寒椿・カンツバキ@映画の森てんこ森 
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映画の森てんこ森・幸田幸のパパ=キャツピ&めん吉のブログ【ぼろくそパパの独り言】
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12/12(金)寒椿・カンツバキ

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表紙サブタイトル@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】
 このブログは幸田幸@映画の森てんこ森のパパ
=屋根裏部屋のピアノ弾きchiazpi(キャツピ)&
饂飩長屋の麺場吉次郎(めん吉=メンキチ)」が綴る
【ぼろくそパパの独り言】です。

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12/12(金)濃緑色の葉っぱとのコントラストで華やかに映えて人目をひく紅赤の寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】

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【ぼろくそパパの独り言】:寒椿・カンツバキ
記事作成:幸田幸@映画の森てんこ森のパパ・キャツピ&めん吉
記事編集日:2008年12月12日(金)
饂飩長屋麺場吉次郎で使っている「めん吉」割箸

@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】
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 今日のブログは「12/12(金)寒椿・カンツバキ」。トップ画像は「寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)」です。画像又はここをクリックするとスライドショーがご覧になれます。昨日のブログはめん吉の「12/11(木)ムギチョコ(麦チョコ)」駄菓子でしたが、今日は屋根裏のピアノ弾きキャツピ担当の花木ブログ「寒椿・カンツバキ」です。

 生垣の寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)の花が今年も咲き出し、家の一番咲きの寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)の花は既に花びらを落としている。
 関西では寒椿(カンツバキ・寒つばき)は、獅子頭(シシガシラ)と呼ぶ。
 めん吉は寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)は昔からツバキ(椿・つばき)の一種だと言うのでアレコレ調べた。

【カンツバキ (寒椿)】
・別名 シシガシラ(獅子頭)
・学名 Camellia sasanqua cv Fujikoana
・Camellia(カメリア) : ツバキ科ツバキ属
・sasanqua(サザンカ) : サザンカ(日本名)
・Camellia(カメリア)は、17世紀のチェコの宣教師「Kamell カメル」氏の名が由来。

 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)は、「サザンカ(山茶花・さざんか)」と「ヤブツバキ(藪椿)」との交雑によって生まれた古い園芸品種だが、起源は不明である。花は直径7〜9cmで赤系の色が多く、花には香りが無い。白・ピンクなど50品種ほど知られている。若い枝や葉にはサザンカと同じように毛が生えている。葉は深緑色の細長い長さ3〜7cmの楕円形でやや厚い革質で光沢があり、互生(互い違いに生育)する。葉の先は尖(とん)がり、葉の縁(ふち)には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。家の寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)の花を手でちぎると蜜で手がネトネトになる。
 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)は、庭園樹・公園樹・道路樹として用いられる一方、冬の花の少ない時期だけに赤やピンクや白の八重咲きの花は貴重で生け花の材料として冬の定番である。

 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)は、サザンカ(山茶花・さざんか)とは葉っぱも花も開花時期もほぼ同じでなかなか見分けがつきにくい。


12/12(金)濃緑色の葉っぱとのコントラストで華やかに映えて人目をひく紅赤の寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】

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 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)は、単純に「寒椿」の名前からして、寒いときに咲くツバキ(椿・つばき)だと思いがちだが、特徴はサザンカ(山茶花・さざんか)だ。
 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)はサザンカの園芸品種の変種だといわれているが、寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)がサザンカの園芸品種という説に対して、異なった説もあるようだ。

 よくツバキ(椿・つばき)とサザンカ(山茶花・さざんか)の違いは花の散り方だと聞く。しかし厳密に言うとそうとは限らないらしい。

 「桜散る、梅は零(こぼ)れる、椿落つ、牡丹崩れる」という言い回しがある。「椿落つ」という表現は正にツバキ(椿・つばき)は花が丸ごと落ちることを連想させる。一方サザンカ(山茶花・さざんか)は花びら(花弁)が一枚ずつ散る。家の寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)の花びら(花弁)の散り方は当然一枚ずつ散る。

 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)は、花びら(花弁)と雄しべが合着する点はツバキ(椿・つばき)と同じだが、花びら(花弁)はサザンカ(山茶花・さざんか)と同様一枚ずつばらばらになって散るということは、ツバキとサザンカの両種の特徴を併せ持っているということだ。厳密には、雌しべの子房に密毛があることを基準に、サザンカ(山茶花・さざんか)に分類するのだそうだ。

 一応、寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)についてネットで千葉大学の藤井先生の以下のページを見つけたので紹介し引用しておく。
<http://www.h.chiba-u.ac.jp/soudan/jyumoku/sazanka.htm
 サザンカと寒椿の判別方法を教えてください。
 寒椿はサザンカの品種の一群です。サザンカは日本に自生する樹木ですが、多くの品種があり、その品種の中にサザンカ群、カンツバキ群と呼ばれている種類があります。サザンカ群の特徴は、自生サザンカと同様、10-12月に開花し、花は一重、二重で八重咲きはありません。
 一方、カンツバキ群は、花期が12-3月で八重咲きです。樹形はサザンカ群が樹高5、6mになるのに対して、カンツバキ群は横に広がります。(回答者:藤井英二郎)>

 うん、これを読んで我が家の裏の寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)を見てめん吉も一応納得する。
 めん吉曰く、「まあ、寒い冬に頑張って咲いてワイらを楽しませてくれてたら、ツバキでもサザンカでもどっちでもエエわ!」


 因みに、寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)の名前をタイトルにした宮尾登美子著の女流文学賞作品『寒椿』がある。宮尾登美子女史は今年2008年ヒットしたNHK連続テレビ大河ドラマ『篤姫』の原作『天璋院篤姫』の著者でもある。また、ツバキ(椿・つばき)と聞くと黒澤明監督の名作『椿三十郎』。昨年2007年森田芳光監督の手により織田裕二、豊川悦司らのリメイク映画『椿三十郎』が話題になった。また、ツバキ(椿・つばき)といえば『椿姫(La Dame aux camelias)』、アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ) Alexandre Dumas fils の古典小説、ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi)オペラ『椿姫(La traviata ラ・トラヴィアータ「道を誤った女」』)、バレエ椿姫が思い浮かぶ。


 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)は、真冬の花の少ない時期に咲くのでその存在感は大きい。それに沢山の蕾(つぼみ)が順番に開き、紅赤の花を咲かせてくれる息の長い植物の1つで大いに好まれている。一般的に街の木々が紅葉から落葉し、花は少なくなり街は殺風景な冬景色となる頃、寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭・シシガシラ)は注目される。今年は温暖化で例年より目立つのが早いと思うのは気のせいかな?

 寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)の八重咲きや千重咲き・獅子咲きの赤は、ホッとした和みと温かさ、そして時には命に勢いを与えてくれる。
 キャツピは寒椿(カンツバキ・寒つばき・獅子頭)が濃緑色との葉っぱとのコントラストに映えてボロクソ華やかに感じられて好きだ。


めん吉の「サザンカ(山茶花・さざんか)」へ⇒
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【寒椿・カンツバキ】関係参考資料

カンツバキ(寒椿)
 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/
kantubaki.html
ツバキ - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%AD
サザンカ - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%84%
E3%83%90%E3%82%AD
カンツバキ(Camellia hiemalis)ツバキ科カメリア属
 http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/nishigawa/
kantsubaki.html
Camellia_hiemalis - カンツバキ寒椿 - 埼玉県ホームページ
 http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BQ30/treelist/
Filename634.htm
自然観察学習館 - 日本万国博覧会記念機構
 http://park.expo70.or.jp/gakusyukan/sizenjoho/info_hana/
hana_data/sazanka/sazanka02.html
椿三十郎 - Wikipedia(1962年1月1日公開の黒澤明監督映画)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E4%B8%89%E5%8D%81%
E9%83%8E
椿三十郎 (2007年の映画) - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E4%B8%89%E5%8D%81%
E9%83%8E_(2007%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
宮尾登美子 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B0%BE%E7%99%BB%
E7%BE%8E%E5%AD%90
『寒椿』宮尾登美子|新潮社
 http://www.shinchosha.co.jp/book/129316/
大河ドラマ 篤姫
 http://www3.nhk.or.jp/taiga/index.html
椿姫 (小説) - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E5%A7%AB_(%E5%B0%
8F%E8%AA%AC)
Alexandre Dumas fils - Wikipédia(フランス語Wikipedia)
 http://fr.wikipedia.org/wiki/Alexandre_Dumas_fils
アレクサンドル・デュマ・フィス - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%
E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83
%A5%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9
椿姫 (オペラ) - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E5%A7%AB_(%E3%82%A
A%E3%83%9A%E3%83%A9)
ジュゼッペ・ヴェルディ - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%BC%
E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83
%87%E3%82%A3

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