていると分かって来た。二人は警察副署長のワシントン氏に連絡して、その事実を教える。それで、宇宙開発用の超合金の 700 万ドル（８億４千万円）分が盗まれたということも判明してくる。ハンクとアールは悪のマクダフ刑事に電話して、「お前の欲しいものを持っている。明朝７時に古い砦で会おう。」と約束を交わした。 【ナショナル・セキュリティ 第13段落】 翌朝行ってみると、すぐに撃ち合い。ＳＷＡＴ（ Special Weapons and Tactics ＝警察機構の特殊任務部隊：『 Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ. (2003) S.W.A.T. 』参照）にも狙撃されそうになる。でも、二人の銃の腕前は凄いものだ。負けてはいない。車は大破するし、ガソリンが引火して大爆発はするし、アクションにコメディにサスペンスにアドヴェンチャーに、何でもありの大サービス映画だ。…爆発の炎からどうやら逃げられたアールは、ハンクの姿が見えなくなって本当に心配する。友情はそこまで深くなっているのだ。アールの心配する通り、ハンクは爆風に飛ばされて岩の間に落ち、銃も遥か眼下に落ちてしまった。 【ナショナル・セキュリティ 第14段落】 岩場で、アールは敵の一味の親玉ナッシュ？（エリック・ロバーツ）と一騎打ちとなる。この男は手首に刺青のある、アールが同僚の復讐で探していた男だ。強そう。アール危うし！ すると、岩の間から生還したハンクが、現場にあった工事用のトラクターを運転し、先のフックをナッシュ目掛けて振り下ろし、百メートルほど下の海に突き落とすのに成功。アールは無事だったハンクを見て喜ぶ。そして、敵を二人してやっつけた達成感を、「よくもサルと言ったな！」と、眼下の海に浮かぶナッシュの死体に向けて幼稚な台詞を吐いて表す。二人は万歳。 【ナショナル・セキュリティ 第15段落】 後日。ロサンゼルス市警 ＬＡＰＤ の表彰式場。密輸の犯人を捕まえ、更に警察内の悪に染まった者を検挙できた功績を、公の場で称えられているハンクとアール。元警察官ハンク・ラファティは警察に戻ることを許可された。そしてお調子者アール・モンゴメリーは勇気と正義感と腕前が認められて、晴れて警察官となることが出来た。何とも愉快なハッピーエンドである。 【ナショナル・セキュリティ 第16段落】 以上のように、この映画は出演俳優もメジャーではないし、作品自体もメジャーの部類には入らないだろう。でも、余計なことを考えずに、ただただ観て楽しむのだったら、十分に単純に面白いデス！スタッフはヒット作品を手掛けた面々が揃っているのだ。だから、小作品に思えるけれど、やっぱり面白いと感じるのは当然。 以上。 ＜もっと詳しく＞からスペースを含まず4979文字／文責：幸田幸 参考資料：「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com NATIONAL SECURITY 公式サイト（英語版） http://www.spe.sony.com/movies/nationalsecurity/ いつも参考にしておりますallcinema ONLINE さんには、2003年04月06日の時点で[ 解説 ]は出ていませんので、これをアップしました。Thanks to allcinema ONLINE. |
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| ■映画『 ナショナル・セキュリティ 』の更新記録 2003/04/06新規： ファイル作成 2004/12/26更新： ◆一部テキスト追記と書式変更 2005/04/01更新： ◆データ追加 2005/10/06更新： ◆追記 |
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| 幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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