塔の上のラプンツェル@映画の森てんこ森
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 映画の森てんこ森■映画解説と予告編とレヴュー
塔の上のラプンツェル (2010)
TANGLED
※クリックでYouTube『塔の上のラプンツェル TANGLED』予告編へ
※予告編はYouTube「共有」モードで掲載。Trailer Courtesy of ClevverMovies
(C)Disney Enterprises, inc. All Rights Reserved.
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【 目次 】
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の解説
 ネタばれが含まれている場合があります。
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の映画データ
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のトリビア
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のスタッフとキャスト
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のあらすじ
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。
 ※ご注意:映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の感想
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』Wikipedia情報
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』リンク
 ★映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』データ箱
■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の更新記録

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■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の解説

塔の上のラプンツェル
映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』ポスター
Links:  Official Web Site(日本語)
Official Web Site(英語)
Trailers:  日本語予告編
英語予告編
IMDb予告編
Poster Courtesy of IMDb
【解説】

「私は知りたい──新しい世界を」
グリム童話から生まれた、ディズニー長編アニメーション第50作記念作品

 1937年の『白雪姫』以来、『ピーター・パン』(1953)、『美女と野獣』(1991)など数々の珠玉の名作アニメーションを生み出してきたディズニーから、記念すべき第50作目のディズニー・アニメーションが誕生する。それは、出口のない高い塔に暮らす、少女ラプンツェルの物語。自由自在に操れる驚くほど長い髪を持つ彼女は、これまで18年間も塔の外に出たことがなかった。"魔法の髪"に導かれて、ついに彼女は新しい世界に旅立つ決意をする。その旅がやがて、自分に隠された驚くべき"秘密"を明かすことになるとは知らずに...。

 "髪長姫"としても知られるグリム童話のヒロイン、ラプンツェル(声:マンディ・ムーア『ウォーク・トゥ・リメンバー (2002) A WALK TO REMEMBER 』)。高い塔の上に暮らし、驚くほど長い髪を持つこの有名な少女を主人公に、ディズニーから全く新しい物語が誕生した。『塔の上のラプンツェル』──それは、新しい世界へ一歩を踏み出そうとする全ての人に捧げる、空前のアドベンチャー・ムービーだ。"魔法の髪"に秘められた謎を追いながら、観客はダイナミックなアクションと美しい映像に息をのみ、未知なる世界に挑むラプンツェルの冒険にエールを贈らずにはいられない。好奇心いっぱいの勇敢なヒロイン、ラプンツェルの旅の道連れは、お尋ね者の大泥棒フリン。塔の外の世界で彼女が出会う、生きることの喜びや悲しみ、そして初めての恋...。この春、ディズニー史上最もミステリアスで、最もドラマティックな物語が幕をあける。

 『 白雪姫と鏡の女王 (2012) MIRROR MIRROR 』『 リトル・マーメイド/人魚姫 』『美女と野獣』『アラジン』など数々のアカデミー賞に輝く作曲家、アラン・メンケンが手掛けた珠玉のミュージカル・ナンバーも大きな魅力のひとつ。さらに、ディズニー デジタル3Dが可能にしたスーパー・リアルな3D映像(※2D同時公開)が、物語の興奮と感動を増幅させていく。ディズニー映画ならではの"伝統"と、ディズニー映画の常識を打ち破る"斬新さ"が見事に融合した、ディズニー・アニメーションの新時代の到来を告げるエポック・メイキングな作品の誕生である。


※以上はEPK(プレス向け資料)に映画リンクを加えて掲載
(C)2010 Sony Pictures Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
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■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のデータ
■邦題:塔の上のラプンツェル
■英語題・原題:TANGLED
■メディア:映画/アニメ/カラー
■上映時間:100分
■製作国:アメリカ合衆国
■制作会社:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
■製作年:2010年
■製作費:$260,000,000(推定)
■興行収入:アメリカ国内=$194,104,000
■海外興行収入: $310,100,000(2011年2月21日調査)
■全世界興行収入: $504,204,000
■アメリカ公開年月:2010年11月24日
■日本公開年月:2011年3月12日(土)
■配給情報:劇場公開(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)
■ジャンル:アニメ/コメディ/ファミリー
■映倫:G
■公式サイト(日本)
 『塔の上のラプンツェル』 http://www.disney.co.jp/movies/tounoue/
■公式サイト(英語版)
 『TANGLED』 http://www.disney.com/Tangled/ (英語)
■IMDb情報
 『TANGLED』 http://www.imdb.com/title/tt0398286/
■キャッチコピー:
 ★01:「私は知りたい──新しい世界を」
 ★02:ウォルト・ディズニー最新作!
    グリム童話から誕生した、全く新しい物語。
■劇場公開情報:2011年3月12日(土)
 2011年3月12日(土)より全国ロードショー

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■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のトリビア
ネタバレご注意:以下の『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のトリビアにはネタバレが含まれている場合があります。映画『塔の上のラプンツェル』をまだご覧になっていない方はご注意ください。
 Warning!Trivia items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#01
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』はディズニーの長編アニメーションの記念すべき50作目のタイトルで、3D映画である。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#02
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の原作は『グリム童話』(Die Kinder und Hausmarchen)に収録されている作品(KHM 12)。“ラプンツェル (Rapunzel)”は“髪長姫”と訳されることもある。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#03
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の原作のストーリーは、本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』とかなり異なる。原作を詳しく・・・

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#04
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の主人公“ラプンツェル (Rapunzel)”の名前の意味は、植物の「チシャ(萵苣・苣、チサとも)」を意味する。チシャは日本で日頃料理でよくつかうレタス(キク科のチシャ)ではなく、オミナエシ科の植物「ノヂシャ」のことで、欧米では若葉を食用としている。フランス語のマーシュ (Mâche) としても知られる。英語で、ラムズレタスなど (Lamb's lettuce, Corn salad) ともよばれる。ラムズレタスの若葉は、フランス料理などの洋食では料理の飾りとしてよく使われる。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#05
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のタイトル“TANGLED”の意味は、小学館提供の『プログレッシブ英和中辞典 第4版』で調べると、<[形]1 〈結び目などが〉もつれた, からんだ.2 〈事件・事態などが〉こみいった, 紛糾[混乱]した tangled proseこんがらがった文章.3 当惑した.>とある。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#06
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の製作総指揮のジョン・ラセター John Lasseter は5分の短編アニメ『ティン・トイ (1988) TIN TOY 』で アカデミー賞短編アニメ賞を受賞している。アニメ映画『トイ・ストーリー』のアニメーション監督としても著名で、ジョン・ラセターが製作に関わったタイトルは多く、本作『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』はじめ、『 メリダとおそろしの森 (2012) BRAVE 』『 カーズ2 (2011) CARS 2 』『 くまのプーさん (2011) WINNIE THE POOH 』『 トイ・ストーリー3 (2010) TOY STORY 3 』『 カールじいさんの空飛ぶ家 (2009) UP 』『 プリンセスと魔法のキス (2009) THE PRINCESS AND THE FROG 』『 崖の上のポニョ (2008) PONYO 』『 ウォーリー (2008) WALL・E 』『 マジシャン・プレスト (2008) PRESTO 』『 ボルト (2008) BOLT 』『 メーターの東京レース (2008) TOKYO MATER 』『 レミーのおいしいレストラン (2007) RATATOUILLE 』『 ルイスと未来泥棒 (2007) MEET THE ROBINSONS 』『 カーズ (2006) CARS 』『 Mr.インクレディブル (2004) THE INCREDIBLES 』『 ファインディング・ニモ (2003) FINDING NEMO 』などがある。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#07
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の製作総指揮のジョン・ラセターは、1980年代から宮崎駿との交流があり、同時に宮崎駿の大ファン。1987年の初来日時にはスタジオジブリを訪問している。その縁で、ジブリとピクサーは会社ぐるみの交流がある。また宮崎駿監督の作品『 千と千尋の神隠し (2001) SPIRITED AWAY 』のアメリカでの公開に際し、宣伝活動、翻訳総指揮を行っている。また、『 崖の上のポニョ (2008) PONYO 』では英語版・製作総指揮を務めている。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#08
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の音楽担当のアラン・メンケン Alan Menken のタイトルを調べるとアニメ関係の音楽が多い。アラン・メンケンは8回アカデミー賞を受賞している実力者である。『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』では作曲はアラン・メンケンが行い、歌詞がグレン・スレイターによって書かれた。アラン・メンケンは、新しい歌を作成するために1960年代のフォークロックと中世の音楽を混合するのを試みたと述べている。
アラン・メンケンのタイトルはこちらから

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#09
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のプロデューサーを務めたロイ・コンリ Roy Conli は他に今までに2タイトルあるが、一作は『 トレジャー・プラネット (2002) TREASURE PLANET 』である。因みに、本作『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』ではその他大勢の声の出演もしているようだ。クレジットされているがキャラクターは分からない。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#10
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のビジュアル・スタイル・映像は、フランスロココの芸術家であるジャン・オノレ・フラゴナール(Jean-Honoré Fragonard)による絵画『ぶらんこ(Les hasards heureux de l'escarpolette)』をベースとしているそうだ。因みに、フラゴナール(1732年4月5日 - 1806年8月22日)は、18世紀後半のフランスの代表的画家。フランス・ロココ美術の典型的な画家であるとともに、時代の変化のなかで、ロココ時代の最後を飾った画家である。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#11
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のタイトルについては、ディズニー・クラシックスの前作『プリンセスと魔法のキス』(2009年)は、高い評価を得て世界中でおよそ2億7千万ドルを稼いだが、それはディズニー社が予想していたよりも低い収益であり、原因は「プリンセス」を強調しすぎていたために男子層からあまり支持を得られなかったことにあると同社は考えた。ディズニーは男女両方へ映画を売り出すために、男性キャラクターのフリン・ライダーを強調し、また、タイトルを『ラプンツェル』(Rapunzel)から『タングルド』(Tangled)に変更した。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#12
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』を観たクエンティン・タランティーノ(『 シン・シティ (2005) SIN CITY 』『 キル・ビル Vol.2 (2004) KILL BILL: VOL. 2 』『 キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1 』等で監督・脚本、『 HERO (2002) HERO (英題) / 英雄 (原題) 』でプレゼンター、『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』等で脚本・製作総指揮、『 リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY 』に出演など)は、本作を2010年のベストで5位と評価した。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#13
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の制作費には、巨額の費用がかかっていてアメリカドルで2、6億ドルである。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#14
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の声優は、当初クリスティン・チェノウェスとダン・フォグラーがラプンツェルとフリンの声だった。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#15
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のヒーローの盗賊フリンの名前および文字は、『ロビン・フッドの冒険(1938)』の主役を務めた古典的俳優エロール・フリンからもらって、敬意を表わしている。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#16
 映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のヒーローの名前は最初は「フリン」ではなく、「Bastian バスチアン(バスティアン)」になる予定だった。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#17
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』では、グレン・キーンとディーン・ウェリングスが監督をする予定だったが、他の色々な意見があってバイロン・ハワードとネイサン・グレノに代わった。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#18
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の興行収入を見ると、2011年2月24日現在で、アメリカ国内興行収入は $194,104,000、海外で $310,100,000 、全世界の興行収入は $504,204,000 である。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#19
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の馬のマキシマスがフリンと戦うときに使う剣はローマ時代の剣である。これはどうも時代が錯誤しているようだが、これは馬の名前がマキシマスでローマ時代の名前だから、それは非常にふさわしい。と評されている。しかしよくよく考えるに、ラッセル・クロウが映画『 グラディエーター (2000) GLADIATOR 』で演じた名前がマキシマスで彼をイメージしてキャラクターを作ったかも?まあ、楽しいジョークなのかも知れない。これは私の勝手な推測です。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#20
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の世界興行収入は2010年で第9位であり、アニメーション映画としては『トイ・ストーリー3』(10億6300万ドル)、『 シュレック フォーエバー (2010) SHREK FOREVER AFTER 』(7億5000万ドル)、『怪盗グルーの月泥棒 3D』(5億2780万ドル)に次いで第4位であり、ディズニー映画としては第3位である。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#21
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のヒロイン・ラプンツェルの声を演じアニメの主役に命を吹き込んで存在感を浮き彫りにしたマンディ・ムーアは、以前映画の森てんこ森の幸田幸が『 ウォーク・トゥ・リメンバー (2002) A WALK TO REMEMBER 』のページで<ジェイミーを演じるのは才媛美女のマルチ・アーティスト、マンディ・ムーア、1984 年 4 月ニューハンプシャー生まれ 18 歳。(歌声も美しくチャーミングで私ってどうしょう?と思っているのでは?これって幸のヤッカミ)。>と書いてある。また『 レーシング・ストライプス (2005) RACING STRIPES 』でも優しい雌馬サンディーの声を演じてはいたが、この『 塔の上のラプンツェル 』で彼女の声優としての才能を改めて見直した。【気になる女優】マンディムーアはこちら⇒

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#22
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の製作総指揮を務め、ヒロインのラプンツェルのキャラクターを担当したグレン・キーン Glen Keane は、1980代末から現在に至るまで、スーパーバイジング・アニメーターとして多くの主人公格のキャラクターを手がけている。記憶に新しいタイトルでは、例えば、「アリエル」「野獣」「ターザン」「アラジン」「ポカホンタス」「ジョン・シルバー」などである。グレン・キーンはアニメーターとしての仕事に加え、子供向けの聖書寓話の本の作者およびイラストレーターをしている。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#23
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』でアニメーションスーパーバイザーをも務めているグレン・キーン Glen Keane の他に、スーパーバイザーを冠した人が他に、クレイ・ケイティス Clay Kaytis もクレジットされている。そして supervising animator の役職で Lino DiSalvo 、animation supervisor の役職でJohn Kahrs などのクレジットを見つけたが、アニメーションの役職については余り詳しく分からないのが残念です。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#24
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』では沢山のアニメーターがいる。IMDbのアニメ部門 Animation Department に日本名のような名前、Yuriko SenooMiyuki Kanno Long を見つけた。どんな方なんだろう?アメリカのアニメーションは、基本的にキャラクター別にアニメーターが割り当てられるらしいが、この『 塔の上のラプンツェル 』では何を担当しているのだろうか。因みに、Yuriko Senoo は『 スーパー・リノ (2009) Super Rhino 』『 ボルト(2008)BOLT 』『 ルイスと未来泥棒 (2007) MEET THE ROBINSONS 』『 チキン・リトル (2005) CHICKEN LITTLE 』『 カンガルー・ジャック (2003) KANGAROO JACK 』『 サラマンダー (2002) REIGN OF FIRE 』『 ダイナソー (2000) DINOSAUR 』などでアニメーターとしてクレジットされている。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#25
 本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』で脚本を担当しているダン・フォーゲルマン Dan Fogelman のフィルモグラフィーを見ると、
【フィルモグラフィー】※2014年5月16日(金)更新
ラスト・ベガス (2013) LAST VEGAS 』 脚本
『 人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル〜 (2012)<未> 』 製作総指揮/脚本
ラブ・アゲイン (2011) CRAZY, STUPID, LOVE. 』 脚本
塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』 Anime 脚本
『 ボルト (2008) 』 Anime 脚本
『 ブラザーサンタ (2007) 』 原案/脚本
等の映画作品がある。

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#26
 調査中・・・

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#27

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#28

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#29

◆『塔の上のラプンツェル』 トリビア#30


※『TANGLED』-Wikipedia、『TANGLED』-IMDb、『塔の上のラプンツェル』EPK引用
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■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のスタッフとキャスト
監督 Directed by:バイロン・ハワード Byron Howard
   ネイサン・グレノ Nathan Greno
製作 Produced by:ロイ・コンリ Roy Conli
製作総指揮 executive producer:グレン・キーン Glen Keane
   ジョン・ラセター John Lasseter
脚本 written by:ダン・フォーゲルマン Dan Fogelman
原作童話 fairy tale:グリム兄弟 Grimm Brothers
   Jacob Grimm ヤーコプ・グリム
   Wilhelm Grimm ヴィルヘルム・・グリム
美術監督 Production Design by:ダグラス・ロジャース Douglas Rogers
音楽・作曲 Original Music by:アラン・メンケン Alan Menken
作詞 songs: Lyrics by:グレン・スレイター Glenn Slater
編集 Film Editing by:ティム・マーテンズ Tim Mertens
アニメーションスーパーバイザー animation supervisor:グレン・キーン Glen Keane
   クレイ・ケイティス Clay Kaytis

Cast キャスト・出演:
   マンディ・ムーア Mandy Moore ... Rapunzel ラプンツェル (声) 中川翔子
   ザッカリー・リーヴァイ Zachary Levi ... Flynn Rider フリン・ライダー (声) 畠中洋
   ドナ・マーフィ Donna Murphy ... Mother Gothel マダム・ゴーテル (声) 剣幸
   ブラッド・ギャレット Brad Garrett ... Hook Hand Thug フックハンド (声) 岡田誠
   ロン・パールマン Ron Perlman ... Stabbington Brother スタビントン兄弟 (声) 飯島肇
   ジェフリー・タンバー Jeffrey Tambor ... Big Nose Thug ビッグノーズ (声) 石原慎一
   M・C・ゲイニー M.C. Gainey ... Captain of the Guard 警護隊長 (声) 佐山陽規
   ポール・F・トプキンス Paul F. Tompkins ... Short Thug ショーティー (声) 多田野曜平

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■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』のあらすじ
あらすじ

 深い森に囲まれた高い塔の上に暮らすラプンツェル。自由に操れる不思議な長い髪を持つ彼女は、18年間一度も塔の外に出たことがなく、母親以外の人間に会ったこともなかった。

 そんな彼女の楽しみは、自分の誕生になると遠くの空に浮かぶ神秘的な“灯り”を見ること。
 “あの灯りは、私とどんな関係があるのだろう?”成長するにつれ、彼女は灯りへの好奇心を抑えきれなくなっていた。

 そんな時、お尋ね者の大泥棒フリンが追手を逃れて塔に侵入し、ラプンツェルの魔法の髪に捕えられてしまう。
 だが、この偶然の出会いは、ラプンツェルの秘密を解き明かす冒険の始まりだった…。


※以上はEPK(プレス向け資料)のデータを掲載
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ネタバレ注意@映画の森てんこ森
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『塔の上のラプンツェル』の「テキストによる映画の再現」レヴュー
【『塔の上のラプンツェル』ストーリー/あらすじ】
◆ここからは、ストーリーの結末やネタバレが含まれている場合があります。御注意下さい。
Warning! This synopsis may contain spoilers.

 ⇒ネタバレを日本語でちょっとだけ読みたい人はこちらから・・・

【塔の上のラプンツェル 第01段落】 A long, long time ago, a drop of sunlight fell from the sky, and when it touched the Earth, a glowing yellow flower blossomed. The flower was found by a woman named Mother Goethel, who soon learned that when she sang a certain song to the flower, it exuded a power that restored her youth.

【塔の上のラプンツェル 第02段落】 Centuries passed, and a kingdom grew and prospered nearby. After sometime, the King and his Wife were expecting their first child, but as her due date approached, the Queen fell deathly ill. There was an old rumor that a glowing yellow flower created by a drop of sunlight could cure any illness, and so the soldiers of the kingdom searched far and wide, and finally found the flower that Goethel had been hoarding for many years.

【塔の上のラプンツェル 第03段落】 The flower was distilled into an elixir which saved the Queen's life. She soon gave birth to a little girl who, unlike her parents, had beautiful golden hair. Giving her the name Rapunzel, the Royal family held a celebration, in which they sent aloft a glowing paper lantern.

【塔の上のラプンツェル 第04段落】 Mother Goethel, however, had seen the soldiers take the flower and was determined not to loose it's magical powers. She stole into the castle late one night and, upon finding Rapunzel in her crib, recited the song. The girl's hair glowed yellow just like the flower, but when Goethel attempted to clip some hair in hopes to use it to restore her beauty, the clipped hair turned brown. So Goethel kidnapped the young girl and fled with her deep into the forrest.

【塔の上のラプンツェル 第05段落】 Taking her to a secret tower, Mother Goethel raised the girl to think that she was her mother, teaching her the song and relying on her for youthful restoration. As the years went by, Rapunzel was fascinated by a strange grouping of light that took place on the same day as her birthday. Unknown to her, the releasing of lanterns is a tradition of the King and Queen, in hopes their daughter will return to them one day.

【塔の上のラプンツェル 第06段落】 Over the years, Rapunzel grows into a creative young woman, trying to amuse herself in her tower as Mother Goethel comes and goes as she pleases. Rapunzel also befriends a little chameleon named Pascal. Though she claims that she likes staying in her tower, she longs to leave it and see the world, especially the floating lights that occur on her Birthday.

【塔の上のラプンツェル 第07段落】 A few days before her Birthday, Mother Goethel visits her, and Rapunzel gets up the nerve to ask Gothel to take her to see the floating lights. Goethel quells Rapunzel's interest by scaring her into thinking that the world is too dangerous for someone as naive as her, and that people will want to capture her for her magic golden hair. Sadly, Rapunzel promises to not ask to leave the tower again.

【塔の上のラプンツェル 第08段落】 After Mother Goethel leaves, Rapunzel is shocked when a young man makes his way into the tower. After hitting him over the head with a frying pan and hiding him in her closet, Rapunzel now feels that Mother Goethel was wrong, and that if she was able to subdue a person and put him in a closet, maybe she can take care of herself! However, when Mother Goethel returns and tries to broach the subject again (trying to lead up to revealing the young man in her closet), Mother Goethel loudly proclaims that Rapunzel will never leave the tower.

【塔の上のラプンツェル 第09段落】 Quickly, Rapunzel changes the subject, and requests that Mother Goethel get her some seashells to make more white paint with. Mother Goethel is not pleased to make a 3-day journey for this, but does so in hopes that this will turn Rapunzel's mind away from leaving.

【塔の上のラプンツェル 第10段落】 After she is gone, Rapunzel releases the young man, and tying him in a chair with her hair, finds that his name is Flynn Rider. Thinking he's been sent to capture her and her hair, Flynn claims he was just looking for a place to hide, having stolen a tiara from the neighboring kingdom. Rapunzel takes his satchel and the tiara contained within, and makes a deal with Flynn: if he will take her to see the floating lanterns and return her to her tower, she will give him back his satchel and the tiara. Reluctantly, Flynn agrees.

【塔の上のラプンツェル 第11段落】 After making her way out of the tower, Rapunzel struggles with her emotions: excited to see the world for the first time, but also deeply guilty that she has defied her 'Mother.' Flynn offers to return her, but Rapunzel claims she will be alright.

【塔の上のラプンツェル 第12段落】 Hoping to get her to change her mind, Flynn takes her to a place called The Snuggly Duckling, which is overrun with a group of ruffians. However, the ruffians recognize Flynn as a wanted man of the neighboring kingdom, and send one of their associates to alert the Palace Guards. However, Rapunzel pleads with the men to let Flynn go, and how she needs him to fulfill a dream she's had all her life. This melts the hearts of the ruffians, who each reveal dreams of their own.

【塔の上のラプンツェル 第13段落】 However, the Palace Guards soon enter, and Rapunzel and Flynn escape through a secret passageway. This leads them to a quarry, where Flynn is soon cornered by the Palace Guards, a Palace horse named Maximus, and two of Flynn's cohorts who he attempted to flee from with the tiara.

【塔の上のラプンツェル 第14段落】 As Rapunzel and Flynn attempt to escape, Maximus dislodges a piece of wood from a makeshift dam nearby, attempting to use it to walk over a cliff area...only to have the dam break and flood the area. Rapunzel and Flynn make it into a cave, but are soon trapped when rocks cover the entrance, and water from the broken dam begins to fill up the empty space. Feeling that they may soon die, the two then confess a secret to the other: Flynn reveals that his real name is Eugene Fitzherbert, and Rapunzel reveals that her hair glows when she sings. Realizing this can work to their advantage, she quickly sings, and the illumination from her hair allows Flynn to dislodge some of the rocks at the entrace, and the two escape.

【塔の上のラプンツェル 第15段落】 Meanwhile, Mother Gothel has returned from her journey early, and having found Rapunzel gone from the tower, but the satchel and tiara there along with a wanted poster of Flynn, sets out to bring her 'daughter' back. Arming herself with a dagger and trailing the two to the Snuggly Duckling, she soon learns that they have escaped through a tunnel, and manages to find where the tunnel ends. When she gets there, she instead finds Flynn's two cohorts. Hoping to use them to her advantage, she gives them back the satchel and tiara that Flynn had, but claims she knows of something worth much more, and can also help them exact revenge on Flynn Rider.

【塔の上のラプンツェル 第16段落】 As night settles, Flynn and Rapunzel camp for the night, and Rapunzel uses her hair to heal a wound on Flynn's hand from the escape. As they talk, Flynn reveals why he does not go by his given name of Eugene. As an orphan, he was entranced by stories of a thief named Flynn, and the daring to have enough money to go anywhere he wanted intrigued him. Even so, Rapunzel claims that she likes the name Eugene better.

【塔の上のラプンツェル 第17段落】 After Flynn goes off to get some more wood for their fire, Mother Goethel appears to Rapunzel, and intends to take her back to the tower. However, Rapunzel refuses to go. When she claims that she thinks Flynn likes her, Goethel reveals the tiara and satchel, claiming that's all Flynn really cares for. Goethel gives these to Rapunzel and tells her to give them to Flynn to prove her right.

【塔の上のラプンツェル 第18段落】 Fearing that Goethel is telling the truth, Rapunzel hides the items when he returns, and they settle in for the night, with Goethel and Flynn's former cohorts watching from a distance.

【塔の上のラプンツェル 第19段落】 The next day, the horse Maximus finally tracks down Flynn, intending to turn him in. However, Rapunzel convinces Maximus that she needs Flynn to show her the lanterns, and the horse gives in to her 24-hour reprieve. The group then makes their way to the nearby kingdom, where Rapunzel has her hair weaved into an extra-large braid to keep it from getting trampled, and views an intricate tile portrait of the Royal family, including a blonde baby girl.

【塔の上のラプンツェル 第20段落】 As the day wears on, Rapunzel and Flynn grow closer together until it's time for the lantern ceremony. The two take a boat out onto the nearby waters, and are in awe as the lanterns cast a romantic setting upon the water. Rapunzel then reveals the satchel and tiara, but unlike what Goethel told her, Flynn does not seem to care about these. As they watch the lanterns , they then confess their feelings for the other, but before they can kiss, Flynn spots his cohorts on the nearby shore.

【塔の上のラプンツェル 第21段落】 Bringing the boat to shore, Flynn meets his cohorts, and apologizes for his actions, giving them the satchel and the tiara. However, they now claim they don't want it.

【塔の上のラプンツェル 第22段落】 As she waits by the boat, Rapunzel is shocked when the two cohorts approach her, and point out a boat sailing towards the kingdom, with Flynn at the wheel. The two claim he took the crown and left, leaving them to capture Rapunzel and her magical hair. Rapunzel attempts to flee, but is saved when Mother Goethel appears, knocking out the two men. Rapunzel then returns with her Mother, promising never to disobey her again.

【塔の上のラプンツェル 第23段落】 In reality, the two men knocked out Flynn, and lashed him and the tiara to the wheel of the ship. As it arrives at the kingdom's port, Flynn is arrested.

【塔の上のラプンツェル 第24段落】 Back in her tower, Mother Goethel sends Rapunzel to her room, claiming they'll forget everything that happened. However, as she looks around her room and at the sun emblem of the kingdom she obtained while she was there, Rapunzel notices that within a number of her drawings, the same symbol occurs, and she suddenly realizes that she is the missing Princess for whom the lanterns are for!

【塔の上のラプンツェル 第25段落】 Rapunzel goes to Mother Goethel wanting to know the truth. Realizing that she has been lied to all her life, Rapunzel attempts to leave but not before Goethel stops her from going after Flynn, claiming that he has by now been captured by the Palace Guards who most likely will execute him as soon as possible.

【塔の上のラプンツェル 第26段落】 In the kingdom, Flynn is led to the gallows, but stops when he comes across his cohorts, wanting to know what they did to Rapunzel. They claim they were acting under the order of Mother Goethel to get Rapunzel back.

【塔の上のラプンツェル 第27段落】 As Flynn is about to be led into the courtyard gallows, The ruffians from the Snuggly Duckling along with Maximus break Flynn out. Maximus then helps Flynn return to the tower.

【塔の上のラプンツェル 第28段落】 When Rapunzel's hair ascends to the ground, Flynn climbs up it, but is shocked when he sees Rapunzel bound and gagged, and is soon stabbed by Goethel with a dagger. Goethel then leaves Flynn to die, trying to drag Rapunzel out another exit, promising to take her somewhere where noone will find her.

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◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。
 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say !


【塔の上のラプンツェル 第29段落】 As she struggles watching Flynn in pain, Rapunzel promises she will go with Goethel without resistance, if she can use her magic hair to save Flynn.

【塔の上のラプンツェル 第30段落】 Goethel agrees, but chains Flynn to keep him from getting away. Flynn begs Rapunzel not to do this, saying that her promise will never allow her to be free. As she attempts to recite the magic incantation, Flynn gets hold of a broken piece of the nearby vanity mirror, cutting off Rapunzel's long hair, breaking its enchantment.

【塔の上のラプンツェル 第31段落】 This then causes Mother Goethel to age quickly, driving her into a state of shock that causes her to fall out the nearby window. Aging several centuries in a matter of seconds, her cloak then hits the forest floor, and all that remains of the vain woman is a a cloud of dust.

【塔の上のラプンツェル 第32段落】 As Rapunzel watches, Flynn dies in her arms. Her eyes filled with tears, she finishes reciting the incantation, even though her hair has now turned to a more natural brown color. However, as a tear falls on Flynn's face, the last magic of the sunflower restores Flynn to health, and the two lovers unite in a kiss.

【塔の上のラプンツェル 第33段落】 Flynn and Rapunzel then return to the kingdom, where Rapunzel is reunited with her parents. Flynn is welcomed into the family, and after a celebration to mark the return of the Princess (in which we see that the ruffians have also fulfilled their own dreams), it is revealed that eventually, Flynn (aka Eugene) and Rapunzel were married soon after.


出典: IMDb 『TANGLED』 Synopsis by uruseiranma
 http://www.imdb.com/title/tt0398286/

◆『塔の上のラプンツェル』感想

◆『塔の上のラプンツェル』感想#01   本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の原作のストーリーは、本映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』とかなり異なる。原作“ラプンツェル (Rapunzel)”は、グリム兄弟(『 ブラザーズ・グリム (2005) THE BROTHERS GRIMM 』)が童話集から性的な要素を省いた例としてよくあげられるストーリーで知られている。初版“ラプンツェル (Rapunzel)”は、主人公が夜ごと王子を部屋に招き入れて逢瀬を重ね、結果として妊娠。それがばれてしまったため放逐されたプロセスを詳細に書いているが、後の版では逢瀬シーンが最小限に、更にセックスの暗示は全てカットされている。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#02   先ず原作を紹介する前に、グリム兄弟の“ラプンツェル (Rapunzel)”の主人公ラプンツェルの名前の意味は『レタス』のことで、本来はキク科のレタス(ちしゃ)ではなく、オミナエシ科の植物「ノヂシャ」である。妊婦が食べるのによいとされる植物であることを知っておくと、映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の英語タイトルが“TANGLED(タングルド)”で“ラプンツェル (Rapunzel)”でない事が非常に興味深い。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#03   原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじを Wikipedia を引用して箇条書きにする。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(01) あるところに夫婦がいた。長年子供がなかった2人だが、ある時やっと子供を授かる。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(02) 妊娠した妻は隣に住む魔女の庭のラプンツェルを食べたくてたまらなくなる。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(03) 食が細って窶れた妻に「ラプンツェルが食べられなければ死んでしまう」と懇願された夫は、妻と生まれる子のために魔女の敷地に忍び込むとラプンツェルを摘み取りにかかるが、魔女に見つかってしまう。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(04) しかし夫から事情を聞いた魔女は、好きなだけラプンツェルを摘んでもいいが、子供が生まれたら自分に渡せと言う。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(05) やがて妻が生んだ女の子は、即座に魔女に連れて行かれる。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(06)  ラプンツェルと名付けられた娘は、森の中に築かれた入り口のない高い塔に閉じ込められる。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(07) 魔女はラプンツェルの見事な長い金髪をはしご代わりに、窓から出入りしていた。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(08) そんなある日、森の中を歩いていた王子が美しい歌声に引かれ、塔の中に閉じこめられたラプンツェルを発見。魔女と同じ方法を使って塔に登る。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(09) はじめて男性というものを知ったラプンツェルは驚くが、やがて相思相愛となり、魔女に隠れて逢瀬を重ねる。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(10) その結果としてラプンツェルは妊娠する。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(11) 隠れて不道徳を重ねていた事を悟って激怒した魔女はラプンツェルの髪を切り落とし、荒野へと放逐する。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(12) 一方、何も知らずラプンツェルを訪ねてきた王子は待ち受けていた魔女から罵られる中で全ての顛末を知って絶望し、塔から身を投げて失明する。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(13) 7年後、盲目のまま森をさまよっていた王子は、男女の双子と暮らしているラプンツェルとめぐり会う。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(14) うれし泣きするラプンツェルの涙が王子の目に落ち、王子は視力を回復する。

  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”のあらすじ(15) 王子はラプンツェルと子供たちを伴って国に帰り、皆で幸せに暮らす。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#04
  原作“ラプンツェル (Rapunzel)”を読むと、実際のところハッピーエンドという点では、映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』もラプンツェルも結婚して幸せになってハッピーエンドでめでたし、めでたし!であるが、そのストーリー展開・プロセスが全く違う。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#04 
  映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』は、かわいいが驚く程長い金色の魔法の髪の毛を持つ主人公ラプンツェルは、18年間もずっと塔の中で暮らしている。一度も外に出たことがない。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#05  
  ラプンツェルには母親のゴーテルと仲の良い小さなカメレオンのパスカルが彼女を楽しませるが、 ラプンツェルの心の中では塔を出て外の世界を見て、そしてずっと気がかりになっているあの不思議な神秘的な明かり、毎年誕生日の日になると遠く空一面沢山の明かり、が舞うことの秘密を知りたいと物心ついてからずっと思っている。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#06
  誕生日の数日前、母親ゴーテルがやってきた時、ラプンツェルが誕生日の謎の明かりを見に連れて行ってもらうよう頼むが、ゴーテルにはラプンツェルに絶対明かせない秘密<マザー・ゴーテルの秘密>があるので、ラプンツェルを説得する。ラプンツェルはゴーテルに二度と塔から出ることを頼まないよう約束する。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#07  
  そんなところに、お尋ね者の大泥棒フリンが追っ手を逃れて塔に侵入するが、ラプンツェルの魔法の髪に捕えられてしまう。世渡り上手な大泥棒フリンとピュアでナイーブな、文字通り世間知らずなラプンツェルの出会い、アクションと掛け合いが楽しい。人間の複雑な動作や心理を、眉・目・唇の巧みな3Dアニメと声優の声で表現していて見入ってしまう。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#08
  このフリンとの偶然の出会いは、ラプンツェルの秘密を解き明かす冒険の始まりである。塔の外の行く先々で、今まで全く知らなかった世界で、主人公ラプンツェルが出会う、生きることの喜びや悲しみ、そして初めての感じる恋ごころ。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#09
 個性的なキャラクターの登場が、3Dアニメ映画『塔の上のラプンツェル』の興味と楽しさと観てよかったという満足感が快い余韻をのこす。以下に、Wikipedia を引用してキャラクターを紹介する。
 【ラプンツェル】
 長く美しい金髪を自在に操る、心優しい18歳の少女。ずっと塔の中で暮らしてきたために外の世界を知らず、非常に好奇心旺盛。不思議な灯りの正体を確かめるのが夢で、フリンと出会ったのをきっかけに、初めて塔の外へと踏み出す。彼女の髪には<ある秘密>があるようだが…
 【フリン・ライダー】
 自信家でナルシストの美青年。指名手配もされている、王国で一番の泥棒。追っ手を逃れて侵入した塔でラプンツェルと出会い、灯りの謎を解くための旅に出ることになる。数々のトラブルを切り抜けてきたが、世間知らずのラプンツェルには振り回されるばかり。
 【マダム・ゴーテル】
 ラプンツェルの育ての親。隠し事をしているかのように、ラプンツェルに塔から出ることを禁じている。
 【パスカル】
 ラプンツェルと暮らす小さなカメレオン。親友ラプンツェルと共に塔の外へ冒険に出る。
 【マキシマス】
 危険知らずで仕事熱心な、警護隊長の馬。乗り手がいなくなっても、お尋ね者フリンの追跡に執念を燃やす。
 【酒場の荒くれ者たち】
 街外れの酒場を根城にしている。強面の荒くれ者ぞろいだが、皆が純粋な夢を抱いている。

◆『塔の上のラプンツェル』感想#10
 ラプンツェルがフライパンを持ってフリンと向かい合うシーンは非常にかわいい。そして行く先々の冒険で激しく動くアニメーションの出来には目を見張る。
 ラプンツェルの綺麗な金色の魔法の髪の毛が繊細で光沢もあって生き生きしていて、とりわけ主人公ラプンツェルの声優マンディ・ムーア (Mandy Moore)の演技がとってもよくて、これぞ3Dアニメの傑作なのでは!と思うほどの完成度の高さである。

 新学期、入社式、新婚、新規採用、リセット人生、どんなシチュエーションでも新たな一歩にはトラブルが待ち構えているのは当たり前、でもラプンツェルに自分を重ねあわせて、踏み出したことのない新たな世界で懸命に頑張って幸せを掴み取る、そんなかわいい夢見る少女であり続けたいな、永遠に!って思う。

 え?もう「夢見る少女」に戻れないってかッ!
 キタ━(゚∀゚)━ッ!!!!! つっこみキビシィでアンタっ!(≧ω≦)


 ・・・気持ちだけ、気持ちだけでも・・・ネ☆-(^.^*

以上。

参考資料:IMDb
       Wikipedia
       allcinema ONLINE
       Nostalgia.com
       CinemaClock.com
       「塔の上のラプンツェル」日本語版・英語版オフィシャルサイト
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■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』Wikipedia情報
塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED
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『塔の上のラプンツェル』ウィキペディア(Wikipedia)英語English
『塔の上のラプンツェル』ウィキペディア(Wikipedia)フランス語Francais
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★映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』データ箱01
【気になる女優】
マンディ・ムーア Mandy Moore by IMDb@映画の森てんこ森

 幸田幸が映画の森てんこ森で取り上げたマンディ・ムーア(Mandy Moore)のタイトルは、
塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED
レーシング・ストライプス (2005) RACING STRIPES
ラブ・スクール (2003) HOW TO DEAL
ウォーク・トゥ・リメンバー (2002) A WALK TO REMEMBER
です。
※以下のリンクは<allcinema>引用です。
グレイズ・アナトミー6 (2009〜2010)<TV> ?
ママと恋に落ちるまで (シーズン3) 
(2007〜2008)<TV>
?
恋とスフレと娘とわたし (2007) ミリー
ライセンス・トゥ・ウェディング (2007) サディー・ジョーンズ
サウスランド・テイルズ (2007)<未> ?
アメリカン・ドリームズ (2006)<未> サリー・ケンドゥー
アントラージュ★オレたちのハリウッド
 (シーズン2)
 (2005)<TV>
?
チェイシング・リバティ (2004)<未> アナ・フォスター
セイブド! (2004)<未> ヒラリー・フェイ
ターザン&ジェーン (2003)<OV> アニメ ?
17歳 〜体験白書〜 (2002)<未> リサ
プリティ・プリンセス (2001) ラナ・トーマス

★映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』データ箱02
【気になる作曲家さん】
アラン・メンケン Alan Menken by IMDb@映画の森てんこ森

 アラン・メンケンが音楽部門を担当している映画タイトルは、IMDbで調べると2011年2月24日現在で19本ある。サウンドトラックは54タイトル、作曲は25タイトルある。
 幸田幸が映画の森てんこ森で取り上げたアラン・メンケンの映画タイトルは、
塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED
ホーム・オン・ザ・レンジ/にぎやか農場を救え! (2004) HOME ON THE RANGE
NOEL ノエル (2004) NOEL
リトル・マーメイド/人魚姫 (1989) THE LITTLE MERMAID
美女と野獣 (1991) BEAUTY AND THE BEAST
アラジン (1992) ALADDIN
です。
 以下のリンクは<allcinema>引用です。
美女と野獣 ディズニーデジタル3D (2010) アニメ映画
塔の上のラプンツェル (2010) アニメ映画
魔法にかけられて (2007)
シャギー・ドッグ (2006)
ホーム・オン・ザ・レンジ/にぎやか農場を救え! (2004)<未> アニメ映画
NOEL ノエル (2004)
クリスマスキャロル (2004)<TVM>
美女と野獣/ラージ・スクリーン・フォーマット版 (2002)<I-MAX> アニメ映画
ヘラクレス (1997) アニメ映画
ノートルダムの鐘 (1996) アニメ映画
ポカホンタス (1995) アニメ映画
ライフ with マイキー (1993)
アラジン (1992) アニメ映画
ニュージーズ (1992)<未>
美女と野獣 (1991) アニメ映画
リトル・マーメイド/人魚姫 (1989) アニメ映画
リトルショップ・オブ・ホラーズ (1986)

■映画『 塔の上のラプンツェル (2010) TANGLED 』の更新記録
◆ファイル作成とアップ:2011/02/23(木)
◆俳優リンク追記と翻訳と修正:2011/02/24(金)
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