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【恭子の動画映像ブログ】 2016年1月30日(土)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ |
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ブラック・スキャンダルのネタバレ |
映画『 ブラック・スキャンダル 』の解説
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Trailer Courtesy of Warner Bros. Pictures
(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,
CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC,
RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND
RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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ブラック・スキャンダルのネタバレ |
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【ブラック・スキャンダルのネタバレ】
今日のタイトルは「ブラック・スキャンダルのネタバレ」です。
そしてYouTube動画映像版は映画『ブラック・スキャンダル』の予告編です。
映画『 ブラック・スキャンダル (2015) BLACK MASS 』の映画解説はこちらから。
このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『
ブラック・スキャンダル (2015) BLACK MASS 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。
■映画『ブラック・スキャンダル』の劇場公開
2016年1月30日(土)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー!!
※日本配給情報:劇場公開(ワーナー・ブラザース映画)
※ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『
ブラック・スキャンダル (2015) BLACK MASS 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
Warning!The items below here contain information
that may give away important plot points.
You may not want to read any further if you've
not already seen this title.
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
映画『 ブラック・スキャンダル (2015) BLACK MASS 』は実話であり、ディック・レイアとジェラード・オニールというボストン・グローブ誌の元新聞記者が書いた“Black
Mass: Whitey Bulger, the FBI, and a Devil's
Deal(黒ミサ: ホワイティ・バルジャーとFBIと悪魔の取引)”というノンフィクション記事が映画化されたものだ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
映画『ブラック・スキャンダル』の英語原題の『Black Mass』とは、「黒ミサ(司祭が黒衣を着る死者ミサ・主に西洋の文学作品に描かれる、ローマ・カトリック教会に反発するサタン崇拝者の儀式)」「悪魔のミサ(特に19世紀末の悪魔崇拝者がミサをちゃかして行なったという)」の意味があるが、『
ブラック・スキャンダル (2015) BLACK MASS 』映画内容はFBIとマフィアの取引・密約を描く。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
ジョニー・デップ(『 チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 (2015)
MORTDECAI 』等)が演じるのが、FBI史上、最も高額な懸賞金のかかった冷酷な“凶悪犯”ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーだ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
ジョニー・デップはオールバックの薄い髪の毛というウィグでいつものジョニデから完全に変身。でも、ポスターやスチル写真に惑わされないで大丈夫。サングラスにジーンズに革ジャン、精悍な風貌、鋭い冷酷な青い瞳で、やはり天下のイケメン、ジョニー・デップですから。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
映画『ブラック・スキャンダル』の始まりは、DEA麻薬取締局員エリック・オルセン(ロニー・ファーマー:『
ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』等)がケヴィン・ウィークス(ジェシー・プレモンス:『
ザ・マスター (2012) THE MASTER 』等)を尋問するシーンから。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
サウス・ボストンのアイルランド系マフィア、ウィンターヒル・ギャングとの関わりや元FBI捜査官ジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン:『
エクソダス:神と王 (2014) EXODUS: GODS AND
KINGS 』等)との密約について吐け、と迫る。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
殊に、ケヴィン・ウィークスの元ボスでウィンターヒル・ギャングを率いた、逃亡中のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ:『
ラム・ダイアリー (2011) THE RUM DIARY 』等)について知っていることを全て吐け、と迫るのだ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
そして映画は1975年に遡る。アイルランド系マフィア、ウィンターヒル・ギャングのジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーは通称ホワイティとして知られているが、家族や“ファミリー”の間ではジミーとも呼ばれていた。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
ホワイティ・バルジャーの右腕はスティーヴン・“ザライフルマン”・フレミ(ロリー・コクレイン)で、新顔のケヴィン・ウィークス、冷酷な殺し屋ジョニー或いはジョン・マルトラーノ(W・アール・ブラウン:『
ローン・レンジャー (2013) THE LONE RANGER 』等)、トミー・キング(スコット・アンダーソン:『
タイタニック (1997) TITANIC 』等)らの手下がいる。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
ケヴィンがホワイティの通うバーで用心棒をしたりして、このアイルランド系マフィア、ウィンターヒル・ギャングはサウス・ボストンの裏社会を牛耳っている。暴力沙汰は日常茶飯事。麻薬取引も殺人も容赦ない。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
そこに、ボストンのノースエンドのイタリア系マフィア、アンジュロ・ファミリーが台頭してきて、幅を利かせるようになった。ジェリー・アンジュロ(ビル・ヘイムズ)ら兄弟のマフィアだ。麻薬に暴力に売春にと、悪を重ねているライバルのギャングである。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
ホワイティはケヴィンとアンジュロ・ファミリーの一員とビーチまでドライブしていき、そのアンジュロの一員をボコボコに殴り殺して放置して帰った。こういう冷酷な男。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
しかし、ホワイティが暮らすサウス・ボストンの街では人に好かれている。道で出会う老女に、アルカトラス(『
奪還 DAKKAN アルカトラズ (2002)
HALF PAST DEAD 』参照)での労働体験を訊かれたりしても、優しく挨拶して答えるほど。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
帰宅すれば母親(メアリー・クラグ:『 ディパーテッド (2006) THE DEPARTED 』等)とジン・ラミー<二組でするトランプ遊びラミーの種類で、手札の合計が10点以下になったらプレーヤーは上がりになる>をしてお金を渡せるようにする孝行息子でもある。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
ちょっと不似合いだと思うが、こんなギャングに、マサチューセッツ州議会の上院議員をしている弟ウィリアム・“ビリー”・バルジャー(ベネディクト・カンバーバッチ:『
8月の家族たち (2013) AUGUST: OSAGE COUNTY 』等)がいて、夕食を共にした。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
ホワイティとビリーのバルジャー兄弟の幼馴染で、以前はボストン住まいだったFBI捜査官ジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン:『
エクソダス:神と王 (2014) EXODUS: GODS AND
KINGS 』等)がサウス・ボストンに戻ってきて結構FBIで有名になっている。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
そのコナリーは、ホワイティ・バルジャーに近づきたくて、弟のビリー・バルジャーをランチに誘って話を聞こうとするが、ビリーは何も話さない。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
後にコナリーはホワイティと会い、こんな提案を持ちかける。イタリア系マフィア、アンジュロ・ファミリーを潰すために情報屋になってくれ、共通の敵である奴らを排除しよう、と。FBIのための密告者になるなんてまっぴらだ、とホワイティは一旦は断る。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
しかし、よく考えてみれば、FBIに協力すれば、仲間・ファミリー・自分自身にとって好都合だし保護もされるわけだ。罪を犯しても見逃してもらえるという密約、取引なのだから。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
そして決断を決定的にしたのが、ホワイティの手下が敵のアンジュロ・ファミリーに殺害された事件だ。ホワイティはFBI捜査官コナリーとの取引に応じて情報屋になる決心をし、右腕のフレミに伝える。フレミは驚く。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
コナリーはFBI主任捜査官チャールズ・マグワイア(ケヴィン・ベーコン:『
ラブ・アゲイン (2011) CRAZY, STUPID, LOVE. 』等)にその旨を伝えるが、マグワイアは疑心的。お手並み拝見、といった構えである。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
同僚のFBI捜査官ロバート・フィッツパトリック(アダム・スコット:『
ザ・スナイパー<未> (2005) THE MATADOR 』等)の反応もいま一つ。そんなコナリーを支えてくれるのが、同僚ジョン・モリス(デヴィッド・ハーバー:『
エンド・オブ・ウォッチ (2012) END OF WATCH 』等)だ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
ホワイティが手下とドライブしていると、警察官に出会い、アンジュロ・ファミリーがお前らウィンターヒル・ギャングにメッセージを送ろうとしているとさ、と話す。それを聞いて、事情を知らないトミーは激昂するので、フレミとマルトラーノが引き留めた。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
バーに入ってもトミーは怒りが収まらないで、ホワイティにも食ってかかる。ホワイティに喧嘩を吹っかけるので、じゃあ撃てよ、とホワイティが諭すと、トミーはやっと落着きを戻した。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
ホワイティは結婚はしていないが、恋人リンゼイ・シール(ダコタ・ジョンソン:『
ソーシャル・ネットワーク (2010) THE SOCIAL
NETWORK 』等)との間に小学生の息子ダグラス・シール(ルーク・ライアン)がいて可愛がっている。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
そのダグラスが学校で同級生を殴って問題となった。この時ホワイティは幼い息子に何とこう教えるのだ。皆が見ている所で殴るからトラブルんだ、と。息子は、誰も見ていなければ殴ったって大丈夫なんだ、と子供心に悟る。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
これがこの映画『ブラック・スキャンダル』の主人公ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの人生観の神髄だ。殺人など罪を犯しても、誰も目撃していなければ何もなかったこと、というのがジョニー・デップ演じるこの冷酷な凶悪犯の態度なのである。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
だから、当局内に“味方”がいるお蔭で、麻薬取引、殺人、恐喝といった悪事を何年間もやり続けても、ライバルの犯罪組織の情報と交換に全て見逃してもらえるわけである。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
実際、FBI捜査官ジョン・コナリーは、情報提供者である限り、殺人を犯したり重大犯罪をしでかしたりするなよ、とホワイティに懇願するけれど、ホワイティは完全に無視して蛮行を実践していくのだ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
盾ついたトミーを橋まで連れ出すと、ホワイティはあたかも許したかのようなふりをしながら、フレミにトミーの頭を撃たせて処刑。冷血のギャングである。ホワイティとフレミは死体を橋の下に埋める。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
橋の下はホワイティと子分たちが大勢の死体を埋めた場所で、謂わば「バルジャーの埋葬地」とも言える。これは映画冒頭の尋問シーンで麻薬取締局員オルセンにケヴィン・ウィークスが言及もしている。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
そんな矢先、ホワイティとリンゼイの息子ダグラスがライ症候群<脳や肝臓に障害を及ぼす稀な疾患>を患って入院した。生命維持装置を付けられて微動だにしないダグラスは、このままでは脳死となる。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
母親リンゼイは、息子に蘇生の望みがないのを悟ると、管を引き抜く。父親であり“夫”のホワイティがその行為を「殺人者」だ、と責めると、リンゼイは「偽善」だと彼に指摘して涙にくれて出て行った。ホワイティはテーブルをひっくり返して感情を露わにする。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
1981年には、ホワイティはウィンターヒル・ギャングで確固たる地位を築いていた。しかし肝心のアンジュロ・ファミリーに関してはコナリー捜査官に結果を残せていない。また、愛する息子の死以来、ホワイティの暴力はますます激化したし、リンゼイとも別れた。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
ホワイティはブライアン・ハロラン(ピーター・サースガード:『
ブルージャスミン (2013) BLUE JASMINE 』等)というコカイン常用者らも味方にした。ハロランはコカイン漬けでドラッグディーラー二人を公衆の面前で殺してしまう。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
ホワイティがアンジュロ・ファミリーに関する情報を遂にコナリー捜査官に渡せる日が来た。アンジュロ・ファミリーのアジトを教えられたのだ。この情報のお蔭でFBIは盗聴器を仕掛けて、麻薬取引内容を聞き取ることが出来る。これが功を奏してアンジュロ・ファミリーは一網打尽となった。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
コナリー捜査官は一躍ヒーローになり、ホワイティはライバルギャングがいなくなって“仕事”が余計にやり易くなる。コナリー捜査官がホワイティらギャングと親しげにするので、妻マリアンヌ・コナリー(ジュリアンヌ・ニコルソン:『
8月の家族たち (2013) AUGUST: OSAGE COUNTY 』等)は不安でたまらない。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
ワールド・ハイアライ<球技の一種>の横領計画から外されたホワイティ。報復として、ハイアライのオーナーのロジャー・ホイーラー(デヴィッド・ドゥ・ベック)を毎週恒例のゴルフの後にマルトラーノに殺させる。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
それに、その計画の元橋渡し役ジョン・キャラハン(ビル・キャンプ:『
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) (2014)
BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE) 』等)も殺させて、車のトランクに詰め込んだ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
ホワイティは、殺人計画を聞いてしまったブライアン・ハロランは信用できないからと去らせるが、ハロランは生命の危険を感じてFBIに駆け込み、コナリー捜査官とモリス捜査官にバラした。しかし、この密告はコカイン中毒の幻想だとして、相手にしてもらえない。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
コナリー捜査官はセント・パトリックス・デイ・パレード<「緑の日」とも呼ばれ、ニューヨークやボストンなど、アイルランド系移民の多い地域で盛大に祝われる。>でホワイティにロジャー・ホイーラー殺害の真偽を尋ねる。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
ホワイティは無言で通したが、誰がチクッたか分かっている。ハロランが車に乗っている時に、ホワイティは先ず無垢の同乗者を射殺、そして狂気のように逃げるハロランをライフルで狙う。脚を撃って苦痛で悲鳴を上げるハロランを、今度は銃で三発も撃って亡き者とした。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
後日、フレミの継娘で売春婦をしているデボラ・ハッセイ(ジュノー・テンプル:『
マレフィセント (2014) MALEFICENT 』等)を、ホワイティとフレミは警察署から保釈させた。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
刑事達に何か喋ったかとホワイティが訊くと、あなたに不利となることは一切、言っていないと語るデボラ。だが、冷酷ホワイティは信じている素振りをしながら、絞め殺す。しかも、継父のフレミの面前で。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーのどんどん激化する暴力や殺人、予期できない行動に、コナリー捜査官はバルジャーの恐ろしさの深遠さを悟り、情報提供関係は悪化していく。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
ちょうどそんな折、“ブルドッグ検察官”の異名をとる地方検事フレッド・ワイシャック(コリー・ストール:『
アントマン (2015) ANT-MAN 』等)が合衆国検事補佐としてボストンFBI本部へ異動してきた。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
コナリー捜査官はボストン・レッドソックスの試合のチケットを二枚持って、ワイシャック検事と親しくしようと試みるも、堅物“ブルドッグ検察官”は断って、そんなことよりもバルジャーの逮捕が先決だ、と言い放つ。何年間もどうやって逮捕を免れてきたのか不審がる。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
ホワイティ・バルジャーの失脚に追い打ちをかけるように、母が亡くなった。最愛の母親なのに、参列出来る立場ではないのだ。ベネディクト・カンバーバッチ扮する弟ビリーらが仕切る葬儀を、離れたバルコニーから見守ることしかできない。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
ある晩、コナリー捜査官の自宅でホワイティ、フレミ、モリス捜査官も同席してディナーを共にした。コナリー捜査官の妻マリアンヌは姿を見せない。夫がギャングとつるんでいるのが嫌なのだ。そんなマリアンヌを、ホワイティは威嚇的に脅す。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
また、モリス捜査官が料理したステーキが美味しいのでホワイティが秘訣を聞くと、初めは家庭の秘伝の味だと言って教えるのを拒んだのに、もっとしつこく訊くとニンニクと醤油味だと明かした。と言うことは、モリスは信用ならない男だとホワイティは頭に入れる。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
今はIRAアイルランド共和国軍への武器密輸がホワイティ・バルジャーの最大関心事である。それを、ウィンターヒル・ギャング内部の情報屋ジョン・マッキンタイア(ブラッド・カーター)が告発した。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
これもコナリー捜査官の内部情報に従い、ホワイティを始めとするウィンターヒル・ギャングはマッキンタイアをボコボコにした挙句、絞め殺した。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
ワイシャック検事とケヴィン・ベーコン扮するマグワイアFBI主任捜査官は、コナリー捜査官とホワイティ・バルジャーとの関係を洗い出し、ホワイティが情報を流す役割を果たしコナリー捜査官は悪事を見逃していたことを突き止める。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
更に、モリス捜査官はコナリー捜査官とホワイティ・バルジャーとの関係を訴追免除と交換で暴露したのだ。やはり信用できない男だった。モリス捜査官はボストン・グローブ誌にまで暴露した。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
ボストン・グローブ誌の第一面に掲載された大々的記事は、FBIの組織犯罪との関係を暴き出した。この記事のために、ホワイティ・バルジャーは自分の組織ウィンターヒル・ギャングでの統制力を失い、組織は崩壊した。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
それが、このネタバレ冒頭にも述べた、ボストン・グローブ誌の元新聞記者ディック・レイアとジェラード・オニールが書いた“Black
Mass: Whitey Bulger, the FBI, and a Devil's
Deal(黒ミサ: ホワイティ・バルジャーとFBIと悪魔の取引)”というノンフィクション記事である。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
ジョン・マルトラーノ、スティーヴン・“ザライフルマン”・フレミ、ケヴィン・ウィークスは逮捕された。そしてFBI捜査官ジョン・コナリーも逮捕された。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
ホワイティ・バルジャーの弟ビリーは、兄の件を既に聞いて自宅の居間で憂鬱にしている。そこへ兄ホワイティが公衆電話からかけてきた。ちょっと姿を隠すからさよならを言おうと思って、と伝えた後、ホワイティは逃走の旅へと消えていった。FBIはその時点で25万ドル(1ドル=100円換算として2500万円)の懸賞金でホワイティ・バルジャーを指名手配する。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
ホワイティ・バルジャーは恋人キャサリン・グレイグ(シエナ・ミラー:『
アメリカン・スナイパー (2014) AMERICAN SNIPER 』等)と16年間の長期逃亡生活を共にする。シエナ・ミラーは二週間の撮影は済んだが、結局はスコット・クーパー監督の決断でシーンはカットされてしまった。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第60段落】
エンディング。ジョン・マルトラーノとケヴィン・ウィークスは服役を経て、現在はボストンの街を闊歩している。スティーヴン・フレミは十件の殺人の罪を認め、無期懲役で服役中だ。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第61段落】
ホワイティの弟ビリー・バルジャーは上院議員を辞めてマサチューセッツ大学長になったが、兄ホワイティ・バルジャーと接触していたことが明らかになって辞任させられた。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第62段落】
ジョン・コナリーはコナリーを支持してくれた筈の同僚ジョン・モリスにバルジャーとの密約を証言されてしまって、ジョン・キャラハンの第二級殺人罪で州刑務所での懲役40年を言い渡された。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第63段落】
2011年6月。ホワイティ・バルジャーは16年間の逃亡生活の末、居場所を密告されてホテルの外で即座に逮捕された。逮捕時には、FBI史上、最も高額な200万ドル(約2億円)という懸賞金がかかっていた。恋人キャサリン・グレイグは犯人隠匿罪で8年間の実刑を言い渡された。
【ブラック・スキャンダル/あらすじ結末までネタバレ満開 第64段落】
実在のホワイティ・バルジャーはジョニー・デップみたいなイケメンではない。1929年9月生まれで白い顎髭でスキンヘッドの88歳。終身刑2回および他の諸犯罪の廉でプラス五年間の懲役という裁きを受けて服役中である。
以上。
※<ブラック・スキャンダル>のテキストは、<『BLACK
MASS』-Wikipedia英語版、『BLACK MASS』-IMDb、『BLACK
MASS』関連サイト英語版の翻訳、映画『ブラック・スキャンダル』-Wikipedia、『ブラック・スキャンダル』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ブラック・スキャンダル>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。
テキスト:幸田幸
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