ヘラクレスのネタバレ@映画の森てんこ森

【恭子の動画映像ブログ】 2014年10月24日(金)公開予定
最新映画のネタバレ/あらすじ・ストーリー・結末のネタバレ・完全ネタバレ
※この欄のイラストは「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用許諾を得ています。(c)映画の森てんこ森/F・恭子
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映画『 ヘラクレス 』の解説
※クリックでYouTube『ヘラクレス (2013) HERCULES』予告編へ
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Trailer Courtesy of Paramount Pictures International

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ヘラクレス/映画『 ヘラクレス HERCULES 』あらすじ・ストーリーのネタバレ/結末まで完全ネタバレ

by ネタバレンタイン犬@映画の森てんこ森 ヘラクレスのネタバレ
ヘラクレスのネタバレ
 今日のタイトルは「ヘラクレスのネタバレ」です。
 そしてYouTube動画映像版は映画『ヘラクレス』の予告編です。
 映画『 ヘラクレス (2014) HERCULES 』の映画解説はこちらから。
 このページは、幸田幸@映画の森てんこ森が、日本公開前の映画を海外の劇場やDVDで鑑賞して作文したり、『 ヘラクレス (2014) HERCULES 』のWikipedia英語版プロットや、海外映画情報(あらすじ・ストーリー・ネタバレ等)を大雑把に日本語訳して編集、纏めたものです。

映画『ヘラクレス』の劇場公開
 2014年10月24日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開!!
 ※日本配給情報: 劇場公開(パラマウント)


ネタバレご注意:あらすじ・ストーリー・結末まで、ネタバレ満開ですので、映画『 ヘラクレス (2014) HERCULES 』をまだご覧になっていない方はネタバレにご注意ください。
 Warning!The items below here contain information that may give away important plot points. You may not want to read any further if you've not already seen this title.

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第01段落】
 映画『 ヘラクレス (2014) HERCULES 』はギリシア神話の半神半人の英雄、ギリシア神話最大最強の存在“ヘラクレス”の伝説をダイナミックに描く超大作。ヘラクレスはあのマッチョマン、ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンのはまり役!

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第02段落】
 『ヘラクレス』の米国TV版『 YOUNG HERCULES (1998-1999) 』では若きライアン・ゴズリング(『 L.A. ギャング ストーリー (2012) GANGSTER SQUAD 』等)が主役のヘラクレスを演じていた。英語発音は「ハーキュリーズ」的。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第03段落】
 父親は、全知全能の主神ゼウス(『 タイタンの戦い (2010) CLASH OF THE TITANS 』『 タイタンの逆襲 (2012) WRATH OF THE TITANS 』参照)で、『タイタンの戦い』登場のペルセウスの孫で人間のアルクメーネー(カロリーナ・シムチャク)に子を孕ませた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第04段落】
 映画『ヘラクレス』は嵐の夜から始まる。神ゼウスと人間女性アルクメーネーの子が生まれ、母はギリシア神話最高位の女神ヘラに因んで“ヘラクレス”と名づけた。「ヘラの栄光」という意味だが、ゼウスに騙されて妊娠させられた怒りを自ら宥めようとつけたのだ。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第05段落】
 それに侮辱を覚えたヘラ(『 トロイ (2004) TROY 』参照)はその赤ん坊(子役エイデン・G・ライト)の殺害を企てる。女神ヘラの彫像の目から二匹の蛇を放って赤ん坊を狙う。しかし、何と赤子ヘラクレスは素手で蛇の首を握りつぶしてしまうのだ。神の力の怪力。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第06段落】
 成長し、ヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン或いはドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソン:『 ワイルド・スピード EURO MISSION (2013) FAST & FURIOUS 6 』等)は、戦車の扱い、レスリング、弓術、武器扱い、竪琴扱い、武術を学び、まさに最強の英雄となる。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第07段落】
 ヘラクレスはテーバイ王妃(『 300 <スリーハンドレッド> 〜帝国の進撃〜 (2014) 300: RISE OF AN EMPIRE 』参照)の弟クレオーン王の娘メガラー(イリーナ・シェイク)と結婚して三人の子(オリヴァー・ドハティ、トム・ドハティ、パンカ・コヴァーチ)をもうけた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第08段落】
 けれども、ヘラがヘラクレスに狂気を吹き込んだため、ヘラクレスは子供を殺してしまう。妻も自殺してしまった。ヘラクレスは罪を償い救いを求めるために神託にすがる。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第09段落】
 アテネのエウリュステウス王(ジョセフ・ファインズ:『 グレート・レイド 史上最大の作戦 (2005) THE GREAT RAID 』等)はそんなヘラクレスに“12の功業”(12の試練、12の難行)に挑戦させる。苦難の道で、これが凄い伝説だ。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第10段落】
 “12の試練”の最初の難行は「ネメアーの獅子」或いは「キタイローン山のライオン」だ。どんな刃物をも貫通させない皮を持つ巨大で獰猛なライオンを、棍棒で殴って絞め殺した。後の「獅子座(しし座)」。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第11段落】
 それ以来、ヘラクレスはその倒したライオンの頭と皮を兜・鎧として身につけて戦う。ヘラクレスの象徴は弓矢・棍棒・獅子の毛皮だそうだから。英雄の象徴としてデイヴィー・クロケットは仕留めた熊の爪を吊り、『 サラマンダー (2002) REIGN OF FIRE 』ではドラゴンの牙を吊るように。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第12段落】
 第二は、「レルネーのヒュドラー」。九〜百もの頭を持つ水蛇退治には、甥イオラオス(リース・リッチー)も助っ人したので、これは12の功業に数えられず一つ増やされた。後の「海蛇座」。この戦いにヘラは巨大な化け蟹も送ったが、これもやっつける。後の「蟹座(かに座)」。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第13段落】
 なお、甥イオラオスとは、ヘラクレスとほぼ同時の受胎だった双子のきょうだいイーピクレースの息子。ゼウスはアルクメーネーに言い寄っても受け入れられないため、婚約者に化けてアルクメーネーを孕ませたのだ。翌日、本物の婚約者アムピトリュオーンとの間に宿ったのがイーピクレース。その息子、つまりヘラクレスの甥がイオラオスであり、ヘラクレス伝説の語り部を務める。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第14段落】
 第三は、「ケリュネイアの鹿」。五頭兄弟のケリュネイアの鹿は、四頭は既に女神アルテミスの戦車を引いているが、もう一頭だけは脚の速さから捕まらない。傷つけはご法度で生け捕りの条件があり、一年間かかって捕らえることに成功、アルテミスに献上した。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第15段落】
 第四は、「エリュマントスの猪」。人喰いの怪物、大猪を生け捕りにした際、ヘラクレスは武術の師匠ケイローンにヒュドラーから採った毒矢を誤放してしまい、ケイローンは不死のため苦しみ、プロメテウスに不死性を譲って死を選んだ。後の「射手座(いて座)」

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第16段落】
 第五は、「アウゲイアースの家畜小屋」。30年間掃除していないアウゲイアース王の牛小屋を、一日で掃除したら牛数の十分の一をもらう約束を取り付けた。川二つの流れを強引に変えてヘラクレスは汚物一掃に成功。しかし王は罪滅ぼしに報酬を望んだとして12の功業に数えず、一つ増やされ、しかも約束は破られた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第17段落】
 第六は、「ステュムパーリデスの鳥」。翼、爪、口ばしが青銅でできたステュムパーリデスの鳥を、鳴子で驚かして飛び立ったところを、ヘラクレスはヒュドラーの毒矢で射落とすか、襲い掛かってきたところを絞め殺した。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第18段落】
 第七は、「クレーテーの牡牛(クレータの牡牛)」。海神ポセイドン(『 ポセイドン (2006) POSEIDON 』参照)が「いずれ生け贄として海中に献上しろ」とクレーテー王ミノスに約束させて渡した神秘的な牡牛で、ミノス王はあまりの美しさに目が眩んで別の牛を生け贄に渡したという因縁の牛。ヘラクレスはミノス王を罰する為、生け捕りにして連れ帰った。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第19段落】
 第八は、「ディオメーデースの人喰い馬」。トラキア王ディオメーデースが飼っていた、旅人を食べ、巨大で獰猛な四頭の馬。ヘラクレスはディオメーデース王を逆に馬に食わせて、生け捕りにして奪い取った。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第20段落】
 第九は、「アマゾーンの女王の腰帯」。アマゾーンとの戦いになると考えたヘラクレスは敵地に乗り込んだが、アマゾーン女王ヒッポリュテーは強靭な肉体のヘラクレス一行を見て、「自分達との間に丈夫な子を作るなら」と腰帯を渡す約束をした。そこをヘラが嘘で女王を操ったため女王が攻撃してきたので、ヘラクレスは女王を殺害して腰帯を持ち帰った。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第21段落】
 第十は、「ゲーリュオーンの牛」。大洋のかなたにあるエリュテイアの島でゲーリュオーンは紅い牛の群れを飼っていた。双頭の犬オルトロスが牛を守っており、ヘラクレスはライオンの皮一枚を身に纏い、棍棒や弓矢を駆使して牛の群れを奪う。ジブラルタル海峡の両岸に残したのが「ヘラクレスの柱」。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第22段落】
 第11は、「ヘスペリデスの黄金の林檎」。ヘスペリデスの園には不死を得られる黄金の林檎の林があった。黄金の林檎は百頭の竜ラードーンが見張っていたが、ヘラクレスはやっつけて黄金の林檎を持って帰った。後の「竜座(りゅう座)」。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第23段落】
 第11は、「地獄の番犬ケルベロス」。上記「ゲーリュオーンの牛」を守る双頭の犬オルトロスの兄貴分がケルベロス。三つ頭を持つ犬の化け物。冥界の神ハデスの傷つけたり殺したりしないという条件で、ヘラクレスはケルベロスを生け捕り。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第24段落】
 第12は、「ヘラクレスの柱(ヘーラクレースの柱)」。上記「ゲーリュオーンの牛」を奪いに行く際、巨大な山脈が邪魔だったので、ヘラクレスは棍棒で山脈をぶん殴り、山脈を真っ二つに砕いた。山脈の下の大地も吹き飛んだ。こうして大西洋と地中海はジブラルタル海峡で繋がり、分かれた二つの山脈を纏めて「ヘラクレスの柱」と呼ぶようになった。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第25段落】
 「ヘラクレスの12の功業」を成し遂げて魔物や邪悪を倒したヘラクレスは今、傭兵グループのリーダーだ。傭兵仲間の預言者アムピアラオス(イアン・マクシェーン:『 スノーホワイト (2012) SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN 』等)は槍の名手。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第26段落】
 アウトリュコス(ルーファス・シーウェル:『 リンカーン/秘密の書 (2012) ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER 』等)はヘラクレスの抱える戦略家であり短剣の名手だ。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第27段落】
 ヘラクレスに忠実で、野性的な戦士テュデウス(アクセル・へニー)は言葉を発しない。アクセル・へニーはノルウェー俳優だから丁度いいかも。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第28段落】
 アマゾーンの女戦士アタランテ(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)は弓矢を得意とする傭兵仲間。イングリッド・ボルゾ・ベルダルはノルウェーの美女。この映画『ヘラクレス』には、米国、イギリスを始めノルウェー、スウェーデン、ロシア等、異国からの俳優女優が競演している。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第29段落】
 それに、語り部でもある上記の甥イオラオス(リース・リッチー)、という五人の仲間を引き連れてヘラクレスは放浪している。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第30段落】
 ゼウスとの半神半人“デミゴッド”(『 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 (2013) PERCY JACKSON: SEA OF MONSTERS 』参照)という存在であり、12の功業を遂行した怪力ヘラクレスである。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第31段落】
 だが、アテネのエウリュステウス王のもとへ行く途上、女神ヘラに狂気にされて妻子を失ったわけだ。だからそれ以来ゼウスのことは拒否し、神の不死性でなくて人間としての一生を選んだのである。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第32段落】
 ある日、傭兵仲間で甥のイオラオスはマケドニア(ポンペイ遺跡 参照)に侵略した海賊(マーク・フェランら:『 推理作家ポー 最期の5日間 (2012) THE RAVEN 』等)に囚われた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第33段落】
 イオラオスがヘラクレスの偉業を語っても海賊は全然本気にしないで、イオラオスは杭に吊るされ、焼かれようとしている。しかし、海賊の背後には、そのヘラクレスが。刃物でなく棍棒で殴り殺したあの巨大なネメアーのライオンの皮を被ったヘラクレスだ。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第34段落】
 ヘラクレスはアムピアラオス、アウトリュコス、テュデウス、アタランテと共に突入し、危機一髪の甥イオラオスを救って、海賊一味を一網打尽にして去った。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第35段落】
 ある日、ヘラクレス一行にユージニア(レベッカ・ファーガソン)という女性が近付き、父親でトラキアのコテュス王(ジョン・ハート:『 スノーピアサー (2013) 雪国列車 (原題) / SNOWPIERCER (英題) 』等)が敵から王国を奪われるのを護って欲しいと請う。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第36段落】
 成功すれば、各自の体重分の黄金を報酬としてくれるというので、トラキアへ向かう。到着すると、王の娘ユージニアの息子アリウス(アイザック・アンドリュース)が“12の功業”を達成した伝説のヒーロー、ヘラクレスを見に飛んできた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第37段落】
 シタクレス将軍(ピーター・ミュラン:『 サンシャイン/歌声が響く街 (2013) SUNSHINE ON LEITH 』等)はコテュス王まで案内しながら、王族とは親しかったことがあるか等を尋ねる。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第38段落】
 ヘラクレスは三年前のことを思い出した。「レルネーのヒュドラー」の首をエウリュステウス王に持って帰ったことを。それに、妻メガラーと三人の子供達の幻影が現れて悲鳴を上げ、血飛沫が上がる。ヘラクレスは居たたまれない。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第39段落】
 コテュス王と謁見すると、敵はレーソス(トビアス・サンテルマン)という邪悪な戦士が率いる軍団。兵士たちは、コテュス王の軍勢を徹底的に打破したケンタウルス<半人半馬の怪物>(セザール賞ケンタウルス像 参照)だそうなのだ。それをやっつけろと。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第40段落】
 ヘラクレスは早速、コテュス王の兵士たちを特訓し始める。先ず盾で身を護ることから教え始めるが、ヘラクレスの連れの戦士テュデウスが突進すればすぐへこたれる有様だ。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第41段落】
 夜、アリウス少年は唸り声が聞こえて、暗闇にテュデウスが見えて逃げてきた。そんなテュデウスのことを、ヘラクレスは少年にこう話して聞かせる。戦争で家族を亡くした後、子供だったテュデウスをテーベで見つけた。それ以来、テュデウスは言葉を発しないのだ、と。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第42段落】
 アリウスの母親ユージニアは病人や負傷者の介抱をしている。ヘラクレスは少年をユージニアのもとへ連れ戻す。そして、ネメアーのライオンの牙を少年にご褒美として上げると、少年は大喜びする。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第43段落】
 その地方の野蛮人ベッシ(リーダー/イーアン・ワイト:『 プロメテウス (2012) PROMETHEUS 』等)の中心地で、ヘラクレス達は力試しをしてみる。ヘラクレスは甥イオラオスには参戦するのを止めさせる。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第44段落】
 死体の山、肉片の散る残虐な戦場は凄まじい。ヘラクレスが訓練し率いるトラキア軍は善戦する。甥イオラオスとコテュス王はコテュス王の護衛(マット・デヴェーレ:『 アドルフの画集 (2002) MAX 』等)に護らせて残した。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第45段落】
 ヘラクレスの負傷は、不死でなく人間だと悟られないように、出血を甥イオラオスが手当てして隠した。ユージニアはトラキアでヘラクレスの傷を介抱し、家族のことを訊くので、ヘラクレスは彼女を避けてその話をかわす。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第46段落】
 その夜、ヘラクレスは悲鳴が聞こえて、亡き妻子などの無数の死体の幻覚を見る。そして冥界の神ハデスの三つ頭の犬の化け物ケルベロスと対峙する。幻覚なのだが、そんなヘラクレスをテュデウスが正常に戻しに来てくれた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第47段落】
 ユージニアはヘラクレスの家族に起きたことを知りたくて、イオラオスに訊く。女神ヘラがヘラクレスを狂気にして悲劇を起こした旨を説明するが、ユージニアはそれは神話だと簡単に片づける。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第48段落】
 さて、いよいよアスティクス山へトラキアの兵士達を進軍させるヘラクレス。レーソス率いるケンタウルス<半人半馬の怪物軍団>が遠くで待ち構える。しかし、ケンタウルスでなはくて、単に馬に跨る人間だった。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第49段落】
 レーソス率いる軍はヘラクレス達に及ばない。遂にレーソスは馬でヘラクレスに突進してくるが、ヘラクレスは馬をひねり潰し、馬ともどもレーソスを弾き飛ばした。そしてトラキアへ捕虜として連れ帰る。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第50段落】
 トラキアでは、勝利の饗宴が催され(客/ベンジャミン・ブランケンシップ:『 マン・オブ・スティール (2013) MAN OF STEEL 』等)、レーソスは痛めつけられ、ゴミを投げられるという屈辱を与えられる。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第51段落】
 そんなレーソスを、コテュス王の娘ユージニアは憐れんでいるようなので訊くと、こういう事実が明らかになった。王国中で権力と支配を手に入れるため一連の戦いを計画指示したのは、何とトラキアのコテュス王の方だったのだ。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第52段落】
 コテュス王が王国領土の拡大のため侵略しようとすることへ、レーソスは報復しているにすぎないということ。ユージニアは親のやり方が厭でも、王位継承者である息子アリウスに無事でいてくれさえいたらと思っている。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第53段落】
 ユージニアはヘラクレスに息子アリウスを連れて行ってくれと頼むが、ヘラクレスは断る。そしてコテュス王に談判に行った。しかし王は良心の呵責を見せないばかりか、ヘラクレスに軍隊での高い地位を与えようと言う。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第54段落】
 ヘラクレスは勿論、拒絶した。傭兵グループはそれぞれ約束の報酬の黄金を受け取る。ヘラクレスはここに残ってトラキア事情の助けをしようと思う。アウトリュコスは去る。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第55段落】
 女戦士アタランテ、預言者アムピアラオス、言葉を発しない戦士テュデウスは残ってヘラクレスを助けることにした。しかし、ヘラクレス一行も、ユージニアもアリウスも、シタクレス将軍に捕らわれてしまう。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第56段落】
 地下牢に鎖で繋がれたヘラクレスのもとへ、頭三つで尾が蛇の地獄の番犬ケルベロスが放たれた。しかしそれは三頭の凶暴な狼にすぎなかった(オオカミ使い/ピーター・イヴァーニ:『 もうひとりのシェイクスピア (2011) ANONYMOUS 』等)。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第57段落】
 そこへエウリュステウス王が入ってくる。エウリュステウス王は実はコテュス王とグルだった。それより驚愕するのは、ヘラクレスが“子供を殺した”時の真実。本当はエウリュステウス王が殺したのであった。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第58段落】
 あの夜、エウリュステウス王はヘラクレスを薬漬けにして、三頭の狼に子供三人を襲わせて殺したのだった。人民の人気がエウリュステウス王よりもヘラクレスの方が勝っていて、ヘラクレスを脅威と見なしたから。ケルベロスの幻覚にずっと付きまとわれていたのはこのせいだった。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第59段落】
 この地下牢で、更にひどいことが行なわれようとしている。コテュス王の娘なのに、裏切りの廉でユージニアを処刑しようとするのだ(死刑執行人/ロバート・マイエ:『 インモータルズ -神々の戦い- (2011) IMMORTALS 』等)。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第60段落】
 他の独房に入れられたアムピアラオスはヘラクレスに呼びかけ、喚起させる。我に返ったヘラクレスは、「俺はヘラクレスだぁ〜」と雄叫びを上げて鎖を切り、処刑人からユージニアを逃げさせる。ユージニアは他の囚人を逃がす。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第61段落】
 ヘラクレスは狼を素手でやっつけた。一頭は壁に投げつけ、もう一頭は顎をかち割り、三頭目はネメアーのライオンの牙で。この牙は、アリウス少年がもらっていたが、捕らえられている間にヘラクレスに返しておいたもの。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第62段落】
 ヘラクレスらはレーソスも解放し、トラキア軍と戦う。ヘラクレスの傭兵仲間の預言者アムピアラオスは、敵の槍を受けて命を落とす。ヘラクレスはその槍を抜いて即座に仇討ちした。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第63段落】
 エウリュステウス王は、誘ったのはコテュス王だと言って許しを請い逃げようとするので、ヘラクレスは王自身の短剣を抜いて、それで刺し殺す。この後シタクレス将軍も襲ってくるが、ヘラクレスの甥イオラオスが戦いに加わり、刺殺する。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第64段落】
 宮殿の外で決戦が始まった。コテュス王はトラキアの兵士達を従えて応戦。孫のアリウス少年を人質にしている。ヘラクレスが降参しなければ殺すぞという時、一度は去っていったあの短剣の名手アウトリュコスが戻って、ナイフを投げてアリウスを救う。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第65段落】
 アリウスは無事に母ユージニアと合流できた。忠実で言葉を発しない戦士テュデウスは矢で射られても戦い続け、大勢のトラキア兵を倒して、最期にヘラクレスの名を小さく発して息絶えた。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第66段落】
 それでも屈せず悪あがきするコテュス王に、ヘラクレスは怪力でヘラ像を基盤から壊してコテュス王の軍勢に投げつける。壊れた彫像は敵兵たちを押しつぶし、遂にはコテュス王を崖から墜落死させる。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第67段落】
 ようやく戦いは終わり、生き残った者はヘラクレスを崇める。邪悪なコテュス王亡き後、孫でお世継ぎのアリウスが王座に就き、母ユージニアが傍らで控える。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第68段落】
 ヘラクレス一行はトラキアに別れを告げて、次の傭兵先を見つけに冒険を続けていくのであった。死んだ預言者アムピアラオスが最期の台詞を述べる役目。

【ヘラクレス/あらすじ結末までネタバレ満開 第69段落】
 神話よりもヘラクレスの話の方が好きだ、英雄になるにはデミゴッドである必要はない、英雄になれるのだとただ信じればいいのだ、と。

以上。
※<ヘラクレス>のテキストは、<『HERCULES』-Wikipedia英語版、『HERCULES』-IMDb、『HERCULES』関連サイト英語版の翻訳、映画『ヘラクレス』-Wikipedia、『ヘラクレス』EPK、公式サイト・関連サイト等を引用。
※本ファイル<ヘラクレス>には間違いがある場合がありますので、お読みになる方は、どうかご了承くださいませ。

テキスト:幸田幸


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