歓びを歌にのせて | |||||||||||||||||||||||||||
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歓びを歌にのせて (2004) | |||||||||||||||||||||||||||
SA SOM I HIMMELEN (原題) / AS IT IS IN HEAVEN (英題) | |||||||||||||||||||||||||||
映画『 歓びを歌にのせて (2004) SA SOM
I HIMMELEN (原題) / AS IT IS IN HEAVEN (英題) 』を紹介します。映画『
歓びを歌にのせて (2004) SA SOM I HIMMELEN
/ AS IT IS IN HEAVEN 』は 2005/01/30
の時点で邦題が分からなかったので「天国のように
(仮題)」としておいたら『 歓びを歌にのせて 』に決まった。 映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』のポスター、予告編および映画データ ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』の解説 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』はスウェーデン映画 ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』のあらすじ ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』の受賞 ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』のスタッフとキャスト ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 歓びを歌にのせて 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 歓びを歌にのせて (2004) SA SOM I HIMMELEN / AS IT IS IN HEAVEN 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の観たい度: 8つ星 | |||||||||||||||||||||||||||
■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』のポスター、予告編および映画データ | |||||||||||||||||||||||||||
歓びを歌にのせて ポスターはhttp://moviehamlet.com/ より引用させて頂きました。
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』の解説 映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』は遠くスウェーデンの映画で、スウェーデン語の原題は「 Sa som i himmelen 」という。英語のタイトルは「 As It Is in Heaven 」「 As in Heaven 」とも呼ばれる。全く知らない作品だったけど、第77回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたので、急いで調べた。『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』は、名指揮者が心臓病のため故郷の村に戻り、地元で合唱団を指揮して人々の愛に触れる物語。 今回のアカデミー外国語映画賞では 『 コーラス (2004) LES CHORISTES / CHORISTS 』 フランス France 『 ヒトラー 最期の12日間 (2004) DER UNTERGANG (原題) / THE DOWNFALL (英題) 』 ドイツ Germany 『 海を飛ぶ夢 (2004) MAR ADENTRO (西題) / MARE DENTRO (伊題) / THE SEA INSIDE (英題) 』 スペイン Spain 『 YESTERDAY (2004) 』 南アフリカ South Africa と、この『 歓びを歌にのせて (2004) AS IT IS IN HEAVEN 』がノミネートされている。(2005/01/30現時点) ▲TOPへ ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』はスウェーデン映画 『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』はスウェーデン映画ということで、スウェーデンに‘多少’なりとも関係している作品は「映画の森てんこ森」でこういう解説やレヴューがあります。 『 カサブランカ (1942) CASABLANCA 』 『 イル・ポスティーノ (1994) IL POSTINO (原題) / THE POSTMAN (英題) 』 『 エヴァとステファンとすてきな家族 (2000) TILLSAMMANS (原題) / TOGETHER (英題) 』 『 バナナ★トリップ (2002) BOAT TRIP 』 『 恋に落ちる確率 (2003) RECONSTRUCTION 』 『 キッチン・ストーリーズ (2003) SALMER FRA KJOKKENET (原題) / KITCHEN STORIES (英題) 』 『 ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方 (2004) THE LIFE AND DEATH OF PETER SELLERS 』 『 ママが泣いた日 (2005) THE UPSIDE OF ANGER 』等 ▲TOPへ ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』のあらすじ ※本作『 歓びを歌にのせて 』のあらすじは、日本公開前に幸田幸が書いたものです。作成現時点で出来るだけ正確な情報を心掛けていますが、データや内容に誤りや適切でない表現があるかもしれません。どうか宜しくご了解いただきお読みくださいますようお願いいたします。本コンテンツの複写や転用等はお控えください。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。映画会社や配給会社や宣伝担当会社からの情報提供はこちらをお読みください。 ▲TOPへ 映画『 歓びを歌にのせて 』の主人公ダニエル・ダレウス(ミカエル・ニュークヴィスト)が世界でも有数の名指揮者になる前、少年期や青年期では、弱いもの虐めの者たちにしつこくつきまとわれていた。ダニエルは独り、彼らから隠れるようにして、草が高く茂る野原でバイオリンを美しく演奏していたものだ。この才能ある若き音楽家が巨匠になるのを推進したのは、彼の心に常に巣くっていた恐怖感と希望という相反する二つの要素だった。 ダニエル・ダレウスは名指揮者として成功すると、音楽性を求めてオーケストラに猛烈なものを要求した。指揮は激しく、オーケストラ団員には従来の演奏からはみ出すほどの強烈さを求めた。その結果、ダニエルの身体は蝕(むしば)まれ、遂に心臓発作に襲われる。そこで、安静か引退を余儀なくされたダニエルは生まれ故郷のスウェーデン北部の村に名前を隠して戻るわけである。 これまでのダニエルの生活は、エージェントが8年先まで演奏旅行の予定を組んでいるというジェット機族の暮らしだった。しかし、帰郷した今、もはや予定は白紙。この雪深い小さな村で、ダニエルは有名人としての名とキャリアを隠してひっそりといたかった。彼は村の古い校舎を購入して静かに暮らし始める。心臓の状態は非常に悪く、医師がもう完全に消耗しきっていると診断しているくらい。ダニエルは安静を保って目立たず大人しく暮らしていこうと思っている。 しかし、名を隠していたのも時間の問題で、バレた。それで、気が進まないけれど、教会の聖歌隊を指導することになる。聖歌隊には色々なメンバーが。主婦も会社員も変わった人も。こういう人たちの合唱の指揮をし、精神的なリーダーにもなっていく。また、愛情と衝突とを招くようになる女性が三人登場する。レナ(フリーダ・ハルグレン)はブロンドの爽やかな若い女性で、生きるのに前向き。レナは指揮者ダニエルと恋をするのかな。ガブリエラ(ヘレン・ヒョホルム)は声が綺麗で(ヘレン・ヒョホルムは本物の有名な歌手だそうだ!)、夫は妻に暴力をふるう嫉妬深い男。インガー(インゲラ・オルソン)は村の牧師であるスティグ(ニクラス・フォルク)と結婚している。スティグは罪の意識を背負っているらしい。 『 キッチン・ストーリーズ (2003) SALMER FRA KJOKKENET (原題) / KITCHEN STORIES (英題) 』に出演のレナート・ヤーケルが Arne という役でどこかに登場している筈だ。ダニエルは聖歌隊の練習を工夫を凝らして行なっていった結果、完璧さも夢ではなくなるほどのハーモニーが生まれていく。しかし、聖歌隊が合唱祭のビッグコンテストに出場する準備が整った頃、グループ内では口論や中傷といった問題に見舞われる。と同時に指揮者ダニエルの身体も危険に晒されていた…。 情熱やユーモアや悲しさ。こういう要素が織り成す『 歓びを歌にのせて 』には笑いも泣きもある。それに数々の典型の登場人物。救世者、傷心の子、不思議な魅力のある子、芸術家、教師、聖職者、虐待者、DVの犠牲者、乱暴者、そして神々しい者。こういう登場人物達は人生を正直にありのままに見せる。この村に帰ってきて、ダニエルは初めて発見することばかり。ここからダニエルの新しい人生が希望と共に始まるのだ、という物語だ。聖歌隊の歌声が素晴らしいというから、その天使のような音楽性ゆえにタイトルが「 AS IT IS IN HEAVEN (直訳:天国のように)」なのだろうか。日本公開時コピーは「心に響け!天使の歌声」。 ▲TOPへ ■映画『 歓びを歌にのせて AS IT IS IN HEAVEN 』の受賞 映画『 歓びを歌にのせて 』が第77回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたのはスウェーデン本国でもビックリらしい。何故なら、スウェーデンでは何の賞も受けていないから。 ただし、『 歓びを歌にのせて 』はノミネートはされている。スウェーデンの代表的な映画賞である「 Guldbagge Awards 」で、 2005 年に8部門でノミネーションを受けている。因みに、「 Guldbagge Awards 」とは「 Golden Beetle (金色のカブトムシ)」という可愛い名称だ。 |
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【『 歓びを歌にのせて 』のスタッフとキャスト】 | |||||||||||||||||||||||||||
監督: ケイ・ポラック Kay Pollak (Directed
by) 製作: アンデシュ・ビルケランド Anders Birkeland (producer) Goran Lindstrom (producer) 脚本: ケイ・ポラック Kay Pollak (Writing credits) 撮影: ハラール・グンナル・ポールゴール Harald Gunnar Paalgard (Cinematography by) 編集: Tomas Tang (Film Editing by) 音楽: ステファン・ニルソン Stefan Nilsson (Original Music by) 出演: ミカエル・ニュークヴィスト Michael Nyqvist as Daniel Dareus フリーダ・ハルグレン Frida Hallgren as Lena ヘレン・ヒョホルム Helen Sjoholm as Gabriella レナート・ヤーケル Lennart Jahkel as Arne ニクラス・フォルク Niklas Falk as Stig インゲラ・オルソン Ingela Olsson as Inger Per Morberg as Conny Axelle Axell as Florence Lasse Petterson as Erik バルブロ・コルベルイ Barbro Kollberg as Olga Ylva Loof as Siv Ulla-Britt Norrman as Amanda Mikael Rahm as Holmfrid ▲TOPへ |
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ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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映画『 歓びを歌にのせて (2004) SA SOM I HIMMELEN (原題) / AS IT IS IN HEAVEN (英題) 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com Hollywood Reporter: As It Is in Heaven http://www.hollywoodreporter.com/thr/reviews/review_display.jsp? vnu_content_id=1000726112 last three movies (rating) http://www.lynchnet.com/anyboard/General_Discussion/posts/51373.html Nordic Film & TV fund http://www.nftf.net/Newsletter/NL-050112.html the film experience: foreign contenders 2004 http://www.thefilmexperience.net/Awards/foreignptoy.html |
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■映画『 歓びを歌にのせて 』の更新記録 2005/01/30新規: ファイル作成 2005/04/04更新: ◆データ追加 2005/11/21更新: ◆タイトル変更 2006/03/28更新: ◆データ追加 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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